JP2015070788A - 電気駆動原動機を制動する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子整流型電動機を制動する方法において、技術的コストを少なくして非常に短い制動時間が得られるように構成する。
【解決手段】ロータ(9)を制動するため、電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)を介して複数の界磁コイル(3,4,5)のそれぞれ2つの位相接続部(U−V,V−W,W−U)の間に所定の時間系列で位相短絡を形成させ、他の前記位相接続部(W,U,V)を開いたままにする。前記電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)を介して短絡させる前記位相接続部(U−V,V−W,W−U)は、回転している前記ロータ(9)の磁場(21)によって生成される誘導電圧(U)がその最大値を通るような前記界磁コイル(3,4,5)が短絡されるように、前記ロータ(9)の回転位置に対応して選定される。
【選択図】図7

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の、ステータとロータとを備えた電気駆動原動機を制動する方法に関するものである。
電気駆動原動機、特に直流モータ(DCモータ)またはブラシレス直流モータ(ECモータ)は、手で操縦される作業機の工具を駆動する電気駆動装置として知られている。この種の可搬式作業機とはドリル機、コードレスドライバー、パワーチェーンソー、砥石型切断機、送風機、刈払い機、剪定ばさみ機等の作業機である。
ブラシレス電子整流型3相直流モータ(BEC-Motor / Brushless Electronically Commutated Motorまたは単にEC-Motor/Electronically Commutated Motor)を作動させるには、ステータの位相接続部を通電させて直流モータのロータを駆動する回転磁場を生成させる制御回路用の電子制御ユニットが必要である。この種の制御回路は特許文献1に記載され、好ましくはMOSFET等の電子パワースイッチから成っている。第1の位相接続部から次の位相接続部へのステータの通電の切換えはロータの位置に依存して行われ、ロータの位置は適当な手段によって確定される。ロータの位置を検知するために磁場センサ、いわゆるホールセンサが使用されることが多い。ホールセンサは回転しているロータの磁場に応答して出力信号を出力する。たとえば3つのホールセンサをステータの周方向に配置すれば、制御ユニットはホールセンサの出力信号を評価することによってロータの回転位置を正確に検知し、この回転位置に適合するように付設の界磁コイルを通電する。
たとえばパワーチェーンソーのような手で操縦される可搬式作業機は、たとえばソーチェーンのような工具を迅速に停止させるために、たとえば特許文献2に記載されているような安全制動装置を必要とする。この種の安全制動装置は駆動装置の従動側に配置され、工具を迅速に停止させることを保証するためのものである。安全制動装置が起動すると、工具は停止までほぼ120msecの範囲で制動されて停止する。
電気駆動原動機をたとえばパワーチェーンソーのような手で操縦される可搬式作業機で使用する場合、たとえば特許文献3に記載されているような電気制動システムも使用される。駆動電動機はその界磁コイルを短絡することによって制動されるが、その際に得られる制動時間は満足なものではなく、また安全制動装置を使用することができない。それ故、工具をほぼ120msecの範囲で制動するためには、帯ブレーキとして実施される安全制動装置が必要である。
手で操縦される可搬式作業機にバッテリー装置を装備させると、必要なバッテリーパックによって作業機の総重量が大きくなり、迅速な停止に必要な補助ブレーキ装置がこの重量をさらに増大させる。というのは、安全製造装置は構造的に複雑であり、重いからである。
独国特許出願公開第102010020215A1号明細書 独国特許出願公開第102007024170A1号明細書 独国特許第3530685C2号明細書
本発明の課題は、電子整流型電動機を制動する方法において、技術的コストを少なくして非常に短い制動時間が得られるように構成することである。
この課題は、請求項1の特徴ある構成によって解決される。
電子整流型駆動原動機のロータを制動するため、ロータを駆動するためのモータ3相の位相接続部を電圧源と接続させる電子スイッチを使用する。本発明によれば、電気駆動原動機を駆動電圧から切り離し、ロータを制動するため、電子スイッチを介して界磁コイルのそれぞれ2つの位相接続部の間に所定の時間系列で位相短絡を形成させ、他方他の位相接続部は開いたままにする。電子スイッチを介して短絡させる位相接続部は、回転しているロータの磁場によって生成される誘導電圧がその最大値を通るような界磁コイルが短絡されるように、ロータの回転位置に対応して選定される。
