JP2015056979A - ゲート駆動回路および電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧駆動型トランジスタのスイッチング速度を容易に制御できるゲート駆動回路および電力変換装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、オン駆動定電流回路は、電圧駆動型トランジスタのしきい値電圧よりも高い第1駆動電圧を持つ第1駆動電圧線と電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、ゲート駆動信号がオンレベルのときに電圧駆動型トランジスタのゲート容量を充電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオン駆動制御電圧に従って変更可能に構成されている。オフ駆動定電流回路は、基準電位よりも低い第2駆動電圧を持つ第2駆動電圧線と電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、ゲート駆動信号がオフレベルのときに電圧駆動型トランジスタのゲート容量を放電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオフ駆動制御電圧に従って変更可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電圧駆動型トランジスタをオンオフ駆動するゲート駆動回路および電力変換装置に関する。
例えば電源系統の交流電圧を直流電圧に変換し任意の電源周波数に変換するインバータ回路は、IGBT、MOSFETなどの電圧駆動型トランジスタを複数組み合わせて構成されており、各トランジスタはゲート駆動回路により駆動されている。近年、トランジスタの損失を低減するためにトランジスタのスイッチング速度が高速化しており、スイッチング時のEMIノイズやサージ電圧の増大という問題が深刻化している。
特開平6−253529号公報
EMIノイズやサージ電圧を低減するために、トランジスタの素子温度(素子損失)を考慮しながら、ゲート抵抗の値を調整してスイッチング速度を最適な状態に設計することが行われている。EMIノイズやサージ電圧を一層低減するには、電力変換装置の運転状況に応じてスイッチング速度(dV/dt)を適応的に制御することが有効である。しかし、従来の設計手法では、調整作業により回路基板等に一旦搭載したゲート抵抗を変更することは容易ではなく、電力変換装置の運転状況に応じてスイッチング速度を制御することは困難であった。
そこで、電圧駆動型トランジスタのスイッチング速度を容易に制御できるゲート駆動回路および電力変換装置を提供する。
実施形態のゲート駆動回路は、電圧駆動型トランジスタのソースまたはエミッタの電位を基準電位とし、ゲート駆動信号に従って電圧駆動型トランジスタをオンオフ駆動するもので、オン駆動定電流回路とオフ駆動定電流回路とを備えている。
オン駆動定電流回路は、電圧駆動型トランジスタのしきい値電圧よりも高い第1駆動電圧を持つ第1駆動電圧線と電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、ゲート駆動信号がオンレベルのときに電圧駆動型トランジスタのゲート容量を充電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオン駆動制御電圧に従って変更可能に構成されている。
オフ駆動定電流回路は、基準電位よりも低い第2駆動電圧を持つ第2駆動電圧線と電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、ゲート駆動信号がオフレベルのときに電圧駆動型トランジスタのゲート容量を放電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオフ駆動制御電圧に従って変更可能に構成されている。
第1の実施形態を示すゲート駆動回路の主要部の構成図 変換回路の構成図 電力変換装置の構成図 ターンオン時の動作説明図 ターンオフ時の動作説明図 シミュレーション波形図 第3の実施形態についてサージ電圧低減の調整作業の流れを示す図 第4の実施形態を示す図1相当図 第5の実施形態を示す図1相当図
(第1の実施形態)
図1から図6を参照しながら第1の実施形態を説明する。図3に示すように、電力変換装置1は、直流電源回路2、インバータ回路3、ゲート駆動回路4、制御部5などを備えている。直流電源回路2は、図示しない三相ダイオードブリッジと、直流電源線6、7間に接続された図示しないコンデンサを備えており、商用交流電源から与えられる三相交流電圧を整流、平滑して直流電圧Vdcに変換する。
