JP2015079355A - 電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の処理をコンピュータに実行させるタッチ操作をユーザから受付ける新たな技術を提供する。
【解決手段】タッチパネルディスプレイ11を介して情報を表示する表示部12と、タッチ操作を検知する受付部13と、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定部14と、タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持部15と、タッチ操作の内容と対応情報とに基づいて、実行すべき処理内容の候補を決定する決定部16とを有し、タッチ内容特定部14は、指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、決定部16は、第2のタッチ操作におけるタッチのリズムをキーとして対応情報を検索することで、処理内容の候補を決定する電子機器10。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、指二本のマルチタッチにより多数の処理を実行する情報処理装置が開示されている。当該情報処理装置は、タッチパネルに表示された対象ファイルを選択するための主タッチとは座標が異なる第1副タッチの状態を示すタッチ情報を求める情報生成部と、タッチ情報と処理とが対応付けられた対応情報を記憶する記憶部と、対応情報の中の情報生成部で求められたタッチ情報と対応する処理を決定する決定部とを有する。具体的には、当該情報処理装置は、第1副タッチにおけるタッチの回数や、第1副タッチにおけるタッチ継続時間(ホールド継続時間)等に処理を対応付けておき、第1副タッチの内容に応じて、対応付けられている処理を決定することが開示されている。
特開2011−28399号公報
特許文献1に開示されている技術の場合、以下のような問題がある。
第1副タッチにおけるタッチの回数と処理とを対応付ける例の場合、登録する処理の数が増えるほど対応付けられるタッチの数は増加する。結果、大きいタッチ数を対応付けられている処理を実行する際、第1副タッチを行うユーザの操作負担が大きくなる他、第1副タッチを完了するのに要する時間が長くなり、操作性が悪くなる。
第1副タッチにおけるタッチ継続時間(ホールド継続時間)と処理とを対応付ける例の場合、登録する処理の数が増えるほど対応付けられるタッチ継続時間(ホールド継続時間)は長くなる。結果、長いタッチ継続時間(ホールド継続時間)を対応付けられている処理を実行する際、第1副タッチを完了するのに要する時間が長くなり、操作性が悪くなる。なお、タッチ継続時間を短いスパンで区切って各々に処理を対応付ければ、タッチ継続時間(ホールド継続時間)が長くなる不都合をある程度軽減できる。しかし、この場合、ある処理に対応付けられているタッチ継続時間(ホールド継続時間)と他の処理に対応付けられているタッチ継続時間(ホールド継続時間)とが非常に近い時間となるため、これらを識別して所望の時間だけタッチ(ホールド)を継続するのが難しくなる。すなわち、第1副タッチの操作が難しくなる。
本発明は、従来にない手段で、所定の処理をコンピュータに実行させるタッチ操作をユーザから受付けることができる技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示手段と、
前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付手段と、
前記受付手段が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定手段と、
タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段と、
前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチ操作の内容と、前記対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定手段と、
を有し、
前記タッチ内容特定手段は、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、
前記決定手段は、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定する電子機器が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示工程と、
前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付工程と、
前記受付工程で検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定工程と、
前記タッチ内容特定工程で特定した前記タッチ操作の内容と、タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定工程と、
を実行し、
前記タッチ内容特定工程では、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、
前記決定工程では、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定する電子機器の制御方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示手段、
前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付手段、
前記受付手段が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定手段、
タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段、
前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチ操作の内容と、前記対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定手段、
として機能させ、
前記タッチ内容特定手段に、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定させ、
前記決定手段に、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定させるプログラムが提供される。
本発明によれば、従来にない手段で、所定の処理をコンピュータに実行させるタッチ操作をユーザから受付けることが可能となる。
本実施形態の電子機器のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の電子機器の機能ブロック図の一例を示す図である。 リズム特定情報の一例を模式的に示した図である。 特定されたタッチ操作の内容を模式的に示した図の一例ある。 特定されたタッチ操作のリズムを示した図の一例である。 特定されたタッチ操作のリズムを示した図の一例である。 対応情報の一例を模式的に示した図である。 本実施形態の電子機器の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の電子機器の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の電子機器の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 特定されたタッチ操作のリズムを可視化した一例を示した図である。 特定されたタッチ操作のリズムを可視化した一例を示した図である。 特定されたタッチ操作のリズム及び決定された処理内容の候補を可視化した一例を示した図である。 特定されたタッチ操作のリズム及び決定された処理内容の候補を可視化した一例を示した図である。 対応情報を新たに登録するためのユーザインターフェイスの一例を示した図である。 対応情報を新たに登録するためのユーザインターフェイスの一例を示した図である。
まず、本実施形態の電子機器のハードウエア構成の一例について説明する。
