JP2015075431A - 三次元測定機を用いた円測定方法 - Google Patents

三次元測定機を用いた円測定方法 Download PDF

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【課題】複数の測定方法(例えば、CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定する。【解決手段】プローブ24aを互いに直交する2つの回転軸ABの周りに回転させる第1駆動手段を備えたプローブヘッド24と、プローブヘッド24を互いに直交する3軸方向(XYZ方向)へ移動させる第2駆動手段と、を備え、CMMタッチ、5軸Headタッチ又は5軸&2軸Headタッチによりワークを自動測定する三次元測定機10を用いた円測定方法において、少なくとも一つの判定条件を満たすか否かを判定する第1ステップと、第1ステップでの判定の結果に基づき、CMMタッチ、5軸Headタッチ及び5軸&2軸Headタッチの中から最適な測定方法を自動判定する第2ステップと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、三次元測定機を用いた円測定方法に関する。
従来、プローブを互いに直交する2つの回転軸の周りに回転させる第1駆動手段(例えばモータ)を備えたプローブヘッドと、当該プローブヘッドを互いに直交する3軸方向へ移動させる第2駆動手段(例えばモータ)と、を備えた三次元測定機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の三次元測定機においては、予めプログラムされた測定経路に基づき、プローブヘッドが移動することで、被測定物(ワークとも称される)の自動測定が行われる。
特表2010−537184号公報
しかしながら、このような三次元測定機においては、一般的に、複数の測定方法(例えば、CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)が用意されており、オペレータが各種条件を考慮してこれらの中から最適な測定方法を選択しなければならず、オペレータにかかる負担が大きいものとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る三次元測定機を用いた円測定方法は、プローブを互いに直交する2つの回転軸の周りに回転させる第1駆動手段を備えたプローブヘッドと、前記プローブヘッドを互いに直交する3軸方向へ移動させる第2駆動手段と、を備え、CMMタッチ、5軸Headタッチ又は5軸&2軸Headタッチによりワークを自動測定する三次元測定機を用いた円測定方法において、少なくとも一つの判定条件を満たすか否かを判定する第1ステップと、前記第1ステップでの判定の結果に基づき、前記CMMタッチ、前記5軸Headタッチ及び前記5軸&2軸Headタッチの中から最適な測定方法を自動判定する第2ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することができる。
これは、少なくとも一つの判定条件を満たすか否かを判定し、その判定の結果に基づき、CMMタッチ、5軸Headタッチ及び5軸&2軸Headタッチの中から最適な測定方法を自動判定することによるものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2ステップで判定された最適な測定方法により円を自動測定する第3ステップをさらに含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第2ステップで自動判定された最適な測定方法により円(穴又は円柱)を自動測定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記判定条件は、第1判定条件を含み、前記第1判定条件は、測定平面の法線とプローブ姿勢のなす角度が第1閾値より大きいという条件であり、前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第1判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記CMMタッチであると自動判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、測定しようとする円(穴又は円柱)の近くに障害物が存在していても、プローブが障害物に衝突することがない適切な測定方法を自動判定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記判定条件は、第2判定条件を含み、前記第2判定条件は、測定しようとする円の半径とプローブ半径の差が第2閾値より小さいという条件であり、前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