JP2015062943A - レーザ加工装置、レーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ加工装置において、十分な出力のもとで被加工物に2つの集光点を形成してレーザ加工を施す。
【解決手段】本発明に係るレーザ加工装置は、第一の波長の第一レーザビームLB1を発生させる第一レーザビーム発生手段50と、第一の波長より長波長の第二の波長の第二レーザビームLB2を発生させる第二レーザビーム発生手段60とを有し、第一レーザビームLB1と第二レーザビームLB2との屈折率の差による焦点深度の差を利用してそれぞれのレーザビームを異なる集光点11,12に集光させるため、複数の集光点11,12に十分な出力のレーザビームを集光してレーザ加工を施すことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、2焦点を形成することができるレーザ加工装置、及びそのレーザ加工装置を用いたレーザ加工方法に関する。
ウェーハ状の被加工物の内部にレーザビームを集光して改質層を形成した後、被加工物に対して外力を加えることにより被加工物を分割する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、かかる技術を用いて厚い被加工物を分割するには、被加工物の厚み方向に複数の改質層を形成する必要があるため、そのような場合における加工時間を短縮するために、被加工物の内部に複数の集光点を形成した状態でレーザ加工を施すことを可能とするレーザ加工装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3408805号公報 特開2005−028438号公報
しかし、特許文献2に記載されたレーザ加工装置のように、レーザ発生手段から発生されたレーザビームを分岐させて複数の集光点に集光させる形態では、各集光点に集光されるレーザビームの出力は、レーザ発生手段において発生した時点の出力よりも小さくなるため、十分な加工を施せないおそれがある。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、その目的は、レーザ加工装置において、十分な出力のもとで被加工物に2つの集光点を形成してレーザ加工を施すことを可能とすることにある。
第一の発明は、レーザ加工装置であって、被加工物を保持する保持手段と、保持手段で保持された被加工物に対して透過性を有するレーザビームを照射するレーザビーム照射機構と、を備え、レーザビーム照射機構は、第一の波長の第一レーザビームを発生させる第一レーザビーム発生手段と、第一の波長より長波長の第二の波長の第二レーザビームを発生させる第二レーザビーム発生手段と、第一レーザビームと第二レーザビームとを集光する集光レンズと、を有し、集光レンズは、第一レーザビームと第二レーザビームとの波長の違いによって生じる屈折率の差によって保持手段で保持された被加工物中で異なる集光点に第一レーザビームと第二レーザビームとをそれぞれ集光することを特徴とする。
上記レーザ加工装置においては、第一レーザビーム発生手段と第二レーザビーム発生手段とは、第一レーザビームと第二レーザビームとを発生させる多波長レーザビーム発生手段により構成することができる。
第二の発明は、上記レーザ加工装置を用いて被加工物にレーザ加工を施すレーザ加工方法であって、保持手段で被加工物を保持する保持ステップと、第一レーザビームを集光レンズで集光した第一集光点を保持手段で保持された被加工物の内部に位置付けた状態で被加工物に第一レーザビームを照射して第一改質領域を形成する第一改質領域形成ステップと、第二レーザビームを集光レンズで集光した第二集光点を保持手段で保持された被加工物の内部であって第一集光点よりも集光レンズから離反する位置に位置付けた状態で被加工物に第二レーザビームを照射して第二改質領域を形成する第二改質領域形成ステップと、を備える。
上記レーザ加工方法において、被加工物には複数の加工予定ラインが設定され、加工予定ラインに対して第一改質領域形成ステップと第二改質領域形成ステップとを交互に複数回実施することで、加工予定ラインに沿って第一改質領域と第二改質領域とを形成することが望ましい。
本発明に係るレーザ加工装置は、第一の波長の第一レーザビームを発生させる第一レーザビーム発生手段と、第一の波長より長波長の第二の波長の第二レーザビームを発生させる第二レーザビーム発生手段とを有し、第一レーザビームと第二レーザビームとの屈折率の差による焦点深度の差を利用してそれぞれのレーザビームを異なる集光点に集光させるため、複数の集光点に十分な出力のレーザビームを集光してレーザ加工を施すことができる。
また、第一レーザビーム発生手段と第二レーザビーム発生手段とが多波長レーザビーム発生手段からなることで、よりコンパクトに装置を構成できる。