従って、本発明によれば、モータ相の位相接続部を継続的に短絡させるのではなく、ロータの回転位置に依存して、ロータの電気回転角を制限するためのそれぞれ2つの位相接続部のみを介して位相短絡を行なう。これを短絡制御と呼ぶ。短絡制御の処置により、多相電気駆動原動機の制動時間を特に高回転数から急激に低下させることができることが明らかになった。3相駆動モータの場合には、ほぼ10000回転/分の高回転数から、3つの位相接続部のすべてを制動過程中全体にわたって短絡させたままにしておくいわゆるハードな短絡による制動時間に比べて、著しく短い制動時間を得ることができた。3相駆動原動機の場合、ハードな短絡の場合よりも50%以下だけ短いロータ停止までの制動時間を測定できた。
さらに、本発明に従って3相モータを短絡制御する場合、コイルおよび電子部品の電流負荷は平均してハードな短絡の場合よりも小さい。従って本発明による短絡制御は、駆動原動機および電子制御部品の電流負荷を小さくして制動時間を著しく短くさせる。
本発明に従って、1つの界磁コイルが誘導電圧の最大値の範囲にあるときには常に界磁コイルから界磁コイルへと整流することにより、1回の電気回転にわたって、界磁コイル内を流れる制動電流を生成させ、個の制動電流が主に減速トルクのみを発生させてロータを急激に制動する。有利には、誘導電圧が電気角のほぼ40゜ないし70゜の後にゼロ通過点を通過した界磁コイルを常に短絡させる。短い制動時間と部品の小さな電流負荷とから成る好適な整流は、誘導電圧が電気角のほぼ60゜の後にゼロ通過点を通過した多相モータの界磁コイルを短絡させるならば、達成される。
第1の界磁コイルでの第1の位相短絡から、ロータの回転方向とは逆の方向に続いている界磁コイルの次の位相短絡への切換えは、好ましくはそれぞれ60゜の電気角の後に行なわれる。これにより、1つの界磁コイルが、誘導電圧の最大値前の30゜の電気回転角にわたって、誘導電圧の最大値後の30゜の電気回転角まで短絡されることが達成される。
本発明の有利な実施態様では、3相モータ内に回転磁場を生成させるために3つの界磁コイルが設けられ、これらの界磁コイルは互いに電気接続され、複数のスイッチを介して供給電圧に接続される。
3相駆動モータの場合には、制動を行うため、第1のステップで、第1の界磁コイルの位相接続部を付設のスイッチを介して短絡させ、その結果制動電流が第1の界磁コイルを介して流れ、直列回路としての第2および第3の界磁コイルは第1の界磁コイルに対し並列に位置する。第2のステップでは、ロータの機械的回転方向とは逆方向に続く第2の界磁コイルの位相接続部を付設のスイッチを介して短絡させ、その結果制動電流が第2の界磁コイルを介して流れ、直列回路としての第3および第1の界磁コイルは第2の界磁コイルに対し並列に位置する。第3のステップでは、ロータの機械的回転方向とは逆方向に続く第3の界磁コイルの位相接続部を付設のスイッチを介して短絡させ、その結果制動電流が第3の界磁コイルを介して流れ、直列回路としての第1および第2の界磁コイルは第3の界磁コイルに対し並列に位置する。これら3つのステップは連続的に反復され、すなわちロータの回転数が所定の下限回転数に達するまで反復する。
ロータの1回の電気回転にわたって、複相モータの、特に3相モータの各界磁コイルを2回短絡させる。
1つの界磁コイルの各位相接続部をスイッチを介して供給電圧のハイサイドへ1回接続させ、且つスイッチを介して供給電圧のロウサイドへ1回接続させる。ロータの1回の電気回転にわたって1つの界磁コイルの位相接続部をロウサイドのスイッチを介して1回短絡させ、且つハイサイドのスイッチを介して1回短絡させる。
高出力の3相電動機を得るため、ステータの界磁コイルを電気三角回路内で結線する。従って、それぞれ2つの界磁コイルの間に3相電動機の1つの位相接続部が形成されている。位相短絡が第1の界磁コイルの2つの位相接続部を介して行われると、直列回路の他の界磁コイルは第1の界磁コイルに対し並列である。これにより、短絡させた界磁コイル内に制動電流が流れるばかりでなく、他の界磁コイルの直列回路内にも制動電流が流れるが、この電流成分は短絡させた界磁コイル内に流れる制動電流よりも小さい。
本発明による制動方法により、ロータを停止まで急速に制動することが達成される。
本発明の簡潔な構成では、ロータの回転位置をセンサを介して、合目的にはホールセンサを介して確定する。本発明の他の構成では、ロータの回転位置をセンサなしで、特に界磁コイル内に誘導される電圧または誘導される電流の大きさおよび/または推移を介して確定することもできる。これとは択一的に、ロータの回転位置を、誘導によって生じる誘導電流を評価することによっても確定することが可能である。
本発明の更なる構成では、本発明による方法は、作業機において、特に手で操縦される可搬式作業機において、電気駆動原動機によって駆動される工具を停止させるための安全制動装置として使用される。この場合、機械的な安全制動装置は設けずに済む。可搬式作業機とは、特にパワーチェーンソー、砥石型切断機、または剪定ばさみ機である。
本発明の他の構成は、他の従属項、以下の説明、図面から明らかである。
図面には、以下に詳細に述べる本発明の実施形態が図示されている。