第2判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記CMMタッチであると自動判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、測定しようとする穴(内径)が小さくても、プローブが予期せぬ場所に衝突することがない最適な測定方法を自動判定することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記判定条件は、第3判定条件を含み、前記第3判定条件は、測定平面の法線が、臨界角の範囲内という条件であり、前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第3判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、測定しようとする穴が臨界角の範囲内にあっても、プローブが空振りすることがない最適な測定方法を自動判定することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記判定条件は、第4判定条件を含み、前記第4判定条件は、アプローチポイントでのプローブ姿勢角度が第3閾値より大きいという条件であり、前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第4判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、半径がプローブ(スタイラス)の長さより短い穴であっても、プローブが空振りすることがなく、また、測定精度が悪くなることがない最適な測定方法を自動判定することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記判定条件は、第1判定条件、第2判定条件、第3判定条件、第4判定条件を含み、前記第1判定条件は、測定平面の法線とプローブ姿勢のなす角度が第1閾値より大きいという条件であり、前記第2判定条件は、測定しようとする円の半径とプローブ半径の差が第2閾値より小さいという条件であり、前記第3判定条件は、測定平面の法線が、臨界角の範囲内という条件であり、前記第4判定条件は、アプローチポイントでのプローブ姿勢角度が第3閾値より大きいという条件であり、前記第1ステップは、前記第1判定条件を満たすか否かを判定するステップ、前記第2判定条件を満たすか否かを判定するステップ、前記第3判定条件を満たすか否かを判定するステップ、前記第4判定条件を満たすか否かを判定するステップを含み、前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第1判定条件又は前記第2判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記CMMタッチであると自動判定し、前記第1ステップにより前記第3判定条件又は前記第4判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することができる。
これは、第1判定条件、第2判定条件、第3判定条件、第4判定条件を満たすか否かを判定し、その判定の結果に基づき、CMMタッチ、5軸Headタッチ及び5軸&2軸Headタッチの中から最適な測定方法を自動判定することによるものである。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記第1ステップにより前記第1判定条件、前記第2判定条件、前記第3判定条件及び前記第4判定条件を満たさないと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸&2軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することができる。
これは、第1判定条件、第2判定条件、第3判定条件及び第4判定条件を満たさないと判定された場合、5軸&2軸Headタッチが最適な測定方法であると自動判定することによるものである。
本発明によれば、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することが可能となる。