本発明に係るレーザ加工方法は、第一集光点を被加工物の内部に位置付けた状態で被加工物に第一レーザビームを照射して第一改質領域を形成する第一改質領域形成ステップと、第二集光点を被加工物の内部であって第一集光点よりも集光レンズから離反する位置に位置付けた状態で被加工物に第二レーザビームを照射して第二改質領域を形成する第二改質領域形成ステップとから構成されるため、厚い被加工物の異なる集光点に十分な出力を有するレーザビームを集光して複数の改質領域を形成することができる。
また、第一改質領域形成ステップと第二改質領域形成ステップとを交互に実施することで、レーザビームの照射によって被加工物が加熱された後、冷却されてから次のレーザビームが照射されるよう制御することができ、被加工物が熱ダメージを受けるのを防止することができる。
レーザ加工装置を示す斜視図。 レーザ照射機構の第一例を示す断面図。 第一レーザビーム発生手段及び第二レーザビーム発生手段の構成を示すブロック図。 第一レーザビーム及び第二レーザビームの第一例を示す波形図。 第一レーザビーム及び第二レーザビームの第二例を示す波形図。 レーザ照射機構の第一例を示す断面図。 多波長ビーム発生手段の構成を示す断面図。
図1に示すレーザ加工装置1は、保持手段10に保持された被加工物に対してレーザビーム照射機構40がレーザビームを照射してレーザ加工を施す装置である。レーザビーム照射機構40には、被加工物を撮像してレーザビームを照射すべき位置を検出する検出手段45を備えている。
保持手段10は、被加工物を保持して回転可能となっている。また、保持手段10は、X軸方向送り手段20によって駆動されてX軸方向に移動可能となっているとともに、Y軸方向送り手段30によって駆動されてY軸方向に移動可能となっている。
X軸方向送り手段20は、X軸方向にのびるボールネジ21と、ボールネジ21の一端に接続されたモータ22と、ボールネジ21と平行にのびる一対のガイドレール23と、図示しない内部のナットがボールネジ21に螺合するとともに下部がガイドレール23に摺接する移動基台24とを備えており、モータ22によって駆動されてボールネジ21が回動することにより、移動基台24がガイドレール23にガイドされてX軸方向に移動し、保持手段10及びY軸方向送り手段30をX軸方向に移動させることができる。
Y軸方向送り手段30は、Y軸方向にのびるボールネジ31と、ボールネジ31の一端に接続されたモータ32と、ボールネジ31と平行に配設された一対のガイドレール33と、図示しない内部のナットがボールネジ31に螺合するとともに下部がガイドレール33に摺接する移動基台34とを備えており、モータ32によって駆動されてボールネジ31が回動することにより、移動基台34がガイドレール33にガイドされてY軸方向に移動し、移動基台34の上に配設された保持手段10をY軸方向に移動させることができる。
レーザビーム照射機構40は、保持手段10に保持された被加工物に対して透過性を有するレーザビームを照射するもので、図2に示すように、第一の波長(例えば1064nm)の第一レーザビームを発生させる第一レーザビーム発生手段50と、第一の波長より長波長の第二の波長(例えば1300nm)の第二レーザビームを発生させる第二レーザビーム発生手段60とを備えている。なお、第一の波長及び第二の波長は、上記例には限定されず、被加工物に応じて適宜設定する。
レーザビーム照射機構40には、第一反射ミラー41と、第二反射ミラー42と、ハーフミラー43とを備えている。また、保持テーブル10に保持された被加工物Wの上面W1に対向する位置には、集光レンズ44が配設されている。第一レーザビーム発生手段50において発生する第一レーザビームLB1は、ハーフミラー43を透過し、第二反射ミラー42において正反射して集光レンズ44に導かれる。一方、第二レーザビーム発生手段60において発生する第二レーザビームLB2は、第一反射ミラー41、ハーフミラー43及び第二反射ミラー43においてそれぞれ正反射して集光レンズ44に導かれる。集光レンズ44においては、第一レーザビームLB1及び第二レーザビームLB2をそれぞれ集光する。
図3に示すように、第一レーザビーム発生手段50は、第一の波長の第一レーザビームLB1を発振する第一レーザ発振器51と、第一レーザビームLB1の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段52と、第一レーザビームLB1のパルス幅を設定するパルス幅調整手段53と、第一レーザビームLB1の出力を調整するパワー調整手段54とを備えている。一方、第二レーザビーム発生手段60は、第一の波長よりも長波長の第二の波長の第二レーザビームLB2を発振する第二レーザ発振器61と、第二レーザビームLB2の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段62と、第二レーザビームLB2のパルス幅を設定するパルス幅調整手段63と、第二レーザビームLB2の出力を調整するパワー調整手段64とを備えている。
