JP2005295401A - 同期装置及び同期方法 - Google Patents

同期装置及び同期方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005295401A
JP2005295401A JP2004110382A JP2004110382A JP2005295401A JP 2005295401 A JP2005295401 A JP 2005295401A JP 2004110382 A JP2004110382 A JP 2004110382A JP 2004110382 A JP2004110382 A JP 2004110382A JP 2005295401 A JP2005295401 A JP 2005295401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving average
calculating
synchronization
correlation
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004110382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4506248B2 (ja
Inventor
Michio Yotsuya
道夫 四谷
Mitsuhiro Suzuki
三博 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004110382A priority Critical patent/JP4506248B2/ja
Publication of JP2005295401A publication Critical patent/JP2005295401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4506248B2 publication Critical patent/JP4506248B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】 低信号対雑音比の状況に拘らず良好なエラーレートで同期タイミングの検出を行なう。
【解決手段】 既知の信号が繰り返し送られてくる構成の系において、受信信号と既知の信号との間で相関を計算し、相関結果をシンボル間で移動平均を算出し、 移動平均についてさらに2回目の移動平均を算出し、2回目の移動平均に基づいて同期タイミングを判断する。最初にシンボル移動平均演算を行ない、ノイズの影響を低減させた後、さらに通常の移動平均演算を施すことにより、マルチパスによる複数のピークを1つにまとめることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線又は有線のデジタル通信システムにおいて送受信機間で同期を確立するための同期装置及び同期方法に係り、特に、プリアンブル相関を用いた同期タイミングの検出を行なう同期装置及び同期方法に関する。
さらに詳しくは、本発明は、受信信号と既知の信号との相関結果に基づいて同期タイミングの検出を行なう同期装置及び同期方法に係り、特に、低信号対雑音比の状況に拘らず良好なエラーレートで同期タイミングの検出を行なう同期装置及び同期方法に関する。
複数のコンピュータを接続してLANを構成することにより、ファイルやデータなどの情報の共有化、プリンタなどの周辺機器の共有化を図ったり、電子メールやデータ・コンテンツの転送などの情報の交換を行なったりすることができる。
また、有線方式によるLAN配線からユーザを解放するシステムとして、無線LANが注目されている。特に最近では、人の身の回りに存在する複数の電子機器間で小規模な無線ネットワークを構築して情報通信を行なうために、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)の導入が検討されている。例えば、2.4GHz帯や、5GHz帯など、監督官庁の免許が不要な周波数帯域を利用して、異なった無線通信システム並びに無線通信装置が規定されている。
例えば、近年、「ウルトラワイドバンド(UWB)通信」と呼ばれる、きわめて微弱なインパルス列に情報を載せて無線通信を行なう方式が、近距離超高速伝送を実現する無線通信システムとして注目され、その実用化が期待されている。現在、IEEE802.15.3などにおいて、ウルトラワイドバンド通信のアクセス制御方式として、プリアンブルを含んだパケット構造のデータ伝送方式が考案されている。
また、室内で無線ネットワークを構築した場合、受信装置では直接波と複数の反射波・遅延波の重ね合わせを受信するというマルチパス環境が形成され、遅延ひずみに起因するシンボル間干渉が生じる。このため、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式に代表されるマルチキャリア伝送方式が適用される。
例えば、IEEE802.15.3でも、OFDM変調方式を採用したUWB通信方式についての標準化が進められている。OFDM_UWB通信方式の場合、3.1〜4.8GHzの周波数帯をそれぞれ528MHz幅からなる3つのサブバンドを周波数ホッピング(FH)し、各周波数帯が128ポイントからなるIFFT/FFTを用いたOFDM変調が検討されている(例えば、非特許文献1を参照のこと)。
IEEE802.15.3a TI Document<URL:http://grouper.ieee.org/groups/802/15/pub/2003/May03 ファイル名:03142r2P802−15_TI−CFP−Document.doc>
送信機と受信機の組み合わせで構成されるデジタル通信システムにおいては、受信機側ではデータの復調を行なうためには、まず受信信号の同期を確立する必要がある。この同期処理は、送信機側では、伝送データ本体(Body)と併せて、同期獲得用の既知パターンからなる信号をプリアンブル(あるいはミッドアンブル)として送信し、受信機側でプリアンブル相関を用いて同期タイミングを検出するのが一般的である。そして、同期獲得により検出されたタイミングが、クロックの起点とする。
