JP2015061357A - 非接触電力伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の大型化やコストアップを招くことなく、コイル間のギャップの距離の変化や位置ズレによる共振周波数の変化によるエネルギー伝送効率の劣化を防ぐことができる非接触電力伝送装置を提供する。【解決手段】送電用コイル11と受電用コイル31との間を電磁界共振結合により非接触で電力を伝送する。送電用コイル11の近傍に検出用コイル13を取り付ける。検出用コイル13の検出出力により、共振状態を検出し、検出用コイル13の検出出力に応じて、周波数設定部18により、送電用コイル11に供給する電源の周波数を制御する。【選択図】 図1
Description
本発明は、非接触で電力伝送を行う非接触電力伝送装置に関するものである。
エネルギーを効率的に伝送できる非接触電力伝送装置として、電磁界共振結合を利用したものが知られている(例えば特許文献1および非特許文献1)。電磁界共振結合とは、共振周波数の等しい物体同士がその共振状態において電界または磁界で結合することで、高い伝送効率でエネルギーを伝送できるというものである。
このような電磁界共振結合を利用した非接触電力伝送装置では、送電用コイルと受電用コイルとの間のギャップの距離の変化や位置ズレにより、共振周波数が変化し、エネルギー伝送効率が劣化することがある。
このような電磁界共振結合を利用した非接触電力伝送装置では、送電用コイルと受電用コイルとの間のギャップの距離の変化や位置ズレにより、共振周波数が変化し、エネルギー伝送効率が劣化することがある。
そこで、特許文献1には、送信側や受信側に整合回路を挿入し、インピーダンスの整合を図り、コイル間のギャップの距離の変化や位置ズレによる共振周波数の変化に伴うエネルギー伝送効率の劣化を防ぐようにしたものが記載されている。また、非特許文献1には、コイル間のギャップの距離の変化や位置ズレによる共振周波数の変化に対応させて、電源の周波数を変化させるものが記載されている。
修士論文 「磁界共振結合を用いたkHz帯でのワイヤレス電力伝送の実現と共振周波数追従制御(Realization of Wireless Power Transfer via Magnetic Resonant Coupling in kHz Band and Resonant Frequency Tracking Control)」東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻 37-086473 岡部浩之 指導教員:堀洋一教授、平成22年2月9日提出
しかしながら、特許文献1の非接触電力伝送では、送信側や受信側に整合回路を挿入しているため、回路が複雑化する。また、インピーダンスの整合の調整は複雑であり、処理時間が長くなる。また、非特許文献1の非接触電力伝送では、共振状態の検出に、方向性結合器を使用している。方向性結合器を使用すると、装置が大型化し、また、コストアップとなる。
本発明は、装置の大型化やコストアップを招くことなく、共振周波数の変化によるエネルギー伝送効率の劣化を防ぐことができる非接触電力伝送装置を提供することを課題としている。
本発明の非接触電力伝送装置は、送電用コイルと受電用コイルとの間を電磁界共振結合により非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置であって、送電用コイルの近傍に配置した送電用コイルと電磁結合する位置に配置される検出用コイルと、検出用コイルの検出出力に基づいて、送電用コイルに供給する電源の周波数を制御する周波数制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、コイル間のギャップの距離の変化や位置ズレによる共振周波数の変化に追従させて、電源の周波数を制御することができ、共振状態を維持して、エネルギーを効率的に伝送することができる。
この場合、検出用コイルは、送電用コイルと同軸上に導線を巻回して構成されることが好ましい。
この構成によれば、検出用コイルの検出出力から共振状態を、適切に検出することができる。
この場合、送電用コイルおよび受電用コイルは、板状の磁芯に導線を巻回して構成されることが好ましい。
この構成によれば、送電用コイルと受電用コイルとの位置ズレの影響を軽減できる。
この場合、送電用コイルおよび受電用コイルを構成する磁芯の両端に、ヨークを設けることが好ましい。
この構成によれば、送電用コイルと受電用コイルとの位置ズレの影響を軽減できる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る非接触電力伝送装置について説明する。図1は、実施形態に係る非接触電力伝送装置の構成を示すブロック図であり、同図に示すように、非接触電力伝送装置は、送電側回路1と受電側回路2とを備えている。
図1に示すように、送電側回路1は、送電用コイル11と、コンデンサ12と、検出用コイル13と、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)14および15と、スイッチング素子駆動部16と、パルス発生部17と、周波数設定部18と、レベル検出部19と、制御部20と、コンデンサ21と、を備えている。
