JP2015057422A - イルベサルタンを含有する錠剤 - Google Patents

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健至 船木
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Abstract

【課題】イルベサルタンを含有し、速やかな錠剤の崩壊性を有した錠剤に関する。【解決手段】錠剤の密度を調整することによって、錠剤の崩壊性が改善し、特に、錠剤密度を1.12〜1.23mg/mm3とすることによって、速やかな崩壊性を得ることができる。【選択図】なし

Description

本発明は、イルベサルタンを含有する錠剤、特に錠剤の密度を制御することによって、良好な崩壊性を有する錠剤に関する。
高血圧治療は、薬物治療が主体であり、日本においては利尿薬、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(以下、ARBとも記載する)などレニン・アンジオテンシン(RA)系阻害薬、ベータ遮断薬など各種降圧薬が用いられている。
中でも、アンジオテンシンII受容体拮抗剤は、有用であり、その中でもイルベサルタン、すなわちすなわち2−n−ブチル−4−スピロシクロペンタン−1−[(2'−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)メチル]−2−イミダゾリン−5−オンは、有効な長期作用性アンジオテンシンII受容体拮抗剤であり、特に高血圧症および心不全などの心臓血管疾患の治療に有用である。
イルベサルタンの製剤としては、錠剤が知られている(特許文献1)。しかし、イルベサルタンの水への溶解度が低く、製剤中のイルベサルタンの含量が増すと、錠剤のサイズが大きくなり、錠剤の崩壊時間が延長する場合がある。錠剤の崩壊時間が延長する場合、イルベサルタンの吸収性が低下する可能性があり、また、吸収にばらつきが生じる場合もある。特許文献1には、崩壊性を改善した製剤については、記載されていない。
錠剤の崩壊時間を改善する手段としては、錠剤中の添加物の種類および配合量を変更する場合がある(特許文献2、3)。しかし、使用する添加物によっては、薬物が分解する場合や逆に崩壊時間が延長する場合もある。
特開平8-333253 特表2003-176242 特表2005-533045
従って、イルベサルタンの含量を増し、錠剤のサイズが大きくなり、また錠剤の添加物の種類および配合量にも関わらず、崩壊時間の遅延を防止できる錠剤の開発が求められていた。
本発明者らは、イルベサルタンを含有する錠剤の崩壊時間の遅延を防止するために、鋭意検討した結果、錠剤の密度を1.12〜1.23mg/mmとすることにより、その効果は顕著である。
すなわち、本発明は、
(1)イルベサルタンおよび崩壊剤としてクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、イルベサルタンの含量が180〜220mg、および錠剤の総重量が380〜430mgである錠剤、
(2)錠剤の体積が320〜360mmである上記(1)記載の錠剤、
(3)錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mmである上記(1)記載の錠剤、
(4)錠剤の厚みが4.7〜5.1mmである上記(1)記載の錠剤、
(5)錠剤の体積が320〜360mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mmおよび錠剤の厚みが4.7〜5.1mmである上記(1)記載の錠剤、
(6)さらに、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有する上記(1)から(5)のいずれかに記載の錠剤、
(7)さらに、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の体積が320〜360mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mmおよび錠剤の厚みが4.7〜5.1mmである上記(1)から(5)のいずれかに記載の錠剤、
(8)錠剤の崩壊時間が7分以内である上記(1)から(7)のいずれかに記載の錠剤、
(9)日本薬局方溶出試験第1液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が85%以上である上記(1)から(8)のいずれかに記載の錠剤、
(10)日本薬局方溶出試験第2液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が70%以上である上記(1)から(8)のいずれかに記載の錠剤、
(11)日本薬局方溶出試験第1液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が85%以上であり、かつ日本薬局方溶出試験第2液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が70%以上である上記(1)から(8)のいずれかに記載の錠剤、