整流用電子制御ユニットを備えたブラシレス直流モータ(ECモータ)の図である。 ECモータを第1のロータ位置で示した図である。 図2の3相ECモータを、ロータが回転方向にさらに30゜回転した位置で示した図である。 図3の3相ECモータを、ロータが回転方向にさらに30゜回転した位置で示した図である。 図4の3相ECモータを、ロータが回転方向にさらに30゜回転した位置で示した図である。 図5の3相ECモータを、ロータが回転方向にさらに30゜回転した位置で示した図である。 3相ECモータの1つの界磁コイル内に発生する誘導電圧を360゜の電気角度にわたって召した図である。 ロータの回転の際に発生するホールセンサの出力信号と、コイル内に誘導される電圧とを、短絡制御用の論理表で示した図である。 位相短絡の際に発生するコイル電流を、第1の界磁コイルから回転方向において次の界磁コイルへの整流前後において示した図である。 界磁コイル内に誘導される電圧を示す図である。 本発明に従って整流によって短絡制御する際のロータの電気角、発生するコイル電流、これから生じる全トルクを示す図である。 ECモータのステータの界磁コイルを星形回路に配置した図である。 本発明による工具制動回路を備えたパワーチェーンソーの図である。 ハードな短絡と短絡制御とを比較するための、制動時間と回転数との関係を示すグラフである。 駆動原動機と工具とを制動するための本発明による制動回路を備えた剪定ばさみ機の図である。
図1には、電子整流型電動機1が図示されている。電子整流型電動機1はいわゆるBrushless Electronically Commutated Motor (BEC-Motor)またはElectronically Commutated Motor (EC-Motor)として構成されていてよい。この種の電子整流型電動機1は、界磁コイル3,4,5を備えたステータ2を有している。界磁コイル3,4,5は、本実施形態では電気的に三角回路6として接続されている。この三角回路6内では、互いに隣接しあっている界磁コイル3,4,5のコイル端が互いに電気接続されており、その際このコイル装置のそれぞれ2つの界磁コイル3,4,5の間には電気位相接続部U,V,Wが形成されている。以下では、本発明をこの三角回路6を用いて説明する。図12に示すように、界磁コイル3,4,5はいわゆる星形回路16の形態でも互いに接続されていてよい。星形回路の場合には、3つのコイル端が接続されて1つの共通のスターポイント7が形成される。界磁コイル3,4,5の、残っているコイル接続部は、星形回路16の位相接続部U,V,Wを形成する。
ステータ2には、回転軸線8のまわりに回転するロータ9が付設されている。図示した実施形態では、ロータ9は、その最も簡潔な構成で、N極NとS極Sとを備えた2極永久磁石の形態で図示されている。
ロータ9は、ステータ2内で回転するロータとして構成されていてよい(内側回転体)。ロータ9をグラス状に構成し、ステータ2の極23,24,25(図2)の上に巻回される界磁コイル3,4,5の配置とオーバーラップさせてもよい。このように構成された電動機1はいわゆる外側回転体型のものである。
ロータ9は、界磁コイル3,4,5によって生成される回転磁場内で回転駆動される。このためには、界磁コイル3,4,5の配置によって形成される回転磁場をロータ9の回転方向20において連続的に切換えることが必要である。これは、図示したブラシレス直流モータの場合、電子整流によって行われる。このため、界磁コイル3,4,5の装置の位相接続部U,Vはサーボユニット10を介して所定のシーケンスで供給電圧Uの作用を受ける。供給電圧Uは電圧源11によって直流電圧として提供される。電圧源11は好ましくはアキュムレータであり、たとえば、供給電圧Uを電動機1の作動のために提供する、リチウムをベースにした化学畜電池である。
サーボユニット10は、回路遮断器として多数のMOSFET H1,H2,H3,L1,L2,L3を有している。これらのMOSFETを介して、界磁コイル3,4,5の装置の各位相接続部U,V,Wを供給電圧Uのプラス極(ハイサイド)および供給電圧Uのマイナス極(ロウサイド)と交互に接続させることができる。MOSFET H1,H2,H3,L1,L2,L3は、有利にはマイクロプロセッサを含んでいる制御ニット12を介して制御される。このため、制御ユニット12は制御線13を介してMOSFET H1,H2,H3,L1,L2,L3のそれぞれの制御接続部14と接続されている。制御ユニット12には、さらにセンサ線15を介して、ホールセンサ17,18,19の出力信号S1,S2,S3(図8)が供給される。ホールセンサ17,18,19はステータの周方向に互いに間隔をもって配置され、回転しているロータ9の磁場に応答する。ホールセンサ17,18,19の出力信号S1,S2,S3(図8)を介して制御ユニット12はロータ9の回転位置を検知することができ、ロータ9の回転位置に応じてMOSFET H1,H2,H3,L1,L2,L3を制御する。
たとえば位相接続部UとVにトルクを形成する整流子電圧を印加させるため、MOSFET H1とL2を通電し、その結果界磁コイル5を介して、トルクを形成させる整流子電流Iを形成させることができる。界磁コイル5を介して形成させる整流子電流Iは矢印で示唆している。通電される界磁コイル5に対し並列に位置している2つの界磁コイル3と4を介して半分の大きさの電流Iが流れる。
