JP2015057973A - 家畜用薬剤混入機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 家畜用の飲水に対する薬剤の混入を迅速かつ確実に行うことができる家畜用薬剤混入機構を提供する。【解決手段】薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路13と、薬剤導入管路を経て導入した薬剤を飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路14と、薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部22と、薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁31と、シリンダ部から薬剤導出管路へ導出する方向だけの薬剤の流れを許容する導出側逆止弁35とを備える。導入側逆止弁31を薬剤導入管路側の弁座に当接する板状の弁体32で形成し、導出側逆止弁35を薬剤導出管路の導出口に対向して設けたシリンダ側の弁座に当接する板状の弁体36で形成する。各逆止弁31,35とシリンダ部20との間の容積を小さくでき吐出圧力を安定させる。【選択図】 図3

Description

本発明は、動物の飲水等の液体を供給する際に、供給配管を通過する液体に対して、薬剤等の他の混合液体を所望量混入することを可能とする家畜用薬剤混入機構に関する。
例えば、養豚、養鶏、乳牛などを飼育する際に、疾病予防や栄養管理等のために、抗菌性物質やビタミン剤などの水溶性の薬剤を、飲水等の液体に混合して投与する。上記の水溶性薬剤の混合液体を供給するために、液体供給機構が開発されている。
従来の液体供給機構としては、例えば、特許文献1に示されたものが知られている。すなわち、図9に示すように、飲水流通用の配管系である飲水供給管81に対して、薬剤導入用の管路(連結管)を連結し、所定量の水溶性の薬剤を投入するものである。前記水溶性の薬剤を供給する液体供給機構60は、薬剤タンク61、連結管62、ポンプ65、制御基板75等を有している。
薬剤タンク61は、抗菌性物質やビタミン剤等の水溶性の薬剤を貯留する。連結管62は、導入用連結管63と、導出用連結管64と、前記導入用連結管63及び前記導出用連結管64との間に設けた逆止弁装置70とを有している。導入用連結管63は、一端が薬剤タンク61の底部に配置され、他端が逆止弁装置70の一端部に配設した吸込側チェック弁71に連結される。一方、導出用連結管64は、一端が逆止弁装置70の他端部に配設した吐出側チェック弁72に連結され、他端が上記の飲水供給管81に設けた継ぎ手82に連結される。
逆止弁装置70は、図10に示すように、一端部に配設した吸込側チェック弁71と、他端部に配設した吐出側チェック弁72と、前記吸込側チェック弁71及び前記吐出側チェック弁72との間に、ポンプ65を構成するシリンダ66に連通する孔73が形成されている。
ポンプ65は、図9に示すように、モータ68の回転によってクランク機構69を介してシリンダ66内のピストン67を往復動させる。
ポンプ65によって、シリンダ66内のピストン67が往復動すると、シリンダ66内の体積が変化し、それに応じて導入用連結管63から薬剤を吸入して、導出用連結管64へ吐出する。逆止弁装置70の入口側に吸込側チェック弁71を内蔵し、出口側に吐出側チェック弁72を内蔵しているので、薬剤は常に一定の方向で吸入し、吐出される。
特開2003−327300号公報
特許文献1の技術では、2つの吸込側チェック弁71と吐出側チェック弁72を用いており、各チェック弁71,72は、バネ等を使用し、機構が複雑である。そのために、2つのチェック弁71,72には所定大きさの弁室を設ける必要があり、2つのチェック弁71,72及びシリンダ66のピストン67との間における容積が比較的大きくならざるを得ない。その結果、前記容積内の薬剤(薬液)に混入する空気は、前記容積が大きくなるほど、溜まる量も多くなる。前記空気は、薬液を導出用連結管64へ吐出するための吐出圧力を不安定にし、前記ピストン67の往復動の動作に対する即応性を低下させる。実際、家畜用の飲水に対する薬剤の混入を迅速かつ確実に行うことが求められるが、この点で改善する必要があった。
