JP2015076071A - 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下では、図1乃至図9、図12を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、MFP101を含むシステムの構成例を示すブロック図である。なお、MFP101は、本発明の情報処理装置の一例である。図1に示すシステムにおいて、MFP101及びPC102は、LAN100に接続されており、LAN100を介して相互に通信可能である。PC102には、MFP101を管理するための管理ソフトウェアがインストールされている。PC102は、インストールされている管理ソフトウェアを実行することで、MFP101に対してSNMPを用いてアクセスする。これにより、PC102は、MFP101から情報を取得し、または、MFP101に対する設定を行う。
図2は、MFP101のハードウェア構成例を示すブロック図である。MFP101は、MFP101全体の動作を制御する制御部200と、操作部209と、プリンタ210と、スキャナ211といったデバイスを備える。
図3は、MFP101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図3に示す各機能ブロックに対応するソフトウェア(制御プログラム)は、MFP101のROM202またはHDD204に格納されている。図3に示す各機能ブロックの、以下で説明する機能は、CPU201が、ROM202またはHDD204に格納されているソフトウェアを実行することによって、MFP101上で実現される。ただし、各機能ブロックの機能は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。なお、図3では、本実施形態の説明に特に関連するソフトウェア構成を示している。
SNMP制御部303は、ユーザ情報管理部311、ユーザ情報編集部312、ユーザ認証部313、及びプロトコル処理部314を含む。MFP101のユーザは、外部装置からSNMPを用いたアクセスがあった際にSNMPv3を用いて動作するよう、MFP101に設定することが可能である。この場合、SNMP制御部303は、SNMPを用いたアクセスがあった際に、SNMPv3に従ったユーザ認証(SNMP認証)を行う。
MFP認証制御部304は、ユーザ情報管理部321、ユーザ情報編集部322、及びユーザ認証部323を含む。ユーザ情報管理部321は、MFP101を使用するユーザを認証するためのユーザ認証用に登録されたユーザ情報を管理する。ユーザ情報編集部322は、ユーザ情報の登録及び編集をユーザが行うためのUIを、ユーザに対して提供する。ユーザ認証部323は、ユーザ情報管理部321によって管理されているユーザ情報に基づいて、MFP101を使用するユーザを認証するためのユーザ認証(MFP認証)を実行する。
図12(A)及び(B)は、それぞれ、SNMP認証用のユーザ情報管理部311及びMFP認証用のユーザ情報管理部321によって管理されているユーザ情報の一例を示す図である。図12(A)及び(B)に示すユーザ情報は、それぞれ、図4及び図5に示すような編集画面400、500を用いて登録及び編集される。
図6は、本実施形態に係るMFP101における、SNMP認証用のユーザ情報を登録する処理の手順を示すフローチャートである。図6の各ステップの処理は、CPU201が、ROM202またはHDD204に格納されたソフトウェア(図3に示す各機能ブロックに対応するソフトウェア)をRAM203に読み出して実行することによって、MFP101において実現される。即ち、各ステップの処理は、CPU201によって実行される。
図7は、本実施形態に係るMFP101における、SNMP認証の処理手順を示すフローチャートである。図7の各ステップの処理は、CPU201が、ROM202またはHDD204に格納されたソフトウェア(図3に示す各機能ブロックに対応するソフトウェア)をRAM203に読み出して実行することによって、MFP101において実現される。即ち、各ステップの処理は、CPU201によって実行される。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、SNMP認証用のユーザ情報を登録する際に、MFP認証用に既に登録され、管理されているユーザ情報に対応するユーザのリストを取得して、取得した当該リストから、登録対象のユーザの選択を受け付けることを特徴とする。
図9は、本実施形態に係るMFP101における、SNMP認証用のユーザ情報を登録する処理の手順を示すフローチャートである。図9の各ステップの処理は、CPU201が、ROM202またはHDD204に格納されたソフトウェアをRAM203に読み出して実行することによって、MFP101において実現される。即ち、各ステップの処理は、CPU201によって実行される。
次に、図10及び図11を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、SNMP制御部303においてSNMP認証用のユーザ情報の更新、またはMFP認証制御部304においてMFP認証用のユーザ情報の更新が行われた場合に、認証用に管理されているユーザ情報を互いに同期させることを特徴とする。
図10は、SNMP認証用のユーザ情報がユーザ情報編集部312によって更新された際に実行される、SNMP制御部303からMFP認証制御部304へのユーザ情報の同期処理の手順を示すフローチャートである。図10の各ステップの処理は、CPU201が、ROM202またはHDD204に格納されたソフトウェアをRAM203に読み出して実行することによって、MFP101において実現される。即ち、各ステップの処理は、CPU201によって実行される。
図11は、MFP認証用のユーザ情報がユーザ情報編集部322によって更新された際に実行される、MFP認証制御部304からSNMP制御部303への同期処理の手順を示すフローチャートである。図11の各ステップの処理は、CPU201が、ROM202またはHDD204に格納されたソフトウェアをRAM203に読み出して実行することによって、MFP101において実現される。即ち、各ステップの処理は、CPU201によって実行される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (13)
- それぞれ第1及び第2の認証方式によるユーザ認証を行うとともに、ユーザ認証用に登録されたユーザ情報をそれぞれ個別に管理する第1及び第2の認証手段と、
