JP3151529U - 多機能防犯灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】街灯として外部電源のない所に設置することができ、防犯灯として非常事態の告知効果、不審者に対する警告、威嚇効果の大きな多機能防犯灯を実現する。【解決手段】下部に制御機器を収納することができる制御ボックス2を備えた支柱1の上端部に太陽電池モジュール3を設置して昼間に発電した電気を制御ボックス内に配置した蓄電池4に充電し、蓄電池の電気によって機器を作動させる。支柱の上部に回転灯5、広角カメラ6、警報器7、LED照明灯8を配置する。支柱の低い位置に非常ボタン9を設け、非常ボタンが押されることによって昼夜を問わず回転灯を駆動し、警報器によって警告音を発生し、広角カメラの画像を制御ボックス内に配置したレコーダ10に記憶させ、さらにLED照明灯を点滅させる。【選択図】 図1
Description
この考案は、街灯として機能するように道路脇などに設置し、事件、事故その他の非常事態が発生したときに、周辺に知らせる効果が大きな多機能防犯灯、さらにAEDを備えることによって緊急処置を行うことができる防犯灯に関する考案である。
一般に街灯(照明灯)として柱の上部に太陽電池を配置するとともに、蓄電池を設け照明灯を点灯する思想や、赤外線センサを取り付けて人の存在を感知したときに照明灯を点灯させる思想が特許文献1に開示されている。また、この種照明灯にサイレン、間歇発光ストロボ、ビデオ監視カメラなどを設けて防犯灯としての機能を備える思想が特許文献1ないし3に記載されている。また照明灯としてLEDを使用することが特許文献3に開示されている。
特許文献1ないし3には、照明灯を防犯灯として非常事態を知らせる試みが行われている。本考案は、より効率的に照明灯を活用するとともに、より大きな防犯効果を発揮することができるとともに、AEDによる救命処置を行うことができる防犯灯を提供することを目的とするものである。
より効果的な防犯灯を提供するため、請求項1記載の本考案は、下部に制御機器を収納することができる制御ボックス2を備えた支柱1の上端部に太陽電池モジュール3を設置して昼間に発電した電気を制御ボックス2内に配置した蓄電池4に充電し、蓄電池4に充電した電気によって電気機器を作動させる。支柱の上部には、回転灯5、広角カメラ6、警報器7、LED照明灯8を配置する。
照明灯はLEDを採用することによって消費電力を減少させるとともに、蓄電池4を例えば2台以上設置して容量を大きくすることによって常夜灯としても利用することができようにする。すなわち、光センサもしくは24時間タイマによって夜間のLED照明灯の点灯制御を行う。
支柱1の低い位置には非常ボタン9を設け、この非常ボタン9が押されることによって昼夜を問わず回転灯5を駆動し、警報器7によって警告音を発生し、広角カメラ6を駆動してその画像を制御ボックス2内に配置したレコーダ10に記憶させるとともに、LED照明灯8を点滅させ非常事態であることをアピールする。
非常ボタン9によって駆動する広角カメラの画像は、長時間撮影するものであってもよいが、請求項2記載の考案はより効果的な方法として非常ボタン作動後、略3分程度を消去させないで記憶するようにする。
非常ボタンによって駆動する回転灯、警報器、LED照明灯の点滅はスイッチ操作によって切断することもできるが、タイマによって一定時間継続させ、一定時間経過後切断するのが好ましい。
非常ボタンによって駆動する回転灯、警報器、LED照明灯の点滅はスイッチ操作によって切断することもできるが、タイマによって一定時間継続させ、一定時間経過後切断するのが好ましい。
支柱の下部に備えた制御ボックス内には、自動体外式除細動器 (AED) 18を収容する。自動体外式除細動器 (AED) 18を収容し保管するに際し、機器に支障を生じないように異常高温とならないように、冷却手段を設ける。冷却手段として、自動体外式除細動器(AED)18を収容する空間の下部に空気取り入れ口19を、支柱1の上部に空気排出口20を設け、自動体外式除細動器 (AED) 18を収容した空間を通過する空気によって自動体外式除細動器(AED)18を冷却する。
請求項1記載の、本考案多機能防犯灯によれば、太陽電池モジュール3を設置して昼間に発電した電気を蓄電池4に充電し、この蓄電池の電気によって機器を作動させるため、電源のない場所への設置が可能となる。このとき、照明灯をLED照明灯8とすることによって、長寿命を実現し低いコストで防犯灯を維持管理することができる。
