JP2015075935A - 物品検索システム及び携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品が複数配列された収容空間の中から所望の物品の位置をより迅速且つより正確に特定することができる物品検索システム及び携帯端末を提供する。【解決手段】物品検索システム1では、配列された複数の物品90の各々に無線タグ50が付されている。そして、この無線タグ50には、対応する物品90の配列位置情報及び物品特定情報が記録されている。そして、無線リーダ部20は、キー操作部12での入力で指定された検索対象物品に基づき、当該検索対象物品の物品特定情報が記録された無線タグ50から配列位置情報を読み取るようになっている。さらに、表示部13は、無線リーダ部20により取得された配列位置情報に基づいてキー操作部12で指定された検索対象物品の位置を表示するようにしている。これにより、物品90が複数配列された収容空間Sの中から所望の物品の位置をより迅速且つより正確に特定することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、物品検索システム及び携帯端末に関するものである。
現在、店舗や工場などにおいて、物品の固有情報(例えば、物品の型番や、サイズ、色などの情報)が記録された無線タグ(RFIDタグなど)を当該物品に付し、この無線タグの情報に基づいて物品の在庫管理などが行われている。例えば、このような技術として下記特許文献1のようなものが提供されている。
特開2011−203922公報
上記特許文献1の構成によれば、読取対象エリアに存在する複数の無線タグを携帯端末によってまとめて読み取ることができるため、複数の無線タグの存否を容易に把握することが可能となる。しかしながら、各無線タグの具体的位置を詳細に把握することができないという問題がある。従って、このような技術では、例えば無線タグを物品に付して在庫等を管理する場合に、物品の存否は把握できるが、所望の物品が、収納空間内のどこに置いてあるのか正確に把握することは難しい。例えば、複数の物品が収納空間内において縦横に並んで配置され、このような縦横の配列が奥行き方向にも複数列続くような三次元的な配列の場合、希望する物品が奥位置にある場合には、その物品を探し出すために、多数の物品を闇雲に移動させてしまい、手間や時間がかかってしまうといった問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、物品が複数配列された収容空間の中から所望の物品の位置をより迅速且つより正確に特定することができる物品検索システム及び携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、配列された複数の物品に付される無線タグと、表示手段と、前記無線タグを読み取る無線タグ読取手段と、を備えた携帯端末と、を有し、前記携帯端末は、複数の前記物品の各々に対応付けて付されたそれぞれの前記無線タグに対し、対応する前記物品の配列位置情報及び物品特定情報を更新可能に記録し得る記録手段と、検索対象物品を指定する情報を入力可能な入力手段と、を備え、前記無線タグ読取手段は、前記入力手段での入力で指定された前記検索対象物品に基づき、当該検索対象物品の前記物品特定情報が記録された前記無線タグから前記配列位置情報を読み取り、前記表示手段は、前記無線タグ読取手段により取得された前記配列位置情報に基づいて前記入力手段で指定された前記検索対象物品の位置を表示することを特徴とする。
請求項1の物品検索システムでは、配列された複数の物品に付される無線タグと、表示手段及び無線タグを読み取る無線タグ読取手段とを備えた携帯端末とを有している。また、携帯端末は、複数の物品の各々に対応付けて付されたそれぞれの無線タグに対し、対応する物品の配列位置情報及び物品特定情報を更新可能に記録し得る記録手段と、検索対象物品を指定する情報を入力可能な入力手段とを備えている。そして、無線タグ読取手段は、入力手段での入力で指定された検索対象物品に基づき、当該検索対象物品の物品特定情報が記録された無線タグから配列位置情報を読み取るようになっている。さらに、表示手段は、無線タグ読取手段により取得された配列位置情報に基づいて入力手段で指定された検索対象物品の位置を表示するようにしている。
このように、配列された複数の物品に、配列位置情報及び物品特定情報が記録された無線タグが付されている。そして、利用者(例えば店員)等が携帯端末で検索したい物品(検索対象物品)を指定する情報(例えば商品情報など)を入力することで、携帯端末の無線タグ読取手段が検索対象物品に付された無線タグから配列位置情報を読み取り、この物品の位置が携帯端末に表示されるようになっている。これにより、物品が複数配列された収容空間の中から所望の物品(検索対象物品)の位置をより迅速且つより正確に特定することができる。特に、物品が多数配置された現場で、具体的位置をより正確かつ迅速に把握可能となる。よって、利用者の利便性を高めることができる。
