JP2015076749A - 設定値管理サーバ、処理デバイス、設定値管理方法、コンピュータプログラム - Google Patents

設定値管理サーバ、処理デバイス、設定値管理方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の複合機とサーバとの間で同期がとられている設定値が、個々の複合機により変更されると、他の複合機においても設定値が変更される事態を防止する。
【解決手段】設定値を保持した複合機120a,120bと、設定値管理サーバ110とをネットワーク100を介して接続可能する。複合機120aにおいて、ユーザから設定値の変更要求が入力されたときは、当該設定値が変更可能かどうかを設定値管理サーバ110に問い合わせる。設定値管理サーバ110は、その設定値が各複合機120a,120bとの間で同期されている設定値であれば、変更を制限する情報を複合機120aに送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば複合機のように、色材の濃度補正値などの設定値が保持されている処理デバイスの設定値管理技術に関する。特に、複数の処理デバイスに保持されている設定値が同期する場合の設定値管理技術に関する。
近年、複合機の動作内容を定める設定値が複合機の内部に保持されるだけでなく、その設定値を他の複合機の設定値と共に、ネットワーク接続されたサーバにおいてマスターデータとして保持させることが検討されている。これにより、複数の複合機における設定値の一元管理を行うことも可能となる。この場合、設定値は同期されており、マスターデータが変更されると、変更後の設定値が各複合機に通知され、各複合機内の設定値も変更される。同様に、いずれかの複合機の設定値が変更されると、マスターデータの値が変更され、その結果、すべての複合機の設定値が変更される。
設定値の中には、複合機の動作に大きな影響を及ぼすものもある。そのような設定値が個々の複合機のユーザにより不用意に変更されてしまうと、他の複合機が、意図しない態様で動作してしまうという問題がある。
特許文献1に開示された電子機器では、設定値の変更を許可する許可モードと、禁止する禁止モードとを設け、禁止モードのときは予め選択した設定値の変更を禁止する。この電子機器では、また、禁止モード設定後においても設定値によっては、禁止モードでも設定値の変更を可能にする。
特開平06−028128号公報
特許文献1に開示されている電子機器によれば、禁止モードが設定されているときの設定値については、禁止前の内容が維持される。しかし、変更が禁止されていない設定値に関しては、自由に設定値の変更が可能になる。そのため、複数の電子機器における設定値が同期している場合には、依然として他の電子機器が、意図しない態様で動作してしまうという課題が残る。このような課題は、設定値に基づいて動作する処理デバイス全般に生じる。
本発明は、複数の処理デバイスの設定値が同期する場合において一部の処理デバイスによる不用意な設定値の変更によって他の処理デバイスの設定値が変更される事態を防止する設定値管理技術を提供することを目的とする。
本発明は、以下の手順の設定値管理方法を提供する。すなわち、それぞれ自己の動作内容を定める設定値を保持した複数の処理デバイスと、設定値管理サーバとを通信路を介して接続可能にする。そして、設定値管理サーバに、複数の処理デバイスがそれぞれ保持する設定値と同一の設定値毎に、各処理デバイスによる個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持させておく。
複数の処理デバイスのいずれかにおいて設定値の変更要求が入力されたときは、当該処理デバイスが、当該設定値が変更可能かどうかを設定値管理サーバに問い合わせる。設定値管理サーバは、前記問い合わせに応じて、前記設定値が変更可能な設定値かどうかを前記マスターデータに基づいて判定する。変更可能な設定値でないときは前記変更要求を受け付けた処理デバイスに対して、前記設定値の変更を制限させるための制限情報を送信する。
本発明によれば、複数の処理デバイスの設定値が同期する場合において、一部の処理デバイスのユーザによる不用意な設定値の変更によって他の処理デバイスの設定値が変更される事態が防止される。
第1実施形態に係る設定値同期システムの全体構成図。 設定値管理サーバのハードウエア構成図。 設定値管理サーバのソフトウエア構成図。 (a)〜(c)はマスターデータの例示図。 複合機のハードウエア構成図。 複合機のソフトウエア構成図。 (a)〜(c)は、設定値テーブルの例示図。 (a)は設定値管理サーバの処理手順説明図、(b)は複合機の処理手順説明図。 設定値の変更要求を受け付けるときのUI画面の例示図。 (a)はユーザが個別に設定値を変更しようとした場合の複合機の処理手順説明図、同(b)は設定値管理サーバの処理手順説明図。 設定値一覧画面の例示図。 全設定値変更禁止メッセージ画面の例示図。 (a)は濃度補正画面、(b)は印刷時のトナー量補正画面の例示図。 設定値変更禁止メッセージ画面の例示図。 (a),(b)は、第2実施形態におけるマスターデータの例示図。 (a)〜(c)は第2実施形態における設定値テーブルの例示図。 (a)は同期時の設定値の一時的な変更を受け付けたときの設定値管理サーバの処理手順説明図、同(b)は複合機の処理手順説明図。 第2実施形態における設定値の一時的な変更の設定画面の例示図。 第2実施形態において複合機が設定値変更要求を受け付けるときの処理手順説明図。 第2実施形態における一時的な変更許可メッセージ画面の例示図。 第2実施形態において複合機において設定値の参照が実行されるときの処理手順説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る設定値同期システムの全体構成図である。この設定値同期システムは、設定値管理サーバ110と処理デバイスの一例となる複合機120a,120bとを含んで構成される。各複合機120は、コピー、ファクシミリなどの複数種類の機能を実現する機器であり、その内部に、それぞれ自己の動作内容を定める設定値が保持されている。設定値は、例えば色材の濃度補正、印刷時のトナー量補正、オートスリープ移行時間、ジョブ履歴の表示等であり、その一部は、他の複合機及び設定値管理サーバ110と同期している。すなわち、個々の複合機120における設定値の変更が制限される。
なお、図1では、2台の複合機120a,120bを例示しているが、3台以上であっても良い。以後の説明では、2台の複合機120a,120bを特に区別する必要がある場合を除き、複合機120と表現する。
第1実施形態では、これらの複合機120と設定値管理サーバ110とをネットワーク100のような通信路を介して接続可能にする。設定値管理サーバ110には、各複合機120がそれぞれ保持する設定値と同一の設定値毎に、各複合機120による個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持させておく。そして、複合機120のいずれかにおいて設定値の変更要求が入力されたときに、当該複合機120が、当該設定値が変更可能かどうかを設定値管理サーバ110に問い合わせる。設定値管理サーバ110は、この問い合わせに応じて、設定値が変更可能な設定値かどうかをマスターデータに基づいて判定する。変更可能な設定値でないときは変更要求を受け付けた複合機120に対して、設定値の変更を制限させるための制限情報を送信する。制限情報は、本実施形態では、複合機120において設定値の変更が禁止されるようにする情報である。
以下、このような設定値の管理を可能にする設定値管理サーバ110と複合機120の構成について説明する。
<設定値管理サーバ>
図2は、設定値管理サーバ110のハードウエア構成図である。設定値管理サーバ110は、コントローラユニット200、操作部220、表示部230を含んで構成される。操作部220は、マウス、キーボードなどの入力デバイスである。表示部230はタッチスクリーンなどの出力デバイスである。コントローラユニット200は、CPU(Central Processing Unit)203を有するコンピュータの一種である。CPU203は、システムバス210を介して、RAM(Random Access Memory)204、HDD(Hard Disk Drive)205、ROM(Read Only Memory)206と接続される。システムバス210には、また、操作部I/F201、表示部I/F202、通信I/F207も接続されている。
CPU203は、ROM206に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を立ち上げる。そして、OS上で、HDD205に格納されているコンピュータプログラムを実行し、これにより各種処理を実行する。RAM204は、CPU203の作業領域として用いられる。
操作部I/F201は、操作部220とのインタフェースであり、操作部220によって入力された情報をCPU203に伝える。表示部I/F202は、表示部230に対して表示すべき情報を出力する。通信I/F207は、ネットワーク100を介して複合機120a,120bとの間で情報の入出力を行う。
図3は、設定値管理サーバ110のソフトウェア構成図である。設定値管理サーバ110は、通信部31、管理部32、受付部34、提示部35及び制御部37の機能を有する。これらの機能は、例えばコントローラユニット200のCPU203が上記のコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより実現される。
通信部31は、通信I/F207による複合機120との通信を可能にする。管理部32は、マスターデータ33をHDD203において更新自在に保持する。マスターデータ33は、上述したとおり、各複合機120がそれぞれ保持する設定値と同一の設定値毎に、各複合機による個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたデータである。
受付部34は、管理者又は各複合機120からの設定値の変更要求を受け付ける。管理者からの変更要求は、操作部220を通じて受け付ける。複合機120からの変更要求は、通信部31を通じて受け付ける。なお、複合機120からの変更要求の受付は、複合機120からの当該設定値についての変更可否の問い合わせと同じである。