上述したOFDM_UWB通信方式では、同期獲得用のプリアンブル信号として時間系列が用いられる(非特許文献1を参照のこと)。さらに、受信側での相関処理の計算量を削減する目的で、プリアンブル信号は±1のパターンからなる既知シンボルを複数連ねて構成される(何故ならば、相関計算のための掛け算処理がこの場合は符号反転だけで済む)。この場合、ブリアンブル信号を構成する±1のパターン毎の128個の乗算結果の総和をとることで、相関結果が得られる。
図14には、同期回路の構成例を示している。なお、送信信号には同期タイミングの検出などに用いる同期信号を含むプリアンブル信号が組み込まれているものとする。
アンテナから受信したRF周波数帯の受信信号は、搬送波信号発生器で生成される搬送波信号を用いて、ベースバンド帯の受信ベースバンド信号に周波数変換される。次に、この受信ベースバンド信号はA/D変換器により、サンプリングされデジタル信号に変換される。
相関器では、受信ベースバンド・デジタル信号とプリアンブル・コードとの相関をとって、相関値を出力する。この相関値は一般に複素数であるため、絶対2乗演算器により、この相関値の絶対2乗を求め、極大値検出回路に出力する。
そして、極大値検出器では、相関値の極大、あるいは、あらかじめ決められた閾値を越えるタイミングを同期タイミングとして出力する。
ここで、図14に示した同期回路構成の場合、低信号対雑音比の状況においては、相関値の極大値が変動するため、閾値の設定はさまざまなケースを想定して決定する必要がある。
また、受信機において、一般に、A/D変換器の前段辺りに、通常、自動利得制御装置(Auto Gain Control:AGCという)が組み込まれている(図14には図示しない)。アンテナ間の遠近により、受信電力が変動することを回避するためであるが、AGCの反応の遅延により、相関器への入力が正しく増幅あるいは抑圧されない時間帯が存在し、その結果、変動した出力が極大値検出回路に入力されることがある。これらの場合、極大値自体が大きく変動するため、同期の誤りが増加するという問題がある。
本発明は、上述したような技術的課題を鑑みたものであり、その主な目的は、プリアンブル相関を用いた同期タイミングの正確な検出を行なうことができる、優れた同期装置及び同期方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、受信信号と既知の信号との相関結果に基づいて同期タイミングの検出を行なうことができる、優れた同期装置及び同期方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、低信号対雑音比の状況に拘らず良好なエラーレートで同期タイミングの検出を行なうことができる、優れた同期装置及び同期方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、送信データに含まれる既知の信号に基づいて受信信号の同期処理を行なう同期装置であって、
受信信号と既知の信号を時間間隔を遅延して得られる信号との間で相関を計算する相関演算手段と、
前記相関演算手段による相関結果の移動平均を算出する移動平均算出手段と、
前記移動平均手段により算出された移動平均の極大値に基づいて同期タイミングを判断する同期検出手段と、
を具備することを特徴とする同期装置である。
送信機と受信機の組み合わせで構成されるデジタル通信システムにおいては、受信機側ではデータの復調を行なうためには、まず受信信号の同期を確立する必要がある。従来より、プリアンブル相関を用いた同期タイミングの検出を行なうのが一般的である。このような場合、低信号対雑音比の状況においては、相関値の極大値が変動するため、閾値の設定はさまざまなケースを想定して決定する必要がある。
本発明によれば、相関演算結果に対し、移動平均演算を施すことにより、ノイズの影響を低減することができる。
また、本発明の第2の側面は、送信データに含まれる既知の信号に基づいて受信信号の同期処理を行なう同期装置であって、
既知の信号が繰り返し送られてくる構成の系において、
受信信号と既知の信号を時間間隔を遅延して得られる信号との間で相関を計算する相関演算手段と、
前記相関演算手段による相関結果をシンボル間で移動平均を算出する第1の移動平均手段と、
前記第1の移動平均算出手段により算出された移動平均についてさらに移動平均を算出する第2の移動平均算出手段と、
前記第2の移動平均算出手段により算出された移動平均の極大値に基づいて基づいて同期タイミングを判断する同期検出手段と、
を具備することを特徴とする同期装置である。
同期用のプリアンブルが、既知シンボルが繰り返し送られてくる構成の無線通信システムがある。このような場合、最初にシンボル移動平均演算を行ない、ノイズの影響を低減させた後、さらに通常の移動平均演算を施すことにより、マルチパスによる複数のピークを1つにまとめることができる。
また、通常、受信機には自動利得制御装置(AGC)が組み込まれているが、AGCの反応の遅延により、相関器への入力が正しく増幅あるいは抑圧されず、結果、相関器からの出力が変動したまま、極大値検出回路に入力されることがある。このような場合、第3の移動平均算出手段により相関演算結果をある時間区間にて移動平均演算を行ない、さらに、第2の移動平均算出手段による移動平均結果を規格化することにより、受信電力変動の影響をキャンセルすることができる。
また、本発明の第2の側面に係る同期装置は、前記相関演算手段による相関結果を前期第1の移動平均算出手段とは異なる方法によりシンボル間で移動平均を算出する第4の移動平均算出手段と、前記第4の移動平均算出手段により算出された移動平均についてさらに移動平均を算出する第5の移動平均算出手段とをさらに備え、前記同期検出手段は、前記第2の移動平均算出手段及び前記第5の移動平均手段による各移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断するようにしてもよい。
例えば、プリアンブル信号が複数の既知シンボルを複数繰り返して構成される系では、プリアンブルの最後のシンボルを位相反転させて最後のシンボルであることを示す(ターミネートする)処理が施される。