また、薬剤の供給を不安定化させる他の要因として、薬剤タンク61内が薬剤がなくなっている状態で空運転することにより、薬剤タンク61内で乾燥した薬剤の固形物がポンプ65によって吸引されて薬剤の供給経路内で詰まりが生じ、その後薬剤を補充して改めて供給しても、混入量が安定しない場合があった。また、少ない人手で家畜の世話をする必要がある一方で家畜の飼育施設がある程度広いこともあり、薬剤タンクが空になったからといって即対応して停止させることができずに放置されている現場も多い。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、家畜用の飲水に対する薬剤の混入を迅速かつ確実に行うことができる家畜用薬剤混入機構を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明者は、逆止弁の構造の改良によるピストンの往復動作に対する応答性の向上を図ること、薬剤タンク内に薬剤がない状態での空運転を防止すること、並びに両方の機構を併用することに着目し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の家畜用薬剤混入機構は、家畜の飲水となる液体を水飲み場まで供給する飲水供給管へ、前記液体に混入するための薬剤を供給する家畜用薬剤混入機構であって、薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路と、前記薬剤導入管路を経て導入した薬剤を前記飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路と、前記薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を前記薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部と、前記薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁と、前記シリンダ部から前記薬剤導出管路へ導出する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導出側逆止弁と、を備え、前記導入側逆止弁は、前記薬剤導入管路側の弁座に当接する板状の弁体で形成し、前記導出側逆止弁は、前記薬剤導出管路の導出口に対向して設けた前記シリンダ部側の弁座に当接する板状の弁体で形成したことを特徴とする。
また、本発明の家畜用薬剤混入機構は、家畜の飲水となる液体を水飲み場まで供給する飲水供給管へ、前記液体に混入するための薬剤を供給する家畜用薬剤混入機構であって、薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路と、前記薬剤導入管路を経て導入した薬剤を前記飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路と、前記薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を前記薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部と、前記薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁と、前記シリンダ部から前記薬剤導出管路へ導出する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導出側逆止弁と、を備え、前記薬剤導入管路に、管路内液面検出機構を介在配設したことを特徴とする。
さらに、本発明の家畜用薬剤混入機構は、家畜の飲水となる液体を水飲み場まで供給する飲水供給管へ、前記液体に混入するための薬剤を供給する家畜用薬剤混入機構であって、薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路と、前記薬剤導入管路を経て導入した薬剤を前記飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路と、前記薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を前記薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部と、前記薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁と、前記シリンダ部から前記薬剤導出管路へ導出する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導出側逆止弁と、を備え、前記導入側逆止弁は、前記薬剤導入管路側の弁座に当接する板状の弁体で形成し、前記導出側逆止弁は、前記薬剤導出管路の導出口に対向して設けた前記シリンダ部側の弁座に当接する板状の弁体で形成し、前記薬剤導入管路に、管路内液面検出機構を介在配設したことを特徴とする。