提示部35は、表示部230に対して、ユーザに対して、メニュー画面、設定値変更画面、設定値参照画面その他のユーザ・インタフェース(UI)画面を提示する。
制御部37は、設定値管理サーバ110のハードウエア及び上記各機能を統括的に制御する。また、受付部34がいずれかの複合機120から設定値の変更要求を受け付けたときに、その設定値が変更可能な設定値かどうかをマスターデータ33を参照することにより判定する。変更可能な設定値でないときは、変更要求を受け付けた複合機120に対して、設定値の変更を制限させるための制限情報を送信する。
なお、同期している複合機120の設定値が管理者によって変更される場合がある。また、個別の変更要求に応じた結果、他の複合機と同期することになる場合がある。これらの場合は、同期対象となるすべての複合機120に対して、当該設定値の内容を通知する。これにより、通知された処理デバイスにおいて当該設定値に対する変更要求の受け付けを自律的に制限させる。
ここで、設定値管理サーバ110が保持するマスターデータについて説明する。図4(a)〜(c)はマスターデータの例示図である。
マスターデータは、設定値名、値、同期対象デバイスのフィールドを相互に関連付けたデータである。「設定値名」はどのような設定値かを示す識別名称である。「値」は各種補正に関しては補正量、移行時間に関しては設定時間、ジョブ履歴の表示については履歴数が設定される。同期対象デバイスは、設定値の内容を同期させる必要がある複数のデバイス、本例では複合機120a,120bである。
同期対象デバイスが1台となる場合は、他に同期させる複合機がないことを意味する。図4(a)の例では、「濃度補正」、「印刷時のトナー量補正」に関しては、複合機120aと複合機120bとでは「値」がそれぞれ異なる。つまり、「値」の同期はとられていない。そのため、「濃度補正」、「印刷時のトナー量補正」に関しては、複合機120a又は複合機120bによる変更要求に際しては、変更が可能と判定される。一方、「オートスリープ移行時間」、「ジョブ履歴の表示」に関しては、複合機120a,120b間で「値」の同期がとられている。そのため、設定値管理サーバ110側で「値」を設定することで、省電力やセキュリティーポリシーの統一を実現することが可能になる。
他方、同期がとられている設定値については、いずれかの複合機120による変更要求に際しては、同期対象デバイスとして変更要求元以外の複合機が定められていることになる。この場合は、変更可能な設定値でないと判定される。
図4(b),(c)については、後述する。
<複合機>
次に、複合機120について説明する。図5は、複合機120のハードウエア構成図である。複合機120は、コントローラユニット400、操作部420、スキャナ430、プリンタ440を含んで構成される。操作部420は、例えばタッチスクリーンのように、入力デバイスと表示デバイスとが一体となったものを含んで構成される。表示デバイスは、ユーザに対して、ユーザ・インタフェース(UI)画面を提示するものである。
コントローラユニット400は、コンピュータの一種であり、基本的な構成は、設定値管理サーバ110のコントローラ200と同一となる。すなわち、コントローラ400は、システムバス410を介して、CPU402、RAM403、HDD405、ROM406が接続されている。システムバス210には、また、操作部I/F401、デバイスI/F404、通信I/F407も接続されている。
CPU402は、ROM406に格納されているブートプログラムによりOSを立ち上げる。そして、OS上で、HDD405に格納されているコンピュータプログラムを実行し、これにより各種処理を実行可能にする。RAM403は、CPU402の作業領域として用いられる。RAM403は、また、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。
操作部I/F401は、操作部420とのインタフェースであり、表示すべき画像データを操作部420に対して出力する。また、操作部420を通じて入力された情報をCPU402に送出する。デバイスI/F404には、スキャナ430およびプリンタ440が接続される。デバイスI/F404は、例えば画像データの同期系/非同期系の変換を行う。通信I/F407は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
画像処理部408は、スキャナ430からの入力画像処理やプリンタ440への出力画像処理、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの処理を行う。画像処理の結果は、HDD405に記憶される。
図6は、複合機120のソフトウェア構成図である。複合機120は、通信部51、設定値保持部52、受付部54、提示部55及び制御部57の機能を有する。これらの機能は、コントローラユニット400のCPU402が上記のコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより実現される。
