JP2015051937A - シマオオタニワタリの抽出物の使用 - Google Patents

シマオオタニワタリの抽出物の使用 Download PDF

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Abstract

【課題】前立腺疾患の改善薬物又は健康食品の製造に用いるシマオオタニワタリの抽出物及び用途を提供する。
【解決手段】ピロフェオホルビドaメチルエステル、フェオホルビドaメチルエステル、1−リノール酸−3−リノレン酸−グリセリド、1−リノレン酸−2,3−ジパルミチン酸−グリセリド及び1,3−ジパルミチン酸−グリセリドを含有するシマオオタニワタリの抽出物である。この抽出物は溶剤抽出ステップ及びカラムクロマトグラフィー・ステップを含む方法で製造し得られる。溶剤抽出ステップは一個の抽出溶剤を使用し、一個のシマオオタニワタリの試料に対して抽出処理を行なう。その試料と抽出溶剤の重量‐体積比は50〜60mg/mlである。カラムクロマトグラフィー・ステップはエタノールと水を用いて線状グラデーションに混合して流動相とし、抽出物のクロマトグラフ分離処理をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物の抽出物およびその用途に関するもので、特にシマオオタニワタリの抽出物および前立腺の疾患を改善する用途に係るものである。
前立腺はまた前列腺(Prostate)と称し、膀胱の出口に位置し、尿道を取り囲むかたちで存在し、男性特有の生殖器官の一つである。
良性前立腺肥大症(Benign Prostatic Hyperplasia、BPHと称する)は男性でよく見られる良性の腫瘍で、50才以上の男性によくみられる疾患であり、その発症のメカニズムは未だに知られていないが、現在では加齢とホルモンの分泌に関係があると推測されている。一般として、前立腺の拡大によって直接尿道を圧迫することにより、尿道が過大に収縮して内圧が上がるため、排尿の障害が生じられる。例えば、尿路の中断、頻尿、漏尿と残尿感などの症状が生じられ、症状が重くなると、尿毒症または腎不全が生じられてしまう。良性前立腺肥大症では前立腺癌を罹患する危険性を高める心配はないが、良性前立腺肥大症と前立腺癌の早期な症状は近く、その区別が難く、前立腺癌の正確な診断に誤認を与えてしまうため、医者の診察に遅れたり、または患者の心情に影響が及んだりする恐れがある。
従来の良性前立腺肥大症の治療では手術による切除または薬物を頼ることができるが、手術による切除では完治の時間が比較的長く、かつリスクがやや高いため、内科による薬物の治療は主な治療の手段である。よく見られる従来の薬物として、αアドレナリン遮断薬(alpha adrenergic blockers)、例えばMinipress、Dibenyline、Hytrin、Doxaben、Xatralまたは中華民国公告第536538号(特許文献1)に記載されるフタルイミド・アリールピペラジン(phthalimido arylpiperazine)など、およびホルモン抑制剤が含まれるが、上記二種類の薬物は全て副作用が引き出される恐れを有するため、起立性低血圧、尿失禁、鼻詰まり、疲労感と性機能不全などの問題を引きだすかもしれない。また、上記従来の薬物は仮に他の薬物(例えば風邪薬、心血管障害用の薬または血圧を下げる薬)を同時に服用する場合、さらに重大な医療傷害が生じてしまう可能性があるため、患者にとっては耐え難い苦しみとなってしまう。その他、他に研究発表として長期に上記従来の薬物を服用すると、癌(病状がさらに重い前立腺癌または乳癌)になる確率が高くなるため、患者にとってはさらに大変になる。
近年、欧米の国々から大自然に戻りと健康的な養生の概念が盛んになるため、伝統医療(traditional medicine、TM)または補完代替医療(complementary and alternative medicine、CAN)が段々と流行りだし、そのために前立腺の疾患と関係する伝統的な漢方薬と天然植物の開発が重視されてきており、続々と医療用のリコピン、カボチャの種、ソーパルメット(Saw Palmetto)、アフリカプルーン(Pygeum Africana)と黄体ホルモンなどの天然植物またはその成分は男性の前立腺の保健に対して顕著な医療効果を有すると報道されているが、上記天然植物では多くは医療効果が明らかではないため(例えば、リコピン、カボチャの種は前立腺の疾患に対する治療効果は限られる)、或いは原産地に限られたり、または抽出の効率などの問題を有するため、例えばソーパルメットとアフリカプルーンはアフリカまたは大西洋、カリブ海の沿岸にしか産出できないため、原料の取得が難しく、かつ抽出の効率は抽出原料の部位によって変動を有するため、その応用の面において影響を及ぼしてしまうという問題点があった。また、一部分の天然植物では副作用を引き出す恐れを有するため、例えばソーパルメットでは胃の不快感、吐き気、便秘または下痢を引き出す恐れを有するため(http://liaozhai.pujia.com/thread-500003-1.html)、厳重な後遺症を引き起こすことはないが、服用者にとっては不快感を与えてしまうため、一致した同一性を得るのは難しい。