このような場合、前記第4の移動平均手段は、最後に得られた相関値の位相を反転した上でシンボル間の移動平均を算出するようにしてもよい。プリアンブル最後のシンボルの位相反転により第2の移動平均算出手段では最後のシンボルで移動平均の演算結果が低下するのに対し、第5の移動平均算出手段では最後のシンボルの移動平均の演算結果は増大するので、最後のシンボル位置を検出することができる。
本発明によれば、受信信号と既知の信号との相関結果の極大値を以って同期タイミングの検出を行なうことができる、優れた同期装置及び同期方法を提供することができる。
また、本発明によれば、低信号対雑音比の状況に拘らず良好なエラーレートで同期タイミングの検出を行なうことができる、優れた同期装置及び同期方法を提供することができる。
本発明によれば、スペクトル拡散符号や所定符号プリアンブル・パターンを持つ符号列に対し、同期を捕捉する精度が高く、同期に要する時間を短縮することができる。また、シンボル間移動平均、通常の移動平均の工程を2系列持ち、その結果を比較することにより、同期の精度を向上させることができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係る同期回路の構成を模式的に示している。
アンテナから受信したRF周波数帯の受信信号は、搬送波信号発生器11で生成される搬送波信号を用いて、ベースバンド帯の受信ベースバンド信号に周波数変換される。次に、この受信ベースバンド信号はA/D変換器12により、サンプリングされデジタル信号に変換される。相関器13では、受信ベースバンド・デジタル信号とプリアンブル・コードとの相関演算を行なって、相関値を出力する。
なお、図示しないが、A/D変換器12の前段辺りに、自動利得制御装置(AGC)が組み込まれていてもよい。
相関器13による相関演算結果は、3つの工程に分けて処理される。
第1の工程は、絶対2乗演算器14と移動平均器15を備えている。相関値は一般に複素数であるため、絶対2乗演算器14により、この相関値の絶対2乗を求める。そして、移動平均器15により、相関演算結果をある時間区間にて移動平均演算を行なう。
第2の工程は、シンボル移動平均器16と、絶対2乗演算器17と、移動平均器18を備え、まず、シンボル間における移動平均演算を行ない、次に、絶対2乗演算を行ない、最後に、通常の移動平均演算を行なう。ここで、最初のシンボル移動平均演算によりノイズの影響を低減することができる。また、同期用のプリアンブル信号が繰り返し送られてくる構成の無線通信システムにおいては、2回目の通常の移動平均演算により、マルチパスによる複数のピークを1つにまとめるという効果が得られる。
第3の工程は、位相反転シンボル移動平均器19と、絶対2乗演算器20と、移動平均器21を備え、最後に得られた相関値の位相を反転した上で、シンボル間における移動平均演算を行ない、その後、第2の工程と同じ処理を行なう。最初のシンボル移動平均演算によりノイズの影響を低減することができる。また、同期用のプリアンブル信号が繰り返し送られてくる系では、2回目の通常の移動平均演算により、マルチパスによる複数のピークを1つにまとめるという効果が得られる。
そして、第2の工程と第3の工程における演算結果は、第1の工程にて計算された結果で割り算することを以って規格化され、同期検出器22に出力される。アンテナ間距離の遠近により、受信電力の変動が変動し、結果として同期の誤りが増大する問題がある。これに対し、第1の工程における演算結果を基に規格化することにより、この問題を回避することができる。
また、プリアンブル信号が複数の既知シンボルを複数繰り返して構成される場合、プリアンブルの最後のシンボルを位相反転させて最後のシンボルであることを示す(ターミネートする)処理が施される。この場合、プリアンブル最後のシンボルの位相反転により第2の工程における最後のシンボルの移動平均の演算結果が低下するのに対し、第3の工程における最後のシンボルの移動平均の演算結果は増大するので、最後のシンボル位置を検出することができる。
以下、本実施形態に係る同期装置の動作について詳解する。
図2には、第1の工程における移動平均器15の構成例を示している。同図に示す移動平均回路は前半部と後半部に分けることができる。同回路の前半部では、入力に対して現時刻からM時刻だけ遅延されたものを減算する。また、同回路の後半部では、前半部からの出力と、1時刻前の値の正帰還回路で構成され、それらを加算するようになっている。図示の移動平均回路の前半部は、以下の式で表される。
Figure 2005295401
ここで、zは、遅延演算子を表し、例えばz-nは、n標本化時間前を表す。また、後半部は、正帰還回路であるため、以下の式で表される。
Figure 2005295401
したがって、図2に示した移動平均回路全体の伝達関数は以下の式で表される。
Figure 2005295401
そして、上式は以下のように展開することができる。
Figure 2005295401
この演算は次数Mの移動平均に他ならない。したがって、図2に示した回路は移動平均を表していることが分かる。
次に、図1に示した第2の工程及び第3の工程の前半部におけるシンボル間の移動平均について具体的に説明する。
通常、同期に必要なプリアンブル・コードは、精度の向上のため数周期に渡って繰り返されることが多い。データに重畳する雑音は、その特性として相互相関が0であり、得られた信号を数周期に渡って平均化(移動平均)することにより、雑音成分を除去することができ、同期データの精度を向上させることが可能となるからである。
第2の工程の前半におけるシンボル移動平均器16は、シンボル間における移動平均演算を行なう。この場合の移動平均は、送信プリアンブル・コードの繰返し周期をSとするとしたとき、以下の式で表される。
Figure 2005295401
ここで、xiは入力、yiは出力、sはシンボル周期、Nは移動平均をとる個数である。図3には、この演算式を回路で表現している。図示の回路の前半部は、現時点の値とS×N時刻前の値の差をとる回路であり、後半部が、前半部の出力とそのS時刻前の帰還回路で構成される。