インバータ回路3は、三相ブリッジ接続されたIGBT8up、8vp、8wp、8un、8vn、8wn(電圧駆動型トランジスタ)と還流ダイオード9up、9vp、9wp、9un、9vn、9wnとから構成されている。IGBT8up〜8wnと還流ダイオード9up〜9wnは、一対ずつ(IGBT1個とダイオード1個)、各相の上下アームを構成する素子(IGBT2個とダイオード2個)または全素子(IGBT6個とダイオード6個)がモジュール化されている。インバータ回路3の出力ノード10u、10v、10wには、三相負荷例えばモータ11が接続される。IGBT8up〜8wnは、それぞれ同一構成のゲート駆動回路4により駆動される。
制御部5は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、インバータ回路3をはじめとする電力変換装置1の動作を制御する制御手段である。制御部5は、図示しない電流検出手段により相電流を検出し、図示しない電圧検出手段により電圧信号を検出し、それらと周波数指令信号とにより相電圧指令信号を演算する。制御部5は、演算により得られた相電圧指令信号とキャリア信号とを比較して、各ゲート駆動回路4に対しPWM制御によるゲート駆動信号Gup〜Gwnを出力する。
制御部5は、上アームのIGBT8xp(x:u,v,w)を駆動するゲート駆動回路4に対し、それぞれ後述するオン駆動制御電圧V3、オフ駆動制御電圧V4を生成するための電圧制御信号Sxp、Txpを出力する。制御部5は、下アームのIGBT8xn(x:u,v,w)を駆動するゲート駆動回路4に対し、オン駆動制御電圧V3、オフ駆動制御電圧V4を生成するための共通の電圧制御信号Sn、Tnを出力する。
図1は、ゲート駆動回路4の主要部の構成を示している。例えばU相上アームのゲート駆動回路4は、IGBT8upのエミッタ電位を基準電位とし、フォトカプラ等で絶縁した後のゲート駆動信号Gupに従ってIGBT8upをオンオフ駆動する。
ゲート駆動回路4は、対称的な回路構造を持つオン駆動定電流回路12とオフ駆動定電流回路13を備えている。オン駆動定電流回路12は、IGBT8upのしきい値電圧Vthよりも高い第1駆動電圧V1(例えば+15V)を持つ第1駆動電圧線14とIGBT8upのゲートとの間に設けられている。オフ駆動定電流回路13は、基準電位よりも低い第2駆動電圧V2(例えば−15V)を持つ第2駆動電圧線15とIGBT8upのゲートとの間に設けられている。
オン駆動定電流回路12は、第1駆動電圧線14にエミッタが接続されてカレントミラー回路を構成するPNP形の第1、第2トランジスタQ1、Q2を備えている。オフ駆動定電流回路13は、第2駆動電圧線15にエミッタが接続されてカレントミラー回路を構成するNPN形の第3、第4トランジスタQ3、Q4を備えている。トランジスタQ1、Q3のコレクタとベースはそれぞれ接続されている。
オン駆動制御電圧線16、オフ駆動制御電圧線17には、それぞれ後述する変換回路18から出力されるオン駆動制御電圧V3、オフ駆動制御電圧V4が与えられている。トランジスタQ1のコレクタとオン駆動制御電圧線16との間には、PNP形トランジスタQ5のエミッタ・コレクタ間と第1基準抵抗R1とが直列に接続されている。トランジスタQ3のコレクタとオフ駆動制御電圧線17との間には、NPN形トランジスタQ6のエミッタ・コレクタ間と第2基準抵抗R2とが直列に接続されている。トランジスタQ5、Q6は、それぞれ第1スイッチ回路、第2スイッチ回路として機能する。
トランジスタQ5、Q6のベースには、それぞれ抵抗R3、R4を介してゲート駆動信号Gupが与えられている。抵抗R3、R4の抵抗は、トランジスタQ5、Q6のベース電流を制限する。
トランジスタQ2のコレクタとIGBT8upのゲートとの間には、ゲート抵抗R5、R7が直列に接続されている。トランジスタQ4のコレクタとIGBT8upのゲートとの間には、ゲート抵抗R6、R7が直列に接続されている。オン駆動定電流回路12は、ゲート駆動信号Gupがオンレベル(一例としてV2)のときに、IGBT8upのゲート容量を充電する向きに定電流I1を出力(ソース)する。オフ駆動定電流回路13は、ゲート駆動信号Gupがオフレベル(一例としてV1)のときに、IGBT8upのゲート容量を放電する向きに定電流I2を出力(シンク)する。