ホールセンサ17,18,19を介して、回転方向20でのロータ9の更なる回転が検知され、このときのロータ9の回転位置に対応して、角度に適合して、位相接続部V,Wを備えた界磁コイル3へ切換える。このようにしてロータ9のその都度の回転位置に対応する駆動回転磁場が生成される。
すべてのMOSFET H1,H2,H3,L1,L2,L3が遮断状態にあれば、すなわち遮断回路が開いていれば、外部から位相接続部U,V,Wに駆動電圧は印加されない。ロータ9が回転方向20にさらに回転すると、界磁コイル3,4,5を、ロータ9の回転位置に応じて該ロータの磁場21が貫通する。回転している永久磁石の、界磁コイル3,4,5を貫通している磁束は、1つのコイル内に誘導電圧Uを誘導する。その大きさは単位時間当たりの磁束密度の変化に依存している。
図2ないし図6には、極23,24,25を備えた1つのステータ2が図示されている。極23,24,25はステータ2の周方向に等しい周角28で互いに間隔をもって位置している。各極23,24,25は界磁コイル3,4,5を担持し、これら界磁コイルは、本実施形態では、三角回路6(図1)内で互いに電気接続されている。図2のロータ位置では、界磁コイル5の磁束密度がもっとも大きく、図2の位置から図5の位置へロータ9がさらに回転すると、最小値へ低下し、または、ゼロ通過点をもつにいたる。図3で、ロー9がさらに30゜だけ回転することにより、界磁コイル3内に誘導される電圧Uはゼロ通過点を持ち、他方誘導電圧Uは低下し、電圧Uは増大する。図4に示したようにロータ9がさらに30゜回転すると、界磁コイル4内に最大誘導電圧Uが発生し、他方誘導電圧Uはさらに低下し、誘導電圧Uはさらに増大し、すなわち大きくなる。図5では、界磁コイル5内に誘導される電圧Uはゼロ通過点を有し、他方誘導電圧Uはさらに増大し、誘導電圧Uはさらに低下する。ロータ9が回転方向20でさらに回転すると、誘導電圧Uは再び最大値(図6)まで上昇するが、この時点で誘導電圧Uの極性が交替または回転する。というのは、180゜の回転が実施されてS極SとN極Nの位置が交替したために、磁場21の磁力線が界磁コイル5を180゜回転して貫通するからである。図9では、磁場20の、界磁コイル5を貫通している磁力線は、ロータの回転方向20に延びている。図2では、磁場20の、界磁コイル5を貫通している磁力線は、ロータの回転方向20とは逆方向に延びている。
この時点で、本発明に従って、ロータ9を作動させるために、回転しているロータ9によって誘導される電圧U,U,Uがその最大値をとるような界磁コイル3,4,5を常に短絡させると、図2では界磁コイル5が短絡し、図では界磁コイル4が短絡する。また、図6では界磁コイル5が短絡する。
図7には、図2ないし図6の界磁コイル5内での電圧Uに対する誘導電圧Uの推移が360゜の電気角にわたって図示されている。界磁コイル5が図2のロータ9の位置で短絡されると、誘導電圧Uは正の制動電流Iになり、この正の制動電流Iは対応する制動トルクMになる。
誘導電圧Uが極性を変えると、これは対応する負の制動電流Iになり、この場合誘導電圧が正の範囲から負の範囲へ交替するときに整流が行なわれ、すなわちゼロ通過点で整流が行なわれ(整流K)、これによって、制動中に界磁コイル5を流れる電流は正のトルクを発生させることができず、すなわち駆動トルクを発生させることができない。
従って、本発明によれば(「短絡制御」とも呼ぶことができる)、ロータの位置に依存した整流Kを行うことで、界磁コイル3,4,5内の制動電流Iと界磁コイル3,4,5内に誘導される電圧U,U,Uとの間での位相ずれの問題を解消する。本発明による整流Kにより、制動電流Iを、誘導される電圧U,U,Uと同期化させることができる。このことは、コイル電流がロータ制動中に駆動トルクを発生させないようにするには、1つの界磁コイル内での誘導電圧の電気角がゼロ通過点をもっている場合には常に、この界磁コイルによる制動電流も同じ方向でゼロ通過点を有していなければならないことを意味している。この点を図6で、それぞれ整流Kを示す垂直方向の実線で示した。
電動機1のロータを駆動するため、ロータ9の回転位置に依存して、サーボユニット10のMOSFET H1,H2,H3,L2,L3を介して界磁コイル3,4,5のそれぞれの位相接続部U,V,Wに供給電圧Uが印加される。回転しているロータ9が界磁コイル3,4,5内に電圧を誘導するので、印加される供給電圧Uは、回転しているロータ9によって界磁コイル3,4,5内に生成される誘導電圧よりも大きくなければならない。供給電圧とは逆方向のこの誘導電圧Uは、BEMF(Back electromotive Force)電圧とも呼ばれる。供給電圧UがBEMF電圧よりも大きければ、それぞれの界磁コイルに駆動電圧Uが生じる。ロータの回転数が増大すると、誘導電圧Uは大きくなる。誘導電圧Uが印加された供給電圧に接近したときには、電動機の最大回転数が存在する。ロータ9を制動するために誘導電圧Uを利用する場合には、界磁コイルを供給電圧Uから切り離し、且つ界磁コイルを短絡させ、その結果界磁コイル内に発生する誘導電圧はロータを制動するための制動電圧Uとして利用される。