(12)上記(1)から(11)のいずれかに記載の錠剤をヒプロメロースで被覆したフィルムコーティング錠剤、
に関する。
本発明のイルベサルタン含有製剤(以下、「本製剤」という。)の崩壊時間は速い。また、錠剤の硬度も実用性に耐えられるすぐれた製剤である。
実施例で用いた錠剤を横から見た図 錠剤の密度を変更した場合のイルベサルタン含有錠剤の崩壊時間
本明細書中、イルベサルタンは、イルベサルタン、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を意味する。イルベサルタンの製法は、バーンハート(Baunhart)らの米国特許第5270317号に記載されている。
以下に、イルベサルタンの化学構造式を示す。
Figure 2015057422
本製剤中のイルベサルタンの含量は、薬効を生じるような量であればよい。具体的には、製剤全量に対して、30〜70重量%、好ましくは40〜60重量%、より好ましくは45〜55重量%である。また、製剤中のイルベサルタンの重量としては、180〜220mg、好ましくは、185〜215mg、より好ましくは、190〜210mgである。これらの製剤重量より多ければ、錠剤の服用性自体が困難になり、少なければ、有効成分を一錠中に配合して製剤設計することが困難となる恐れがある。
本製剤の薬物として、イルベサルタンとともに、利尿薬を併用することができる。利尿薬としては、トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、クロロチアジド、ヒドロフルメチアジド、ベンドロフルメチアジド、メチクロチアジド、ポリチアジド、キシパミド、シクロペンチアジド、シクロチアジドなどが知られている。なかでも、トリクロルメチアジドは、代表的なチアジド系降圧利尿剤であり、フルイトラン(R)として販売されている。
本製剤の薬物として、イルベサルタンとともに、カルシウム拮抗薬を併用することができる。カルシウム拮抗薬としては、アムロジピン、ニフェジピン、ニカルジピンなどが知られている。なかでも、アムロジピンは、代表的なカルシウム拮抗薬である。
薬物併用の形態としては、該利尿薬やカルシウム拮抗薬を併用する場合、キットとして使用する場合、配合剤として含有されている場合のいずれの形態も含む。服薬の単純化によるコンプライアンスの向上の観点からは、配合剤として製剤化した医薬が好ましい。
本発明の医薬の投与量は、患者の年齢、体重、疾病の種類や程度、投与経路等を考慮した上で設定することが望ましい。本製剤の投与量は、患者の重篤度、年令にもよるが、通常、成人1日当り、イルベサルタンとして約50〜200mgである。
本製剤は、錠剤の密度によって規定することができる。錠剤の密度は、錠剤の質量を錠剤の体積で除した値で算出することができ、錠剤体積・表面積シュミレーションソフト(Tablet CAD)によって測定することができる。本製剤における錠剤の密度は、1.12〜1.23mg/mm、好ましくは1.13〜1.23mg/mm、より好ましくは1.15〜1.23mg/mmである。この錠剤の密度の範囲と異なれば、錠剤の崩壊時間が延長する恐れがある。
本製剤は、錠剤のバンド厚みによって規定することができる。「バンド厚み」とは、錠剤側面の平らな部分の高さを表し、ノギスによって測定することができる。本製剤における錠剤のバンド厚みは、2.5〜2.9mm、好ましくは2.5〜2.85mm、より好ましくは2.5〜2.8mmである。この錠剤の厚みの範囲と異なれば、錠剤の崩壊時間が延長する恐れがある。
本製剤は、錠剤の厚みによって規定することができる。錠剤厚みは、錠剤の丸み部分(cup depth)の最上部から、反対面の丸み部分の最下部までの長さを表し、シックネスゲージによって測定することができる。本製剤における錠剤厚みは、4.7〜5.1mm、好ましくは4.7〜5.05mm、より好ましくは4.7〜5.0mmである。この錠剤の厚みの範囲と異なれば、錠剤の崩壊時間が延長する恐れがある。
本製剤は、錠剤の体積によって規定することができる。錠剤の体積は、錠剤体積・表面積シュミレーションソフト(Tablet CAD)によって測定することができる。本製剤における錠剤の体積は、325〜360mm、好ましくは325〜350mm、より好ましくは325〜345mmである。この錠剤の体積の範囲と異なれば、錠剤の崩壊時間が延長する恐れがある。
本製剤は、錠剤の表面積によって規定することができる。錠剤の表面積は、錠剤体積・表面積シュミレーションソフト(Tablet CAD)によって測定することができる。本製剤における錠剤の表面積は、275〜290mm2、好ましくは275〜287mm、より好ましくは275〜285mmである。この錠剤の表面積の範囲と異なれば、錠剤の崩壊時間が遅延する恐れがある。
