JP2015061996A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】家屋内での熱中症を防止することができる空気調和機を提供すること。【解決手段】本発明の空気調和機は、室温を検知する室温検知手段と、相対湿度を検知する相対湿度検知手段とを備え、前記室温検知手段が検知した室温が、前記相対湿度検知手段が検知した相対湿度が低下するにしたがって上昇する所定温度以上となる熱中症の危険領域となった場合、強制的に冷房運転を行うものである。これによって、家屋内での熱中症を防止することができる。【選択図】図14

Description

本発明は、人体検知センサを備えた空気調和機に関する。
従来、空気調和機に人体検知センサを搭載し、空気調和機の運転中に人の在否を検知して、不在が確認されると、通常運転時より消費電力が少ない省電力運転を行ったりする制御技術が存在した(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−224132号公報
しかしながら、空気調和機においては、空調運転の制御に、更なる改善の余地を有していた。人間は老年期に入ると、室温の変化に鈍感になってしまい、知らず知らずのうちに熱中症の危険性が増加してしまうという社会的な問題がある。
本発明は、家屋内での熱中症を防止することができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明は、室温を検知する室温検知手段と、相対湿度を検知する相対湿度検知手段とを備え、室温検知手段が検知した室温が、相対湿度検知手段が検知した相対湿度が低下するにしたがって上昇する所定温度以上となる熱中症の危険領域となった場合、強制的に冷房運転を行うことにより、家屋内での熱中症を防止することができる。
本発明は、家屋内での熱中症を防止することができる空気調和機を提供することができる。
本発明に係る空気調和機の室内機の正面図 図1の室内機の縦断面図 可動前面パネルが前面開口部を開放するとともに、上下羽根が吹出口を開放した状態の図1の室内機の縦断面図 上下羽根を構成する下羽根を下向きに設定した状態の図1の室内機の縦断面図 図1の室内機に設けられた人体検知装置を構成するセンサユニットで検知される人位置判別領域を示す概略図 図5に示される各領域に領域特性を設定するためのフローチャート 図5に示される各領域における人の在否を最終的に判定するフローチャート 各センサユニットによる人の在否判定を示すタイミングチャート 図1の室内機が設置された住居の概略平面図 図9の住居における各センサユニットの長期累積結果を示すグラフ図 図1の室内機が設置された別の住居の概略平面図 図11の住居における各センサユニットの長期累積結果を示すグラフ図 本発明の実施の形態における室温と相対湿度による熱中症危険領域の定義図 本発明の実施の形態における熱中症対策を実施するためのフローチャート 本発明の実施の形態における効果に関する、従来制御との比較を行った室温と時間のグラフ図
第1の発明の空気調和機は、室温を検知する室温検知手段と、相対湿度を検知する相対湿度検知手段とを備え、室温検知手段が検知した室温が、相対湿度検知手段が検知した相対湿度が低下するにしたがって上昇する所定温度以上となる熱中症の危険領域となった場合、強制的に冷房運転を行うことにより、家屋内での熱中症を防止することができる。
第2の発明の空気調和機は、特に第1の発明において、人の在否を検知する人体検知センサを備え、人体検知センサが人の存在を検知した場合に、室温検知手段が検知した室温が、熱中症の危険領域となっているかを判定することにより、省エネ効果を向上させることができる。
第3の発明の空気調和機は、特に第1の発明において、危険領域は、操作装置で変更可能であるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
一般家庭で使用される空気調和機は、通常冷媒配管で互いに接続された室外機と室内機とで構成されており、図1乃至図4は、本発明に係る空気調和機の室内機を示している。