通信部51は、通信I/F407を通じて設定値管理サーバ110との通信を可能にする。設定値保持部52は、自己の動作内容を定める設定値を、当該設定値に対する変更が可能かどうかを表すフラグと関連付けて保持する。設定値及びフラグは、具体的には、設定値管理サーバ110の通知に基づき、HDD405に設定値テーブル53として更新自在に記憶される。例えば、同期対象となる複合機が複数となる設定値に関連付けられたフラグについては、これを変更不能を表すフラグに更新する。
受付部54は、操作部I/F401を通じて、変更要求の入力者であるユーザからの設定値の変更要求の入力を受け付ける。提示部55は、操作部I/F401を通じてユーザに対する情報を提示する。
制御部57は、複合機120のハードウエア及び上記各機能を統括的に制御する。また、通信部51を通じて、変更要求を設定値管理サーバ110に伝えることにより、設定値管理サーバ110から当該設定値についての変更可否の判定結果を取得する。そして、取得した判定結果に基づいてフラグを更新するとともに、更新後のフラグが変更不能を表すときは、変更要求に係る設定値の変更を制限する。具体的には禁止する。
ここで、設定値テーブル53について説明する。図7(a)〜(c)は、設定値テーブル53の内容例を示す図である。図5(a)を参照すると、設定値テーブル53には、設定値名、値が設定される。また、フラグの例として、設定値管理サーバ110により通知される一般ユーザ変更許可フラグと複数デバイス同期フラグとが、設定値名等と関連付けて設定される。
「一般ユーザ変更許可フラグ」は、その設定値を設定値管理サーバ110の管理者ではなく、複合機120のユーザが変更することを許可するか否かを表すフラグである。「TRUE」は変更許可、「FALSE」は変更不能を表す。「複数デバイス同期フラグ」は、その設定値の値が複合機120aと複合機120bとの間で同期されているか否かを表すフラグである。「TRUE」は同期、「FALSE」は非同期を表す。図7(b),(c)については、後述する。
<設定値管理方法>
次に、第1実施形態における設定値管理方法について説明する。前提として、設定値管理サーバ110には、図4(a)に示す内容のマスターデータ33が保持され、複合機120には、図7(a)に示す内容の設定値テーブル53が保持されているものとする。この状態で、管理者が、複合機120aについてだけ「値」が「0」になっている「印刷時のトナー量補正」を「2」に変更する場合の例を説明する。
図8(a)は、このときの設定値管理サーバ110側の処理手順例を示す図であり、同(b)は複合機120側の処理手順例を示す図である。
図8(a)を参照し、設定値管理サーバ110(受付部34)は、操作部220に図9のようなUI画面を表示し、管理者による設定値の変更要求の入力を促す。変更要求を受け付けると(S101)、設定値管理サーバ110(管理部32)は、その変更をマスターデータ33に反映させる(S102)。変更後のマスターデータは図4(b)のようになる。すなわち、複合機120aについての「印刷時のトナー量補正」の「値」が「2」となり、その結果、複合機120aと複合機120bとが同期対象デバイスになる。
その後、設定値管理サーバ110(制御部37)は、同期対象が1つのデバイスから複数デバイスに変更された設定値が存在するか否かをマスターテーブル33を参照して判定する(S103)。存在する場合は、同期対象の複合機に、その設定値名を通知する(S103:YES、S104)。存在しない場合は、処理を終える(S103:NO)。本例では、「印刷時のトナー量補正」の同期対象デバイスが2つの複合機120a,120bに変更されたので、設定値管理サーバ110(通信部31)は、「印刷時のトナー量補正」という設定値名を複合機120a,120bそれぞれに通知する。
図8(b)を参照し、複合機120(通信部51)は、設定値管理サーバ110から通知された設定値名「印刷時のトナー量補正」を受信する(S201)。複合機120(設定値保持部52)は、その設定値名に関連付けて記憶されている「複数デバイス同期フラグ」を「TRUE」に変更する(S202)。変更後の各設定値は図7(b)のようになる。つまり、「印刷時のトナー量補正」についての「複数デバイス同期フラグ」が「FALSE」から「TRUE」に変更される。
これにより、設定値管理サーバ110側では、マスターデータ33に、「印刷時のトナー量補正」については複合機120a,120bが同期していることが記憶される。複合機120側では、「印刷時のトナー量補正」についての個々の変更が制限されることになる。
次に、1台の複合機複合機120、例えば複合機120aにおいて、ユーザが個別に設定値を変更しようとした場合の動作例を説明する。前提として、設定値管理サーバ110が図4(b)の内容のマスターデータ33を保持し、複合機120が図7(b)の内容の設定値テーブル53を保持しているものとする。この場合に、複合機120aのユーザが、「濃度補正」、「印刷時のトナー量補正」、「ジョブ履歴の表示」の「値」を変更しようとしている。