本実施形態の電子機器は、可搬型の装置であってもよいし、据置型の装置であってもよい。本実施形態の電子機器が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされたプログラム(あらかじめ装置を出荷する段階からメモリ内に格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムも含む)、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の電子機器のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。図示するように、本実施形態の装置は、例えば、バス9Aで相互に接続されるCPU1A、RAM(Random Access Memory)2A、ROM(Read Only Memory)3A、表示制御部4A、タッチパネルディスプレイ5A、第1操作受付部6A、第2操作受付部7A、操作部8A等を有する。なお、図示しないが、その他、外部機器と有線で接続される入出力I/F、外部機器と有線及び/又は無線で通信するための通信部、マイク、スピーカ、カメラ、補助記憶装置等の他の要素を備えてもよい。
CPU1Aは各要素とともに電子機器のコンピュータ全体を制御する。ROM3Aは、コンピュータを動作させるためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、それらのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶する領域を含む。RAM2Aは、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を含む。
タッチパネルディスプレイ5Aは、表示装置(LED(Light Emitting Diode)表示器、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等)と、タッチパッドとが一体になっている。表示制御部4Aは、VRAM(Video RAM)に記憶されたデータを読み出し、読み出したデータに対して所定の処理を施した後、タッチパネルディスプレイ5Aに送って各種画面表示を行う。第1操作受付部6Aは、タッチパネルディスプレイ5Aを介したタッチ操作を受付ける。具体的には、第1操作受付部6Aは、タッチパネルディスプレイ5Aがタッチされたこと、タッチが継続されていること、タッチが解除されたこと、タッチされた位置、タッチが解除された位置、タッチ位置が変更したこと、変更後のタッチ位置等を検知する。第2操作受付部7Aは、操作部8Aを介して各種操作を受付ける。操作部8Aは、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤルなどを含む。
以下、本実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。
<第1の実施形態>
図2に、本実施形態の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、本実施形態の電子機器10は、タッチパネルディスプレイ11と、表示部12と、受付部13と、タッチ内容特定部14と、対応情報保持部15と、決定部16とを有する。
タッチパネルディスプレイ11は、表示装置(LED表示器、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等)と、タッチパッドとが一体になっている。
表示部12は、タッチパネルディスプレイ11を介して情報を表示する。例えば、表示部12は、電子機器10にインストールされたアプリケーション、OS(Operating System)、ミドルウエア等により生成されたユーザインターフェイス画面等をタッチパネルディスプレイ11に表示する。
受付部13は、タッチパネルディスプレイ11に対するタッチ操作を検知する。受付部13は、タッチパネルディスプレイ11がタッチされたこと、タッチが継続されていること、タッチが解除されたこと、タッチされた位置、タッチが解除された位置、タッチ位置が変更したこと、変更後のタッチ位置等を検知する。受付部13は、検知した内容を示す情報を、タッチ内容特定部14に入力する。
タッチ内容特定部14は、受付部13が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定する。
具体的には、タッチ内容特定部14は、受付部13が検知した内容に基づいて、所定の処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作を特定する。所定の処理内容はコンピュータが実行するあらゆる処理を含む。所定の処理内容は、例えば、ユーザがよく使用する処理内容であってもよい。例えば、所定の処理内容は、トップ画面への移動、選択箇所をコピー、ペースト、所定のアプリ(例:メールアプリ、地図アプリ等)を起動、UNDOなどであってもよい。
第1のタッチ操作の内容としては、以下のような例が考えられる。
例えば、タッチ内容特定部14は、タッチパネルディスプレイ11上の任意の位置をタッチし、当該タッチを維持するタッチアンドホールド操作を第1のタッチ操作として特定してもよい。この場合、タッチが維持されている間は、指示入力モードがONであり、タッチがされていない間は、指示入力モードがOFFと定めてもよい。
その他、表示部12が指示入力モードをON/OFFするための任意のGUI(Graphical User Interface)部品をタッチパネルディスプレイ11に表示している場合、タッチ内容特定部14は、当該GUI部品に対する所定のタッチ操作(タップ、ダブルタップ、フリック、スワイプ、タッチアンドホールド等)を第1のタッチ操作として特定してもよい。例えば、当該GUI部品は、指示入力モードのON/OFFを切り替えるスイッチであってもよい。この場合、タッチ内容特定部14は、当該スイッチを切り替えるためのタップ、ダブルタップ、フリック、スワイプ等を第1のタッチ操作として特定する。なお、当該GUI部品は、タッチされている間はONとなり、タッチされていない間はOFFとなるよう構成されたスイッチであってもよい。この場合、タッチ内容特定部14は、当該GUI部品がタッチされているか否かを特定する。
また、タッチ内容特定部14は、受付部13が検知した内容に基づいて、指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作を特定する。すなわち、タッチ内容特定部14は、特定した第1のタッチ操作に基づいて、現時点の指示入力モードの状態がONであるかOFFであるかを特定する。そして、指示入力モードがONであると特定している時に受付部13がタッチ操作を検知すると、タッチ内容特定部14は、そのタッチ操作を第2のタッチ操作と特定する。
例えば、タッチ内容特定部14は、任意の位置又は所定の位置をタッチアンドホールドする操作を第1のタッチ操作として特定し、当該タッチアンドホールド操作が維持されたままなされる他の位置をタッチするタッチ操作を第2のタッチ操作として特定することができる。この例の場合、ユーザは、ある指でタッチパネルディスプレイ11上をタッチアンドホールドし(第1のタッチ操作)、他の指でタッチパネルディスプレイ11上の他の位置をタッチする操作(第2のタッチ操作)により、所定の処理を実行させるタッチ操作を行うことができる。
さらに、タッチ内容特定部14は、受付部13が検知した内容に基づいて、第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定する。タッチのリズムを特定する手段は特段制限されないが、以下一例を説明する。
例えば、タッチ内容特定部14は、タッチのリズムを特定するためのリズム特定情報を保持しておき、当該リズム特定情報と受付部13が検知したタッチ操作とに基づいて、第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定することができる。図3に、リズム特定情報の一例を示す。
図3の「タッチ(ON)/解除(OFF)」の欄には、第2のタッチ操作でタッチパネルディスプレイ11をタッチされている状態(ON)、又は、第2のタッチ操作でタッチパネルディスプレイ11をタッチされていない状態、すなわち、タッチが解除されている状態(OFF)が記載されている。以下、タッチされている状態(ON)をタッチ状態、タッチが解除されている状態(OFF)を解除状態という。「継続時間t(sec)」の欄には、タッチ状態が継続された時間、解除状態が継続された時間が記載されている。「種別」の欄には、タッチ状態及び解除状態の継続時間に応じて分類された種別が記載されている。「記述例」の欄には、各種別をユーザに分かり易く伝えるための表現例が記載されている。