また、第3の行程前半部の位相反転シンボル移動平均器19は、最後に得られた値の位相を反転した後に移動平均をとる。式で表現すると、以下の通りとなる。また、図4には、この演算式を回路で表現している。
Figure 2005295401
また、第2の工程及び第3の工程の後半部分における移動平均器18、21は、通常の移動平均と同一のものである。すなわち、第1の工程における移動平均器15の構成及び演算処理と同一であり、以下の式で表される。
Figure 2005295401
第2の工程及び第3の工程の移動平均の次数は同じものを使用するが、第1の移動平均の次数と一致しなくてもよい。
図5には、上述した各要素により構築される同期回路の全体構成を具体的に示している。第1、第2、第3の工程で使用する移動平均の次数(NやM、L)は、通常マルチパスの影響やシンボル周期に依存するため、使用するシステムや環境に依存して最適化されるべきものである。したがって、一意に決定することはできない。
この後、第2、第3の工程の出力結果は、第1の工程の出力結果で割ることにより規格化され、同期検出器22に入力される。
図6には、同期検出器22の構成例を示している。まず、第2の行程からの出力と、第3の工程からの出力をそれぞれ極大値検出器23,24に入力する。極大値検出器23、24は、データが極大となった値を出力する。第2の行程と第3の行程の極大値を以って、除算器25に入力され、割り算が実行される。同期検出部26は、この除算器25の出力と、第3の工程の極大値検出器24の出力がある閾値を超えたときに、同期とみなす。
次に、本実施形態に係る同期装置の具体的な動作について、図7に示した実出力の例を参照しながら説明する。但し、相関器(Corr)13への入力が、図7に示すCorr Inputであるとする。実際の相関器13への入力パターンは、例えば図8に示したようなものであるが、図7では簡略的に示している。図8は、プリアンブル・パターンの構成例であり、±1の2値の系列で構成される。
このような入力に対し、相関器13は相関計算を行ない出力を行なう。図9には、相関器出力の例を示している。通常、伝送路がマルチパスやフェーディング、雑音を持たない理想的な場合、相関器出力は図9に示すようにただ1つのピーク(極大値)を持つものになる。ここでは、相関計算結果が図7の相関器出力(Corr Output)であったとする。同図のCorr Outputは、実伝送路のマルチパスやフェーディングがある場合の例であり、Corr Outputのピークは分割され、多数のピークが正負に現れている。さらに実際には、Corr Outputは、マルチパスの影響を受け複素数となるが、図ではReal Part(実数部)あるいはImaginary Part(虚数部)のみの示してある。
この出力を2つに分け、第2の工程と第3の工程による移動平均処理がそれぞれ行なわれる。まず、第2の工程では、単純なシンボル区間での移動平均であるため、図中Aに示したように、雑音の影響が下がり、ピークが強調されるようになる。ピークの振幅は、パラメータNに依存して増加して行き、位相が反転した終端プリアンブルにより、最後の出力のピークのみが2段階減少する。すなわち、ノイズの影響が低減する。
一方、第3の工程では、最後に得られた相関値の位相を反転した上で、シンボル間における移動平均演算が行なわれる。したがって、図中Bに示す通り、図中Aの位相が反転したものが最初に出力され、2シンボル目では相殺されるため出力は0になるが、3シンボル目以降では、Aと同じ位相で振幅が小さいものが出力される。位相が反転した終端プリアンブルにより、最後にピークが2段階で増加し最大となる(N=2の場合)。
次に、第2の工程及び第3の工程では、それぞれのシンボル間移動平均の結果の絶対2乗を計算し、その後、通常の移動平均処理を行なう。図中CとDでは、それぞれの出力変化を示してある。但し、同図のC並びにDでは、絶対2乗計算結果と移動平均処理後の結果を併せて示している。シンボル間移動平均をとった後、さらに通常の移動平均処理を施すことにより、マルチパスにより発生する複数のピークを図示のように1つにまとめることができる。
また、プリアンブル信号が複数の既知シンボルを複数繰り返して構成される系では、プリアンブルの最後のシンボルを位相反転させて最後のシンボルであることを示す(ターミネートする)処理が施される。第2の工程の前段ではシンボル間移動平均処理し、第3の工程の前段では位相反転シンボル間移動平均処理を行なうので、図中CとDとでは、同図のA並びにBのピーク変化に応じて、終端プリアンブルにより、そのピークの大きさが最後に逆転する。したがって、本実施形態では、図中CとDのピークの変化(逆転)に基づいて、同期すなわちプリアンブル信号の終端を判断することができる。
第2の工程及び第3の工程それぞれの移動平均器18、21の処理結果が同期判断回路22に入力される。そして、ピークを検出した後、図中CとDのピークの逆転を基準とし、同期の判断が行なわれる(図6を参照のこと)。
第2の工程と第3の工程により得られた処理結果に基づいて同期検出を行なう具体的な方法については、さまざまな構成が考えられるが、例えば、ピーク検出ステップと同期判断ステップの2段構成が考えられる。図10には、図5あるいは図6に示したデータの流れをフローチャートの形式で示している。
例えば図示したピーク検出ステップでは、図7中のCとDの出力において、ある極大の値がM区間後にも最大値であればそれをピークであると判断するものある。
ピークであると判断した結果は、規格化された後に同期判断ステップに投入され、同期判断される。例えば、ピーク逆転検出と規格化されたピークDの大きさから同期を判断することができる。つまり、ピークDとピークCの比がある一定値(T1)を超え、且つ、規格化されたピークDがある一定値(T2)を超えた場合に同期と判断するのである。なお、この同期検出アルゴリズムでの規格化過程により、S/N変化によるピーク変動の影響を抑えることができる。
本実施形態に係る同期検出の有効性を検証するために、図1並びに図5に示した同期回路構成と、図14に示した従来の同期回路構成の比較を計算機シミュレーションにより行なった。