請求項2の発明では、携帯端末は、いずれかの無線タグを更新対象として当該無線タグに記録される配列位置情報の更新情報を取得し、この更新情報に基づき、更新対象の無線タグに対して当該更新情報を反映した更新用データを送信して当該無線タグに対する書き込みを行うようになっている。そして、無線タグは、携帯端末側から更新用データを受けた場合に、当該更新用データを反映して当該無線タグに記憶された配列位置情報を更新するようにしている。このように、無線タグに記録される配列位置情報の更新を行うことができるので、例えば物品の在庫状況等に併せて当該システムの利用者等が物品を移動した場合に、移動後の配置を正確に反映しやすくなる。したがって、状況が変化した場合でも、利用者が検索対象物品を正確に把握できるように調整可能となる。
請求項3の発明では、複数の携帯端末が用いられ、いずれかの携帯端末によって無線タグに対して記録された配列位置情報及び物品特定情報が、他の携帯端末の無線タグ読取手段によって読み取り可能に構成されている。このように、当該システムでは、複数の携帯端末により無線タグに記憶される情報を読み取り可能に構成されているので(複数の携帯端末で無線タグに記憶される情報を共有することができるので)、より利便性を高めることができる。
請求項4の発明では、複数の物品は、これらの物品を収容する収納空間内において所定の奥行き方向に複数並べて配列されている。そして、携帯端末の入力手段は、少なくとも奥行き方向の列を指定する情報を入力可能に構成されており、また、表示手段は、奥行き方向の列毎に物品配列を表示可能とされ、入力手段による奥行き方向の列の指定に応じてその指定された奥行き方向の列の物品配列を表示可能となっている。そして、入力手段によって検索対象物品が入力された場合に、当該検索対象物品が存在する奥行き方向の列の物品配列の表示において、当該検索対象物品の位置を示すようになっている。このように、奥行き方向に複数並べられる物品の配列を、奥行き方向の列ごとに表示手段に表示させることができるので、当該システムの利用者は、奥行き方向のいずれの列においてどの位置に検索対象物品が存在するかをより正確且つより詳細に特定できるようになる。
請求項5の発明では、複数の物品の各々に対応付けて情報コードが付されており、それぞれの情報コードには、対応する物品の内容を示す内容情報が記録されている。また、携帯端末は、情報コードを読み取り可能な情報コード読取手段を備えている。そして、記録手段は、情報コード読取手段により読み取られた情報コードの内容情報に基づいて、当該情報コードが付された物品の無線タグに対して当該情報コードの内容情報を反映して物品特定情報を記録するようにしている。このように、各物品の内容情報が記録された情報コードが各物品に付されており、この情報コードを情報コード読取手段により読み取ることで、その読み取った情報コードが付された物品の具体的内容を無線タグに記録することができるので、当該システムの利用者の入力の手間を省くことができ、無線タグへの書き込み作業をより正確に行うことができる。
請求項6の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏する携帯端末を実現できる。
図1(A)は、第1実施形態に係る物品検索システムを概略的に説明する説明図であり、図1(B)は、情報コードの読み取り及び無線タグの書き込みの様子を説明する説明図である。 図2は、図1の物品検索システムで用いられる携帯端末の電気的構成を例示するブロック図である。 図3(A)は、図2の携帯端末における無線リーダ部を例示するブロック図であり、図3(B)は、図2の携帯端末における情報コード読取部を例示するブロック図である。 図4は、図1の物品検索システムで用いられる無線タグの電気的構成を例示するブロック図である。 図5は、店舗内におけるブロックの配置を説明する説明図である。 図6は、図1の物品検索システムで行われる物品検索処理の流れを説明する説明図である。 図7は、携帯端末による無線タグの読み取り範囲を説明する説明図であり、図7(A)は、配列された物品を平面視したときの読み取り範囲の様子を説明する図であり、図7(B)は、配列された物品を正面から見たときの読み取り範囲の様子を説明する図である。 図8(A)は、スタートタグを読み取った直後の無線タグの読み取りの様子を示しており、図8(B)は、無線タグの読み取り途中の様子を示しており、図8(C)は、無線タグの読み取りが終了した様子を示している。 図9は、携帯端末の制御部において、読み取った無線タグの位置を確定する様子を説明する図である。 図10は、表示部における配列位置情報の表示の様子を説明する図である。 図11は、配列位置情報の構成を説明する図である。
[第1実施形態]
本実施形態に係る物品検索システム1は、収納空間内に複数の物品が配列されている場合に、これら複数の物品の中から所望の物品の位置を特定できるようになっている。なお、本実施形態では、靴屋などで商品が縦方向、横方向、奥行き方向に箱積みに配列されている場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る物品検索システム1は、主として携帯端末2と無線タグ50とによって構成されている。そして、配列された複数の物品90にはそれぞれ無線タグ50が付されており、これら無線タグ50を携帯端末2により読み取るように構成されている。なお、本物品検索システム1では、複数の携帯端末1が用いられる構成を例に挙げて説明する。
