JP2015078772A - 電装品ユニット及びそれを備えた空気調和機 - Google Patents

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横溝 剛志
Tsuyoshi Yokomizo
剛志 横溝
直伸 宮谷
Naonobu Miyatani
直伸 宮谷
剛士 木村
Takeshi Kimura
剛士 木村
智雄 桝田
Tomoo Masuda
智雄 桝田
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Abstract

【課題】リード線に対してコンパクトに取り付けたヒューズホルダー及びノイズ低減部材を互いに容易に固定する。【解決手段】モーター(M)及び回路基板(B)の間をそれぞれ接続する複数のリード線(41〜45)と、貫通孔(H)に複数のリード線(41〜45)を挿通させるように設けられたノイズ低減部材(47)と、複数のリード線(41〜45)の1本に取り付けられたヒューズホルダー(48)とを備え、ヒューズホルダー(48)が取り付けられた1本のリード線(41)は、ループ状に形成されたループ部(R)を有し、ヒューズホルダー(48)は、ノイズ低減部材(47)の外側でノイズ低減部材(47)と重なるようにループ部(R)に取り付けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、電装品ユニット及びそれを備えた空気調和機に関し、特に、モーター及び回路基板の間を接続するための電装品ユニット及びそれを備えた空気調和機に関するものである。
空気調和機を構成する室外機及び室内機には、電装品箱がそれぞれ収容されている。ここで、電装品箱には、例えば、室外ファン又は室内ファンを駆動させるモーターを制御するための回路基板と、回路基板及びモーターの間をそれぞれ接続するための複数のリード線とが収容されている。そして、電装品箱に収容された複数のリード線には、例えば、過電流を遮断するためのヒューズホルダー等が取り付けられている。
例えば、特許文献1には、複数の引込線及び複数の引込分岐線を収容し、各引込線と各引込分岐線との間に密閉型電線ヒューズを設けた収納ボックスが開示されている。
特開2000−166072号公報
ところで、フェライトコアと呼ばれる円筒状のノイズ低減部材の貫通孔に複数のリード線を挿通することにより、複数のリード線に対してノイズ対策を講ずる場合がある。ここで、電装品箱に収容された複数のリード線に対して、ヒューズホルダー及びノイズ低減部材の両方を取り付ける場合には、例えば、ヒューズホルダーとノイズ低減部材とを積み重ねて、コンパクト化を図ることになる。この場合、電装品箱の内部におけるヒューズホルダー及びノイズ低減部材の移動を抑制するために、例えば、バンド状のクランプ材等で両者を互いに固定する必要があるので、改善の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リード線に対してコンパクトに取り付けたヒューズホルダー及びノイズ低減部材を互いに容易に固定することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ヒューズホルダー(48)をノイズ低減部材(47)の外側でノイズ低減部材(47)と重なるようにリード線(41)のループ部(R)に取り付けるようにしたものである。
具体的に第1の発明は、モーター(M)及び回路基板(B)の間をそれぞれ接続する複数のリード線(41〜45)と、貫通孔(H)が形成され、該貫通孔(H)に上記複数のリード線(41〜45)を挿通させるように設けられたノイズ低減部材(47)と、上記複数のリード線(41〜45)の1本に取り付けられ、該1本のリード線(41)の途中に接続されるヒューズ(F)を保持するヒューズホルダー(48)とを備えた電装品ユニットであって、上記ヒューズホルダー(48)が取り付けられた1本のリード線(41)は、上記貫通孔(H)の一方端側から入り該貫通孔(H)の他方端側から出て、再び上記貫通孔(H)の一方端側から入り該貫通孔(H)の他方端側から出ることにより、ループ状に形成されたループ部(R)を有し、上記ヒューズホルダー(48)は、上記ノイズ低減部材(47)の外側で該ノイズ低減部材(47)と重なるように上記ループ部(R)に取り付けられていることを特徴とするものである。
