JP2015072851A - コネクタ - Google Patents

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Junya Takeshita
隼矢 竹下
智明 虎谷
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智明 虎谷
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Abstract

【課題】 機械的な操作ロック構造であっても、接続作業等の作業性が良好で、安全にコネクタを外すことが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】 コネクタ1が接続対象55に完全に押し込まれ、スライダ7aがケース3に完全に押し込まれると、カムスライダ43が完全に下方に引き戻され、上部における操作部ストッパ41との嵌合が外れる。したがって、操作部15(回転軸31)が回転可能な状態となる。スライダ7bは、弾性部材によって前方に力が付与されている。通常状態では、操作部15の回転が規制されていたため、ピニオンギア35とラックギア36との噛み合いによって移動が規制されていたが、操作部15が自由に回転可能となると、スライダ7bが前方に突出し、操作部15(回転軸31)が180度回転する。スライダ7bがケース3の前方に突出すると、スライダ7bの先端が、ラッチ9の下方に位置し、ラッチ9の動作が規制される。
【選択図】図9

Description

本発明は、電気自動車等に用いられ、給電・受電用のコネクタに関するものである。
近年、地球環境問題の観点から、化石燃料を用いない電気自動車が注目されている。電気自動車は、駆動用のバッテリーを搭載し、バッテリーに充電された電気によって走行することができる。このような電気自動車の充電は、電気自動車のコネクタに給電コネクタを接続して行うことができる。
一方、電気自動車に充電された電気は、いざという場合に例えば家庭用の電源として使用することもできる、例えば、停電時には、自動車に充電された電気を用いて家庭用の電源とすることが可能である。この場合には、車載側のコネクタに適合し、家庭用電源として接続された受電コネクタが必要となる。
このような電気自動車用の給電コネクタとしては、たとえば、ケースと、このケースに摺動可能に装着されて複数の端子を収容したコネクタ本体と、コネクタ本体と同軸方向に摺動可能に装着するパイプ状のハンドルと、レバーとを備え、レバーの回動によりハンドルが前進してコネクタ本体を前記受電側コネクタのコネクタ本体と嵌合する給電コネクタがある(特許文献1)。
特開平06−188044号公報
一方、このような電気自動車用のコネクタには、通電している状態の給電コネクタを接続対象コネクタから抜き取ることを防止するためのロック機構が設けられている。このロック機構がないと、通電している状態で、コネクタが抜き取られ、抜き取った瞬間にアークが発生する危険がある。
このようなロック機構としては、例えば、コネクタ側に設けられたラッチ(ピン形状を含む)を、接続対象コネクタ側の係止部に係止させる方法がある。通電中は、このロック機構が解除されないように、例えば電磁ソレノイドなどによって保持される。このようにすると、電磁ソレノイドの動作を解除しなければ、コネクタが外れなくなるため、通電中にコネクタが接続対象コネクタから抜き取られることを防止することができる。
しかし、電磁ソレノイドなどの電気部品を用いると、部品点数が増えるばかりでなく、故障などの信頼性に問題がある。しかし、電磁ソレノイドに代えて、機械的なロック機構とすると、作業者によるロックの解除操作とコネクタの抜き取り作業が、極めて短い時間で行われる場合が生じる。このような場合、ロック機構の解除によって、通電を停止するように制御されていても、端子部の通電が完全に停止する前にコネクタが抜き取られてしまう恐れがある。この場合には、アークが発生する恐れがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、機械的な操作ロック構造であっても、接続作業等の作業性が良好で、安全にコネクタを外すことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
