JP2015076072A - 監視装置、監視方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】管理装置に接続された異なるタイプの監視装置間の移行は管理装置での手動設定が必要となるが、監視装置の機能やネットワーク状況などの要因により設定作業が煩雑となる。
【解決手段】監視装置であって、複数の装置を監視していた1または複数の別の監視装置の識別情報の入力を受け付け、前記入力された識別情報を含む要求を管理サーバーに対して送信しその応答として前記1または複数の別の監視装置のタイプ情報を受信し、前記受信したタイプ情報が自身のタイプ情報と一致しない場合、前記1または複数の別の監視装置にて監視されていた前記複数の装置のうち、当該監視装置の監視対象となる1または複数の装置を判定し、監視対象が変更された前記1または複数の別の監視装置の情報と前記監視装置のタイプ情報とを前記管理サーバーに通知した後、前記監視装置の監視対象となった1または複数の装置の稼働情報を収集し、前記管理サーバーに送信する。
【選択図】 図8
【解決手段】監視装置であって、複数の装置を監視していた1または複数の別の監視装置の識別情報の入力を受け付け、前記入力された識別情報を含む要求を管理サーバーに対して送信しその応答として前記1または複数の別の監視装置のタイプ情報を受信し、前記受信したタイプ情報が自身のタイプ情報と一致しない場合、前記1または複数の別の監視装置にて監視されていた前記複数の装置のうち、当該監視装置の監視対象となる1または複数の装置を判定し、監視対象が変更された前記1または複数の別の監視装置の情報と前記監視装置のタイプ情報とを前記管理サーバーに通知した後、前記監視装置の監視対象となった1または複数の装置の稼働情報を収集し、前記管理サーバーに送信する。
【選択図】 図8
Description
本発明は、監視装置、監視方法、及びプログラムに関し、特に異なるタイプの監視装置間で監視を移行する技術に関する。
従来、プリンタや複合機等の画像形成装置等の機器の稼働状況を遠隔的に監視する機器管理システムがある。この機器管理システムでは、例えば顧客側に設置する監視装置と、中央管理装置とがインターネットを経由して接続される。監視装置が収集した機器のデータを中央管理装置に送信し、中央管理装置が集中管理している。中央管理装置は、顧客情報、監視装置情報、監視対象情報等を監視情報として一元的に管理する。
監視装置の形態/タイプには様々なものがあり、監視対象が配置された顧客側のネットワーク環境に応じて、監視装置のタイプが選択される。監視装置には、例えば、機器に一体化し、機器から中央管理装置に自機器のみの監視データを直接送信するタイプや、PC或いは別装置からネットワーク上の機器の監視データを収集し、複数台を一括して中央管理装置に送信するタイプ等がある。またこれら接続形態、筐体性能の違いにより、監視装置のタイプ間で監視機能や監視可能な機器数にも差がある。
ここで、顧客のネットワーク環境の変化や、監視機能への要求の変化により、既に顧客先に設置している監視装置とは別の監視装置へ移行する必要が生じる場合がある。例えば、特許文献1では、機器自身が監視装置であるタイプから、PC等の別の監視装置であるタイプへの移行に際して、機器から監視装置へ安全に通信を行うための提案がなされている。
また、中央管理装置側での監視装置に関する設定変更操作は、現状、手作業に依存している。サービスマンは、新規に設置する監視装置の監視可能台数やネットワーク環境に起因して、単純に監視装置の移行ができない場合は、元の監視装置が監視している機器群を分割/統合して再登録する必要があった。
しかしながら、特許文献1では、監視装置を変更した際の中央管理装置側の設定変更には言及がなく、中央管理装置側の設定変更の複雑さ・煩雑さを解決する提案はなされていない。例えば、監視対象である複数の機器群を統合する場合に、新規に設置する監視装置が監視対象の機器全台を監視可能か否かについて、新規の監視装置の最大監視可能台数だけでなく、監視対象が配置されたネットワーク事情を鑑みる必要がある。つまり、最大監視可能台数の条件はクリア出来ていても、監視装置から全機器が通信可能でなければ一台に統合できない。このため、サービスマンは顧客のネットワーク環境を確認の上、統合できるデバイスを識別する必要があった。
また、監視対象の機器群を分割して複数の監視装置に配分する場合も販社/サービスマン任せであり、確認作業も含めて手間のかかる作業となっている。このような、手間のかかる作業であるにも関わらず、監視装置のタイプが異なる場合の移行処理に関しては、現在、自動化、或いは半自動化の提案がなされていない。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、複数の装置を含む拠点ネットワークに設置され、管理サーバーと通信する監視装置であって、前記拠点ネットワークに過去に設置され、前記複数の装置を監視していた1または複数の別の監視装置の識別情報の入力を受け付ける入力手段と、前記入力された識別情報を含む要求を前記管理サーバーに対して送信する要求手段と、前記要求の応答として、前記管理サーバーから前記1または複数の別の監視装置のタイプ情報を受信する受信手段と、前記受信したタイプ情報が自身のタイプ情報と一致しない場合、前記1または複数の別の監視装置にて監視されていた前記複数の装置のうち、当該監視装置の監視対象となる1または複数の装置を判定する処理手段と、監視対象が変更された前記1または複数の別の監視装置の情報と、前記監視装置のタイプ情報とを前記管理サーバーに通知する通知手段と、前記通知手段による通知の後、前記処理手段により前記監視装置の監視対象となった1または複数の装置の稼働情報を収集し、前記管理サーバーに送信する送信手段と、を有する。
機器管理システムにおいて、従来手作業で煩雑であった中央管理装置側での設定処理を、少ない操作で可能とし、操作性が格段に向上する。
<第一の実施形態>
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る機器管理システム全体の概略構成の例を示すブロック図である。
図1は、本実施形態に係る機器管理システム全体の概略構成の例を示すブロック図である。
機器管理システムにおいて、販売会社システム131、顧客システム121、122、123をはじめとする複数の顧客システム、および中央管理装置115がインターネット150を介して接続される。販売会社システム131は図1には一つのみ例示しているが、実際には複数の販売会社システムが接続されていてもよい。販売会社システム131には、管轄の地域や顧客の販売情報や管理システムに関わる情報を蓄積するためのデータベース134が含まれる。
また、販売会社システム131にはデータベース134へのデータ登録や修正等の制御を行うPC132も含まれる。販売会社ではPC132を使用して、中央管理装置115が提供するウェブサイトへアクセスしてデータの閲覧、管理情報の変更等を行う。
なお、ホストPC133は、不図示の操作部及び表示部を備え、PC132の役割を果たす事も可能である。PC132、ホストPC133、およびデータベース134は、LAN135で接続される。
図1では、販売会社システム131は、複数の装置から構成されるよう示されているが、その目的とするところは、後述の各機能を達成すればよい。例えば、データベース134は、物理的にホストPC133内にそれぞれ存在してもよい。さらに、データベース134は、ホストPC133からアクセス可能であれば、インターネット150を経由した別の場所に存在しても構わない。つまり、販売会社システム131は、複数の装置から構成されるようにしてもよいし、1つの装置から構成されるようにしても良い。
また、販売会社側と顧客側のシステムの通信上の中間に、中央管理装置115が存在する。つまり、中央管理装置115は、販売会社システム131と顧客システムの情報を集中管理する管理サーバーとして機能し、必要に応じて情報を各拠点もしくは各装置に中継する。データベース116は、監視のための情報や、顧客システム側から収集した画像形成装置のカウンタ、障害履歴情報、障害パターンテーブルなどを蓄積する履歴記憶手段としてのデータベースである。
中央管理装置115とデータベース116は、LAN117で接続されており、更にLAN117は、インターネット150に接続可能となっている。なお、データベース116は、物理的に中央管理装置115内に存在してもよい。もしくは、中央管理装置115からアクセス可能であれば、インターネット150を経由した別の場所に存在しても構わない。中央管理装置115は、後述する監視装置101、105、108から、監視対象としての画像形成装置の情報、稼働状態を示す情報(障害情報を含む)を収集、蓄積、加工し、警告等を外部に提供する機能を有する。そして、中央管理装置115は、これらの情報を、例えば販売会社システム131のホストPC133に、配信する機能を有する。また、画像形成装置113a〜113eは、自身に対する監視機能を有しており、中央管理装置115は、これらの画像形成装置からも同様に各種情報を収集する。
稼働状態に関する稼働情報としては、例えば、トナー切れ、ドアオープン、ドラム交換、カートリッジなし、冷却ファン異常、基板異常、原稿台ガラス汚れ、ステイプル切れ、給紙センサ光量不足などのアラーム情報を例として挙げる事が出来る。その他にも、障害情報として、フォントメモリオーバーフロー、レンダリングエラー、定着器異常、カウンタ異常、両面ユニット異常、紙詰まりなどを挙げることも出来る。更にカウンタ情報として、販売会社の課金対象となる課金カウンタ、顧客の部門別に集計された部門カウンタ、用紙サイズ別に集計されたサイズ別カウンタ、画像形成装置内の部品の消耗度を示す部品カウンタなどが挙げられる。稼働情報は、その他にも動作ログ含むログ情報を含む。
更に、販売会社システム131のホストPC133は、中央管理装置115が監視対象とする画像形成装置の情報や監視に関する設定を、中央管理装置115に登録することができる。中央管理装置115では、各販売会社システムのホストPCから登録された監視対象の画像形成装置や、監視に関する設定をマージして一括管理できる。また、中央管理装置115は、監視装置101、105、108、および自らに対する監視機能を備える画像形成装置113a〜113eに対し、監視に関わる設定を行うこともできる。
機器管理システムによるサービスは、販売会社と顧客と間の契約に基づき、提供されるものである。従って、販売会社が契約に基づき監視対象と決定した画像形成装置のみを、本機器管理システムの監視対象とする。
中央管理装置115は、インターネット150を介して接続したPC132に対し、データベース116に蓄積した情報、または加工した情報を閲覧するWEBページを提供する。WEBページは、ユーザー認証により、販売会社別、顧客別、およびユーザーの権限別に閲覧内容を限定して提供している。さらに、WEBページから、一部データの変更も可能である。