故に、さらに前立腺肥大症に対して顕著な医療効果を有する植物の薬物を探し、治療と予防用の薬に応用するという研究開発は、国民の前立腺の問題を有効に改善するべく、各界においては期待するようになってきた。
シマオオタニワタリ(Asplenium nidus L.)はチャセンシダ科に属し、多年生の大型食用性植物で、原産地は中国と東南アジアであり、陰湿の樹幹または岩石の細い隙間に生長され、現在台湾の各地では全て平地において大量に量産して栽培している。伝統な医学の記載によれば、シマオオタニワタリは多種の栄養の成分と食用纖維を有し、シマオオタニワタリの柔らかい葉は亜種食材として野菜炒めに適合し、長期的に食用しても安全性が高く、高血圧、糖尿病の予防などの効果を有し、現代人にとって便秘、大腸癌の予防によい健康的な野菜であり、しかし、今まで前立腺の疾患の改善に関する報道と応用は殆ど見られなかった。
中華民国公告第536538号
本発明はこのような問題点に鑑みて考案されたものであって、その第一の目的は、雄性ホルモンを抑制する天然活性成分を含有し、男性の前立腺に関する疾患を有効に改善することができるシマオオタニワタリの抽出物を提供しようとすることにある。
本発明の第二の目的は、ホルモン受容体の調節に対して顕著な調節な効果を有し、シマオオタニワタリの抽出物の取得、分離は簡単であるため、男性の前立腺を改善する薬物成分または健康食品の開発に応用することができるシマオオタニワタリの抽出物を提供しようとすることにある。
本発明の第三の目的は、上記シマオオタニワタリの抽出物を活性成分とし、男性の前立腺の疾患を治療または予防する薬物成分または健康食品の開発に応用することができるシマオオタニワタリの抽出物の用途を提供しようとすることにある。
上記目的を達成するために、本発明によるシマオオタニワタリの抽出物は、ピロフェオ ホルビドaメチルエステル、フェオホルビドaメチルエステル、1−リノール酸−3−リノレン酸−グリセリド、1−リノレン酸−2,3−ジパルミチン酸−グリセリドおよび1,3−ジパルミチン酸−グリセリドを含有してなる。
また、本発明によるシマオオタニワタリの抽出物は、溶剤抽出ステップおよびカラムクロマトグラフィー・ステップを含む方法によって製造し得られ、上記溶剤抽出ステップは一個の抽出溶剤を使用し、一個のシマオオタニワタリの試料に対して抽出処理を行なうことにより、一個の抽出物が回収し得られ、上記シマオオタニワタリの試料と上記抽出溶剤の重量‐体積比(w/v、g/ml)が50から60mg/mlで、上記カラムクロマトグラフィー・ステップはエタノールと水を利用して線状グラデーションに混合させて流動相とし、上記抽出物のクロマトグラフ分離処理を行ない、エタノールと水の混合は70%のエタノールから100%のエタノール(V/V)まで上げさせることにより、複数個の分画物を獲得し、溶出の順序に基づいて分画aからiまでと番号付け、上記分画cを選択して減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに上記シマオオタニワタリの抽出物を取得する。
また、本発明によるシマオオタニワタリの抽出物は、上記カラムクロマトグラフィー・ステップは上記分画bを選択して減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに上記シマオオタニワタリの抽出物を取得することもできる。また、上記カラムクロマトグラフィー・ステップは上記分画dを選択して減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに上記シマオオタニワタリの抽出物を取得することもできる。また、上記溶剤抽出ステップの抽出溶剤は95%のエタノールであることもできる。また、上記溶剤抽出ステップの抽出溶剤は水であることもできる。また、上記方法にはさらに採択ステップが含まれ、上記採択ステップはシマオオタニワタリの根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることもできる。また、上記採択ステップはオオタニワタリの根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることもできる。また、上記採択ステップはシマオオタニワタリの根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることもできる。