また、図1に示すように、複数の物品90の各々に対応付けて情報コードCが付されており、それぞれの情報コードCには、対応する物品90の内容を示す内容情報(例えば、物品の型番や、サイズ、色などの情報)が記録されている。また、この情報コードCに記録される内容情報を携帯端末2で読み取り可能となっている。そして、この読み取られた情報コードCの内容情報に基づいて、当該情報コードCが付された物品90の無線タグ50に対して当該情報コードCの内容情報を反映して物品特定情報を記録するようになっている。ここで、物品特定情報とは、物品90を特定するための情報(例えば、各物品に付与される固有番号(靴箱No.などであり、例えば、「1223445−25B」など))のことである。なお、図1の例では、情報コードCとしてQRコード(登録商標)を示したが、情報コードCはこれに特に限定されず、例えば、バーコードなどであってもよい。
そして、図1(A)等に示すように、複数の物品90が収納空間S内において縦横に並んで配置され、さらに、このような縦横の配列が奥行き方向にも複数列続くように三次元的に配列されている。なお、図1(A)中、X軸方向を横方向とし、Y軸方向を縦方向とし、Z軸方向(横方向及び縦方向と直交する方向)を奥行き方向とする。
携帯端末2は、ユーザによって携帯されて様々な場所で用いられる携帯情報端末として構成されており、バーコードや二次元コードなどの情報コードを読み取る情報コードリーダとしての機能と、無線タグを読み取る無線タグリーダとしての機能とを備え、読み取りを二方式で行いうる構成をなしている。
図2に示すように、携帯端末2は、全体的制御を司る制御部10を備えており、この制御部10に、メモリ11、キー操作部12、表示部13、外部インターフェース14、無線リーダ部20、情報コード読取部30、無線通信部40などが接続されている。
制御部10は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インターフェース等を有し、メモリ11とともに情報処理装置として機能している。メモリ11は、ROM、RAM、不揮発性メモリ等の半導体メモリなどによって構成されており、後述する読取処理を行うプログラムなどの各種情報が記憶されている。
キー操作部12は、複数のキーによって構成され、利用者のキー操作に応じて制御部10に対して操作信号を与える構成をなしており、制御部10は、キー操作部12から操作信号を受けたとき、その操作信号に応じた動作を行うように構成されている。なお、キー操作部12は、「入力手段」の一例に相当し、検索対象物品を指定する情報を入力可能となっている。
表示部13は、「表示手段」の一例に相当するものであり、例えば液晶表示器などによって構成され、制御部10によって表示内容が制御されるように構成されている。また、外部インターフェース14は、外部(例えばホスト装置)との間でのデータ通信(例えば、ケーブルを介したシリアル通信等)を行うためのインターフェースとして構成されており、制御部10と協働して通信処理を行う構成をなしている。また、携帯端末2には、電源となるバッテリ15や電源部16が設けられており、これらによって制御部10や各種電気部品に電力が供給されている。
無線リーダ部20は、アンテナ25及び制御部10と協働して無線タグ50との間で電磁波による通信を行い、無線タグ50に記憶されるデータの読み取り、或いは無線タグ50へのデータの書き込みを行うように機能している。この無線リーダ部20は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、図3(A)に示すように、送信回路21、受信回路22、整合回路23などを有している。なお、無線リーダ部20は、「無線タグ読取手段」及び「記録手段」の一例に相当する。
送信回路21は、キャリア発振器、符号化部、増幅器、送信部フィルタ、変調部などによって構成されており、キャリア発振器から所定周波数のキャリア(搬送波)が出力される構成をなしている。また、符号化部は、制御部10に接続されており、当該制御部10より出力される送信データを符号化して変調部に出力している。変調部は、キャリア発振器からのキャリア(搬送波)、及び符号化部からの送信データが入力される部分であり、キャリア発振器より出力されるキャリア(搬送波)に対し、通信対象へのコマンド送信時に符号化部より出力される符号化された送信符号(変調信号)によってASK(Amplitude Shift Keying)変調された被変調信号を生成し、増幅器に出力している。増幅器は、入力信号(変調部によって変調された被変調信号)を所定のゲインで増幅し、その増幅信号を送信部フィルタに出力しており、送信部フィルタは、増幅器からの増幅信号をフィルタリングした送信信号を、整合回路23を介してアンテナ25に出力している。このようにしてアンテナ25に送信信号が出力されると、その送信信号が電磁波として当該アンテナ25より外部に放射される。