前記薬剤導入管路の導入口と、前記薬剤導出管路の導出口とをほぼ並行に設けると共に、前記シリンダ部に連通するシリンダ連通孔を、前記導入口及び前記導出口に相対する位置に設け、前記導入側逆止弁の弁体及び前記導出側逆止弁の弁体を、前記導入口及び前記導出口と、前記シリンダ連通孔との間に設けた同一の平板に形成した構成とすることが好ましい。
前記管路内液面検出機構は、前記薬剤導入管路の中途に一端及び他端が接続される筒体と、前記筒体内に配設されるフロートと、前記フロートに付設されるマグネットと、前記筒体に取り付けられ、前記マグネットの離接によりスイッチングするリードスイッチとの組み合わせからなり、前記筒体が略垂直姿勢で配設される構成とすることが好ましい。前記筒体には、洗浄用の水を供給する洗浄水供給経路と排水経路を付設した構成とすることが好ましい。
本発明の家畜用薬剤混入機構は、導入側逆止弁を板状の弁体で形成し、導出側逆止弁を板状の弁体で形成したので、簡単な構造となり、一般的な逆止弁のように容積の大きな弁室を設ける必要がない。そのために、導入側逆止弁と導出側逆止弁及びシリンダ内のピストンとの間における容積は、従来の構造に比べて小さくすることができる。従って、前記容積内の薬剤に混入する空気量が少なくなる。その結果、薬剤を薬剤導出管路へ吐出するための吐出圧力を安定させ、ピストンの往復動の動作に対する即応性を向上させる。家畜用の飲水に対する薬剤の混入を迅速かつ確実に行うことができる。
また、導入側逆止弁の弁体及び導出側逆止弁の弁体を同一の平板に形成しているので、構造を簡単にすることができる。また、薬剤導入管路の導入口と、薬剤導出管路の導出口をほぼ並行して設けたので、導入側逆止弁の弁体及び導出側逆止弁の弁体を同一の平板に形成することが簡単になる。
また、導入側逆止弁及び導出側逆止弁を含むポンプ機構と薬剤タンクとの間の薬剤導入管路に、管路内液面検出機構を介在配設した構成とすることにより、薬剤タンク内が空になった際に迅速に運転を停止できる。薬剤タンクは、実際の使用現場では畜産農家によって種々のものが用いられており、いわゆるポリタンクを用いる場合もあれば、水槽のようなものを使用している場合もある。すなわち、大きさ、形状が一定でないため、薬剤タンクに管路内液面検出機構を設けようとすると、現場毎に対応して、管路内液面検出機構の設定等を行う必要がある。しかし、本発明によれば、薬剤タンクではなく薬剤導入管路に設けるため、薬剤タンクの種類を問わずに薬剤の残量を検出でき、現場における取り付け作業も容易である。管路内液面検出機構を設けることにより、残量が明確化され空運転を防止でき、薬剤の乾燥によって、固形物が、薬剤導入管路、ポンプ機構を含む薬剤の供給経路内で付着して詰まりが生じることがなく、薬剤の混入作用を不安定化させることがない。
また、上記した板状の弁体を備えた逆止弁と、薬剤導入管路における管路内液面検出機構の両方を採用した構造とすることにより、薬剤の混入作用をより安定化させることができる。
図1は、本発明の一の実施形態に係る家畜用薬剤混入機構の概略を示す概略説明図である。 図2は、ポンプ装置を含む制御ボックスの拡大平面図である。 図3は、ポンプ装置における縦断面図である。 図4は、ポンプ装置における分解斜視図である。 図5は、ポンプ装置において薬剤を導入する際の動作を示す動作説明図である。 図6は、ポンプ装置において薬剤を導出する際の動作を示す動作説明図である。 図7は、本発明の他の実施形態に係る家畜用薬剤混入機構の概略を示す概略説明図である。 図8は、上記の他の実施形態で用いた管路内液面検出機構の構成を説明するための図である。 図9は、従来の実施形態の液体供給機構を概略的に示す概略説明図である。 図10は、図9の逆止弁装置の縦断面図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1〜図6は、本発明の一の実施形態を示す図である。図1及び図2は、家畜用薬剤混入機構10の概略を示すものである。
