JP2015075872A - 試験仕様書生成装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】試験仕様書を効率的に生成する。【解決手段】試験仕様書生成装置において、所定のデータを含むファイルであって変更前のデータを含む変更前ファイルと変更後のデータを含む変更後ファイルを記憶する記憶部と、変更前ファイルと変更後ファイルとの間のデータの差分を含む差分情報を生成する差分情報生成部と、差分情報に基づいて変更前ファイルに対する変更後ファイルの変更規模の大きさを示す評価値を算出する評価値算出部と、その評価値の大きさに対応する試験項目を生成する試験項目生成部とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、試験仕様書を生成する技術に関する。
従来、設計仕様書から機能別試験仕様書を生成する方法が知られている(特許文献1)。また、設計図面と試験仕様との相違を防止するとともに、工数を削減してコストダウンを実現することができる自動試験システムが知られている(特許文献2)。
特開平9−6604号公報 特開2009−75835号公報
ところで、コンピュータプログラム(以下「プログラム」という)が参照するデータに変更があった場合、変更されたデータを参照する機能について動作確認試験を行う必要がある。この試験のための試験仕様書は、信頼性を担保しつつより少ない工数で(つまり、効率的に)生成されることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、プログラムが参照するデータを変更した場合における動作確認試験のための試験仕様書を、より効率的に生成する試験仕様書生成装置、方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一実施例に係る試験仕様書生成装置は、所定のデータを含むファイルであって変更前のデータを含む変更前ファイルと変更後のデータを含む変更後ファイルを記憶する記憶部と、変更前ファイルと変更後ファイルとの間のデータの差分を含む差分情報を生成する差分情報生成部と、差分情報に基づいて変更前ファイルに対する変更後ファイルの変更規模の大きさを示す評価値を算出する評価値算出部と、その評価値の大きさに対応する試験項目を生成する試験項目生成部とを有する。
本発明によれば、プログラムが参照するデータを変更した場合における動作確認試験のための試験仕様書を、より効率的に生成することができる。
試験仕様書生成装置のハードウェア構成の一例を示す。 試験仕様書生成装置の有する機能および情報の一例を示す。 条件入力のGUI(Graphical User Interface)の一例を示す。 差分情報テーブルのデータ構成例を示す。 データ変更情報テーブルのデータ構成例を示す。 改修規模判定部の処理の一例を示すフローチャートである。 試験仕様書生成部の処理の一例を示すフローチャートである。 小規模改修用の試験項目の一例を示す。 大規模改修用の試験項目の一例を示す。 小規模改修用の試験項目から生成された試験仕様書の一例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例を説明する。なお、本実施例では、鉄道の列車運行管理システムを例として説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、試験仕様書生成装置13のハードウェア構成の一例を示す。
試験仕様書生成装置13は、CPU(Central Processing Unit)22と、メモリ23と、ストレージ24と、通信I/F21とを備える。これらの要素21〜24は、双方向にデータを送受信可能な内部バス25で接続されている。試験仕様書生成装置13は、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク11を通じて、端末12およびデータ管理マシン10などとデータを送受信できる。ユーザは、端末12を介して、試験仕様書生成装置13を制御することができる。
CPU22は、プログラム等を実行する。CPU22がプログラムを実行することにより、試験仕様書生成装置13の有する様々な機能が実現される。
