JP2015079711A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】組立作業の簡素化と部品点数の削減を図る。【解決手段】取付具6は、固定片60と弾性片61とを有する。固定片60は、長手方向の一端側が弾性片61と反対側に折り曲げられている。折り曲げられた部分(折り曲げ部600)に、一対の突起(第1引掛部601)が切り起こされている。第1引掛部601は、弾性片61に近い側の端部が折り曲げ部600から離れる向き(上向き)に起立している。第1引掛部601が側片11における貫通孔1101の周辺の部位に引っ掛かることにより、固定片60が側片11に固定される。本実施形態の照明器具は、従来例のように固定片60を側片11にねじ止めする必要が無いので、組立作業の簡素化と部品点数の削減を図ることができる。【選択図】 図1
Description
本発明は、天井に埋込配設される照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の埋め込み形照明器具を例示する。特許文献1記載の従来例は、下端に円環状の鍔部を有する円筒形の下部枠と、上片の両端から一対の側片が垂下する上部枠とで構成される本体部と、一端が本体部にねじ止めされる一対の弾性片とを備える。また、上部枠の上片にランプソケットが取り付けられる。
この従来例は、各弾性片の先端を上部枠に引っ掛けた状態で、天井に設けられる埋込孔に本体部が挿入され、その挿入途中で各弾性片の先端が上部枠から外れる。その結果、各弾性片が天井板を下向きに押して鍔部との間で天井板を挟むように支持するので、本体部が埋込孔に埋め込まれた状態で天井板に固定される。
しかしながら、特許文献1記載の従来例では、一対の弾性片が本体部にねじ止めされているため、本体部に弾性片を取り付けるための作業に手間がかかるという問題があった。さらに、取付用のねじが必要となるために製造コストが上昇するという問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、組立作業の簡素化と部品点数の削減を図ることを目的とする。
本発明の照明器具は、光源を支持する器具本体と、天井板に設けられる埋込孔に埋め込まれた状態で前記器具本体を前記天井板に取り付ける取付具とを備え、前記取付具は、前記器具本体に固定される固定片と、前記固定片との連結部位を支点として前記器具本体に近付く向きに撓む弾性片とを有し、前記固定片は、前記器具本体に引っ掛けられる引掛部を有することを特徴とする。
この照明器具において、前記器具本体は、前記引掛部が挿通される貫通孔を有し、前記引掛部は、前記器具本体における前記貫通孔の周辺の部位に引っ掛けられることが好ましい。
この照明器具において、前記引掛部は、第1引掛部と第2引掛部とを有しており、前記第1引掛部及び前記第2引掛部は、それぞれ前記固定片の一部が切り起こされて形成されていることが好ましい。
この照明器具において、前記第1引掛部は、その一部が前記貫通孔の周辺の部位に対して圧接して引っ掛けられることが好ましい。
本発明の照明器具は、取付具の固定片が、器具本体に引っ掛けられる引掛部を有しているので、従来例のように固定片を器具本体にねじ止めする必要が無く、その結果、組立作業の簡素化と部品点数の削減を図ることができるという効果がある。
本発明に係る照明器具の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の照明器具は、天井板に設けられる埋込孔に埋め込まれる埋め込み形照明器具であって、図2に示すように器具本体1、ランプソケット2、反射板3、固定板4、端子台5、取付具6などを備える。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図2において前後左右上下の各方向を規定する。
器具本体1は、天板10と、一対の側板11と、下枠12とで構成される。天板10は、中央部が幅広となった長方形状の金属板で構成されている。天板10は、長手方向(左右方向)に沿った側端が上向きに曲げ起こされることで曲げ強度が向上されている。また、図示は省略しているが、天板10の中央部には円形の孔が貫通している。
下枠12は、金属材料により、中央に円形の窓孔(図示せず)が開口した円板状に形成されている。また、下枠12は、窓孔の周縁から上向きに立ち上がる円筒形の周壁120を有している。
側板11は、図3に示すように長手方向(上下方向)に沿った側端が左右方向に曲げ起こされた主片110と、主片110の上端から曲げ起こされた連結片111とが金属板によって一体に形成されている。主片110は、長手方向の中央よりもやや下寄りの位置に矩形の孔1100が開口している。また、主片110は、孔1100の下に、上下方向の幅寸法が前後方向の幅寸法よりも十分に小さい矩形の貫通孔1101が貫通している。さらに、主片110は、貫通孔1101の下に円形の挿通孔1102が貫通している。なお、主片110は、下端部に凹部1103が形成されている。