一方、アンテナ25によって受信された電波信号は、整合回路23を介して受信回路22に入力される。この受信回路22は、受信部フィルタ、増幅器、復調部、二値化処理部、複号化部などによって構成されており、アンテナ25を介して受信された信号を受信部フィルタによってフィルタリングした後、増幅器によって増幅し、その増幅信号を復調部によって復調する。そして、その復調された信号波形を二値化処理部によって二値化し、復号化部にて復号化した後、その復号化された信号を受信データとして制御部10に出力している。
通信対象となる無線タグ50は、ハードウェア的には例えば公知のRFIDタグとして構成され、図4に示すように、アンテナ51,電源回路52,復調回路53,制御回路54,メモリ55,変調回路56などによって構成されている。電源回路52は、アンテナ51を介して受信した携帯端末2からの送信信号(キャリア信号)を整流、平滑して動作用電源を生成するものであり、その動作用電源を、制御回路54をはじめとする各構成要素に供給している。また、復調回路53は、送信信号(キャリア信号)に重畳されているデータを復調して制御回路54に出力している。メモリ55は、ROM,EEPROM等の各種半導体メモリによって構成されており、制御プログラムや無線タグ50を識別するためのタグ識別情報(タグID)、無線タグ50の用途に応じてユーザが設定したデータ(商品データ、物流データ等)などが記憶されている。制御回路54は、メモリ55から上記情報やデータを読み出し、それを送信データとして変調回路56に出力する構成をなしており、変調回路56は、キャリア信号を当該送信データで負荷変調してアンテナ51から反射波として送信するように構成されている。
情報コード読取部30は、図3(B)に示すように、公知のバーコードリーダとして機能するものであり、固体撮像素子からなる受光センサ、結像レンズ、複数個のLEDやレンズ等から構成される照明部などを備えた構成をなしており、制御部10と協働して読取対象物に付された情報コードを読み取るように機能する。なお、情報コード読取部30は、「情報コード読取手段」の一例に相当する。
無線通信部40は、例えば無線LANインターフェースなどによって構成されており、無線LANに接続された外部装置と無線通信を行うように機能するものである。
更に、携帯端末2には、図2に示すように、加速度センサ60が設けられている。加速度センサ60は、公知の3軸加速度センサとして構成されており、携帯端末2の所定の3方向をXYZとしたときのその3方向それぞれ加速度を測定し得る構成をなしている。
(準備処理)
次に、店舗などで行われる開店前の準備処理について説明する。
なお、本実施形態では、複数の物品90が、収納空間S内に、縦方向に8個、横方向に5個、奥行き方向に4個、合計160個配列される構成を例に挙げて説明する。また、本実施形態では、説明の便宜上、図1(A)に示すように、手前側から、1列目、2列目、3列目、4列目とする。なお、図1(A)では、紙面の都合上、物品90の数を省略して示している。さらに、これら複数の物品90は、店舗R内において、図5に示すように、所定の数毎に、各ブロックB(図5では、1番から11番までの合計11個のブロックBがある)に分けられて配置されている。
まず、利用者(店舗の店員(以下、単に「店員」ともいう。)が、図1(B)のように、物品90(例えば、商品の靴の入った靴箱など)に付された情報コードCに記録される内容情報を携帯端末2で読み取り、この読み取られた情報コードCの内容情報に基づいて、当該情報コードCが付された物品90の無線タグ50に対して当該情報コードCの内容情報を反映した物品特定情報(「1223445−25B」など))を記録する。例えば、コード読み取り側と電波送信側が同じになっており、コード読み取り時、無線タグ50の書き込みを試み、読み取ったコードの内容を通信範囲にある無線タグに書き込む。なお、携帯端末2には、この物品特定情報を入力することで、この物品の内容情報が表示部13に表示されるようになっており、このプログラムを実行するアプリなどが予めメモリ11に記憶されている。例えば、キー操作部12を介して、携帯端末2に「1223445−25B」と入力すると、商品名、サイズ(例えば、25cm)、色(例えば、黒)などが表示されるようになっている。なお、このような作業は、配列された全ての物品90に対して行われる。
次に、店員は、物品90を、奥側に一面分並べる。具体的には、4列目に縦8個、横5個、合計40個並べる。そして、各物品90に付された情報コードCを携帯端末2で読み取る(すなわち、4列目の一面分の各物品90の物品特定情報を読み取る)。そして、読み取った物品特定情報をメモリ11に記憶させる。また、このとき、各物品90に対応する配列位置情報も合わせて記憶させる。
ここで、配列位置情報とは、列番号と、各物品90の番地情報(例えば、1、2、3・・・38、39、40などであり、物品90の配置に合わせて順に付けられる)のことであり(図10参照)、例えば、「4−1」、「4−2」、「4−3」・・・「4−38」、「4−39」、「4−40」などの番号となる。また、この配列位置情報と合わせて、対応するブロック番号(例えば、「9」番)もメモリ11に記憶される。なお、この配列位置情報は、店員によるキー操作部12からの入力により、メモリ11に記憶されるようになっている。例えば、「1223445−25B」で特定される物品が「9」ブロックにおいて奥行き方向の4列目の1番地に配置される場合、図11のように、「1223445−25B」、「9」、「4−1」が対応づけられて登録され、データベース化される。そして、このような登録は全ての物品に対して行われる。このように、各物品90の物品特定情報と配列位置情報が紐付けされてメモリ11に記憶されるとともに、在庫状況などを把握するためのデータベースとしても利用できるようになっている。そして、携帯端末2の無線リーダ部20により、メモリ11に記憶される物品特定情報及び配列位置情報を、無線タグ50に記録する。なお、この無線タグ50に記録される情報は、随時、更新可能となっている。