メモリ23は、データを記憶する。メモリ23は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成される。メモリ23に記憶されたプログラム及びデータは、CPU22、通信I/F21及びストレージ24等からアクセスされてもよい。
通信I/F21は、試験仕様書生成装置13を通信ネットワーク11に接続するためのI/Fである。
ストレージ24は、データを格納する。ストレージ24は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等の記憶媒体によって構成される。
図2は、試験仕様書生成装置13の有する機能および情報の一例を示す。
試験仕様書生成装置13は、情報として、差分情報テーブル200と、データ変更情報テーブル210と、試験項目DB(DataBase)220とを有する。これらの情報は、ストレージ24に格納される。
差分情報テーブル200は、各ファイルの変更前と変更後との間の変更内容(差分)に関する情報を有する。データ変更情報テーブル210は、ファイルにおいて変更等された数などに関する情報を有する。試験項目DB220は、改修規模に応じた様々なパターンの試験項目を有する。この試験項目は、試験仕様書の生成に用いられる。差分情報テーブル200、データ変更情報テーブル210および試験項目DB220の詳細については、後述する(図4、図5、図8、図9参照)。
試験仕様書生成装置13は、機能として、条件設定部100と、差分情報生成部101と、データ変更情報編集部と、改修規模判定部103と、試験仕様書生成部104とを有する。これらの機能は、CPU22において所定のプログラムが実行されることにより実現される。
条件設定部100は、試験仕様書の生成に関する条件を設定する。ユーザは、端末12を通じて、この条件を設定してもよい。条件設定部100は、例えば、以下の図3に示すようなGUIを生成して、条件の入力を受け付けてもよい。
図3は、条件入力のGUIの一例を示す。
条件入力のGUI30は、例えば、対象ファイル選択領域31と、変更前ファイル格納フォルダ選択領域32と、変更後ファイル格納フォルダ選択領域33と、試験仕様書の生成を開始する実行ボタン34とを有する。
ユーザは、対象ファイル選択領域31から、試験仕様書の生成対象となるファイルを選択する。図3では、信号機ファイルと、てこファイルと、転てつ器ファイルと、軌道回路ファイルとが対象として選択されている。
ユーザは、変更前ファイル格納フォルダ選択領域32に、変更前のファイルが格納されているフォルダを入力(選択)する。そして、ユーザは、変更後ファイル格納フォルダ選択領域33に、変更後のファイルが格納されているフォルダを入力(選択)する。
ユーザが実行ボタン34を押下すると、これらの入力された情報が、次の差分情報生成部101に渡される。図2の説明に戻る。
差分情報生成部101は、差分情報を生成し、差分情報テーブル200に登録する。差分情報は、条件入力部において入力された情報に基づいて生成される。つまり、差分情報生成部101は、変更前ファイル格納フォルダ選択領域32に入力されたフォルダに存在する対象ファイル選択領域31で選択された各ファイルと、変更後ファイル格納フォルダ選択領域33に入力されたフォルダに存在する対象ファイル選択領域31で選択された各ファイルとの差分を生成する。差分情報生成部101は、例えば「diff」コマンドを用いて、変更前のファイルと変更後のファイルとの差分を生成してもよい。各ファイルは、バイナリデータで構成されていてもよいし、テキストデータで構成されていてもよい。本実施例において、このファイルには、主に鉄道の設備に関する情報が含まれている。差分情報生成部101は、この生成した差分情報を、差分情報テーブル200に登録する。
図4は、差分情報テーブル200のデータ構成例を示す。
差分情報テーブル200は、差分情報をレコードとして管理する。差分情報は、データ項目として、レコード番号201と、ファイル名202と、アイテム番号203と、変更前データ204と、変更後データ205とを有する。
レコード番号201は、差分情報テーブル200内のレコード(差分情報)を識別するための情報である。
ファイル名202は、条件設定部100において選択された対象ファイルの名称に対応する。ファイル名202には、差分を有するファイルのファイル名が差分毎に登録される。
アイテム番号203は、ファイル名201の示すファイル内における差分の発生したアイテムを識別するための情報である。