図1では、中央管理装置115及びデータベース116をそれぞれ1つずつ示している。しかし、実際には、多くの画像形成装置及び監視装置からの情報収集や、ファームウェア配信の負荷分散などを行うために、複数の中央管理装置やデータベースに分散処理をさせてもよい。
次に、顧客側環境のシステム構成について説明する。顧客側環境としては異なる複数の環境がある。図1では、複数の装置から構成される拠点ネットワークとして、顧客システム121、122、123が示されている。顧客システム121、122、123はそれぞれ、異なるタイプの監視装置を構成要素として含む例である。つまり、各顧客システム内には、顧客システムを構成する画像形成装置を監視する装置(もしくは、機能)がネットワークを介して画像形成装置と通信可能に接続されている。
顧客システム121(A社)では、比較的少ない台数(例えば、数十台規模)を監視する遠隔監視の専用装置(監視装置101、105)を複数台設置することにより、機器監視が実施されている。顧客システム122(B社)では、3台しか図示していないが、実際は大規模環境で数百〜数千台の機器を、情報処理装置である汎用PC(監視装置108)にインストールされた監視プログラムによって、監視している。顧客システム123(C社)では、画像形成装置113a〜113eに内蔵された監視機能により、各機器自身の監視が行われている。
顧客システム121(A社)においては、インターネット150に接続されたLAN103に接続された画像形成装置102a〜102cが、監視装置101により監視されている。監視装置101は、プロキシサーバー104を介して、インターネット150経由で中央管理装置115と通信している。また同様に、画像形成装置106a〜106cも、監視装置105により監視されている。そして、監視装置105は、プロキシサーバー104を介して、インターネット150経由で中央管理装置115と通信している。
なお、本実施形態では、監視装置101、105、中央管理装置115、画像形成装置102、106、113のそれぞれの間の通信には、HTTP/SOAPプロトコルが利用可能である。SOAP(Simple Object Access Protocol)は、XML(eXtensible Markup Language)をベースとして、あるコンピュータから他のコンピュータのデータやサービスを呼び出すためのプロトコルである。本実施形態では、SOAPはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の上に実装される。SOAPによる通信は、XML文書に付帯情報を付けたSOAPメッセージを交換することで行われる。したがって、SOAPをサポートするコンピュータには、SOAPメッセージを生成するSOAPメッセージ生成部(不図示)と、SOAPメッセージを解釈するSOAPメッセージ解釈部(不図示)とが備えられる。画像形成装置の状態情報は、本実施形態ではSOAPメッセージによって中央管理装置115に送信される。
監視装置101は、画像形成装置102a〜102cから収集した情報、収集データの処理結果を内蔵の記憶装置に保存する。また、監視装置101は、画像形成装置102a〜102cの監視に関わる設定も内臓の記憶装置に保存する。監視装置101は、画像形成装置102a〜102cから状態情報(例えば、障害等の発生)を受信するたびに、内蔵の記憶装置に保存し、中央管理装置115に送信する。監視装置105も画像形成装置106a〜106cに対して同様に処理を行う。
次に顧客システム122(B社)において、顧客システム121と異なる点について説明する。前述のように顧客システム122の監視装置108は汎用PCであり、汎用PCにインストールされた監視プログラムによって監視機能を実現される。監視プログラムは、画像形成装置110a〜110cから収集した情報、収集データの処理結果をデータベース109に保存する。また、監視プログラムは、画像形成装置の監視に関わる設定もデータベース109に保存する。データベース109は、LAN107上に接続されているが、監視装置108の内部に独立して存在してもよい。もしくは、データベース109は、監視装置108からアクセス可能であれば、インターネット150を経由した別の場所に存在しても構わない。
次に顧客システム123(C社)において、顧客システム121、122と異なる点について、説明する。前述のように顧客システム123における監視機能は、画像形成装置113a〜113eそれぞれの内部に設置された監視用モジュールによって実現される。この監視機能は、画像形成装置の設定画面より、販社のサービスマンらが、必要なネットワーク設定と共に、機能を有効にすることが可能である。当然、顧客システム121、122と同様、画像形成装置113a〜113eは、外部から監視データを取得することも可能である。画像形成装置113a〜113eはそれぞれ、遠隔監視機能が有効に設定されており、プロキシサーバー112を介して、中央管理装置115に監視データを送信している。また、監視機能は、機器内で取得した監視情報を、機器内の記憶装置に一時保存し、送信時に送信データを生成する。
上述のように、機器管理システムは、タイプの異なる監視装置(クライアント)が混在しており、顧客のネットワーク環境の変化等により、監視装置のタイプ間での移行が必要なケースがある。例えば、ネットワーク環境の変化として、顧客システム内に配置された監視対象の数の変化や通信状況の変化などが挙げられる。
また、本実施形態において、監視対象の機器として画像形成装置を挙げ、その中には例えば、プリンタやコピー機、MFP(Multi−Function Peripheral)などを含むが、これに限定されるものではない。
[ハードウェア構成]
図2は、本実施形態に係る情報処理装置である、監視装置101、105、108、中央監視装置111、ホストPC133、PC132の構成の例を説明するブロック図である。図示しないバックエンドに設置される情報処理装置の構成も同様であってよい。図2において、CPU201は情報処理装置の制御手段であり、記憶部に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS(Operating System)や本願発明に係る機器管理プログラムなどを実行する。なお、本構成例ではCPU201を一つのみ示しているが、複数の場合であってもよい。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置である、監視装置101、105、108、中央監視装置111、ホストPC133、PC132の構成の例を説明するブロック図である。図示しないバックエンドに設置される情報処理装置の構成も同様であってよい。図2において、CPU201は情報処理装置の制御手段であり、記憶部に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS(Operating System)や本願発明に係る機器管理プログラムなどを実行する。なお、本構成例ではCPU201を一つのみ示しているが、複数の場合であってもよい。
ROM202は、書き換え不能な記憶手段であり、内部には、基本I/Oプログラム、本装置上の各処理を司るプログラム、および固定のデータなどを記憶する。RAM203にはプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納し、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。尚、後述する各フローチャートにおける監視装置101、105、108の各ステップの処理は、CPUが201、204、205等の記憶手段に格納されたプログラムコードに基づく処理を実行することによって実現されるものとする。
外部機器I/F204は、外部記憶装置等を接続する。外部記憶装置を接続することにより、記憶媒体に記憶されたプログラム等を情報処理装置にロードすることができる。尚、記憶媒体は、FD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、いずれを用いて構わない。ハードディスク(HD)205は、情報処理装置の各処理に関わるプログラムやデータ、一時的なデータ、本発明に関わる監視対象の画像形成装置に関する情報、及び画像形成装置から収集したデータ等の各種データを記憶する。また、本構成例ではHD205を一つの構成としたが、複数の場合であってもよい。
入力装置206は、例えば、キーボードやポインティングデバイスなどの指示入力手段である。サービスマン、オペレータ、管理者等の本システムのユーザーが、情報処理装置に対して、入力装置206を用いて設定、操作等の入力指示を行う。表示手段であるディスプレイ207は、入力装置206から入力した指示や、管理対象の画像形成装置の状態や設定を表示する。実際には、アプリケーションがOSの仕組みを介して発行した描画コマンドを、グラフィックカードが解釈し、アナログ信号或いはデジタル信号に変換した情報がディスプレイ207に表示させる場合等がある。本実施形態における表示制御は、ディスプレイ207に表示させるべくOSを介して、描画コマンドの発生を行わせる処理を含むものとする。
Network I/F208は、ネットワーク経由でLAN及びインターネットに接続し、外部と情報交換を行うためのインタフェースである。システムバス209は、情報処理装置内の各構成要素のデータの流れを司り、情報処理装置は、システムバス209を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置のプリンタコントローラとその周辺部分のブロック構成例を示す。プリンタコントローラ301は、ホストコンピュータなどの外部装置322(図1の監視装置101、105、108、中央管理装置115等)と、各種データの送受信を所定のプロトコルで実行するための通信部316を備える。更に、プリンタコントローラ301は、通信と画像データの受信、及び受信した画像データを画像形成装置が印刷可能な情報に展開すると共に、後述のエンジン制御部302との間で信号のやり取り及びシリアル通信を行うためのビデオI/F317等を備える。
画像形成装置のCPU312は、ROM314或いはHD(外部メモリ)319に記憶された制御プログラムなどに基づいて、システムバス323に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。更に、CPU312は、ビデオI/F317を介して接続されるエンジン制御部302に出力情報としての画像信号を出力する。RAM313は、CPU312の主メモリ、ワークエリア等として機能する。メモリコントローラ(DKC)315は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザーファイル、設定ファイル等を記憶するハードディスク(HD)等の外部記憶媒体319とのアクセスを制御する。操作部320は、表示部321やキーボード等の入力手段(不図示)を含み、入出力I/F318を介してオペレータへの情報提供や、オペレータからの入力指示を行わせる。
エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301との間で信号のやり取りを行い、シリアル通信を介して接続されたプリンタエンジンの各ユニットの制御を行う。用紙搬送制御部303は、プリントする用紙を給紙搬送し、プリント後の排紙までの紙搬送をエンジン制御部302の指示に基づき実行する。光学制御部304は、スキャナモータ(不図示)の駆動及びレーザのON/OFF制御をエンジン制御部302の指示に基づき実行する。
高圧系制御部305は、帯電、現像、転写などの電子写真プロセスに必要な高圧出力をエンジン制御部302の指示に基づき実行する。定着温度制御部306は、エンジン制御部302の指示に基づき、定着器の温度制御を行うと共に、定着器異常の検出等を行う。ジャム検出部307は、用紙搬送中の搬送不良を検出する。故障検出部308は、画像形成装置内の機能部の故障を検出する。印刷完了通知部309は、印刷が正常に行われたことを検出して、エンジン制御部302に通知する。カウンタ制御部310は、印刷後、各種カウンタ情報を更新する。
エンジン制御部302は、機器情報管理部331、および遠隔監視部332を有する。機器情報管理部331は、プリンタエンジンの各ユニットの情報を管理し、外部装置322からの要求に応じて、例えば、カウンタ制御部310からカウンタ値を取得し、ビデオI/F317に渡す。これにより、カウンタ情報は、ビデオI/F317および通信部316を介して外部装置322に送信される。その他、外部装置322から情報取得要求があった場合も、機器情報管理部331は、適宜、各ユニットから情報を取得する。
更に、機器情報管理部331は、ジャム検出部307から通知されたジャム情報、および故障検出部308から通知されたエラー情報も管理する。これらの情報も、外部装置322から予めイベント通知依頼がなされていた場合、ビデオI/F317等を介し、外部装置322に送信される。
遠隔監視部332は、遠隔監視機能が有効に設定された場合に動作を行う。遠隔監視部332は、機器情報管理部331からカウンタ情報、エラー情報等の監視データを適宜収集し、中央管理装置115に監視データを送信する。また、本実施形態に係る画像形成装置は、上述の電子写真方式を利用したレーザビームプリンタ、インクジェット方式を利用したインクジェットプリンタ、熱転写方式を採用したサーマルヘッドプリンタ、あるいは複写機等に適用可能である。
[ソフトウェア構成]
図4は、監視装置101、105、108のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、監視装置101、105、108のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信データ解析部401は、通信部403を介して、中央管理装置115、画像形成装置102、106、110から受信した受信データを解析し、データ毎に適切な処理部に受信データを渡す。送信データ生成部402は、各処理部からの依頼により、通信プロトコルに応じた送信データを生成する。生成された送信データは、通信部403を介して、中央管理装置115、画像形成装置102、106、110に送信される。通信部403は、中央管理装置115、画像形成装置102、106、110等の外部の情報処理装置と、LAN及びインターネット等のネットワークを介して、データの送受信を行う。
データベースアクセス部404は、データベース109への入出力を司る。また、内蔵の記憶装置等に監視データ、設定データ等の必要データを保存している場合、データベースアクセス部404は、この記憶装置への入出力を司る。クライアント情報取得部405は、本実施形態では中央管理装置115から各監視装置に関するクライアント情報を取得する。クライアント情報検証部406は、クライアント情報に関わる、データの検証を行う。クライアント情報設定・更新部407は、本実施形態では、中央管理装置115に対し、クライアント情報の設定、或いは更新を行う。
ここでのクライアント情報には、上述したように、監視装置のタイプ(クライアントタイプ)の情報が含まれるものとする。監視装置のタイプとは、例えば、機器に一体化し機器から中央管理装置に自機器のみの監視データを直接送信するタイプや、PC或いは別装置からネットワーク上の機器の監視データを収集し複数台を一括して中央管理装置に送信するタイプ等がある。なお、クライアントタイプは、必ずしもその形態に依存して定義されるものではなく、機能に依存して定義されてもよい。
クライアント情報管理部408は、クライアント情報を管理する。クライアント情報管理部408は、クライアント情報取得部405による情報の取得、クライアント情報検証部406による検証、クライアント情報設定・更新部407による情報変更を制御する。機器情報取得部409は、画像形成装置の状態や、カウンタ情報等の機器情報を取得する。機器情報管理部410は、中央管理装置115に登録されている監視対象の画像形成装置に対し、機器情報取得部409から取得した機器情報を管理する。各種情報は、データベースアクセス部404を介して、データベース109に保存される。
メッセージ生成部411は、本実施形態の移行処理に関する表示メッセージを生成する。生成したメッセージは、ユーザーインターフェース部412により、顧客が閲覧可能な画面上に表示される。ユーザーインターフェース部412は、前述の通り、本実施形態に係る設定画面、確認画面、完了画面等を表示する。別システム情報取得部413は、本システムとは別のシステムに関する情報を取得する。機器管理システムは、機器に関する、メンテナンス、課金等の情報を扱うシステムであるが、同顧客の同機器に対し、別の機能、例えば、ジョブ管理、ドキュメント管理、レポーティング等を提供する別システムがある。これらシステムから、管理情報を取得することで、本実施形態の移行処理の判定条件に使用することも可能である。
図5は、画像形成装置102、106、110内のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信データ解析部501は、通信部503を介して、中央管理装置115、監視装置101、105、108から受信した受信データを解析し、データ毎に適切な処理部に受信データを渡す。送信データ生成部502は、各処理部からの依頼により、通信プロトコルに応じた送信データを生成する。生成された送信データは、通信部503を介して、中央管理装置115、画像形成装置102、106、110に送信される。通信部503は、中央管理装置115、監視装置101、105、108等の外部装置と、LAN及びインターネット等のネットワークを介して、データの送受信を行う。
機器情報取得部504は、画像形成装置内で発生したサービスコールやジャム、トナー切れ等の稼働情報を取得する。更に、機器情報取得部504は、監視装置101、105、108からの指示により、画像形成装置内部に保持するカウンタ情報等を取得する。取得したデータは、送信データ生成部502により送信データに加工され、通信部503により監視装置101、105、108等の取得要求元に送信される。機器情報管理部505は、監視機能が有効化された時に、遠隔監視部506の指示に従って、機器情報取得部504により収集された機器情報を管理、制御する。遠隔監視部506は、監視機能が有効化された時に、機器内部で各種状態の監視を行う。遠隔監視部506は、中央管理装置115より指示された送信スケジュールに従って、送信前に機器情報取得部504により監視情報を収集する。監視情報は、機器情報管理部505で管理され、送信スケジュールに従って送信データに加工され、通信部503により中央管理装置115に送信される。なお、遠隔監視部506を備える画像形成装置において、遠隔監視部506による自身の監視機能が無効化された際には、外部の監視装置から監視されるような構成にしても構わない。
図6は、中央管理装置115内のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信データ解析部601は、通信部603を介して、監視装置101、105、108、画像形成装置102、106、110から受信した受信データを解析し、データ毎に適切な処理部に受信データを渡す。送信データ生成部602は、各処理部からの依頼に基づき、通信プロトコルに応じた送信データを生成する。生成された送信データは、通信部603を介して、監視装置101、105、108や、画像形成装置102、106、110に送信される。通信部603は、監視装置101、105、108や、画像形成装置102、106、110等の外部の情報処理装置と、LAN及びインターネット等のネットワークを介してデータの送受信を行う。
データベースアクセス部604は、データベース116への入出力を司る。監視制御部605は、全ての監視装置から監視情報、課金情報等を取得するスケジュールの管理や、監視内容、方法の制御を行う。更に監視制御部605は、必要に応じて管理下にある監視装置101、105、108、もしくは画像形成装置113の監視機能へ、送信データ生成部602および通信部603を介して、指示および応答を送信する。取得情報処理部606は、管理下にある監視装置101、105、108、もしくは画像形成装置113の監視機能から受信した情報をそのままあるいは加工して、データベースアクセス部604を介してデータベース116に格納する。また、取得情報処理部606は、監視装置101、105、108、もしくは画像形成装置113の監視機能等から受信した情報及びデータベース116の保存データを元に、カウンタ情報の集計、エラー情報等を担当サービスマンや顧客側へ通知する。
[処理フロー]
図7は、本実施形態における監視装置101、105、108、もしくは画像形成装置113の監視機能の動作を示すメインのフローチャートである。監視装置101、108もしくは画像形成装置113の監視機能も同様であるが、説明を簡略化するために、B社内の監視装置105について説明を行う。尚、図7〜図13のフローチャートの各ステップの処理は監視装置105に設けられたCPU201がROM202、HD205等の不揮発性記憶手段に記憶された本実施形態に係る制御プログラムを読み込み実行することに応じて実現される。また、本フローでは、本発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については、説明を省略する。さらに、以降の説明においては、監視対象となる画像形成装置のことを監視対象、或いは単に機器と表記する。