さらに、本発明によるシマオオタニワタリの抽出物の用途は、上記シマオオタニワタリの抽出物は前立腺疾患を治療する薬物成分の活性物質として製造するのに応用されることもできる。また、上記シマオオタニワタリの抽出物は前立腺疾患を治療する健康食品の活性物質として製造するのに応用されることもできる。また、上記前立腺疾患は前立腺肥大症、前立腺癌および前立腺炎を含むこともできる。また、上記シマオオタニワタリの抽出物は生物個体に経口投与されるように用いられることもできる。また、上記シマオオタニワタリの抽出物は上記生物個体に対して1日当たり10〜50mg/kg体重が投与されるように用いられることもできる。また、上記シマオオタニワタリの抽出物は上記生物個体に対して1日当たり50mg/kg体重が投与されるように用いられることもできる。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物によれば、雄性ホルモンを抑制する天然活性成分を含有し、男性の前立腺に関する疾患を有効に改善することができるという利点がある。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物によれば、ホルモン受容体の調節に対して顕著な調節な効果を有し、シマオオタニワタリの抽出物の取得、分離は簡単であるため、男性の前立腺を改善する薬物成分または健康食品の開発に応用することができるという利点がある。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物の用途によれば、上記シマオオタニワタリの抽出物を活性成分とし、男性の前立腺の疾患を治療または予防する薬物成分または健康食品の開発に応用することができるという利点がある。
図1は、本発明のピロフェオ ホルビドaメチルエステルの化学構造図である。 図2は、本発明のフェオホルビドaメチルエステルの化学構造図である。 図3は、本発明の1−リノール酸−3−リノレン酸−グリセリドの化学構造図である。 図4は、本発明の1−リノレン酸−2,3−ジパルミチン酸−グリセリドの化学構造図である。 図5は、本発明の1,3−ジパルミチン酸−グリセリドの化学構造図である。 図6は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物の抽出方法の流れ図である。 図7は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物の溶出分画図である。 図8は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物のもう一つの抽出方法の流れ図である。 図9は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物が雄性ホルモンに対する抑制効果の説明図である。 図10は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物が雄性ホルモンに対する抑制効果の説明図である。 図11は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物が前立腺の基質筋線維芽細胞に対する抑制作用の説明図である。 図12は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物が前立腺癌の細胞株に対する抑制作用の説明図である。 図13は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物の投薬量と前立腺癌細胞の抑制能力の関係図である。 図14aは、本発明のシマオオタニワタリの抽出物によってマウスの前立腺の指数の低下のグラフである。 図14bは、本発明のシマオオタニワタリの抽出物によってマウスの排尿量の上昇のグラフである。 図14cは、本発明のシマオオタニワタリの抽出物によってマウスの飲水量の低下のグラフである。 図15は、本発明のシマオオタニワタリの抽出物が前立腺肥大症を抑制する病理学的特徴の顕微鏡写真である。