変更前データ204は、アイテム番号203に対応する変更前のデータを示す情報である。変更後データ205は、アイテム番号203に対応する変更後のデータを示す情報である。
例えば、レコード番号201「1」の差分情報206aは、「信号機ファイル」(ファイル名202)内におけるアイテム番号203「1」に対応するデータが、「1LA」(変更前データ204)から「2LA」(変更後データ)に変更されたことを示す。
本実施例は、アイテム番号203とデータとをセットとするデータ構造を有するファイルを想定して説明しているため、差分情報が図4のようなデータ項目を有する。しかし、差分情報は、ファイルのデータ構造に応じて、他のデータ項目を有してもよい。図2の説明に戻る。
データ変更情報生成部102は、差分情報テーブル200に登録されている差分情報に基づいてデータ変更情報を生成し、データ変更情報テーブル210に登録する。次に、データ変更情報テーブル210について説明する。
図5は、データ変更情報テーブル210のデータ構成例を示す。
データ変更情報テーブル210は、データ変更情報をレコードとして管理する。データ変更情報は、データ項目として、レコード番号211と、ファイル名212と、追加アイテム数213と、削除アイテム数214と、更新アイテム数215と、重要度216とを有する。
レコード番号211は、データ変更情報テーブル210内のレコード(データ変更情報)を識別するための情報である。
ファイル名212は、条件設定部100において選択された対象ファイルの名称に対応する。ファイル名212には、差分を有するファイルのファイル名がファイル毎に登録される。
追加アイテム数213は、ファイル名212の示すファイルにおいて追加されたアイテムの数を示す情報である。
削除アイテム数214は、ファイル名212の示すファイルにおいて削除されたアイテムの数を示す情報である。
更新アイテム数215は、ファイル名212の示すファイルにおいて更新されたアイテムの数を示す情報である。
重要度216は、ファイル名212の示すファイルの試験項目に対する重要性の高低を示す情報である。図5では、「信号機ファイル」の方が「てこファイル」よりも重要度が高いので、「信号機ファイル」の重要度を「5」、「てこファイル」の重要度を「2」としている。この重要度は、予め規定されていてもよいし、ユーザによって設定されてもよい。重要度216は、後述する改修規模に関する評価値の算出に用いられる。
例えば、データ変更情報生成部102は、図4に示す差分情報テーブル200の内容に基づいて、図5に示す各ファイルのデータ変更情報を生成する。
つまり、データ変更情報生成部102は、図4の差分情報テーブル200の「信号機ファイル」の差分情報206aを参照して、「1LA」が「2LA」に変更されていることを認識し、図5のデータ変更情報テーブル210の「信号機ファイル」の更新アイテム数215に「1」を登録する。
同様に、データ変更情報生成部102は、図4の差分情報テーブル200の「てこファイル」の差分情報206b、206cを参照して、「2L」のデータが「削除」されていること及び「1L」が「2L」に変更されていることを認識し、図5のデータ変更情報テーブル210の「てこファイル」の削除アイテム数214に「1」を、更新アイテム数215に「1」を登録する。
同様に、データ変更情報生成部102は、図4の差分情報テーブル200の「軌道回路ファイル」の差分情報206eを参照して、新たに「下り4T」のデータが追加されていることを認識し、図5のデータ変更情報テーブル210の「軌道回路ファイル」の追加アイテム数213に「1」を登録する。図2の説明に戻る。
改修規模判定部103は、改修規模を判定する。改修規模の大きさに対応する適切な試験仕様書を生成するためである。つまり、改修規模の大きさによって、生成される試験仕様書の内容は異なる。改修規模判定部103は、改修規模を判定するための評価値を算出する。改修規模判定部103は、差分情報に含まれる差分のデータ(アイテム)の数に基づいて評価値を算出してもよい。改修規模判定部103は、その評価値の算出において、差分情報に含まれる差分のデータのそれぞれが追加、削除又は更新の何れの変更であるかを特定し、その変更の種類毎に設定された重み付け係数を用いてもよい。改修規模判定部103は、その評価値の算出において、差分情報の生成対象となったファイルの種類毎に設定された重要度を用いてもよい。次に、改修規模の判定方法の一例を述べる。