防犯上の非常時に、非常ボタン9を押すことによって、支柱1の上部に配置した回転灯5が回転すると同時に警報器7が起動し、例えば105db程度の大きな音量で非常時(緊急事態)であることを周辺に告げる。すなわち、視覚と聴覚の両方によって不審者及び周辺の人々に対して明確に訴えることができる。
非常ボタン9によって作動するカメラは、広角カメラ6とすることによって周囲の状況を広く、明確に撮影して記録する。したがって、事件事故の状況や不審者の映像などを確実に残すことができる。さらに、非常ボタンによってLED照明灯8を点滅(フラッシング)させることによって、より明確に注意を喚起することができる効果がある。
請求項2記載の考案によれば、非常ボタン9によって駆動する広角カメラ6の画像は略3分程度を消去させないで記憶しておく。これによって、カメラの駆動時間を制限して余分な画像を記憶させないため、節電効果があるとともに、記憶させる時間を短くする。これにより、例えば高画質の画像を消去せずに記憶させておくことが可能となり、不審者の特定、事故原因の究明などに極めて有効である。
請求項3記載の考案によれば、非常ボタン9によって駆動する回転灯5、警報器7、LED照明灯8の点滅をタイマによって一定時間係属させることによって、騒音などを余分に係属させることがなくなる。防犯灯の設置場所の状況によっても変わるが、非常事態を知らせる警報は一定時間で周知徹底するものであることに鑑み、周知徹底した後はある程度静かな方が、事故処理や事件の処理を能率的に進めることができる効果がある。
請求項4記載の考案によれば、心停止の急病人が発生した場合にAEDを用いて除細動を行い、救命作業を行うことができる。心停止の場合、一刻も早い除細動が救命率を著しく向上することは知られるところであり、防犯灯にAEDを備えることによって救命効果を発揮することができる。請求項5記載の発明によれば、簡単な構造によってAEDを収容する空間の異常高温を防止し、常に支障なく使用できる状態に維持することができる。そして、冷却手段として、自動体外式除細動器(AED)18を収容する空間の下部に空気取り入れ口19を、支柱1の上部に空気排出口20を設けることによって、支柱高さの煙突効果によって効果的に冷却することができる。
本考案の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。図1に示す実施形態の防犯灯は、角筒状に形成した制御ボックス2の上に支柱1を立設し、その上端部に斜め方向に太陽電池モジュール3を設置している。太陽電池モジュール3は、例えば斜め45度に設置し上端に棒状の鳥よけ柵11を設けて糞害を防止している。
支柱の上部には、回転灯5、広角カメラ6、警報器7(0db〜105db程度の範囲で音量調節が可能なもの)及びLED照明灯8を配置し、これらを太陽電池モジュール3で発電し、蓄電池4に充電した電気で作動させる。すなわち、外部電力を全く使用せずに作動させ商用電源が供給困難な場所へ設置することができるように考慮する。外部電力を使用しないためには、太陽電池モジュール3の発電容量と、蓄電池4の蓄電容量を考慮し、例えば複数の蓄電池4、4を制御ボックス2内に設ける。
LED照明灯8は、街灯として機能させるために、暗くなったときに点灯させる光センサもしくは時間によって点灯制御を行う24時間タイマを備えるのが好ましい。
LED照明灯8は、街灯として機能させるために、暗くなったときに点灯させる光センサもしくは時間によって点灯制御を行う24時間タイマを備えるのが好ましい。
支柱の低い位置、例えば子供が押し易い高さに非常ボタン9を配置する。非常ボタン9を押すことによって、支柱1の上部に配置した回転灯5、広角カメラ6(レコーダ10)、警報器7を駆動させる。さらに、LED照明8をフラッシング(点滅)させる。LED照明8をフラッシングさせることによって、回転灯5や警報器7の相乗効果によって緊迫感が演出され、周囲の人々などへのアピール効果、警告、威嚇効果を向上し、犯罪抑止効果を発揮することができる。
なお、本考案に係る防犯灯は、蓄電池によって駆動させるため全ての機器を直流12V稼動させることによって安全性の高いものとすることができる。
なお、本考案に係る防犯灯は、蓄電池によって駆動させるため全ての機器を直流12V稼動させることによって安全性の高いものとすることができる。
本考案に係る多機能防犯灯の作動状況を図3に基づいて説明する。図中12は放充電制御器であって、太陽電池モジュール3によって発電された電気を蓄電池4、4に充電させるとともに、支柱上部設置機器Aやレコーダ10に電気を供給する。制御器として24時間タイマ13、非常ボタン9、警報時間設定タイマ14を備えている。