次に、店員は、4列目と同様に、物品90を、3列目に、縦8個、横5個、合計40個並べる。そして、各物品90に付された情報コードCを携帯端末2で読み取るとともに、読み取った物品特定情報をメモリ11に記憶させる。また、このとき、各物品90に対応する配列位置情報も合わせて記憶させる。なお、この場合、配列位置情報は、例えば、「3−1」、「3−2」、「3−3」・・・「3−38」、「3−39」、「3−40」などの番号となる。また、この配列位置情報と合わせて、対応するブロック番号(例えば、「9」番)もメモリ11に記憶される。そして、携帯端末2の無線リーダ部20により、メモリ11に記憶される物品特定情報及び配列位置情報を、無線タグ50に記録する。
2列目、1列目についても、店員は、同様に、物品90を並べ、各物品90に対応する物品特定情報及び配列位置情報と、ブロック番号をメモリ11に記憶させるとともに、各物品90に付される無線タグ50へ記録する。そして、全ての列について、この処理を終えたたら、店舗内の各携帯端末2の在庫情報(すなわち、図11のようなデータ)を無線LANなどのネットワークを介して、店舗内に設置されているホストコンピュータ(図示略)などにアップロードする。なお、アップロードされたデータは常に最新のものに書き換えられるようになっており、在庫情報などのデータベースとして利用されるようになっている。また、ホストコンピュータにアップロードされたデータは随時(例えば、所定時間毎定期的に、あるいは、更新があった毎に)、店舗内の各携帯端末2にダウンロードされてメモリ11に記憶されると共に、複数の携帯端末2で共有されるようになっている。そして、この準備処理が終了する。なお、このように、無線タグ50に記録された物品特定情報及び配列位置情報は、店舗内の他の携帯端末でも読み取り可能となっており、また書き換え可能となっている。
(物品検索処理)
次に、収納空間S内に配列される複数の物品90のうちから、所望の物品を検索する処理について図6等を参照して説明する。なお、ここでは、店舗開店後、店舗の店員が、所望の物品(検索対象物品)を検索する場合を例に挙げて説明する。
例えば、店舗に来た客などの問い合わせにより(例えば、ある物品のサイズ違いが欲しいなどの問い合わせ等があった場合)、店員はこの物品を検索するために、まず、この物品の物品特定情報(例えば、「1223445−25B」などであり、「検索対象物品を指定する情報」に相当。)を、キー操作部12などを介して、携帯端末2に入力する(ステップS1)。
そして、携帯端末2では、物品特定情報が入力されると、ホストコンピュータからメモリ11へ予めダウンロードした在庫情報(すなわち、図1のような情報)を参照し、該当する物品の在庫があるか否かを判断する(ステップS2)。ここで、該当する物品が無いと判断された場合には、表示部13に「在庫無し」などのエラー情報の表示を行う(ステップS10)。また、当該物品の外部への発注処理などを行う。そして、当該物品検索処理を終了する。
一方、ステップS2にて在庫があると判断された場合には、続くステップS3にて、検索対象物品が配列されているブロックの番号を、表示部13に表示する。例えば、9番のブロックBに検索対象物品が配列されている場合には、「ブロック9」などの表示がなされる。具体的に、表示部13に、図5に示すようなブロックBの配置マップを表示させ、該当するブロックBを示すようにするとよい。そして、店員は、この表示を元に、該当するブロックBところまで行き、携帯端末2により無線タグ50の読み取りを開始する。続くステップS4からの処理では、無線タグ50に記録される配列位置情報及び物品特定情報を読み取り、メモリ11へ記憶する処理を行う。
なお、図7は、携帯端末2による無線タグ50の読み取り範囲αを示しており、図7(A)は、平面視したときの(上方からみたときの)読み取り範囲αを示しており、携帯端末2をX軸方向に動かすことで、この読み取り範囲αを移動させることができる。また、図7(B)は、正面からみたときの読み取り範囲αを示しており、物品90が配列された面に沿って携帯端末2をX軸方向及びY軸方向に矢印のように満遍なく移動させることで、収納空間S内に配列された物品90に付された無線タグ50を読み取ることができるようになっている。
ここで、無線タグ50の読み取り方法について、説明する。
無線タグ50の読み取りは、例えば、特開2011−203922公報などに開示された技術を好適に用いることができる。図8等に示すように、読取対象エリアARの所定の第1境界部にスタートタグSTが配置され、読取対象エリアARにおいて、第1境界部とは異なる第2境界部にエンドタグETが配置されている。これらスタートタグSTとエンドタグETは、ハードウェア的には図4に示す無線タグ50として構成されており、スタートタグSTにはスタートタグSTを示す第1特定情報(スタートタグ情報)が記録され、エンドタグETにはエンドタグETを示す第2特定情報(エンドタグ情報)が記録されている。