本製剤は、崩壊剤を含有する。崩壊剤としては、日本薬局方、日本薬局方外医薬品規格または医薬品添加物規格等に収載されているものを使用することができる。具体的には、クロスカルメロースナトリウム(FMC−旭化成)、クロスポビドン、カルメロースカルシウム(五徳薬品)やカルボキシメチルスターチナトリウム(松谷化学(株)、木村産業(株))、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、好ましくはクロスカルメロースナトリウムである。
本製剤中の崩壊剤の含量は、製剤全量に対し、0.5〜10重量%、好ましくは0.75〜9重量%、より好ましくは1〜8重量%である。これらの含量より多ければ、錠剤の硬度低下の可能性や錠剤サイズが大きくなることで服用性に支障が生じる可能性があり、少なければ、錠剤の崩壊時間が延長する恐れがある。
本製剤は、賦形剤を含有してもよく、日本薬局方、日本薬局方外医薬品規格または医薬品添加物規格等に収載されている剤を使用することができる。賦形剤として、具体的には、乳糖、結晶セルロース、果糖、精製白糖、白糖、精製白糖球状顆粒、無水乳糖、白糖・デンプン球状顆粒、半消化体デンプン、ブドウ糖、ブドウ糖水和物、粉糖、プルラン、β−シクロデキストリン、アミノエチルスルホン酸、アメ粉、塩化ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリシン、グルコン酸カルシウム、L−グルタミン、酒石酸、酒石酸水素カリウム、炭酸アンモニウム、デキストラン40、デキストリン、乳酸カルシウム、ポビドン、マクロゴール(ポリエチレングリコール)1500、マクロゴール1540、マクロゴール4000、マクロゴール6000、無水クエン酸、DL−リンゴ酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム、L−アスパラギン酸、アルギン酸、カルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、クロスポビドン、グリセロリン酸カルシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、合成ケイ酸アルミニウム、小麦粉、コムギデンプン、コムギ胚芽粉、小麦胚芽油、米粉、コメデンプン、酢酸フタル酸セルロース、酸化チタン、酸化マグネシウム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、第三リン酸カルシウム、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、天然ケイ酸アルミニウム、トウモロコシデンプン、トウモロコシデンプン造粒物、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、無水リン酸水素カルシウム、無水リン酸水素カルシウム造粒物、リン酸二水素カルシウム等が挙げられ、好ましくは乳糖および結晶セルロースである。
本製剤中の賦形剤の含量は、製剤全量に対し、20〜70重量%、好ましくは25〜60重量%、より好ましくは30〜50重量%である。
本製剤は、結合剤を含有してもよく、日本薬局方、日本薬局方外医薬品規格または医薬品添加物規格等に収載されている結合剤を使用することができる。具体的には、ヒプロメロース、トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、部分アルファー化デンプン、アラビアゴム、アラビアゴム末、ゼラチン、カンテン、デキストリン、プルラン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、カルメロース、カルメロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、好ましくはヒプロメロースである。
本製剤中の結合剤の含量は、製剤全量に対し、0.5〜10重量%、好ましくは0.75〜5重量%、より好ましくは1〜4重量%である。
本製剤は、流動化剤を含有してもよく、日本薬局方、日本薬局方外医薬品規格または医薬品添加物規格等に収載されている結合剤を使用することができる。具体的には、軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、タルク等が挙げられ、好ましくは軽質無水ケイ酸である。
本製剤中の流動化剤の含量は、製剤全量に対し、0.2〜5重量%、好ましくは0.3〜4.5重量%、より好ましくは0.5〜4重量%である。
本製剤は、滑沢剤を含有してもよく、日本薬局方、日本薬局方外医薬品規格または医薬品添加物規格等に収載されている滑沢剤を使用することができる。具体的には、ステアリン酸金属塩、ショ糖脂肪酸エステル、タルク、含水二酸化ケイ素等が挙げられるが、好ましくはステアリン酸金属塩である。ステアリン酸金属塩としては、ステアリン酸マグネシウム(太平化学産業、日本油脂、堺化学工業)、ステアリン酸カルシウム(関東化学、日本油脂、堺化学工業)等が挙げられるが、好ましくは、ステアリン酸マグネシウムである。
本製剤中の滑沢剤の含量は、製剤全量に対し、0.2〜5重量%、好ましくは0.3〜4.5重量%、より好ましくは0.5〜4重量%である。