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1〜5を参照すると、本発明のシマオオタニワタリの抽出物には図1に示すようにピロフェオ ホルビドaメチルエステル(pyropheophorbide a methyl ester、C3436Oは上記シマオオタニワタリの抽出物の総重量の5%を占める)、図2に示すようにフェオホルビドaメチルエステル(pheophorbide a methyl ester、C3536は上記シマオオタニワタリの抽出物の総重量の3.4%を占める)、図3に示すように1−リノール酸−3−リノレン酸−グリセリド(1−linleoyl−3−linolenoyl−glycerol、C3966は上記シマオオタニワタリの抽出物の総重量の2.9%を占める)、図4に示すように1−リノレン酸−2,3−ジパルミチン酸−グリセリド(1−linleoyl−2,3−dipalmitoyl−rac−glycerol、C5398は上記シマオオタニワタリの抽出物の総重量の5.4%を占める)、および図5に示すように1,3−ジパルミチン酸−グリセリド(1,3−dipalmitoyl−sn−glycerol、C3568は上記シマオオタニワタリの抽出物の総重量の7.3%を占める)が含まれる。上記シマオオタニワタリの抽出物によって雄性ホルモンの分泌と消炎を有効に抑制することができるため、男性の前立腺の疾患を改善することができる。
図6を参照すると、本発明のシマオオタニワタリの抽出物は下記のステップを含む抽出方法で獲得することができ、溶剤抽出ステップS1およびカラムクロマトグラフィー・ステップS2を含む。上記溶剤抽出ステップS1は95%のエタノールまたは水を使用して抽出溶剤とし、一個のシマオオタニワタリの試料に対して抽出処理を行なうことにより、一個の抽出物を取得することができる。そして、上記シマオオタニワタリの試料と上記抽出溶剤の重量‐体積比(w/v、g/ml)が50から60mg/mlである。
上記カラムクロマトグラフィー・ステップS2は、シリコーンカラムを固定相とし、水とエタノールを流動相として上記抽出物のクロマトグラフ分離処理を行なうことにより、複数個の分画物を獲得することができ、上記分画物は溶出の順序に基づいて分画aからiまでと番号付け、上記分画b、c、dまたはその組合せを選択し、減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに本発明のシマオオタニワタリの抽出物を取得することができる。
さらに詳しく言えば、上記カラムクロマトグラフィー・ステップS2は自動化の中型液体クロマトグラフィー(Flash LC)を利用して上記抽出物のクロマトグラフ分離処理を行い、好ましくはC18の蛋白質浄化逆相円柱(reverse phase column)を選択して固定相とすることによって抽出率を高め、それから順序に従って異なる比率の流動相を利用して溶出を行ない、そして図7に示すように分画して溶出液を収集することによって複数個の分画物を取得することができる。
上記複数個の分画物はその溶出の順序に基づいてそれぞれ分画aからiまでと番号付け、上記分画b、c、dまたはその組合せを選択し、減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに本発明のシマオオタニワタリの抽出物を取得することができる。そして、本発明の流動相はエタノールと水を利用して線状グラデーションに混合させ、上記エタノールと水の混合は70%のエタノールから100%のエタノール(V/V)まで上げさせる。
図8を参照すると、本発明のシマオオタニワタリの抽出物はさらに好ましくは上記溶剤抽出ステップS1の前に先に一個の採択ステップS3を操作する。上記採択ステップS3はシマオオタニワタリの根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることにより、活性成分が比較的高いシマオオタニワタリの抽出物を獲得することができる。上記シマオオタニワタリの試料はオオタニワタリ(Asplenium antiquum Makino、または大谷渡りと称する)またはシマオオタニワタリ(Asplenium nidus Linn、または台湾大谷渡りと称する)から選択することができ、好ましくはシマオオタニワタリ(Asplenium nidus Linn)の根付きの全株を採用する。
上記シマオオタニワタリが台湾における分布と栽培の面積は比較的広いため、毎年に生産することができるため、本発明のシマオオタニワタリの抽出物の製造と原料の取得に役立つことができる。また、シマオオタニワタリは多くは農業汚染を有しない清潔な野菜であるため、害虫による被害が少なく、かつ農薬による汚染などの問題点が少ないため、本発明のシマオオタニワタリの抽出物の安全性を高めることができる。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物は科学による検証を経て消炎と雄性ホルモンを抑制できる有効な成分を有すると証明ができた。本発明のシマオオタニワタリの抽出物はピロフェオ ホルビドaメチルエステル、フェオホルビドaメチルエステル、1−リノール酸−3−リノレン酸−グリセリド、1−リノレン酸−2,3−ジパルミチン酸−グリセリドおよび1,3−ジパルミチン酸−グリセリドを含むため、かつホルモン受容体において予期される功能を発揮するように調節することができるため、ホルモン受容体の失調によって引き起こされる疾患を改善することができ、例えば男性の前立腺の疾患(良性前立腺肥大症、前立腺癌と前立腺炎を含む)、男女の尿失禁、男女の雄性脱毛症および女性の更年期障害などを改善することができる。