本実施形態の三次元測定機10の斜視図である。 CMMタッチを説明するための図である。 5軸Headタッチを説明するための図である。 2軸Headタッチを説明するための図である。 三次元測定機10の動作を説明するためのフローチャートである。 測定方法自動判定処理を説明するためのフローチャートである。 近くに障害物34が存在する穴H1にプローブ24aを挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。 小さい穴H2にプローブ24aを挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。 (a)〜(c)傾斜した穴H3にプローブ24a(スタイラス24b)を挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。 臨界角を説明するための図である。 半径がプローブ24a(スタイラス24b)の長さより短い穴H4にプローブ24aを挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。 5軸&2軸Headタッチにおける5軸Headタッチを説明するための図である。 測定平面P及び測定平面Pの第3軸を説明するための図である。 (a)測定平面Pを説明するための図、(b)測定平面とXYZ軸の関係をまとめた表である。
以下、添付図面に従って本発明に係る三次元測定機を用いた円測定方法の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態の三次元測定機10の斜視図である。
三次元測定機10(CMM:Coordinate Measuring Machine)は、プローブヘッド24を移動させ、被測定物(ワークとも称される)表面上の空間座標を決定する装置で、座標測定機、三次元座標測定機とも称される。本実施形態では、門移動形の三次元測定機10を例に説明する。三次元測定機10においては、マシン座標系を用いる方法もあるが、ワークの姿勢をマシン座標系に厳密に合わせる必要があり作業能率がよくないため、通常は任意の姿勢でテーブル14上にセットされたワーク上に設定されたワーク座標系が用いられる。
図1に示すように、三次元測定機10は、架台12の上にテーブル14が載置されるとともに、テーブル14の両側に右Yキャリッジ16Rと左Yキャリッジ16Lが立設され、右Yキャリッジ16Rと左Yキャリッジ16Lの上部がXガイド18で連結されて門形フレーム26を形成している。テーブル14の両側の上面と側面にはY軸方向に摺動面が形成され、右Yキャリッジ16Rと左Yキャリッジ16Lにはこれに対抗するエアベアリングが設けられていて、右Yキャリッジ16Rと左Yキャリッジ16LはXガイド18と共にY軸方向に移動自在となっている。また、Xガイド18にはX軸方向の摺動面が形成され、エアベアリングが内蔵されたXキャリッジ20がX軸方向に移動自在に設けられている。さらに、Xキャリッジ20にはZ軸方向案内用のエアベアリングが内蔵されており、これに沿ってZスピンドル22がZ軸方向に移動自在に設けられている。Zスピンドル22の下端には、プローブヘッド24が取り付けられている。プローブヘッド24は、無段階位置決め機構を備えたプローブヘッド(5軸同時制御プローブヘッド)で、接触式のタッチトリガプローブ24a(スタイラス24b)を互いに直交する2つの回転軸AB(図1参照)の周りに回転させる第1駆動手段(例えばモータ。図示せず)を備えている。このプローブヘッド24によれば、回転軸ABの周りの回転動作のみを用いることで、より速い測定(プロービング。すなわち、座標値を決定させる動作)が可能となる。
また、三次元測定機10は、門形フレーム26、Xキャリッジ20及びZスピンドル22を各軸方向に移動させることで、プローブヘッド24を互いに直交する3軸方向(XYZ方向)へ移動させる第2駆動手段(例えばモータ。図示せず)を備えている。
テーブル14のY軸方向、Xガイド18、Zスピンドル22にはスケールが設けられ、右Yキャリッジ16RにはY軸方向の検出ヘッド、Xキャリッジ20にはX軸方向及びZ軸方向の検出ヘッドが取り付けられていて、プローブ24a(スタイラス24b)の先端の接触子24cがワークに当接した瞬間、三次元座標位置が検出される。
三次元測定機10には、三次元測定機10とプローブヘッド24の動きを制御するコントローラ28が接続されており、コントローラ28には、LAN(TCP/IP)等の通信インターフェイス30を介して、コンピュータ32が接続されている。また、コントローラ28には、プローブヘッド24の動きを遠隔操作するためのジョイスティック(図示せず)が接続されている。なお、ジョイスティックは、操作ボックス(図示せず)に設けられている。
コンピュータ32は、これにインストールされたソフトウエア32a(測定動作の指示や測定結果を確認するソフトウエアを含む)を実行し、目標点や中間点の座標値等を含む測定経路(パートプログラムとも称される)を生成するとともに、当該測定経路に基づき、コントローラ28を介して第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を制御(CNC制御)し、プローブヘッド24を自動的に移動させることで、ワークを自動測定する。
自動測定の方法としては、少なくともCMMタッチ、5軸Headタッチ、2軸Headタッチ、5軸Headタッチと2軸Headタッチとを組み合わせた5軸&2軸Headタッチが用意されている。
図2は、CMMタッチを説明するための図である。
