JP2015077039A - 充電装置及び充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子位置や端子ピッチが異なる複数種類の電池パックに対し、充電器のプローブを簡単に接続できるようにする。
【解決手段】電池パック1を載置した後、掃引部材31を移動させ、ボールプランジャ35で1つ目のプローブ85を移動させて1つ目の凹部5内の充電端子2に接触させる。1つ目のプローブ85とボールプランジャ35の係合を解消した後、2つ目のプローブ86を移動させて2つ目の凹部6内の充電端子3に接触させる。2つ目のプローブ86とボールプランジャ35の係合を解消した後、3つ目のプローブ86を移動させて3つ目の凹部7内の充電端子4に接触させる。この後、3つのプローブ85〜87から各充電端子2〜4に給電して電池パック1に充電する。
【選択図】図8

Description

本発明は、充電装置及び充電方法に関する。
携帯電話の製造現場では、製造ラインに複数の携帯電話を流して試験することがある。このとき、携帯電話には専用の電池パックが装着され、携帯電話の電源を予めオンにすることで試験時間の短縮化を図っている。このために、電池パックは、少なくとも製造ラインを一度に流れる携帯電話の数だけ必要になる。さらに、大量の電池パックを定期的に充電する多数の充電器が必要になる。
ここで、携帯電話の電池パックは、大容量化が進んでいる。また、電池パックには、充電に使用する充電端子が複数配列されているが、充電端子の位置や配置間隔は、携帯電話の機種毎に異なっている。さらに、電池パックに充電する充電器も機種毎に製作された専用品になっている。このために、複数種類の携帯電話を1つの製造ラインを使って製造する混流生産においては、複数種類の電池パックの中から携帯電話に適合した電池パックを作業者が目視で判断し、電池パックに形状が一致する充電器を選択して充電を行っていた。また、携帯電話を修理するラインでは、修理を依頼される携帯電話の機種が顧客毎に異なるために、複数種類の電池パックを予め用意し、作業者が携帯電話の機種毎に電池パックと充電器の組み合わせを確認して充電していた。
そこで、従来では、1つの充電器で複数種類の電池パックに対応できるようなアダプタを電池パックの種類毎に作成し、電池パックにアダプタを装着してから充電器に接続することにより、充電器の種類の削減を図っていた。また、端子のピッチ等が異なる装置に電力を供給する装置としては、異なるピッチの端子のいずれかに接続可能な複数のプローブを有し、端子と接触したプローブを判定回路で電気的に計測し、計測結果に基づいて端子と接触しているプローブのみに通電するように電気回路を切換えるものがある。
特開2004−37184号公報
しかしながら、1つのアダプタを複数種類の電池パックに使用する場合には、新しい電池パックが製造される度に新しいアダプタを製造する必要がある。また、新しいアダプタを製造した場合には、複数のアダプタから電池パックに適合するアダプタを選択する作業が必要になる。さらに、複数のアダプタを保管する場所が必要になる。
また、電力供給用に複数のプローブを配列する場合には、プローブと端子の接続を判定する回路や、通電状態を切換える回路が必要になるので、装置構成が複雑である。
このような事情に鑑み、本発明は、1つの観点として、端子位置や端子ピッチが異なる複数種類の電池パックに対し、充電器のプローブを簡単に接続できるようにすることを目的とする。
実施形態の一観点によれば、複数の凹部に1つずつ充電端子が配置された充電池を位置決めして保持する載置部と、前記充電端子の並び方向に平行に移動する移動部材と、複数の前記充電端子の並び方向に平行に移動可能、かつ前記凹部に1つずつ挿入可能で、前記充電端子に電気的に接続される複数の給電端子と、前記移動部材と共に移動し、前記給電端子を複数の前記充電端子の並び方向に押圧する押圧装置と、前記移動部材に設けられ、前記押圧装置に向かって下がり勾配を有すると共に、傾斜面において前記給電端子と係合可能な傾斜板と、前記給電端子に電気的に接続される充電回路と、を含むことを特徴とする充電装置が提供される。
また、実施形態の別の観点によれば、複数の凹部に1つずつ充電端子が配置された充電池を載置し、前記充電端子に電気的に接触する複数の給電端子を前記充電池の上方に配置し、前記充電端子の並び方向に平行に移動部材を移動させ、前記移動部材と共に移動する押圧装置で複数の前記給電端子を複数の前記凹部上に順番に移動させ、複数の前記給電端子を複数の前記凹部のそれぞれに1つずつ順番に進入させて前記給電端子を前記充電端子に電気的に接触させることを含む充電方法が提供される。
充電端子の配置に合わせて給電端子を移動させることにより、専用の充電器やアダプタがなくても複数種類の充電池の充電が可能になる。