このシミュレーションでは同期シンボルの繰り返し数は8回とし、最後の1回は位相が反転するものとする。また、S=495、L=495、N=2、M=16とした。プリアンブル・パターンは図8に示したものを使用し、伝播路モデルも用いている。雑音はガウス雑音を使用した。
図11には、計算機シミュレーションによる結果を示している。横軸がS/Nで、縦軸が同期が正しく行われなった割合(同期エラーレート)を示している。図中のConv が従来の同期検出方法による結果を示し、Newが本実施形態に係る同期検出方法による結果を表す。従来方法に比べて、本実施形態の方法があるエラーレートを確保するための所要S/Nが低い、つまり、低S/Nでもエラーを起こす割合が低く、従来方式よりも優れていると言える。
図12には、本発明の他の実施形態に係る同期回路の構成を模式的に示している。図示の例では、図1に示した実施形態と比較して、第3の工程が省略されている点で相違する。
アンテナから受信したRF周波数帯の受信信号は、搬送波信号発生器11で生成される搬送波信号を用いて、ベースバンド帯の受信ベースバンド信号に周波数変換される。次に、この受信ベースバンド信号はA/D変換器12により、サンプリングされデジタル信号に変換される。相関器13では、受信ベースバンド・デジタル信号とプリアンブル・コードとの相関演算を行なって、相関値を出力する。相関器13による相関演算結果は、2つの工程に分けて処理される。
なお、図示しないが、A/D変換器12の前段辺りに、自動利得制御装置(AGC)が組み込まれていてもよい。(同上)。
第1の工程は、絶対2乗演算器14と移動平均器15を備えている。相関値は一般に複素数であるため、絶対2乗演算器14により、この相関値の絶対2乗を求める。そして、移動平均器15により、相関演算結果をある時間区間にて移動平均演算を行なう。
また、第2の工程は、シンボル移動平均器16と、絶対2乗演算器17と、移動平均器18を備え、まず、シンボル間における移動平均演算を行ない、次に、絶対2乗演算を行ない、最後に、通常の移動平均演算を行なう。ここで、最初のシンボル移動平均演算によりノイズの影響を低減することができる。また、同期用のプリアンブル信号が繰り返し送られてくる構成の無線通信システムにおいては、2回目の通常の移動平均演算により、マルチパスによる複数のピークを1つにまとめるという効果が得られる。
そして、第2の工程における演算結果は、第1の工程にて計算された結果を以って規格化され、同期検出器22に出力される。アンテナ間の距離の遠近による受信電力の変動を想定して、通常、受信機にはAGCが組み込まれているが、AGCの反応速度の遅延等により、相関値への入力が変動し、その結果、相関値出力の極大値自体が大きく変動する場合があり、これが同期の誤りの要因のひとつとなることがある。これに対し、第1の工程における演算結果を基に規格化することにより、この問題の影響を小さくすることが可能である。
第2の工程により得られた処理結果に基づいて同期検出を行なう具体的な方法については、さまざまな構成が考えられる。図13には、同期検出方法の一例をフローチャートの形式で示している。但し、第1の工程にて得られた信号出力をNormとし、第2の工程にて得られた信号出力をcとする。その2つの信号出力を用いて、同期判断を行なう。
まず、出力信号cを入手する(ステップS1)。そして、出力信号cがピーク(極大値)であるか同かを判別する。ここで、出力信号cがピークでなければ、ステップS1に戻る。
次いで、c/Normが所定の閾値T1よりも大きいかどうかを判別する(ステップS2)。c/Normが所定の閾値T1よりも大きくなければ、ステップS1に戻る。
次いで、バッファに保存されたデータとc/Normの比を求め、所定の閾値T2と比較する(ステップS3)。バッファに保存されたデータとc/Normの比が閾値がT2よりも大きくなければ、現在の値c/Normをc’/Normとしてバッファに保存した後(ステップS4)、ステップS1に戻る。
一方、バッファに保存されたデータとc/Normの比が閾値がT2よりも大きい場合には、同期とみなす(ステップS5)。
以上のフローにより、同期を検出することが可能となる。
また、図示しないが、第1の工程と第3の工程のみを用いてプリアンブル・パターンから同期を検出することも同様に可能である。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、本発明を無線通信システムに適用した場合を例にとって実施形態について説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、さまざまな通信方式を採用する無線通信システム、あるいは送受信機間で同期獲得を行なう必要のある有線の通信システムにおいても同様に本発明を適用することができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る同期回路の構成を模式的に示した図である。 図2は、典型的な移動平均回路の構成例を示した図である。 図3は、シンボル間移動平均回路の構成例を示した図である。 図4は、位相反転シンボル間移動平均回路の構成例を示した図である。 図5は、同期回路の全体構成を示した図である。 図6は、同期検出器22の構成例を示し図である。 図7は、本発明に係る同期装置の具体的な動作を説明するための図である。 図8は、相関器13へ入力されるプリアンブル・パターンの構成例を示した図である。 図9は、相関器出力の例を示した図である。 図10は、第2の工程と第3の工程により得られた処理結果に基づいて同期検出を行なうアルゴリズムを示したフローチャートである。 図11は、本発明に係る同期回路と従来構成の同期回路との比較を示した計算機シミュレーション結果である。 図12は、本発明の他の実施形態に係る同期回路の構成を模式的に示した図である。 図13は、図12に示した同期回路による同期検出方法を示したフローチャートである。 図14は、同期回路の構成例(従来例)を示した図である。
符号の説明
11…搬送波信号発生器
12…A/D変換器
13…相関器
14…絶対2乗演算器
15…移動平均器
16…シンボル移動平均器