家畜の飲水を水飲み場まで供給する飲水供給管51には、家畜の疾病予防や栄養管理等のために、抗菌性物質やビタミン剤などの水溶性の薬剤(薬液)を飲水に対して混合する際に、前記薬剤の混合量を制御するための液体混合機構52が設けられている。
本実施形態における家畜用薬剤混入機構10は、図1に示すように、液体混合機構52へ、前記飲水に混入するための薬剤を供給するもので、薬剤タンク11、薬剤供給管12、ポンプ機構20、制御基板16等を備えている。
薬剤タンク11は、前記水溶性の薬剤(薬液)を貯留する。
薬剤供給管12は、薬剤導入管路13及び薬剤導出管路14を備えている。すなわち、薬剤導入管路13は、前記薬剤タンク11からの薬剤を導入する管路であって、一端が薬剤タンク11の底部に配置され、他端がポンプ機構20に連結される。一方、薬剤導出管路14は、薬剤導入管路13を経た薬剤を飲水供給管51へ吐出する管路であって、一端がポンプ機構20に連結され、他端が液体混合機構52へ連結される。
ポンプ機構20及び制御基板16等は、図1及び図2に示すように制御ボックス15の内部に配置されている。
ポンプ機構20は、図3及び図4に示すように、ポンプ本体21を有して構成され、ポンプ本体21は、シリンダ部22、導入側逆止弁31、導出側逆止弁35等を備えている。シリンダ部22の一端側には、中空部26が形成されるように、断面略凹状のキャップ部25が装着されている。キャップ部25は、端面を厚み方向に貫通する貫通孔が形成され、その貫通孔に薬剤導入管路13及び薬剤導出管路14が挿入され、それらが中空部26に連通している。さらに、導入側逆止弁31及び導出側逆止弁35が中空部26の内部に設けられる。
シリンダ部22の筒部23内には、ピストン24が摺動可能に配設されている。ピストン24が筒部23内を往復することにより、薬剤導入管路13から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を薬剤導出管路14から吐出する。ピストン24の往復動は、アクチュエータ40によって制御される。
このアクチュエータ40は、本実施形態では、前記ピストン24にヒンジを介して連結したリンクと、前記リンクを介して前記ピストン24を往復動させるクランクとからなるクランク機構41を備え、前記クランクを回転させるギヤヘッド付モータ42を備えている。従って、前記モータ42によって前記クランクが回転すると、ピストン24がシリンダ部22の筒部23内を往復動する。前記ピストン24の往復動によって、シリンダ部22の筒部23内に薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を吐出することになる。前記モータ42には制御基板16を配線接続しており、モータ42の回転速度調整、モータ42のON,OFF切替等を制御することができる。
導入側逆止弁31は、薬剤導入管路13からシリンダ部22の筒部23へ導入する方向だけの薬剤の流れを許容する逆止弁である。一方、導出側逆止弁35は、シリンダ部22の筒部23から薬剤導出管路14へ導出する方向だけの薬剤の流れを許容する逆止弁である。
すなわち、前述のように、導入側逆止弁31及び導出側逆止弁35は、図3及び図4に示すように、シリンダ部22とキャップ部25との間に形成される中空部26の内部に設けられる。
中空部26の図3において上面には、薬剤導入管路13及び薬剤導出管路14が連通している。すなわち、薬剤導入管路13の導入口13aと、薬剤導出管路14の導出口14aは、ほぼ並行して設けられている。しかも、薬剤導入管路13の導入口13aの周りは、導入側逆止弁31の弁体32が当接する導入側弁座33を形成している。
薬剤導出管路14の導出口14aの側には、導出側逆止弁35の弁体36が前記導出口14aの方向へ開くように導出側弁逃げ室39が形成されている。
さらに、図3において上から下へ順に、弁体用平板27、中間平板28、シリンダ連通用平板29が、中空部26の上面と下面の間で重ね合わせるように配置されている。弁体用平板27は、導入側逆止弁31及び導出側逆止弁35の各弁体32,36を形成した同一の平板からなり、図3において中空部26の上面側に配置されている。この場合、導入側逆止弁31の弁体32は、導入側弁座33に当接するように位置している。一方、導出側逆止弁35の弁体36は、導出口14aの方向へ開くように導出側弁逃げ室39に位置する。なお、導入側逆止弁31の弁体32及び導出側逆止弁35の弁体36は、元の位置に戻り易くするために弾性を有することが望ましい。
