JP2015061105A - 無線送信機、無線受信機、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インパルス型UWBを用いつつ長距離の通信を可能とし、測距を行う場合の測距基準局の数を削減することで通信設備の低コスト化を実現する。
【解決手段】インパルス型UWBを用いる通信送信機2。無線送信機2は、送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行うベースバンド信号処理部21と、ベースバンド信号処理部21に並列に接続された複数の送信部22と、送信部22から送出される信号の送出タイミングをずらす遅延回路23と、送信用アンテナ24と、を有し、送信部22の個数は送信部22により生成される信号の電力の総和が平均電力密度の所定の制限値を越えない範囲で設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)の高周波パルス(極短パルス)を用いつつ、通信距離を伸ばすことのできる無線送信機、無線受信機、無線通信システム及び無線通信方法に関するものである。
近年注目されている無線通信技術として、時間幅が極めて小さいパルスを用いて通信を行うインパルス型UWBを用いる方法がある(非特許文献1及び2参照)。
インパルスUWB通信では、1ナノ秒程度の非常に短い時間幅のパルス信号を利用し、そのパルス信号の時間軸上の位置や振幅又は位相などを変化させることで情報を伝送する。
UWB信号が占有する周波数帯域幅は500MHzから数GHz以上と非常に広くなるが、1ナノ秒の非常に短い時間幅のパルス信号を用いることから、高いデータレートの信号伝送や高精度の測距が実現され得る。
また、インパルス型UWBを用いる無線通信方式は、送受信機の構成がシンプルなものとなるため製造コストを低く抑えることができるとともに、低消費電力の通信方式である等の特徴を持つ。
Kenichi Midugaki, Tatsuo Nakagawa, Ryosuke Fujiwara, Shinsuke Kobayashi, Noboru Koshizuka, and Ken Sakamura: "UWB-IR Wireless Accurate Location System for Sensor Network," IEICE Trans. Commun., vol. E94-B, no.5, pp.1432-1437, May 2011. Ryosuke Fujiwara, Kenichi Midugaki, Tatsuo Nakagawa, Takayasu Norimatsu, Takahide Terada, Akira Maeki, and Masayuki Miyazaki: "Accurate TOA Estimating UWB-IR Transceiver for Ranging System in Multi-path Environment," IEICE Trans. Commun., vol. E94-B, No.3, pp.777-785, March 2011.
ところで、日本や欧州、米国等では、図4に示すように、法律によりUWB送信機の放出できる尖頭電力密度と平均電力密度が規制されている。図4は、インパルス型UWBの尖頭電力と平均電力を示す模式図である。例えば日本では、尖頭電力密度は0dBm/50MHz以下、平均電力密度は−41.3dBm/MHz以下であることが要求されている。
また、日本では干渉軽減技術を適用せずに使用可能なUWB周波数バンドは7.25GHz〜10.25GHzとなっているため、UWB電波の届く距離が短いという問題がある。そのため、例えばインパルス型UWBを用いて測位を行う際に、より多くの測位基準局を必要とすることになり、通信設備の高コスト化を招いていた。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、従来よりも長距離の通信を可能とし、基地局の数を削減することで通信設備の低コスト化を実現することのできるインパルス型UWBを用いる無線送信機、無線受信機、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上述した課題を解決するために、インパルス型UWBを用いつつ長距離の通信を可能とし、インパルス型UWBを用いて測位を行う場合の測位基準局の数を削減することで通信設備の低コスト化を実現することのできる無線送信機、無線受信機、無線通信システム及び無線通信方法を発明した。