また、上記シマオオタニワタリの抽出物は抽出、分離に大変便利になるため、新薬の開発に応用される易いという底力を有する。上記シマオオタニワタリの抽出物を一個の活性成分として上述した疾患を治療または予防する薬物成分または健康食品の開発に応用することができ、特に男性の前立腺の疾患を改善する薬物成分または健康食品に応用することにより、国民の健康問題を改善することができる。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物は単独的に関係する薬物の組成分または健康食品の開発に使用することができ、または医薬的に受け入れられるキャリア剤、付形剤、塩類またはその他の栄養成分などで一個の複合物として組み合わせることができる。その他に上記シマオオタニワタリの抽出物はさらに加工を行なっていかなる経口服用に適用する錠剤の形に製造することができ、例えば錠剤、カプセル剤、粉薬、丸薬、液剤または発酵物などに製造することができ、或いはその他の食品または飲料と組み合わせて食用に適合な食品の様態に製造することができる。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物は確かに雄性ホルモンを抑制する功能を有することを証明するため、特別に下記に示すような試験を操作するが、その応用はこの限りではない。
本試験は上述した抽出方法に基づき、順序に従って上記採択ステップS3、上記溶剤抽出ステップS1および上記カラムクロマトグラフィー・ステップS2を操作し、95%のエタノールを利用して抽出溶剤としてシマオオタニワタリの試料の抽出処理を行ない、それから上記自動化の中型液体クロマトグラフィーを利用してC18の蛋白質浄化逆相円柱をもって獲得される9個の分画(aからi)に対して分離を行なう。
図9、10を参照すると、上記9個の分画はそれぞれ前立腺の癌細胞22Rv/103Eと単独に培養し、または上記前立腺の癌細胞22Rv/103Eおよび前立腺の基質筋線維芽細胞(stromal myofibroblast)−WPMY−1と共同で培養し、それからそれぞれ上記9個の分画が雄性ホルモンに対する抑制活性を測定する。
その結果から知ることができるように、分画b、cとdが前立腺の癌細胞22Rv/103Eと単独に培養する状況で(図9を参照する)、または上記前立腺の癌細胞22Rv/103Eおよび前立腺の基質筋線維芽細胞(stromal myofibroblast)−WPMY−1と共同で培養する状況で(図10を参照する)、全て上記雄性ホルモンに対して顕著な抑制の効果を有するとともに、上記抑制の効果と上記分画b、cとdの投薬量は正比例に形成される。
図11、12を参照すると、上記9個の分画が上記前立腺の基質筋線維芽細胞−WPMY−1と前立腺癌の細胞株−LNCaPに対する成長の影響が示される。上記9個の分画はそれぞれ上記前立腺の基質筋線維芽細胞−WPMY−1および上記前立腺癌の細胞株−LNCaP細胞と共同で48時間を培養し、SRB着色剤を利用して培養後の細胞に対して染色を行ない、それからそれぞれその細胞の活性を測定する。その結果から知ることができるように、上記分画b、cとdによって上記前立腺の基質筋線維芽細胞−WPMY−1および上記前立腺癌の細胞株−LNCaPの生長を確実に抑制することができるとともに、上記抑制作用は上記分画b、cとdの投薬量とは正比例に形成される。
図13を参照すると、上記分画b、cとdの混合物が上記前立腺の基質筋線維芽細胞−WPMY−1(1)および上記前立腺癌の細胞株−LNCaP(2)に対する生長の影響が示される。コロニー形成アッセイ(colony formation assay)を利用して上記混合物が異なる投薬量で上記前立腺の基質筋線維芽細胞−WPMY−1および上記前立腺癌の細胞株−LNCaPに対する抑制能力を測定する。その結果から知ることができるように、上記混合物の投薬量と上記混合物が前立腺癌の細胞の生長に対する抑制能力は正方向の関係に形成され、さらに比較的高い投薬量(例えば100μg/mL)の上記混合物ではさらに前立腺癌の細胞を死亡させることができる。上記混合物が上記前立腺の基質筋線維芽細胞−WPMY−1および上記前立腺癌の細胞株−LNCaPに対する半抑制の投薬量(IC50値)はそれぞれ11.63μg/mLおよび13.19μg/mLである。
その他に、本発明のシマオオタニワタリの抽出物は確かにマウスの前立腺肥大症の症状を改善する功能を有することを証明するため、下記に示すような試験を操作するが、その応用はこの限りではない。