前述した目的を達するために本発明は、自動車の充電または自動車からの受電に用いられるコネクタであって、前記コネクタを接続対象の係止部に係止するロック機構と、前記接続対象との接続を検知して移動する第1のスライダと、前記第1のスライダが前記コネクタに押し込まれて移動すると、前記第1のスライダの動作に連動して移動し、前記ロック機構の動作を規制する第2のスライダと、前記第2のスライダの移動を検知するスイッチと、前記第2のスライダを移動前の元の位置に戻すことが可能であるとともに、前記ロック機構を解除することが可能な操作部と、前記第2のスライダが移動した状態で、前記操作部による前記ロック機構の解除を規制する操作ロック部と、を具備し、前記ロック機構の動作が前記第2のスライダで規制されていることを前記スイッチによって検知すると、通電可能な状態となり、前記第2のスライダが元の位置に戻ると前記スイッチによって通電が停止され、前記第2のスライダが元の位置に戻ると、前記操作ロック部が解除されて、前記操作部によって前記ロック機構が解除可能となることを特徴とするコネクタである。
前記操作部は、前記操作部の回転動作によって、前記第2のスライダを操作可能であり、前記操作部の押圧動作によって、前記ロック機構を解除可能であってもよい。
前記操作ロック部は、前記操作部と連動する回転部材と、前記回転部材の下部に設けられるストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記操作部を押圧した際に、前記回転部材と干渉し、前記操作部が押圧されることを規制し、前記回転部材には切欠きが設けられ、前記第2のスライダが元の位置に戻った状態の前記操作部の回転位置では、前記切欠きが前記ストッパに対応する部位に位置し、前記操作部を前記ストッパと干渉せずに押圧可能となってもよい。
前記操作部へ近づく方向または離れる方向に移動可能なカムスライダを具備し、前記第1のスライダおよび前記第2のスライダは、直接または間接的に弾性部材によって前記コネクタの前方に突出するように力を受け、前記カムスライダは、弾性部材によって前記操作部の方向に力を受け、前記カムスライダの上部が、前記操作部の操作部ストッパと係合して、前記操作部の回転を規制可能であり、前記第1のスライダが前記コネクタに押し込まれると、前記カムスライダが前記第1のスライダの動作に連動して押し下げられ、前記操作部ストッパとの係合が解除されて、前記操作部が回転可能となり、前記第2のスライダが移動した状態では、前記カムスライダは、前記操作部ストッパの下面に押し付けられ、前記操作部を回転させて前記第2のスライダを元の位置に戻すと、前記カムスライダが上方に押し上げられて、前記カムスライダが前記操作部ストッパと係合してもよい。
前記第1のスライダの一部には、環状の溝が形成され、前記溝にはピン部材が前記溝に沿って移動可能に嵌合し、前記カムスライダは、前記ピン部材の動作に応じて前記操作部へ近づく方向または離れる方向に移動し、前記第1のスライダが前記コネクタに押し込まれてから、前記第2のスライダを前記操作部で元の位置に戻すまでに、前記ピン部材が前記溝を1周して、元の位置に戻るようにしてもよい。
前記第2のスライダと前記操作部とは、ラックピニオン機構によって連動し、前記第2のスライダは、直動式のばねによって、前記コネクタの前方に向かって力を受けるようにしてもよい。
前記第2のスライダと前記操作部とは、カム機構によって連動し、前記操作部は、コイル式のばねによって、前記第2のスライダが前記コネクタの前方に向かって移動する回転方向に力を受けるようにしてもよい。
本発明によれば、接続対象の係止部に対してロック機構がロックし、さらにロック機構の動作が規制された状態で、通電状態となる。このため、コネクタがロックされていない状態で通電することがない。また、ロック機構の操作ロックを解除した後、さらに、ロック機構のロックを解除しないと、コネクタを抜き取ることができない。すなわち、コネクタを抜き取る際に、2つの操作が必要となる。したがって、操作ロックを解除してからコネクタを抜き取る操作までに時間を要し、この間に通電を完全に止めることができる。このため、コネクタ抜き取り時にアーク等が発生することを防止することができる。
特に、操作部は、回転と押圧の2種類の動作が必要となるため、誤操作の恐れがなく、操作に必要な時間(すなわち、通電を停止する時間)を十分に確保することができる。
また、ロック機構の動作を規制する第2のスライダを完全に元の位置に戻した状態(すなわち操作ロックが解除された状態)でないと、ロック機構の操作を行うことができない。このような操作ロックが、操作部と連動する回転部材とストッパによって構成されるため、構造が簡易である。
また、第1のスライダおよび第2のスライダは、直接または間接的に弾性部材によってコネクタの前方に突出するように力を受ける。この状態で、第1のスライダが押し込まれると、操作部が回転可能となる。さらに、コネクタを接続対象に完全に挿入すると、その操作のみでロック機構の操作ロックがかかり、通電可能な状態とすることができる。このため、接続作業が容易である。
また、コネクタの接続から抜き取りまでの各動作において、ピン部材が環状の溝を1周するような構造とすることで、コネクタの抜き差し作業と連動させて、カムスライダ等の動作を制御することができる。