例えば、タッチ内容特定部14は、受付部13が検知したタッチ操作を時系列に蓄積することで、図4に示すようなタッチ操作を特定することができる。図4には、タッチ状態及び解除状態の時系列な変遷が示されている。タッチ内容特定部14は、例えば、指示入力モードがONになった直後のタッチ状態開始点を、リズム入力の開始時点Aと判断することができる。そして、タッチ状態が所定時間以上発生しなかった場合、その直前のタッチ状態終了点を、リズム入力の終了時点Bと判断することができる。その他、タッチ内容特定部14は、指示入力モードがOFFになった時点(例:第1のタッチ操作のタッチアンドホールド状態が解除された時点)を、リズム入力の終了時点Bと判断してもよい。
そして、タッチ内容特定部14は、リズムの開始時点Aからリズムの終了時点Bまでの間のデータを利用して、リズムを特定する。例えば、開始時点A直後は、タッチ状態が0.5sec継続している。タッチ内容特定部14は、「タッチ状態−0.5sec」をキーとしてリズム特定情報(図3参照)を検索し、種別「OnLv1」、記述例「短押し」、「ト」等を抽出する。タッチ内容特定部14は、同様の処理を繰り返し、抽出した値を時系列順に並べることで、リズムを特定する。図5及び6に、図4のデータに基づいてタッチ内容特定部14が特定したリズムを示す。図5は種別を用いた表現であり、図6は記述例を用いた表現である。
タッチ内容特定部14は、例えばこのようにして第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定することができる。なお、図3に示すリズム特定情報はあくまで一例であり、本実施形態はこれに限定されない。また、上記例では、タッチ状態及び解除状態の両方を用いてリズムを特定したが、その他の例として、タッチ内容特定部14は、タッチ状態の変遷のみでリズムを特定してもよい。この場合、図4に示すデータを図6と同様の記述方法で表現すると、「トン・ト・トーン」となる。
タッチ内容特定部14は、その他、タップ、ダブルタップ、フリック、スワイプ、タッチアンドホールド、ピンチイン、ピンチアウトなどのタッチ操作を特定してもよい。
図2に戻り、対応情報保持部15は、タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する。処理内容は、上述の通り、コンピュータが実行するあらゆる処理を含み、例えば、ユーザがよく使用する処理内容であってもよい。
図7に対応情報の一例を示す。図7に示す対応情報は、ID(Identification)と、リズムと、処理内容とを対応付けている。IDは登録されたデータに付された通番である。リズムは、ここでは、図3に示す記述例で表現されている。
図2に戻り、決定部16は、タッチ内容特定部14が特定したタッチ操作の内容と、対応情報保持部15が保持する対応情報とに基づいて、実行すべき処理内容の候補を決定する。具体的には、決定部16は、タッチ内容特定部14が特定した第2のタッチ操作におけるタッチのリズムをキーとして対応情報を検索することで、処理内容の候補を決定する。例えば、決定部16は、キーと一致するリズムに対応付けられている処理内容を、処理内容の候補として決定する。ここで、タッチ内容特定部14が「ト・ツー・トン・ツー・トーン」というリズムを特定したとする。すると、決定部16は当該リズムをキーとして図7に示す対応情報を検索する。そして、決定部16は、当該キーに対応付けられている「選択箇所をコピー」を処理内容の候補として決定する。
次に、図8のフローチャートを用いて、本実施形態の電子機器10の処理の流れを説明する。
まず、受付部13は、ユーザによるタッチ操作待ち状態となっている。受付部13が所定のタッチ操作を検知すると、タッチ内容特定部14はそのタッチ操作の内容を特定する。そして、タッチ内容特定部14が特定したタッチ操作の内容に応じて、電子機器10は所定の処理を実行する。例えば、表示部12は、所定の情報(例:ユーザインターフェイス画面)をタッチパネルディスプレイ11に表示する。
ここで、ある処理内容を電子機器10に実行させたいユーザは、タッチパネルディスプレイ11を介して、指示入力モードをONにするタッチ操作を行う。受付部13はこのタッチ操作を検知する。そして、タッチ内容特定部14は、当該タッチ操作を第1のタッチ操作として特定するとともに、指示入力モードがONになったことを特定する(S10のYes)。なお、指示入力モードがOFFの間、電子機器10は、S10で指示入力モードがONに切り替わるのを待つ(S10のNo)。
第1のタッチ操作(指示入力モードをONにするタッチ操作)を行ったユーザは、その後、タッチパネルディスプレイ11を介して、実行させたい処理内容に対応付けられているリズムを入力するタッチ操作を行う。受付部13はこのタッチ操作を検知する。そして、タッチ内容特定部14は、当該タッチ操作を第2のタッチ操作として特定するとともに(S11のYes)、第2のタッチ操作のリズムを特定する(S12)。なお、指示入力モードがONの間、電子機器10は、S11で第2のタッチ操作を待つ(S11のNo)。
その後、決定部16は、タッチ内容特定部14がS12で特定した第2のタッチ操作におけるタッチのリズムをキーとして、対応情報保持部15が保持する対応情報を検索(参照)し(S13)、処理内容の候補を決定する(S14)。
なお、S14の後、電子機器10は、候補として決定された処理内容を実行してもよい。
以上説明した本実施形態の電子機器10は、受付けたタッチのリズム(第2のタッチ操作のタッチのリズム)に対応する処理内容を、実行する処理内容の候補として決定することができる。そして、候補として決定した処理内容を実行することができる。
かかる場合、ユーザは、所定のリズムの入力により、所望の処理内容を電子機器10に実行させることができる。リズムのバリエーションは多数存在するため、登録すべき処理内容がある程度多くなっても、入力するリズムが不要に長くなったり、タッチの回数が不要に多くなったりする不都合を軽減できる。
また、本実施形態の電子機器10は、一例として、ある指で任意の位置をタッチアンドホールドするタッチ操作を第1のタッチ操作とし、当該タッチアンドホールドを維持したまま他の指で他の位置をタッチするタッチ操作を第2のタッチ操作として受付けることができる。かかる場合、ユーザは片手で所定の処理を実行させるための入力操作を行うことができるので、操作性が良好である。
また、本実施形態の電子機器10は、指示入力モードがONになっている状態でなされるタッチ操作を、第2のタッチ操作として受付ける。このため、ユーザが不意に行ったタッチ操作のリズムにより、予期せず所定の処理が実行されてしまうという不都合を抑制できる。
なお、指示入力モードをONとする第1のタッチ操作を、第2のタッチ操作として並行して行われるタッチ操作とした場合、例えば、指示入力モードをONとする第1のタッチ操作を、タッチアンドホールドを維持する操作とした場合、ユーザが気づかない間に指示入力モードがONになる不都合、また、指示入力モードがONになっていることに気づかず第2のタッチ操作を行う不都合を効果的に抑制することができる。なぜならば、ユーザが、第1のタッチ操作(指示入力モードをONにする操作)、及び、第2のタッチ操作(リズムを入力する操作)のいずれか一方を不意に行う確率に比べて、不意にこれらを同時に行う確率は低い。
<第2の実施形態>
図9に、本実施形態の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、本実施形態の電子機器10は、タッチパネルディスプレイ11と、表示部12と、受付部13と、タッチ内容特定部14と、対応情報保持部15と、決定部16と、実行部17とを有する。タッチパネルディスプレイ11、受付部13、対応情報保持部15及び決定部16の構成は、第1の実施形態と同様である。
表示部12は、決定部16が決定した処理内容の候補をタッチパネルディスプレイ11に表示する。なお、決定された処理内容の候補をユーザが認識できればよく、どのような表示態様で表示するかは設計的事項である。表示部12のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
タッチ内容特定部14は、タッチパネルディスプレイ11に表示されている処理内容の候補を実行させるための第3のタッチ操作をさらに特定する。タッチ内容特定部14のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
実行部17は、第3のタッチ操作で特定される前記処理内容の候補を実行する。