第1発明に係る無線送信機は、インパルス型UWBを用いる無線送信機であって、送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行うベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部に並列に接続され、前記ベースバンド信号処理部から送出された前記送信デジタル信号をインパルスUWB信号に変換する複数の送信部と、隣接する2つの前記送信部間に設けられ、複数の前記送信部から送出される前記インパルスUWB信号の送出タイミングをずらす遅延回路と、複数の前記送信機にそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の送信を行う送信用アンテナと、を有し、前記送信部の個数は前記送信部により生成される前記インパルスUWB信号の電力の総和が平均電力密度の所定の閾値を越えない範囲で設定されることを特徴とする。
第2発明に係る無線受信機は、インパルス型UWBを用いる無線受信機であって、外部からのインパルスUWB信号を受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の低雑音増幅と包絡線検波を行う複数の受信部と、前記複数の受信部の全てが接続され、前記包絡線検波の結果に基づき合成波を生成する加算器と、を有することを特徴とする。
第3発明に係る無線通信システムは、インパルス型UWBを用いる送信機と受信機を備えて構成される通信システムであって、前記送信機は、送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行うベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部に並列に接続され、前記ベースバンド信号処理部から送出された前記送信デジタル信号をインパルスUWB信号に変換する複数の送信部と、隣接する2つの前記送信部間に設けられ、複数の前記送信部から送出される前記インパルスUWB信号の送出タイミングをずらす遅延回路と、複数の前記送信機にそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の送信を行う送信用アンテナと、を有し、前記送信部の個数は前記送信部により生成される前記インパルスUWB信号の電力の総和が平均電力密度の所定の制限値を越えない範囲で設定され、前記受信機は、前記送信機からの前記インパルスUWB信号を受信する複数のアンテナと、前記複数のアンテナにそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の低雑音増幅と包絡線検波を行う複数の受信部と、前記複数の受信部の全てが接続され、前記包絡線検波の結果に基づき合成波を生成する加算器と、を有することを特徴とする。
第4発明に係る無線通信方法は、インパルス型UWBを用いて無線送信と無線受信を行う無線通信方法であって、前記無線送信では、送信デジタル信号の変調を行うベースバンド信号処理工程と、前記送信デジタル信号を複数の同強度の複数の送信信号に分割する分割工程と、前記分割工程で分割された前記送信デジタル信号の送出タイミングをずらす遅延工程と、前記遅延工程によりタイミングのずれた前記複数の送信デジタル信号をそれぞれインパルスUWB信号に変換して送信する送信工程と、が行われ、前記無線受信では、前記送信工程において送信された前記複数のインパルスUWB信号を受信する受信工程と、前記受信工程において受信した前記複数のインパルスUWB信号を加算し合成波を得る加算工程と、が行われ、前記送信工程の分割個数は前記送信工程において送信される前記複数のインパルスUWB信号の電力の総和が平均電力密度の所定の制限値を越えない範囲で設定されることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、インパルス型UWBを用いつつ長距離の通信を可能とし、基地局の数を削減することで通信設備の低コスト化を実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係る無線送信機を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る無線受信機を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る無線送信機及び無線受信機により行われる処理を示すフローチャートである。 インパルス型UWBの尖頭電力と平均電力を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態として、無線送信機と無線受信機により構成される無線通信システムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線送信機2を示す模式図である。無線送信機2は、ベースバンド信号処理部21と、ベースバンド信号処理部21に並列に接続される4段の送信部22と、ベースバンド信号処理部21と2段目以降の送信部22との間にそれぞれ設けられている遅延回路23と、送信部22に接続されインパルスUWB信号の送信を行う送信用アンテナ24とを備えて構成されている。