室内機は、本体2と、本体2の前面開口部2aを開閉自在の可動前面パネル(以下、単に前面パネルという)4を有しており、空気調和機停止時は、前面パネル4は本体2に密着して前面開口部2aを閉じているのに対し、空気調和機運転時は、前面パネル4は本体2から離反する方向に移動して前面開口部2aを開放する。なお、図1及び図2は前面パネル4が前面開口部2aを閉じた状態を示しており、図3及び図4は前面パネル4が前面開口部2aを開放した状態を示している。
図1乃至図4に示されるように、本体2の内部には、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気を熱交換する熱交換器6と、熱交換器6で熱交換された空気を搬送するための室内ファン8と、室内ファン8により搬送された空気を室内に吹き出す吹出口10を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向変更羽根(以下、単に「上下羽根」という)12と、空気の吹き出し方向を左右に変更する左右風向変更羽根(以下、単に「左右羽根」という)14とを備えており、前面開口部2a及び上面開口部2bと熱交換器6との間には、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ16が設けられている。
また、前面パネル4上部は、その両端部に設けられた2本のアーム18,20を介して本体2上部に連結されており、アーム18に連結された駆動モータ(図示せず)を駆動制御することで、空気調和機運転時、前面パネル4は空気調和機停止時の位置(前面開口部2aの閉塞位置)から前方斜め上方に向かって移動する。
さらに、上下羽根12は、上羽根12aと下羽根12bとで構成されており、それぞれ
本体2下部に揺動自在に取り付けられている。上羽根12a及び下羽根12bは、別々の駆動源(例えば、ステッピングモータ)に連結されており、室内機に内蔵された制御装置(例えば、図示しないマイコン)によりそれぞれ独立して角度制御される。また、図3及び図4から明らかなように、下羽根12bの変更可能な角度範囲は、上羽根12aの変更可能な角度範囲より大きく設定されている。
また、上下羽根12は3枚以上の上下羽根で構成することも可能で、この場合、少なくとも2枚(特に、最も上方に位置する羽根と最も下方に位置する羽根)は独立して角度制御できるのが好ましい。
また、左右羽根14は、室内機の中心から左右に5枚ずつ配置された合計10枚の羽根で構成されており、それぞれ本体2の下部に揺動自在に取り付けられている。また、左右の5枚を一つの単位として別々の駆動源(例えば、ステッピングモータ)に連結されており、室内機に内蔵された制御装置により左右5枚の羽根がそれぞれ独立して角度制御される。
また、吸込みセンサ101は、熱交換器6の上部に配置されており、室温、あるいは室温に比例した温度を検出することができる。
さらに、相対湿度センサ102は、室内機本体2のいずれかの場所に配置されるが、室内の相対湿度を検出するセンサであり、吸込みセンサ近傍に配置されることが好ましい。
図1に示されるように、前面パネル4の上部には、複数(例えば、三つ)の固定式センサユニット24,26,28が人体検知装置として取り付けられており、これらのセンサユニット24,26,28は、図3及び図4に示されるように、センサホルダ36に保持されている。
各センサユニット24,26,28は、回路基板と、回路基板に取り付けられたレンズと、レンズの内部に実装された人体検知センサとで構成されている。また、人体検知センサは、例えば人体から放射される赤外線を検知することにより人の在否を検知する焦電型赤外線センサにより構成されており、赤外線センサが検知する赤外線量の変化に応じて出力されるパルス信号に基づいて回路基板により人の在否が判定される。すなわち、回路基板は人の在否判定を行う在否判定手段として作用する。
なお、本実施の形態において、人体検知センサは固定されたタイプのものを例としてあげたが、これに限定されることはなく、例えば、左右に首振りタイプの駆動式の人体検知センサであってもよい。
図5は、センサユニット24,26,28で検知される人位置判別領域を示しており、センサユニット24,26,28は、それぞれ次の領域に人がいるかどうかを検知することができる。また、センサユニット24:領域A+B+C+D、センサユニット26:領域B+C+E+F、センサユニット28:領域C+D+F+Gを検知するものとする。