例えば、タッチ内容特定部14が特定する第3のタッチ操作は、タッチパネルディスプレイ11に表示されている処理内容の候補に対するタッチ操作(タップ、ダブルタップなど)であってもよい。この場合、実行部17は、第3のタッチ操作の対象となった処理内容の候補を実行する。
その他、第1のタッチ操作が所定の位置をタッチし、そのタッチ位置を維持するタッチアンドホールド操作である場合、第3のタッチ操作は、第1のタッチ操作のタッチアンドホールド操作を解除するタッチ操作であってもよい。
例えば、ユーザは、タッチアンドホールド操作を維持している状態で(第1のタッチ操作)、所定のリズムを刻む第2のタッチ操作を行う。そして、電子機器10は、第2のタッチ操作におけるリズムの入力が終了したことを検知すると(例:所定時間以上タッチ状態が発生しないことの検知)、入力されたリズムをキーとして対応情報を検索することで、所定の処理の候補を決定する。そして、電子機器10は、決定した所定の処理内容の候補をタッチパネルディスプレイ11に表示する。この間、ユーザは、第1のタッチ操作のタッチアンドホールド操作を維持する。そして、ユーザは、タッチパネルディスプレイ11に表示された所定の処理内容の候補を確認し、意図した処理内容と一致している場合、第1のタッチ操作のタッチアンドホールド操作を解除する(第3のタッチ操作)。この場合、実行部17は、タッチ内容特定部14により第3のタッチ操作が受付部13により検知された時点又はタッチ内容特定部14により特定された時点でタッチパネルディスプレイ11に表示されている処理内容の候補を実行する。
次に、図10のフローチャートを用いて、本実施形態の電子機器10の処理の流れを説明する。
まず、受付部13は、ユーザによるタッチ操作待ち状態となっている。受付部13が所定のタッチ操作を検知すると、タッチ内容特定部14はそのタッチ操作の内容を特定する。そして、タッチ内容特定部14が特定したタッチ操作の内容に応じて、電子機器10は所定の処理を実行する。例えば、表示部12は、所定の情報(例:ユーザインターフェイス画面)をタッチパネルディスプレイ11に表示する。
ここで、ある処理内容を電子機器10に実行させたいユーザは、タッチパネルディスプレイ11を介して、指示入力モードをONにするタッチ操作を行う。受付部13はこのタッチ操作を検知する。そして、タッチ内容特定部14は、当該タッチ操作を第1のタッチ操作として特定するとともに、指示入力モードがONになったことを特定する(S20のYes)。なお、指示入力モードがOFFの間、電子機器10は、S20で指示入力モードがONに切り替わるのを待つ(S20のNo)。
第1のタッチ操作(指示入力モードをONにするタッチ操作)を行ったユーザは、その後、タッチパネルディスプレイ11を介して、実行させたい処理内容に対応付けられているリズムを入力するタッチ操作を行う。受付部13はこのタッチ操作を検知する。そして、タッチ内容特定部14は、当該タッチ操作を第2のタッチ操作として特定するとともに(S21のYes)、第2のタッチ操作のリズムを特定する(S22)。なお、指示入力モードがONの間、電子機器10は、S21で第2のタッチ操作を待つ(S21のNo)。
その後、決定部16は、タッチ内容特定部14がS22で特定した第2のタッチ操作におけるタッチのリズムをキーとして、対応情報保持部15が保持する対応情報を検索(参照)し(S23)、処理内容の候補を決定する(S24)。すると、表示部12は、S24で決定部16が決定した処理内容の候補をタッチパネルディスプレイ11に表示する(S25)。
その後、ユーザは、タッチパネルディスプレイ11に表示された処理内容の候補を視認し、意図した処理内容と一致しているか確認する。一致している場合、ユーザは、タッチパネルディスプレイ11を介して第3のタッチ操作を行う。受付部13はこのタッチ操作を検知する。そして、タッチ内容特定部14は、当該タッチ操作を第3のタッチ操作として特定する(S26のYes)。
すると、実行部17は、S26で受付けた第3のタッチ操作で特定される処理内容を実行する(S27)。
なお、ユーザは、タッチパネルディスプレイ11に表示された処理内容の候補と、意図した処理内容とが一致しない場合、表示された処理内容の候補を実行する入力を行わず(S26のNo)、リズムを再入力する(第2のタッチ操作を再度行う)ためのタッチ操作を行うことができる。このタッチ操作は、例えば、再入力処理に対応付けられた所定のリズムの入力(処理内容を対応付けられていない予め定められたリズム)であってもよいし、タッチパネルディスプレイ11に表示された所定のGUI部品に対するタッチ操作であってもよい。受付部13はこのタッチ操作を検知する。そして、タッチ内容特定部14は、当該タッチ操作を、第2のタッチ操作を再度行うためのタッチ操作として特定する(S28のYes)。すると、電子機器10は、S21に戻り同様の処理を繰り返す。なお、S28で第2のタッチ操作を再度行うためのタッチ操作を受付けない場合(S28のNo)、S26及びS28で所定のタッチ操作待ち状態を繰り返す。
以上説明した本実施携帯によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また本実施形態の電子機器10によれば、決定部16が決定した処理内容の候補を実行することができる。
さらに、本実施形態の電子機器10は、決定部16が決定した処理内容の候補をそのまま実行するのでなく、一度ユーザに向けて出力し(タッチパネルディスプレイ11に表示)、ユーザからその処理内容の候補を実行する入力を受付けた後に、その処理内容の候補を実行する。
例えば、リズムの入力ミスなどにより、意図しない処理内容が候補として決定される場合がありえる。決定部16が決定した処理内容の候補をそのまま実行するよう構成した場合、ユーザが意図しない処理内容を実行してしまう不都合が発生しうる。この場合、処理内容実行前の状態に戻す操作などが必要になり、面倒である。本実施形態によれば、このような不都合を軽減することができる。
<第3の実施形態>
本実施形態の電子機器10の機能ブロック図の一例は、第1及び第2の実施形態と同様、図2及び図9で示される。タッチパネルディスプレイ11、受付部13、対応情報保持部15、決定部16及び実行部17の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
表示部12は、タッチ内容特定部14が特定した第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを示す情報をタッチパネルディスプレイ11に表示する。例えば、表示部12は、図5及び図6に示すような表示態様でタッチのリズムを表した情報を表示してもよい。または、表示部12は、図4に示すような表示態様でタッチのリズムを表した情報を表示してもよい。
なお、表示部12は、第2のタッチ操作が行われている時に(第2のタッチ操作が開始された後、かつ、第2のタッチ操作が終了する前に)、それまでに入力されたタッチのリズムをタッチパネルディスプレイ11に表示してもよい。
この場合、タッチ内容特定部14は、第2のタッチ操作の状態(タッチ状態及び解除状態の時系列な変遷、各状態の継続時間等)をリアルタイムに判断し、判断結果を表示部12に入力することができる。また、タッチ内容特定部14は、上記処理に代えて又は加えて、第2のタッチ操作のタッチのリズムをリアルタイムに特定し、特定結果を表示部12に入力することができる。タッチ内容特定部14のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
表示部12は、タッチ内容特定部14から第2のタッチ操作の状態及び/又はタッチのリズムを入力されると、第2のタッチ操作の状態及び/又はタッチのリズムを表した情報をタッチパネルディスプレイ11に表示する。表示部12のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
ここで、図11及び図12を用いて一例を説明する。図11及び図12には、タッチパネルディスプレイ5Aに、図4及び図6に示すような表示態様でタッチのリズムを表した情報が表示されている。図11に示す表示によれば、最初のタッチ状態は0.5sec継続したこと、また、これは「ト」として特定されたことが分かる。また、その後の解除状態は現時点まで継続しており、現時点までの継続時間は0.3secであることが分かる。そして、これは、現時点で「ツ」と特定されていることが分かる。その後、解除状態がさらに継続し、継続時間が0.5secを超えると、タッチ内容特定部14はこれを「ツー」と特定し直す。図3には、解除状態が1.2secまで継続されたこと、及び、このため当該解除のリズムが「ツー」と特定し直されたことが示されている。