本製剤において、1錠剤あたりの総重量としては、350〜450mg、好ましくは380〜430mg、より好ましくは390〜420mgである。これらの重量より多ければ、錠剤が大きくなり、服用が困難になる可能性がある。
本製剤の形態の一つとして、イルベサルタン、崩壊剤を含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくはイルベサルタン、崩壊剤を含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくはイルベサルタン、崩壊剤を含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、イルベサルタン、崩壊剤として、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、カルメロースカルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウムおよび低置換度ヒドロキシプロピルセルロースから選ばれる1以上を含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくはイルベサルタン、崩壊剤として、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、カルメロースカルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウムおよび低置換度ヒドロキシプロピルセルロースから選ばれる1以上を含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくはイルベサルタン、崩壊剤として、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、カルメロースカルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウムおよび低置換度ヒドロキシプロピルセルロースから選ばれる1以上を含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、イルベサルタン、クロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくはイルベサルタン、クロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくはイルベサルタン、クロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、製剤全量に対し、30〜70重量%のイルベサルタン、0.5〜10重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくは40〜60重量%のイルベサルタン、0.75〜9重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくは45〜55重量%のイルベサルタン、1〜8重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、1錠剤あたりの総重量が380〜430mgの錠剤に対し、180〜220mgのイルベサルタン、0.5〜10重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくは1錠剤あたりの総重量が385〜425mgの錠剤に対し、185〜215mgのイルベサルタン、0.75〜9重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくは1錠剤あたりの総重量が390〜420mgの錠剤に対し、190〜210mgのイルベサルタン、1〜8重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、イルベサルタン、クロスカルメロースナトリウム、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくはイルベサルタン、クロスカルメロースナトリウム、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくはイルベサルタン、クロスカルメロースナトリウム、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、製剤全量に対し、30〜70重量%のイルベサルタン、0.5〜10重量%のクロスカルメロースナトリウム、20〜70重量%の乳糖および結晶セルロース、0.5〜10重量%のヒプロメロース、0.2〜5重量%の軽質無水ケイ酸および0.2〜5重量%のステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくは40〜60重量%のイルベサルタン、0.75〜9重量%のクロスカルメロースナトリウム、25〜60重量%の乳糖および結晶セルロース、0.75〜5重量%のヒプロメロース、0.3〜4.5重量%の軽質無水ケイ酸および0.3〜4.5重量%のステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくは45〜55重量%のイルベサルタン、1〜8重量%のクロスカルメロースナトリウム、30〜50重量%の乳糖および結晶セルロース、1〜4重量%のヒプロメロース、0.5〜4重量%の軽質無水ケイ酸および0.5〜4重量%のステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤の形態の一つとして、1錠剤あたりの総重量が380〜430mgの錠剤に対し、180〜220mgのイルベサルタン、0.5〜10重量%のクロスカルメロースナトリウム、20〜70重量%の乳糖および結晶セルロース、0.5〜10重量%のヒプロメロース、0.2〜5重量%の軽質無水ケイ酸および0.2〜5重量%のステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mm、錠剤の厚みが4.7〜5.1mm、錠剤の体積を325〜360mm、好ましくは1錠剤あたりの総重量が385〜425mgの錠剤に対し、185〜215mgのイルベサルタン、0.75〜9重量%のクロスカルメロースナトリウム、25〜60重量%の乳糖および結晶セルロース、0.75〜5重量%のヒプロメロース、0.3〜4.5重量%の軽質無水ケイ酸および0.3〜4.5重量%のステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.13〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.85mm、錠剤の厚みが4.7〜5.05mm、錠剤の体積を325〜350mm、より好ましくは1錠剤あたりの総重量が390〜420mgの錠剤に対し、190〜210mgのイルベサルタン、1〜8重量%のクロスカルメロースナトリウム、30〜50重量%の乳糖および結晶セルロース、1〜4重量%のヒプロメロース、0.5〜4重量%の軽質無水ケイ酸および0.5〜4重量%のステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の密度が1.15〜1.23mg/mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.8mm、錠剤の厚みが4.7〜5.0mm、錠剤の体積を325〜345mmである。
本製剤は、コーティング剤を含有してもよく、医薬用途で使用可能なコーティング剤であればよい。具体的には、ヒプロメロース、ポリビニルアルコール、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、カルメロース、カルメロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVAコポリマー、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー分散液、アミノアルキルメタクリレートコポリマー、オパドライ、カルナバロウ、カルボキシビニルポリマー、乾燥メタクリル酸コポリマー、ジメチルアミノエチルメタアクリレート・メチルメタアクリレートコポリマー、ステアリルアルコール、セラック、セタノール、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、フマル酸・ステアリン酸・ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート・ヒドロキシプロピルメチルセルロース混合物、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール、メタクリル酸コポリマー、2−メチル−5−ビニルピリジンメチルアクリレート・メタクリル酸コポリマー等が挙げられる。
本製剤中のコーティング剤の含量は、製剤全量に対し、0.05〜10重量%、好ましくは0.075〜5重量%、より好ましくは0.1〜2.5重量%である。
本製剤は、錠剤を上記コーティング剤によって、コーティングする際、コーティング剤とともに、着色剤や可塑剤を含有してもよい。着色剤や可塑剤は、製薬学的に許容されるものであればよい。
着色剤として、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄、食用赤色3号、食用黄色5号、食用青色1号などの食用色素、褐色酸化鉄、黒酸化鉄、銅クロロフィル、銅クロロフィリンナトリウム、リボフラビン、抹茶末等が挙げられる。
可塑剤として、クエン酸トリエチルやポリエチレングリコール等が挙げられる。
コーティング剤、着色剤および可塑剤等の各種添加剤を組み合わせて、調製可能なプレミクス品を使用することができる.
本製剤は、従来行われている錠剤の製造方法により、製造することができる。すなわち、本製剤は、イルベサルタンと上述のような添加剤をV型混合機などの適当な混合機で混合して錠剤用混合末を製造した後、当該混合末を1)直接圧縮打錠する方法、または、2)顆粒とし、その顆粒を圧縮打錠する方法等により製造することができる。