CMMタッチは、プローブ24aを回転させず(プローブ24a姿勢を変更することなく)、かつ、プローブヘッド24をXYZ方向へ移動させることで、ワークを自動測定する測定方法である。
図2に示すように、CMMタッチは、第1駆動手段がプローブ24aを回転させず、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24をXYZ方向へ同時に移動させる(3軸同時制御)ことで、プローブ24aをアプローチポイントへ移動させるステップ(図2中矢印a1参照)と、第1駆動手段がプローブ24aを回転させず、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24をXYZ方向へ同時に移動させる(3軸同時制御)ことで、目標点(ワークW)をプロービングするステップ(図2中矢印b1参照)と、第1駆動手段がプローブ24aを回転させず、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24をXYZ方向へ同時に移動させる(3軸同時制御)ことで、戻り動作を行うステップ(図2中矢印c1)と、を含んでいる。この動作は、例えば、コンピュータ32(ソフトウエア32a)がコントローラ28に対して目標点(座標値)及びプロービング方向を含む命令を出し、この命令を受けたコントローラ28が三次元測定機10を制御することで実現される。
アプローチポイントとは、目標となるプロービング点から、プロービングベクトル方向に、アプローチ距離だけ離れた位置(図2中、中央の位置)のことである。プローブヘッド24は、プロービングした後は、プロービング点から、プロービングベクトル方向に、戻り量だけ離れた位置(図2中、中央の位置)へ戻る。なお、アプローチ距離及び戻り量は、予め設定されている。
CMMタッチでは、プロービング方向は、円中心から目標点(プロービング点とも称される)に向かう方向となる。
図3は、5軸Headタッチを説明するための図である。
5軸Headタッチは、プローブ24aを回転させ、かつ、プローブヘッド24をXYZ方向へ移動させることで、ワークを自動測定する測定方法である。
図3に示すように、5軸Headタッチは、第1駆動手段がプローブ24aを回転軸ABの周りに同時に回転させ、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24をXYZ方向へ同時に移動させる(5軸同時制御)ことで、プローブ24aをアプローチポイントへ移動させるステップ(図3中矢印a2参照)と、第1駆動手段がプローブ24aを回転軸ABの周りに同時に回転させ(2軸同時制御)、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24を移動させないことで、目標点(ワークW)をプロービングするステップ(図3中矢印b2参照)と、第1駆動手段がプローブ24aを回転軸ABの周りに同時に回転させ(2軸同時制御)、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24を移動させないことで、戻り動作を行うステップ(図3中矢印c2参照)と、を含んでいる。
5軸Headタッチでは、目標点をプロービングするため、アプローチポイントは微調整される。
図4は、2軸Headタッチを説明するための図である。
2軸Headタッチは、プローブヘッド24の回転中心が測定しようとする円中心の延長線上に位置した状態で、プローブ24aを回転させ、かつ、プローブヘッド24を移動させないことで、ワークを自動測定する測定方法である。
図4に示すように、2軸Headタッチは、第1駆動手段がプローブ24aを回転軸ABの周りに回転させ、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24を移動させないことで、プローブ24aをアプローチポイントへ移動させるステップ(図4中矢印a3参照)と、第1駆動手段がプローブ24aを回転軸ABの周りに回転させ、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24を移動させないことで、目標点(ワークW)をプロービングするステップ(図4中矢印b3参照)と、第1駆動手段がプローブ24aを回転軸ABの周りに回転させ、かつ、第2駆動手段がプローブヘッド24を移動させないことで、戻り動作を行うステップ(図4中矢印c3参照)と、を含んでいる。
2軸Headタッチでは、目標点をプロービングするため、アプローチポイントは1点目移動時に微調整される。
次に、上記構成の三次元測定機10の動作について説明する。
図5は、三次元測定機10の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、オペレータがコンピュータ32等から、自動円測定を指示する(ステップS10)。