送電用コイル11は、図2に示すように、板状の磁芯51に導線52を平面的に巻回したものである。コンデンサ12は、送電用コイル11と直列に接続され、共振回路を構成している。検出用コイル13は、送電用コイル11の送信出力を検出する。検出用コイル13は、図2に示すように、送電用コイル11と電磁結合できるように、送電用コイル11と同軸の磁芯51に、送電用コイル11の巻線に沿って、導線53を巻回して構成されている。
MOSFET14および15は、電源入力端子22および23からの直流電源をスイッチングするスイッチング素子を構成している。スイッチング素子駆動部16は、パルス発生部17からのスイッチングパルスに基づいて、一方がオンのとき他方がオフとなるように、MOSFET14および15を駆動する。
パルス発生部17は、スイッチングパルスを発生する。パルス発生部17で発生されるスイッチングパルスの周波数は、周波数設定部18により設定される。なお、コンデンサ21は、平滑、ノイズ除去用のコンデンサである。
レベル検出部19は、検出用コイル13からの検出出力を検波して、制御部20に送る。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、A/D(Analog to Digital)およびD/A(Digital to Analog)コンバータ等から構成されている。制御部20は、レベル検出部19の検出出力に応じて、周波数設定部18により、パルス発生部17からのスイッチングパルスの周波数を制御する。
一方、受電側回路2は、受電用コイル31と、コンデンサ32と、整流器33と、コンデンサ34と、を備えている。受電用コイル31は、図2に示すように、板状の磁芯61に導線62を平面的に巻回したものである。コンデンサ32は、受電用コイル31と直列に接続され、共振回路を構成している。
整流器33は、受電用コイル31からの電力を整流して、直流電源に変換する。この直流電源は、電源出力端子35および36から出力される。なお、コンデンサ34は、平滑、ノイズ除去用のコンデンサである。
次に、実施形態に係る非接触電力伝送装置の動作について説明する。
図2に示すように、送電側回路1から受電側回路2に電力を伝送する場合、送電用コイル11と受電用コイル31とが、互いの磁芯51および61が平行で、所定のギャップdだけ離間して配置される。送電用コイル11と受電用コイル31との間のギャップdは、例えば110mmである。
図1における電源入力端子22および23には、直流電源(例えば直流48V)が供給される。この直流電源は、MOSFET14および15によりスイッチングされて、送電用コイル11に供給される。MOSFET14および15は、パルス発生部17からスイッチング素子駆動部16を介して供給されるスイッチングパルスにより、一方がオンのときに他方がオフとなるようにスイッチングされる。このスイッチングパルスの周波数は、例えば40kHzである。これにより、送電用コイル11に、所定の周波数でスイッチングされた電源が供給される。
送電用コイル11に所定の周波数でスイッチングされた電源が供給されると、送電用コイル11と受電用コイル31との間に電磁結合が生じ、受電用コイル31に起電力が生じる。この起電力は、整流器33により整流されて直流電源となり、電源出力端子35および36から、直流電源(例えば直流100V)が出力される。
ここで、送電用コイル11と受電用コイル31とは、電磁界共振結合が生じている。このような電磁界共振結合により、エネルギーを効率的に伝送することができる。この電磁界共振結合の共振周波数は、送電用コイル11と受電用コイル31との間のギャップdの距離の変化や位置ズレにより、変化することがある。
そこで、本実施形態では、図2に示したように、送電用コイル11と同軸上に検出用コイル13を設けている。すなわち、送電用コイル11とコンデンサ12とは直列に接続されているので、共振状態では、送電用コイル11に流れる電流は大きくなる。これにより、検出用コイル13に誘起される電圧が高くなる。したがって、検出用コイル13の検出出力から、電磁界共振結合の共振状態を検出することができる。すなわち、共振状態では、検出用コイル13の検出出力は最大となる。
検出用コイル13の検出出力は、レベル検出部19で検波されて、制御部20に入力される。制御部20は、このレベル検出部19の検出出力が最大となるように、周波数設定部18により、パルス発生部17からのスイッチングパルスの周波数を制御する。これにより、送電用コイル11と受電用コイル31との間のギャップdの距離の変化や位置ズレが生じても、電磁界共振結合の共振周波数の変化にスイッチングパルスの周波数が追従され、共振状態を保つことができる。したがって、送電用コイル11と受電用コイル31との間で、エネルギーを効率的に伝送することができる。
図3は、制御部20での処理を示すフローチャートである。この処理は、前述したように、レベル検出部19の検出出力が最大となるように、パルス発生部17からのスイッチングパルスの周波数を制御する。すなわち、送電用コイル11と受電用コイル31との間のギャップdの距離の変化や位置ズレ等により生じる電磁界共振結合の共振周波数の変化に、スイッチングパルスの周波数を追従させ、共振状態を維持させるようにしている。
また、図4は、スイッチングパルスの周波数に対するレベル検出部19での検出電圧の変化の一例を示すグラフである。図4において、横軸はスイッチングパルスの周波数fを示し、縦軸はレベル検出部19での検出電圧Vを示している。以下では、図3に示すフローチャートについて、図4に示すグラフを参照しながら説明する。