顆粒を圧縮打錠する方法で使用する顆粒は、押し出し造粒法、撹拌造粒法、流動層造粒法、乾式造粒法等で製造すればよいが、好ましくは撹拌造粒法である。
錠剤用混合末または当該混合末の顆粒を圧縮打錠する機械としては、単発打錠機、ロータリー式打錠機等を用いることができる。
本製剤の剤形は、通常、日本薬局方の製剤通則に規定されている錠剤であればよい。また、錠剤に割線や識別性向上のためのマークを設けることができる。さらに、本製剤の錠剤は、丸錠であってもよいし、異型錠であってもよい。
本製剤が異型錠の場合、短径、長径等で定義する場合もある。本明細書において(図1参照)、「短径」とは、短軸方向の直径のことである。「長径」とは、長軸方向の直径のことである。「短径R1」とは、短径側に配された丸み部分の曲率半径の一部であり、錠剤側面から立ち上がる部分のことである。「短径R2」とは、短径側に配された丸み部分の曲率半径の一部であり、両側の短径R1を結ぶ部分のことである。「長径R1」とは、長径側に配された丸み部分の曲率半径の一部であり、錠剤側面から立ち上がる部分のことである。「長径R2」とは、長径側に配された丸み部分の曲率半径の一部であり、両側の短径R1を結ぶ部分のことである。「Cup depth」とは、錠剤の丸み部分のみの高さを表し、錠剤側面の平らな部分の上端もしくは下端から錠剤天面までの距離のことである。
本製剤が異型錠の場合、短径は、2.5〜10mm、好ましくは3.75〜10mm、より好ましくは5〜10mmである。長径は、5〜20mm、好ましくは7.5〜20mm、より好ましくは10〜20mmである。短径R1は、0.5〜5mm、好ましくは0.75〜5mm、より好ましくは1〜5mmである。短径R2は、0.25〜10mm、好ましくは0.5〜10mm、より好ましくは1〜10mmである。長径R1は、0.25〜5mm、好ましくは0.5〜5mm、より好ましくは1〜5mmである。長径R2は、10〜40mm、好ましくは20〜40mm、より好ましくは30〜40mmである。Cup depthは、0.25〜2mm、好ましくは0.5〜2mm、より好ましくは1〜2mmである。
長径、短径や錠剤のRあるいはカップデプスを変更することによって、錠剤の密度を調整することができ、ひいては、崩壊時間を調整することができる。
本製剤の錠剤の崩壊時間は、薬物の吸収性が低下し、吸収のばらつきが大きくない範囲であればよいが、崩壊試験開始7分以下、好ましくは6分以下、より好ましくは5分以下である。この崩壊時間よりも長ければ、薬物の吸収性が低下し、吸収のばらつきも大きくなる可能性がある。
本製剤の錠剤の溶出性は、薬物の吸収性が低下しない範囲であればよいが、日本薬局方溶出試験第1液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が85%以上である。一方、日本薬局方溶出試験第2液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が70%以上である。好ましくは、日本薬局方溶出試験第1液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が85%以上であり、かつ日本薬局方溶出試験第2液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が70%以上である。この溶出率よりも低ければ、薬物の吸収性が低下する可能性がある。
本製剤の錠剤の硬度は、硬度計で測定した場合、通常10〜400N、好ましくは50〜300N、より好ましくは100〜200N程度である。この硬度より低ければ、保存中やPTP包装から錠剤を取り出す際に錠剤が破損する恐れがあり、高ければ錠剤の崩壊時間が延長する可能性がある。
以下、実施例、比較例および参考例を挙げて本発明を詳しく説明するが、本発明はこれらによって制限されるものではない。製造した錠剤は、下記試験法によって、錠剤の崩壊時間、硬度及び溶出率を測定した。
(1)錠剤の製造方法
表1に錠剤の処方を示す。1錠あたりのイルベサルタン量が200mg、錠剤総重量が400mgとなるように錠剤の製造をおこなった。すなわち、イルベサルタン、乳糖、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウムおよびヒプロメロースを添加し、高速撹拌造粒機(深江パウテック アーステクニク社製)を用いて造粒した。得られた造粒物を流動層造粒乾燥機(パウレック社製)に投入し、給気温度85度で乾燥した後、パワーミル(昭和化学機械工作所製)を用いて整粒した。整粒した顆粒に、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを加えて、混合し、得られた製錠顆粒を打錠用杵臼(長径×短径,14×7.3mm)を用いて打錠圧4〜16kNにて単発打錠機(JTトーシ社製)によって、静的圧縮を行い、錠剤を得た。打錠圧を調整することによって、錠剤のバンド厚みを変え、錠剤密度を調整した。