上記第1の発明では、モーター(M)及び回路基板(B)の間をそれぞれ接続する複数のリード線(41〜45)をノイズ低減部材(47)の貫通孔(H)に挿通させるので、各リード線(41〜45)に流れるノイズ電流を低減することができる。そして、複数のリード線(41〜45)のうちの1本のリード線(41)には、ヒューズホルダー(48)が取り付けられている。そのため、複数のリード線(41〜45)をノイズ低減部材(47)の貫通孔(H)にその一方端側からその他方端側に向けて挿通させた後に、ヒューズホルダー(48)が取り付けられた1本のリード線(41)をノイズ低減部材(47)の貫通孔(H)にその一方端側からその他方端側に向けて再び挿通させることにより、リード線(41)にループ部(R)を形成することができる。ここで、リード線(41)を再び挿通させる際には、ヒューズホルダー(48)をノイズ低減部材(47)の外側でノイズ低減部材(47)と重なるように配置させるので、ノイズ低減部材(47)の外側でリード線(41)のループ部(R)にヒューズホルダー(48)が取り付けられることになる。これにより、複数のリード線(41〜45)に対してヒューズホルダー(48)及びノイズ低減部材(47)をコンパクトに取り付けることができる。また、上述したように、ヒューズホルダー(48)が取り付けられたリード線(41)をノイズ低減部材(47)の貫通孔(H)に再び挿通させて、リード線(41)の一部をループ状に形成するだけで、ヒューズホルダー(48)及びノイズ低減部材(47)をリード線(41)のループ部(R)により互いに固定することができる。これにより、リード線(41〜45)に対してコンパクトに取り付けたヒューズホルダー(48)及びノイズ低減部材(47)を互いに容易に固定することができる。また、ヒューズホルダー(48)及びノイズ低減部材(47)を互いに固定するに当たって、例えば、バンド状のクランプ材が不要になるので、ヒューズホルダー(48)に収容されたヒューズ(F)の交換を容易に行うことができる。また、リード線(41)は、ノイズ低減部材(47)の貫通孔(H)を2度挿通しているので、リード線(41)に流れるノイズ電流をいっそう低減することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記複数のリード線(41〜45)を束ねたハーネス(46)は、一方の端部に上記モーター(M)側の第1コネクター(49a)が設けられ、他方の端部に上記回路基板(B)側の第2コネクター(49b)が設けられていることを特徴とするものである。
上記第2の発明では、複数のリード線(41〜45)を束ねたハーネス(46)の一方の端部には、モーター(M)側の第1コネクター(49a)が設けられ、ハーネス(46)の他方の端部には、回路基板(B)側の第2コネクター(49b)が設けられている。そのため、回路基板(B)に対する電装品ユニット(50)の着脱が容易になるので、メンテナンス等の作業効率を向上させることができる。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明の電装品ユニット(50)を備えていることを特徴とするものである。
上記第3の発明では、空気調和機(10)が上記第1又は第2の発明の電装品ユニット(50)を備えている。そのため、例えば、空気調和機(10)の室外機(11)及び室内機(12)に設けられたファンモータ(M)と回路基板(B)との間をそれぞれ接続する複数のリード線(41〜45)に対してコンパクトに取り付けたヒューズホルダー(48)及びノイズ低減部材(47)を互いに容易に固定することができる。
本発明では、ヒューズホルダー(48)がノイズ低減部材(47)の外側でノイズ低減部材(47)と重なるようにリード線(41)のループ部(R)に取り付けられている。そのため、ヒューズホルダー(48)は、リード線(41)のループ部(R)によって、ノイズ低減部材(47)と重なった状態に保持される。したがって、本発明によれば、リード線(41〜45)に対してコンパクトに取り付けたヒューズホルダー(48)及びノイズ低減部材(47)を互いに容易に固定することができる。
実施形態1に係る空気調和機の概略構成を示す冷媒回路図である。 実施形態1に係る空気調和機を構成する室内機の断面図である。 実施形態1に係る室内機を構成する電装品ユニットの模式図である。 実施形態1に係る室内機を構成する電装品箱の内部の概略構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図3は、本発明に係る電装品ユニット及びそれを備えた空気調和機の実施形態1を示している。ここで、図1は、本実施形態の空気調和機(10)の概略構成を示す冷媒回路図である。また、図2は、空気調和機(10)を構成する室内機(12)の断面図である。また、図3は、室内機(12)を構成する電装品ユニット(50)の模式図である。また、図4は、室内機(12)を構成する電装品箱(40)の内部の概略構成を示す斜視図である。
本実施形態の空気調和機(10)について、図1を参照しながら説明する。
<空気調和機の構成>
空気調和機(10)は、室外機(11)と、室外機(11)に液側連絡配管(13)及びガス側連絡配管(14)を介して接続された室内機(12)とを備えている。ここで、空気調和機(10)では、室外機(11)、室内機(12)、液側連絡配管(13)及びガス側連絡配管(14)により冷媒回路(20)が構成されている。