図10(a)はこのときの複合機120aの処理手順例を示す図であり、同(b)は設定値管理サーバ110の処理手順例を示す図である。
図10(a)を参照し、複合機120a(提示部55)は、「設定値一覧画面」の表示指示を受け付ける(S301)と、操作部420に、図11のような内容の「設定値一覧画面」を表示させる(S302)。このとき、複合機120a(制御部57)は、設定値テーブル53に記憶されている「一般ユーザ変更許可フラグ」が「FALSE」の設定値に関しては、設定値一覧画面の該当部分をグレイアウト表示させる。図7(b)の例では、「ジョブ履歴の表示」における「一般ユーザ変更禁止フラグ」が「FALSE」なので、その設定値に関しては、グレイアウト表示される。そのため、「ジョブ履歴の表示」は選択できず、「値」を変更することができない。
なお、ここで説明した例の他にも、「複数デバイス同期フラグ」が「TRUE」の設定値が1つでも存在する場合に、全設定値の該当部分をグレイアウト表示しても良いものとする。その際、複合機120a(制御部57)は、操作部420に設定値一覧画面を表示する前に、図12の内容の全設定値変更禁止メッセージ画面を表示する。
設定値一覧画面の中から値の変更を行う設定値の選択を受け付けると(S303)、複合機120a(制御部57)は、選択された設定値に関連付けて記憶されている「複数デバイス同期フラグ」が「FALSE」か否かを判定する(S304)。「FALSE」の場合は、同期している複合機が存在しないことを表すので、S305へ進む。「TRUE」の場合は同期している複合機が存在することを表すので、S309へ進む。本例では、「濃度補正」は複数デバイス同期フラグが「FALSE」なのでS305へ進み、「印刷時のトナー量補正」は「TRUE」なのでS309へ進む。
S305において、複合機120a(提示部55,受付部54)は、操作部420に図13(a)のような濃度補正画面を表示させた後、濃度補正の「値」の変更を受け付ける(S306)。本例では「濃度補正」の値が「2」に変更される。複合機120a(制御部57)は、値の変更を設定値テーブル53に反映させる(S307)。変更後の設定値テーブル53の内容は、図7(c)のようになる。つまり、「濃度補正」の「値」が「0」から「2」に変更される。その後、複合機120a(制御部57)は、通信部51を通じて設定値管理サーバ110に、変更のあった設定値名と変更後の「値」とを通知する(S308)。
なお、S304において、「複数デバイス同期フラグ」が「FALSE」でない場合、複合機120aは、操作部420に図14の内容の設定値変更禁止メッセージ画面を表示させ、設定値変更を受け付けずに、処理を終える(S304:NO、S309)。
図10(b)を参照し、設定値管理サーバ110側では、通信部31が複合機120aから通知された変更のあった設定値名と変更後の「値」を受信する(S401)。設定値管理サーバ110(制御部37)は、この設定値名と変更後の「値」をもとに、変更をマスターデータ33に反映させる(S402)。変更後のマスターデータ33の内容は、図4(c)のようになる。すなわち、「濃度補正」の「値」が「0」から「2」に変更される。
なお、本例では「一般ユーザ変更禁止フラグ」が「FALSE」の設定値はグレイアウト表示、「複数デバイス同期フラグ」が「TRUE」の設定値は設定値変更禁止メッセージ画面の表示により、それぞれ変更を制限したが、その組み合わせは自由である。
以上のような処理手順を実行することにより、ユーザが複合機120aから設定値の「値」を個別に変更しようとした場合に、他の同期対象デバイス、すなわち複合機120bの設定値の「値」が自動的に書き変わってしまう事態を防止することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、複合機120a,120b間で同期がとられている設定値についてはは「値」の変更を許可し、同期がとられていない設定値については変更を制限する場合の例について説明した。しかしながら、設定値によっては、同期がとられていても、個別の変更を許可した方が妥当なものがある。例えば、「印刷時のトナー量補正」のような、個々の複合機120により形成される画像の色に関する設定値は、実際に複合機120で画像を出力するまでは、画質に問題ないかどうかが判らない。そこで、第2実施形態では、複合機120a,120b間で同期がとられている設定値について、一時的な変更を許可するか否かを示すフラグを付加する場合の例を説明する。
前提として、設定値管理サーバ110が管理するマスターデータ33には、図15(a)に示すように、同期時変更許可フラグが付加されている。「同期時変更許可フラグ」は、複合機120a,120bの一方で、「値」の一時的な変更を許可するか否かを表すフラグである。「FALSE」は許可しないことを表す。
一方、複合機120aの設定値テーブル53は、図16(a)に示すように、設定値ごとに、値、一般ユーザ変更許可フラグ、複数デバイス同期フラグのほか、同期時変更許可フラグ、一時変更フラグ、一時的な変更値が、相互に関連付けて記憶されている。「同期時変更許可フラグ」は、マスターデータ33に付加されるものと同じである。「一時変更フラグ」は、「値」を一時的に変更しているか否かを表すフラグである。「一時的な変更値」は、変更されている値である。