次に、オペレータが、測定しようとする円(穴又は円柱)の設計値情報(測定しようとする円(穴又は円柱)を特定するための情報)を入力する(ステップS12)。設計値情報は、ジョイスティックを操作してプローブヘッド24を移動させて、測定しようとする穴にプローブ24aを挿入し、3点指示(3点タッチ)することで入力する。このステップS12での設計値情報の入力(3点指示)が完了した時点で、プローブ24aは測定しようとする穴に挿入された状態となる。なお、設計値情報は、CAD上で指示することで(CAD図面データに基づいて指示することで)入力してもよい。
次に、オペレータがコンピュータ32等から、測定点数、測定範囲(測定しようとする円が切れ目の無い完全な円であるか、それとも円弧であるか)を順次指示し(ステップS14、S16)、次いで、自動測定開始を指示する(ステップS18)。
自動測定開始が指示されると、コンピュータ32が、これにインストールされたソフトウエア32aを実行することで、測定方法自動判定の処理を実行する(ステップS20)。また、コンピュータ32が、これにインストールされたソフトウエア32aを実行することで、目標点や中間点の座標値等を含む測定経路(パートプログラムとも称される)を自動生成する。
図6は、測定方法自動判定処理を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、主に、コンピュータ32が、これにインストールされたソフトウエア32aを実行することで実現される。
まず、円の測定方向を判定する(ステップS200)。これは、測定しようとする円が穴の「内径」であるか又は円柱の「外径」であるかを判定する処理で、公知の処理であるためその説明を省略する。
図7は、近くに障害物34が存在する穴H1にプローブ24aを挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。
一般的に、円(内径又は外径)を測定する場合には、プローブを、測定しようとする円に対して法線方向(測定平面の法線方向)の姿勢とするのが望ましい。
しかしながら、図7に示す状況において、プローブ24aを、測定しようとする円に対して法線方向(測定平面Pの法線方向)の姿勢とすると、プローブ24aが障害物34に衝突する恐れがある。
そこで、円の測定方向が「内径」と判定された場合(ステップS200:内径)、abs(λwλpo+μwμpo+νwνpo)>φ(以下第1判定条件とも称する)を満たすか否かを判定する(ステップS202)。但し、λwwwは測定平面Pの第3軸の方向余弦(測定平面Pの第3軸の法線ベクトル(図13参照)。既知)、λpopopoはスタイラス方向余弦(スタイラス24b中心(接触子24c中心)からプローブヘッド24回転中心へ向かう方向ベクトル(図13参照)。既知)、φは判定閾値(例えば0.9=cos(25.8deg))である。但し、これらベクトルは、正規化されているものとする。
なお、測定平面Pの第3軸とは、次のとおりの意味である。一般的には、ワークを測定する場合、そのワークに適した基準が設定される。例えば、図14(a)に示すように、測定する場所によって、X−Y平面、Y−Z平面、Z−X平面、傾斜面等がオペレータにより選択(もしくはソフトウエアにより自動で判別)される。この選択(もしくは判別)されたものが測定平面である。測定平面とXYZ軸の関係は、図14(b)に示すとおりのものとなる。ここでは、測定平面Pとして予めX−Y平面が選択(もしくは判別)されているため、測定平面Pの第3軸とは、図14(b)に示す表から、測定平面P(X−Y平面)のZ軸を意味するものとなる。
上記第1判定条件は、測定平面Pの法線(測定平面Pの第3軸の法線ベクトル)とプローブ姿勢(スタイラス24b中心(接触子24c中心)からプローブヘッド24回転中心へ向かう方向ベクトル)のなす角度を確認している。この角度が判定角度(第1閾値)より大きい場合、すなわち、第1判定条件を満たすと判定された場合(ステップS202:Yes)、測定平面Pに対するプローブ姿勢のずれは、オペレータの意図によるものと判断し(すなわち障害物があると判断し)、最適な測定方法がCMMタッチであると判定する(ステップS204)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS204で判定されたCMMタッチにより円(穴の内径)を自動測定する(ステップS22)。このCMMタッチによる自動測定は、プローブ24aを回転させず(ステップS12での設計値情報の入力(3点指示)が完了した時点でのプローブ24a姿勢(図7参照)を維持して)、かつ、プローブヘッド24をXYZ方向へ移動させることで行われる。
以上のようにして、図7に示すように、測定しようとする穴H1の近くに障害物34が存在していても、プローブ24aが障害物34に衝突することがない最適な測定方法を自動判定することができる。
図8は、小さい穴H2にプローブ24aを挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。