冷媒回路(20)には、圧縮機(21)、四方切換弁(22)、室外熱交換器(23)、膨張弁(24)及び室内熱交換器(25)が設けられている。ここで、圧縮機(21)、四方切換弁(22)、室外熱交換器(23)及び膨張弁(24)は、室外機(11)に収容されている。そして、室外機(11)には、室外熱交換器(23)へ室外空気を供給するための室外ファン(15)が設けられている。一方、室内熱交換器(25)は、室内機(12)に収容されている。そして、室内機(12)には、室内熱交換器(25)へ室内空気を供給するための室内ファン(16)が設けられている。
冷媒回路(20)は、冷媒が充填された閉回路である。ここで、冷媒回路(20)において、圧縮機(21)は、その吐出側が四方切換弁(22)の第1のポートに接続されていると共に、その吸入側が四方切換弁(22)の第2のポートに接続されている。また、冷媒回路(20)では、四方切換弁(22)の第3のポートから第4のポートへ向かって順に、室外熱交換器(23)、膨張弁(24)及び室内熱交換器(25)が配置されている。
圧縮機(21)は、スクロール型又はロータリ型の全密閉型圧縮機である。また、四方切換弁(22)は、第1のポートが第3のポートと連通し且つ第2のポートが第4のポートと連通する第1状態(図1に実線で示す状態)と、第1のポートが第4のポートと連通し且つ第2のポートが第3のポートと連通する第2状態(図1に破線で示す状態)とに切り換わる。ここで、膨張弁(24)は、いわゆる電子膨張弁である。
室外熱交換器(23)は、室外空気を冷媒と熱交換させる。一方、室内熱交換器(25)は、室内空気を冷媒と熱交換させる。
<空気調和機の冷房運転>
空気調和機(10)は、冷房運転を行う。ここで、冷房運転中には、四方切換弁(22)が第1状態に設定される。また、冷房運転中には、室外ファン(15)及び室内ファン(16)が運転される。
冷媒回路(20)では、冷凍サイクルが行われる。具体的に、圧縮機(21)から吐出された冷媒は、四方切換弁(22)を通って室外熱交換器(23)へ流入し、室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(23)から流出した冷媒は、膨張弁(24)を通過する際に膨張してから室内熱交換器(25)へ流入し、室内空気から吸熱して蒸発する。室内熱交換器(25)から流出した冷媒は、四方切換弁(22)を通過後に圧縮機(21)へ吸入されて圧縮される。室内機(12)は、室内熱交換器(25)において冷却された空気を室内へ供給する。
<空気調和機の暖房運転>
空気調和機(10)は、暖房運転を行う。ここで、暖房運転中には、四方切換弁(22)が第2状態に設定される。また、暖房運転中には、室外ファン(15)及び室内ファン(16)が運転される。
冷媒回路(20)では、冷凍サイクルが行われる。具体的に、圧縮機(21)から吐出された冷媒は、四方切換弁(22)を通って室内熱交換器(25)へ流入し、室内空気へ放熱して凝縮する。室内熱交換器(25)から流出した冷媒は、膨張弁(24)を通過する際に膨張してから室外熱交換器(23)へ流入し、室外空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(23)から流出した冷媒は、四方切換弁(22)を通過後に圧縮機(21)へ吸入されて圧縮される。室内機(12)は、室内熱交換器(25)において加熱された空気を室内へ供給する。
−室内機−
本実施形態の室内機(12)の具体的な構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。
室内機(12)は、内部に各種構成機器を収容するケーシング(30)を備えている。
ケーシング(30)は、ケーシング本体(31)と、ケーシング本体(31)の下側に配置された化粧パネル(32)とにより構成されている。
ケーシング本体(31)は、下面が下方から見て略矩形状に開口した箱状体である。また、ケーシング本体(31)は、空調室の天井壁(C)に形成された開口に収容され、固定金具(不図示)を介して天井壁(C)に固定されている。
化粧パネル(32)は、ケーシング本体(31)の開口及び天井壁(C)の開口を覆うように、ケーシング本体(31)の下端部に固定されている。また、化粧パネル(32)は、下方から見て略矩形状の板状体である。また、化粧パネル(32)は、その略中央部に配設され且つ空調室内の空気を吸い込む吸込口(33)と、その周縁部における4つの辺にそれぞれ対応するように配設され、ケーシング本体(31)内から空調室内に空気を吹き出す4つの吹出口(34)とを備えている。
吸込口(33)は、略正方形状の開口である。また、各吹出口(34)は、各辺に沿って細長く延びる略長方形状の開口である。
吸込口(33)には、吸込グリル(35)と、吸込口(33)から吸い込まれた空気中の塵埃を除去するためのフィルタ(36)とが設けられている。