以上説明した本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを可視化することができるので、ユーザは、入力したリズムがどのように特定されているのかを認識することができる。さらに、第2のタッチ操作の途中でそれまでのタッチのリズムを可視化することができるので、ユーザは、第2のタッチ操作の途中で、意図したリズム通り入力できているか、意図したリズムとずれていないかなどを確認することができる。
<第4の実施形態>
本実施形態の電子機器10の機能ブロック図の一例は、第1乃至第3の実施形態と同様、図2及び図9で示される。タッチパネルディスプレイ11、受付部13、対応情報保持部15及び実行部17の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
タッチ内容特定部14は、第2のタッチ操作として新たなタッチ操作を特定すると(例:図3の種別の変化を特定すると)、その都度、第2のタッチ操作におけるそれまでのタッチのリズムを特定する。そして、タッチ内容特定部14は、特定したタッチのリズムをその都度決定部16に入力する。タッチ内容特定部14のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
なお、タッチ内容特定部14は、例えば、指示入力モードがONになった直後にタッチ状態になった時点を、第2のタッチ操作の開始時点と特定することができる。そして、タッチ内容特定部14は、開始時点以降にタッチ状態が所定時間以上発生しなかった場合、その直前のタッチ状態終了点を第2のタッチ操作の終了時点と特定することができる。その他、タッチ内容特定部14は、指示入力モードがOFFになった時点を、第2のタッチ操作の終了時点と特定してもよい。そして、タッチ内容特定部14は、第2のタッチ操作の開始時点から終了時点までを1つのまとまりとして扱い、この間に新たな第2のタッチ操作を特定すると、その都度、それまでのリズムを特定し、特定したタッチのリズムを決定部16に入力する。
決定部16は、タッチ内容特定部14からタッチのリズムの入力を受付けると、その都度、入力されたタッチのリズムをキーとして対応情報を検索する。そして、決定部16は、キーを少なくとも一部に含むタッチのリズムに対応付けられている処理内容を処理内容の候補として特定する。決定部16は、キーを冒頭部分において含むタッチのリズムに対応付けられている処理内容を処理内容の候補として特定してもよい。例えばキーが「トン・ツー」である場合、図7に示すID1及びID2のリズムは、キーを一部に含む。決定部16は、この2つのIDに対応付けられた処理内容を処理内容の候補として特定してもよいし、又は、これら2つのIDのうち、キーを冒頭部分において含むID1に対応付けられた処理内容のみを処理内容の候補として特定してもよい。処理内容の候補を特定後、決定部16は、特定した処理内容の候補をその都度表示部12に入力する。決定部16のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
表示部12は、決定部16から入力された処理内容の候補を示す情報をタッチパネルディスプレイ11に表示する。そして、決定部16から新たな処理内容の候補が入力されると、表示部12は、タッチパネルディスプレイ11に表示されている処理内容の候補を新たな処理内容の候補に切り替える。表示部12のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
ここで、図13及び図14を用いて一例を説明する。図13には、タッチパネルディスプレイ5Aに、第3の実施形態で説明したように現時点までに入力されたタッチのリズムを示す情報が表示されている。現時点までに入力されたタッチのリズムは、「ト・ツー」であることが分かる。また、図13には、現時点までに入力されたタッチのリズムをキーとして決定部16が対応情報保持部15を検索し、キーを少なくとも一部に含むタッチのリズムに対応付けられている処理内容を処理内容の候補として特定した結果が示されている。図7を参照すれば、「ト・ツー」を少なくとも一部に含むリズムに対応付けられている処理内容は、「選択箇所をコピー」、「第1のアプリを起動」等であることが分かる。図13には、これらの処理内容が候補として表示されている。
タッチ内容特定部14は、このように第2のタッチ操作の途中(第2のタッチ操作開始時点から終了時点までの間)で表示された処理内容の候補を選択するタッチ操作を特定してもよい。当該タッチ操作は、例えば、所定の処理内容に対するタッチ操作(タップ、ダブルタップ等)であってもよい。そして、実行部17は、当該タッチ操作で特定された所定の処理内容を実行してもよい。例えば、ユーザは、図13に示すような第2のタッチ操作の途中で、所望の処理内容の候補が表示された場合、第2のタッチ操作をそこで中断し、所望の処理内容に対するタッチ操作を行ってもよい。この場合、所望の処理内容に対応付けられたリズムのすべてを入力する前に、所望の処理内容を実行させる入力を行うことができる。
なお、ユーザが、第2のタッチ操作の途中で表示された処理内容の候補を選択するタッチ操作を行わず、第2のタッチ操作をそのまま継続し、所望の処理内容に対応付けられているリズムのすべてを入力し終えると、表示部12による表示は、例えば図14に示す状態となる。図14には、第2のタッチ操作におけるタッチのリズム(キー)と同一のタッチのリズムに対応付けられている処理内容の候補が表示されている。図13に示す状態の場合、キー(タッチのリズム)を一部に含むタッチのリズムに対応付けられている処理内容の候補が表示されているのに対し、図14に示す状態の場合、キー(タッチのリズム)と同一のタッチのリズムに対応付けられている処理内容の候補が表示されている点で異なる。表示部12は、図13及び図14に示すように、キーを一部に含むタッチのリズムに対応付けられている処理内容の候補と、キーと同一のタッチのリズムに対応付けられている処理内容の候補と、を識別可能に表示(例:点滅表示等)してもよい。
以上説明した本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、本実施形態の電子機器10は、第2のタッチ操作の途中で、それまでに入力されたリズムで特定される処理内容の候補をタッチパネルディスプレイ11に表示することができる。このため、ユーザは、表示された候補の中に意図する処理内容が含まれているか否かを確認することで、自己がそれまでに入力したリズムが正しかったか否かを認識することができる。
また、ユーザは、第2のタッチ操作で所定のリズムのすべてを入力する前に、途中で表示された処理内容の候補から所望の処理内容を選択し、実行させることができる。このため、ユーザによる操作負担を軽減することができる。
さらに、表示されている処理内容の候補が多いときには、ユーザは、表示されている処理内容の候補が十分に絞り込まれるまで、そのまま第2のタッチ操作を継続することができる。このため、複数の処理内容の候補から所望の処理内容を見つけ出すという負担を軽減することができる。
<第5の実施形態>
本実施形態の電子機器10の機能ブロック図の一例は、第1乃至第4の実施形態と同様、図2及び図9で示される。タッチパネルディスプレイ11、受付部13、決定部16及び実行部17の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
本実施形態の電子機器10は、対応情報保持部15に新たな対応情報を登録できる点で、第1乃至第4の実施形態と異なる。
タッチ内容特定部14が新たな対応情報を登録するタッチ操作を特定すると、表示部12は、例えば、図15に示すようなユーザインターフェイス画面をタッチパネルディスプレイ5Aに表示する。図15に示すユーザインターフェイス画面は、処理内容を選択するためのGUI部品と、リズム入力を開始するためのGUI部品とが表示されている。処理内容を選択するGUI部品は、登録可能な処理内容の一覧を表示するドロップダウンリストである。ここには、予め指定された登録可能な処理内容のうち、いまだ対応情報保持部15に登録されていない処理内容のみが選択的に表示されてもよい。なお、GUI部品は、ドロップダウンリスト以外の部品、例えばラジオボタン等であってもよい。
タッチ内容特定部14は、GUI部品に対するタッチ操作を特定する。そして、タッチ内容特定部14が、一つの処理内容が選択されている状態で、リズム入力を開始するタッチ操作を特定すると、電子機器10は、リズムの入力を受付ける。例えば、タッチ内容特定部14が、入力されたリズムを特定してもよい。