従って、携帯端末2は、第1特定情報(スタートタグ情報)を読み取ったときにスタートタグSTを読み取ったことを把握することができ、ステップS4では、このような第1特定情報(スタートタグ情報)の読み取りがなされたか否かを判断している。スタートタグSTが検出された場合にはステップS4でYesとなり、ステップS5の処理に進む。一方、スタートタグSTが検出されない限りは、ステップS4でNoと判断される。
スタートタグSTが読み取られると(S4でYes)、続くステップS5にて、各物品90に付された無線タグ50の読取処理がなされる。すなわち、このステップS5の処理では、店員が携帯端末2をX軸方向及びY軸方向に満遍なく移動させることで、読み取り対象AR内の無線タグ50に記憶される情報が読み取られるようになっている。なお、読み取られた無線タグ50の情報は、随時、携帯端末2のメモリ11に記憶されるようになっている。
続く、ステップS6の処理では、読み取りが終了したか否かが判断される。ここで、エンドタグETの検出がなされた場合には、ステップS6でYesとなり、続くステップS7の処理へと進む。一方、エンドタグETが検出されない限りは、ステップS6でNoと判断される。すなわち、このエンドタグETが検出されると、読み取り対象AR内の無線タグ50の読み取りが全て終了していない場合であっても、一旦、ステップS5で行われていた読取処理を打ち切り、続くステップS7へと進む。
なお、図8(A)は、スタートタグSTを読み取った直後の無線タグの読み取りの様子を示しており、図8(B)は、無線タグの読み取り途中の様子を示しており、図8(C)は、読み取り対象AR内の全ての無線タグ50及びエンドタグETの読み取りが終了した様子を示している(図8では、説明の便宜上、読み取った無線タグ50の配列位置情報を表示している)。すなわち、図8(C)に示すように、読み取り対象AR内の無線タグ50を全て読み取った後に、エンドタグETを読み取るようにしてもよく、図8(B)に示すように、無線タグ50が全て読み取られていない状態でも(例えば、全ての無線タグ50を読み取らなくとも、店員が検索対象物品のおおよその位置を把握している場合などには)、エンドタグETを読み取り、ステップS5の読取処理を終わらせるようにしてもよい。
また、図9は、主に、携帯端末2の制御部10において、読み取った無線タグ50の位置を確定する様子を説明する図である。図9(A)のように、まず、A、B1、C、D、E1、F、G(説明の便宜上、各無線タグ50を識別するため、このように符号を振って説明する)の無線タグ50が読み取られ(図9(A))、続いてBの無線タグ50が読み取られると、既読データ(A、B1,C)と比較して(Bのまわりに配置されている既読の無線タグ50と照合して)、Bの無線タグ50の位置を確定する。また、Eの無線タグ50の位置も同様に確定する(図9(B))。この処理を繰り返すことで(図9(C)、(D))、全ての無線タグ50の位置を確定することができる。
続くステップS7では、メモリ11に記憶される在庫情報を参照し、該当する物品の在庫があるか否かを判断する。ここで、該当する物品が無いと判断された場合には、ステップS10へ進み、表示部13に「在庫無し」などのエラー情報の表示を行う。一方、ステップS7にて在庫があると判断された場合には、続くステップS8にて、携帯端末2にて読み取られた無線タグ50の配列位置情報に基づいて、検索対象物品の位置を表示部13に表示する。
なお、この配列位置情報は、図10に示すように、奥行き方向の列毎に、表示部13に表示できるようになっている。キー操作部12により、奥行き方向の列を指定する情報を入力することで、その指定された奥行き方向の列の物品配列を表示されるようになっている。例えば、奥行き方向の一列目を指定した場合には、表示部13には、例えば図10(A)に示すような配列データが表示されるようになっている。また、検索対象物品が存在する奥行き方向の列の物品配列の表示において、図10(B)に示すように、当該検索対象物品の位置を示すようにしている(図10(B)の例では、「2−39」が検索対象物品の位置となる)。
そして、店員は、表示部13に表示された配列位置情報を基に、検索対象物品を収容空間Sから取り出すとともに、携帯端末2のメモリ11に記憶されている在庫状況を更新し、無線LANなどのネットワークを介して、店舗内に設置されているホストコンピュータ(図示略)などにアップロードし(ステップS9)、当該物品検索処理を終了する。
なお、検索対象物品が取り出されるなどして、物品90の配列に変更が生じた場合は、店員によって、キー操作部12から変更後の列番号(更新情報)が入力されると、この更新情報を反映した更新用データを携帯端末2から無線タグ50に送信し、無線タグ50に記録される情報を更新するようになっている。そして、この更新情報は、無線LANなどのネットワークを介して、店舗内に設置されているホストコンピュータ(図示略)などにアップロードされるとともに、店舗内の他の携帯端末でも共有されるようになっている。なお、配列位置情報の更新情報を取得するキー操作部12及び制御部10は、「取得手段」の一例に相当する。また、無線タグ50に記憶された配列位置情報を更新する制御回路54は、「更新制御手段」の一例に相当する。