図7は、本実施形態における監視装置101、105、108、もしくは画像形成装置113の監視機能の動作を示すメインのフローチャートである。監視装置101、108もしくは画像形成装置113の監視機能も同様であるが、説明を簡略化するために、B社内の監視装置105について説明を行う。尚、図7〜図13のフローチャートの各ステップの処理は監視装置105に設けられたCPU201がROM202、HD205等の不揮発性記憶手段に記憶された本実施形態に係る制御プログラムを読み込み実行することに応じて実現される。また、本フローでは、本発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については、説明を省略する。さらに、以降の説明においては、監視対象となる画像形成装置のことを監視対象、或いは単に機器と表記する。
先ず、CPU201は、電源投入に伴うシステムの初期化を行う(S701)。具体的には、CPU201は、初期設定情報として、監視対象の全画像形成装置に関する情報テーブルを機器リストとして読み込み、変数の初期化等の処理を行う。監視対象となる画像形成装置が機器リストにて設定されている場合には、記憶部に保持され、機器情報取得部409により取得されるものとする。また、機器リストには、監視対象となる機器を一意に識別するための機器IDが含まれているものとする。機器IDは、例えば、各機器のシリアル番号、MACアドレス等がアサインされる。
次に、CPU201は、S701で読み込んだ初期設定情報が無効なデータであるか(即ち、初期設定が未設定であるか)否かを判定する(S702)。初期設定が未設定である場合(S702にてYES)、CPU201は、クライアント情報の入力が可能な初期設定画面を表示する(S703)。ここで表示される初期設定画面の例を図15に示す。図15の初期設定画面1501は、中央管理装置115のクライアント情報にアクセス可能なアカウント情報として、ユーザー名およびパスワードと、クライアントIDとを入力可能なように、入力エリア1502、1503、1504を有する。なお、入力エリア1504にて複数のクライアントIDを入力可能なようにしてもよい。
クライアントIDは、監視装置(クライアント)を一意に識別するための識別情報であり、用途についての詳細は後述する。また、図15の初期設定画面1501にて入力されるクライアントIDは、監視装置を移行する場合においては、過去に監視を行っていた監視装置のクライアントIDとなる。また、自身のクライアントIDを入力した場合には、監視装置の移行処理は不要であり、そのまま監視処理が実行されることとなる。以下、過去(移行前)に監視を行っていた監視装置を「移行元クライアント」と記載し、移行後に新たに監視を行う監視装置を「移行先クライアント」と記載する。
CPU201は、初期設定画面1501における設定が完了したか否かの判定を行う(S704)。設定が未完了の場合(S704にてNO)、CPU201は設定が完了するまで待機する。設定完了の場合(S704にてYES)、CPU201は、入力されたクライアントIDをIDsとして取得する(S705)。次に、CPU201は、取得したIDsを含む要求を中央管理装置115に送信し、その応答としてIDsに対応するクライアント情報を中央管理装置115から取得する(S706)。CPU201は、S706で取得したクライアント情報に含まれるクライアントタイプ情報が、自装置のクライアントタイプと異なるか否かを判定する(S707)。なお、自装置のクライアントタイプの情報は、予め定義され、記憶部等に保持されているものとする。
クライアントタイプが異なる場合(S707にてYES)、CPU201は、クライアントの移行処理が必要であるため、図8を用いて後述する監視装置移行処理を行う(S708)。クライアントタイプが一致する場合(S707にてNO)、CPU201は、移行処理不要であるため、監視処理を開始する(S710)。S708の監視装置移行処理の後、CPU201は、移行処理が正常に完了したか否かを判定する(S709)。
移行処理が正常に完了した場合(S709にてYES)、S710にてCPU201は、監視処理を開始する(S710)。移行のキャンセル等により移行処理が正常に完了していない場合(S709にてNO)、監視が開始できないため、CPU201は、再度、初期設定画面の表示に戻る(S703)。S710の監視処理については、従来の方法を適用可能であるため詳細な説明は省略するが、例えば、中央管理装置115から取得した監視設定や監視における各種処理のスケジュール等に基づいて監視処理を行う。そして、CPU201は、監視処理において各種情報を収集した上で、ネットワークを介して中央管理装置115へ収集した情報を送信する。
(監視装置移行処理)
次に、図7のS708における監視装置移行処理について、図8を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理はクライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数および処理変数をS801に表す。クライアント情報管理部408は、図7に示す処理フローから、IN引数として、移行元クライアント数N、移行元クライアント情報CLn(nは0〜N−1)を得る。ここで取得される情報は、実際には、初期設定画面1501にてユーザーから入力されたクライアントIDを元に、中央管理装置115から取得した情報である。クライアント情報管理部408は、更に処理変数として、移行先クライアント種別Kを“CONT(継続)”で初期化する(K=CONT)。Kは、移行先のクライアントを新規で作成するか、継続使用するかを表す値であり、前者は“NEW(新規)”、後者は“CONT(継続)”で定義される。また、クライアント情報管理部408は、本処理の出力として、本処理の処理結果RESULTを初期値“SUCCESS(成功)”で初期化する(RESULT=SUCCESS)。RESULTは移行処理の処理結果を表す値として、
SUCCESS:移行処理は正常完了
CANCELLED:ユーザーにより処理がキャンセル
DELETE_OK:移行処理は正常完了。移行に際し、クライアントIDが削除
DELETE_NG:移行処理は正常完了。移行に際し、不要なクライアントIDが発生しているが、削除は実行されていない
各種エラー値:エラーフラグERROR_FLAGと各種エラーを示すビットアサインされた定義値とがOR演算された値
が定義されている。また、本実施形態では、各種エラー値として、
EXCESS_DEVICE:最大サポート機器数(最大監視可能数)超過
COM_ERR:機器と通信不可
OTHER_APPLIANCE_MANAGED:別システムの別監視装置で管理
が定義されている。
次に、図7のS708における監視装置移行処理について、図8を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理はクライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数および処理変数をS801に表す。クライアント情報管理部408は、図7に示す処理フローから、IN引数として、移行元クライアント数N、移行元クライアント情報CLn(nは0〜N−1)を得る。ここで取得される情報は、実際には、初期設定画面1501にてユーザーから入力されたクライアントIDを元に、中央管理装置115から取得した情報である。クライアント情報管理部408は、更に処理変数として、移行先クライアント種別Kを“CONT(継続)”で初期化する(K=CONT)。Kは、移行先のクライアントを新規で作成するか、継続使用するかを表す値であり、前者は“NEW(新規)”、後者は“CONT(継続)”で定義される。また、クライアント情報管理部408は、本処理の出力として、本処理の処理結果RESULTを初期値“SUCCESS(成功)”で初期化する(RESULT=SUCCESS)。RESULTは移行処理の処理結果を表す値として、
SUCCESS:移行処理は正常完了
CANCELLED:ユーザーにより処理がキャンセル
DELETE_OK:移行処理は正常完了。移行に際し、クライアントIDが削除
DELETE_NG:移行処理は正常完了。移行に際し、不要なクライアントIDが発生しているが、削除は実行されていない
各種エラー値:エラーフラグERROR_FLAGと各種エラーを示すビットアサインされた定義値とがOR演算された値
が定義されている。また、本実施形態では、各種エラー値として、
EXCESS_DEVICE:最大サポート機器数(最大監視可能数)超過
COM_ERR:機器と通信不可
OTHER_APPLIANCE_MANAGED:別システムの別監視装置で管理
が定義されている。
次に、クライアント情報管理部408は、移行元クライアント数Nが1より大きいか否かを判定する(S802)。N>1である場合(S802にてYES)、クライアント情報管理部408は、監視対象である機器群の統合処理を実行する(S803)。この処理の詳細は図9を用いて後述する。N≦1である場合(S802にてNO)、クライアント情報管理部408は、監視対象である装置群の分割処理を行う(S819)。この処理の詳細は図10を用いて後述する。
クライアント情報管理部408は、S803の統合処理の出力として得た処理結果RESULTが“SUCCESS(処理成功)”であるか否かを判定する(S804)。RESULT=SUCCESSである場合(S804にてYES)、クライアント情報管理部408は、メッセージ生成部411を使用して、結果メッセージを“MSG_UNIFY_OK”で初期化する(結果MSG=MSG_UNIFY_OK)(S805)。その後、S809へ進む。ここでの結果メッセージは、図8中では「結果MSG」と記載され、ユーザーに対しては処理結果画面もしくは確認画面で表示される。ここで、“MSG_UNIFY_OK”は、図14に示すようなメッセージテーブルにて定義されており、プログラム上は設定ファイル、或いはデータベースやメモリ上に保持される。本実施形態では、これらの定義メッセージと各種情報を表す文字列等から、処理結果画面もしくは確認画面に表示する文字列を生成する。図16に確認画面の構成例を示す。また、図17に処理結果画面の構成例を示す。
RESULT≠SUCCESSである場合(S804にてNO)、クライアント情報管理部408は、統合処理(S803)の出力として得られた移行可能なクライアントIDのリストのサイズが1以上か否かを判定する(S806)。ここでリストのサイズが1以上である場合とは、即ち、移行可能なクライアントがある場合を示す。移行可能なクライアントがある場合(S806にてYES)、クライアント情報管理部408は、結果MSGとして、部分的に移行可能なクライアントがある旨の以下のメッセージを生成する(S807)。