図6は、改修規模判定部103の処理の一例を示すフローチャートである。
改修規模判定部103は、データ変更情報テーブル210から、処理対象のデータ変更情報(レコード)を取得する(S101)。
改修規模判定部103は、その取得したデータ変更情報に対応する評価関数を計算する(S102)。例えば、改修規模判定部103は、その取得したデータ変更情報を、次の評価関数Fに入力し、処理対象のファイルの評価値を算出する。
評価関数F(a,b,c,d)=(A×a+B×b+C×c)×d ・・・(式1)
ここで、変数aは処理対象のデータ変更情報(レコード)の追加アイテム数213の値、変数bは処理対象のデータ変更情報(レコード)の削除アイテム数214の値、変数cは処理対象のデータ変更情報(レコード)の更新アイテム数215の値、変数dは処理対象のデータ変更情報(レコード)の重要度216の値である。
また、変数A〜Cは、それぞれ変数a〜cに対応する重み付けの係数である。この重み付けの係数は、「追加」、「削除」、「更新」のぞれぞれの改修に与える影響の大きさに基づいて設定される。例えば、「更新」が改修に与える影響の大きさが最も大きく、「削除」が改修に与える影響の大きさが最も小さく、「追加」が改修に与える影響の大きさがその中間である場合、「C=5」、「B=1」、「A=3」と設定してもよい。
例えば、図5の「信号機ファイル」の評価値は、「評価関数F(0,0,1,5)=(3×0+1×0+5×1)×5=25」と算出される。
そして、改修規模判定部103は、ファイル毎に算出した評価値を合計し、改修規模の判定に用いる指標値を算出する(S103)。
また、改修規模判定部103は、次のように改修規模の改修規模の指標値を算出してもよい。
(1)試験仕様書生成装置13は、各ファイル(信号機ファイルなど)を参照しているプログラムのリストを、参照情報テーブル(不図示)に登録しておく。なお、試験仕様書生成装置13は、ファイルを参照しているプログラムに限らず、ファイル内の各アイテムを参照しているプログラムのリストを、参照情報テーブルに登録してもよい。
(2)改修規模判定部103は、差分情報テーブル200に登録した差分情報と、上記(1)の参照情報テーブルに登録されているプログラムとに基づいて、データの変更箇所を参照しているプログラムの名称及び数を検索し、その検索結果をファイル(又はアイテム)ごとに集計する。
(3)改修規模判定部103は、上記(2)で検索したプログラムの名称&数を、全ファイルで集計し、今回の改修の影響範囲に関する情報を、影響範囲テーブル(不図示)に登録する。
(4)改修規模判定部103は、データ変更情報テーブル210の情報および影響範囲テーブルの情報を、各ファイルの所定の評価関数に代入し、各ファイルの評価関数値を算出する。そして、改修規模判定部103は、ファイル毎に算出した評価関数値を合計し、指標値を計算する。
以上の処理により、改修規模判定部103は、改修規模の大きさに対応する指標値を算出する。この指標値は、改修規模が大きい場合に大きく算出され、改修規模が小さい場合に小さく算出される。また、この指標値は、単に改修箇所の数によって算出されるものではなく、どのファイルが改修されたか及びどのように改修されたか(追加、削除、更新の何れであるか)等を考慮して算出されるものである。これにより、試験仕様書生成装置13は、後述するように、改修規模に応じた適切な試験仕様書を生成することができる。以下、図2の説明に戻る。
試験仕様書生成部104は、試験仕様書を生成する。試験仕様書生成部104は、改修規模判定部103で算出された指標値(評価値)が所定の閾値よりも大きいか否かに基づいて、異なる試験仕様書を生成する。試験仕様書生成部104は、例えば、指標値(評価値)が閾値よりも大きい場合、指標値がその閾値以下の場合に対応する第1の試験項目(例えば、鉄道の設備に関する試験項目)に、その第1の試験項目よりも試験対象の範囲の広い第2の試験項目(例えば、鉄道の運行に関する試験項目)を追加した試験仕様書を生成する。試験仕様書生成部104は、例えば、以下のような処理によって試験仕様書を生成する。
図7は、試験仕様書生成部104の処理の一例を示すフローチャートである。
試験仕様書生成部104は、改修規模判定部103の算出した改修規模の指標値を取得する(S201)。