ベースバンド信号処理部21は、送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行う。送信デジタル信号の変調方式は任意のものを採用することができ、例えばパルス密度変調を用いることができる。こうして生成される送信デジタル信号は、図1に示すように矩形のデジタル信号であるパルスAであり、ベースバンド信号処理部24に対してそれぞれが並列に接続されている複数の送信部22へと送出される。
送信部22は、無線送信機2に4個並列に配置されている。送信部22は、ベースバンド信号処理部21から送出された送信デジタル信号であるパルスAを増幅するとともに、これをインパルスUWB信号に変換する。また、送信部22は、インパルスUWB信号の送信に用いられる帯域の制限を行う。こうして送信部22により生成されたインパルスUWB信号は、送信用アンテナ24を介して送出される。
また、ベースバンド信号処理部21と2段目以降の送信部22との間には、遅延回路23が設けられている。遅延回路23は、4つの送信部22から送信用アンテナ24を経て送出されるインパルスUWB信号の送出タイミングを互いにずらす機能を担っている。本実施形態においては、ベースバンド信号処理部21と2段目、3段目及び4段目の送信部22との間において、合計3つの遅延回路23が設けられている。
この遅延回路23の機能により、無線送信機2は、送信タイミングt1で送信されるパルスB1、送信タイミングt2で送信されるパルスB2、送信タイミングt3で送信されるパルスB3及び送信タイミングt4で送信されるパルスB4の、互いに送信タイミングの異なる4つのインパルスUWB信号を送信することが可能となる。
なお、各パルスB1、B2、B3及びB4は、送信タイミングのみが異なり、各々の平均電力密度や尖頭電力密度及びこれらに含まれる情報は共通したものとなっている。
こうして互いに送信タイミングのずれた4つのパルスB1、B2、B3及びB4が無線送信機2から送信されるが、これは図1に示す、4つのパルスB1、B2、B3及びB4が一体となった、総合インパルス成分Cが送信されることと同義となる。
総合インパルス成分Cは、パルスの強度(尖頭電力)は元のパルスAやパルスB1、B2、B3及びB4と変わらないものの、送信平均電力密度は理論上4倍となっている。そのため、UWB信号の送信可能な距離を伸ばすことができる。
ところで、無線通信を行う場合、パルスの繰り返す頻度(PRF:Pulse Repetition Frequency)に応じて、上述した平均電力密度と尖頭電力密度の制限のうちいずれかの制限による影響が大きくなる。
具体的には、PRFが小さい場合には尖頭電力密度による制限が主導的となり、PRFが大きい場合には平均電力密度の制限が主導的となる。
すなわち、PRFが小さい場合には、パルスの数が少なく、各パルスの電力の合算に基づき得られる平均電力密度が小さくなるため、平均電力密度の制限値を越える可能性は低く、尖頭電力密度の制限の方がより大きな問題となる。
一方、PRFが大きい場合には、パルスの数が多く、各パルスの電力の合算に基づき得られる平均電力密度が大きくなるため、平均電力密度の制限値を越える可能性が高まる。そのため、平均電力密度の制限が大きな問題となる。
そして、インパルス型UWBを用いて低速通信及び測距等を行う場合には、PRFが小さいため、尖頭電力密度による制限が主導的となり、仮に尖頭電力密度が0dBm/50MHzに達した場合でも、平均電力密度は−41.3dBm/MHzに達していない可能性が高い。
そこで、本実施形態に係る無線送信機2では、尖頭電力密度を0dBm/50MHz未満に保ちつつ、送信部22の数を増加させることで、平均電力密度が−41.3dBm/MHzに達しない範囲内で総合インパルス成分Cの平均電力密度を増加させることが行われている。すなわち、総合インパルス成分Cの平均電力密度は、送信部22の数に応じて倍化されることになる。
こうした本実施形態に係る送信機2によると、尖頭電力密度を0dBm/50MHz未満に保ちつつ、平均電力密度を増加させることで、全体送信電力を大きくすることができ、通信可能な距離を伸ばすことができる。
図2は、本発明の実施形態に係る無線受信機3を示す模式図である。無線受信機3は、無線送信機2から送信されるインパルスUWB信号を受信する4つの受信用アンテナ31と、受信用アンテナ31にそれぞれ接続される4つの受信部32と、4つの受信部32が全て接続される加算器33とを備えて構成されている。