中間平板28は、導入側弁逃げ室34及び導出側弁座37を形成した同一の平板からなり、図3において上記の弁体用平板27の下面に当接している。この場合、導入側弁逃げ室34は、図3において上下に貫通しており、導入側逆止弁31の弁体32がシリンダ部22方向へ開くように位置している。一方、導出側弁座37は、図3において上下に貫通する導出用孔部38の周りの部分が相当し、導出側逆止弁35の弁体36が導出側弁座37に当接するように位置している。
シリンダ連通用平板29は、上面が図3において中間平板28の下面に当接し、下面がシリンダ部22の上面に当接している。また、シリンダ連通孔29bが図3において上下に貫通して形成されており、中間平板28の導入側弁逃げ室34及び導出用孔部38と連通していると共に、シリンダ部22の筒部23に連通している。
また、弁体用平板27、中間平板28、シリンダ連通用平板29は、前記中空部26内で固定するために、重ね合わせた状態で二箇所の同じ位置に貫通する各貫通孔27a,28a,29aが設けられている。すなわち、弁体用平板27には二箇所の貫通孔27a,27aを設け、中間平板28には二箇所の貫通孔28a,28aを設け、シリンダ連通用平板29には二箇所の貫通孔29a,29aを設けている。
さらに、キャップ部25にも、二箇所の同じ位置に貫通する貫通孔25a,25aが設けられる。一方、シリンダ部22には、前記中空部26を構成する面に、前記の各貫通孔25a,27a,28a,29aに対応する位置に二箇所のネジ穴22a,22aが設けられる。
従って、図4に示すように、2つの各ボルト21a,21aを各貫通孔27a,28a,29aへ挿入してシリンダ部22のネジ穴22a,22aへ螺着することで、キャップ部25、弁体用平板27、中間平板28、シリンダ連通用平板29がシリンダ部22へ固定される。
また、シリンダ部22の下部のフランジ部22bには、二箇所の貫通孔22c,22cが設けられ、2つのボルト22d,22dを前記二箇所の貫通孔22c,22cへ通して制御ボックス15へ螺着する。
次に、上記の家畜用薬剤混入機構10における作用について説明する。
ポンプ機構20は、図1及び図2に示すように、モータ42の回転によってクランク機構41を介してピストン24を往復動させる。すると、シリンダ22の筒部23内の容積が変化し、それに応じて薬剤導入管路13から薬剤を吸入して、薬剤導出管路14へ吐出する。
詳しく説明すると、薬剤タンク11からの薬剤は薬剤導入管路13を経て導入口13aまで導入されている。シリンダ部22の筒部23内でピストン24が図5において下方へ移動すると、筒部23内が負圧になる。
従って、シリンダ連通用平板29のシリンダ連通孔29b及び中間平板28の導入側弁逃げ室34が負圧になる。そのために、導入側逆止弁31の弁体32は、導入側弁座33から離れて導入側逆止弁31を開く。
一方、シリンダ連通用平板29のシリンダ連通孔29bに連通する中間平板28の導出用孔部38も負圧になる。そのために、導出側逆止弁35の弁体36は、中間平板28の導出側弁座37に密着するように当接し、導出側逆止弁35を閉じる。
その結果、薬剤は、図5の矢印で示すように、薬剤導入管路13の導入口13aから筒部23内へ導入される。
次に、ピストン24が図6において上方へ移動すると、シリンダ部22の筒部23内が加圧される。
従って、シリンダ連通用平板29のシリンダ連通孔29b及び中間平板28の導入側弁逃げ室34が加圧される。そのために、導入側逆止弁31の弁体32は、導入側弁逃げ室34内を導入側弁座33の方向へ移動し、導入側弁座33に密着するように当接し、導入側逆止弁31を閉じる。
一方、シリンダ連通用平板29のシリンダ連通孔29bに連通する中間平板28の導出用孔部38も加圧される。そのために、導出側逆止弁35の弁体36は、導出側弁座37から離れて導出側弁逃げ室39内を薬剤導出管路14の導出口14aの方向へ移動し、導出側逆止弁35を開く。
その結果、シリンダ部22の筒部23内の薬剤は、図6の矢印で示すように、シリンダ連通用平板29のシリンダ連通孔29b、中間平板28の導出用孔部38、導出側弁逃げ室39を経て、導出口14aから薬剤導出管路14へ導出され、前記薬剤導出管路14を経て液体混合機構52へ供給される。
シリンダ部22の筒部23内でのピストン24が往復動することによって、上記の動作が繰り返され、薬剤タンク11内の薬剤が液体混合機構52を経て飲水供給管51の飲水へ混入される。