その後、表示部12は、図16に示すように、入力されたリズムを示す情報をタッチパネルディスプレイ11に表示する。なお、電子機器10は、入力されたリズムがすでに対応情報保持部15に登録されていないか確認してもよい。そして、表示部12は、図16に示すように、その結果をあわせてタッチパネルディスプレイ11に表示してもよい。図16には、入力されたリズムは登録可能であること、すなわち、いまだ対応情報保持部15に登録されていないことが示されている。
タッチ内容特定部14は、入力されたリズムを登録するタッチ操作(図16の場合、登録ボタンに対するタッチ操作)をさらに特定することができる。タッチ内容特定部14が当該タッチ操作を特定すると、その時点で選択されている処理内容と、入力されたリズムとが、互いに対応付けて対応情報保持部15に登録される。図16に示す状態で、タッチ内容特定部14が入力されたリズムを登録するタッチ操作を特定した場合、処理内容「ペースト」と、リズム「ト・ツー・トン・ツー・ト」とが、互いに対応付けて対応情報保持部15に登録される。
なお、対応情報保持部15が保持している対応情報は、内容を閲覧、及び、変更できてもよい。
例えば、タッチ内容特定部14は、対応情報を閲覧するタッチ操作をさらに特定してもよい。そして、表示部12は、当該タッチ操作に応じて、その時点で対応情報保持部15が保持している対応情報をタッチパネルディスプレイ11に表示してもよい。リズムとそれに対応付いている処理内容をユーザが把握できればよく、表示態様は特段制限されない。なお、リズムを図4に示すような表示態様で表示する場合、所定の幅を有する各種別の継続時間tは、各種別の一定の幅を有する継続時間の中の任意の代表値(中間値、最大値、最小値等)を用いて表示することができる。
また、タッチ内容特定部14は、タッチパネルディスプレイ11に表示されたリズムと処理内容のペアの中の1つを編集するタッチ操作をさらに特定してもよい。その後、図15及び図16を用いて説明した例と同様にして、新たなリズムの入力、及び、当該リズムと処理内容の登録を行ってもよい、
以上説明した本実施形態によれば、第1乃至第4の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、本実施形態によれば、ユーザが、所定の処理内容に所望のリズムを対応付けて登録することができる。ユーザ(電子機器10の使用者)と異なる人物が決定したリズムに処理内容が対応付けられている場合、ユーザは、まず、そのリズムを把握する作業を行う必要がある。例えば、ユーザは、図4乃至図6に示すような情報に基づいて、各リズムを把握する必要がある。ユーザの中には、このような情報からリズムを把握するのが困難なユーザも存在する。登録されているリズムを把握できない場合、当然、本実施形態の手法を用いて所定の処理内容を実行させることはできない。
本実施形態によれば、ユーザが、自分で実際にリズムの入力を行い、所定のリズムを登録することができる。このため、ユーザは、図4乃至図6に示すような情報に基づいて各リズムを把握できなくても、登録されているリズムを把握することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザは、対応情報保持部15に登録されている内容を変更することができる。このため、ユーザは、刻むのが難しいリズムや、把握できないリズムが存在する場合、これらを他のリズムに変更することができる。このように、本実施形態によれば、ユーザフレンドリーな電子機器10を実現することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示手段と、
前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付手段と、
前記受付手段が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定手段と、
タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段と、
前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチ操作の内容と、前記対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定手段と、
を有し、
前記タッチ内容特定手段は、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、
前記決定手段は、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定する電子機器。
2. 1に記載の電子機器において、
前記表示手段は、前記決定手段が決定した前記処理内容の候補を前記タッチパネルディスプレイに表示し、
前記タッチ内容特定手段は、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を実行させるための第3のタッチ操作をさらに特定し、
前記第3のタッチ操作で特定される前記前記処理内容の候補を実行する実行手段をさらに有する電子機器。
3. 2に記載の電子機器において、
前記表示手段は、前記処理内容の候補と共に、前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチのリズムを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示する電子機器。
4. 1から3のいずれかに記載の電子機器において、
前記決定手段は、前記対応情報において、前記キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を実行すべき前記処理内容の候補として決定する電子機器。
5. 4に記載の電子機器において、
前記タッチ内容特定手段は、前記第2のタッチ操作として新たなタッチ操作を特定すると、その都度、前記第2のタッチ操作におけるそれまでのタッチのリズムを特定し、特定した前記タッチのリズムをその都度前記決定手段に入力し、
前記決定手段は、前記タッチ内容特定手段から前記タッチのリズムの入力を受付けると、その都度、入力された前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索し、キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を前記処理内容の候補として特定し、特定した前記処理内容の候補をその都度前記表示手段に入力し、
前記表示手段は、前記決定手段から入力された前記処理内容の候補を示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示し、前記決定手段から新たな前記処理内容の候補が入力されると、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を新たな前記処理内容の候補に切り替える電子機器。
6. 4又は5に記載の電子機器において、
前記表示手段は、前記キーを一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、前記キーと同一の前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、を識別可能に表示する電子機器。
7. 1から6のいずれかに記載の電子機器において、
前記表示手段は、前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチのリズムを示す情報を表示する電子機器。
8. 1から7のいずれかに記載の電子機器において、
前記タッチ内容特定手段は、
前記タッチパネルディスプレイ上の任意の位置をタッチし、当該タッチを維持するタッチアンドホールド操作を前記第1のタッチ操作として特定し、
前記タッチアンドホールド操作を維持したままなされる他の位置をタッチするタッチ操作を前記第2のタッチ操作として特定する電子機器。
9. 2に従属する8に記載の電子機器において、
前記タッチ内容特定手段は、前記タッチアンドホールド操作を解除するタッチ操作を前記第3のタッチ操作として特定する電子機器。
10. コンピュータが、
タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示工程と、
前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付工程と、
前記受付工程で検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定工程と、