界磁コイルは自然誘導を持ち、界磁コイルにおいては電流は電圧よりも遅れるので、誘導電圧の極性が交替し、そのときに正の電流がまだ流れていれば、ロータを駆動するトルクが発生する可能性がある。このトルクは制動にとって不具合なものであり、制動時間を延長させる。それ故、図7に示したように、適当に性粒Kを行うことによって、誘導電圧Uの極性交替の際に制動電流のゼロ通過を強制的に発生させる。ロータ9を制動するため、MOSFETとして構成されたスイッチを介して、それぞれ2つの位相接続部(たとえばU,V)を所定の時系列で短絡させ、他の位相接続部Wは開いたままにする。短絡される位相接続部のスイッチまたはMOSFET H1,H2,H3,L2,L3は、ロータ9の回転位置に対応して、常に界磁コイル3,4,5が短絡され、該界磁コイル内で、回転するロータ9によって誘導される電圧U,U,Uが最大値を通過するように選定される。
接続されている位相短絡の列を図8に示す。上側の信号はホールセンサ17,18,19の出力信号S1,S2,S3である。ホールセンサ17,18,19は、ステータの周部に、120゜の電気角にわたって出力信号S1,S2,S3を出力するように、配置されている。ステータの周方向には3つのホールセンサ17,18,19が配置され、これらのホールセンサは、60゜の角度部分に対してはこれら3つのホールセンサ17,18,19すべてが同じ出力信号U,U,Uを出力しないように、互いにずらして位置している。これにより、3つのホールセンサ17,18,19の出力信号S1,S2,S3から、(360゜の電気角に対して)60゜のどの角度部分W1ないしW6にロータ9があるかを検知することが可能になる。
ホールセンサの出力信号の下には、界磁コイル3,4,5内に誘導される電圧U,U,Uが図示されている。誘導される各電圧U,U,Uは、360゜の電気角にわたってほぼ正弦状の推移を有し、その際各信号U,U,Uは角度部分W1ないしW6の1つで正のまたは負の最大値を有している。
本発明による短絡制御方法は、1つの界磁コイル3,4,5がその誘導電圧U,U,U(BEMF電圧)の最大値を通過したときには常に、この1つの界磁コイル3,4,5が短絡されるようになっている。たとえば界磁コイル5の角度部分W1で最大の(負の)電圧Uがあれば、好ましくは60゜の電気角のこの角度部分W1で位相接続部UとVを短絡させ、すなわち界磁コイル5を短絡させる。誘導電圧の最大値をもっている、これに電気的に続いている界磁コイル3に対する整流は、好ましくは、この界磁コイル3内に誘導された電圧が所定の閾値を越えた瞬間に行ない、すなわち整流K1の時点で行う。このケースでは、位相接続部V−Wが短絡され、その結果界磁コイル3が短絡される。界磁コイル4がその誘導電圧Uの最大値を越えると、所定の電気角の後に、界磁コイル4に対する次の整流K2を行う。すなわち位相接続部U−Wを短絡させる。これに続いて、整流K3の時点で再び位相短絡を界磁コイル5を介して行う。すなわち位相接続部U−Vを短絡させる。というのは、次の角度部分W4で誘導電圧の最大値が界磁コイル5で発生するからである。次の整流K4のために、位相接続部V−Wを介して界磁コイル3の短絡を行う。というのは、角度部分W5で界磁コイル3に誘導電圧Uの最大値が通過するからである。整流K5の時点で再び界磁コイル4に切換える。というのは、角度部分W6で界磁コイル4内に(負の)誘導電圧Uの最大値が印加されるからである。さらに60゜の電気角の後に、整流K6の時点で再び界磁コイル5に切換え、すなわち位相接続部U−Vを短絡させる。このようにして、360゜の電気角にわたって、60゜の電気角ごとに、機械的な回転方向とは逆方向に続いている界磁コイルに切換えられる。というのは、ロータ9が回転しているために、機械的な回転方向とは逆の方向に続いているコイル内に最大誘導電圧が達成されるからである。ロータ9の電気的な回転を介して各界磁コイル3,4,5は2回短絡される。
短絡された界磁コイル内と、(三角回路6において)並列な界磁コイル内とに流れる電流は、ロータをもっぱら減速させる制動トルクMを生成させる制動電流を形成する。整流K1ないしK6によって、1つの界磁コイル内の誘導電圧Uがそれぞれの界磁コイル内の制動電流と常に同期し、その結果制動を行う制動トルクMのみが発生することが達成される。このような整流により、コイルの誘導性により生じる電圧と電流との位相ずれは、制動中に起こりうるロータを加速させるような駆動トルクが減少或いは十分に回避されるように、制御されることができる。適当にコントロールすることにより、制動中にロータを加速させる駆動トルクを抑止することも達成できる。
図9には、界磁コイル5から界磁コイル3への整流が図示されている。第1の状態では、界磁コイル5が短絡され、すなわち位相接続部UとVが短絡されている。界磁コイル5内に誘導される電圧Uは最大値を有し、対応的に大きな制動電流Iが界磁コイル5を介して流れる。
位相接続部U−Vを介しての位相短絡状態は、実線で示してある。U−Vを介しての位相短絡に対応して、界磁コイル3と4は短絡された界磁コイル5の直列回路として並列に接続されている。界磁コイル3と4内に誘導される電圧UとUは、図10に対応的に示したように、界磁コイル3と4の空間的配置に対応して合算されて、全電圧Uを形成する。全電圧Uは並列回路によって電流Iを生じさせる。