17…絶対2乗演算器
18…移動平均器
19…位相反転シンボル移動平均器
20…絶対2乗演算器
21…移動平均器
22…同期検出器
23,24…極大値検出器
25…除算器
26…同期検出部

Claims (12)

  1. 送信データに含まれる既知の信号に基づいて受信信号の同期処理を行なう同期装置であって、
    受信信号と既知の信号との間で相関を計算する相関演算手段と、
    前記相関演算手段による相関結果の移動平均を算出する移動平均算出手段と、
    前記移動平均算出手段により算出された移動平均に基づいて同期タイミングを判断する同期検出手段と、
    を具備することを特徴とする同期装置。
  2. 送信データに含まれる既知の信号に基づいて受信信号の同期処理を行なう同期装置であって、
    既知の信号が繰り返し送られてくる構成の系において、
    受信信号と既知の信号との間で相関を計算する相関演算手段と、
    前記相関演算手段による相関結果をシンボル間で移動平均を算出する第1の移動平均算出手段と、
    前記第1の移動平均算出手段により算出された移動平均についてさらに移動平均を算出する第2の移動平均算出手段と、
    前記第2の移動平均算出手段により算出された移動平均に基づいて同期タイミングを判断する同期検出手段と、
    を具備することを特徴とする同期装置。
  3. 前記相関演算手段による相関結果の移動平均を算出する前記第3の移動平均算出手段と、
    前記第3の移動平均算出手段による移動平均結果を用いて前記第2の移動平均算出手段による移動平均結果を規格化する規格化手段をさらに備え、
    前記同期検出手段は、規格化された移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の同期装置。
  4. 前記相関演算手段による相関結果を前記第1の移動平均算出手段とは異なる方法によりシンボル間で移動平均を算出する第4の移動平均算出手段と、
    前記第4の移動平均算出手段により算出された移動平均についてさらに移動平均を算出する第5の移動平均算出手段とをさらに備え、
    前記同期検出手段は、前記第2の移動平均算出手段及び前記第5の移動平均手段による各移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の同期装置。
  5. 既知の信号が繰り返し送られ、最後の信号は位相反転される構成の系において、
    前記第4の移動平均手段は、最後に得られた相関値の位相を反転した上でシンボル間の移動平均を算出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の同期装置。
  6. 前記相関演算手段による相関結果の移動平均を算出する第3の移動平均算出手段と、
    前記第3の移動平均算出手段による移動平均結果を用いて前記第2の移動平均算出手段による移動平均結果及び前記第5の移動平均算出手段による移動平均結果をそれぞれ規格化する規格化手段をさらに備え、
    前記同期検出手段は、規格化された各移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の同期装置。
  7. 送信データに含まれる既知の信号に基づいて受信信号の同期処理を行なう同期方法であって、
    受信信号と既知の信号との間で相関を計算する相関演算ステップと、
    前記相関演算ステップによる相関結果の移動平均を算出する移動平均算出ステップと、
    前記移動平均算出ステップにより算出された移動平均に基づいて同期タイミングを判断する同期検出ステップと、
    を具備することを特徴とする同期方法。
  8. 送信データに含まれる既知の信号に基づいて受信信号の同期処理を行なう同期方法であって、
    既知の信号が繰り返し送られてくる構成の系において、
    受信信号と既知の信号との間で相関を計算する相関演算ステップと、
    前記相関演算ステップによる相関結果をシンボル間で移動平均を算出する第1の移動平均算出ステップと、
    前記第1の移動平均算出ステップにより算出された移動平均についてさらに移動平均を算出する第2の移動平均算出ステップと、
    前記第2の移動平均算出ステップにより算出された移動平均に基づいて同期タイミングを判断する同期検出ステップと、
    を具備することを特徴とする同期方法。
  9. 前記相関演算ステップによる相関結果の移動平均を算出する前記第3の移動平均算出ステップと、
    前記第3の移動平均算出ステップによる移動平均結果を用いて前記第2の移動平均算出ステップによる移動平均結果を規格化する規格化ステップをさらに備え、
    前記同期検出ステップでは、規格化された移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の同期方法。
  10. 前記相関演算ステップによる相関結果を前記第1の移動平均算出ステップとは異なる方法によりシンボル間で移動平均を算出する第4の移動平均算出ステップと、
    前記第4の移動平均算出ステップにより算出された移動平均についてさらに移動平均を算出する第5の移動平均算出ステップとをさらに備え、
    前記同期検出ステップでは、前記第2の移動平均算出ステップ及び前記第5の移動平均ステップによる各移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の同期方法。
  11. 既知の信号が繰り返し送られ、最後の信号は位相反転される構成の系において、
    前記第4の移動平均ステップでは、最後に得られた相関値の位相を反転した上でシンボル間の移動平均を算出する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の同期方法。
  12. 前記相関演算ステップによる相関結果の移動平均を算出する第3の移動平均算出ステップと、
    前記第3の移動平均算出ステップによる移動平均結果を用いて前記第2の移動平均算出ステップによる移動平均結果及び前記第5の移動平均算出ステップによる移動平均結果をそれぞれ規格化する規格化ステップをさらに備え、