スタイラス24bの先端には物理的に若干の振れが存在するため、図8に示す状況において、プローブ24aを回転させると、プローブ24aが予期せぬ場所に衝突する恐れがある。
そこで、第1判定条件を満たさないと判定された場合(ステップS202:No)、(Rcir-Rpb)<Rdiff(以下第2判定条件とも称する)を満たすか否かを判定する(ステップS206)。但し、Rcirは測定対象の径(既知)、Rpbはプローブ半径(既知)、Rdiffは判定閾値(例えば3mm)である。
この第2判定条件は、測定しようとする円の半径とプローブ半径の差を確認している。この差が閾値(第2閾値)より小さい場合、すなわち、第2判定条件を満たすと判定された場合(ステップS206:Yes)、プローブ24aが予期せぬ場所に衝突するのを防止するため、最適な測定方法がCMMタッチであると判定する(ステップS204)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS204で判定されたCMMタッチにより円(穴の内径)を自動測定する(ステップS22)。このCMMタッチによる自動測定は、プローブ24aを回転させず(ステップS12での設計値情報の入力(3点指示)が完了した時点でのプローブ24a姿勢(図8参照)を維持して)、かつ、プローブヘッド24をXYZ方向へ移動させることで行われる。
以上のようにして、図8に示すように、測定しようとする穴H2が小さくても、プローブ24aが予期せぬ場所に衝突することがない最適な測定方法を自動判定することができる。
図9(c)は、傾斜した穴H3にプローブ24a(スタイラス24b)を挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。
測定しようとする穴が臨界角の範囲内にあると、2軸Headタッチでの測定時、空振りする恐れがある。
図10は、臨界角を説明するための図である。円(内径)を測定する場合、速さ/スループット/精度等のメリットから、2軸Headタッチを使用するのが望ましい。しかしながら、図10に示すように、プローブヘッド24の構造上、ある角度範囲において、半球の南極地点付近にスタイラス24bが動けない狭い領域Aが存在する。
図9(a)、図9(b)に示すように、測定しようとする穴H3の角度がある程度大きければ、問題ない。
しかしながら、図9(c)に示すように、測定しようとする穴H3が水平面に対して約5〜10°の傾きを持つ場合、スタイラス24bが垂直もしくは垂直に近い点は物理的に動けず、2軸Headタッチでの測定ができない。本実施形態では、この角度範囲を臨界角と呼ぶ。
そこで、第2判定条件を満たさないと判定された場合(ステップS206:No)、ωl<abs(νw)<ωh(以下第3判定条件とも称する)を満たすか否かを判定する(ステップS208)。但し、νwは測定平面Pの第3軸のZ方向余弦(既知)、ωlは臨界角下限値(例えば0.985=cos(10deg))、ωhは臨界角上限値(例えば0.996=cos(5deg))である。
この第3判定条件は、測定平面Pの法線(例えば、測定平面Pの法線と鉛直線のなす角度)が、臨界角の範囲内か否かを確認している。臨界角の範囲内の場合、すなわち、第3判定条件を満たすと判定された場合(ステップS208:Yes)、2軸Headタッチでの測定時、空振りするのを防止するため、最適な測定方法が5軸Headタッチであると判定する(ステップS210)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS210で判定された5軸Headタッチにより円(穴の内径)を自動測定する(ステップS22)。
以上のようにして、図9(c)に示すように、測定しようとする穴H3が臨界角の範囲内にあっても、プローブ24aが空振りすることがない最適な測定方法を自動判定することができる。
図11は、半径がプローブ24a(スタイラス24b)の長さより短い穴H4にプローブ24aを挿入して、円(内径)を測定しようとしている様子を表す図である。
測定しようとする穴に対して、スタイラスの長さが短いと、2軸Headタッチでの測定時、空振りする恐れがある。また、空振りしなくても、2軸Headタッチでの測定時のプローブヘッド角度がある値より大きいと、測定精度が悪くなる恐れがある。
そこで、第3判定条件を満たさないと判定された場合(ステップS208:No)、(Rcir-Dap-Rpb)/Lpb>ε(以下第4判定条件とも称する)を満たすか否かを判定する(ステップS212)。但し、Rcirは測定対象の径(既知)、Dapはアプローチ距離(既知)、Rpbはプローブ半径(既知)、Lpbはプローブ長さ(既知)、εは判定閾値(例えば0.5=sin(30deg))である。