結果MSG=MSG_PARTIAL_UNIFY+CreateMsg(RESULT)+MSG_INVALID_CLIENT+Output(移行不能クライアントIDリスト)
結果MSG=MSG_PARTIAL_UNIFY+CreateMsg(RESULT)+MSG_INVALID_CLIENT+Output(移行不能クライアントIDリスト)
ここで、「CreateMsg(RESULT)」は、図14に記載しているように、RESULTの値により、生成メッセージが異なる。
例えば、図16(b)はRESULTとして、変数EXCESS_DEVICEと変数COM_ERRを取得した時のメッセージとなる。「Output(移行不能クライアントIDリスト)」は数値を文字列に変換する関数Outputを使用して、S803の出力として得た移行不能クライアントIDのリストの文字列を生成する。また、上記の“+”演算子は、文字列の結合を表す。つまり、結果MSGは、MSG_PARTIAL_UNIFY、CreateMsg(RESULT)で得た文字列、MSG_INVALID_CLIENT、Output(移行不能クライアントIDリスト)で得た文字列を、この順に結合した文字列となる。
移行可能なクライアントが無い場合(S806にてNO)、クライアント情報管理部408は、移行失敗として、結果MSGをMSG_UNIFY_NGとCreateMsg(RESULT)で得た文字列とを結合した文字列とする(S808)。そして、クライアント情報管理部408は、結果MSGを処理結果画面に表示する(S826)。
一方、指定された移行元クライアントIDが複数の場合(S802にてNO)、クライアント情報管理部408は、監視対象の分割処理を行う(S819)。その後、クライアント情報管理部408は、分割処理(S819)の出力として得た処理結果RESULTが“SUCCESS(処理成功)”であるか否かを判定する(S820)。
RESULT=SUCCESSである場合(S820にてYES)、クライアント情報管理部408は、結果MSGを“MSG_NO_SPLIT”で初期化する(結果MSG=MSG_NO_SPLIT)(S821)。その後、S809へ進む。RESULT≠SUCCESSである場合(S820にてNO)、クライアント情報管理部408は、S819の出力として得られた移行可能なクライアントIDリストのサイズが1以上か(即ち、一部の機器が移行OKであるか)否かを判定する(S822)。一部の機器が移行OKである場合(S822にてYES)、クライアント情報管理部408は、結果MSGとして、部分的に監視装置の移行がOKである旨の以下のメッセージを生成する(S823)。
結果MSG=MSG_SPLIT_DEVICE+CreateMsg(RESULT)+MSG_UNABLE_DEVICE+Output(移行不能機器IDリスト)
結果MSG=MSG_SPLIT_DEVICE+CreateMsg(RESULT)+MSG_UNABLE_DEVICE+Output(移行不能機器IDリスト)
そして、S823の後、クライアント情報管理部408は、Kに“NEW”を設定する(K=NEW)(S824)。移行元クライアントIDが単一であるにも関わらず、一部のデバイスが移行できない場合、必ず、移行先クライアントを新規生成する必要があるために本設定を行う。その後、S809へ進む。
一方、移行可能なクライアントが無い場合(S806にてNO)、クライアント情報管理部408は、移行失敗として、結果MSGにMSG_SPLIT_NGとCreateMsg(RESULT)で得た文字列とを結合した文字列を設定する(S825)。その後、クライアント情報管理部408は、結果MSGを処理結果画面に表示する(S826)。
S805、S807、S821、又はS824の後、クライアント情報管理部408は、移行先クライアントIDの特定処理を行う(S809)。この処理の詳細は図11を用いて後述する。特定処理(S809)の後、クライアント情報管理部408は、特定処理の出力として得た移行先クライアント種別Kが“NEW”であるか否かを判定する(S810)。K=NEWである場合(S810にてYES)、クライアント情報管理部408は、移行先クライアントを新規生成する。そこで、クライアント情報管理部408は、現時点で設定されている結果MSGと、MS_ID_CREATEと、Output(移行先クライアントID)とを結合した文字列を、新たに結果MSGとする(S811)。このとき、移行先クライアントIDは、特定処理(S809)の出力として得られる。
K≠NEWである場合(S810にてNO)、クライアント情報管理部408は、移行先クライアントは既存のものを使用する。そこで、クライアント情報管理部408は、現時点で設定されている結果MSGと、MSG_ID_CONTINUEと、Output(移行先クライアントID)とを結合した文字列を、新たに結果MSGとする(S812)。S811及びS812の後、クライアント情報管理部408は、中央管理装置115の設定更新処理を行う(S813)。この処理の詳細は図12を用いて後述する。
設定更新処理(S813)の後、クライアント情報管理部408は、設定更新処理の出力として得られたRESULTが“CANCELLED”であるか(即ち、移行処理がキャンセルされているか)否かを判定する(S814)。RESULT=CANCELLEDである場合(S814にてYES)、クライアント情報管理部408は、RESULTを出力して、本処理を終了する(S827)。
RESULT≠CANCELLEDである場合(S814にてNO)、クライアント情報管理部408は、RESULTが“DELETE_OK”であるか(即ち、移行処理が正常に終了し、かつ、削除されたクライアントがあるか)否かを判定する(S815)。RESULT=DELETE_OKである場合(S815にてYES)、クライアント情報管理部408は、現時点で設定されている結果MSGと、MSG_CLIENT_DELETEDと、Output(DCL)で得た文字列と、MDS_CLIENT_SETTING_COMPLETEとを結合した文字列を、新たに結果MSGとする(S816)。ここで、「DCL」とは、設定更新処理(S813)の出力として得た削除対象クライアントIDリストである。
RESULT≠DELETE_OKである場合(S815にてNO)、クライアント情報管理部408は、DCLのサイズが1以上か(即ち、不要なクライアントがあるか)否かを判定する(S817)。DCLのサイズが1以上である場合(S817にてYES)、クライアント情報管理部408は、現時点で設定されている結果MSGと、MSG_NOTIFY_USELESS_CLIENTと、Output(DCL)で得た文字列と、MDS_CLIENT_SETTING_COMPLETEとを結合した文字列を、新たに結果MSGとする(S818)。
DCLのサイズが0である場合(S817にてNO)、クライアント情報管理部408は、削除対象/不要なクライアントが存在しないため、現時点で設定されている結果MSGを用いて処理結果画面を表示する(S826)。S816又はS818の後、クライアント情報管理部408は、それぞれの工程で取得した結果MSGを処理結果画面に表示する(S826)。S826の処理の後、クライアント情報管理部408は、RESULTを出力し、本処理を終了する(S827)。
図17は、処理結果画面の一例である。本画面に示した例では、メッセージは、指定クライアントIDが単一の時に、(1)サポート台数超過、(2)機器との通信エラーの2つの原因により、監視対象の画像形成装置の一部が監視不能である場合を示している。また、図17の例では、移行処理自体は正常に完了した場合を示している。
(統合処理)
次に、図8のS803における監視対象の統合処理について、図9を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数および処理変数をS901に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理から、IN引数として、移行元クライアント数N、移行元クライアント情報CLn(nは0〜N−1)を得る。また、クライアント情報管理部408は、処理変数nを“0”で初期化し、RESULTを“SUCCESS”で初期化する(n=0、RESULT=SUCCESS)。
次に、図8のS803における監視対象の統合処理について、図9を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数および処理変数をS901に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理から、IN引数として、移行元クライアント数N、移行元クライアント情報CLn(nは0〜N−1)を得る。また、クライアント情報管理部408は、処理変数nを“0”で初期化し、RESULTを“SUCCESS”で初期化する(n=0、RESULT=SUCCESS)。
次に、クライアント情報管理部408は、移行先クライアント(即ち、自装置)がサポート可能(監視可能)な最大機器数Dmaxを取得し、移行先の累計機器数を保持する処理変数Dを“0”で初期化する(D=0)(S902)。
次に、クライアント情報管理部408は、別システム設定に従うか否かを判定する(S903)。本実施形態では、移行先の監視装置(クライアント)が、別システムの監視装置/管理装置を兼用しており、そのシステムの管理情報が取得できることを想定している。そのような監視装置では、顧客先の画像形成装置は、同一の監視装置が監視するように構成した方が都合がよい。例えば、共通データは一度取得すれば使用できるため、管理効率がよい。また、取得スケジュールを合わせることも可能であり、制御しやすく、管理データも統一性が取れるという利点がある。
別システム設定に従う場合(S903にてYES)、クライアント情報管理部408は、変数MYIDとして、自装置(監視装置)の別システムでのクライアントIDを取得する(S904)。別システム設定に従わない場合(S903にてNO)、クライアント情報管理部408は、MYIDを“0”で初期化する(MYID=0)(S905)。
次に、クライアント情報管理部408は、移行元クライアント毎に処理を行う。まず、クライアント情報管理部408は、n番目の移行元クライアントCLnの、登録機器数Dnおよび登録機器リストDMを取得する(S906)。クライアント情報管理部408は、S904又はS905で取得したMYIDが“0”か否かを判定する(S907)。MYID≠0の場合(S907=NO)、クライアント情報管理部408は、変数AIDnとして、移行元クライアントCLnに登録されている機器DMxを別システムで監視している監視装置のクライアントIDを取得する(S908)。xは任意であるが、例えば、先頭機器を示す“0”でよい。このクライアントIDの取得先は、別システムのサーバーもしくは監視装置内の別システムのデータ管理部などが想定される。