試験仕様書生成部104は、その取得した改修規模の指標値と差分情報テーブル200の差分情報とに基づき、試験項目を生成する(S202)。例えば、試験仕様書生成部104は、「小規模改修用」、「中規模改修用」及び「大規模改修用」の3つの試験項目の何れかを取得、もしくは3つの試験項目を適切に組み合わせて試験項目を生成する。この試験項目の詳細については、後述する(図8、図9参照)。
例えば、試験仕様書生成部104は、以下の処理によって適切な試験項目を生成する。なお、試験仕様書生成部104は、第1の閾値および第2の閾値を有しており、「第1の閾値<第2の閾値」であるとする。
(1)試験仕様書生成部104は、「指標値<第1の閾値」である場合、試験項目DB220から、差分情報テーブル200の差分情報に対応する小規模改修用の試験項目を取得する。
(2)試験仕様書生成部104は、「第1の閾値≦指標値≦第2の閾値」である場合、試験項目DB220から、差分情報テーブル200の差分情報に対応する小規模改修用及び中規模改修用を組み合わせた試験項目を生成する。
(3)試験仕様書生成部104は、「第2の閾値<指標値」である場合、試験項目DB220から、差分情報テーブル200の差分情報に対応する小規模改修用、中規模改修用及び大規模改修用を組み合わせた試験項目を生成する。
そして、試験仕様書生成部104は、S202で作成した試験項目に、差分情報テーブル200の差分情報に関する情報を挿入し、適切な試験仕様書を生成する(S203)。この試験仕様書の詳細については、後述する(図10参照)。
以上の処理により、試験仕様書生成部104は、改修規模に応じた試験仕様書を生成することができる。
図8は、小規模改修用の試験項目の一例を示す。
小規模改修用の試験項目220Aは、試験項目DB220に格納されている。小規模改修用の試験項目220Aは、設備毎の動作を確認するための試験項目(いわゆる「単体テスト」)としてもよい。小規模改修用の試験項目220Aは、データ項目として、設備項目221と、試験概要222と、試験内容223とを有する。
設備項目221には、試験対象の設備の名称が記載される。試験概要222には、試験の概要(名称)が記載される。試験内容223には、試験の詳細な内容が記載される。
例えば、図8の試験項目224は、「信号機」(設備項目221)に対する「自動制御試験」(試験概要222)であり、「信号機○○による自動進路制御が正常に動作することを確認する」試験であることを示す(試験内容223)。後述するように、この試験項目から試験仕様書が生成される段階で、この「信号機○○」に試験の対象となる信号機の情報が挿入される。
図9は、大規模改修用の試験項目220Bの一例を示す。
大規模改修用の試験項目220Bも、試験項目DB220に格納されている。大規模改修用の試験項目220Bは、鉄道運行管理システム全体の動作を確認するための試験項目(いわゆる「システムテスト」)としてもよい。大規模改修用の試験項目220Bは、データ項目として、試験概要226と、試験内容227とを有する。試験概要226及び試験内容227については、上記図8で説明したとおりである。
例えば、図9の試験項目228は、「連続走行試験」(試験概要226)であり、「ダイヤに基づき、6時間の間、列車を自動制御可能であること」を確認する試験で有ることを示す(試験内容227)。
なお、中規模改修用の試験項目は、複数の設備間の連係動作を確認するための試験(いわゆる「結合テスト」)としてもよい。つまり、中規模改修用の試験項目は、小規模改修用の試験項目よりも後段で実施される上位(試験対象の範囲の広い)の試験内容であり、大規模改修用の試験項目は、中規模改修用の試験項目よりも後段で実施される上位(試験対象の範囲の広い)の試験内容であってよい。
図10は、小規模改修用の試験項目から生成された試験仕様書の一例を示す。
試験仕様書は、試験項目から生成される。つまり、小規模改修用の試験仕様書230は、小規模改修用の試験項目220Aから生成される。したがって、試験仕様書のデータ項目221、222、223と、試験項目のデータ項目231、232、233とは対応関係にある。加えて、試験仕様書は、データ項目として、試験の結果の入力する結果234を有してもよい。