(2)崩壊試験法
第十五改正日本薬局方崩壊試験法を準用し、試験液は日本薬局方規定の精製水を用い、補助盤なしにおける崩壊時間を測定した。試験は3錠で行い、その平均値を示す。崩壊時間は、イルベサルタンの吸収性を考慮し、300秒(5分)以下を目標とした。
(3)硬度試験法
錠剤硬度計(ERWEKA International AG製)を用いて錠剤の硬度を測定した。試験は6〜10錠で行い、その平均値を示す。
(4)溶出試験法
本試験法は、錠剤中のイルベサルタンの溶出率を測定する。溶出試験装置を使用し、試験液として日局溶出試験第2液(pH6.8)900mLを用い、第十六改正日本薬局方溶出試験法第2法(パドル法)により、毎分50rpmで行った。
溶出試験開始10分、20分、30分及び40分間後の溶出液を孔径0.45μmのフィルターでろ過し、紫外吸光光度計を用いて吸収波長244nmにて吸光度を測定した。
別に、イルベサルタン標準物質約44mgを精密に量り、メタノール20mLを加えた。更に、日局溶出試験第2液を加えて正確に200mLとし、標準溶液とした。
(5)錠剤の密度、体積、表面積、バンド厚み、厚みの測定
錠剤の密度、体積および表面積は、錠剤体積・表面積シュミレーションソフト(Tablet CAD)によって測定した。また、錠剤のバンド厚みは、ノギスによって、錠剤の厚みは、シックネスゲージによって測定した。

Figure 2015057422

Figure 2015057422

Figure 2015057422

(4)結果
錠剤密度を変更した錠剤のバンド厚み、体積、表面積、崩壊時間および錠剤硬度を表2に、錠剤密度と崩壊時間の関係を図2に示す。その結果、錠剤密度が大きくなれば、崩壊時間が速くなるが、錠剤密度が1.20mg/mmよりも大きくなれば、崩壊時間が遅くなり、錠剤密度が1.23mg/mmの場合、崩壊時間が300秒以上となった。従って、崩壊時間を300秒以内に調整する場合、錠剤密度は、1.12〜1.23mg/mmが最適であった。また、実施例3と比較例1の溶出挙動を比較すると、崩壊時間が速い実施例3で溶出率が速くなった。上記実施例2の錠剤を下記の表4の処方でコーティングすることができる。

Figure 2015057422
本発明により、イルベサルタン含有錠剤の密度を制御することによって、錠剤の崩壊が速やかな錠剤を供することができる。また、錠剤の硬度や溶出性について、実用的な製剤を供することが可能となる。

Claims (12)

  1. イルベサルタンおよび崩壊剤としてクロスカルメロースナトリウムを含有し、錠剤の密度が1.12〜1.23mg/mm、イルベサルタンの含量が180〜220mg、および錠剤の総重量が380〜430mgである錠剤。
  2. 錠剤の体積が320〜360mmである請求項1記載の錠剤。
  3. 錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mmである請求項1記載の錠剤。
  4. 錠剤の厚みが4.7〜5.1mmである請求項1記載の錠剤。
  5. 錠剤の体積が320〜360mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mmおよび錠剤の厚みが4.7〜5.1mmである請求項1記載の錠剤。
  6. さらに、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有する請求項1〜5のいずれかに記載の錠剤。
  7. さらに、乳糖、結晶セルロース、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸およびステアリン酸マグネシウムを含有し、錠剤の体積が320〜360mm、錠剤のバンド厚みが2.5〜2.9mmおよび錠剤の厚みが4.7〜5.1mmである請求項1〜5のいずれかに記載の錠剤。
  8. 錠剤の崩壊時間が7分以内である請求項1〜7のいずれかに記載の錠剤。
  9. 日本薬局方溶出試験第1液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が85%以上である請求項1〜8のいずれかに記載の錠剤。
  10. 日本薬局方溶出試験第2液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が70%以上である請求項1〜8のいずれかに記載の錠剤。
  11. 日本薬局方溶出試験第1液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が85%以上であり、かつ日本薬局方溶出試験第2液において、溶出試験開始30分後のイルベサルタンの溶出率が70%以上である請求項1〜8のいずれかに記載の錠剤。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の錠剤をヒプロメロースで被覆したフィルムコーティング錠剤。
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