以上のことから、導入側逆止弁31の弁体32及び導出側逆止弁35の弁体36は、平板に形成したので、簡単な構造となり、一般的な逆止弁と比較して弁室に相当する各弁逃げ室34,36の容積を小さくすることができる。従って、薬剤(薬液)に混入する空気量が少なくなる。その結果、薬液を薬剤導出管路14へ吐出するための吐出圧力を安定させ、ピストン24の往復動の動作に対する即応性を向上させる。家畜用の飲水に対する薬剤の混入を迅速かつ確実に行うことができる。
なお、前述の実施形態では、導入側逆止弁31の弁体32及び導出側逆止弁35の弁体36を同一平板に形成しているので、構造を簡単にする点で望ましいが、これに限定されず、それぞれ別々の平板に形成してもよい。
また、前述の実施形態では、薬剤導入管路13の導入口13aと、薬剤導出管路14の導出口14aを、ほぼ並行して設けたので、導入側逆止弁31の弁体32及び導出側逆止弁35の弁体36を同一平板に形成して対応することが簡単になる。
しかも、前記シリンダ22の筒部23に連通するシリンダ連通孔29bを、前記導入口13a及び前記導出口14aに相対する位置に設けたので、薬剤が薬剤導入管路13から筒部23へ導入する方向がほぼ一直線上になると共に、薬剤が筒部23から薬剤導出管路14へ導出する方向もほぼ一直線上になる。そのために、薬剤の流れがスムーズになり、薬剤の吸入及び吐出を効率良く行うことができる。
本実施形態の家畜用薬剤混入機構10を用いて実験を実施した。なお、前記モータ42の回転速度能力は123rpmで、シリンダ23の直径は5mmで、ピストン24のストロークは20mmとした。また、家畜用薬剤混入機構10における実験の稼働サイクルとしては、1時間稼働してから15分停止し、さらに1時間稼働した後に全稼働を停止することとした。なお、ポンプ機構20では、ポンプ能力を5段階に切り替えるためのポンプ能力設定用SWが設けられている。5段階のSW目盛は、「0」,「1」,「2」,「3」,「4」である。
ポンプ機構20におけるポンプ稼働時間は、SW目盛が「0」では連続して稼働する。この場合の薬剤の供給量は、毎時3000cc(毎分50cc)であった。SW目盛が「1」では、ポンプ稼働時間が[16秒/27秒]の割合で稼働するように設定される。この場合の薬剤の供給量は、毎時1800cc(毎分30cc)であった。SW目盛が「2」では、ポンプ稼働時間が[8秒/27秒]の割合で稼働するように設定される。この場合の薬剤の供給量は、毎時900cc(毎分15cc)であった。SW目盛が「3」では、ポンプ稼働時間が[4秒/27秒]の割合で稼働するように設定される。この場合の薬剤の供給量は、毎時450cc(毎分7.5cc)であった。SW目盛が「4」では、ポンプ稼働時間が[2秒/27秒]の割合で稼働するように設定される。この場合の薬剤の供給量は、毎時225cc(毎分3.75cc)であった。
一方、飲水供給管51を流れる飲水の流量を計測するための流量センサーが、液体混合機構52に設けられている。実験に用いた飲水供給管51を流れる飲水の流水量は、毎分12L(リットル)以上で流れる。
以上のように、5段階のSW目盛にてポンプ能力を切り替えても、安定した状態で薬液を供給することができる。薬液を薬剤導出管路14へ吐出するための吐出圧力を安定させ、ピストン24の往復動の動作に対する即応性が良好であることの表れである。家畜用の飲水に対する薬剤の混入を迅速かつ確実に行うことができた。
図7及び図8は、本発明の他の実施形態を示した図である。本実施形態では、ポンプ機構20と薬剤タンク11との間の薬剤導入管路13に、管路内液面検出機構55を介在配設している。より詳細には、図8に示したように、管路内液面検出機構55は、筒体55a、フロート55b、マグネット55c及びリードスイッチ55dを有している。筒体55aは、薬剤導入管路13を中途で分断し、そのうちの一方の薬剤導入管路13Aに一端55a1を接続し、他方の薬剤導入管路13Bに他端55a2を接続して設けられる。また、筒体55aは、略垂直姿勢で配設される。フロート55bは、筒体55a内に配設され、マグネット55cは該フロート55bによって支持されている。リードスイッチ55dは、筒体55aの外面の適宜位置、好ましくは、下端寄りに付設され、マグネット55cの離接によりスイッチングする。
薬剤タンク11の薬剤は、上記実施形態で説明したように、通常、薬剤導入管路13(13A及び13Bを含む)を経て、ポンプ機構20の導入口13aまで導入されている。この状態でポンプ機構20のピストン24が往復動することにより、導入口13aから筒部23内へ薬剤が導入され、その後、導出口14aから薬剤導出管路14へ導出される。