図2に示す変換回路18は、ゲート駆動回路4の一部を構成する。変換回路18は、制御部5から与えられる電圧制御信号S(Sup、Svp、Swp、Sn)を入力し、そのデューティ比に応じた大きさのオン駆動制御電圧V3を生成する。図示しないが、電圧制御信号T(Tup、Tvp、Twp、Tn)を入力し、そのデューティ比に応じた大きさのオフ駆動制御電圧V4を生成する変換回路18も同様に構成されている。
変換回路18は、制御部5とIGBT8up〜8wnとを絶縁するためにフォトカプラ19を備えている。制御部5の出力ポートとフォトカプラ19の入力端子との間には抵抗R8が接続されている。フォトカプラ19に内蔵されたフォトトランジスタのエミッタは、基準電位となる何れかのIGBT8up〜8wnのエミッタに接続されている。このフォトトランジスタのコレクタは、抵抗R9を介して第1駆動電圧線14に接続されるとともに、抵抗R10を介してトランジスタQ7のベースに接続されている。
トランジスタQ7のコレクタは、抵抗R11を介して第1駆動電圧線14に接続されている。トランジスタQ7のコレクタ・エミッタ間には、抵抗R12とコンデンサC1とが直列に接続されている。コンデンサC1の電圧がオン駆動制御電圧V3となる。この構成によれば、電圧制御信号SがHレベル(一例として5V)の期間トランジスタQ7がオフしてコンデンサC1が充電され、電圧制御信号SがLレベル(一例として0V)の期間トランジスタQ7がオンしてコンデンサC1が放電される。
その結果、オン駆動制御電圧V3は、電圧制御信号Sのデューティ比にほぼ比例して、基準電位に対する0VからV1の範囲内の電圧になる。オフ駆動制御電圧V4も、電圧制御信号Tのデューティ比にほぼ比例して、基準電位に対する0VからV2の範囲内の電圧になる。
次に、本実施形態の作用について図4から図6を参照しながら説明する。図4は、IGBT8upのターンオン時の動作説明図である。ゲート駆動信号Gupがオンレベル(V2;−15V)になると、図4(a)に示すようにトランジスタQ5にベース電流が流れ、トランジスタQ5がオンする。このとき、トランジスタQ6はオフする。トランジスタQ5がオンすると、図4(b)に示すようにトランジスタQ1、Q2にベース電流が流れ、トランジスタQ1、Q2がオンする。これにより、図4(c)に示すようにトランジスタQ2にコレクタ電流I1が流れる。この定電流I1は、ゲート抵抗R5、R7を通してIGBT8upのゲート容量を充電し、IGBT8upをオンさせる。
電流I1は、基準抵抗R1に印加される電圧によって調整することができる。トランジスタQ1、Q2からなるカレントミラー回路のミラー比を1とすれば、電流I1は(1)式のようになる。
I1=(V1−V3−VBE(Q1)−VCE(Q5))/R1 …(1)
ここで、駆動電圧V1および基準抵抗R1の抵抗値は一定であり、トランジスタのVBE(Q1)とVCE(Q5)もほぼ一定となる。従って、オン駆動制御電圧V3を可変することにより、IGBT8upのゲート容量を充電するゲート電流I1の大きさを調整することができ、IGBT8upのターンオン時間すなわちスイッチング速度を制御することができる。具体的には、オン駆動制御電圧V3が駆動電圧V1に対し低いほどゲート電流I1が大きくなる。上述したように、制御部5は、電圧制御信号Supのデューティ比を制御することによりオン駆動制御電圧V3を制御することができる。
図5は、IGBT8upのターンオフ時の動作説明図である。ゲート駆動信号Gupがオフレベル(V1;+15V)になると、図5(a)に示すようにトランジスタQ6にベース電流が流れ、トランジスタQ6がオンする。このとき、トランジスタQ5はオフする。トランジスタQ6がオンすると、図5(b)に示すようにトランジスタQ3、Q4にベース電流が流れ、トランジスタQ3、Q4がオンする。これにより、図5(c)に示すようにトランジスタQ4にコレクタ電流I2が流れる。この定電流I2は、ゲート抵抗R6、R7を通してIGBT8upのゲート容量を放電し、IGBT8upをオフさせる。
電流I2は、基準抵抗R2に印加される電圧によって調整することができる。トランジスタQ3、Q4からなるカレントミラー回路のミラー比を1とすれば、電流I2は(2)式のようになる。
I2=(V4−V2−VBE(Q3)−VCE(Q6))/R2 …(2)
ここで、駆動電圧V2および基準抵抗R2の抵抗値は一定であり、トランジスタのVBE(Q3)とVCE(Q6)もほぼ一定となる。従って、オフ駆動制御電圧V4を可変することにより、IGBT8upのゲート容量を放電するゲート電流I2の大きさを調整することができ、IGBT8upのターンオフ時間すなわちスイッチング速度を制御することができる。具体的には、オフ駆動制御電圧V4が駆動電圧V2に対し高いほどゲート電流I2が大きくなる。上述したように、制御部5は、電圧制御信号Tupのデューティ比を制御することによりオフ駆動制御電圧V4を制御することができる。
図6は、直流電圧Vdc=500V、駆動電圧V1=+15V、駆動電圧V2=−15Vとし、オン駆動制御電圧V3を0V、5V、7Vの3種類に変更し、オフ駆動制御電圧V4を0V、−5V、−7Vの3種類に変更したときのシミュレーション波形である。上から順に、ゲート駆動信号Gup、ゲート電流I1またはI2、IGBT8upのコレクタ・エミッタ間電圧VCEを表している。
ターンオン時において、オン駆動制御電圧V3が高いほど(つまりV1−V3が低いほど)ゲート電流I1の大きさが小さく制限され、ターンオン時のIGBT8upのスイッチング速度が遅くなっていることが分かる。同様に、ターンオフ時において、オフ駆動制御電圧V4が低いほど(つまりV4−V2が低いほど)ゲート電流I2の大きさが小さく制限され、ターンオフ時のIGBT8upのスイッチング速度が遅くなっていることが分かる。
制御部5は、インバータ回路3の出力電流が小さくなるに従って、電圧制御信号S(Sup、Svp、Swp、Sn)のデューティ比を増やしてオン駆動制御電圧V3を高くし、ゲート電流I1が小さくなるように制御する。同時に、制御部5は、電圧制御信号T(Tup、Tvp、Twp、Tn)のデューティ比を増やしてオフ駆動制御電圧V4を低くし、ゲート電流I2が小さくなるように制御する。この制御を行うには、事前にIGBT8up〜8wnの損失と、インバータ出力電流、キャリア周波数fcおよびゲート電流I1、I2との関係式を準備しておく必要がある。その結果、IGBT8up〜8wnの温度上昇を許容値内に制限しながら、スイッチングに伴うEMIノイズやサージ電圧を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態のゲート駆動回路4は、ゲート抵抗R5〜R7をはじめとする構成素子を変更することなく、オン駆動制御電圧V3とオフ駆動制御電圧V4を変更することでIGBT8up〜8wnのスイッチング速度(dV/dt)を制御することができる。これにより、制御部5は、インバータ回路3の運転状況に応じたスイッチング速度の調整が容易となる。
(第2の実施形態)
ゲート駆動回路4を用いた電力変換装置1の第2の実施形態について説明する。図3に示す制御部5は、EMIノイズを低減するため或いはモータ端に発生するサージ電圧を低減するため、所定の条件でキャリア周波数fcを下げる。キャリア周波数fcが低下すると、EMIノイズやサージ電圧が減少するとともに、スイッチング損失が減少してIGBTモジュールの温度が低下する。
制御部5は、IGBTモジュールの温度が許容値以下となるように制御しているので、キャリア周波数fcを下げるとIGBTモジュールの損失に余裕が生じる。そこで、制御部5は、この損失低減分を利用して既述したゲート電流I1、I2を低減することでIGBTのスイッチング速度を低減し、EMIノイズやサージ電圧を一層低減する。具体的には以下に述べるように、キャリア周波数fcを下げる前と後におけるIGBTモジュールの損失が一定(IGBTモジュールの温度が一定)となるようにゲート電流I1、I2を制御する。
IGBTモジュールを構成するIGBTには飽和損失Psat、オン損失Ponおよびオフ損失Poffが生じ、還流ダイオードには順方向損失Pfとリカバリ損失Prrが生じる。これらの損失の合計がIGBTモジュールの損失となる。飽和損失Psatと順方向損失Pfはコレクタ電流Icに依存し、オン損失Pon、オフ損失Poffおよびリカバリ損失Prrはコレクタ電流Ic、キャリア周波数fc、ゲート電流Igに依存する。ゲート電流Igは、上述したゲート電流I1、I2を統合して表したもので、例えばゲート電流I1、I2の絶対値を等しく制御する場合にはその絶対値となる。
コレクタ電流Icが一定の場合、飽和損失Psatと順方向損失Pfは、他の要素が変化しても一定となる。オン損失Pon、オフ損失Poffおよびリカバリ損失Prrは、キャリア周波数fcに比例する。各損失は、例えば次の(3)式〜(7)式に示す関数となる。αは定数である。制御部5は、予めこれらの関数を記憶している。
Psat=fpsat(Ic) …(3)
Pf=fpf(Ic) …(4)
Pon=α・fc・fpon(Ic,Ig) …(5)
Poff=α・fc・fpoff(Ic,Ig) …(6)
Prr=α・fc・fprr(Ic,Ig) …(7)
コレクタ電流がIc1、キャリア周波数がfc1、ゲート電流がIg1の場合、IGBTモジュール1個あたりの損失PLoss1は(8)式となる。