第2のスライダと操作部とは、ラックピニオン機構によって連動させてもよい。この場合には、直動式のばねによって、直接第2のスライダに対して、コネクタの前方に向かって力を付与することができる。
また、第2のスライダと操作部とは、カム機構によって連動させてもよい。この場合には、コイル式のばねによって操作部に力を付与し、間接的に第2のスライダに対して、コネクタの前方に向かって力を付与することができる。
本発明によれば、機械的な操作ロック構造であっても、接続作業等の作業性が良好で、安全にコネクタを外すことが可能なコネクタを提供することができる。
コネクタ1を示す側面図。 (a)は、コネクタ部5近傍の平面図、(b)は、コネクタ1の正面図。 (a)は、コネクタ1を示す側方断面図、(b)は、(a)のA部であって、回転盤33等の平面断面図。 コネクタ1を接続対象55に対向させた状態の側方断面図。 スライダ7aが押し込まれ始めた状態の側方断面図。 カムスライダ43等の動作を示す部分拡大図であって、(a)は図4の状態を示す図、(b)は図5の状態を示す図。 (a)は、完全にスライダ7aが押し込まれた状態の側方断面図、(b)は(a)の状態におけるカムスライダ43等の動作を示す部分拡大図。 図7に示す状態を示す図で、(a)は、コネクタ部5近傍の平面図、(b)は、回転盤33等の平面断面図。 コネクタ1を接続対象55に接続した状態の側方断面図。 操作部15を回転操作した状態を示す図で、(a)は、コネクタ1の側方断面図、(b)は(a)の状態におけるカムスライダ43等の動作を示す部分拡大図。 操作部15を押圧操作した状態を示す側方断面図。 コネクタ1を接続対象55から抜き取った状態の側方断面図。 カムスライダ43等の動作を示す部分拡大図であって、(a)はコネクタ1を抜き取る途中の状態を示す図、(b)はコネクタ1を完全に抜き取った状態を示す図。 スライダ7bと回転軸31との連動を示すカム機構であって、(a)〜(c)は、スライダ7bを前方に押し出す工程を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、コネクタ1を示す概略側面図であり、図2(a)はコネクタ部近傍の平面図、図2(b)はコネクタ1の正面図である。なお、以下の図においては、ケーブル等の図示を省略する。コネクタ1は、主にケース3、コネクタ部5を備える。
ケース3の内部には、後述する各種の機械構造や、図示を省略するケーブル等が収容される。また、ケース3の後方上部には、操作部15が設けられる。操作部15は、後述するロック機構を解除するための操作部位である。なお、ロック機構等の詳細は後述する。
コネクタ部5は、ケース3の前方に設けられる。コネクタ部5は、接続対象である受電または給電コネクタ等に接続される部位である。なお、コネクタ1は、電気自動車等に設けられた受電コネクタに給電を行う給電コネクタであっても良く、または、自動車などに充電された電気を受電して、家庭用の電源等に用いるための受電コネクタのいずれであっても良い。
コネクタ部5の上部には、ラッチ9が露出する。ラッチ9は、接続対象となるコネクタ等に係合する部位である。図2(a)、図2(b)に示すように、ラッチ9の下方には、第2のスライダであるスライダ7bが設けられる。ラッチ9は、ラッチの爪部分が幅広となり、内部につながる部位の幅が狭い。スライダ7bは、ラッチの9爪部(幅広部)に対応する位置に設けられる。従って、図2に示すように、スライダ7bがケース3内に引き込んだ状態では、ラッチ9とスライダ7bとが干渉せず、ラッチ9は、上下動することができる。
ケース3の下方(スライダ7b、ラッチ9とは逆側)には、第1のスライダであるスライダ7aが設けられる。スライダ7aは、ケース3の端面から突出しており、ケース3内部に押し込むことができる。通常状態(図1、図2の状態であって、非使用状態)では、スライダ7aは、ケース3の端面から突出し、スライダ7bは、ケース3内に押し込まれている。
次に、コネクタ1の内部構造について説明する。図3(a)は、コネクタ1の側方断面図である。
ケース3の内部には、ロックレバー11が設けられる。ロックレバー11は回転軸23によってケース3に回動可能に取り付けられる。ロックレバー11の前方側の端部には、ラッチ9が上方に向けて形成される。ラッチ9は、ケース3に形成された孔から前方に突出し、コネクタ部5の上部において係止爪が上方に向けて配置される。
ロックレバー11の後方側の端部は、リンク部26を介してリンク部材27と連結する。ロックレバー11とリンク部材27とは、リンク部26によって、連動する。また、リンク部材27は回転軸25によってケース3に回動可能に取り付けられる。また、ロックレバー11の後方側の端部の上方には、弾性部材13が設けられる。弾性部材13は、ロックレバー11の後方を押し下げる方向に力を付与する。すなわち、弾性部材13によって、ロックレバー11の先端(ラッチ9)が常に押し上げられる。