以上説明したように、本第1実施形態に係る物品検索システム1では、配列された複数の物品90に付される無線タグ50と、表示部13及び無線タグ50を読み取る無線リーダ部20とを備えた携帯端末2とを有している。また、携帯端末2は、複数の物品90の各々に対応付けて付されたそれぞれの無線タグ50に対し、対応する物品90の配列位置情報及び物品特定情報を更新可能に記録し得るメモリ11と、検索対象物品を指定する情報を入力可能なキー操作部12とを備えている。そして、無線リーダ部20は、キー操作部12での入力で指定された検索対象物品に基づき、当該検索対象物品の物品特定情報が記録された無線タグ50から配列位置情報を読み取るようになっている。さらに、表示部13は、無線リーダ部20により取得された配列位置情報に基づいてキー操作部12で指定された検索対象物品の位置を表示するようにしている。
このように、配列された複数の物品90に、配列位置情報及び物品特定情報が記録された無線タグ50が付されている。そして、利用者(例えば店員)等が携帯端末2で検索したい物品(検索対象物品)を指定する情報(例えば商品情報など)を入力することで、携帯端末2の無線リーダ部20が検索対象物品に付された無線タグ50から配列位置情報を読み取り、この物品90の位置が携帯端末2に表示されるようになっている。これにより、物品90が複数配列された収容空間の中から所望の物品(検索対象物品)の位置をより迅速且つより正確に特定することができる。特に、複数の物品90が収納空間S内において縦横に並んで配置され、このような縦横の配列が奥行き方向にも複数列続くような三次元的な配列の場合であっても、所望の物品90の位置を特定することができる。
また、携帯端末2は、いずれかの無線タグ50を更新対象として当該無線タグ50に記録される配列位置情報の更新情報を取得し、この更新情報に基づき、更新対象の無線タグ50に対して当該更新情報を反映した更新用データを送信して当該無線タグ50に対する書き込みを行うようになっている。そして、無線タグ50は、携帯端末2側から更新用データを受けた場合に、当該更新用データを反映して当該無線タグ50に記憶された配列位置情報を更新するようにしている。このように、無線タグ50に記録される配列位置情報の更新を行うことができるので、例えば物品90の在庫状況等に併せて当該システムの利用者等が物品90を移動した場合にも適宜対応することができる。
また、複数の携帯端末2が用いられ、いずれかの携帯端末2によって無線タグ50に対して記録された配列位置情報及び物品特定情報が、他の携帯端末2の無線リーダ部20によって読み取り可能に構成されている。このように、当該システムでは、複数の携帯端末2により無線タグ50に記憶される情報を読み取り可能に構成されているので(複数の携帯端末2で無線タグ50に記憶される情報を共有することができるので)、より利便性を高めることができる。
また、複数の物品90は、これらの物品90を収容する収納空間S内において所定の奥行き方向に複数並べて配列されている。そして、携帯端末2のキー操作部12は、少なくとも奥行き方向の列を指定する情報を入力可能に構成されており、また、表示部13は、奥行き方向の列毎に物品配列を表示可能とされ、キー操作部12による奥行き方向の列の指定に応じてその指定された奥行き方向の列の物品配列を表示可能となっている。そして、キー操作部12によって検索対象物品が入力された場合に、当該検索対象物品が存在する奥行き方向の列の物品配列の表示において、当該検索対象物品の位置を示すようになっている。このように、奥行き方向に複数並べられる物品90の配列を、奥行き方向の列ごとに表示部13に表示させることができるので、当該システムの利用者は、奥行き方向のいずれの列においてどの位置に検索対象物品が存在するかをより正確且つより詳細に特定できるようになる。
また、複数の物品90の各々に対応付けて情報コードCが付されており、それぞれの情報コードCには、対応する物品90の内容を示す内容情報が記録されている。また、携帯端末2は、情報コードCを読み取り可能な情報コード読取部30を備えている。そして、メモリ11は、情報コード読取部30により読み取られた情報コードCの内容情報に基づいて、当該情報コードCが付された物品90の無線タグ50に対して当該情報コードCの内容情報を反映して物品特定情報を記録するようにしている。このように、各物品90の内容情報が記録された情報コードCが各物品90に付されており、この情報コードCを情報コード読取部30により読み取ることで、その読み取った情報コードCが付された物品90の具体的内容を無線タグ50に記録することができるので、当該システムの利用者の入力の手間を省くことができ、無線タグ50への書き込み作業をより正確に行うことができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記各実施形態では、複数の物品90が収納空間S内において縦横に並んで配置され、さらに、このような縦横の配列が奥行き方向にも複数列続くように三次元的に配列されている場合を例に挙げて説明したが、複数の物品90が2次元的に配列されている場合にも本発明を適用することができる。