次に、クライアント情報管理部408は、AIDnとMYIDが同一であるか否かを判定する(S909)。ここで説明する例では、移行元クライアントは別システムであっても、同一の監視装置で監視されていることを前提としている。しかし、同一の監視装置で監視されていないシステムでは、機器毎にS908、S909の処理を実施する必要がある。
AIDn=MYIDである場合(S909にてYES)、及びMYID=0である場合(S907にてYES)、クライアント情報管理部408は、機器DMxが本監視装置から通信可能か否かを判定する(S910)。この判定においては、機器情報取得部409及び通信部403を使用して、実際に画像形成装置から何らかの情報、例えばシリアル番号やMACアドレス等の情報を取得することに依ってもよい。また、その場合、画像形成装置の電源がOFFであると、情報が取得できないため、IPアドレスが同一サブネット上に存在するかの判定に依ってもよい。また、画像形成装置の登録がホスト名で指定されている場合は、名前解決により、IPアドレスを取得して判定するようにしてもよい。
機器DMxが通信可能である場合(S910にてYES)、クライアント情報管理部408は、移行先クライアント(自装置)の累計機器数と処理中の移行元クライアントの登録機器数Dnとの和が、Dmax以下であるか否かを判定する(S911)。つまり、クライアント情報管理部408は、監視すべき機器数の和が移行先クライアント(自装置)の最大監視可能数(上限)を超過しないか否かを判定し、その上限を超えない範囲で監視対象を移行することとなる。機器数の和が最大機器数以下である場合(S911にてYES)、クライアント情報管理部408は、移行元クライアントの登録機器数Dnを累計機器数Dに加算して、新たにDに設定する(S912)。そして、クライアント情報管理部408は、移行可能なクライアントIDのリストに処理中のクライアントのクライアントIDを追加する(S913)。
AIDn≠MYIDである場合(S909にてNO)、クライアント情報管理部408は、別装置で監視するべきである旨を表すエラー値を、RESULTにOR演算で設定する(S915)。前述の通り、エラー原因はBitアサインされており、OR演算を行うことで、複数のエラー原因を表すことができる。なお、図9のS915において、ここでのOR演算をOR(ERR_FLAG,RESULT,OTHER_APPLIANCE_MANAGED)と記載する。これは、エラーフラグと、OTHER_APPLIANCE_MANAGEDを既に取得済みのRESULTにOR演算を行うことを表す。
機器MDxが本監視装置から通信不可である場合(S910にてNO)、クライアント情報管理部408は、通信エラーを表すエラー値をRESULTにOR演算で設定する(S916)。また、機器数の和が最大機器数よりも大きい場合(S911にてNO)、クライアント情報管理部408は、最大機器数超過を表すエラー値をRESULTにOR演算で設定する(S917)。
S915、S916、S917の処理後、クライアント情報管理部408は、移行不可なクライアントIDのリストに処理中のクライアントのクライアントIDを追加する(S918)。S913又はS918の処理後、クライアント情報管理部408は、nを1インクリメントし、その結果、nがNに等しいか(即ち、全クライアントを処理したか)否かを判定する(S914)。n=Nの場合(S914にてYES)、クライアント情報管理部408は、RESULT、S913で得た移行可能なクライアントIDのリスト、およびS918で得た移行不可なクライアントIDのリストを出力し、本処理を終了する(S919)。n≠Nの場合(S914にてNO)、S906へ戻る。
(分割処理)
次に、図8のS819の監視対象の分割処理について、図10を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、および処理変数をS1001に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行元クライアント情報リストCL、CL内クライアントの登録機器数N、CL内クライアントの登録機器リストDMを得る。さらに、クライアント情報管理部408は、処理変数xを“0”で初期化し、RESULTを“SUCCESS”で初期化する(x=0、RESULT=SUCCESS)。本処理では移行元クライアント情報リストCLには、クライアントが1つのみ登録されている。
次に、図8のS819の監視対象の分割処理について、図10を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、および処理変数をS1001に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行元クライアント情報リストCL、CL内クライアントの登録機器数N、CL内クライアントの登録機器リストDMを得る。さらに、クライアント情報管理部408は、処理変数xを“0”で初期化し、RESULTを“SUCCESS”で初期化する(x=0、RESULT=SUCCESS)。本処理では移行元クライアント情報リストCLには、クライアントが1つのみ登録されている。
次に、クライアント情報管理部408は、移行先クライアント(即ち、自装置)がサポート可能(監視可能)な最大機器数Dmaxを取得し、移行先の累計機器数を保持する処理変数Dを“0”で初期化する(D=0)(S1002)。次に、クライアント情報管理部408は、別システム設定に従うか否かを判定する(S1003)。本実施形態では、先述のように移行先の監視装置が、別システムの監視装置/管理装置を兼用しており、そのシステムの管理情報が取得できることを想定している。
別システム設定に従う場合(S1003にてYES)、クライアント情報管理部408は、変数MYIDとして、自装置の別システムでのクライアントIDを取得する(S1004)。別システム設定に従わない場合(S1003にてNO)、クライアント情報管理部408は、MYIDを“0”で初期化する(MYID=0)(S1005)。S1004又はS1005の処理後、クライアント情報管理部408は、DがDmaxより小さいか(即ち、移行先の累計機器数が最大監視可能数を超過しないか)否かを判定する(S1006)。D<Dmaxである場合(S1006にてYES)、クライアント情報管理部408は、MYIDが“0”か(即ち、別システム設定に従うか)否かを判定する(S1007)。MYID≠0(S1007にてNO)、クライアント情報管理部408は、機器リストDMのx番目の要素DMxを監視する、別システムでの監視装置のクライアントIDを取得する(S1008)。このクライアントIDの取得先は、先述の通り、別システムのサーバー、自装置(監視装置)内の別システムのデータ管理部が想定される。
S1008の処理の後、クライアント情報管理部408は、AIDxとMYIDが同一であるか否かを判定する(S1009)。AIDx=MYIDである場合(S1009にてYES)、及びMYID=0の場合(S1007にてYES)、クライアント情報管理部408は、機器DMxが本監視装置から通信可能かを判定する(S1010)。この判定においては、S910の説明で先述した通りの方法が実行される。
機器DMxが本監視装置から通信可能である場合(S1010にてYES)、クライアント情報管理部408は、移行先の累計機器数を1インクリメントし(S1011)、移行可能な機器のリストに処理中の機器IDを追加する。
D≧Dmaxである場合(S1006にてNO)、クライアント情報管理部408は、最大機器数超過を表すエラー値をRESULTにOR演算で設定する(S1014)。
AIDx≠MYIDである場合(S1009にてNO)、クライアント情報管理部408は、別装置で監視するべきである旨を表すエラー値をRESULTにOR演算で設定する(S1015)。
機器DMxが本監視装置から通信不可である場合(S1010にてNO)、クライアント情報管理部408は、通信エラーを表すエラー値をRESULTにOR演算で設定する(S1016)。
S1014、S1015、S1016の処理後、クライアント情報管理部408は、移行不可な機器IDのリストに処理中の機器の機器IDを追加する(S1017)。S1012又はS1017の処理後、クライアント情報管理部408は、xを1インクリメントし、その結果、xがNに等しいか(即ち、全機器を処理したか)否かを判定する(S1013)。x=Nの場合(S1013にてYES)、クライアント情報管理部408は、RESULT、S1012で得た移行可能な機器IDのリスト、およびS1017で得た移行不可な機器IDのリストを出力し、本処理を終了する(S1018)。x≠Nの場合(S1013にてNO)、S1006へ戻る。
(特定処理)
次に、図8のS809の移行先クライアントIDの特定処理について、図11を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、処理変数をS1101に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行先クライアント種別K、および移行元クライアント情報リストCLを得る。
次に、図8のS809の移行先クライアントIDの特定処理について、図11を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、処理変数をS1101に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行先クライアント種別K、および移行元クライアント情報リストCLを得る。
クライアント情報管理部408は、IN引数として得たKがCONTであるか(即ち、クライアントIDを継続使用するか)を判定する(S1102)。K=CONTである場合(S1102にてYES)、クライアント情報管理部408は、処理変数nを“0”で初期化する(n=0)(S1103)。そして、クライアント情報管理部408は、移行元クライアント情報リストCLに登録された各クライアントを処理するために、n番目のクライアント情報CLnのクライアントタイプTsn、およびクライアントIDとしてIDnを取得する(S1104)。
次にクライアント情報管理部408は、Tsnから自装置への移行は可能かを判定する(S1105)。これは、本実施形態では、設定ファイル、プログラム本体等に既に情報として、プログラム初期時に判定条件が定義されているものとする。移行可能である場合(S1105にてYES)、クライアント情報管理部408は、移行先クライアントIDをIDnとする(S1106)。そして、クライアント情報管理部408は、Kと移行先クライアントIDを出力し、処理を終了する(S1113)。