この第4判定条件は、アプローチポイントでのプローブ姿勢角度(例えば、鉛直線とスタイラス24b中心(接触子24c中心)からプローブヘッド24の回転中心へ向かう方向ベクトルのなす角度)を確認している。この角度が判定角度(第3閾値)より大きい場合、すなわち、第4判定条件を満たすと判定された場合(ステップS212:Yes)、2軸Headタッチでの測定時の測定精度が悪くなるのを防止するため、最適な測定方法が5軸Headタッチであると判定する(ステップS210)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS210で判定された5軸Headタッチにより円(穴の内径)を自動測定する(ステップS22)。
以上のようにして、図11に示すように、半径がプローブ24a(スタイラス24b)の長さより短い穴H4であっても、プローブ24aが空振りすることなく、また、測定精度が悪くなることがない最適な測定方法を自動判定することができる。
一方、第4判定条件を満たさないと判定された場合(ステップS212:No)、すなわち、第1判定条件、第2判定条件、第3判定条件、第4判定条件のいずれも満たさないと判定された場合、最適な測定方法が5軸&2軸Headタッチであると判定する(ステップS214)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS214で判定された5軸&2軸Headタッチにより円(穴の内径)を自動測定する(ステップS22)。
この5軸&2軸Headタッチは、目標点のうち最初の目標点を5軸Headタッチで自動測定し、目標点のうち最初の目標点以降の目標点を2軸Headタッチで自動測定することで行われる(ステップS22)。この5軸Headタッチは、ステップS210の5軸Headタッチと異なり、図12に示すように、プローブヘッド24の回転中心が、測定しようとする穴H5(円)中心の延長線上に位置づけられた状態で行われる。
一方、ステップS200において、円の測定方向が「外径」と判定された場合(ステップS200:外径)、ステップS202と同様、第1判定条件を満たすか否かの判定を行う。
そして、第1判定条件を満たすと判定された場合(ステップS216:Yes)、測定平面Pに対するプローブ姿勢のずれは、オペレータの意図によるものと判断し(すなわち障害物があると判断し)、最適な測定方法がCMMタッチであると判定する(ステップS218)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS218で判定されたCMMタッチにより円(円柱の外径)を自動測定する。このCMMタッチによる自動測定は、プローブ24aを回転させず(ステップS12での設計値情報の入力(3点指示)が完了した時点でのプローブ24a姿勢を維持して)、かつ、プローブヘッド24をXYZ方向へ移動させることで行われる。
以上のようにして、測定しようとする円柱の近くに障害物が存在していても、プローブ24aが障害物に衝突することなく、自動測定を行うことができる。
一方、第1判定条件を満たさないと判定された場合(ステップS216:No)、最適な測定方法が5軸Headタッチであると判定する(ステップS220)。
そして、ステップS10〜S16で指示された条件の下、ステップS220で判定された5軸Headタッチにより円(円柱の外径)を自動測定する(ステップS22)。
以上説明したように、本実施形態の三次元測定機10を用いた円測定方法によれば、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することができる。
これは、コンピュータ32が、これにインストールされたソフトウエア32aを実行することで、少なくとも一つの判定条件(第1判定条件〜第4判定条件のうち少なくとも一つの判定条件)を満たすか否かを判定し、その判定の結果に基づき、CMMタッチ、5軸Headタッチ及び5軸&2軸Headタッチの中から最適な測定方法を自動判定する(ステップS200〜S220)ことによるものである。
また、本実施形態の三次元測定機10を用いた円測定方法によれば、上記のように判定された最適な測定方法で自動測定を行う(ステップS22)ことが可能となる。
次に、変形例について説明する。
図6に示す測定方法自動判定処理において、ステップS202の処理とステップS206の処理とを入れ替えてもよい。また、ステップS208の処理とステップS212の処理とを入れ替えてもよい。
また、図6に示す測定方法自動判定処理において、ステップS202、S206、S208、S212全てを備えていることは必須ではなく、ステップS202、S206、S208、S212のうち少なくとも一つのステップを備えていればよい。ステップS202、S206、S208、S212のうち少なくとも一つのステップを備え、他のステップを省略したとしても、上記実施形態と同様、複数の測定方法(CMMタッチ、5軸Headタッチ、5軸&2軸Headタッチ)の中から、オペレータが難しいことを意識することなく、最適な測定方法を自動判定することができる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…三次元測定機、12…架台、14…テーブル、16L、16R…Yキャリッジ、18…Xガイド、20…Xキャリッジ、22…スピンドル、24…プローブヘッド、24a…プローブ、24b…スタイラス、24c…接触子、26…門形フレーム、28…コントローラ、30…通信インターフェイス、32…コンピュータ、32a…ソフトウエア、34…障害物、W…ワーク