上記実施形態では、複数の携帯端末2を用いる構成を例示したが、携帯端末2は1つのみ用いる構成としてもよく、店舗規模などにあわせて適宜変更することができる。
1…物品検索システム
2…携帯端末
10…制御部(取得手段)
11…メモリ(記録手段)
12…キー操作部(入力手段、取得手段)
13…表示部(表示手段)
20…無線リーダ部(無線タグ読取手段)
30…情報コード読取部(情報コード読取手段)
50…無線タグ
54…制御回路(更新制御手段)
90…物品
C…情報コード
S…収納空間

Claims (6)

  1. 配列された複数の物品に付される無線タグと、
    表示手段と、前記無線タグを読み取る無線タグ読取手段と、を備えた携帯端末と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    複数の前記物品の各々に対応付けて付されたそれぞれの前記無線タグに対し、対応する前記物品の配列位置情報及び物品特定情報を更新可能に記録し得る記録手段と、
    検索対象物品を指定する情報を入力可能な入力手段と、
    を備え、
    前記無線タグ読取手段は、前記入力手段での入力で指定された前記検索対象物品に基づき、当該検索対象物品の前記物品特定情報が記録された前記無線タグから前記配列位置情報を読み取り、
    前記表示手段は、前記無線タグ読取手段により取得された前記配列位置情報に基づいて前記入力手段で指定された前記検索対象物品の位置を表示することを特徴とする物品検索システム。
  2. 前記携帯端末は、いずれかの前記無線タグを更新対象として当該無線タグの前記記録手段に記録される前記配列位置情報の更新情報を取得する取得手段を備え、
    前記記録手段は、前記取得手段によって取得された前記更新情報に基づき、前記更新対象の前記無線タグに対して当該更新情報を反映した更新用データを送信して当該無線タグに対する書き込みを行う構成となっており、
    前記無線タグは、前記記録手段から前記更新用データを受けた場合に、当該更新用データを反映して前記無線タグに記憶された前記配列位置情報を更新する更新制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の物品検索システム。
  3. 複数の前記携帯端末が用いられ、
    いずれかの前記携帯端末によって前記無線タグに対して記録された前記配列位置情報及び前記物品特定情報が、他の前記携帯端末の前記無線タグ読取手段によって読み取り可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の物品検索システム。
  4. 複数の前記物品は、これらの前記物品を収容する収納空間内において所定の奥行き方向に複数並べて配列されるものであり、
    前記入力手段は、少なくとも前記奥行き方向の列を指定する情報を入力可能に構成されており、
    前記表示手段は、前記奥行き方向の列毎に物品配列を表示可能とされ、前記入力手段による前記奥行き方向の列の指定に応じてその指定された前記奥行き方向の列の前記物品配列を表示可能とされており、前記入力手段によって前記検索対象物品が入力された場合に、当該検索対象物品が存在する前記奥行き方向の列の前記物品配列の表示において、当該検索対象物品の位置を示すことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の物品検索システム。
  5. 複数の前記物品の各々に対応付けて情報コードが付され、
    それぞれの前記情報コードには、対応する前記物品の内容を示す内容情報が記録されており、
    前記携帯端末は、前記情報コードを読み取り可能な情報コード読取手段を備え、
    前記記録手段は、前記情報コード読取手段により読み取られた前記情報コードの前記内容情報に基づいて、当該情報コードが付された前記物品の前記無線タグに対して当該情報コードの前記内容情報を反映して前記物品特定情報を記録することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の物品検索システム。
  6. 表示手段と、
    配列された複数の物品に付される無線タグを読み取る無線タグ読取手段と、
    複数の前記物品の各々に対応付けて付されたそれぞれの前記無線タグに対し、対応する前記物品の配列位置情報及び物品特定情報を更新可能に記録し得る記録手段と、
    検索対象物品を指定する情報を入力可能な入力手段と、
    を備え、
    前記無線タグ読取手段は、前記入力手段での入力で指定された前記検索対象物品に基づき、当該検索対象物品の前記物品特定情報が記録された前記無線タグから前記配列位置情報を読み取り、
    前記表示手段は、前記無線タグ読取手段により取得された前記配列位置情報に基づいて前記入力手段で指定された前記検索対象物品の位置を表示することを特徴とする携帯端末。
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