図3において、制御部20は、周波数設定部18により、パルス発生部17からのスイッチングパルスの周波数fを初期値の周波数f0に設定する。そして、制御部20は、このときのレベル検出部19の検出電圧を計測し、この検出電圧を初期値V0として設定する。また、制御部20は、周波数の制御方向の初期値を、アップ又はダウンの一方に設定する(ステップS1)。
ここでは、図4のグラフに示すように、パルス発生部17からのスイッチングパルスの初期値の周波数fをf0とし、点P0で示すような位置でのレベル検出部19の検出電圧の初期値をV0とする。また、初期状態での周波数の制御方向は、アップであるものとする。
次に、図3において、制御部20は、スイッチングパルスの周波数fを微小な周波数Δfだけ変化させて(ステップS2)、レベル検出部19からの検出電圧を測定する(ステップS3)。そして、制御部20は、今回の検出電圧Vnと、前回の検出電圧Vn−1を比較し、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより大きいか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4で、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより小さいと判定された場合(Vn−1≦Vn)、制御部20は、周波数の制御方向は変更せず(ステップS5)、今回の検出電圧Vnを、次回の処理での前回の検出電圧Vn−1とし(ステップS6)、ステップS2に処理をリターンする。
一方、ステップS4で、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより大きいと判定された場合(Vn−1>Vn)、制御部20は、スイッチングパルスの周波数の制御方向を反転させ(ステップS7)、今回の検出電圧Vnを、次回処理での前回の検出電圧Vn−1とし(ステップS6)、ステップS2に処理をリターンする。
図4のグラフで示すように、スイッチングパルスの周波数を、初期値のf0から微小な周波数Δfだけアップすると、スイッチングパルスの周波数はf1となる。スイッチングパルスの周波数をf1として、レベル検出部19の検出値を計測すると、図4のグラフで、点P1で示すような位置での検出電圧V1が計測される。
図4のグラフから、初期値での検出電圧V0と、今回の検出電圧V1とを比較すると、初期値での検出電圧V0の方が今回の検出電圧V1より小さい。この場合、ステップS4で、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより小さいと判定され、ステップS5で、スイッチング周波数の制御方向は変更されず、ステップS6で、今回の検出電圧V1が、次回の処理での前回の検出電圧Vn−1とされて、ステップS2に処理がリターンされる。
次に、制御部20は、ステップS2に処理を戻し、スイッチングパルスの周波数を微少な周波数Δfだけアップし、ステップS3で、レベル検出部19の検出電圧を計測する。図4のグラフから、前回のスイッチングパルスの周波数f1から微小な周波数Δfだけ周波数をアップすると、スイッチングパルスの周波数はf2となる。スイッチングパルスの周波数をf2として、レベル検出部19の検出値を計測すると、図4のグラフで、点P2で示すような位置での検出電圧V2が計測される。
ステップS4で、制御部20は、今回の検出電圧Vnと、前回の検出電圧Vn−1とを比較し、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより大きいか否かを判定する。図4のグラフから、前回の検出電圧V1と、今回の検出電圧V2とを比較すると、前回の検出電圧V1の方が今回の検出電圧V2より小さい。この場合、ステップS4で、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより小さいと判定され、ステップS5で、スイッチング周波数の制御方向は変更されず、ステップS6で、今回の検出電圧V2が、次回の処理での前回の検出電圧Vn−1とされて、ステップS2に処理がリターンされる。
次に、制御部20は、ステップS2に処理を戻し、スイッチングパルスの周波数を微少な周波数Δfだけアップし、ステップS3で、レベル検出部19の検出電圧を計測する。図4のグラフから、前回のスイッチングパルスの周波数f2から微少な周波数Δfだけ周波数をアップすると、スイッチングパルスの周波数はf3となる。スイッチングパルスの周波数をf3として、レベル検出部19の検出値を計測すると、図4のグラフで、点P3示すような位置での検出電圧V3が計測される。
ステップS4で、制御部20は、今回の検出電圧Vnと、前回の検出電圧Vn−1とを比較し、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより大きいか否かを判定する。図4のグラフから、前回の検出電圧V2と、今回の検出電圧V3とを比較すると、前回の検出電圧V2の方が今回の検出電圧V3より大きい。この場合、ステップS4で、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより大きいと判定され、ステップS7で、スイッチング周波数の制御方向が変更され、ステップS6で、今回の検出電圧V3が、次回の処理での前回の検出電圧Vn−1とされて、ステップS2に処理がリターンされる。