次に、図1−図3に示したレーザ加工装置1を用い、保持手段10に保持された被加工物Wの内部に改質領域を形成する加工を行う方法について、工程順に説明する。
(1)保持ステップ
最初に、図1に示すように、レーザビームを入射させる方の面である裏面W1を上方に露出させた状態で、加工しようとする被加工物Wの表面W2側を保持手段10において保持する。被加工物Wの表面W1には、縦横に加工予定ラインLが設定されている。
(2)第一改質領域形成ステップ
次に、図1に示したX軸方向送り手段20及びY軸方向送り手段30によって保持手段10をX軸方向及びY軸方向に移動させることにより、図1に示した検出手段45の下方に被加工物Wを位置付け、レーザビームを照射すべき位置をIRカメラを有した検出手段45が検出する。
第一レーザビーム発生手段50においては、繰り返し周波数設定手段52及びパルス幅調整手段53によってレーザビームLB1の繰り返し周波数及びパルス幅がそれぞれ所定の値に設定される。そして、図2に示したように、保持手段10をX軸方向に移動させながら、所定の繰り返し周波数及びパルス幅を有するとともに1064nmの波長を有する第一レーザビームLB1が集光レンズ44によって第一集光点11に集光されて被加工物Wの内部に照射され、第一改質領域111が形成される。
(3)第二改質領域形成ステップ
検出手段45によってレーザビームを照射すべき位置が検出された後、上記第一改質領域形成ステップと同様に、第二レーザビームLB2を被加工物Wに対して照射する。すなわち、第二レーザビーム発生手段60において、繰り返し周波数設定手段62及びパルス幅調整手段63によってレーザビームLB2の繰り返し周波数及びパルス幅がそれぞれ所定の値に設定され、図2に示したように、保持手段10をX軸方向に移動させながら、所定の繰り返し周波数及びパルス幅を有するとともに1300nmの波長を有する第二レーザビームLB2が集光レンズ44によって第二集光点12に集光されて被加工物Wの内部に照射され、第二改質領域121が形成される。
第二レーザビームLB2は、第一レーザビームLB1と同一の集光レンズ44によって集光されるが、第一レーザビームLB1とは波長が異なるため、集光レンズ44における屈折率も第一レーザビームLB1とは異なる。したがって、集光レンズ44は、第一レーザビームLB1と第二レーザビームLB2との波長の違いによって生じる屈折率の差によって、被加工物W中で厚み方向の位置が異なる集光点に第一レーザビームLB1と第二レーザビームLB2とをそれぞれ集光する。詳しくは、波長が長いほど屈折率が小さいため、第二集光点12は、第一集光点11よりも集光レンズ44から離反する位置となる。このように、第一レーザビームLB1と第二レーザビームLB2との波長の差による焦点深度の差を利用してそれぞれのレーザビームを異なる集光点に集光させるため、複数の集光点に十分な出力のレーザビームを集光してレーザ加工を施すことができる。したがって、厚い被加工物の異なる集光点に十分な出力を有するレーザビームを集光して複数の改質領域を形成することができる。
第一改質領域形成ステップと第二改質領域形成ステップとは、同時に実施することもできるし、交互に実施することもできる。例えば、図4に示すように、レーザビームLB1及びレーザビームLB2の繰り返し周波数を等しくし、かつ、照射タイミングを合わせることにより、第一改質領域形成ステップと第二改質領域形成ステップとを同時に実施することができる。
一方、図5に示すように、第一改質領域形成ステップと第二改質領域形成ステップとを交互に実施する場合は、繰り返し周波数を同一にしつつ、図5に示す時間tだけ照射タイミングをずらすと、第一改質領域形成ステップと第二改質領域形成ステップとを交互に並行して実施することができる。時間tは、例えば100〜500[μsec]とする。この時間tのずれがあることにより、第一レーザビームLB1の照射により被加工物Wが加熱された後に冷却されてから次の第二レーザビームLB2を照射することができるため、被加工物Wが熱によるダメージを受けるのを防止することができる。
図2に示したレーザビーム照射機構40に代えて、図6に示すレーザビーム照射機構40aを使用することもできる。このレーザビーム照射機構40aは、多波長ビーム発生手段70と、多波長ビーム発生手段70において発生したレーザビームを正反射させる反射ミラー42と、反射ミラー42で正反射したレーザビームを集光する集光レンズ44とを備えている。
多波長ビーム発生手段70は、第一の波長の第一レーザビームを発生させる第一レーザビーム発生手段71と、第一の波長より長波長の第二の波長の第二レーザビームを発生させる第二レーザビーム発生手段72とを備え、多波長レーザビームを発生させる機能を有しており、第一レーザビームと第二レーザビームとをタイミングをずらして出射することができる。