    前記同期検出ステップでは、規格化された各移動平均結果に基づいて同期タイミングを判断する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の同期方法。
JP2004110382A 2004-04-02 2004-04-02 同期装置及び同期方法 Expired - Fee Related JP4506248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004110382A JP4506248B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 同期装置及び同期方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004110382A JP4506248B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 同期装置及び同期方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005295401A true JP2005295401A (ja) 2005-10-20
JP4506248B2 JP4506248B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=35327813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004110382A Expired - Fee Related JP4506248B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 同期装置及び同期方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4506248B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019985A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Mitsubishi Electric Corp 受信装置
JP2008505557A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 スタッカート・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド マルチバンド受信機同期
JP2008061239A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Korea Electrotechnology Research Inst 1ビット高速デジタルサンプラーおよびビット決定ウィンドウを用いた超広帯域インパルス無線通信システム
JP2011259454A (ja) * 2011-07-07 2011-12-22 Qualcomm Incorporated 1またはそれ以上の受信器を備えた無線通信システムにおける統合パケット検出
US8457232B2 (en) 2004-05-27 2013-06-04 Qualcomm Incorporated Detecting the number of transmit antennas in wireless communication systems
US8611457B2 (en) 2003-04-10 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Modified preamble structure for IEEE 802.11A extensions to allow for coexistence and interoperability between 802.11A devices and higher data rate, MIMO or otherwise extended devices
US8743837B2 (en) 2003-04-10 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Modified preamble structure for IEEE 802.11A extensions to allow for coexistence and interoperability between 802.11A devices and higher data rate, MIMO or otherwise extended devices

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077100A (ja) * 2000-09-05 2002-03-15 Fujitsu Ltd 同期情報検出回路
JP2003101507A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Sanyo Electric Co Ltd デジタル放送受信装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077100A (ja) * 2000-09-05 2002-03-15 Fujitsu Ltd 同期情報検出回路
JP2003101507A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Sanyo Electric Co Ltd デジタル放送受信装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8611457B2 (en) 2003-04-10 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Modified preamble structure for IEEE 802.11A extensions to allow for coexistence and interoperability between 802.11A devices and higher data rate, MIMO or otherwise extended devices