リンク部材27の後端は、操作部15(回転盤33)と接触する。操作部15が押し込まれると、回転盤33が下方に移動し、リンク部材27の後方を押し下げる。これにより、リンク部26を介してリンク部材27の先端が押し上げられ、ロックレバー11の先端が押し下げられる。すなわち、ラッチ9が下方に移動する。なお、通常状態では、操作部15は、図示を省略した弾性部材などによって、常に上方に押し付けられる。したがって、リンク部材27の後端が押し上げられ、ロックレバー11の先端が押し上げられる方向に力が付与される。
操作部15の上面には、作業者の指形状にフィットするように、傾斜が形成される。図3に示した状態では、傾斜部は後方に向くため、作業者が容易に操作部15の押圧を行うことができる。
操作部15は、押圧動作とともに、回転軸31を軸として回転可能である。なお、操作部15の回転範囲は、図3の状態から180度の範囲である。操作部15は、それ以上の範囲には回転しないように、図示を省略したストッパで回転範囲が規制される。
図3(b)は、操作部15の下方における平面断面図である。操作部15の回転軸31には、前述した回転盤33と、ピニオンギア35と、操作部ストッパ41が同軸上に固定される。図3(b)に示すように、回転部材である回転盤33の円周上には、切欠き53が設けられる。回転盤33の下方であって、切欠き53に対応する位置には、ケース3に固定されたストッパ39が設けられる。すなわち、この状態では、ストッパ39と切欠き53の位置が一致するため、操作部15(回転盤33)が下方に押し下げられた際に、ストッパ39が切欠き53に嵌りこみ、ストッパ39と回転盤33とが干渉することがない。
回転盤33の下方のピニオンギアは、スライダ7bの側面に設けられたラックギア37と噛み合う。すなわち、操作部15(ピニオンギア35)の回転動作と連動して、スライダ7bが前後方向に移動する。なお、以下の説明において、図3(a)に示したように、スライダ7bが後方に移動した位置を、スライダ7bの原点(元の位置)とし、後述するように、スライダ7bが前方に移動した状態を移動状態と称する。通常状態では、スライダ7bは、原点に位置し、この際、スライダ7bの先端は、ケース3の内部に位置する。この際、前述したように、スライダ7bとラッチ9とが干渉することがない。
ピニオンギア35の下方には、操作部ストッパ41が設けられる。操作部ストッパ41は、例えば略扇形であって、回転軸31を中心として、偏心するように配置される。図3に示した状態では、操作部ストッパ41は、後方側に向いており、回転軸31の前方側にはスペースが形成される。
操作部ストッパ41と嵌合するように、カムスライダ43が設けられる。カムスライダ43は、操作部15に近づく方向、または遠ざかる方向(上下方向)にスライド動作可能である。図3(a)に示す状態では、カムスライダ43の上部が操作部ストッパ41と嵌合するため、カムスライダ43によって、操作部ストッパ41(操作部15)の回転が規制される。
カムスライダ43の下方には、上下方向に溝47が設けられる。溝47内には、ピン部材であるスライダコマ45が設けられる。スライダコマ45は、カムスライダ43とともに上下方向に移動可能であるが、溝47内において、スライダコマ45とカムスライダ43とは、多少の遊びを有する。すなわち、スライダコマ45は、溝47内において、カムスライダ43に対して相対的に多少の上下動が可能である。スライダコマ45の側面にはピン49が突出する。ピン49は、スライダ7aの後方に設けられた溝51に沿って移動可能である。なお、溝51に対するスライダコマ45およびカムスライダ43の動作については、詳細を後述する。また、以下の図において、カムスライダ43とスライダ7aとの重なり部は、簡単のため、カムスライダ43またはスライダ7aを透視した状態で示す。
スライダ7a、7bは図示を省略する弾性部材等によって、直接または間接的に、常に前方に押出されている。例えば、スライダ7a、7bともに、直動式のコイルばねによって、前方に押し出される。このため、通常状態では、スライダ7aがコネクタ1の前方に突出する。一方、スライダ7bは、前方に力を受けるが、スライダ7bの移動は、ラックギア37とピニオンギア35との噛み合いによって規制される。また、操作部ストッパ41とカムスライダ43との嵌合によって、操作部ストッパ41(回転軸31)の回転が規制されているため、ラックギア37が、回転することができない。このため、スライダ7bは、後方(原点)に引き戻された状態で保持される。
ケース3の内部において、スライダ7bの一部には、スライダ7bの移動方向に略垂直な向きに突起が形成される。突起の近傍には、マイクロスイッチ29が設けられる。スライダ7bが引き戻された状態では、スライダ7bの突起とマイクロスイッチ29とが離れている。このため、マイクロスイッチ29はオフの状態となる。コネクタ1は、マイクロスイッチ29がオフの状態では、通電が行われないように、制御されている。したがって、通常状態において、通電が行われることがない。