これら一対の側板11は、連結片111が天板10の端部にかしめ固定されることで天板10と連結される。さらに、これら一対の側板11は、凹部1103が周壁120にかしめ固定されることで下枠12と連結される(図2参照)。
ランプソケット2は、差込口(図示せず)を有する有底円筒形状に形成され、差込口の奥の内周面に受け金(図示せず)が設けられている。このランプソケット2は、電球形の光源(白熱電球や電球形の蛍光ランプ、あるいは電球形のLEDランプ)の口金が着脱自在に受け金に装着されるように構成される。ただし、このようなランプソケット2は従来周知であるから詳細な構成の図示及び説明は省略する。
固定板4は、固定片40と、一対の脚片41と、一対の突片42と有する。固定片40の両端から一対の脚片41が曲げ起こされ、さらに、各脚片41の先端(下端)からそれぞれ突片42が曲げ起こされている。そして、固定板4は、図2に示すように一対の突片42が天板10の中央部にねじ止めされることで器具本体1に取り付けられる。
固定片40にランプソケット2がねじ止めされ、一方の脚片41に端子台5が固定される。また、ランプソケット2の先端(下端)は、天板10中央の孔に挿通される。なお、端子台5とランプソケット2は図示しない電線によって電気的に接続される。つまり、電球形の蛍光ランプやLEDランプは点灯回路を内蔵しているので、外部電源(例えば、商用の交流電源)から端子台5及びランプソケット2を経由して給電されることによって点灯する。
反射板3は、取付部30と反射部31が金属材料によって一体に形成されている。取付部30は、中央に孔が貫通した円筒形に形成されている。また、反射部31は、回転楕円体を長軸に垂直な面で半分に切断したような形状に形成され、径の小さい上端が取付部30と結合し、下端が開放されている。さらに、反射部31は、その内周面が鏡面となっているので、光源から放射される光を反射して配光を制御することができる。この反射板3は、反射部31の内底面側から取付部30が天板10にねじ止めされることで器具本体1に取り付けられる。このとき、反射板3の下端(反射部31の下端)が下枠12の周壁120の内側に挿入され、光源の発する光が直接又は反射部31で反射された後に下枠12の窓孔を通して下方へ放射される。
取付具6は、図4に示すように帯状の金属板を曲げ加工することにより、固定片60と弾性片61とが一体に形成されている。
固定片60は、長手方向(上下方向)の一端側が弾性片61と反対側に折り曲げられている。そして、折り曲げられた部分(折り曲げ部600)に、一対の突起(第1引掛部601)が切り起こされている。また、固定片60は、長手方向のほぼ中央に、第2引掛部602が切り起こされている。このように第1引掛部601および第2引掛部602は、それぞれが固定片60の一部を切り起こして形成されているので、別部材として固定片60に取り付ける場合に比して、簡単な構成でかつ安価に引掛部を形成することができる。
第1引掛部601は、弾性片61に近い側の端部が折り曲げ部600から離れる向き(上向き)に起立している。一方、第2引掛部602は、第1引掛部601から遠い側の端部が弾性片61から離れる向きに起立している。
弾性片61は、下端が固定片60の下端に連結された第1弾性片610と、第1弾性片610の先端(上端)から延びる第2弾性片611とを有する。第1弾性片610は、固定片60に近付く向きに凸となる半円弧状に形成されている。また、第2弾性片611は、先端が下向きに折り曲げられている。
取付具6は、図1及び図5に示すように固定片60が側片11に固定されることで器具本体1に取り付けられる。つまり、側片11の貫通孔1101に折り曲げ部600が挿入されると、第1引掛部601が撓みながら貫通孔1101を通過し、ばね力によって復帰した第1引掛部601が側片11における貫通孔1101の周辺の部位に引っ掛かる。このように第1引掛部601はばね力の復元を利用して貫通孔1101の周辺の部位に引っ掛ける構造を採用することにより、取付具6を側片11に対してワンプッシュで簡単に取り付けることができ、組立作業性を格段に向上させることができる。また、このとき、第1引掛部601の先端部は、そのばね性を利用して貫通孔1101の周辺の部位に対して圧接している。これにより、取付具6を側片11に対して安定して固定させることができる。一方、第2引掛部602は、側片11の挿通孔1102に斜め下向き(先端が折り曲げ部600から離れる向き)に挿通される。
而して、第1引掛部601が側片11における貫通孔1101の周辺の部位に引っ掛かることにより、折り曲げ部600が貫通孔1101から抜けてしまうことが防止される。さらに、固定片60が折り曲げ部600を支点として回転しようとしても、第2引掛部602が挿通孔1102の周縁に引っ掛かることで回転できない。したがって、固定片60は側片11に対して強固に固定されることになる。
