JP2015059361A - 庇構造 - Google Patents

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和男 野瀬
Kazuo Nose
和男 野瀬
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Abstract

【課題】庇に照射される太陽光線を電気エネルギーに変換するともに、その変換された電気エネルギーを利用して、表示部や照明灯に利用することができる。【解決手段】建築物Bの外壁に取り付けられる庇本体2と、その庇本体2の上面に設けられるソーラーパネル3と、庇本体2の下面に設けられるとともに、ソーラーパネル3で発電された電気エネルギーで駆動される表示部4とを有し、庇本体2が建築物Bの外壁に取り付けられる位置を中心にして回動自在に設けられた構成の庇構造1を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は庇構造、特に、ソーラーパネルを備えたものに関する。
従来、この種の庇は、建築物に設けられている玄関や窓のような開口部の上部に設けられて、日差しを遮るために、または雨水の進入を防止するために設けられている。そして、その庇構造は、特許文献1に示されるように、建築物の外壁に片持ちで固定して支持されるように構成されている。
特開2004−300801号公報
しかしながら、従来の庇構造は、建築物の外壁に片持ちで支持されて、日差しを遮ったり、雨水の進入を防止するたりするだけで、他の用途に利用されていないという欠点がった。特に、庇は、建築物の外壁から突出して設けられるので、日差しを受けやすいという特徴を有しているので、その特徴を有効利用することが望まれていた。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、庇に照射される太陽光線を電気エネルギーに変換するともに、その変換された電気エネルギーを利用して、表示部や照明灯に利用することができる庇構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る庇構造は、建築物の外壁に取り付けられる庇本体と、その庇本体の上面に設けられるソーラーパネルと、前記庇本体の下面に設けられるとともに、前記ソーラーパネルで発電された電気エネルギーで駆動される照明手段とを有することを特徴としている。
本発明に係る庇構造では、庇本体の上面に設けられているソーラーパネルで充電した電気を用いて、建築物内の電気機器の駆動用として利用することができる。また、例えば庇本体の下面に設けられている照明手段を点灯させることができるので、低コストに照明手段を駆動させることができ、さらに、庇構造の有効利用を図ることができる。
本発明に係る庇構造では、庇本体は建築物の外壁に取り付けられる位置を中心にして回動自在に設けられているとともに、回動角度を調節する回動機構が設けられていることが好ましい。
この場合には、庇本体は、建築物の外壁に取り付けられる位置を中心にして回動自在に、しかも回動機構が設けられているので、庇本体の位置(角度)を、例えば太陽の入射角度に合わせて適宜調整することができる。
本発明に係る庇構造では、所定の情報を報知する表示部であってもよい。
本発明によれば、照明手段は、広告等の所定の情報を報知する表示部とすることもできるので、利用範囲を広めることができる。
本発明に係る庇構造では、照明手段は庇本体の下側を照らす照明灯であることを特徴としている。
本発明によれば、照明手段は庇本体の下側を照らすことができる。
本発明の庇構造によれば、庇に照射される太陽光線を電気エネルギーに変換するともに、その変換された電気エネルギーを利用して、表示部や照明灯に利用することができる。例えば、庇本体の上面に設けられているソーラーパネルで充電した電気を用いて、庇本体の下面に設けられている照明手段を点灯させることができるので、低コストに照明手段を駆動させることができ、しかも、庇構造の有効利用を図ることができる。
本発明の実施の形態による庇構造を示す斜視図である。 図1に示すX−X線断面図である。 本実施の形態による庇構造の回動状態を示す断面図である。 本実施の形態による庇構造の回動状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、この実施の形態により限定されるものではなく、また、下記の実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一ものも含まれる。
図1は、本実施の形態による庇構造1を建築物Bに設置した状態の斜視図であり、図2は、図1のX−X線断面図である。この庇構造1は、建築物Bの出入口に設けられているドアDの上方の外壁に設けられている。そして、この庇構造1は、庇本体2と、ソーラーパネル3と、表示部4とを含んで構成されている。なお、ここでは、建築物Bは、夕方から開店して来客がドアDから出入りする建築物としている。
庇本体2は、所定厚さを有するとともに、平面形状が矩形に形成されていて、その矩形の一辺側が所定の間隔を保って設けられている複数(図示の例では3個)のヒンジ21を介して建築物Bの外壁に回動自在に設けられている。そして、この庇本体2には、回動機構22が設けられている。この回動機構22は、庇本体2の外壁から突出する一方の側部と、その外壁との間に設けられている。
回動機構22は、リンク棒22a,22bを有して構成され、これらリンク棒22a,22bのうち、第1リンク棒22aの一端側が建築物Bの外壁に回動自在に取り付けられ、他端側が第2リンク棒22bの一端側と回動自在に結合され、そして、第2リンク棒22bの他端側が庇本体2の側部に結合されている。したがって、第1リンク棒22aがその一端側(建築物Bの外壁側)を中心にして回動されると、庇本体2はヒンジ21を中心にして回動することができる(図3の矢印参照)。
第1リンク棒22aの回動は、図示しないが、第1リンク棒22aの建築物Bの外壁側の軸をウォームギアを利用した手動回転機構で行われように構成されている。そして、庇本体2は、この第1リンク棒22aの回動により、庇本体2を任意の所定の角度に調整することができるように構成されている。なお、第1リンク棒22aの回動は、第1リンク棒22aと第2リンク棒22bとの結合箇所を所定角度で段階的に固定できる構造とすることもでき、又は第1リンク棒22aの外壁側の軸を電動で回動させる自動回転式とすることもできる。
庇本体2の回動は、図1及び図2の回動位置(図3に2点鎖線で示される回動位置)、又は図3に実線で示される回動位置だけでなく、これら回動位置間の任意の所定の角度に調整することができるように構成されている。さらに、必要に応じて、庇本体2の回動位置は、ドアDの前面上部を覆う位置まで回動することができるように構成されている。
ソーラーパネル3は、周知の太陽光線が照射されると発電する多数のセルを並設して構成されていて、庇本体2の上面側全体を覆うようにしてその庇本体2の上面側に取り付けられている。このため、庇本体2は、太陽光線が効率よく受光される角度に回動位置が調節される。なお、ソーラーパネル3で発電された電気は、庇本体2の内部に設けられている図示しないバッテリに蓄えられるように構成されている。
また、庇本体2の内部には、後述する表示部4を駆動制御する制御器(図示せず)が設けられている。もちろん、これらバッテリ及び制御器は、建築物B内に設け、ソーラーパネル3とバッテリ及び制御器との間を配線で接続するようにすることもできる。なお、この制御器には、ソーラーパネル3による発電量に不足が生じた場合に対応するために、外部電源を接続しておくこともできる。また、ソーラーパネル3で発電された電気は、表示部4のみならず、建築物B内の電気機器としても使用可能である。
表示部4は、本発明の照明手段に相当していて、多数のLEDを配置して構成されている。この表示部4は、庇本体2の下面側全体を覆うようにしてその庇本体2の下面側に取り付けられている。そして、この表示部4は、上述したように、ソーラーパネル3の電気エネルギーで駆動されるように構成されている。
上記構成からなる庇構造1は、庇本体2の回動位置が図1及び図2に示される位置で、太陽光線(図2に鎖線で示される矢印参照)が受光されると、ソーラーパネル3が発電し、その発電した電気エネルギーがバッテリに充電される。なお、ソーラーパネル3は、太陽光線を直接受光しない曇天であっても発電できるので、つまり昼間であれば発電した電気エネルギーをバッテリに充電することができる。
特に、ソーラーパネル3は、日差しを遮り、また雨水の進入を防止するように、十分な表面積を有するように形成されていて、大きな表面積を有しているので、曇天の場合であっても、バッテリに十分に充電することができる。
上記構成からなる庇構造1において、夕方になって開店時刻が到来すると、庇本体2は、図3の実線位置及び図4に示される位置に回動されるとともに、表示部4が点灯される。このため、建築物Bの前の人に対して、店の存在と開店状態を知らせることができる。なお、雨天の場合、庇構造1の本来の機能を失わないようにするために、ドアDの前の来客に雨が当たらない位置で、しかも上述の報知機能を損なわない範囲で、庇本体2の回動位置が調整される。
上記構成からなる庇構造1は、ソーラーパネル3に照射される太陽光線を電気エネルギーに変換するともに、その変換された電気エネルギーを利用して、表示部4に利用することができる。すなわち、庇本体2の上面に設けられているソーラーパネル3で昼間に充電した電気を用いて、夕方から夜間にかけて、庇本体2の下面に設けられている表示部4を点灯させることができるので、低コストに表示部4を点灯することができ、庇構造1の有効利用を図ることができる。
なお、上述の例では、表示部4を店の広告灯として利用したが、建築物Bの玄関の照明灯とすることもできる。この場合は、庇本体2は、図1及び図2の回動位置とされる。また、表示部4を駆動することなく、庇構造1を雨戸として利用する場合は、庇本体2の回動位置は、ドアDの前面上部を覆う位置とされる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
B 建築物
D ドア
1 庇構造
2 庇本体
21 ヒンジ
22 回動機構
22a,22b リンク棒
3 ソーラーパネル
4 表示部(照明手段)

Claims (4)

  1. 建築物の外壁に取り付けられる庇本体と、
    前記庇本体の上面に設けられるソーラーパネルと、
    前記庇本体の下面に設けられるとともに、前記ソーラーパネルで発電された電気エネルギーで駆動される照明手段と、
    を有することを特徴とする庇構造。
  2. 前記庇本体は、前記建築物の外壁に取り付けられる位置を中心にして回動自在に設けられているとともに、回動角度を調節する回動機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の庇構造。
  3. 前記照明手段は、所定の情報を報知する表示部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の庇構造。
  4. 前記照明手段は、前記庇本体の下側を照らす照明灯であることを特徴とする請求項1又は2に記載の庇構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101963156B1 (ko) * 2018-05-25 2019-03-28 주식회사씨앤케이에너지 다기능 차양 장치

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