US8743837B2 (en) 2003-04-10 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Modified preamble structure for IEEE 802.11A extensions to allow for coexistence and interoperability between 802.11A devices and higher data rate, MIMO or otherwise extended devices
US8457232B2 (en) 2004-05-27 2013-06-04 Qualcomm Incorporated Detecting the number of transmit antennas in wireless communication systems
JP2008505557A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 スタッカート・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド マルチバンド受信機同期
JP2007019985A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Mitsubishi Electric Corp 受信装置
JP4659540B2 (ja) * 2005-07-08 2011-03-30 三菱電機株式会社 受信装置
JP2008061239A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Korea Electrotechnology Research Inst 1ビット高速デジタルサンプラーおよびビット決定ウィンドウを用いた超広帯域インパルス無線通信システム
JP4531795B2 (ja) * 2006-09-01 2010-08-25 コリア エレクトロテクノロジー リサーチ インスティチュート 1ビット高速デジタルサンプラーおよびビット決定ウィンドウを用いた超広帯域インパルス無線通信システム
JP2011259454A (ja) * 2011-07-07 2011-12-22 Qualcomm Incorporated 1またはそれ以上の受信器を備えた無線通信システムにおける統合パケット検出

Also Published As

Publication number Publication date
JP4506248B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391860B2 (ja) 無線lanシステムの直交周波数分割多重化受信器及びそのシンボル同期化方法
US8270528B2 (en) Packet detection, synchronization, and frequency offset estimation
US7778363B2 (en) Synchronization timing detecting apparatus, receiving apparatus, and synchronization timing detecting method
JP2006197375A (ja) 受信方法及び受信機
EP2274864B1 (en) Autocorrelation-based multi-band signal detection
US8019025B2 (en) Training sequence for wireless communication system
CN101467412A (zh) 多载波通信系统中的信号检测
JP2008532379A (ja) 無線受信機を同期させる方法及び装置
CN112187316A (zh) 信号处理方法、装置、接收机及存储介质
KR20130104289A (ko) 오프셋 값을 추정하는 장치, 방법, 수신장치 및 수신장치에서 신호를 처리하는 방법
US20090296684A1 (en) Packet synchronizing for communications over a wireless communication system
JP4506248B2 (ja) 同期装置及び同期方法
JP4631533B2 (ja) 無線通信装置
JP2013051596A (ja) シングルキャリア受信装置
JP2007324729A (ja) 受信方法及び受信機
US7924801B2 (en) Apparatus and method for detecting packet in wireless LAN based on orthogonal frequency division multiplexing
JP3815423B2 (ja) 送信装置及び送信方法、受信装置及び受信方法、パルス位置検出方法、並びにトラッキング方法
JP2005065072A (ja) 受信装置及び受信方法
JP3869374B2 (ja) シンボルタイミング検出回路
JP3795885B2 (ja) 受信装置および受信制御方法
JP4356503B2 (ja) 位置特定システム、並びに受信機及び受信方法及び受信方法及び受信方法
KR20090054168A (ko) 통신 시스템의 수신기 및 그것의 자동 이득 제어 방법
JP2009141634A (ja) 無線受信機
Ye et al. A low-complexity synchronization design for MB-OFDM ultra-wideband systems
KR100954168B1 (ko) 초광대역 임펄스 기반 시스템의 수신 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees