JP2015059971A - 現像装置 - Google Patents

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ユンチー ウン
敬 安田
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Abstract

【課題】本発明は、現像ローラと層厚規制ブレードが対向する領域に滞留したトナーを移動するときに、現像ローラと層厚規制ブレードとの当接部からのトナー漏れを抑制することを目的とする。【解決手段】本発明の現像カートリッジ120は、トナーを担持するための現像ローラ140が設けられている現像室131と、トナーを収容するためのトナー収容室132と、を有している筐体130と、基端部162が筐体130に支持され、先端部161が現像ローラ140と当接して現像ローラ140に担持されたトナーの厚さを規制するための層厚規制ブレード160と、現像室131からトナー収容室132へと向かう方向にトナーを移動させるための移動部材170と、を備えている。層厚規制ブレード160は、先端部161における現像ローラ140の回転方向に沿って、基端部162から先端部161へと延びるように構成されている。移動部材170は、現像ローラ140の回転軸線方向に沿って移動するように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像装置に関する。
従来、トナーを担持するための現像ローラと、現像ローラと当接し、当該当接部において、現像ローラの回転方向に沿って延びるように構成され、現像ローラに担持されたトナーの厚さを規制するための層厚規制ブレードと、現像室に滞留したトナーをトナー収容室に向かって移動させるための羽根板と、を備えた現像カートリッジが知られている。(特許文献1参照)この羽根板は、現像ローラの回転方向と等しい方向に回転するように構成されている。
特開平5−173406号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている構成によれば、羽根板は、回転することによって、現像室に滞留したトナーの一部を、現像ローラと層厚規制ブレードの当接部に向けて移動させる。その結果、現像ローラと層厚規制ブレードの当接部からトナー漏れが発生してしまう恐れがある。
そこで、本発明は、現像室に滞留したトナーをトナー収容室に向かって移動させるときに、現像ローラと層厚規制ブレードとの当接部からのトナー漏れを抑制することを目的とする。
(1)上記の課題を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を担持するための現像剤担持体が設けられている現像室と、現像剤を収容するための現像剤収容室と、を有している筐体と、基端部が筐体に支持され、先端部が現像剤担持体と当接して現像剤担持体に担持された現像剤の厚さを規制するための層厚規制ブレードと、現像室から現像剤収容室へと向かう方向に現像剤を移動させるための移動部材と、を備えている。
層厚規制ブレードは、先端部における現像剤担持体の回転方向に沿って、基端部から先端部へと延びるように構成されている。
移動部材は、現像剤担持体の回転軸線方向に沿って移動するように構成されている。
このような構成によれば、現像室に滞留した現像剤を現像剤収容室に向けて移動させるときに、当該現像剤は、層厚規制ブレードの先端部に押し付けられない。その結果、現像剤担持体と層厚規制ブレードとの当接部からの現像剤漏れを抑制することができる。
(2)移動部材は、現像剤担持体の回転軸線に沿う軸と、軸の外周上に設けられ、層厚規制ブレードの先端部に向かって延びる羽根部と、を有していることが望ましい。
このような構成によれば、移動部材を移動させると、現像室に滞留した現像剤は、羽根部の傾斜に沿って現像剤収容室に向けて移動する。その結果、現像室に滞留した現像剤を安定して現像剤収容室へと移動させることができる。
(3)羽根部は、軸の回転軸線方向の一端部から中心までの間に配置され、層厚規制ブレードの先端部に向かって延びるに従って、一端から中心へと向かう方向に傾斜している第1羽根部と、一端部とは異なる他端部から中心までの間に配置され、層厚規制ブレードの先端部に向かって延びるに従って、他端部から中心へと向かう方向に傾斜している第2羽根部と、を有していることが望ましい。
このような構成によれば、移動部材が現像剤担持体の回転軸線方向に沿って一方へ移動すると、現像室に滞留した現像剤は、第1羽根部の傾斜に沿って現像室から現像剤収容室へと向かう方向に移動する。一方、移動部材が現像剤担持体の回転軸線方向に沿って他方へ移動すると、現像室に滞留した現像剤は、第2羽根部の傾斜に沿って現像室から現像剤収容室へと向かう方向に移動する。そのため、移動部材を現像剤担持体の回転軸線方向に沿って一方または他方のどちらの方向に移動させたとしても、現像室に滞留した現像剤を現像剤収容室へと移動させることができる。その結果、現像室に滞留した現像剤を安定して現像剤収容室へと移動させることができる。
(4)移動部材は、現像ローラと層厚規制ブレードが対向する領域に滞留したトナーをトナー収容部へと戻すための連通部を備えていることが望ましい。
このような構成によれば、移動部材が現像剤担持体の回転軸線方向に沿って移動することによって、現像剤担持体の回転軸線方向の中心へ向けて現像剤が移動したとしても、現像室から現像剤収容室に向かって現像剤を移動させることができる。その結果、現像室に滞留した現像剤を安定して現像剤収容室へと移動させることができる。
(5)現像剤収容室に設けられ、現像剤担持体に向けて現像剤を搬送するための搬送部材と、外部からの駆動力を受けるための駆動受け部材と、駆動受け部材が受けた駆動力を搬送部材へと伝達するための駆動伝達部材と、駆動伝達部材から搬送部材へと伝達された駆動力を移動部材へと伝達するための伝達部材と、を備えていることが望ましい。
このような構成によれば、移動部材は、伝達部材を介して搬送部材の駆動力が伝達されることで、現像剤担持体の回転軸線方向に沿って移動する。そのため、移動部材を移動させるための駆動源を個別に設ける必要がない。その結果、現像装置の部品点数を削減できる。
本発明によれば、現像室に滞留したトナーをトナー収容室に向けて移動させるときに、現像ローラと層厚規制ブレードの当接部からのトナー漏れを抑制することができる。
レーザプリンタの断面の模式図。 現像カートリッジの断面の模式図。 現像カートリッジの一部を分解し、左後上方から見た斜視図。 移動部材、アジテータおよび伝達部材を左後上方から見た斜視図。 移動部材を上方から見た模式図。 伝達部材を右後下方から見た斜視図。 現像カートリッジの一部を分解し、左後上から見た斜視図。 現像カートリッジを左上後方から見た斜視図。 現像カートリッジを左下前方から見た斜視図。 移動部材の左右方向への移動の様子を示す説明図。 移動部材の左右方向への移動の様子を示す説明図。 移動部材の左右方向への移動の様子を示す説明図。 移動部材を移動させたときのトナーの移動を示す説明図。
<実施形態>
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、ユーザがレーザプリンタ1を使用する方向を基準として説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」、紙面に向かって上側を「上側」、紙面に向かって下側を「下側」、紙面に向かって手前側を「左側」、紙面に向かって奥側を「右側」とする。
1.レーザプリンタ1の全体構成
まず、図1を参照して、レーザプリンタ1の全体構成を説明する。レーザプリンタ1は、装置本体10と、用紙を給紙するための給紙部20と、給紙された用紙に画像を形成するための画像形成部30と、用紙を排紙するための排紙部60と、を備えている。
装置本体10は、モータ(図示せず)と、制御装置(図示せず)と、を備えている。
給紙部20は、レーザプリンタ1の下方に配置され、給紙カセット21と、給紙ローラ22と、を備えている。給紙カセット21は、前方にスライドさせることによって装置本体10に着脱可能であり、内部に用紙が積層されるように構成されている。給紙ローラ22は、装置本体10の底部に支持され、給紙カセット21から用紙をピックアップし、その用紙を画像形成部30に向けて搬送するように構成されている。
画像形成部30は、装置本体10内に配置され、露光部40と、プロセスカートリッジ100と、定着部50と、を備えている。
露光部40は、装置本体10の内部に配置され、後述するプロセスカートリッジ100の感光ドラム111上に静電潜像を形成する。
プロセスカートリッジ100は、装置本体10に着脱可能に構成され、感光体カートリッジ110と、感光体カートリッジ110に対して着脱可能に構成された現像装置の一例としての現像カートリッジ120と、を備えている。
感光体カートリッジ110は、感光ドラム111と、帯電器112と、転写ローラ113と、を備えている。感光ドラム111は、外周に感光層が形成された円筒部材からなる。帯電器112は、感光ドラム111の表面を一様に帯電させるために、感光ドラム111と対向するように配置されている。転写ローラ113は、感光ドラム111の表面に担持されたトナーの一例としてのトナーを用紙上に転写させるために、感光ドラム111と対向するように配置されている。また、転写ローラ113は、用紙が感光ドラム111とのニップ部に挟持されている間に、用紙に所定の電圧を印加することで、感光ドラム111の表面に担持されたトナーを用紙上に転写させる。
現像カートリッジ120は、筺体130と、現像ローラ140を備えている。筐体130は、内部にトナーが収容されている。現像ローラ140は、感光ドラム111の表面にトナーを担持させるために、感光ドラム111と対向して配置されている。
定着部50は、画像形成部30の後側に配置され、用紙上に転写されたトナー像を熱定着する。
排紙部60は、定着ユニット60の後側に配置され、定着ユニット60から搬送された用紙を排紙する。
このように構成されるレーザプリンタ1の制御装置は、給紙部20にて給紙された用紙を搬送部40によりプロセスカートリッジ100へ搬送する。ここで、制御装置(図示せず)は、帯電器112により感光ドラム111を帯電させる。その後、制御装置(図示せず)は、露光部40により感光ドラム111上に静電潜像を形成する。その後、制御装置(図示せず)は、現像カートリッジ120に収容されているトナーを用いて、感光ドラム111の表面にトナー像を形成する。そして、制御装置(図示せず)は、感光ドラム111の表面に形成されたトナー像を、感光ドラム111と転写ローラ113との間を通過する用紙に転写する。最後に、制御装置(図示せず)は、用紙に転写されたトナー像を熱定着し、熱定着された用紙を排紙部60から装置本体10の外部へと排紙する。
2.現像カートリッジ120の構成
次に、図2を参照して、現像カートリッジ120の構成について説明する。
現像カートリッジ120は、図2に示すように、筺体130と、現像ローラ140と、供給ローラ150と、層厚規制ブレード160と、移動部材170と、搬送部材の一例としてのアジテータ180と、伝達部材190と、を備えている。
筺体130は、現像室131と、トナー収容室132と、を備えている。現像室131は、現像カートリッジ120の後方に配置されている。トナー収容室132は、現像カートリッジ120の前方に配置され、内部にトナーを収容している。
現像ローラ140は、現像室131に回転可能に支持され、外周面の一部が外側に露出するように配置されている。
供給ローラ150は、現像ローラ140にトナーを供給するために、現像ローラ140と対向するように配置されている。
厚規制ブレード160は、現像ローラ140に担持されたトナーの厚みを均一にするために、基端部161が筺体130の上方に固定され、先端部162が現像ローラ140と当接するように配置されている。
移動部材170は、現像室131に配置され、現像ローラ140の回転軸に沿うように移動するように構成されている。言い換えると、移動部材170は、左右方向に移動するように構成されている。
また、移動部材170は、樹脂からなり、図3に示すように、軸171と、羽根部172と、連通部173と、ストッパ174と、を備えている。
軸171は、図4に示すように、第1部分171aと、第2部分171bと、第3部分171cと、を備えている。
第1部分171aは、軸171の左右方向の右側端部と、軸171の左右方向の中心よりも所定の間隔だけ右側に離れた位置との間に設けられ、後述する第1羽根部172aが配置されている。第2部分171bは、軸171の左右方向の左側端部と、軸171の左右方向の中心から所定の間隔だけ左側に離れた位置との間に設けられ、後述する第2羽根部が配置されている。第3部分171cは、軸171の第1部分171aと第2部分171bとの間に配置され、後述する連通部173と、ストッパ174が配置されている。
第1部分171a、第2部分171bおよび第3部分171cは、右側から順に、第1部分171a、第3部分171c、第2部分171bの順に配置されている。また、第1部分171aおよび第2部分171bは、左右方向の長さが等しい。
羽根部172は、樹脂からなり、略楕円形状に形成され、軸171に貫通するように構成されている。また、羽根部172は、図3に示すように、現像ローラ140の周面と層厚規制ブレード160が対向する領域に配置されている。また、羽根部172は、図4に示すように、第1羽根部172aと、第2羽根部172bと、を備えている。
第1羽根部172aは、軸171の第1部分171aに配置され、層厚規制ブレード160の先端部152に向かって延びるに従い、左側に向けて傾斜している。言い換えると、図5に示すように、第1羽根部172aの前側端部と軸171の左右方向における中心から前後方向に延びる基準線Lとの距離は、第1羽根部172aの後側端部と基準線Lとの距離よりも長い。
また、第1羽根部172aは、所定の間隔を空けて6つ配置されている。なお、本明細書および図面において、6つ設けられている第1羽根部172aは、図5に示すように、右から順に、第1羽根部172a1、172a2、172a3、172a4、172a5、172a6の符号を付すこととする。
第2羽根部172bは、図4に示すように、軸171の第2部分171bに配置され、層厚規制ブレード160の先端部152に向かって延びるに従い、右側に向けて傾斜している。言い換えると、図5に示すように、第2羽根部172bの前側端部と軸171の左右方向における中心から前後方向に延びる基準線Lとの距離は、第2羽根部172bの後側端部と基準線Lとの距離に比べて長い。
また、第2羽根部172bは、所定の間隔を空けて6つ設けられている。なお、本明細書および図面において、6つ設けられている第2羽根部172bは、図5に示すように、左から順に、第2羽根部172b1、172b2、172b3、172b4、172b5、172b6の符号を付すこととする。
連通部173は、軸171の第3部分171cに形成されている。言い換えると、連通部173は、第1羽根部172aと第2羽根部172bの間に形成されている。羽根部172によって移動されたトナーは、この連通部173を通過して、トナー収容室132へと移動する。
ストッパ174は、軸171の第3部分171cに配置され、樹脂からなり、円形状に形成されている。また、ストッパ174は、右側ストッパ174aと、左側ストッパ174bと、を備え、後述する伝達部材190を間に挟むように配置されている。
アジテータ180は、筺体130に回転可能に支持され、筺体130の内部に収容されているトナーを現像ローラ140に向けて搬送する。また、アジテータ180は、軸181と、シート部材182と、を備えている。
軸181は、樹脂からなり、移動部材170の軸171と対向するように配置され、第1部分181aと、第2部分181bと、第3部分181cと、を備えている。第1部分181aは、軸181の左右方向の右側端部と、軸181の左右方向の中心から所定の間隔だけ右側に離れた位置との間に設けられている。第2部分181bは、軸181の左右方向の右側端部と、軸181の左右方向の中心から所定の間隔だけ右側に離れた位置の間に設けられている。第3部分181cは、軸181の第1部分181aと第2部分181bの間に配置されている。
すなわち、第1部分181a、第2部分181bおよび第3部分181cは、右側から順に、第1部分181a、第3部分181c、第2部分181bの順に配置されている。また、第1部分181aおよび第2部分181bは、左右方向の長さが等しい。また、第3部分181cは、S字状に屈曲するように構成されている。
シート部材182は、PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムなどの可撓性の部材からなり、左側シート部材182aと、右側シート部材182bと、を備えている。左側シート部材182aは、上下方向における一端部が接着剤などによって軸181の第1部分181aに接着剤等で貼着されている。右側シート部材182bは、上下方向における一端部が接着剤などによって軸181の第2部分181bに接着剤等で貼着されている。
伝達部材190は、樹脂からなり、移動部材170とアジテータ180とを連結するように構成されている。また、伝達部材190は、移動部材170の軸171およびアジテータ180の軸181のそれぞれの中心に配置され、第1係合部191と、第2係合部192と、を備えている。
第1係合部191は、図6に示すように、伝達部材190の後方に配置され、移動部材170の軸171の第3部分171cと係合するように構成されている。また、第1係合部191は、伝達部材190を左右方向に貫通するように形成され、開口部191aと、保持部191bと、を備えている。開口部191aは、第1係合部191の下方に形成され、前後方向の長さが軸191の第3部分191cの直径よりも短くなるように形成されている。そのため、軸191の第3部分191cは、この開口部191aから保持部191bへ向けて圧入される。このとき、開口部191aは、前後方向に広がるように弾性変形する。保持部191bは、開口部191aよりも上方に形成され、軸191の第3部分191cの直径よりも大きく形成されている。
第2係合部192は、伝達部材190の前方に配置され、アジテータ190の軸191の第3部分191cと係合するように構成されている。第2係合部192は、伝達部材190を左右方向に貫通するように形成され、開口部192aと、保持部192bと、を備えている。開口部192aは、第2係合部192の下方に形成され、軸191の第3部分191cの直径よりも小さくなるように形成されている。そのため、軸191の第3部分191cは、この開口部192aから保持部192bへ向けて圧入される。このとき、開口部192aは、前後方向に広がるように弾性変形する。保持部191bは、開口部191aよりも上方に形成され、軸191の第3部分191cの直径よりも大きく形成されている。