PLoss1=fpsat(Ic1)+fpf(Ic1)+αfc1(fpon(Ic1,Ig1)+fpoff(Ic1,Ig1)+fprr(Ic1,Ig1)) …(8)
コレクタ電流がIc1、キャリア周波数がfc2(<fc1)、ゲート電流がIg2(<Ig1)の場合、IGBTモジュール1個あたりの損失PLoss2は(9)式となる。
PLoss2=fpsat(Ic1)+fpf(Ic1)+αfc2(fpon(Ic1,Ig2)+fpoff(Ic1,Ig2)+fprr(Ic1,Ig2)) …(9)
IGBTモジュールの温度を一定に保つには、PLoss1=PLoss2であればよい。ここでは、(10)式から(12)式に示すように損失ごとに不変となる場合を考える。
fc1・fpon(Ic1,Ig1)=fc2・fpon(Ic1,Ig2) …(10)
fc1・fpoff(Ic1,Ig1)=fc2・fpoff(Ic1,Ig2) …(11)
fc1・fprr(Ic1,Ig1)=fc2・fprr(Ic1,Ig2) …(12)
β=fc1/fc2と定義すれば、(10)から(12)式は、それぞれ(13)から(15)式となる。
β・fpon(Ic1,Ig1)=fpon(Ic1,Ig2) …(13)
β・fpoff(Ic1,Ig1)=fpoff(Ic1,Ig2) …(14)
β・fprr(Ic1,Ig1)=fprr(Ic1,Ig2) …(15)
このように、キャリア周波数fcをfc1からfc2に下げると、オン損失Pon、オフ損失Poffおよびリカバリ損失Prrがそれぞれβ倍になるように、ゲート電流IgをIg1からIg2に低減することができる。
制御部5は、パラメータでキャリア周波数fcをfc1からfc2に変更すると、予め記憶されている上記関数を用いて、(13)から(15)式を満たすゲート電流Ig2すなわちゲート電流I1、I2を求める。続いて、制御部5は、(1)式、(2)式を用いてオン駆動制御電圧V3、オフ駆動制御電圧V4を決定し、それらの駆動制御電圧V3、V4を生成するデューティ比を持つ電圧制御信号S、Tをゲート駆動回路4に出力する。
以上説明した本実施形態によれば、キャリア周波数fcを下げるとEMIノイズとともにIGBTモジュールのスイッチング損失が低減するので、IGBTモジュールの温度を一定とする制御条件の下では、その損失低減分だけスイッチング速度を下げることができる。ゲート駆動回路4は、電圧制御信号S、Tによりゲート電流I1、I2を変更することにより、運転を継続しながらスイッチング速度を動的に制御することができるので、EMIノイズを一層低減することができる。
(第3の実施形態)
ゲート駆動回路4を用いた電力変換装置1の第3の実施形態について図7を参照しながら説明する。図3に示す電力変換装置1とモータ11とを繋ぐケーブルが長く、スイッチング時のdV/dtが大きい場合、モータ端子にはモータ11のサージ耐量を超えるような過大なサージ電圧が発生する虞がある。そこで、制御部5は、ゲート駆動回路4を用いてIGBTのスイッチング速度を下げ、dV/dtを低減してモータ端に発生するサージ電圧を緩和する。
モータ端のサージ電圧は、インバータ回路3の種類、モータ11の種類、インバータ−モータ間のケーブルの種類、長さ、配線ルートなどにより異なる。従って、電力変換装置1の導入時に、モータ11が接続された実機で調整する必要がある。図7は、設置時に作業者が行う調整手順を示している。電力変換装置1は、パラメータによりゲート電流I1、I2を変更可能である。
想定される最大負荷をかけた状態で電力変換装置1を運転し、モータ端のサージ電圧を測定する(ステップS1)。測定したサージ電圧が、モータ11のサージ耐量から許容される電圧レベルよりも高いか否かを判定する(ステップS2)。高い(YES)と判定すると、パラメータによりゲート電流I1、I2を下げ、スイッチング速度を低下させる(ステップS3)。ステップS1からS3を繰り返し、ステップS2でサージ電圧が許容電圧レベル以下(NO)と判定するとステップS4に移行する。
ステップS4では、調整したパラメータ(ゲート電流I1、I2)が、IGBTモジュールの温度を許容値以下に維持可能なリミットレベルより大きいか否かを判定する。パラメータがリミットレベルより大きい場合には、IGBTモジュールの温度が許容値を超える虞があるため、キャリア周波数fcを下げて損失を低減する(ステップS5)。上述したように、キャリア周波数fcを下げるとEMIノイズを低減する効果も得られる。
以上説明した本実施形態によれば、電力変換装置1を設置する際にパラメータ(ゲート電流I1、I2)の設定値を変更することにより、モータ端のサージ電圧を許容電圧レベル以下となるように簡単に調整することができる。