設定値管理サーバ110及び複合機120については、第1実施形態のものと同じである。そのため、以下の説明では、第1実施形態と重複する部分については説明を省略する。
第2実施形態では、設定値管理方法について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。まず、管理者から、「印刷時のトナー量補正」に関して、各複合機120に対して同期時の一時的な変更を許可する要求が入力された場合の例を説明する。
図17(a)は、このときの設定値管理サーバ110の処理手順例を示す図であり、同(b)は、複合機120aの処理手順例を示す図である。
図17(a)を参照し、設定値管理サーバ110(提示部35)は、操作部220に図18のような内容のUI画面を表示する。また、受付部34を通じて、特定の設定値に関して同期時の一時的な変更の可否の変更要求を受け付ける(S501)。設定値管理サーバ110(制御部37)は、受け付けた同期時の一時的な変更の可否の変更要求をもとに、マスターデータ33の変更を行う(S502)。つまり、変更をマスターデータに反映させる。変更後のマスターデータ33は、図15(b)のようになる。つまり、「印刷時のトナー量補正」の設定値に関し、「同期時変更許可フラグ」を「FALSE」から「TRUE」に変更する。
その後、設定値管理サーバ110(制御部37)は、通信部31を通じて同期対象となる複合機120に、「同期時変更許可フラグ」の変更情報を通知する(S503)。本例の場合、「印刷時のトナー量補正」の設定値名と、「同期時変更許可フラグ」を「FALSE」から「TRUE」に変更したという内容の変更情報を複合機120に通知する。
図17(b)を参照し、複合機120側では、設定値管理サーバ110から通知された変更情報を通信部51を通じて受信する(S601)。その後、複合機120(管理部32)は、設定値テーブル53においてその設定値名に関連付けられた「同期時変更許可フラグ」を変更する(S602)。これにより、設定値テーブル53は、図16(b)に変更される。つまり、「印刷時のトナー量補正」の「同期時変更許可フラグ」が「FALSE」から「TRUE」に変更される。これにより、複合機120は、「印刷時のトナー量補正」については、個別に変更できることを認識することができる。
次に、複合機120aにおいて、「印刷時のトナー量補正」の「値」を個別に変更しようとした場合の例を説明する。複合機120aの設定値テーブル53は、図16(b)の内容のものとする。図19は、このときの複合機120aの処理手順例を示す図であるが、S701〜S704までは、図10(a)に示したS301〜S304と同じである。また、S705〜708は、同じくS305〜S308と同じである。また、S710は同じくS309と同じである。さらに、設定値管理サーバ110側の処理手順は、図10(b)と同じになる。そのため、これらの説明を省略し、S709,S711〜S714の処理について説明する。
複合機120a(制御部57)は、「複数デバイス同期フラグ」が「FALSE」でない場合(S704:NO)、S703で受け付けた設定値に関連付けて記憶されている「同期時変更許可フラグ」が「FALSE」か否かを判定する(S709)。「FALSE」の場合はS710へ進み、「TRUE」の場合はS711へ進む。本例では、「印刷時のトナー量補正」に関連付けられている「同期時変更許可フラグ」が「TRUE」に変更されているのでS711へ進む。
S711では、複合機120a(提示部55)が、操作部420に図20の内容の一時的な変更許可メッセージ画面を表示させた後、図13(b)のような印刷時のトナー量補正の値を表示させる(S712)。操作部420からトナー量補正の値の変更が入力されると、複合機120a(受付部54)がその入力を受け付ける(S713)。本例では、トナー量の補正の値が「2」から「4」に変更されている。
複合機120a(設定値保持部52)は、設定値テーブル53の「一時変更フラグ」を「FALSE」から「TRUE」に変更するとともに、「一時的な変更値」に「4」を記憶する(S714)。その結果、設定値テーブル53の内容は、図16(c)のように変わる。
なお、「一時変更フラグ」及び「一時的な変更値」は一定タイミングで、変更前の値に戻す(初期化する)必要があるが、初期化のタイミングは、ユーザのログアウト時や一定時間経過後等のような所定の条件を満たすタイミングで良い。
次に、複合機120aが設定値テーブル53の「濃度補正」及び「印刷時のトナー量補正」の「値」を参照するときの手順について説明する。図21は、このときに複合機120aにより実行される処理の手順例を示す。
設定値の参照命令を受け付けると(S801)、複合機120a(制御部57)は、参照されるべき設定値に関連付けて記憶されている「一時変更フラグ」が「FALSE」か否かを判定する(S802)。「FALSE」の場合は、ステップS803へ進み、「TRUE」の場合はS804へ進む。本例では、「濃度補正」は「一時変更フラグ」が「FALSE」なのでS803へ進み、「印刷時のトナー量補正」は「TRUE」なのでS804へ進む。