図1は、本発明の実施の形態に係る充電装置を使用する充電池の一例を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る充電装置の概略構成の一例を示す正面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る充電装置の概略構成の一例を示す側面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る充電装置の移動部材の概略構成の一例を示す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る充電装置において図2のA矢視図であり、押圧装置の構成と配置の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る充電装置において図2の一部を拡大して示す押圧装置とシャフトの配置の一例を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る充電装置において充電工程の一例を説明する図であり、移動部材が初期位置に配置されたことを示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る充電装置において充電工程の一例を説明する図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、1つの給電端子が対応する凹部に進入したことを示す拡大図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、1つの給電端子が対応する凹部の側壁に付き合ったことを示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、1つの給電端子のシャフトに押圧装置が乗り上げたことを示す拡大図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、1つの給電端子の他端側に押圧部材が配置されたことを示す拡大図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、1つの給電端子の他端側に押圧部材が配置されたことを示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、押圧装置によって2つの給電端子が2つ目の凹部に進入したことを示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、押圧装置によって3つの給電端子が3つ目の凹部に1つずつ挿入され、電気的に接続されたことを示す図である。 図16は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、充電後に移動部材が反対方向に移動することにより3つ目の給電端子に押圧装置が係合したことを示す図である。 図17は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、3つ目の給電端子が押圧装置によって凹部の一端側に移動したことを示す図である。 図18は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、凹部の一端側で1つの給電端子のシャフトに押圧装置が乗り上げたことを示す拡大図である。 図19は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、押圧部材が給電端子のシャフトを乗り越え、係合が解消されたことを示す図である。 図20は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、押圧部材との係合が解消された給電端子が傾斜板によって凹部から引き出されたことを示す図である。 図21は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、全ての給電端子が傾斜板によって凹部から引き出されたことを示す図である。 図22は、本発明の実施の形態に係る充電装置の一例であって、移動部材が初期位置を越えて一端側に移動したことを示す図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
最初に、図1の斜視図を参照し、充電池である電池パックの構成について説明する。
電池パック1は、直方体形状を有し、1つの側面に3つの充電端子2,3,4が一列に並んでは位置されている。各充電端子2〜3は、電池パック1のケースの凹部5,6,7を形成されており、例えば、プラス端子、温度測定用端子、マイナス端子が順番に配列されている。
図2の正面図と、図3の側面図に示すように、電池パック充電装置10は、テーブル上などに設置されるベース11を有する。ベース11には、充電回路12と昇降装置13が搭載されている。昇降装置13は、昇降機構部14によって上下方向に移動する昇降テーブル15を有する。昇降機構部14は、例えば、昇降テーブル15を挟むように配置された複数のラックアンドピニオン機構を有する。ピニオンは、ベース11側に回転自在に取り付けられており、制御装置16の指令に基づいて所定の方向に回転する。ラックは、昇降テーブル15の側部に固定されている。また、昇降機構部14は、掃引機構ユニット21の移動範囲の下限を検出するためのスイッチ17を有する。スイッチ17は、ベース11に上向きに固定されている。なお、昇降機構部14は、ラックアンドピニオン機構に限定されない。