(第4、第5の実施形態)
図8、図9は、それぞれ第4、第5の実施形態に係るゲート駆動回路21、22の構成を示している。図3に示したIGBT8up〜8wnは、それぞれ同一構成のゲート駆動回路21または22により駆動される。ゲート駆動回路21は、オン駆動定電流回路12とオフ駆動回路23とから構成されている。オフ駆動回路23は、第2駆動電圧線15とIGBT8upのゲートとの間に設けられており、ゲート駆動信号Gupがオフレベル(V1)のときにIGBT8upのゲート容量を放電する。第2駆動電圧線15の電圧は、基準電位(IGBT8upのエミッタ電位)以下である。
ゲート駆動回路22は、オフ駆動定電流回路13とオン駆動回路24とから構成されている。オン駆動回路24は、第1駆動電圧線14とIGBT8upのゲートとの間に設けられており、ゲート駆動信号Gupがオンレベル(V2)のときにIGBT8upのゲート容量を充電する。第1駆動電圧線14の電圧は、IGBT8upのしきい値電圧Vth以上である。
オフ駆動回路23とオン駆動回路24は、ゲート駆動信号Gupに応じてオンオフするスイッチ回路、定電圧回路、定電流回路などにより構成されている。これら第4、第5の実施形態によっても、ターンオン時またはターンオフ時にそれぞれオン駆動定電流回路12またはオフ駆動定電流回路13が動作するので、第1から第3の実施形態と同様の効果が得られる。
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態に加えて以下のような構成を採用してもよい。
インバータ回路3を構成するトランジスタは、IGBTに限られず、FETなどの電圧駆動型トランジスタでもよい。インバータ回路は、三相に限らず単相の構成であってもよい。
ゲート駆動回路4を構成するトランジスタQ1〜Q7をFETに置き替えてもよい。
第4、第5の実施形態についても第2、第3の実施形態を適用できる。
以上説明した実施形態によれば、電圧駆動型トランジスタのスイッチング速度を容易に制御することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は電力変換装置、3はインバータ回路、4はゲート駆動回路、5は制御部(制御手段)、8up〜8wnはIGBT(電圧駆動型トランジスタ)、12はオン駆動定電流回路、13はオフ駆動定電流回路、14、15は第1、第2駆動電圧線、16はオン駆動制御電圧線、17はオフ駆動制御電圧線、Q1、Q2、Q3、Q4は第1、第2、第3、第4トランジスタ、Q5、Q6はトランジスタ(第1、第2スイッチ回路)、R1、R2は第1、第2基準抵抗である。

Claims (8)

  1. 電圧駆動型トランジスタのソースまたはエミッタの電位を基準電位とし、ゲート駆動信号に従って前記電圧駆動型トランジスタをオンオフ駆動するゲート駆動回路において、
    前記電圧駆動型トランジスタのしきい値電圧よりも高い第1駆動電圧を持つ第1駆動電圧線と前記電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、前記ゲート駆動信号がオンレベルのときに前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量を充電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオン駆動制御電圧に従って変更可能なオン駆動定電流回路と、
    前記基準電位よりも低い第2駆動電圧を持つ第2駆動電圧線と前記電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、前記ゲート駆動信号がオフレベルのときに前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量を放電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオフ駆動制御電圧に従って変更可能なオフ駆動定電流回路とを備えていることを特徴とするゲート駆動回路。
  2. 電圧駆動型トランジスタのソースまたはエミッタの電位を基準電位とし、ゲート駆動信号に従って前記電圧駆動型トランジスタをオンオフ駆動するゲート駆動回路において、
    前記電圧駆動型トランジスタのしきい値電圧よりも高い第1駆動電圧を持つ第1駆動電圧線と前記電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、前記ゲート駆動信号がオンレベルのときに前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量を充電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオン駆動制御電圧に従って変更可能なオン駆動定電流回路と、