図7に示すように、多波長ビーム発生手段70は、レーザビームを発振する多波長レーザビーム発振器73と、多波長レーザビーム発振器73が発振するレーザビームの波長を切り替える波長切り替え手段74と、多波長レーザビーム発振器73が発振するレーザビームの繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段75と、多波長レーザビーム発振器73が発振するレーザビームのパルス幅を設定するパルス幅調整手段76と、多波長レーザビーム発振器73が発振するレーザビームの出力を調整するパワー調整手段77とを備えている。
多波長ビーム発生手段70は、例えば図5に示したように、第一レーザビームLB1と第二レーザビームLB2とを交互に被加工物Wに照射することにより、第一レーザビームLB1の照射により被加工物Wが加熱された後に冷却されてから次の第二レーザビームLB2を照射することができるため、被加工物Wが熱によるダメージを受けるのを防止することができる。また、多波長ビーム発生手段70が第一レーザビーム発生手段71と第二レーザビーム発生手段72とを備えることで、よりコンパクトに装置を構成することができる。
1:レーザ加工装置
10:保持手段
11:第一集光点 12:第二集光点
111:第一改質領域 121:第二改質領域
20:X軸方向送り手段
21:ボールネジ 22:モータ 23:ガイドレール 24:移動基台
30:Y軸方向送り手段
31:ボールネジ 32:モータ 33:ガイドレール 34:移動基台
40:レーザビーム照射機構
41:第一反射ミラー 42:第二反射ミラー 43:ハーフミラー 44:集光レンズ
45:検出手段
50:第一レーザビーム発生手段
51:第一レーザ発振器 52:周波数設定手段 53:パルス幅調整手段
54:パワー調整手段
60:第二レーザビーム発生手段
61:第二レーザ発振器 62:周波数設定手段 63:パルス幅調整手段
64:パワー調整手段
40a:レーザビーム照射機構
70:多波長ビーム発生手段
71:第一レーザビーム発生手段 72:第二レーザビーム発生手段
73:多波長レーザビーム発振器 74:波長切り替え手段
75:繰り返し周波数設定手段 76:パルス幅調整手段 77:パワー調整手段
LB1:第一レーザビーム LB2:第二レーザビーム
W:被加工物
W1:表面 L:加工予定ライン
W2:裏面

Claims (4)

  1. レーザ加工装置であって、
    被加工物を保持する保持手段と、
    該保持手段で保持された被加工物に対して透過性を有するレーザビームを照射するレーザビーム照射機構と、を備え、
    該レーザビーム照射機構は、
    第一の波長の第一レーザビームを発生させる第一レーザビーム発生手段と、
    該第一の波長より長波長の第二の波長の第二レーザビームを発生させる第二レーザビーム発生手段と、
    該第一レーザビームと該第二レーザビームとを集光する集光レンズと、を有し、
    該集光レンズは、該第一レーザビームと該第二レーザビームとの波長の違いによって生じる屈折率の差によって該保持手段で保持された被加工物中で異なる集光点に該第一レーザビームと該第二レーザビームとをそれぞれ集光することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 該第一レーザビーム発生手段と該第二レーザビーム発生手段とは、
    該第一レーザビームと該第二レーザビームとを発生させる多波長レーザビーム発生手段からなる、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 請求項1または2に記載のレーザ加工装置を用いて被加工物にレーザ加工を施すレーザ加工方法であって、
    保持手段で被加工物を保持する保持ステップと、
    該第一レーザビームを該集光レンズで集光した第一集光点を該保持手段で保持された被加工物の内部に位置付けた状態で被加工物に該第一レーザビームを照射して第一改質領域を形成する第一改質領域形成ステップと、
    該第二レーザビームを該集光レンズで集光した第二集光点を該保持手段で保持された被加工物の内部であって該第一集光点よりも該集光レンズから離反する位置に位置付けた状態で被加工物に該第二レーザビームを照射して第二改質領域を形成する第二改質領域形成ステップと、を備えたレーザ加工方法。
  4. 被加工物には複数の加工予定ラインが設定され、
    該加工予定ラインに対して該第一改質領域形成ステップと該第二改質領域形成ステップとを交互に複数回実施することで、該加工予定ラインに沿って該第一改質領域と該第二改質領域とを形成する、請求項3に記載のレーザ加工方法。
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