また、筺体130は、図7に示すように、右側壁133と、左側壁134と、を備えている。右側壁133は、移動部材170の右側端部を支持するための右側穴部133aを備えている。右側穴部133aは、開口部133bと、底部133cと、を備えている。開口部133bは、移動部材170の右側端部が挿入されるように、右側壁133の左側面に形成されている。底部133cは、開口部133bよりも右側に形成されている。
左側壁134は、移動部材170の左側端部を支持するための左側穴部134aを備えている。左側穴部134aは、開口部134bと、底部134cと、を備えている。開口部134bは、移動部材170の左側端部が挿入されるように、左側壁134の右側面に形成されている。底部134cは、開口部134bよりも左側に形成されている。
右側壁133の底部133cから左側壁134の底部134cまでの長さは、移動部材170の左右方向の長さよりも長い。また、右側壁133の開口部133cから左側壁134の底部134cまでの左右方向の長さは、移動部材170の左右方向の長さよりも短い。
また、左側壁134は、図8に示すように、駆動伝達部200を備えている。駆動伝達部200は、駆動受け部材の一例としての第1ギヤ201と、第2ギヤ202と、駆動伝達部材の一例としての第3ギヤ203と、を備えている。
第1ギヤ201は、図9に示すように、筺体130の左側壁に支持され、カップリング部201aと、ギヤ部201bと、を備えている。カップリング部201aおよびギヤ部201bは、外側から筺体130の左側壁に向かって、この順に並んで配置されている。カップリング部201aは、装置本体10のモータ(図示せず)から駆動力を受ける。ギヤ部201bは、カップリング部201aに対して相対回転不能に構成されている。
第2ギヤ202は、筺体130の左側壁に支持され、第1ギヤ201よりも前方に配置されている。また、第2ギヤ202は、第1ギヤ部202aと、第2ギヤ部202bと、を備えている。第1ギヤ部204aおよび第2ギヤ部204bは、外側から筺体130の左側壁に向かって、この順に並んで配置されている。第1ギヤ部202aは、第1ギヤ201のギヤ部201bと噛合する。第2ギヤ部202bは、後述する第3ギヤ203と噛合する。
第3ギヤ203は、アジテータ180の軸181に相対回転不能に支持されている。また、第3ギヤ203は、第2ギヤ202の第2ギヤ部202bと噛合する。
このように構成されると、まず、装置本体10のモータ(図示せず)の駆動力は、第1ギヤ201に入力される。その後、装置本体10のモータ(図示せず)の駆動力は、第1ギヤ201を介して第2ギヤ202に伝達される。その後、装置本体10のモータ(図示せず)の駆動力は、第2ギヤ202を介して第3ギヤ203に伝達される。すると、アジテータ180は、第3ギヤを介して駆動する。
3.移動部材170の左右方向への移動
次に、図10、図11、図12および図13を参照して、移動部材170の左右方向への移動について説明する。
ユーザが装置本体10に電源(図示せず)を入れて画像形成を開始すると、装置本体10のモータ(図示せず)が駆動する。すると、アジテータ180の軸181は、図10に示すように、反時計回り(矢印Aの方向)に回転し始める。
その後、図11に示すように、アジテータ180の軸181が反時計回り(矢印Aの方向)に1/4回転すると、S字状に形成されているアジテータ180の軸181の第3部分181cは、右側後方から左側前方に向けて傾く。このとき、アジテータ180の軸181の第3部分181cは、伝達部材190の第2係合部192の内側縁と当接する。すると、伝達部材190は、伝達部材190の第2係合部192を揺動中心として、左方向へと傾く。すると、伝達部材190の第1係合部191の左側面は、移動部材170の軸171に貫通している第2ストッパ174bと当接する。すると、移動部材170は、左方向(矢印Bの方向)へと移動する。
その後、図12に示すように、アジテータ180の軸181が反時計回り(矢印Aの方向)に1/2回転すると、アジテータ180の軸181の第3部分181cは、右側前方から左側後方に向けて傾く。このとき、アジテータ180の軸181の第3部分181cは、伝達部材190の第2係合部192の内側縁と当接する。すると、伝達部材190は、伝達部材190の第2係合部192を揺動中心として、右方向へと傾く。すると、伝達部材190の第1係合部191の右側面は、移動部材170の軸171に貫通している第1ストッパ174aと当接する。すると、移動部材170は、右方向(矢印Cの方向)へと移動する。