発生させた制動トルクが電圧と電流との間の位相ずれのために加速トルクへ変化する傾向が現れる前に、界磁コイル5から界磁コイル3へ整流を行う。すなわち位相接続部U−Vを介しての位相短絡は位相接続部U−Wへ引き継がれ、その結果整流後に界磁コイル3が短絡される。この状態を図9で一点鎖線で示した。
界磁コイル3を流れる制動電流Iは、(本整流において)直列回路を流れる電流Iと同じ方向に流れる。しかし、正量によって、界磁コイル4を流れる電流の方向が変化する。誘導される電圧Uは極性を交替する。対応的に、界磁コイル4と5の直列回路を流れる電流Iの電流方向が交替する。これにより、制動トルクが短時間の加速トルクに変化する傾向を回避することができる。
図11は、最も上の図に、3つのすべての界磁コイル3,4,5の電圧U,U,Uとしての誘導電圧Uの位相位置を一般的に示している。その下の図には、それぞれの界磁コイルに流れる制動電流Iが図示されている。その下には、制動電流Iから生じる、各コイルのための制動トルクMの推移が図示されている。1つの界磁コイル5の誘導電圧I,制動電流I,生じるトルクMは、3つのすべての図示において実線で示されている。第2の界磁コイル4のサイズは破線で示し、第3の界磁コイル3のサイズは点線で図示されている。
360゜の電気角にわたって60゜ごとに1つの界磁コイルから次の界磁コイルへの整流K1ないしK6を行なう。
まず、60゜の第1の角度部分W1で界磁コイル4を短絡させ(破線の特性曲線)、これにより、界磁コイル4内の制動電流のために制動部分トルクTM1が生じる。この点を一番下の図に示した。この第1の角度部分W1は、界磁コイル4が誘導電圧Uの最大値到達後のほぼ30゜まで短絡されるように選定されている。電気角60゜の後で、整流K1により位相接続部が界磁コイル5へ切換えられ、これによって制動部分トルクTM2が生じる。この点を一番下の図に示した。さらに60゜の電気角の後、整流K2により界磁コイル3へ切換えられ、これによって制動部分トルクTM3が生じる。更なる整流K3,K4,K5,K6を介して再び界磁コイル4,5,3をそれぞれ60゜の電気角の後に短絡させる。このようにして、制動トルクとして360゜の電気角にわたって制動部分トルクTM1ないしTM6を系列化させる。次の界磁コイルの誘導電圧がその最大値を通過するときには常にこの次の界磁コイルへ整流するように整流Kが選定されていることは明らかである。図7の図示では、この範囲Bがハッチングして示されている。図7は、1つの界磁コイルの誘導電圧がゼロ通過点を通過したときには、すなわちゼロ通過点Nの後のほぼ60゜の電気角で、常にこの界磁コイルを短絡させることをも示している。
三角回路のために、短絡される界磁コイルに対しそれぞれ並列に位置している、残っている界磁コイルの直列回路は、誘導電圧とこれから生じる制動電流とを生じさせ、制動電流は制動部分トルク加算され、これによって制動トルクMはΔMだけ高くなる。制動トルクMのトルク推移は、図11の一番下の図で実線で示されている。
本発明による方法は、三角回路の界磁コイルで使用可能なばかりでなく、星形回路の界磁コイルにおいても有利に使用可能である。これを図12に図示した。星形回路に対しては、制動トルクの推移は量的に異なっている。この理由から、本発明による方法は、星形回路内に配置される界磁コイルを備えたECモータにおいて使用しても同等の利点が得られる。
図13は、手で操縦される可搬式作業機の一例としてパワーチェーンソー30を示している。パワーチェーンソー30はケーシング31を有し、ケーシング31は、後部ハンドグリップ32と、ケーシング31を跨ぐように延在している前部湾曲グリップ33とを有している。パワーチェーンソー30の長手軸線に対し横方向に配置されている湾曲グリップ33の前方には、安全制動機構用の起動手段としての手保護部34が設けられている。
パワーチェーンソー30のケーシング31内には電気駆動原動機、特に制御ユニット12を介して制御されるECモータ1(図1を参照)が設けられている。ケーシング31内にはさらにバッテリーパック35が設けられ、該バッテリーパック35は電動機1および制御ユニット12の供給電圧Uを確保する。電動機1は、電気駆動原動機として、詳細には図示していないピニオンを介して工具36を駆動する。工具36は、図示した実施形態では、ガイドレール37上を周回するソーチェーン38である。手保護部34は、該手保護部34の起動を検知して出力信号を制御ユニット12へ出力するセンサ39を有していてよい。
本発明による方法を用いると、工具36を瞬時に停止させることができる。
手保護部34が起動すると、これはセンサ39を介して制御ユニット12に報知される。制御ユニット12は瞬時に駆動を停止させ、駆動モータを電気的に制動させる。駆動モータ内では、第1のステップで、第1の界磁コイルの位相接続部を付設のスイッチ(図1)を介して短絡させ、その結果制動電流が第1の界磁コイルを介して流れ、直列回路としての第2および第3の界磁コイルは、第1の界磁コイルに対し並列になる。第2のステップで、ロータの回転方向に続いている第2の界磁コイルの位相接続部を付設のスイッチを介して短絡させ、その結果制動電流が第2の界磁コイルを介して流れ、直列回路としての第3および第1の界磁コイルは第2の界磁コイルに対し並列になる。第3のステップで、第3の界磁コイルの位相接続部を付設のスイッチを介して短絡させ、その結果制動電流が第3の界磁コイルを介して流れ、直列回路としての第1および第2の界磁コイルは第3の界磁コイルに対し並列になる。これらのステップを、すなわちロータの回転位置に依存して位相短絡を位相接続部U,V,Wを介して時間系列で反復スイッチングするステップを、ロータが所定の下限回転数に達するか、または、ロータが制動されて停止するまでの間続行する。
図14には、制動時間と回転数との関係が図示されている。上の線は、「ハードな短絡」のケース、すなわち位相接続部U,V,Wを同時に互いに継続的に短絡させるケースでの制動時間と回転数との関係を表わしている。下の線は、本発明による「短絡制御」を表わすもので、すなわち制動中に、誘導電圧の最大値が印加されている界磁コイルを短絡させるケースを表わしている。これにより制動時間が著しく短くなっていることが明らかであり、特にたとえば10000回転/分の高回転数ではほぼ50%の制動時間に短縮されている。
手で操縦される可搬式作業機の他の実施形態を図15に示す。ここに示した作業機は剪定ばさみ機40であり、後部ハンドグリップ42と前部湾曲グリップ43とを備え、前部湾曲グリップ43は作業機の長手方向に対し横方向に位置している。剪定ばさみ機40のケーシング41内にはバッテリーパック45が挿入され、バッテリーパック45は図13でパワーチェーンソー30に対し説明した態様で駆動原動機を駆動し、駆動原動機は電動装置を介して工具46を駆動する。工具46は、本実施形態ではカッティングバー47である。湾曲グリップ43は、互いに相対移動可能な2つの部分シェル44と48から成っている。利用者が手で湾曲グリップ43を把持すると、部分シェル44と48は互いに重なりあって移動し、利用者が湾曲グリップ43を把持したことを示す接点をオンする。このいわゆる両手型安全装置は、利用者が剪定ばさみ機40を規定どおりに把持したときだけ作動するよう保証している。片手が後部ハンドグリップまたは前部湾曲グリップから離れると、対応する接点がスイッチングされて制御ユニットがモータを停止させる。この場合も本発明による短絡制御方法を使用できる。工具46は非常に短い制動時間で停止する。
界磁コイル3,4,5は、最大制動電流を得るためにダイレクトに短絡させることができる。図9に示したように、1つの界磁コイルを制動抵抗器50を介して短絡させるのが合目的である。この種の制動抵抗器により、発生する短絡電流の緩衝または制限が得られ、電気的に部品にやさしいので合目的である。
1 電子整流型電動機
2 ステータ
3,4,5 界磁コイル
9 ロータ
21 磁場
H1,H2,H3,L1,L2,L3 スイッチ
U,V,W 位相接続部
誘導電圧

Claims (17)

  1. ステータ(2)とロータ(9)とを備えた電気駆動原動機を制動する方法であって、前記電気駆動原動機の前記ステータ(2)が、その周部に、互いに空間的に間隔をもって位置する複数の界磁コイル(3,4,5)を担持し、これら界磁コイルが少なくとも3つの原動機位相のための電気位相接続部(U,V,W)を有し、前記ロータ(9)を駆動する回転電磁場を生成させるため、前記電気位相接続部(U,V,W)に電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)を介して供給電圧(U)が供給され、前記電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)が制御ユニット(12)により操作され、該制御ユニットが前記ロータ(9)の回転位置に依存して前記電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)閉じ、回転している前記ロータ(9)を前記電気位相接続部(U,V,W)の短絡によって制動するために制動電流(I)を生成させるようにした前記方法において、
    前記ロータ(9)を制動するため、前記電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)を介して前記界磁コイル(3,4,5)のそれぞれ2つの前記位相接続部(U−V,V−W,W−U)の間に所定の時間系列で位相短絡を形成させ、他の前記位相接続部(W,U,V)を開いたままにし、前記電子スイッチ(H1,H2,H3,L1,L2,L3)を介して短絡させる前記位相接続部(U−V,V−W,W−U)は、回転している前記ロータ(9)の磁場(21)によって生成される誘導電圧(U)がその最大値を通るような前記界磁コイル(3,4,5)が短絡されるように、前記ロータ(9)の回転位置に対応して選定されることを特徴とする方法。