次に、コネクタ1を接続対象に接続する状態を説明する。図4はコネクタ1を接続対象55に対向配置した状態を示す断面図である。接続対象55は、例えば自動車の受電用または給電用のコネクタである。なお、コネクタ部5および接続対象55の端子部等は図示を省略する。
接続対象55の内面であって、ラッチ9に対応する位置には、係止部57が設けられる。係止部57は、接続対象55の内面に形成された凹部であり、ラッチ9の係止爪と係合可能である。コネクタ1を接続対象55と接続させるためには、この状態からコネクタ1のコネクタ部5を接続対象55に押し込む(図中矢印B)。
図5は、コネクタ1が接続対象55(図示省略)に押し込まれていく過程を示す側方断面図である。コネクタ1(コネクタ部5)が接続対象55に押し込まれていくと、コネクタ部5の外周に設けられるスライダ7aが、接続対象55の縁部と接触して、ケース3内に押し込まれる(図中矢印C方向)。すなわち、スライダ7aは、弾性部材による前方への突出方向の力に対抗してケース3内に押し込まれる。また、これと連動して、カムスライダ43が下方に移動する。
図6は、カムスライダ43の動作を示す部分拡大図である。なお、カムスライダ43およびスライダコマ45は点線で示し、ピン49および溝51を実線で示す。溝51は、スライダ7aの後端近傍の側面に環状に形成される。すなわち、溝51は、通常状態(図6(a)の状態)でのピン49の位置を原点として、前方に向かって下方に傾斜する部位と、傾斜部の前端から上方に立ち上がる部位と、上端から後方に向かってなだらか上方に傾斜する部位と、後端から下方に落ち込む部位とが連続して形成される。スライダコマ45のピン49は、溝51に沿って移動する。
通常状態(図6(a)の状態)から、スライダ7aが後方に押し込まれると、図6(b)に示すように、スライダ7aの移動と連動して、ピン49が溝51内を移動する(図中矢印D方向)。この際、溝51が前方に向かって下方に傾斜しているため、ピン49およびスライダコマ45は、下方に移動する。したがって、これと連動して、カムスライダ43が、下方に移動する。すなわち、スライダ7aの後方への移動に連動して、カムスライダ43が、弾性部材による上方への力に対抗して下方に引き戻される(図中矢印E方向)。
カムスライダ43が完全に下方に引き戻され、上部における操作部ストッパ41との嵌合が外れる。したがって、操作部15(回転軸31)が回転可能な状態となる。
ここで、前述したように、スライダ7bは、弾性部材によって前方に力が付与されている。また、通常状態では、操作部15の回転が規制されていたため、ピニオンギア35とラックギア37との噛み合いによってスライダ7bの移動が規制されていた。これに対し、操作部15が自由に回転可能となると、スライダ7bが前方に突出し(図中矢印G方向)、操作部15(回転軸31)が180度回転する(図中矢印F方向)。操作部15が回転すると、前述した操作部15の上面の傾斜部がコネクタ1の前方に向くため、作業者は、操作部15の押圧作業が困難となるだけでなく、コネクタ1が完全に挿入されたことを視認することができる。
図7(a)は、スライダ7aが完全に押し込まれた状態を示す側方断面図であり、図7(b)は、この際のカムスライダ43等の拡大図である。コネクタ1が接続対象55に完全に押し込まれ、スライダ7aがケース3に完全に押し込まれると、ピン49は、溝51の前方に向けた傾斜部を通過して、上方への立ち上がり部に差し掛かる。しかし、カムスライダ43の上端が、操作部ストッパ41の下面と接触して干渉するため、カムスライダ43の上方への移動が規制される。
図8(a)は、コネクタ1が接続された状態におけるコネクタ部5の平面図であり、図8(b)は、操作部15の下方における平面断面図であって、図3(b)に対応する図である。図8(a)に示すように、スライダ7bがケース3の前方に突出すると、スライダ7bの先端が、ラッチ9の下方に位置する。このため、ラッチ9の下面がスライダ7bの上面と接触して、ラッチ9が下方(コネクタ部5側)に押し込まれること(すなわち、ラッチ9の移動)が規制される。
また、図8(b)に示すように、操作部15(回転軸31)の回転に伴い、回転盤33が回転する。このため、切欠き53の位置とストッパ39の位置がずれる。したがって、ストッパ39の上面が回転盤33の下面と接触し、回転盤33が下方に押し込まれることが規制される。