移行不可である場合(S1105にてNO)、クライアント情報管理部408は、nを1インクリメントする(S1107)。そして、クライアント情報管理部408は、nがNに等しいか(即ち、移行元クライアントを全て処理したか)を判定する(S1108)。n≠Nの場合(S1108にてNO)、S1104へ戻る。n=Nの場合(S1108にてYES)、クライアント情報管理部408は、Kに“NEW”を設定する(K=NEW)(S1109)。
S1109の処理後、又はK≠CONTの場合(S1102にてNO)、クライアント情報管理部408は、新規に作成するクライアントIDを決定するための処理を行う。まず、クライアント情報管理部408は、中央管理装置115から同一販社の登録済みクライアントIDリストを取得する(S1110)。本実施形態では、登録済みクライアントIDのリストを取得するが、中央管理装置115から未登録のクライアントIDのリストが取得できるように構成してもよい。また、本実施形態では、各販社内で、クライアントIDを一意に決まるように定義しているため、販社毎に情報を取得することとしている。
S1110の処理後、クライアント情報管理部408は、新規クライアントID作成時の条件を取得する(S1111)。新規クライアントID作成時の条件は、S1105の判定条件同様、プログラム初期時に、判定条件が定義されているものとする。条件としては、例えば、一番若い番号を割り当てる、元のクライアントIDに一番近い番号を割り当てる、等が考えられる。その後、クライアント情報管理部408は、S1110にて取得したリストおよびS1111にて取得した条件から、移行先クライアントIDを決定する(S1112)。そして、クライアント情報管理部408は、Kと移行先クライアントIDを出力し、本処理を終了する(S1113)。
(更新設定処理)
次に、図8のS813の中央管理装置115の設定更新処理について、図12を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、処理変数をS1201に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行元クライアント情報リストCL、移行元クライアント数N、移行可能機器リストDL、移行先クライアントIDとしてIDdst、移行先クライアント種別K、結果MSGを得る。
次に、図8のS813の中央管理装置115の設定更新処理について、図12を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は監視装置移行処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、処理変数をS1201に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行元クライアント情報リストCL、移行元クライアント数N、移行可能機器リストDL、移行先クライアントIDとしてIDdst、移行先クライアント種別K、結果MSGを得る。
クライアント情報管理部408は、処理変数nを“0”で初期化し、RESULTを“SUCCESS”で初期化し、確認MSGの値を結果MSGの値で初期化する。また、クライアント情報管理部408は、削除対象クライアントIDリストDCLを初期化する(S1202)。
クライアント情報管理部408は、削除対象クライアントIDの取得処理を行う(S1203)。本処理の詳細は図13を用いて後述する。次に、クライアント情報管理部408は、ユーザーに移行実行の確認を実施するか否かを判定する(S1204)。ここでの判定に用いられる設定値は、本実施形態では、設定ファイル、初期設定画面等で可能なプログラムの初期値として保持しておくものとする。
移行実行の確認を実施する場合(S1204にてYES)、クライアント情報管理部408は、S1203の出力として、削除対象クライアントがあるか否かを判定する(S1205)。削除対象クライアントがある場合(S1205にてYES)、クライアント情報管理部408は、確認MSGにMSG_NOTIFY_DELETE_CLIENTと、Output(DCL)で得られた文字列とを結合する(S1206)。
削除対象クライアントが無い場合(S1205にてNO)又はS1206の処理後、クライアント情報管理部408は、確認MSGにMSG_CONFIRMATIONを結合する(S1207)。そして、クライアント情報管理部408は、確認メッセージを確認画面で表示する(S1208)。図16は、確認画面の一例を示す。図16(a)には、指定のクライアントIDの監視対象を統合して移行処理が正常に完了する旨、および、クライアントIDを継続使用する旨の確認メッセージが表示されている。また、移行先クライアントIDを変更することも可能とするために、入力エリア1601が設けられている。また、移行を続行する指示を行うためのボタン1602を有する。図16(b)には一部の監視対象が監視不能であるが、その他の機器は正常に移行可能である旨、および、移行先のクライアントIDが生成される旨の確認メッセージが表示されている。図16(b)においても図16(a)同様、移行先のクライアントIDを変更することが可能とするために、入力エリア1603が設けられている。また、移行を続行する指示を行うためのボタン1604を有する。
S1208の処理後、クライアント情報管理部408は、確認画面を介して移行を続行する指示がユーザーによりなされたか否かを判定する(S1209)。移行続行の指示がなされた場合(S1209にてNO)、クライアント情報管理部408は、RESULTに“CANCELLED”を設定する(RESULT=CANCELLED)(S1224)。そして、クライアント情報管理部408は、RESULTと削除対象クライアントIDリストを出力し、本処理を終了する(S1225)。
移行続行の指示がなされていない場合(S1209にてYES)、又は移行実行の確認を実施しない場合(S1204にてNO)、クライアント情報管理部408は、Kが“NEW”であるか否かを判定する(S1210)。K=NEWの場合(S1210にてYES)、クライアント情報管理部408は、中央管理装置115に対し、移行先クライアントIDであるIDdstと自装置のクライアントタイプを通知し、クライアント情報の新規作成要求を行い作成させる(S1211)。K≠NEWである場合(S1210にてNO)、クライアント情報管理部408は、中央管理装置115に登録済みの移行先クライアント情報のタイプを通知し、自装置のタイプに変更させる(S1212)。
S1211もしくはS1212の処理後、クライアント情報管理部408はNが“1”であるか否かを判定する(S1213)。N=1の場合(S1213にてYES)、クライアント情報管理部408は、CLの先頭要素CL0のクライアントIDであるID0がIDdstに等しいか否かを判定する(S1214)。ID0≠IDdstである場合(S1214にてNO)、監視対象を移動する必要があるため、クライアント情報管理部408は、移行元クライアントから移行先クライアントへ移行可能機器リストDLに登録された全ての機器を移動する(S1215)。移動は中央管理装置115に対し、設定変更要求を送信することで実現する。
次に、クライアント情報管理部408は、S1203のRESULTが“DELETE_OK”であり(即ち、削除処理を実行する)、且つ、ID0がS1203で得た削除対象クライアントIDリストに含まれるかを判定する(S1216)。S1216の条件を満たす場合(S1216にてYES)、クライアント情報管理部408は、中央管理装置115に移行元クライアント削除要求を送信することで、削除を実行する(S1217)。
N≠1の場合(S1213にてNO)、クライアント情報管理部408は、移行元クライアント全てを処理するために、CLnのクライアントIDであるIDn、およびCLnの登録機器リストDMnを取得する(S1218)。次にクライアント情報管理部408は、IDnがIDdstに等しいか否かを判定する(S1219)。IDn≠IDdstである場合(S1219にてNO)、監視対象を移動する必要があるため、クライアント情報管理部408は、移行元クライアントから移行先クライアントへ移行可能機器リストDMnの全ての機器を移動する(S1220)。次に、クライアント情報管理部408は、S1203のRESULTが“DELETE_OK”であり(即ち、削除処理を実行する)、且つ、IDnがS1203で得た削除対象クライアントIDリストに含まれるか否かを判定する(S1221)。S1221の条件を満たす場合(S1221にてYES)、クライアント情報管理部408は、中央管理装置115に移行元クライアント削除要求を送信することで、削除を実行する(S1222)。
S1222の処理後、又はIDn=IDdstの場合(S1219にてYES)、又はS1221の条件を満たさない場合(S1221にてNO)、クライアント情報管理部408は、nをインクリメントし、その結果、nがNに等しいかを判定する(S1223)。n=Nの場合(S1223にてYES)、又はID0=IDdstの場合(S1214にてYES)、又はS1216の条件を満たさない場合(S1216にてNO)、又はS1227の処理後、クライアント情報管理部408は、RESULTと削除対象クライアントIDリストを出力し、本処理を終了する(S1225)。n≠Nの場合(S1223にてNO)、S1218へ戻る。
(削除対象クライアントIDの取得処理)
次に、S1203の削除対象クライアントIDの取得処理について、図13を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は中央管理装置115の設定更新処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、処理変数をS1301に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行元クライアント情報リストCL、移行元クライアント数N、移行可能機器リストDL、移行先クライアントIDとしてIDdstを得る。クライアント情報管理部408は、処理変数nを“0”で初期化し、RESULTを“DELETE_NG”で初期化する(n=0、RESULT=DELETE_NG)。
次に、S1203の削除対象クライアントIDの取得処理について、図13を用いて説明する。まず、別途記載しない限り、本処理は中央管理装置115の設定更新処理の一環であり、クライアント情報管理部408が主体として実行する。本処理で使用するIN引数、処理変数をS1301に表す。クライアント情報管理部408は、監視装置移行処理からはIN引数として、移行元クライアント情報リストCL、移行元クライアント数N、移行可能機器リストDL、移行先クライアントIDとしてIDdstを得る。クライアント情報管理部408は、処理変数nを“0”で初期化し、RESULTを“DELETE_NG”で初期化する(n=0、RESULT=DELETE_NG)。