24時間タイマが作動すると、端子15が入りLED照明灯8が点灯する。非常ボタン9が押されると、端子16が入り回転灯5、警報器7が作動するとともに、警報時間設定タイマ14が作動し、一定時間経過することによって非常ボタン9の端子17を切断する。また、広角カメラ6のレコーダ10を一定時間作動させる。
支柱の下部に備えた制御ボックス内には、自動体外式除細動器 (AED) 18を収容する。自動体外式除細動器 (AED) 18は、扉21を備えたAED収容ボックスを形成し、その中にAEDを収容する。自動体外式除細動器 (AED) 18は、機能的に支障を生じないように、AEDの収容部が異常高温とならないように、冷却手段を設ける。
AEDを収容する空間の冷却手段として比較的簡単な構造として、空間の下部に空気取り入れ口19を、支柱の上部に空気排出口20を設け、自動体外式除細動器 (AED) 18を収容した空間を通過する空気の自然対流によって自動体外式除細動器(AED)18を冷却する。空気取り入れ口19及び空気排出口20は、例えば鎧起こし状とし、排出口20を陣笠式とすることによってなるべく雨風が吹き込まないようにする。支柱の高さが煙突効果を発揮し、太陽で熱せられるような状況下において空気の循環を活発化し効果的に冷却することができ。冷却手段として、換気扇を取り付け温度センサによって高温時に駆動させるようにすることもできる。
1…支柱、 2…制御ボックス、 3…太陽電池モジュール、 4…蓄電池、 5…回転灯、 6…広角カメラ、 7…警報器、 8…LED照明灯、 9…非常ボタン、 10…レコーダ、 11…鳥よけ柵、 12…放充電制御器、 13…24時間タイマ、 14…警報時間設定タイマ、 15、16、17…端子、 18…自動体外除細動器(AED)、 19…空気取り入れ口、 20…空気排出口、 21…扉、 A…支柱上部設置機器。
Claims (5)
- 下部に制御機器を収納することができる制御ボックスを備えた支柱の上端部に太陽電池モジュールを設置して昼間に発電した電気を制御ボックス内に配置した蓄電池に充電し、該蓄電池の電気によって、
支柱の上部に配置した回転灯、広角カメラ、警報器、LED照明灯を駆動するものとし、光センサもしくは24時間タイマによって夜間のLED照明灯の点灯制御行うとともに、
支柱の低い位置に非常ボタンを設け、該非常ボタンが押されることによって昼夜を問わず回転灯を駆動し、警報器によって警告音を発生し、広角カメラを駆動してその画像を制御ボックス内に配置したレコーダに記憶させ、さらにLED照明灯を点滅させることを特徴とする多機能防犯灯。 - 非常ボタンによって駆動する広角カメラの画像は略3分程度を消去させないで記憶しておくことを特徴とする請求項1記載の多機能防犯灯。
- 非常ボタンによって駆動する回転灯、警報器、LED照明灯の点滅はタイマによって一定時間係属させることを特徴とする請求項1記載の多機能防犯灯。
- 支柱の下部に備えた制御ボックス内に自動体外式除細動器(AED)を収容したことを特徴とする請求項1記載の多機能防犯灯。
- 支柱の下部に制御ボックスを形成し、自動体外式除細動器(AED)を収容する空間の下部に空気取り入れ口を、支柱の上部に空気排出口を設け、空間を通過する空気によって自動体外式除細動器(AED)を冷却することを特徴とする請求項4記載の多機能防犯灯。
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JP2009002414U JP3151529U (ja) | 2009-04-15 | 2009-04-15 | 多機能防犯灯 |
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JP2014130402A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Akatsuki-Denkou Co Ltd | Aed屋外設置システム |
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- 2009-04-15 JP JP2009002414U patent/JP3151529U/ja not_active Expired - Fee Related
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