    前記基準電位以下の第2駆動電圧を持つ第2駆動電圧線と前記電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、前記ゲート駆動信号がオフレベルのときに前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量を放電するオフ駆動回路とを備えていることを特徴とするゲート駆動回路。
  3. 電圧駆動型トランジスタのソースまたはエミッタの電位を基準電位とし、ゲート駆動信号に従って前記電圧駆動型トランジスタをオンオフ駆動するゲート駆動回路において、
    前記電圧駆動型トランジスタのしきい値電圧以上の第1駆動電圧を持つ第1駆動電圧線と前記電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、前記ゲート駆動信号がオンレベルのときに前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量を充電するオン駆動回路と、
    前記基準電位よりも低い第2駆動電圧を持つ第2駆動電圧線と前記電圧駆動型トランジスタのゲートとの間に設けられ、前記ゲート駆動信号がオフレベルのときに前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量を放電する向きに定電流を出力し、その出力する定電流値をオフ駆動制御電圧に従って変更可能なオフ駆動定電流回路とを備えていることを特徴とするゲート駆動回路。
  4. 前記オン駆動定電流回路は、
    前記第1駆動電圧線に接続されてカレントミラー回路を構成する第1、第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタと前記オン駆動制御電圧を持つオン駆動制御電圧線との間に直列に接続された第1スイッチ回路および第1基準抵抗とを備え、
    前記第1スイッチ回路は、前記ゲート駆動信号がオンレベルのときにオンすることを特徴とする請求項1または2記載のゲート駆動回路。
  5. 前記オフ駆動定電流回路は、
    前記第2駆動電圧線に接続されてカレントミラー回路を構成する第3、第4トランジスタと、
    前記第3トランジスタと前記オフ駆動制御電圧を持つオフ駆動制御電圧線との間に直列に接続された第2スイッチ回路および第2基準抵抗とを備え、
    前記第2スイッチ回路は、前記ゲート駆動信号がオフレベルのときにオンすることを特徴とする請求項1または3記載のゲート駆動回路。
  6. インバータ回路を構成する電圧駆動型トランジスタと、
    ゲート駆動信号に従って前記電圧駆動型トランジスタを駆動する請求項1から5の何れか一項に記載したゲート駆動回路と、
    前記インバータ回路の出力電流が小さくなるに従って、前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量の充放電電流が低減するように、前記ゲート駆動回路に対するオン駆動制御電圧および/またはオフ駆動制御電圧を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
  7. インバータ回路を構成する電圧駆動型トランジスタと、
    ゲート駆動信号に従って前記電圧駆動型トランジスタを駆動する請求項1から5の何れか一項に記載したゲート駆動回路と、
    前記インバータ回路をPWM制御するときのキャリア周波数が低下したとき、前記電圧駆動型トランジスタのゲート容量の充放電電流が低減するように、前記ゲート駆動回路に対するオン駆動制御電圧および/またはオフ駆動制御電圧を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする電力変換装置。
  8. 前記制御手段は、前記インバータ回路の出力電流、前記キャリア周波数および前記ゲート容量の充放電電流と、前記電圧駆動型トランジスタで生じる損失との関係を備えており、前記キャリア周波数が低下したとき、その前後において前記電圧駆動型トランジスタで生じる損失が等しくなるように前記ゲート容量の充放電電流を低減することを特徴とする請求項7記載の電力変換装置。
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