クライアント情報管理部408は、移行元クライアント全てを処理するために、CLnのクライアントIDであるIDn、およびCLnの登録機器リストDMnを取得する(S1302)。次に、クライアント情報管理部408は、Nが1に等しいかを判定する(S1303)。N=1の場合(S1303にてYES)、クライアント情報管理部408は、ID0がIDdstに等しいか否かを判定する(S1304)。ID0≠IDdstの場合(S1304にてNO)、クライアント情報管理部408は、不要クライアントは削除するか否かを判定する(S1305)。本判定で用いられる設定値は、本実施形態では、設定ファイル、初期設定画面等で可能なプログラムの初期値として保持しておくものとする。
不要クライアントを削除する場合(S1305にてYES)、クライアント情報管理部408は、DM0の登録機器数が移行可能機器リストDLの機器数に等しいか否かを判定する(S1306)。機器数が等しい場合(S1306にてYES)、クライアント情報管理部408は、RESULTに“DELETE_OK”を設定し、DCLにID0を登録する(S1307)。
N≠1の場合(S1303にてNO)の場合、クライアント情報管理部408は、IDnがIDdstに等しいか否かを判定する(S1309)。IDn≠IDdstの場合(S1309にてNO)、クライアント情報管理部408は、不要クライアントは削除するか否かを判定する(S1310)。ここでの判定は、S1305と同様である。
不要クライアントを削除する場合(S1310にてYES)、クライアント情報管理部408は、RESULTに“DELETE_OK”を設定し、DCLにIDnを登録する(S1311)。IDn=IDdstの場合(S1309にてYES)、又は不要クライアントを削除しない場合(S1310にてNO)、又はS1311の処理後、クライアント情報管理部408は、nを1インクリメントし、その結果、nがNに等しいか(即ち、全クライアントを処理したか)を判定する(S1312)。n≠Nの場合(S1312にてNO)、S1309へ戻る。S1307の処理後、又はID0=IDdstの場合(S1304にてYES)、又は不要クライアントを削除しない場合(S1305にてNO)、又は機器数が等しくない場合(S1306にてNO)、又はn=Nの場合(S1312にてYES)、クライアント情報管理部408は、RESULT(“DELETE_OK”或いは“DELETE_NG”)と削除対象クライアントIDリストDCLを出力し、本処理を終了する(S1308)。
以上、機器管理システムにおいて、従来手作業で煩雑であった中央管理装置側での設定処理を、少ない操作で可能とし、操作性が格段に向上する。また、手作業で実施するよりも確実に移行処理が実施できる。
<第二の実施形態>
第一の実施形態では、図15のように、移行元クライアントIDをユーザーが指定する形態について説明した。ここで、この移行元クライアントIDを特定する処理がユーザーに課されてしまため、ユーザーによる作業が生じる。
第一の実施形態では、図15のように、移行元クライアントIDをユーザーが指定する形態について説明した。ここで、この移行元クライアントIDを特定する処理がユーザーに課されてしまため、ユーザーによる作業が生じる。
これに対し、本実施形態では、ユーザーによる移行元クライアントIDの入力に代わり、監視装置(移行先クライアント)が移行元クライアントのIDを探索する手段について述べる。図15のような初期設定画面に、クライアントIDの取得ボタン(不図示)を設ける。この取得ボタンを押下すると、まず、既に監視装置に登録されている機器情報、或いは、ネットワーク上の機器を検索し、その検索により抽出された機器情報を取得する。
この機器情報に対応付けられた機器を一意に特定するための機器IDをキーとして、中央管理装置115に登録済み監視装置のクライアントIDを取得する。そして、取得されたクライアントIDを初期設定画面のクライアントID欄に表示することで、ユーザーによる移行元クライアントのIDの入力の手間を省くことができる。
本実施形態により、第一の実施形態の効果に加え、ユーザーの操作性が更に向上するという効果を奏する。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (12)
- 複数の装置を含む拠点ネットワークに設置され、管理サーバーと通信する監視装置であって、
前記拠点ネットワークに過去に設置され、前記複数の装置を監視していた1または複数の別の監視装置の識別情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力された識別情報を含む要求を前記管理サーバーに対して送信する要求手段と、
前記要求の応答として、前記管理サーバーから前記1または複数の別の監視装置のタイプ情報を受信する受信手段と、
前記受信したタイプ情報が自身のタイプ情報と一致しない場合、前記1または複数の別の監視装置にて監視されていた前記複数の装置のうち、当該監視装置の監視対象となる1または複数の装置を判定する処理手段と、
監視対象が変更された前記1または複数の別の監視装置の情報と、前記監視装置のタイプ情報とを前記管理サーバーに通知する通知手段と、
前記通知手段による通知の後、前記処理手段により前記監視装置の監視対象となった1または複数の装置の稼働情報を収集し、前記管理サーバーに送信する送信手段と、
を有することを特徴とする監視装置。 - 前記処理手段は、複数の別の監視装置それぞれにて監視されていた装置を統合する統合処理、および、1の別の監視装置にて監視されていた装置群を分割する分割処理のいずれかを行うことで、前記監視装置の監視対象となる1または複数の装置を判定することを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
- 前記統合処理は、複数の別の監視装置それぞれにて監視されていた装置のうち、前記監視装置が通信可能な装置であり、かつ、前記監視装置が監視可能な数の上限を超えない範囲で監視対象を統合して監視対象とすることを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
- 前記分割処理は、前記1の別の装置にて監視されていた装置群のうち、前記監視装置が通信可能な装置であり、かつ、前記監視装置が監視可能な数の上限を超えない範囲で分割して監視対象とすることを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
- 前記1または複数の別の監視装置の監視対象を前記監視装置の監視対象へ変更する際の確認画面を提供する手段を更に有し、
前記確認画面は、前記監視装置の識別情報として、新たな識別情報の指定、又は、前記1または複数の別の監視装置の識別情報を継続して使用する旨の指示いずれかを受け付け、
前記通知手段は、前記確認画面にて受け付けた情報を前記管理サーバーへ送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の監視装置。 - 前記1または複数の別の監視装置の監視対象を前記監視装置の監視対象へ変更した際の結果画面を提供する手段を更に有し、
前記結果画面は、監視を行う監視装置が変更された結果、変更された監視装置の情報、監視ができなくなった監視対象の装置の情報、および監視ができなくなった原因の少なくとも1つを表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の監視装置。 - 前記入力手段は更に、過去に拠点ネットワークに設置され、前記複数の装置を監視していた1または複数の別の監視装置の識別情報を表示する旨の指示を受け付け、
前記入力手段は、前記指示を受け付けた際に、前記拠点ネットワークに含まれる複数の装置を検索し、当該検索された複数の装置を過去に監視していた監視装置の識別情報を表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の監視装置。 - 前記監視装置のタイプ情報は、監視装置の構成、形態、もしくは機能の少なくともいずれかに依存して定義されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の管理装置。
- 前記稼働情報は、障害情報、カウンタ情報、アラーム情報、ログ情報の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の監視装置。
- 監視対象の装置の識別情報は、シリアル番号、MACアドレスを用いることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の監視装置。
- 複数の装置を含む拠点ネットワークに設置され、管理サーバーと通信する監視装置における監視方法であって、
前記拠点ネットワークに過去に設置され、前記複数の装置を監視していた1または複数の別の監視装置の識別情報の入力を受け付ける入力工程と、
前記入力された識別情報を含む要求を前記管理サーバーに対して送信する要求工程と、
前記要求の応答として、前記管理サーバーから前記1または複数の別の監視装置のタイプ情報を受信する受信工程と、
前記受信したタイプ情報が自身のタイプ情報と一致しない場合、前記1または複数の別の監視装置にて監視されていた前記複数の装置のうち、当該監視装置の監視対象となる1または複数の装置を判定する処理工程と、
監視対象が変更された前記1または複数の別の監視装置の情報と、前記監視装置のタイプ情報とを前記管理サーバーに通知する通知工程と、
前記通知工程による通知の後、前記処理工程により前記監視装置の監視対象となった1または複数の装置の稼働情報を収集し、前記管理サーバーに送信する送信工程と、
を有することを特徴とする監視方法。 - 複数の装置を含む拠点ネットワークに設置され、管理サーバーと通信するコンピュータを、
前記拠点ネットワークに過去に設置され、前記複数の装置を監視していた1または複数の監視装置の識別情報の入力を受け付ける入力手段、
前記入力された識別情報を含む要求を前記管理サーバーに対して送信する要求手段、
前記要求の応答として、前記管理サーバーから前記1または複数の監視装置のタイプ情報を受信する受信手段、
前記受信したタイプ情報が自身のタイプ情報と一致しない場合、前記1または複数の監視装置にて監視されていた前記複数の装置のうち、当該コンピュータによる監視対象となる1または複数の装置を判定する処理手段、
監視対象が変更された前記1または複数の監視装置の情報と、前記コンピュータのタイプ情報とを前記管理サーバーに通知する通知手段、
前記通知手段による通知の後、前記処理手段により前記コンピュータによる監視対象となった1または複数の装置の稼働情報を収集し、前記管理サーバーに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。
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