すなわち、本発明に係る空気調和機の室内機においては、各センサユニット24,26,28で検知できる領域が一部重なっており、領域A〜Gの数よりも少ない数のセンサユニットを使用して各領域A〜Gにおける人の在否を検知するようにしている。表1は、各センサユニット24,26,28の出力と、在判定領域(人がいると判定された領域)との関係を示している。なお、表1及び以下の説明ではセンサユニット24,26,28を第1のセンサ24、第2のセンサ26、第3のセンサ28という。
図6は、第1乃至第3のセンサ24,26,28を使用して、領域A〜Gの各々に後述する領域特性を設定するためのフローチャートで、図7は、第1乃至第3のセンサ24,26,28を使用して、領域A〜Gのどの領域に人がいるか否かを判定するフローチャートであり、これらのフローチャートを参照しながら人の位置判定方法について以下説明する。
ステップS1において、所定の周期T1(例えば、5秒)で各領域における人の在否がまず判定されるが、この判定方法につき、領域A,B,Cにおける人の在否を判定する場合を例にとり、図8を参照しながら説明する。
図8に示されるように、時間t1の直前の周期T1において第1乃至第3のセンサ24,26,28がいずれもOFF(パルス無し)の場合、時間t1において領域A,B,Cに人はいないと判定する(A=0,B=0,C=0)。次に、時間t1から周期T1後の時間t2までの間に第1のセンサ24のみON信号を出力し(パルス有り)、第2及び第3のセンサ26,28がOFFの場合、時間t2において領域Aに人がいて、領域B,Cには人がいないと判定する(A=1,B=0,C=0)。さらに、時間t2から周期T1後の時間t3までの間に第1及び第2のセンサ24,26がON信号を出力し、第3のセンサ28がOFFの場合、時間t3において領域Bに人がいて、領域A、Cには人がいないと判定する(A=0,B=1,C=0)。以下、同様に周期T1毎に各領域A,B,Cにおける人の在否が判定される。
この判定結果に基づいて各領域A〜Gを、人が良くいる第1の領域(良くいる場所)、人のいる時間が短い第2の領域(人が単に通過する領域、滞在時間の短い領域等の通過領域)、人のいる時間が非常に短い第3の領域(壁、窓等人が殆ど行かない非生活領域)とに判別する。以下、第1の領域、第2の領域、第3の領域をそれぞれ、生活区分1、生活区分2、生活区分3といい、生活区分1、生活区分2、生活区分3はそれぞれ、領域特性1の領域、領域特性2の領域、領域特性3の領域ということもできる。また、生活区分1(領域特性1)、生活区分2(領域特性2)を併せて生活領域(人が生活する領域)とし、これに対し、生活区分3(領域特性3)を非生活領域(人が生活しない領域)とし、人の在否の頻度により生活の領域を大きく分類してもよい。
この判別は、図6のフローチャートにおけるステップS3以降で行われ、この判別方法について図9及び図10を参照しながら説明する。
図9は、一つの和室とLD(居間兼食事室)と台所とからなる1LDKのLDに本発明に係る空気調和機の室内機を設置した場合を示しており、図9における楕円で示される領域は被験者が申告した良くいる場所を示している。
上述したように、周期T1毎に各領域A〜Gにおける人の在否が判定されるが、周期T1の反応結果(判定)として1(反応有り)あるいは0(反応無し)を出力し、これを複数回繰り返した後、ステップS2において、全てのセンサ出力をクリアする。
ステップS3において、所定の空調機の累積運転時間が経過したかどうかを判定する。ステップS3において所定時間が経過していないと判定されると、ステップS1に戻る一方、所定時間が経過したと判定されると、各領域A〜Gにおける当該所定時間に累積した反応結果を二つの閾値と比較することにより各領域A〜Gをそれぞれ生活区分I〜IIIのいずれかに判別する。
長期累積結果を示す図10を参照してさらに詳述すると、第1の閾値及び第1の閾値より小さい第2の閾値を設定して、ステップS4において、各領域A〜Gの長期累積結果が第1の閾値より多いかどうかを判定し、多いと判定された領域はステップS5において生活区分Iと判別する。また、ステップS4において、各領域A〜Gの長期累積結果が第1の閾値より少ないと判定されると、ステップS6において、各領域A〜Gの長期累積結果が第2の閾値より多いかどうかを判定し、多いと判定された領域は、ステップS7において生活区分IIと判別する一方、少ないと判定された領域は、ステップS8において生活区分IIIと判別する。