そのため、薬剤導入管路13内には、常に薬剤が溜まっている。従って、薬剤導入管路13内に介在される筒体55a内には、薬剤タンク11内に薬剤が残留している間は当然、常に薬剤が溜まっていることになる。加えて、薬剤タンク11内の薬剤がなくなった後であっても、薬剤タンク11から筒体55aの一端55a1までの間に位置する薬剤導入管路13A内の薬剤がなくなり、さらに、それ以上消費されると、筒体55aが略垂直姿勢で配設されるているため、筒体55a内の薬剤の液面位置は徐々に下がることになる。従って、内部に配設されているフロート55b及びマグネット55cの位置も下降する。そのため、リードスイッチ55dをその検知位置が、筒体55aの下端寄りの所定の高さとなるように設定しておけば、マグネット55cが当該所定の高さまで下降すると、リードスイッチ55dがスイッチングされることになる。なお、リードスイッチ55dの設置高さは任意に設定でき、必ずしも筒体55aの下端寄りに限定されるものではない。
そして、リードスイッチ55dがスイッチングされたならば、モータ42がOFFになるように設定しておく。それにより、作業者が運転停止操作を行わなくても、薬剤残量に応じて自動的にポンプ機構20が運転を停止することができる。筒体55a内の薬剤の液面位置が所定の高さになった時点でポンプ機構20の運転が停止されるが、そのタイミングでは、筒体55aの他端55a2からポンプ機構20の導入口13aまでの間の薬剤導入管路13Bには薬剤が残留している。従って、かかるタイミングでポンプ機構20の運転が停止されれば、空運転を防止でき、薬剤の乾燥によって、固形物が、薬剤導入管路13、ポンプ機構20を含む薬剤の供給経路内で付着して詰まりが生じることがなく、薬剤の混入作用を不安定化させることがない。また、薬剤タンク11ではなく薬剤導入管路13に管路内液面検出機構55を設けた構成であるため、薬剤タンク11の種類を問わずに薬剤の残量を検出でき、現場における取り付け作業も容易である。
なお、筒体55aの上端寄りの適宜位置に洗浄用の水を供給する洗浄水供給経路55eを接続すると共に、下端寄りの適宜位置に排水経路55fを接続した構成とすることが好ましい。ポンプ機構20の運転停止後、そのままにしておくと、残留する薬剤が乾燥して固形物が生じる。そのため、薬剤補充後、運転を再開した際に、筒体55a内の残留固形物がポンプ機構20側に流れ、詰まりなどを生じさせるおそれがある。そこで、上記のリードスイッチ55dの検知によりポンプ機構20の運転が停止したならば、洗浄水供給経路55eと排水経路55fを開弁し、薬剤導入管路13B側を閉じて、洗浄水供給経路55eから筒体55a内に水を供給し、排水経路55fjから排出する洗浄工程を所定時間行うようにすることが好ましい。また、筒体55a内は空になっているため、運転再開前には、排水経路55fは閉弁したまま、洗浄水供給経路55eを開弁して筒体55a内に水を供給して空運転が生じないようにすることが好ましい。
10 家畜用薬剤混入機構
11 薬剤タンク
12 薬剤供給管
13 薬剤導入管路 13a 導入口
14 薬剤導出管路 14a 導出口
15 制御ボックス
16 制御基板
20 ポンプ機構
21 ポンプ本体
22 シリンダ部
23 筒部
24 ピストン
25 キャップ部
26 中空部
27 弁体用平板
28 中間平板
29 シリンダ連通用平板
29b シリンダ連通孔
31 導入側逆止弁
32 弁体
33 導入側弁座
34 導入側弁逃げ室
35 導出側逆止弁
36 弁体
37 導出側弁座
38 導出用孔部
39 導出側弁逃げ室
40 アクチュエータ
51 飲水供給管
52 液体混合機構
55 管路内液面検出機構

Claims (6)

  1. 家畜の飲水となる液体を水飲み場まで供給する飲水供給管へ、前記液体に混入するための薬剤を供給する家畜用薬剤混入機構であって、
    薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路と、
    前記薬剤導入管路を経て導入した薬剤を前記飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路と、
    前記薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を前記薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部と、