図9は、このようにしてコネクタ1と接続対象55とが接続された状態を示す側方断面図である。ラッチ9の係合爪は係止部57に嵌りこみ、ロック機構によってコネクタ1が抜き取られることが防止される。また、この際、スライダ7bが、ラッチ9の下方に位置し、ラッチ9が下方に押し込まれることが防止される。また、操作部15は、傾斜部が前方に向くため、押圧作業が困難となるだけでなく、ストッパ39と回転盤33とが干渉し、操作部15を押し込むことができなくなる。したがって、コネクタ1と接続対象55との接続がロックされ、ロック機構の解除操作(操作部15の押圧操作)ができない状態(操作ロック状態)となる。
このように、スライダ7bが前方に移動して、ロック機構の解除操作が不能となると、スライダ7bの一部がマイクロスイッチ29と当接し、マイクロスイッチ29は、スライダ7bが完全に前方に移動したことを検知する。すなわち、マイクロスイッチ29がオン状態となる。この状態となると、通電が可能な状態となる。すなわち、スライダ7bが前方に移動して、操作部15によるロック機構(ラッチ9と係止部57との係合状態)の解除操作が不能となる状態にならなければ、通電可能状態となることがない。
次に、コネクタ1を接続対象55が抜き取る操作について説明する。まず、図10(a)に示すように、操作部15を180度回転する(図中矢印H方向)。操作部15を回転させると、ピニオンギア35と噛み合うラックギア37によって、スライダ7bが後方に引き戻される(図中矢印I方向)。すなわち、操作部15の回転操作は、スライダ7bの前方への突出方向の力に対抗するように行われる。
操作部15を回転させると、操作部ストッパ41が回転する。前述したように、操作部ストッパ41の下面には、カムスライダ43の上端が押し付けられた状態であったため、操作部ストッパ41の回転によって上方に空間が生じると、カムスライダ43が上方に移動する(図中矢印J方向)。したがって、カムスライダ43の上部と、操作部ストッパ41とが嵌合する。すなわち、操作部15が回転した状態で保持される。
操作部15が回転することで、スライダ7bが引き戻され、ラッチ9とスライダ7bの干渉がなくなる。したがって、ラッチ9が下方に動作可能な状態となる。また、前述したように、回転盤33の切欠き53とストッパ39とが同じ水平位置に位置する。したがって、操作部15を押圧可能な状態となる。すなわち、操作ロックが解除された状態となる。
この際、図10(b)に示すように、スライダ7aは前後方向に移動しないため、ピン49は、まっすぐ上方に溝51に沿って移動する。すなわち、スライダコマ45とともにカムスライダ43が上方に移動する。
図10(a)に示すように、スライダ7bが、後方へ移動を開始すると、直ちにマイクロスイッチ29がオフとなる。このため、通電が遮断される。
次に、図11に示すように、操作部15を下方に押圧する(図中矢印K方向)。すなわち、操作部15を上方への力に対抗してケース3内へ押し込む。操作部15が押し込まれると、回転盤33と接触していたリンク部材27の後方が押し下げられる(図中矢印L方向)。したがって、リンク部材27の前方が上方に押し上げられる(図中矢印M方向)。
この際、リンク部材27の前端は、リンク部26によって、ロックレバー11の後端と連結している。このため、リンク部材27の後方が押し下げられると、ロックレバー11の後端が、弾性部材13に対抗して押し上げられる。したがって、ロックレバー11の前端が押し下げられ、ラッチ9が係止部57から外れる。すなわち、ロック機構が解除される。この際、スライダ7bは、ラッチ9の下方には位置せず、ケース3の内部に引き戻されているため、ラッチ9の動作の妨げとなることがない。
次に、図12に示すように、操作部15を押圧したまま、コネクタ1を後方に抜き取る。この際、接続対象55の一部と接触していたスライダ7aが、前方に突出する(図中矢印O方向)。
図13(a)は、スライダ7aが突出動作を開始した状態を示す図である。スライダ7aが前方に移動を開始すると、ピン49は、溝51に沿って、後方に移動する(図中矢印P方向)。この際、溝51は、後方に向かってわずかに上方に向けて傾斜が形成される。したがって、ピン49およびスライダコマ45は、溝51に沿ってわずかに上方に移動する。この際、スライダコマ45とカムスライダ43の溝47との間には、多少の遊びを有する。したがって、ピン49が溝51に沿ってわずかに上方に移動する際にも、カムスライダ43の上端が操作部ストッパ41と干渉しているため(図12)、カムスライダ43は上方へ移動しない。すなわち、スライダコマ45は、溝47に沿って、カムスライダ43とは関係なく上方に移動する。
完全にスライダ7aが前方に突出すると、図13(b)に示すように、ピン49が溝51に沿って、当初のスタート位置(前方に向けた傾斜部の後部)に移動する(図中矢印Q)。溝51の上辺における経路が中央部において上側に屈曲しているのは、ピン49のスタート位置において鋭角の屈曲部を形成し、スタート位置におけるピン49の上下方向の動きを規制するためである。
このように溝51を環状に形成することで、コネクタ1の差し込み動作および抜き取り動作のそれぞれにおいて、カムスライダ43の動作を制御することができる。なお、このような制御を行うためには、溝51は、以下のような形態であることが望ましい。
溝51のスタート位置から前方に向かって傾斜する部位では、前方に向かう長さがスライダ7aのスライド量と略同じ長さであって、カムスライダ43と操作部ストッパ41との嵌合状態から解除状態までのカムスライダ43の移動長さ分だけ、下方に傾斜させる。なお、傾斜部の前端部には、平坦部が形成される。平坦部は、操作部ストッパ41が回転し、カムスライダ43との嵌合が解除される時間を稼ぐための部位である。平坦部で時間を稼がないと、操作部15が180度回転する前にカムスライダ43が上昇し、動作不良を起こす可能性がある。平坦部を形成することで、このような動作不良を防ぐことができる。また、溝51の前方では、カムスライダ43と操作部ストッパ41との解除状態から嵌合状態までの移動長さ分の高さに略垂直に上方に立ち上げる。
溝51の前方上部から後方のスタート位置までの経路は、上方に向けて屈曲するように形成する。これは、スタート位置においてピン49の上下方向の動きが規制できるようにするとともに、ピン49がスタート位置から前方に動き始める際に、必ず下方への傾斜する部位へ進行するようするためである。
以上説明したように、本実施形態のコネクタ1によれば、接続作業時には、コネクタ1を接続対象に押し込むのみで、通電可能な状態とすることができる。この際、ロック機構によってコネクタ1と接続対象55とがロックされるとともに、ロック機構を解除する操作を規制する操作ロック状態となる。このため、安全にかつ容易に接続作業を行うことができる。
また、コネクタ1を抜き取る際に、ロック機構の操作ロックを解除するために、電磁ソレノイドなどを用いず、操作部15の回転操作によって操作ロックが解除される。このため、電気部品を用いずに、機械的に操作ロックの解除をおこなうことができる。
また、操作ロックの解除は、操作部の回転動作であり、操作ロックの解除後に、操作部を押圧動作して、ロック機構を解除する必要がある。このような、複数の動作を要求するため、操作ロックの解除によって通電を停止してから、コネクタ1を抜き取るまでの時間を稼ぐことができる。このため、通電が止まる前にコネクタ1が抜き取られることを防止することができる。
また、操作部15の上部の形状に方向性を持たせ、操作部15の押圧可能な状態では、押圧動作をしやすい傾斜部が作業者側に来るようにして、操作部15の押圧ができない状態では、傾斜部が作業とは逆側に向けられる。このため、操作部15の押圧ができない状態では、操作自体を困難とし、誤操作を抑制することができる。また、コネクタ1の現在の状態を容易に視認することができる。
なお、本実施形態では、スライダ7bの前後方向の動作と操作部15(回転軸31)の回転動作とを、ピニオンギア35およびラックギア37のかみ合わせによって連動させたが、本発明はこれに限られない。例えば、他のカム機構などを用いてもよい。
図14は、カム機構の一例を示す図である。なお、前述した実施形態と同一の機能を奏する構成については、図1〜図13と同一の符号を付して重複する説明を省略する。スライダ7bの後方には、カム溝63が設けられる。回転軸31には、ピニオンギア35に代えてカム部61が設けられる。カム部61は、回転軸31に対して偏心して設けられる。カム部61は、カム溝63に嵌りこむ。
通常状態では、図14(a)に示すように、カム部61の突出方向(先端)がコネクタ1の後方に向けられる。したがって、カム溝63の内面が、カム部61の先端によって後方に押しつけられ、スライダ7bが後方に位置する。
この状態から、図14(b)に示すように、回転軸31が回転を開始すると(図中矢印R方向)、カム部61の先端位置がカム溝63内で移動する。したがって、カム部61の先端が、前方に向くにつれて、スライダ7bが前方に移動する(図中矢印T方向)。
回転軸31が180度回転すると、カム部61の先端は、完全に前方に向けられる。したがって、スライダ7bは、前方に移動した状態で保持される。
なお、この場合には、スライダ7bに対して、直動ばねによって直接前方に力を付与するのではなく、回転軸31に対してコイルばねを設けてもよい。常にスライダ7bが前方に突出する方向に力を受けるように(図14(c)の位置)、コイルばねによって、回転軸31に回転方向の力を付与してもよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………コネクタ
3………ケース
5………コネクタ部
7a、7b………スライダ
9………ラッチ
11………ロックレバー
13………弾性部材
15………操作部
23、25、31………回転軸
26………リンク部
27………リンク部材
29………マイクロスイッチ
33………回転盤
35………ピニオンギア