図10の例では、領域C,D,Gが生活区分Iとして判別され、領域B,Fが生活区分IIとして判別され、領域A,Eが生活区分IIIとして判別される。
また、図11は別の1LDKのLDに本発明に係る空気調和機の室内機を設置した場合を示しており、図12はこの場合の長期累積結果を元に各領域A〜Gを判別した結果を示している。図11の例では、領域B,C,Eが生活区分Iとして判別され、領域A,Fが生活区分IIとして判別され、領域D,Gが生活区分IIIとして判別される。
なお、上述した領域特性(生活区分)の判別は所定時間毎に繰り返されるが、判別すべき室内に配置されたソファー、食卓等を移動することがない限り、判別結果が変わることは殆どない。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、各領域A〜Gにおける人の在否の最終判定について説明する。
ステップS21〜S22は、上述した図6のフローチャートにおけるステップS1〜S2と同じなので、その説明は省略する。ステップS23において、所定数M(例えば、15回)の周期T1の反応結果が得られたかどうかが判定され、周期T1は所定数Mに達していないと判定されると、ステップS21に戻る一方、周期T1が所定数Mに達したと判定されると、ステップS24において、周期T1×Mにおける反応結果の合計を累積反応期間回数として、1回分の累積反応期間回数を算出する。この累積反応期間回数の算出を複数回繰り返し、ステップS25において、所定回数分(例えば、N=4)の累積反応期間回数の算出結果が得られたかどうかが判定され、所定回数に達していないと判定されると、ステップS21に戻る一方、所定回数に達したと判定されると、ステップS26において、既に判別した領域特性と所定回数分の累積反応期間回数を元に各領域A〜Gにおける人の在否を推定する。
なお、ステップS27において累積反応期間回数の算出回数(N)から1を減算してステップS21に戻ることで、所定回数分の累積反応期間回数の算出が繰り返し行われることになる。
表2は最新の1回分(時間T1×M)の反応結果の履歴を示しており、表2中、例えばΣA0は領域Aにおける1回分の累積反応期間回数を意味している。
ここで、ΣA0の直前の1回分の累積反応期間回数をΣA1、さらにその前の1回分の累積反応期間回数をΣA2・・・とし、N=4の場合、過去4回分の履歴(ΣA4、ΣA3、ΣA2、ΣA1)のうち、生活区分Iについては、1回以上の累積反応期間回数が1回でもあれば、人がいると判定する。また、生活区分IIについては、過去4回の履歴のうち、1回以上の累積反応期間回数が2回以上あれば、人がいると判定するとともに、生活区分IIIについては、過去4回の履歴のうち、2回以上の累積反応期間回数が3回以上あれば、人がいると判定する。
次に、上述した人の在否判定から時間T1×M後には、同様に過去の4回分の履歴と生活区分と累積反応期間回数から人の在否の推定が行われる。
すなわち、本発明に係る空気調和機の室内機においては、判別領域A〜Gの数よりも少ない数のセンサを使用して人の在否を推定することから、所定周期毎の推定では人の位置を誤る可能性があるので、重なり領域かどうかに関わらず単独の所定周期では人の位置推定を行うことを避け、所定周期毎の領域判定結果を長期累積した領域特性と、所定周期毎の領域判定結果をN回分累積し、求めた各領域の累積反応期間回数の過去の履歴から人の所在地を推定することで、確率の高い人の位置推定結果を得るようにしている。
表3は、このようにして人の在否を判定し、T1=5秒、M=12回に設定した場合の在推定に要する時間、不在推定に要する時間を示している。
このようにして、本発明に係る空気調和機の室内機により空調すべき領域を第1乃至第3のセンサ24,26,28により複数の領域A〜Gに区分した後、各領域A〜Gの領域特性(生活区分I〜III)を決定し、さらに各領域A〜Gの領域特性に応じて在推定に要する時間、不在推定に要する時間を変更するようにしている。
すなわち、空調設定を変更した後、風が届くまでには1分程度要することから、短時間(例えば、数秒)で空調設定を変更しても快適性を損なうのみならず、人がすぐいなくなるような場所に対しては、省エネの観点からあまり空調を行わないほうが好ましい。そこで、各領域A〜Gにおける人の在否をまず検知し、特に人がいる領域の空調設定を最適化している。