各吹出口(34)には、吹出口(34)の長手方向に延びる軸の周りに揺動するように構成されたフラップ(37)が設けられている。そして、各吹出口(34)では、フラップ(37)の揺動により、吹出口(34)から空調室内へ吹き出される空気の風向を変えることができる。
ケーシング本体(31)の内部には、主に、空調室内の空気を吸込口(33)を通じてケーシング本体(31)内に吸い込んで外周方向に吹き出させる室内ファン(16)と、室内ファン(16)の外周を囲むように配置された略環状の室内熱交換器(25)と、室内ファン(16)にシャフトが固定されたファンモーター(M)とが設けられている。
ケーシング本体(31)の天板(31a)には、取付部材を介して室内熱交換器(25)が吊り下げられた状態で支持されている。
室内熱交換器(25)の下側には、室内熱交換器(25)で空気中の水分が凝縮して生じる凝縮水を受けるためのドレンパン(39)が設けられている。
室内ファン(16)の吸込口(33)側には、吸込口(33)から吸い込まれた空気をケーシング本体(31)内に案内するためのベルマウス(38)が設けられている。
ベルマウス(38)の下面には、電装品箱(40)が取り付けられている。ここで、電装品箱(40)の内部には、図4に示すように、回路基板(B)及び後述する電装品ユニット(50)等が収容されている。
−電装品ユニット−
本実施形態の電装品ユニット(50)について、図3を参照しながら説明する。
電装品ユニット(50)は、複数のリード線(41〜45)を束ねたハーネス(46)と、フェライトコア(47)と、ヒューズホルダー(48)と、ハーネス(46)のファンモーター(M)側に設けられた第1コネクター(49a)と、ハーネス(46)の回路基板(B)側に設けられた第2コネクター(49b)とを備えている。
フェライトコア(47)は、複数のリード線(41〜45)を挿通するための貫通孔(H)が形成された円筒状のノイズ低減部材である。
複数のリード線(41〜45)は、室内機(12)に設けられたファンモーター(M)及び回路基板(B)の間をそれぞれ接続するように構成されている。ここで、リード線(41)は、フェライトコア(47)の貫通孔(H)の一方端側から入り貫通孔(H)の他方端側から出て、再び貫通孔(H)の一方端側から入り貫通孔(H)の他方端側から出ることにより、ループ状に形成されたループ部(R)を有している。なお、ファンモーター(M)は、例えば、5相のステッピングモーター等である。また、回路基板(B)の表面には、図4に示すように、電解コンデンサー(51)と、コイル素子(52)と、端子台(53)と、第2コネクター(49b)、すなわち、プラグに嵌合するレセプタクル(55)と、ファンモーター(M)の動作を制御するための制御回路(不図示)と、その他の電子部品とが設けられている。そして、電装品箱(40)の側壁の内表面には、図4に示すように、ケーブルホルダー(54)が設けられている。また、リード線(41)は、例えば、他のリード線(42〜45)よりもループ部(R)の長さ分だけ長く形成して、フェライトコア(47)から突出する各リード線(41〜45)の長さを揃えてもよい。
ヒューズホルダー(48)は、リード線(41)の途中に接続されるヒューズ管(F)を内部で保持した状態で収容するように構成されている。また、ヒューズホルダー(48)は、フェライトコア(47)の外側でフェライトコア(47)と重なるようにリード線(41)のループ部(R)に取り付けられている。ここで、ループ部(R)の長さは、ヒューズホルダー(48)がフェライトコア(47)と重なった状態で保持されるような長さに設定されている。
―実施形態の効果―
以上説明したように、本実施形態の電装品ユニット(50)及びそれを備えた空気調和機(10)によれば、ファンモーター(M)及び回路基板(B)の間をそれぞれ接続する複数のリード線(41〜45)をノイズ低減部材(47)の貫通孔(H)に挿通させるので、各リード線(41〜45)に流れるノイズ電流を低減することができる。そして、複数のリード線(41〜45)のうちの1本のリード線(41)には、ヒューズホルダー(48)が取り付けられている。そのため、複数のリード線(41〜45)をフェライトコア(47)の貫通孔(H)にその一方端側からその他方端側に向けて挿通させた後に、ヒューズホルダー(48)が取り付けられた1本のリード線(41)をフェライトコア(47)の貫通孔(H)にその一方端側からその他方端側に向けて再び挿通させることにより、リード線(41)にループ部(R)を形成することができる。ここで、リード線(41)を再び挿通させる際には、ヒューズホルダー(48)をフェライトコア(47)の外側でフェライトコア(47)と重なるように配置させるので、フェライトコア(47)の外側でリード線(41)のループ部(R)にヒューズホルダー(48)が取り付けられることになる。これにより、複数のリード線(41〜45)に対してヒューズホルダー(48)及びフェライトコア(47)をコンパクトに取り付けることができる。また、上述したように、ヒューズホルダー(48)が取り付けられたリード線(41)をフェライトコア(47)の貫通孔(H)に再び挿通させて、リード線(41)の一部をループ状に形成するだけで、ヒューズホルダー(48)及びフェライトコア(47)をリード線(41)のループ部(R)により互いに固定することができる。これにより、リード線(41〜45)に対してコンパクトに取り付けたヒューズホルダー(48)及びフェライトコア(47)を互いに容易に固定することができる。また、ヒューズホルダー(48)及びフェライトコア(47)を互いに固定するに当たって、例えば、バンド状のクランプ材が不要になるので、ヒューズホルダー(48)に収容されたヒューズ(F)の交換を容易に行うことができる。また、リード線(41)は、フェライトコア(47)の貫通孔(H)を2度挿通しているので、リード線(41)に流れるノイズ電流をいっそう低減することができる。また、ヒューズホルダー(48)とフェライトコア(47)とが一体でなく別体であるので、本実施形態の電装品ユニット(50)の構成を採用することにより、コンパクト化を図りながら、製品設計に合わせた部品選定を行うことができる。
また、本実施形態の電装品ユニット(50)及びそれを備えた空気調和機(10)によれば、ハーネス(46)の一方の端部にモーター(M)側の第1コネクター(49a)が設けられ、ハーネス(46)の他方の端部に回路基板(B)側の第2コネクター(49b)が設けられているので、回路基板(B)に対する電装品ユニット(50)の着脱が容易になり、メンテナンス等の作業効率を向上させることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態1では、室内機(12)に設けられたファンモーター(M)及び回路基板(B)の間を接続するための電装品ユニット(50)を例示したが、本発明は、室外機(11)に設けられたファンモーター及び回路基板の間を接続するための電装品ユニットにも適用することができる。
また、上記実施形態1では、天井埋込形の室内機(12)を例示したが、本発明は、天吊自在形の室内機等にも適用することができる。
また、上記実施形態1では、空気調和機(10)に設けられたファンモーター(M)及び回路基板(B)の間を接続するための電装品ユニット(50)を例示したが、本発明は、種々の電動機器に設けられたモーター及び回路基板の間を接続するための電装品ユニットにも適用することができる。
なお、上記各実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物又はその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、リード線に取り付けたヒューズホルダー及びノイズ低減部材を互いに容易に固定することができるので、空気調和機を始め、種々の電動機器について有用である。
B 回路基板
F ヒューズ管
H 貫通孔
M ファンモーター
R ループ部
10 空気調和機
41〜45 リード線
46 ハーネス
47 フェライトコア(ノイズ低減部材)
48 ヒューズホルダー
49a 第1コネクター
49b 第2コネクター
50 電装品ユニット

Claims (3)

  1. モーター(M)及び回路基板(B)の間をそれぞれ接続する複数のリード線(41〜45)と、
    貫通孔(H)が形成され、該貫通孔(H)に上記複数のリード線(41〜45)を挿通させるように設けられたノイズ低減部材(47)と、
    上記複数のリード線(41〜45)の1本に取り付けられ、該1本のリード線(41)の途中に接続されるヒューズ(F)を保持するヒューズホルダー(48)とを備えた電装品ユニットであって、
    上記ヒューズホルダー(48)が取り付けられた1本のリード線(41)は、上記貫通孔(H)の一方端側から入り該貫通孔(H)の他方端側から出て、再び上記貫通孔(H)の一方端側から入り該貫通孔(H)の他方端側から出ることにより、ループ状に形成されたループ部(R)を有し、
    上記ヒューズホルダー(48)は、上記ノイズ低減部材(47)の外側で該ノイズ低減部材(47)と重なるように上記ループ部(R)に取り付けられていることを特徴とする電装品ユニット。
  2. 請求項1において、
    上記複数のリード線(41〜45)を束ねたハーネス(46)は、一方の端部に上記モーター(M)側の第1コネクター(49a)が設けられ、他方の端部に上記回路基板(B)側の第2コネクター(49b)が設けられていることを特徴とする電装品ユニット。
  3. 請求項1又は2の電装品ユニット(50)を備えていることを特徴とする空気調和機。
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