試験仕様書生成部104は、例えば、図8に示した小規模改修用の「信号機」の「自動制御試験」の試験項目224の「信号機○○」の部分に、図4に示した差分情報テーブル200のレコード番号「1」の「信号機ファイル」の変更後データである「2LA」を挿入し、図10に示すように、「信号機」(設備項目231)に対する「自動制御試験」(試験概要232)として「信号機2LAによる自動進路制御が正常に動作することを確認する」試験(試験内容233)を含む試験仕様書を生成する。試験仕様書生成部104は、大規模改修用の試験仕様書も同様に生成する。
以上の処理により、試験仕様書生成部104は、改修規模及び変更内容に対応する適切な試験仕様書を生成することができる。つまり、試験仕様書生成装置は、プログラムが参照するデータを変更した場合に確認すべき試験項目を含む試験仕様書を、適切かつ効率的に生成することができる。
上述した本発明の実施例は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施例にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
13…試験仕様書生成装置 100…条件設定部 101…差分情報生成部 102…データ変更情報生成部 103…改修規模判定部 104…試験仕様書生成部 200…差分情報テーブル 210…データ変更情報テーブル 220…試験項目DB

Claims (8)

  1. 所定のデータを含むファイルであって、変更前のデータを含む変更前ファイルと変更後のデータを含む変更後ファイルとを記憶する記憶部と、
    前記変更前ファイルと前記変更後ファイルとの間のデータの差分を含む差分情報を生成する差分情報生成部と、
    前記差分情報に基づいて、前記変更前ファイルに対する前記変更後ファイルの変更規模の大きさを示す評価値を算出する評価値算出部と、
    その評価値の大きさに対応する試験項目を生成する試験項目生成部と、
    を有する試験仕様書生成装置。
  2. 前記評価値算出部は、前記差分情報に含まれる差分のデータの数に基づいて前記評価値を算出する
    請求項1に記載の試験仕様書生成装置。
  3. 前記評価値算出部は、前記評価値の算出において、前記差分情報に含まれる差分のデータのそれぞれが追加、削除又は更新の何れの変更であるかを特定し、その変更の種類毎に設定された重み付け係数を用いる
    請求項2に記載の試験仕様書生成装置。
  4. 前記評価値算出部は、前記評価値の算出において、前記差分情報の生成対象となったファイルの種類毎に設定された試験項目に対する重要度を用いる
    請求項3に記載の試験仕様書生成装置。
  5. 前記試験項目生成部は、前記試験項目の生成において、前記評価値が閾値よりも大きい場合、前記評価値が前記閾値以下の場合に対応する第1の試験項目に、その第1の試験項目よりも試験対象の範囲の広い第2の試験項目を追加する
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の試験仕様書生成装置。
  6. 前記ファイルに含まれるデータは、鉄道の設備に関するデータであり、
    前記第1の試験項目は鉄道の設備に関する試験項目であり、前記第2の試験項目は鉄道の運行に関する試験項目である
    請求項5に記載の試験仕様書生成装置。
  7. コンピュータが、所定のデータを含むファイルであって、変更前のデータを含む変更前ファイルと変更後のデータを含む変更後ファイルを記憶する記憶部から、前記変更前ファイルと前記変更後ファイルとを取得し、
    前記変更前ファイルと前記変更後ファイルとの間のデータの差分を含む差分情報を生成し、
    前記差分情報に基づいて、前記変更前ファイルに対する前記変更後ファイルの変更規模の大きさを示す評価値を算出し、
    その評価値の大きさに対応する試験項目を生成する
    試験仕様書生成方法。
  8. コンピュータに実行されると、
    所定のデータを含むファイルであって、変更前のデータを含む変更前ファイルと変更後のデータを含む変更後ファイルを記憶する記憶部から、前記変更前ファイルと前記変更後ファイルとを取得し、
    前記変更前ファイルと前記変更後ファイルとの間のデータの差分を含む差分情報を生成し、
    前記差分情報に基づいて、前記変更前ファイルに対する前記変更後ファイルの変更規模の大きさを示す評価値を算出し、
    その評価値の大きさに対応する試験項目を生成する
    コンピュータプログラム。
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