詳述すると、生活区分IIと判別された領域の在否推定に要する時間を標準として、生活区分Iと判別された領域では、生活区分IIと判別された領域より短い時間間隔で人の存在が推定されるのに対し、その領域から人がいなくなった場合には、生活区分IIと判別された領域より長い時間間隔で人の不存在を推定することにより、在推定に要する時間を短く、不在推定に要する時間は長く設定されることになる。逆に、生活区分IIIと判別された領域では、生活区分IIと判別された領域より長い時間間隔で人の存在が推定されるのに対し、その領域から人がいなくなった場合には、生活区分IIと判別された領域より短い時間間隔で人の不存在を推定することにより、在推定に要する時間を長く、不在推定に要する時間は短く設定されることになる。さらに、上述したように長期累積結果によりそれぞれの領域の生活区分は変わり、それに応じて、在推定に要する時間や不在推定に要する時間も可変設定されることになる。
空気調和機が停止中であった場合、断続的に(例えば、5分毎)前述の人体検知センサにより室内に人がいるかどうか確認を行う。また、同様に(5分毎)吸込みセンサ101と相対湿度センサ102によって、室温と相対湿度の確認を行う。
そして検出した結果、図13に示す、危険領域に検知した室温が適合した場合、強制的に冷房運転を実施し、危険領域以下の室温になるように空気調和機を運転する。ただし、図13に示す危険領域は一例であり、危険領域は他の切り分け方でもよい。また、例えばユーザーが、操作装置(例えば、図示しないリモコン)などを用いて、危険領域を変更することを可能としてもよい。
図14に熱中症対策を実施するためのフローチャートを示す。空気調和機の運転が停止された場合、あるいは当初から運転がされていなかった場合、ステップS31において、前回、人、室温、相対湿度を検出してから5分以上経過したかどうかの判断が行われ、そうであればステップS32に進み、そうでなければステップS31に戻る。ステップS32において、人、室温、相対湿度のセンサを動作させ人の存在、不在室温、湿度を検出し、ステップS33に進む。ステップS33において、室内に人が存在しているかどうかの判断が行われ、そうであればステップS34に進み、そうでなければステップS31に戻る。ステップS34において、図13に基づき、検出された室温は危険領域かどうかの判断が行われ、そうであればステップS35に進み、そうでなければステップS31に戻る。ステップS35において、室温が危険領域外になるように冷房運転を行う。
図15に、本発明の効果に関する室温の時間推移のグラフを示す。破線が従来制御、実線が本実施の形態を実行した場合の室温の推移である。破線部は熱中症対策を行わないので、室温が危険領域内にあるのに対し、実践部は熱中症対策を行っており、室温が危険領域外に変化している様子が見て取れる。
以上のように本発明は、人体検知センサを備えた空気調和機に適用することができる。
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
4 前面パネル
6 熱交換器
8 室内ファン
10 吹出口
12 上下羽根
12a 上羽根
12b 下羽根
14 左右羽根
16 フィルタ
101 吸込みセンサ
102 相対湿度センサ

Claims (3)

  1. 室温を検知する室温検知手段と、相対湿度を検知する相対湿度検知手段とを備え、前記室温検知手段が検知した室温が、前記相対湿度検知手段が検知した相対湿度が低下するにしたがって上昇する所定温度以上となる熱中症の危険領域となった場合、強制的に冷房運転を行うことを特徴とした空気調和機。
  2. 人の在否を検知する人体検知センサを備え、前記人体検知センサが人の存在を検知した場合に、前記室温検知手段が検知した室温が、前記熱中症の危険領域となっているかを判定することを特徴とした請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記危険領域は、操作装置で変更可能であることを特徴とした請求項1に記載の空気調和機。
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