S803において、複合機120a(制御部57)は、設定値の「値」を参照する。本例では、「濃度補正」の値は「2」である。S804において、複合機120a(制御部57)は、設定値の「一時的な変更値」を参照する。本例では、「印刷時のトナー量補正」の値は一時的な変更値「4」である。これにより、「濃度補正」及び「一時的な変更値」については、ユーザが、複合機120aの操作部420を通じて一時的に変更することが可能になる。
なお、第2実施形態では、マスターデータ33に関連付けられている「同期時変更許可フラグ」を変更することで、一時的な変更を許可する設定値を選択できるようにしたが、予め決められた設定値のみ一時的な変更を許可するようにしても良い。例えば、画像の色味に関連する設定値のみ一時的な変更を許可することを複合機120側で予め記憶しておき、それに従って動作するようにしても良い。こうすることで、「同期時変更許可フラグ」を設定値管理サーバ110で管理する必要がなくなる。
110・・・設定値管理サーバ、120(120a,120b)・・・複合機、32・・・管理部、34・・・設定値管理サーバの受付部、33・・・マスターデータ、37・・・設定値管理テーブルの制御部。53・・・設定値管理テーブル、54・・・複合機の受付部、57・・・複合機の制御部。

Claims (14)

  1. それぞれ自己の動作内容を定める設定値を保持した複数の処理デバイスとの通信を可能にする通信手段と、
    複数の処理デバイスがそれぞれ保持する前記設定値と同一の設定値毎に、各処理デバイスによる個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持する管理手段と、
    前記複数の処理デバイスのいずれかにおいて前記設定値の変更要求が入力されたときに、当該処理デバイスからの前記変更要求を前記通信手段を通じて受け付ける受付手段と、
    変更要求された設定値が変更可能な設定値かどうかを前記マスターデータを参照することにより判定し、変更可能な設定値でないときは前記変更要求を受け付けた処理デバイスに対して、前記設定値の変更を制限させるための制限情報を送信する制御手段と、
    を有することを特徴とする設定値管理サーバ。
  2. 前記マスターデータには、前記設定値毎に、当該設定値の内容を同期させる必要がある複数の同期対象デバイスが定められており、
    前記制御手段は、前記変更要求された設定値について、前記マスターデータの前記同期対象デバイスとして変更要求元以外の処理デバイスが定められているときは、変更可能な設定値でないと判定することを特徴とする、
    請求項1記載の設定値管理サーバ。
  3. 前記制御手段は、前記同期対象デバイスとして記憶されているすべての処理デバイスに対して当該設定値の内容を通知することにより、通知された処理デバイスにおいて当該設定値に対する変更要求の受け付けを自律的に制限させることを特徴とする、
    請求項2記載の設定値管理サーバ。
  4. 前記マスターデータには、前記同期対象デバイスが複数の処理デバイスになっている設定値のうち、一時的な変更を許可できるものについては変更許可フラグが関連付けられており、
    前記制御手段は、前記変更許可フラグと関連付けられている設定値に対する変更要求を受け付けたときは、変更要求元の処理デバイスに対して前記一時的な変更を許可する旨を通知することにより、当該処理デバイスに、当該設定値の一時的な変更を許可させることを特徴とする、
    請求項3記載の設定値管理サーバ。
  5. 前記変更許可フラグを関連付けて定めた設定値は、前記複数の処理デバイスの各々により形成される画像の色に関する設定値であることを特徴とする、
    請求項4記載の設定値管理サーバ。
  6. 自己の動作内容を定める設定値を、当該設定値に対する変更が可能かどうかを表すフラグと関連付けて保持する設定値保持手段と、
    複数の処理デバイスがそれぞれ保持する前記設定値と同一の設定値毎に、各処理デバイスによる個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持し、このマスターデータに基づく設定値の変更可否を判定する設定値管理サーバとの間の通信を可能にする通信手段と、
    前記設定値の変更要求の入力を受け付ける受付手段と、
    前記通信手段を通じて、前記変更要求を前記設定値管理サーバに伝えることにより、前記設定値管理サーバから当該設定値についての変更可否の判定結果を取得し、取得した判定結果に基づいて前記フラグを更新するとともに、更新後のフラグが変更不能を表すときは、前記変更要求に係る設定値の変更を制限する制御手段と、
    を有することを特徴とする、処理デバイス。
  7. 前記設定値管理サーバは、その内容を同期させる必要がある複数の同期対象デバイスを前記マスターデータに定めている設定値については、いずれか一つの処理デバイスにおいて変更可能な設定値でないと判定するものであり、