前記第1の認証方式によるユーザ認証用に登録すべきユーザ情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段を介してユーザ情報が入力されると、当該ユーザ情報が示すユーザについて、前記第2の認証手段によって前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されているか否かを確認する確認手段と、
前記確認手段によって、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されていないと確認された場合には、前記入力手段を介して入力されたユーザ情報を登録し、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されていると確認された場合には、前記入力手段を介して入力されたユーザ情報のうち、前記第1の認証方式に固有の情報を登録するよう、前記第1の認証手段を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記確認手段は、前記入力手段を介して入力されたユーザ名を用いて、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が前記第2の認証手段によって管理されているか否かを確認し、
前記制御手段は、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されていると確認されると、更に、前記第1の認証方式に固有の情報以外の情報の入力を受け付けないよう、前記入力手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1の認証方式に固有の情報以外の情報は、ユーザ認証用のパスワードであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記第1の認証手段は、
前記第1の認証方式によるユーザ認証の要求を受け付けると、
認証対象のユーザを示すユーザ情報が前記第2の認証手段で管理されていない場合には、前記第1の認証手段で管理しているユーザ情報を用いてユーザ認証を実行し、
認証対象のユーザを示すユーザ情報が前記第2の認証手段で管理されている場合には、当該ユーザ情報を前記第2の認証手段から取得して、取得したユーザ情報を用いてユーザ認証を実行する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の認証手段は、
前記第1の認証方式によるユーザ認証の要求を受け付けた際に、認証対象のユーザを示すユーザ情報が前記第2の認証手段によって管理されている場合には、当該ユーザ情報としてパスワードを前記第2の認証手段から取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記入力手段は、
前記第2の認証手段から、前記第2の認証手段で管理しているユーザ情報に対応するユーザのリストを取得して、取得した当該リストから、前記第1の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報の登録対象となるユーザの選択を受け付けることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の認証手段は、前記第1の認証手段で管理しているユーザ情報が更新されると、更新されたユーザ情報を前記第2の認証手段に通知し、
前記第2の認証手段は、前記第1の認証手段から、更新されたユーザ情報が通知されると、通知されたユーザ情報で、前記第2の認証手段で管理しているユーザ情報を更新する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第2の認証手段は、前記第2の認証手段で管理しているユーザ情報が更新されると、更新されたユーザ情報を前記第1の認証手段に通知し、
前記第1の認証手段は、
前記第2の認証手段から、更新されたユーザ情報が通知されると、
通知されたユーザ情報に対応するユーザ情報を前記第2の認証手段で管理している場合には、通知されたユーザ情報で、当該管理しているユーザ情報を更新し、
通知されたユーザ情報に対応するユーザ情報を前記第2の認証手段で管理していない場合には、通知されたユーザ情報を用いて、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報を新規に登録する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
同一のユーザに対応するユーザ情報が前記第1及び第2の認証手段にそれぞれ登録される場合には、前記第1及び第2の認証方式で共通して使用するユーザ情報を、前記第2の認証手段で管理させることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1及び第2の認証方式で共通して使用するユーザ情報はパスワードであることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
- 前記第1の認証方式では、SNMPバージョン3に従ったユーザ認証を実行し、
前記第2の認証方式では、前記情報処理装置が備える機能を利用するユーザを認証するためのユーザ認証を実行する
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - それぞれ第1及び第2の認証方式によるユーザ認証を行うとともに、ユーザ認証用に登録されたユーザ情報をそれぞれ個別に管理する第1及び第2の認証手段を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記第1の認証方式によるユーザ認証用に登録すべきユーザ情報の入力を受け付ける入力工程と、
前記入力工程でユーザ情報が入力されると、当該ユーザ情報が示すユーザについて、前記第2の認証手段によって前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されているか否かを確認する確認工程と、
前記確認工程で、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されていないと確認された場合には、前記入力工程で入力されたユーザ情報を登録し、前記第2の認証方式によるユーザ認証用のユーザ情報が管理されていると確認された場合には、前記入力工程で入力されたユーザ情報のうち、前記第1の認証方式に固有の情報を登録するよう、前記第1の認証手段を制御する制御工程と
を含むことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項12に記載の情報処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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