  2. 誘導電圧(U)が電気角で40゜ないし70゜の後でゼロ通過点(N)を通過した界磁コイル(3,4,5)を短絡させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記電気角が60゜であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 1つの位相短絡から次の位相短絡への切換えをそれぞれ60゜の電気角の後に行なうことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 回転磁場を生成させるため、複数の前記界磁コイル(3,4,5)を3相モータ内で互いに接続させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 以下の一連の方法ステップを含み、すなわち
    第1の界磁コイル(5)の位相接続部(U,V)を付設のスイッチ(H1,H2,L1,L2)を介して短絡させ、その結果制動電流(I)が前記第1の界磁コイル(5)を介して流れ、直列回路としての第2および第3の界磁コイル(3,4)が前記第1の界磁コイル(5)に対し並列に位置する第1の方法ステップと、
    前記ロータ(9)の機械的回転方向(20)とは逆方向に続く第2の界磁コイル(3)の位相接続部(V,W)を付設のスイッチ(H1,H3,L1,L3)を介して短絡させ、その結果制動電流(I)が前記第2の界磁コイル(3)を介して流れ、直列回路としての第3および前記第1の界磁コイル(4,5)が前記第2の界磁コイル(3)に対し並列に位置する第2の方法ステップと、
    前記ロータ(9)の前記機械的回転方向(20)とは逆方向に続く前記第3の界磁コイル(4)の位相接続部(W,U)を付設のスイッチ(H2,H3,L2,L3)を介して短絡させ、その結果制動電流(I)が前記第3の界磁コイル(4)を介して流れ、直列回路としての前記第1および前記第2の界磁コイル(3,5)が前記第3の界磁コイル(4)に対し並列に位置する第3の方法ステップと、
    前記ロータ(9)の回転数が所定の下限回転数に達するまで、該ロータ(9)の回転位置に依存して位相短絡を時間系列で反復する方法ステップと
    を含んでいることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ロータ(9)の1回の電気回転にわたって各界磁コイル(3,4,5)を2回短絡させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 1つの界磁コイル(3,4,5)の位相接続部(U,V,W)をスイッチ(H1,H2,H3)を介して供給電圧(U)のハイサイドへ接続させ、スイッチ(L1,L2,L3)を介して前記供給電圧(U)のロウサイドへ接続させ、前記ロータ(9)の1回の電気回転にわたって1つの界磁コイル(3,4,5)の位相接続部(U,V,W)をロウサイドの前記スイッチを介して1回短絡させ、且つハイサイドの前記スイッチ(H1,H2,H3)を介して1回短絡させることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ロータ(9)を制動するため、1つの界磁コイル(3,4,5)を第1の短絡の際にハイサイドの前記スイッチ(H1,H2,H3)を介して短絡させ、次の短絡の際にロウサイドの前記スイッチ(L1,L2,L3)を介して短絡させることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記界磁コイル(3,4,5)を三角回路(6)内に電気接続させ、2つの界磁コイル(3,4,5)の間にそれぞれ1つの位相接続部(U,V,W)があり、該1つの位相接続部は、位相短絡の際に第1の界磁コイル(3,4,5)が他の界磁コイル(3,4,5)の直列回路に対し電気的に並列に位置するように、位置していることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ロータ(9)を停止まで制動することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ロータ(9)の回転位置をセンサを介して確定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  13. 前記センサがホールセンサ(17,18,19)であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ロータ(9)の回転位置をセンサなしで確定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  15. 前記ロータ(9)の回転位置を、前記界磁コイル(3,4,5)内に誘導される電圧(U,U,U)または誘導される電流の大きさおよび/または推移を介して確定することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 工具のための電気駆動原動機を備えた作業機において、前記工具(36,46)を駆動する前記電気駆動原動機を停止させるための安全制動装置として請求項1に記載の方法を使用することを特徴とする作業機。
  17. 前記作業機が手で操縦される可搬式作業機であることを特徴とする、請求項16に記載の作業機。
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