前記タッチ内容特定工程で特定した前記タッチ操作の内容と、タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定工程と、
を実行し、
前記タッチ内容特定工程では、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、
前記決定工程では、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定する電子機器の制御方法。
10−2. 10に記載の電子機器の制御方法において、
前記表示工程では、前記決定工程で決定した前記処理内容の候補を前記タッチパネルディスプレイに表示し、
前記タッチ内容特定工程では、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を実行させるための第3のタッチ操作をさらに特定し、
前記コンピュータは、前記第3のタッチ操作で特定される前記前記処理内容の候補を実行する実行工程をさらに実行する電子機器の制御方法。
10−3. 10−2に記載の電子機器の制御方法において、
前記表示工程では、前記処理内容の候補と共に、前記タッチ内容特定工程で特定した前記タッチのリズムを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示する電子機器の制御方法。
10−4. 10から10−3のいずれかに記載の電子機器の制御方法において、
前記決定工程では、前記対応情報において、前記キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を実行すべき前記処理内容の候補として決定する電子機器の制御方法。
10−5. 10−4に記載の電子機器の制御方法において、
前記タッチ内容特定工程では、前記第2のタッチ操作として新たなタッチ操作を特定すると、その都度、前記第2のタッチ操作におけるそれまでのタッチのリズムを特定し、
前記決定工程では、前記タッチ内容特定工程で特定された前記タッチのリズムをその都度取得し、入力された前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索し、キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を前記処理内容の候補として特定し、
前記表示工程では、前記決定工程で特定された前記処理内容の候補を示す情報をその都度前記タッチパネルディスプレイに表示し、前記決定工程で新たな前記処理内容の候補が決定されると、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を新たな前記処理内容の候補に切り替える電子機器の制御方法。
10−6. 10−4又は10−5に記載の電子機器の制御方法において、
前記表示工程では、前記キーを一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、前記キーと同一の前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、を識別可能に表示する電子機器の制御方法。
10−7. 10から10−6のいずれかに記載の電子機器の制御方法において、
前記表示工程では、前記タッチ内容特定工程で特定した前記タッチのリズムを示す情報を表示する電子機器の制御方法。
10−8. 10から10−7のいずれかに記載の電子機器の制御方法において、
前記タッチ内容特定工程では、
前記タッチパネルディスプレイ上の任意の位置をタッチし、当該タッチを維持するタッチアンドホールド操作を前記第1のタッチ操作として特定し、
前記タッチアンドホールド操作を維持したままなされる他の位置をタッチするタッチ操作を前記第2のタッチ操作として特定する電子機器の制御方法。
10−9. 10−2に従属する10−8に記載の電子機器の制御方法において、
前記タッチ内容特定工程では、前記タッチアンドホールド操作を解除するタッチ操作を前記第3のタッチ操作として特定する電子機器の制御方法。
11. コンピュータを、
タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示手段、
前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付手段、
前記受付手段が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定手段、
タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段、
前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチ操作の内容と、前記対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定手段、
として機能させ、
前記タッチ内容特定手段に、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定させ、
前記決定手段に、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定させるプログラム。
11−2. 11に記載のプログラムにおいて、
前記表示手段に、前記決定手段が決定した前記処理内容の候補を前記タッチパネルディスプレイに表示させ、
前記タッチ内容特定手段に、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を実行させるための第3のタッチ操作をさらに特定させ、
前記コンピュータを、さらに、前記第3のタッチ操作で特定される前記前記処理内容の候補を実行する実行手段として機能させるためのプログラム。
11−3. 11−2に記載のプログラムにおいて、
前記表示手段に、前記処理内容の候補と共に、前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチのリズムを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示させるプログラム。
11−4. 11から11−3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記決定手段に、前記対応情報において、前記キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を実行すべき前記処理内容の候補として決定させるプログラム。
11−5. 11−4に記載のプログラムにおいて、
前記タッチ内容特定手段に、前記第2のタッチ操作として新たなタッチ操作を特定すると、その都度、前記第2のタッチ操作におけるそれまでのタッチのリズムを特定させ、特定した前記タッチのリズムをその都度前記決定手段に入力させ、
前記決定手段に、前記タッチ内容特定手段から前記タッチのリズムの入力を受付けると、その都度、入力された前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索させ、キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を前記処理内容の候補として特定させ、特定した前記処理内容の候補をその都度前記表示手段に入力させ、
前記表示手段に、前記決定手段から入力された前記処理内容の候補を示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示させ、前記決定手段から新たな前記処理内容の候補が入力されると、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を新たな前記処理内容の候補に切り替えさせるプログラム。
11−6. 11−4又は11−5に記載のプログラムにおいて、
前記表示手段に、前記キーを一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、前記キーと同一の前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、を識別可能に表示させるプログラム。
11−7. 11から11−6のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記表示手段に、前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチのリズムを示す情報を表示させるプログラム。