受信用アンテナ31は、無線送信機2から送信された総合インパルス成分Cを受信するとともに、受信した総合インパルス成分Cを受信部32へと送信する。
受信部32は、低雑音増幅器として機能するとともに、増幅後の信号の包絡線検波を行う。すなわち、受信部32は、受信した総合インパルス成分Cについて低雑音増幅を行うとともに、増幅後の包絡線の検出を行い、包絡線検波出力を加算器33へと送信する。
加算器33は、4つの受信部32から受け取った4つの包絡線検波出力の加算を行い、合成波Dを生成する。合成波Dは、総合インパルス成分Cと比較して電力が理論上受信部32の数に応じて倍増し、本実施形態では受信部32の数は4つであるため電力も4倍となる。
そのため、無線送信機2から送信された総合インパルス成分Cについて、無線受信機3側で合成受信電力を高めることができるため、従来よりも長距離の無線通信を実現することが出来る。なお、こうして生成された合成波Dは、無線受信機2内でAD変換等、更なる処理に供される。
次に、上述した無線送信機2及び無線受信機3により行われる無線通信について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る無線送信機2及び無線受信機3により行われる処理を示すフローチャートである。
まず、無線送信機2のベースバンド信号処理部21が、送信データを変調し、送信デジタル信号である、矩形のパルスAを送信信号として生成する(ステップS1)。
次に、生成されたパルスAが、並列に配置されている送信部22へと向けて分割、送信される(ステップS2)。
次に、ベースバンド信号処理部21と、各送信部22の間に設けられている遅延回路23により、ベースバンド信号処理部21から送信部22へと向けて送信されたパルスAの送信タイミングが所定の間隔でずらされる(ステップS3)。
次に、送信部22は、それぞれパルスAを受信すると、これをインパルスUWB信号に変換するとともに、変換後の信号を、送信用アンテナ24を介して送信する(ステップS4)。
本実施形態では、図1を用いて上述したように、4つの送信部22からそれぞれ4つの送信用アンテナ24を介してパルスB1、B2、B3、B4が送信されるが、これは4つのパルスを一まとめにした総合インパルス成分Cが送信されることと同義となる。
こうして総合インパルス成分Cの送信が終了すると、無線送信機2は動作を終了する。
一方、無線受信機3では、まず、無線送信機2から送信される信号の待ち受けが行われる(ステップS11)。
次に、無線受信機3は、無線送信機2から送信された総合インパルス成分Cを受信する(ステップS12)。具体的には、無線受信機3の4つの受信用アンテナ31がそれぞれ総合インパルス成分Cを受信するとともに、これが受信部32へと送信される。
総合インパルス成分Cを受信した4つの受信部32は、これに対して低雑音増幅を行うとともに、増幅後の信号の包絡線検波を行い、検出された包絡線(総合インパルス成分Cのうち破線で示す部分)の情報を加算器33へと送信する。
次に、加算器33は、それぞれの受信部32から送信された総合インパルス成分Cの包絡線の情報を受信するとともに、これら包落線の情報に基づき、無線受信機3が受信した全ての総合インパルス成分C(本実施形態では4つ)を加算し、合成波Dの生成を行う(ステップS13)。こうして生成された合成波Dは、無線受信機3の内部で更なる処理に供される。
ところで、生成された合成波Dは、理論上は無線送信機2から無線受信機3へと送信される総合インパルス成分Cと比較して理論上最大で4倍の尖頭電力密度を有しているが、合成波Dはあくまで無線受信機3内においてのみ用いられ、空中に送信されることが無いため、尖頭電力密度の規制による制限を受けることが無い。
また、合成波Dの平均電力密度は、総合インパルス成分Cと比較して理論上4倍、無線送信機2の個々の送信部22から送信されるパルスB1、B2、B3、B4と比較すると16倍となるが、これについてもあくまで無線受信機3内の処理に用いられ、空中に送信されることが無いため、平均電力密度の規制による制限を受けることも無い。
そのため、電力密度が低く、従来は短距離の通信しか行うことのできなかったインパルスUWBを用いる通信について、通信距離を伸ばすことができるとともに、通信網の整備の際に必要となる無線送信機2と無線受信機3の個数を削減することができ、通信設備の低コスト化を実現することができる。
なお、上述した本実施形態に係る無線通信システムでは、無線送信機2には4つの送信部22が設けられているとともに、無線受信機3にも4つの受信部32が設けられている。