    前記設定値保持手段は、前記設定値管理サーバの判定結果に基づき、当該設定値に関連付けられたフラグを、変更不能を表すフラグに更新することを特徴とする、
    請求項6記載の処理デバイス。
  8. 前記設定値管理サーバは、その内容を同期させる必要がある複数の同期対象デバイスを前記マスターデータに定めている設定値のうち、いずれか一つの処理デバイスにおいて一時的な変更が可能な設定値については、一時的な変更が可能と判定するものであり、
    前記設定値保持手段は、前記設定値管理サーバの判定結果に基づき、当該設定値に関連付けられたフラグを、一時的な変更可能を表すフラグに更新することを特徴とする、
    請求項7記載の処理デバイス。
  9. 前記制御手段は、一時的に変更された設定値については、所定の条件を満たしたときに変更前の設定値に戻すことを特徴とする、
    請求項8記載の処理デバイス。
  10. 前記変更要求の入力者に対してUI画面を通じて情報を提示するための提示手段を有しており、
    前記制御手段は、前記変更要求を受け付けた設定値の変更を制限するときは、前記提示手段のUI画面を通じて所定のメッセージ画面を提示させることを特徴とする、
    請求項6ないし9のいずれかの項記載の処理デバイス。
  11. 前記制御手段は、前記設定値保持手段に保持されている設定値を前記UI画面に提示させるとともに、提示された設定値のうち、変更不能を表すフラグに関連付けられた設定値の部分をグレイアウト表示させることにより、当該設定値に対する変更要求の受付を制限することを特徴とする、
    請求項10記載の処理デバイス。
  12. それぞれ自己の動作内容を定める設定値を保持した複数の処理デバイスと、設定値管理サーバとを通信路を介して接続可能にし、前記設定値管理サーバに、前記複数の処理デバイスがそれぞれ保持する設定値と同一の設定値毎に、各処理デバイスによる個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持させるとともに、
    前記複数の処理デバイスのいずれかにおいて前記設定値の変更要求が入力されたときに、当該処理デバイスにおいて当該設定値が変更可能かどうかを前記設定値管理サーバに問い合わせ、
    前記設定値管理サーバが、前記問い合わせに応じて、前記設定値が変更可能な設定値かどうかを前記マスターデータに基づいて判定し、変更可能な設定値でないときは前記変更要求を受け付けた処理デバイスに対して、前記設定値の変更を制限させるための制限情報を送信することを特徴とする、
    設定値管理方法。
  13. コンピュータを設定値管理サーバとして動作させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    それぞれ自己の動作内容を定める設定値を保持した複数の処理デバイスとの通信を可能にする通信手段、
    複数の処理デバイスがそれぞれ保持する前記設定値と同一の設定値毎に、各処理デバイスによる個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持する管理手段、
    前記複数の処理デバイスのいずれかにおいて前記設定値の変更要求が入力されたときに、当該処理デバイスからの前記変更要求を前記通信手段を通じて受け付ける受付手段、
    変更要求された設定値が変更可能な設定値かどうかを前記マスターデータを参照することにより判定し、変更可能な設定値でないときは前記変更要求を受け付けた処理デバイスに対して、前記設定値の変更を制限させるための制限情報を送信する制御手段、
    として機能させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
  14. コンピュータを、設定値に基づいて動作する処理デバイスとして動作させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    自己の動作内容を定める設定値を、当該設定値に対する変更が可能かどうかを表すフラグと関連付けて保持する設定値保持手段、
    複数の処理デバイスがそれぞれ保持する前記設定値と同一の設定値毎に、各処理デバイスによる個別の変更が可能な設定値かどうかを定めたマスターデータを保持し、このマスターデータに基づく設定値の変更可否を判定する設定値管理サーバとの間の通信を可能にする通信手段、
    前記設定値の変更要求の入力を受け付ける受付手段、
    前記通信手段を通じて、前記変更要求を前記設定値管理サーバに伝えることにより、前記設定値管理サーバから当該設定値についての変更可否の判定結果を取得し、取得した判定結果に基づいて前記フラグを更新するとともに、更新後のフラグが変更不能を表すときは、前記変更要求に係る設定値の変更を制限する制御手段、
    として機能させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
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