次に、制御部20は、ステップS2に処理を戻す。このとき、ステップS7で、スイッチング周波数の制御方向が変更されているので、制御部20は、スイッチングパルスの周波数をΔfだけダウンして、ステップS3で、レベル検出部19の検出電圧を計測する。前回のスイッチングパルスの周波数f3から、微少な周波数Δfだけダウンすると、スイッチングパルスの周波数はf2となる。スイッチングパルスの周波数をf2として、レベル検出部19の検出値を計測すると、図4のグラフで、点P2で示すような位置での検出電圧V2が計測される。
ステップS4で、制御部20は、今回の検出電圧Vnと、前回の検出電圧Vn−1とを比較し、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより大きいか否かを判定する。図4のグラフから、前回の検出電圧V3と、今回の検出電圧V2とを比較すると、前回の検出電圧V3の方が今回の検出電圧V2より小さい。この場合、ステップS4で、前回の検出電圧Vn−1が今回の検出電圧Vnより小さいと判定され、ステップS5で、スイッチング周波数の制御方向は変更されず、ステップS6で、今回の検出電圧V2が、次回の処理での前回の検出電圧Vn−1とされて、ステップS2に処理がリターンされる。
以下、同様の処理が繰り返されると、スイッチングパルスの周波数は、レベル検出部19の検出出力が最大となる周波数f2を中心として、制御されることになる。
このように、ステップS2からステップS7の処理を繰り返すことで、制御部20は、レベル検出部19の検出出力が最大となる周波数に、パルス発生部17のスイッチングパルスの周波数を制御することができる。
以上説明したように、実施形態に係る非接触電力伝送装置では、送電用コイル11と電磁結合できる位置に設けられた検出用コイル13により共振状態を検出し、この検出用コイル13の検出出力に基づいて、パルス発生部17の周波数が制御される。これにより、コイル間のギャップの距離の変化や位置ズレによる電磁界共振結合の共振周波数の変化に対応させて、電源の周波数を変化させることができる。
なお、上述の例では、図2に示したように、検出用コイル13は、送電用コイル11と同軸の磁芯51に、送電用コイル11の巻線に沿って、導線53を巻回して構成されているが、検出用コイル13は、送電用コイル11と電磁結合できる位置であれば、どこに配置しても良い。
また、上述の例では、図2に示したように、板状の磁芯51に導線52および導線53を平面的に巻回して送電用コイル11および検出用コイル13を構成し、また、板状の磁芯61に導線62を平面的に巻回して受電用コイル31を構成している。このような平面上の磁芯51および61を使用すると、位置ズレに強いという利点がある。勿論、送電用コイル11および検出用コイル13、受電用コイル31として、円筒状の磁芯に導線を巻回したものを用いても良い。また、送電用コイル11および検出用コイル13、受電用コイル31として、導線をリング状に巻回したものを用いても良い。また、送電用コイル11および検出用コイル13、受電用コイル31として、空芯のものを用いても良い。
また、図5に示すように、送電用コイル11および検出用コイル13が巻回される磁芯51の両端に板状のヨーク71および72を設けると共に、受電用コイル31が巻回される磁芯61の両端に板状のヨーク81および82を設け、送電側回路1から受電側回路2に電力を伝送する場合に、ヨーク71および72とヨーク81および82とを対向させて、送電用コイル11と受電用コイル31とを電磁界共振結合させるようにしても良い。このような構成とすると、ヨーク71および72、ヨーク81および82により磁束が集められ、送電用コイル11と受電用コイル31との間の位置ズレの影響が更に軽減できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、例えば、ピッキングカートの非接触電力伝送装置に用いることができる。また、本発明は、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末の充電装置、電気自動車の充電装置等、各種の装置に利用可能である。
1:送電側回路、 2:受電側回路、 11:送電用コイル、 13:検出用コイル、 16:スイッチング素子駆動部、 17:パルス発生部、 18:周波数設定部、 19:レベル検出部、 20:制御部、 31:受電用コイル、 33:整流器
Claims (4)
- 送電用コイルと受電用コイルとの間を電磁界共振結合により非接触で電力を伝送する非接触電力伝送装置であって、
前記送電用コイルと電磁結合する位置に配置される検出用コイルと、
前記検出用コイルの検出出力に基づいて、前記送電用コイルに供給する電源の周波数を制御する周波数制御手段と、
を備えたことを特徴とする非接触電力伝送装置。 - 前記検出用コイルは、前記送電用コイルと同軸上に導線を巻回して構成されることを特徴とする請求項1に記載の非接触電力伝送装置。
- 前記送電用コイルおよび前記受電用コイルは、板状の磁芯に導線を巻回して構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の非接触電力伝送装置。
- 前記送電用コイルおよび前記受電用コイルを構成する磁芯の両端に、ヨークを設けることを特徴とする請求項3に記載の非接触電力伝送装置。
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