Claims (8)

  1. プローブを互いに直交する2つの回転軸の周りに回転させる第1駆動手段を備えたプローブヘッドと、前記プローブヘッドを互いに直交する3軸方向へ移動させる第2駆動手段と、を備え、CMMタッチ、5軸Headタッチ又は5軸&2軸Headタッチによりワークを自動測定する三次元測定機を用いた円測定方法において、
    少なくとも一つの判定条件を満たすか否かを判定する第1ステップと、
    前記第1ステップでの判定の結果に基づき、前記CMMタッチ、前記5軸Headタッチ及び前記5軸&2軸Headタッチの中から最適な測定方法を自動判定する第2ステップと、
    を備えることを特徴とする三次元測定機を用いた円測定方法。
  2. 前記第2ステップで判定された最適な測定方法により円を自動測定する第3ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
  3. 前記判定条件は、第1判定条件を含み、
    前記第1判定条件は、測定平面の法線とプローブ姿勢のなす角度が第1閾値より大きいという条件であり、
    前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第1判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記CMMタッチであると自動判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
  4. 前記判定条件は、第2判定条件を含み、
    前記第2判定条件は、測定しようとする円の半径とプローブ半径の差が第2閾値より小さいという条件であり、
    前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第2判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記CMMタッチであると自動判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
  5. 前記判定条件は、第3判定条件を含み、
    前記第3判定条件は、測定平面の法線が、臨界角の範囲内という条件であり、
    前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第3判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
  6. 前記判定条件は、第4判定条件を含み、
    前記第4判定条件は、アプローチポイントでのプローブ姿勢角度が第3閾値より大きいという条件であり、
    前記第2ステップは、前記第1ステップにより前記第4判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
  7. 前記判定条件は、第1判定条件、第2判定条件、第3判定条件、第4判定条件を含み、
    前記第1判定条件は、測定平面の法線とプローブ姿勢のなす角度が第1閾値より大きいという条件であり、
    前記第2判定条件は、測定しようとする円の半径とプローブ半径の差が第2閾値より小さいという条件であり、
    前記第3判定条件は、測定平面の法線が、臨界角の範囲内という条件であり、
    前記第4判定条件は、アプローチポイントでのプローブ姿勢角度が第3閾値より大きいという条件であり、
    前記第1ステップは、前記第1判定条件を満たすか否かを判定するステップ、前記第2判定条件を満たすか否かを判定するステップ、前記第3判定条件を満たすか否かを判定するステップ、前記第4判定条件を満たすか否かを判定するステップを含み、
    前記第2ステップは、
    前記第1ステップにより前記第1判定条件又は前記第2判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記CMMタッチであると自動判定し、
    前記第1ステップにより前記第3判定条件又は前記第4判定条件を満たすと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
  8. 前記第1ステップにより前記第1判定条件、前記第2判定条件、前記第3判定条件及び前記第4判定条件を満たさないと判定された場合、最適な測定方法が前記5軸&2軸Headタッチであると自動判定することを特徴とする請求項7に記載の三次元測定機を用いた円測定方法。
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