しかし、本発明においてはこれに限らず、無線送信機2と無線受信機3の間で送信される総合インパルス成分Cが平均電力密度の規制値を超えない範囲で任意の数の送信部22を設けることができる。また、受信部32については、平均電力密度の規制値に関わらず任意の数これを設けることができる。
2 無線送信機
3 無線受信機
21 ベースバンド信号処理部
22 送信部
23 遅延回路
24 送信用アンテナ
31 受信用アンテナ
32 受信部
33 加算器
A、B1、B2、B3、B4 パルス
C 総合インパルス成分
D 合成波

Claims (4)

  1. インパルス型UWBを用いる無線送信機であって、
    送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行うベースバンド信号処理部と、
    前記ベースバンド信号処理部に並列に接続され、前記ベースバンド信号処理部から送出された前記送信デジタル信号をインパルスUWB信号に変換する複数の送信部と、
    隣接する2つの前記送信部間に設けられ、複数の前記送信部から送出される前記インパルスUWB信号の送出タイミングをずらす遅延回路と、
    複数の前記送信機にそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の送信を行う送信用アンテナと、
    を有し、前記送信部の個数は前記送信部により生成される前記インパルスUWB信号の電力の総和が平均電力密度の所定の制限値を越えない範囲で設定されることを特徴とする無線送信機。
  2. インパルス型UWBを用いる無線受信機であって、
    外部からのインパルスUWB信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の低雑音増幅と包絡線検波を行う複数の受信部と、
    前記複数の受信部の全てが接続され、前記包絡線検波の結果に基づき合成波を生成する加算器と、
    を有することを特徴とする無線受信機。
  3. インパルス型UWBを用いる送信機と受信機を備えて構成される通信システムであって、前記送信機は、
    送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行うベースバンド信号処理部と、
    前記ベースバンド信号処理部に並列に接続され、前記ベースバンド信号処理部から送出された前記送信デジタル信号をインパルスUWB信号に変換する複数の送信部と、
    隣接する2つの前記送信部間に設けられ、複数の前記送信部から送出される前記インパルスUWB信号の送出タイミングをずらす遅延回路と、
    複数の前記送信機にそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の送信を行う送信用アンテナと、
    を有し、前記送信部の個数は前記送信部により生成される前記インパルスUWB信号の電力の総和が平均電力密度の所定の制限値を越えない範囲で設定され、前記受信機は、
    前記送信機からの前記インパルスUWB信号を受信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにそれぞれ接続され前記インパルスUWB信号の低雑音増幅と包絡線検波を行う複数の受信部と、
    前記複数の受信部の全てが接続され、前記包絡線検波の結果に基づき合成波を生成する加算器と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  4. インパルス型UWBを用いて無線送信と無線受信を行う無線通信方法であって、前記無線送信では、
    送信データを変調し、送信デジタル信号の生成を行うベースバンド信号処理工程と、
    前記送信デジタル信号を複数の同強度の複数の送信信号に分割する分割工程と、
    前記分割工程で分割された前記送信デジタル信号の送出タイミングをずらす遅延工程と、
    前記遅延工程によりタイミングのずれた前記複数の送信デジタル信号をそれぞれインパルスUWB信号に変換して送信する送信工程と、
    が行われ、前記無線受信では、
    前記送信工程において送信された前記複数のインパルスUWB信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した前記複数のインパルスUWB信号を加算し合成波を得る加算工程と、
    が行われ、前記送信工程の分割個数は前記送信工程において送信される前記複数のインパルスUWB信号の電力の総和が平均電力密度の所定の制限値を越えない範囲で設定されることを特徴とする無線通信方法。
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