    前記薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁と、
    前記シリンダ部から前記薬剤導出管路へ導出する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導出側逆止弁と、を備え、
    前記導入側逆止弁は、前記薬剤導入管路側の弁座に当接する板状の弁体で形成し、
    前記導出側逆止弁は、前記薬剤導出管路の導出口に対向して設けた前記シリンダ部側の弁座に当接する板状の弁体で形成したことを特徴とする家畜用薬剤混入機構。
  2. 家畜の飲水となる液体を水飲み場まで供給する飲水供給管へ、前記液体に混入するための薬剤を供給する家畜用薬剤混入機構であって、
    薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路と、
    前記薬剤導入管路を経て導入した薬剤を前記飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路と、
    前記薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を前記薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部と、
    前記薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁と、
    前記シリンダ部から前記薬剤導出管路へ導出する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導出側逆止弁と、を備え、
    前記薬剤導入管路に、管路内液面検出機構を介在配設したことを特徴とする家畜用薬剤混入機構。
  3. 家畜の飲水となる液体を水飲み場まで供給する飲水供給管へ、前記液体に混入するための薬剤を供給する家畜用薬剤混入機構であって、
    薬剤タンクからの薬剤を導入する薬剤導入管路と、
    前記薬剤導入管路を経て導入した薬剤を前記飲水供給管へ吐出する薬剤導出管路と、
    前記薬剤導入管路から薬剤を吸引し、その吸引した薬剤を前記薬剤導出管路から吐出する機能を有するシリンダ部と、
    前記薬剤導入管路から前記シリンダ部へ導入する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導入側逆止弁と、
    前記シリンダ部から前記薬剤導出管路へ導出する方向だけの前記薬剤の流れを許容する導出側逆止弁と、を備え、
    前記導入側逆止弁は、前記薬剤導入管路側の弁座に当接する板状の弁体で形成し、
    前記導出側逆止弁は、前記薬剤導出管路の導出口に対向して設けた前記シリンダ部側の弁座に当接する板状の弁体で形成し、
    前記薬剤導入管路に、管路内液面検出機構を介在配設したことを特徴とする家畜用薬剤混入機構。
  4. 前記薬剤導入管路の導入口と、前記薬剤導出管路の導出口とをほぼ並行に設けると共に、前記シリンダ部に連通するシリンダ連通孔を、前記導入口及び前記導出口に相対する位置に設け、
    前記導入側逆止弁の弁体及び前記導出側逆止弁の弁体を、前記導入口及び前記導出口と、前記シリンダ連通孔との間に設けた同一の平板に形成した請求項1又は3記載の家畜用薬剤混入機構。
  5. 前記管路内液面検出機構は、前記薬剤導入管路の中途に一端及び他端が接続される筒体と、前記筒体内に配設されるフロートと、前記フロートに付設されるマグネットと、前記筒体に取り付けられ、前記マグネットの離接によりスイッチングするリードスイッチとの組み合わせからなり、前記筒体が略垂直姿勢で配設されるものである請求項2〜4のいずれか1に記載の家畜用薬剤混入機構。
  6. 前記筒体に、洗浄用の水を供給する洗浄水供給経路と排水経路を付設した請求項5記載の家畜用薬剤混入機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002045069A (ja) * 2000-07-31 2002-02-12 Kyoritsu Seiyaku Kk 薬液供給装置

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