11−8. 11から11−7のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記タッチ内容特定手段に、
前記タッチパネルディスプレイ上の任意の位置をタッチし、当該タッチを維持するタッチアンドホールド操作を前記第1のタッチ操作として特定させ、
前記タッチアンドホールド操作を維持したままなされる他の位置をタッチするタッチ操作を前記第2のタッチ操作として特定させるプログラム。
11−9. 11−2に従属する11−8に記載のプログラムにおいて、
前記タッチ内容特定手段に、前記タッチアンドホールド操作を解除するタッチ操作を前記第3のタッチ操作として特定させるプログラム。
1A CPU
2A RAM
3A ROM
4A 表示制御部
5A タッチパネルディスプレイ
6A 第1操作受付部
7A 第2操作受付部
8A 操作部
9A バス
10 電子機器
11 タッチパネルディスプレイ
12 表示部
13 受付部
14 タッチ内容特定
15 対応情報保持部
16 決定部
17 実行部

Claims (11)

  1. タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示手段と、
    前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付手段と、
    前記受付手段が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定手段と、
    タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段と、
    前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチ操作の内容と、前記対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定手段と、
    を有し、
    前記タッチ内容特定手段は、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、
    前記決定手段は、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定する電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、前記決定手段が決定した前記処理内容の候補を前記タッチパネルディスプレイに表示し、
    前記タッチ内容特定手段は、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を実行させるための第3のタッチ操作をさらに特定し、
    前記第3のタッチ操作で特定される前記前記処理内容の候補を実行する実行手段をさらに有する電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、前記処理内容の候補と共に、前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチのリズムを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示する電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記決定手段は、前記対応情報において、前記キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を実行すべき前記処理内容の候補として決定する電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記タッチ内容特定手段は、前記第2のタッチ操作として新たなタッチ操作を特定すると、その都度、前記第2のタッチ操作におけるそれまでのタッチのリズムを特定し、特定した前記タッチのリズムをその都度前記決定手段に入力し、
    前記決定手段は、前記タッチ内容特定手段から前記タッチのリズムの入力を受付けると、その都度、入力された前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索し、キーを少なくとも一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容を前記処理内容の候補として特定し、特定した前記処理内容の候補をその都度前記表示手段に入力し、
    前記表示手段は、前記決定手段から入力された前記処理内容の候補を示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示し、前記決定手段から新たな前記処理内容の候補が入力されると、前記タッチパネルディスプレイに表示されている前記処理内容の候補を新たな前記処理内容の候補に切り替える電子機器。
  6. 請求項4又は5に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、前記キーを一部に含む前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、前記キーと同一の前記タッチのリズムに対応付けられている前記処理内容の候補と、を識別可能に表示する電子機器。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチのリズムを示す情報を表示する電子機器。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記タッチ内容特定手段は、
    前記タッチパネルディスプレイ上の任意の位置をタッチし、当該タッチを維持するタッチアンドホールド操作を前記第1のタッチ操作として特定し、
    前記タッチアンドホールド操作を維持したままなされる他の位置をタッチするタッチ操作を前記第2のタッチ操作として特定する電子機器。
  9. 請求項2に従属する請求項8に記載の電子機器において、
    前記タッチ内容特定手段は、前記タッチアンドホールド操作を解除するタッチ操作を前記第3のタッチ操作として特定する電子機器。
  10. コンピュータが、
    タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示工程と、
    前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付工程と、
    前記受付工程で検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定工程と、
    前記タッチ内容特定工程で特定した前記タッチ操作の内容と、タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定工程と、
    を実行し、
    前記タッチ内容特定工程では、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定し、
    前記決定工程では、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定する電子機器の制御方法。
  11. コンピュータを、
    タッチパネルディスプレイを介して情報を表示する表示手段、
    前記タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作を検知する受付手段、
    前記受付手段が検知した内容に基づいて、入力されたタッチ操作の内容を特定するタッチ内容特定手段、
    タッチのリズムと処理内容とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段、
    前記タッチ内容特定手段が特定した前記タッチ操作の内容と、前記対応情報とに基づいて、実行すべき前記処理内容の候補を決定する決定手段、
    として機能させ、
    前記タッチ内容特定手段に、所定の前記処理内容を実行させるための入力を行う指示入力モードをON/OFFするための第1のタッチ操作と、前記指示入力モードがONになっている状態でなされる第2のタッチ操作とを特定するとともに、前記第2のタッチ操作におけるタッチのリズムを特定させ、
    前記決定手段に、前記第2のタッチ操作における前記タッチのリズムをキーとして前記対応情報を検索することで、前記処理内容の候補を決定させるプログラム。
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