天井板に設けられた埋込孔に器具本体1が挿入される際、側片11(器具本体1)に固定された取付具6の弾性片61が器具本体1に近付く向きに撓む。そして、器具本体1が埋込孔に挿入されると、取付具6は、器具本体1から離れる向きに働く弾性片61のばね力(弾性力)によって、器具本体1(下枠12)との間で天井板を挟むように器具本体1を支持する。このようにして、器具本体1が一対の取付具6により天井板の埋込孔に埋込配設される。
上述のように本実施形態の照明器具は、光源を支持する器具本体1と、天井板に設けられる埋込孔に埋め込まれた状態で器具本体1を天井板に取り付ける取付具6とを備える。また、取付具6は、器具本体1に固定される固定片60と、固定片60との連結部位を支点として器具本体1に近付く向きに撓む弾性片61とを有する。そして、固定片60は、器具本体1に引っ掛けられる引掛部601を有する。
本実施形態の照明器具は、従来例のように固定片60を側片11にねじ止めする必要が無いので、組立作業の簡素化と部品点数の削減を図ることができる。もちろん、組立作業の簡素化や部品点数の削減に伴い製造コストや部品コストを削減することができる。
また、器具本体1は、引掛部601が挿通される貫通孔1101を有する。引掛部601は、器具本体1における貫通孔1101の周辺の部位に引っ掛けられる。
したがって、引掛部601を貫通孔1101に挿通させるだけで簡単に固定片60を器具本体1に固定させることができる。
1 器具本体
6 取付具
60 固定片
61 弾性片
601 第1引掛部(引掛部)
6 取付具
60 固定片
61 弾性片
601 第1引掛部(引掛部)
Claims (4)
- 光源を支持する器具本体と、天井板に設けられる埋込孔に埋め込まれた状態で前記器具本体を前記天井板に取り付ける取付具とを備え、
前記取付具は、前記器具本体に固定される固定片と、前記固定片との連結部位を支点として前記器具本体に近付く向きに撓む弾性片とを有し、
前記固定片は、前記器具本体に引っ掛けられる引掛部を有することを特徴とする照明器具。 - 前記器具本体は、前記引掛部が挿通される貫通孔を有し、前記引掛部は、前記器具本体における前記貫通孔の周辺の部位に引っ掛けられることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 前記引掛部は、第1引掛部と第2引掛部とを有しており、前記第1引掛部及び前記第2引掛部は、それぞれ前記固定片の一部が切り起こされて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
- 前記第1引掛部は、その一部が前記貫通孔の周辺の部位に対して圧接して引っ掛けられることを特徴とする請求項3記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013217520A JP2015079711A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013217520A JP2015079711A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | 照明器具 |
Publications (1)
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JP2015079711A true JP2015079711A (ja) | 2015-04-23 |
Family
ID=53010967
Family Applications (1)
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JP2013217520A Pending JP2015079711A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | 照明器具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015079711A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018077956A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
-
2013
- 2013-10-18 JP JP2013217520A patent/JP2015079711A/ja active Pending
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