37………ラックギア
39………ストッパ
41………操作部ストッパ
43………カムスライダ
45………スライダコマ
47、51………溝
49………ピン
53………切欠き
55………接続対象
57………係止部
61………カム部
63………カム溝

Claims (7)

  1. 自動車の充電または自動車からの受電に用いられるコネクタであって、
    前記コネクタを接続対象の係止部に係止するロック機構と、
    前記接続対象との接続を検知して移動する第1のスライダと、
    前記第1のスライダが前記コネクタに押し込まれて移動すると、前記第1のスライダの動作に連動して移動し、前記ロック機構の動作を規制する第2のスライダと、
    前記第2のスライダの移動を検知するスイッチと、
    前記第2のスライダを移動前の元の位置に戻すことが可能であるとともに、前記ロック機構を解除することが可能な操作部と、
    前記第2のスライダが移動した状態で、前記操作部による前記ロック機構の解除を規制する操作ロック部と、
    を具備し、
    前記ロック機構の動作が前記第2のスライダで規制されていることを前記スイッチによって検知すると、通電可能な状態となり、前記第2のスライダが元の位置に戻ると前記スイッチによって通電が停止され、
    前記第2のスライダが元の位置に戻ると、前記操作ロック部が解除されて、前記操作部によって前記ロック機構が解除可能となることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記操作部は、前記操作部の回転動作によって、前記第2のスライダを操作可能であり、前記操作部の押圧動作によって、前記ロック機構を解除可能であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記操作ロック部は、前記操作部と連動する回転部材と、前記回転部材の下部に設けられるストッパと、を具備し、
    前記ストッパは、前記操作部を押圧した際に、前記回転部材と干渉し、前記操作部が押圧されることを規制し、
    前記回転部材には切欠きが設けられ、前記第2のスライダが元の位置に戻った状態の前記操作部の回転位置では、前記切欠きが前記ストッパに対応する部位に位置し、前記操作部を前記ストッパと干渉せずに押圧可能となることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記操作部へ近づく方向または離れる方向に移動可能なカムスライダを具備し、
    前記第1のスライダおよび前記第2のスライダは、直接または間接的に弾性部材によって前記コネクタの前方に突出するように力を受け、
    前記カムスライダは、弾性部材によって前記操作部の方向に力を受け、
    前記カムスライダの上部が、前記操作部の操作部ストッパと係合して、前記操作部の回転を規制可能であり、
    前記第1のスライダが前記コネクタに押し込まれると、前記カムスライダが前記第1のスライダの動作に連動して押し下げられ、前記操作部ストッパとの係合が解除されて、前記操作部が回転可能となり、
    前記第2のスライダが移動した状態では、前記カムスライダは、前記操作部ストッパの下面に押し付けられ、
    前記操作部を回転させて前記第2のスライダを元の位置に戻すと、前記カムスライダが上方に押し上げられて、前記カムスライダが前記操作部ストッパと係合することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記第1のスライダの一部には、環状の溝が形成され、
    前記溝にはピン部材が前記溝に沿って移動可能に嵌合し、
    前記カムスライダは、前記ピン部材の動作に応じて前記操作部へ近づく方向または離れる方向に移動し、
    前記第1のスライダが前記コネクタに押し込まれてから、前記第2のスライダを前記操作部で元の位置に戻すまでに、前記ピン部材が前記溝を1周して、元の位置に戻ることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記第2のスライダと前記操作部とは、ラックピニオン機構によって連動し、
    前記第2のスライダは、直動式のばねによって、前記コネクタの前方に向かって力を受けることを特徴とする請求項4または請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記第2のスライダと前記操作部とは、カム機構によって連動し、
    前記操作部は、コイル式のばねによって、前記第2のスライダが前記コネクタの前方に向かって移動する回転方向に力を受けることを特徴とする請求項4または請求項5記載のコネクタ。
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