その後、この状態からさらに、アジテータ180が反時計回り(矢印Aの方向)に1/4回転すると、移動部材170は、図9に示す位置に戻る。以上のように、移動部材170は、左右方向に移動する。
次に、図13を参照して、現像室131に滞留したトナーの移動について説明する。ここでは、一例として、移動部材170を右方向(矢印Dの方向)へと移動させたときのトナーの移動について説明する。
ユーザが装置本体10に電源(図示せず)を入れると、前記したように、移動部材170は、右方向へと移動し始める。すると、第1羽根部172aは、現像室131に滞留したトナーを、傾斜に沿って前方または後方へと移動させる。前方へと移動したトナーは、トナー収容室132へと向かう。一方、後方へと移動したトナーは、移動部材170が右方へと移動するに従って、右方へと移動する。
具体的には、第1羽根部172a1によって後方へと移動したトナーは、移動部材170が右方向へと移動するに従って、第1羽根部172a2と第1羽根部172a3との間に移動する。これにより、第1羽根部172a2と羽根部172a3との間に滞留しているトナーは、第1羽根部172a1と羽根部172a2との間から移動してきたトナーに押し出され、第1羽根部172a3と羽根部172a4との間に移動する。このように、移動部材170が右方へと移動するに従って、現像室131に滞留したトナーは、移動する。
その後、トナーが連通部173まで移動すると、当該トナーは、連通部173を通過して、トナー収容室132へと向かう。
4.実施形態1の作用効果
(1)移動部材170は、現像ローラ140の回転軸線に沿って移動するように構成されている。
このような構成によれば、現像室131に滞留したトナーをトナー収容室132に向けて移動させるときに、当該トナーは、層厚規制ブレード160の先端部162に押し付けられない。その結果、現像ローラ140と層厚規制ブレード160の当接部からのトナー漏れを抑制することができる。
(2)移動部材170は、軸171と、層厚規制ブレード160の先端部162に向かって延びる羽根部172と、を備えている。羽根部172は、層厚規制ブレード160の先端部162に向かって延びるに従って、傾斜している。
このような構成によれば、移動部材170を移動させると、現像室131に滞留したトナーは、羽根部172の傾斜に沿ってトナー収容室132に向けて移動する。その結果、現像室131に滞留したトナーを安定してトナー収容室132へと移動させることができる。
(3)羽根部172は、移動部材170の軸171の軸線方向の右側端部から中心までの間に配置され、先端部162に向かって延びるに従って左側に傾斜するように構成された第1羽根部172aと、移動部材170の軸171の軸線方向の左側端部から中心までの間に配置され、先端部162に向かって延びるに従って右側に傾斜するように構成された第2羽根部172bと、を備えている。
このような構成によれば、移動部材170を左方向へと移動させると、現像室131に滞留したトナーは、第1羽根部172aの傾斜に沿ってトナー収容室132に向けて移動する。一方、移動部材170を右方向へと移動させると、現像室131に滞留したトナーは、第2羽根部172bの傾斜に沿ってトナー収容室132に向けて移動する。そのため、移動部材170を左右どちらの方向に移動させたとしても、現像室131に滞留したトナーをトナー収容室132へと移動させることができる。その結果、現像室131に滞留したトナーを安定してトナー収容室132へと移動させることができる。
(4)移動部材170は、第1羽根部172aと第2羽根部172bとの間に、連通部173を備えている。
このような構成によれば、移動部材170が左右方向に移動することによって、現像ローラ140の回転軸線方向の中心部へとトナーが移動したとしても、現像室131からトナー収容室132に向かってトナーを移動させることができる。その結果、現像室131に滞留したトナーを安定してトナー収容室132へと移動させることができる。
(5)現像カートリッジ120は、現像ローラ140に向けてトナーを搬送するためのアジテータ180と、装置本体10のモータからの駆動力が入力される入力ギヤ203と、入力ギヤ203に入力された駆動力をアジテータ180へと伝達するためのアジテータギヤ205と、アジテータギヤ205からアジテータ180へと伝達された駆動力を移動部材170へと伝達するための伝達部材190と、を備えている。
このような構成によれば、移動部材170は、伝達部材190を介して、アジテータ180から駆動力が伝達される。そのため、移動部材170を移動させるための駆動源を個別に設ける必要がない。その結果、現像カートリッジ120の部品点数を削減できる。
5.変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態において、移動部材170の軸171、羽根部172およびストッパ174をそれぞれ別部材で形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、移動部材170の軸171、羽根部172およびストッパ174は、一体で形成されていてもよい。
また、前記実施形態において、第1羽根部172aを層厚規制ブレード160の先端部162に向かって延びるに従い、左側に向けて傾斜するように配置し、第2羽根部172bを層厚規制ブレード160の先端部162に向かって延びるに従い、右側に向けて傾斜するように配置したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1羽根部172aと第2羽根部172bは、それぞれ軸171と直交するように配置されていてもよい。
また、前記実施形態において、現像カートリッジ120は、アジテータ180に伝達された駆動力を移動部材170に伝達するための伝達部材190を備えていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像カートリッジ120は、移動部材170を駆動するための駆動源を個別に備えていてもよい。
また、前記実施形態において、本発明をモノクロレーザプリンタ1に適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カラーレーザプリンタに適用してもよい。
1 レーザプリンタ
10 装置本体
100 プロセスカートリッジ
110 感光体カートリッジ
120 現像カートリッジ
130 筐体
131 現像室
132 トナー収容室
140 現像ローラ
150 供給ローラ
160 層厚規制ブレード
170 移動部材
171 軸
172 羽根部
172a 第1羽根部
172b 第2羽根部
173 連通部
174 ストッパ
180 アジテータ
181 軸
182 シート部材
190 伝達部材

Claims (5)

  1. 現像剤を担持するための現像剤担持体が設けられている現像室と、現像剤を収容するための現像剤収容室と、を有している筐体と、基端部が前記筐体に支持され、先端部が前記現像剤担持体と当接して前記現像剤担持体に担持された現像剤の厚さを規制するための層厚規制ブレードと、前記現像室から前記現像剤収容室へと向かう方向に現像剤を移動させるための移動部材と、を備え、
    前記層厚規制ブレードは、前記先端部における前記現像剤担持体の回転方向に沿って、前記基端部から前記先端部へと延びるように構成され、
    前記移動部材は、前記現像剤担持体の回転軸線方向に沿って移動するように構成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記移動部材は、前記現像剤担持体の回転軸線に沿う軸と、前記軸の外周上に設けられ、前記層厚規制ブレードの前記先端部に向かって延びる羽根部と、を有し、
    前記羽根部は、前記層厚規制ブレードの前記先端部に向かって延びるに従って、前記軸の回転軸線方向の端部から中心に向けて傾斜している、ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記羽根部は、前記軸の回転軸線方向の一端部から中心までの間に配置され、前記層厚規制ブレードの前記先端部に向かって延びるに従って、前記一端から前記中心へと向かう方向に傾斜している第1羽根部と、前記一端部とは異なる他端部から前記中心までの間に配置され、前記層厚規制ブレードの前記先端部に向かって延びるに従って、前記他端部から前記中心へと向かう方向に傾斜している第2羽根部と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  4. 前記移動部材は、前記第1羽根部と前記第2羽根部との間に、現像剤を通過させるための連通部を有している、ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  5. 前記現像剤収容室に設けられ、前記現像ローラに向けてトナーを搬送するための搬送部材と、外部からの駆動力を受けるための駆動受け部材と、前記駆動受け部材が受けた駆動力を前記搬送部材へと伝達するための駆動伝達部材と、前記駆動伝達部材から前記搬送部材へと伝達された駆動力を前記移動部材へと伝達するための伝達部材と、を備えていることを特徴とする請求項1〜5に記載の現像装置。
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