昇降テーブル15には、掃引機構ユニット21が搭載されている。掃引機構ユニット21は、ベース11の上方に配置され、矢印で示す掃引方向に平行に延びている。ここで、掃引方向は、昇降テーブル15の昇降方向に直交する水平方向であり、電池パック1の3つの充電端子2〜4の並び方向に一致する。掃引機構ユニット21は、例えば、昇降テーブル15に回転自在に取り付けられた複数のローラ22と、ローラ22を回転駆動させる駆動機構23とを有する。複数のローラ22は、掃引方向に等間隔に配列されており、各ローラ22の回転軸は掃引方向と直交する第2の水平方向に平行に配置されている。各ローラ22回転軸には、ベルト24が掛け回されており、全てのローラ22を同じ方向に回転させることが可能である。駆動機構23は、例えば、不図示のモータ等に連結された1つのローラ23Aを有し、ローラ23Aの回転を複数のローラ22の少なくとも1つに伝達できるようになっている。また、掃引機構ユニット21の他方の端部の近傍には、電池パック1の充電開始のタイミングを制御する充電開始スイッチ28が設けられている。充電開始スイッチ28は、ベース11に固定されており、その出力は充電回路12に接続されている。
さらに、複数のローラ22上には、移動部材である掃引部材31が載置されている。ここで、図2において掃引部材31は、掃引方向の一端側に配置されている。図2及び図3と、図4の斜視図に示すように、掃引部材31は、ローラ22上に載せられる底部32を有し、底部32の幅方向の両端からは一対の側板33が上向きに平行に延びている。一対の側板33のそれぞれの上端部には、アーム34が1つずつ取り付けられている。各アーム34は、側板33との接続部分から側板33の上方を避けるように曲がり、その後に先端が側板33の上方に配置されるように曲げられている。さらに、一対のアーム34の先端には、押圧装置であるボールプランジャ35が1つずつ取り付けられている。また、一対の側板33の上端には、傾斜板36が1つずつ取り付けられている。傾斜板36は、ボールプランジャ35の設置位置より他端側に配置されている。傾斜板36は、上面が他端側からボールプランジャ35が配置された一端側にかけて下り勾配を持つ傾斜面36Aを有する三角形状になっている。傾斜面36Aは、側板33の上面の上方で、かつボールプランジャ35と掃引方向に前後して配置されている。
ここで、図2のA矢視図である図5に示すように、ポールプランジャ35は、アーム34に支持された筒体38を有する。筒体38は、中心軸が昇降方向に平行に配置され、上端がエンド部38Aで閉塞され、下端が開放端38Bになっている。筒体38内には、コイルバネ39が挿入されている。コイルバネ39の上端は、エンド部38Aに固定されており、下端には押圧部材であるボール40が固定されている。ボール40は、筒体38内を移動可能な外径を有すると共に、一部が開放端38Bから下方に突出している。
また、図2に示すように、掃引機構ユニット21の上には、電池パック1の載置部41が設けられている。電池パック1の載置部41は、掃引機構ユニット21の一対の側板33の間を通り、ベース11に固定された支持板42を有する。支持板42の上面には、複数のコイルバネ43を介して載置台44が取り付けられている。また、支持板42には、2つの突き当て板45,46が固定されている。図3に示すように、側面突き当て板45は、支持板42の端部から掃引機構ユニット21の側板33と平行に上向きに延びている。側面付き当て板45の上端には、上面付き当て板47が取り付けられている。上面付き当て板47は、載置台44の上方に突出している。また、図2及び図3に示すように、奥側付き当て板46は、掃引方向の一端側に配置されている。これら付き当て板45〜47に付き当てるように電池パック1を載置台44に載置すると、電池パック1が電池パック充電装置10に対して位置決めされる。
また、ベース11の上方には、プローブ部51が設けられている。プローブ部51は、天板61の下面に固定されたレール62を有する。天板61は、ベース11に固定されている。レール62は、掃引方向に平行に延びており、3つのプローブユニット71,72,73が独立してスライド移動自在に取り付けられている。また、プローブ部51の一端側には、3つのプローブユニット71〜73を挟むように一対のガイド板75が配置されている。各ガイド板75の対向する内面には、ブレーキ部材76が取り付けられている。ブレーキ部材76は、掃引方向の一端側において各プローブユニット71〜73に接触するもので、例えばフェルトなど、プローブユニット71〜73との接触抵抗を高めることにより、プローブユニット71〜73の移動を規制することができる材料を含んで製造されている。
さらに、各プローブユニット71〜73は、レール62に係合されたスライダ81を1つずつ有する。スライダ81からは、押し付け部82が下向きに延びている。押し付け部82は、上端がエンド部で閉塞された円筒形状を有し、円筒内にはコイルバネ83とロッド84が挿入されている。ロッド84は、コイルバネ83によって常に下向きに付勢されている。各ロッド84の下端には、給電端子であるプローブ85,86,87が1つずつ固定されている。各プローブ85〜87は、電池パック1の充電端子2〜4の凹部5〜7に挿入可能な外形を有し、導電性を有する材料を含んで製造されている。さらに、各プローブ85〜87は、不図示の配線によって充電回路12に電気的に接続されている。さらに、プローブ85〜87には、掃引方向に直交する一対の側面のそれぞれからシャフト88が1本ずつ水平に突出している。図4と、図6の拡大図に一例を示すように、各シャフト88は、ボールプランジャ35に係合可能な長さでプローブ85〜87から突出している。さらに、各シャフト88は、傾斜板36の傾斜面36と係合可能な長さでプローブ85〜87から突出している。
次に、電池パック1の充電工程について説明する。
最初に、電池パック1を電池パック充電装置10に装着する工程について説明する。
図2に示すように、電池パック1を装着する前は、3つのプローブユニット71〜73が掃引方向の一端側に配置されている。各プローブユニット71〜73は、シャフト88が側板33の上面又は傾斜板36の傾斜面36Aに当接している。ボールプランジャ35は、最も一端側に配置された第1のプローブユニット71のプローブ85のシャフト88のさらに一端側に待機している。また、掃引部材31は、一端側に配置されており、載置台44はコイルバネ43の復元力によって上側に配置されている。
電池パック充電装置10に電池パック1を装着するときは、充電端子2〜4を上向きにして電池パック1を載置台44に載せる。このとき、電池パック1で載置台44を押し下げてコイルバネ43を圧縮させながら、載置台44と上面付き当て板47の間に電池パック1を挿入する。さらに、電池パック1の側面を、側面付き当て板45と、奥側押し付け板46にそれぞれ押し当てる。この状態で電池パック1から手を離すと、コイルバネ43の復元力で載置台44が上昇し、電池パック1の上面が上面付き当て板47に当接する。これによって、電池パック1が、3つの付き当て板45〜47によって位置決めされつつ、電池パック充電装置10に装着される。なお、この段階では、3つのプローブユニット71〜73は、電池パック1の上面より上方に配置されている。
続いて、電池パック1の端子4〜7に各プローブユニット71〜73を1つずつ電気的に接続させる工程を実施する。ここでは、充電端子2〜3の並び方向に複数のプローブユニット71〜73を移動させ、掃引方向の手前側(一端側)からプローブユニット71〜73を1つずつ充電端子2〜3に接触させる。以下、この工程の具体例について説明する。
制御装置16は、昇降機構部14を駆動させ、掃引機構ユニット21を降下させる。プローブ85〜88のロッド88が係合している掃引機構ユニット21の側板33や傾斜板36が下降することにより、3つのプローブユニット71〜73の各プローブ85〜87の下方に移動する。一方、電池パック1は、支持板42がベース11に固定されているので下降しない。従って、図6や図7に例示するように、掃引機構ユニット21が予め定めた高さまで下降すると、第1のプローブユニット71のプローブ85が電池パック1の上面に載る。このとき、第1のプローブユニット71のシャフト88の高さがボールプランジャ35の筒体38の高さと略一致する。
一方、図7に示すように、他の2つのプローブユニット72,73のプローブ86,87は、傾斜板36の傾斜面36Aにシャフト88が係合することによって第1のプローブユニット71のプローブ85より上方に持ち上げられているので、電池パック1の上面には接触していない。傾斜板36は、一端側が下がっているので、第2のプローブユニット72のプローブ86は傾斜板36に沿って下がり、第1のプローブユニット71のプローブ85に当接している。同様に、第3のプローブユニット73のプローブ87は、傾斜板36に沿って下がり、第2のプローブユニット72のプローブ86に当接している。
この状態で、図2に示す制御装置16は、掃引機構ユニット21の駆動機構23を駆動させて複数のローラ22を所定の方向に回転させ、掃引部材31を矢印AR1に示す第1の掃引方向に所定の速度でスライド移動させる。これに伴い、図6に示すように、掃引部材31に取り付けられたボールプランジャ35は、第1のプローブユニット71のロッド84に当接し、ボールプランジャ35によって第1のプローブユニット71が他端側に押圧される。その結果、図8に示すように、掃引部材31の移動と共に第1のプローブユニット71が他端側に移動する。さらに、他の2つのプローブユニット72,73のプローブ86,87は、第1のプローブユニット71のプローブ85に直接又は間接に接触しているので、第1のプローブユニット71と共に他端側に移動する。
さらに、第1のプローブユニット71が他端側に移動させられると、第1のプローブユニット71が電池パック1の1つ目の充電端子2の上方に到達する。このとき、図9に一部を拡大して模式的に示すように、第1のプローブユニット71が最初に端子2の凹部5に入り込み、プローブ85と充電端子2と電気的に接触する。なお、第1のプローブユニット71が凹部5に到達する前に他の2つのプローブユニット72,73が凹部5の上方を通過するが、他の2つのプローブユニット72,73は、シャフト88が傾斜板36上に載っているため、プローブ86,87が凹部5に進入することはない。
ここで、プローブ85が充電端子2の凹部5に入り込むことにより、シャフト88の位置は下がるが、ボールプランジャ35のボール40とは係合し続けている。従って、掃引部材31の移動に伴って第1のプローブユニット71は、凹部5内で矢印AR1に示すように他端側に移動する。そして、図10に示すように、1つ目の充電端子2の凹部5の他端側の側面5Aに第1のプローブユニット71のプローブ85が突き当たると、第1のプローブユニット71の移動がストップする。
このとき、掃引部材31の移動は継続されるので、ボールプランジャ35のボール40はシャフト88を押して第1のプローブユニット71を他端側に移動させようとする。しかしながら、第1のプローブユニット71は、1つ目の充電端子2の凹部5の他端側の側面5Aに当接しており、移動できない。この結果、ボールプランジャ35がプローブ85を押圧しようとする力の反力としてボール40に加わる外力が大きくなる。外力が予め設定されている所定値を越えると、ボールプランジャ35内のコイルバネ39が圧縮させられる。これにより、図11に示すように、ボール40が筒体38内に引き込まれ、ボールプランジャ35がシャフト88上に乗り上げる。掃引部材31がさらに矢印AR1に示す方向に移動すると、図12に示すように、ボールプランジャ35がシャフト88を乗り越え、シャフト88の他端側に移動する。これによって、第1のプローブユニット71と掃引部材31との連結が解消される。以降は、掃引部材31が移動しても、第1のプローブユニット71は1つ目の充電端子2の凹部5内で停止したままになる。
また、図13に示すように、第2のプローブユニット72は、傾斜板36の傾斜によって、第1のプローブユニット71に接触する位置まで下がって来ている。同様に、第3のプローブユニット73は、傾斜板36の傾斜によって、第2のプローブユニット72に接触する位置まで下がって来ている。
そして、掃引部材31がさらに他端側に移動すると、図14に示すように、第1のプローブユニット71を乗り越えたボールプランジャ35が、第2のプローブユニット72のシャフト88に当接する。以降は、ボールプランジャ35を介して第2のプローブユニット72が掃引部材31に係合されるので、掃引部材31の移動に伴って、第2のプローブユニット72が他端側に移動を開始する。なお、このとき、第3のプローブユニット73は、第2のプローブユニット72に端面が当接していることから、掃引部材31と共に他端側に移動を開始する。
以降は、第2のプローブユニット72、第3のプローブユニット73が順番にボールプランジャ35に係合させられ、対応する凹部6,7の充電端子3,4に電気的に接続される。即ち、ボールプランジャ35で押された第2のプローブユニット72が電池パックの2つ目の充電端子3の凹部6に進入し、電気的に接続される。図9に示すように、第2のプローブユニット72のプローブ86は、凹部6の他端側の側面6Aに接触するまで掃引部材31によって移動させられる。そして、プローブ86が凹部6の側面6Aに接触したら、図9、図11及び図12を参照して説明したように、ボールプランジャ35がプローブ86のシャフト88を乗り越え、第2のプローブユニット72と掃引部材31の係合が解消される。以降は、掃引部材31が移動しても、第2のプローブユニット72は2つ目の充電端子3の凹部6内で停止したままになる。
さらに続いて、第2のプローブユニット72を乗り越えたボールプランジャ35が、第3のプローブユニット73を押して移動させる。第3のプローブユニット73のプローブ86が電池パック1の3つ目の充電端子4の凹部7に進入すると、プローブ86と充電端子4が電気的に接続される。図9に示すように、第3のプローブユニット73のプローブ87は、凹部7の一端側の側面7Bに接触するまで掃引部材31によって移動させられる。そして、プローブ87が凹部7の他端側の側面7Aに接触したら、図9、図11及び図12を参照して説明したように、ボールプランジャ35がプローブ87のシャフト88を乗り越え、第3のプローブユニット73と掃引部材31の係合が解消される。以降は、掃引部材31が移動しても、第3のプローブユニット73は2つ目の充電端子3の凹部7内で停止したままになる。この結果、図15に示すように、3つのプローブ85〜87が、凹部5〜7内に1つずつ収容され、かつ各充電端子2〜4に1つずつ電気的に接触する。
次に、電池パック1の充電工程について説明する。図15に示すように、掃引部材31が電池パック1を抜けるまで移動し、掃引部材31が充電回路スイッチ28に接触すると、充電回路12から各プローブユニット71〜73を介して電池パック1に電力が供給され、受電が開始される。制御装置16は、所定時間経過又は充電量が所定量に達したら、充電回路12をOFFにして充電を終了する。
続いて、電池パック1の充電端子2〜4から各プローブユニット71〜73を取り外す工程を実施する。ここでは、充電端子2〜3にプローブ85〜87を接触させたときと反対方向に掃引部材31を移動させ、掃引方向の奥側(他端側)からプローブユニット71〜73を1つずつ凹部5〜7から引き出す。以下、この工程の具体例について説明する。なお、作業者が不図示の電池パック取り出しスイッチを押すことで実施される。また、この工程は、充電終了後に自動的に実行しても良い。
図16に示すように、制御装置16は、掃引部材31を反対向き、即ち矢印AR2に示す第2の掃引方向に移動を開始させる。最初に、ボールプランジャ35は、第3のプローブユニット73のシャフト88に挿入時とは反対側から当接する。掃引部材31がさらに移動すると、ボールプランジャ35によって第3のプローブユニット73のプローブ87が凹部7内で一端側に移動させられる。そして、図17に示すように、第3のプローブユニット73のプローブ87が充電端子4の凹部7の一端側の端面7Bに付き当たると、第3のプローブユニット73は、他端側への移動が不能になる。
この状態で、掃引部材31がさらに一端側に移動を続けると、ボールプランジャ35がプローブ87を押圧しようとする力の反力としてボール40に加わる外力が大きくなる。外力が予め設定されている所定値を越えると、ボールプランジャ35内のコイルバネ39が圧縮させられる。これによって、図18に示すように、ボール40が筒体38内に引き込まれ、ボールプランジャ35がシャフト88上に乗り上げる。掃引部材31がさらに矢印AR1に示す方向に移動すると、図9に示すように、ボールプランジャ35がシャフト88を乗り越え、シャフト88の一端側に移動する。これによって、第3のプローブユニット73と掃引部材31との連結が解消される。
この後、図19に示すように、ボールプランジャ35の通過から所定時間遅れて傾斜板36の傾斜面36Aが第3のプローブユニット73のシャフト88に当接する。掃引部材31がさらに一端側に移動すると、図20に示すように、プローブ87が傾斜板36によって持ち上げられ、第3のプローブユニット73が3つ目の充電端子4の凹部7から引き出される。その後は、傾斜板36に押されることにより、第3のプローブユニット73が掃引部材31と共に一端側に移動する。
以降は、第2のプローブユニット72、第1のプローブユニット71が順番にボールプランジャ35に係合させられ、対応する凹部6,7から引き出され、充電端子2,3との電気的接続が解消される。より詳細には、図12に示すように、ボールプランジャ35が第2のプローブユニット72のプローブ86のシャフト88に当接することで係合する。この状態で、掃引部材31が一端側に移動すると、図18に示すように、第2のプローブユニット72のプローブ86が充電端子3の凹部6の一端側の端面6Bに付き当たり、ボールプランジャ35がシャフト88上に乗り上げる。そして、図9に示すように、ボールプランジャ35がシャフト88を乗り越え、第2のプローブユニット72と掃引部材31との連結が解消される。その後、前記と同様に、ボールプランジャ35の通過から所定時間遅れてプローブ86のシャフト88に傾斜板36の傾斜面36Aが当接し、傾斜板36によってプローブ86が持ち上げられ、第2のプローブユニット72が2つ目の充電端子3の凹部6から引き出される。その後は、傾斜板36に押されることにより、2つのプローブユニット72,73が掃引部材31と共に一端側に移動する。
続いて、図12に示すように、ボールプランジャ35が第1のプローブユニット71のプローブ85のシャフト88に係合する。さらに、掃引部材31の移動に伴ってプローブ85が充電端子3の凹部5の一端側の端面5Bまで移動すると、図18及び図9に示すように、ボールプランジャ35がシャフト88を乗り越え、第1のプローブユニット71と掃引部材31との連結が解消される。その後、図21に示すように、ボールプランジャ35の通過から所定時間遅れてプローブ85のシャフト88に傾斜板36の傾斜面36Aが当接し、傾斜板36によってプローブ85が持ち上げられ、第1のプローブユニット72が1つ目の充電端子2の凹部5から引き出される。これによって、3つのプローブ85〜87が対応する3つの充電端子2〜4から引き出され、傾斜板36上に配列される。その後は、傾斜板36に押されることにより、3つのプローブユニット71〜73が掃引部材31と共に一端側に移動する。
この状態で、図22に示すように、制御装置16は、掃引部材31が初期位置を越えて電池パック1の一端側の端部を少し過ぎたところまで移動させる。これによって、3つのプローブユニット71〜73がガイド板75の間に進入する。図3に示すように、ガイド板75にはブレーキ部材76が取り付けてあるので、3つのプローブユニット71〜73の移動が規制される。
この後、制御装置16は、再び、掃引部材31を矢印AR1に示す他端側に向けて移動させる。ブレーキ部材76によって、3つのプローブユニット71〜73は移動し難くなっているので、各プローブユニット71〜73の移動量は掃引部材31の移動量より小さくなる。その結果、各プローブ85〜87が傾斜板36に沿って少し下降する。図7に示すように、電池パック1の端面が配置されている領域では、第1のプローブユニット71が電池パック1の上面に載る。さらにボールプランジャ35によって3つのプローブユニット71〜73が僅かに他端側に移動させられる。そして、初期位置に到達したら、制御装置16は、掃引部材31の移動を停止する。
次に、電池パック1の取り出し工程について説明する。
掃引部材31を初期位置に停止させたら、制御装置16は、昇降機構部14を駆動させ、掃引機構ユニット21を上昇させる。これによって、各プローブユニット71〜73が側板33の上面及び傾斜板36の傾斜面36Aに押し上げられる。昇降機構部14は、掃引部材31が予め定められた初期位置まで上昇したら停止する。この間、電池パック1を搭載した載置台44は上下方向に移動しないので、電池パック1の上方からプローブユニット71〜73が離脱する。これによって、電池パック1と各プローブユニット71〜73の接触が完全に解消されたので、各プローブユニット71〜73と電池パック1の間に隙間が生じるので、作業者が電池パック1を取り出す。
そして、他の電池パック1を充電するときには、前記の工程を繰り返す。例えば、充電端子2と充電端子3の間の距離が、図示した距離より長い電池パック1を充電する場合には、2つ目のプローブユニット72が前記の場合より長い距離移動した後、凹部6に挿入される。このように、電池パック1の端子位置や、端子位置、端子間距離が異なる場合には、電池パック1上や、凹部5〜7内におけるプローブユニット71〜72の移動量が変化することで、自動処理でプローブ85〜87を1つずつ充電端子2〜4に電気的に接触させることができる。従って、作業員は、電池パック1毎に異なる作業を行う必要はない。
以上、説明したように、電池パック充電装置10では、電池パック1を載置した後、掃引部材31を移動させ、ボールプランジャ35で3つのプローブ85〜87を押圧し、プローブ85〜87を1つずつ順番に凹部5〜7内に進入させて充電端子2〜4に接触させるようにしたので、充電端子2〜4の配置が異なる場合でも端子同士を確実に接続させることが可能になり、電池パック1毎にアダプタを作成する必要がなくなる。さらに、多数のプローブと充電端子の接続を調べる回路が不用になり、装置構成が簡略化される。また、各プローブ85〜87は凹部5〜7内に挿入可能な形状にしたので、充電端子2〜5の形状が異なる場合でも端子同士を確実に接続させることが可能になる。掃引方向の手前側のプローブ85,86を傾斜板36で上方に待機させるようにしたので、一端側から順番に1つずつプローブ85〜87を充電端子2〜4に接触させることが可能になる。これによって、作業者は、電池パック充電装置10に電池パック1をセットするだけで充電できるようになるので、作業効率が向上する。
また、各プローブ85〜87が凹部5〜7の側壁5A〜7A,5B〜7Bに接触したときには、ボールプランジャ35の一部が変化することでプローブ85〜87との係合を解消するようにしたので、プローブ85〜87に大きな押圧力が作用することはない。さらに、プローブ85〜87との係合を解消することにより、他のプローブ85〜87を順番に移動させることが可能になる。
なお、押圧装置であるボールプランジャ35は、掃引方向に直交する水平方向にプローブ85〜87を挟むように一対配置され、ボール40の移動方向を掃引方向に直交する水平方向に設定しても良い。
押圧装置であるボールプランジャ35は、シャフト88の代わりに、プローブ85〜87に直接に接触させても良い。
押圧装置は、所定の力が加わったときに、回動することにより、シャフト88との係合を解除する構成でも良い。
プローブユニット71〜73の数は、電池パック1の充電端子2〜4の数以上であれば良い。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
以下に、前記の実施の形態の特徴を付記する。
(付記1) 複数の凹部に1つずつ充電端子が配置された充電池を位置決めして保持する載置部と、前記充電端子の並び方向に平行に移動する移動部材と、複数の前記充電端子の並び方向に平行に移動可能、かつ前記凹部に1つずつ挿入可能で、前記充電端子に電気的に接続される複数の給電端子と、前記移動部材と共に移動し、前記給電端子を複数の前記充電端子の並び方向に押圧する押圧装置と、前記移動部材に設けられ、前記押圧装置に向かって下がり勾配を有すると共に、傾斜面において前記給電端子と係合可能な傾斜板と、前記給電端子に電気的に接続される充電回路と、を含むことを特徴とする充電装置。
(付記2) 前記押圧装置は、前記給電端子を押圧する部分に作用する力が所定値を越えたら変形することで前記給電端子との係合を解消するように構成したことを特徴とする付記1に記載の充電装置。
(付記3) 前記押圧装置は、付勢部材で付勢されて突出する押圧部材を有し、前記押圧部材に作用する力が所定値を越えたら前記押圧部材が移動することで前記給電端子との係合を解消するように構成したことを特徴とする付記2に記載の充電装置。
(付記4) 前記給電端子は、前記押圧部材に係合可能であると共に、前記傾斜板の前記傾斜面と係合可能なシャフトを有することを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の充電装置。
(付記5) 前記移動部材の移動を制御する制御装置を含み、前記制御装置は、前記給電端子を前記充電端子に接触させるときには、前記充電端子の並び方向に平行な第1の方向に前記移動部材を移動させ、前記給電端子と前記充電端子の接触を解消させるときには、前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記移動部材を移動させるように構成したことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか一項に記載の充電装置。
(付記6) 複数の凹部に1つずつ充電端子が配置された充電池を載置し、前記充電端子に電気的に接触する複数の給電端子を前記充電池の上方に配置し、前記充電端子の並び方向に平行に移動部材を移動させ、前記移動部材と共に移動する押圧装置で複数の前記給電端子を複数の前記凹部上に順番に移動させ、複数の前記給電端子を複数の前記凹部のそれぞれに1つずつ順番に進入させて前記給電端子を前記充電端子に電気的に接触させることを含む充電方法。
(付記7) 前記給電端子を前記充電端子に電気的に接触させた後、前記移動部材の移動に伴って前記押圧装置が前記給電端子に与える押圧力が所定値以上になったら、前記押圧装置と前記給電端子の係合を解除することを特徴とする付記6に記載の充電方法。
(付記8) 前記押圧装置に向かって下り勾配を有する傾斜板上に前記給電端子を配置し、前記給電端子を前記押圧装置に向けて移動させることを含む付記6又は付記7に記載の充電方法。
(付記9) 前記充電池の充電を終了した後、前記給電端子を前記凹部に進入させる方向と反対方向に前記移動部材を移動させ、前記移動部材に設けた傾斜面に前記給電端子を係合させて前記給電端子を前記凹部から引き上げることを特徴とする付記6又は付記7に記載の充電方法。
1 電池パック(充電池)
2,3,4 充電端子
5,6,7 凹部
10 電池パック充電装置
12 充電回路
16 制御装置
31 掃引部材(移動部材)
35 ボールプランジャ(押圧装置)
36 傾斜板
36A 傾斜面
40 ボール(押圧部材)
41 載置部
85,86,87 プローブ(給電端子)
88 シャフト
AR1 第1の掃引方向
AR2 第2の掃引方法

Claims (5)

  1. 複数の凹部に1つずつ充電端子が配置された充電池を位置決めして保持する載置部と、
    前記充電端子の並び方向に平行に移動する移動部材と、
    複数の前記充電端子の並び方向に平行に移動可能、かつ前記凹部に1つずつ挿入可能で、前記充電端子に電気的に接続される複数の給電端子と、
    前記移動部材と共に移動し、前記給電端子を複数の前記充電端子の並び方向に押圧する押圧装置と、
    前記移動部材に設けられ、前記押圧装置に向かって下がり勾配を有すると共に、傾斜面において前記給電端子と係合可能な傾斜板と、
    前記給電端子に電気的に接続される充電回路と、
    を含むことを特徴とする充電装置。
  2. 前記押圧装置は、付勢部材で付勢されて突出する押圧部材を有し、前記押圧部材に作用する力が所定値を越えたら前記押圧部材が移動することで前記給電端子との係合を解消するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記移動部材の移動を制御する制御装置を含み、前記制御装置は、前記給電端子を前記充電端子に接触させるときには、前記充電端子の並び方向に平行な第1の方向に前記移動部材を移動させ、前記給電端子と前記充電端子の接触を解消させるときには、前記第1の方向とは反対の第2の方向に前記移動部材を移動させるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電装置。
  4. 複数の凹部に1つずつ充電端子が配置された充電池を載置し、
    前記充電端子に電気的に接触する複数の給電端子を前記充電池の上方に配置し、
    前記充電端子の並び方向に平行に移動部材を移動させ、前記移動部材と共に移動する押圧装置で複数の前記給電端子を複数の前記凹部上に順番に移動させ、複数の前記給電端子を複数の前記凹部のそれぞれに1つずつ順番に進入させて前記給電端子を前記充電端子に電気的に接触させることを含む充電方法。
  5. 前記充電池の充電を終了した後、前記給電端子を前記凹部に進入させる方向と反対方向に前記移動部材を移動させ、前記移動部材に設けた傾斜面に前記給電端子を係合させて前記給電端子を前記凹部から引き上げることを特徴とする請求項4に記載の充電方法。
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