本試験では選択的にC57BL/6Jnar1雄性マウスを採用し(国家動物センターより購入)、上記マウスは中央研究院の農業生物科学技術研究センターSPF動物部屋に飼育され、飼育環境は22℃で、照射時間と暗黒時間はそれぞれ12時間である。
本試験では皮下注射でエピニン(phenylephrine、PEと称し、使用量は1単位kg体重毎に15ミリグラムのエピニンを与える)を注射し、活化α1−アドレナリン受容体をもってマウスに前立腺肥大症の現象(その誘導期間は1週間毎に5回のエピニンを注射し、かつ連続で5週間注射する)が生じるのを誘導する。さらに、同時に異なる投薬量の本発明のシマオオタニワタリの抽出物を経口で餌食させ、試験マウスの前立腺の指数(prostate index、PIと称し、即ち前立腺の内側部位の湿重量/マウス体重)、マウスの排尿状況と飲水状況を観察し、そしてそれぞれ図14a、図14bと図14cに記録し、さらにマウスを犠牲させた後、その前立腺を取って断片の染色を行ない、その結果は図15に示す如くである。
図14aを参照すると、制御組と比較してエピニンを与えるマウス(PE組)の前立腺の指数は明らかに上昇し、上記マウスは前立腺の内側部位において大きく腫れるという現象が生じるのを示し、上記マウスは同時に排尿量が減少し、さらに飲水量が減少するなどの現象が生じてしまう。そして、同時にシマオオタニワタリのアルコール抽出物(ANE組、カラムクロマトグラフィー・ステップを経ず、投薬量はマウスに1日当たり100mg/kg体重が餌食される)、または本発明のシマオオタニワタリの抽出物(Lo組、投薬量はマウスに1日当たり10mg/kg体重が餌食され、またはHi組、マウスに1日当たり50mg/kg体重が餌食される)を餌食したマウスは、全てマウスの前立腺の指数の変化を有効に緩く減らすことができ、かつマウスの排尿量の減少と飲水量の増加という問題点を緩く解消することができる(p<0.01、図14bと図14cを参照する)。その中に、マウスに1日当たり50mg/kg体重が餌食された本発明のシマオオタニワタリの抽出物(Hi組)はその効果が最良である。このように、本発明のシマオオタニワタリの抽出物は生物体の前立腺肥大症の現象を有効に緩く解消することができる。
それから、上述した5組のマウス(制御組、PE組、ANE組、Lo組とHi組)を犠牲させた後、前立腺を取って断片を行ない、さらにヘマトキシリン−エオシン染色(Hematoxylin−eosin staining、H&E染色と称する)を行なう。制御組と比較し、エピニンを与えたマウス(PE組)には上皮細胞の増生現象を観察することができるため、PE組のマウスの尿路の空胴面積は顕著に減小し、PE組のマウスの分泌腺体は圧縮されていることを示す(図15iiに示す如く)。そして同時にシマオオタニワタリのアルコール抽出物(ANE組)または本発明のシマオオタニワタリの抽出物(Lo組またはHi組)を餌食したマウスは、全て上述した上皮細胞の増生現象を有効に緩く減らすことができる(例えば図15iii、ivとvに示す如く)。
その他に、図15vii〜ixを参照すると、本試験ではさらにマッソン3色染色法(Masson’s trichrome staining)をもって、各組の断片のコラーゲンの分布状況を観察すると、制御組のコラーゲンの分布の範囲が比較的広く(図15viiに示す如く、黄色い矢印に示される青色のエリアは即ちコラーゲンである)、さらに前立腺の基質において網状の纖維の分布を観察することができ(例えばオレンジ色の矢印に示されるエリアである)、PE組のマウスの断片ではこのような現象を観察するのは比較的難しく(例えば図15viiiに示す如く)、そして本発明のシマオオタニワタリの抽出物(Hi組)を同時に餌食したマウスでは上述した現象を有効に回復することができる(例えば図15ixに示す如く)。
このように、本発明のシマオオタニワタリの抽出物ではエピニンによって引き起こされた前立腺肥大症の現象を有効に緩く減少することができ、かつマウスの排尿量を増やし、さらに前立腺肥大症によって引き起こされる病理学的特徴を緩く減らすことができるため、男性の前立腺の問題を改善する活性物質として前立腺の疾患を治療する薬物成分または健康食品を製造するのに応用することができる。
本発明のシマオオタニワタリの抽出物の実際の応用は下記の実施例に示されるが、その応用はこれだけでは限らない。
本実施例は上述した抽出方法に基づき、順序に従って上記採択ステップS3、溶剤抽出ステップS1およびカラムクロマトグラフィー・ステップS2を操作することにより、上記シマオオタニワタリの抽出物を製造し得られる。表1を参照すると、上記シマオオタニワタリの抽出物は異なる年齢層の前立腺疾患の患者88名に提供して服用してもらい、平均として2週間から4週間内で患者の排尿の状況を改善することができると同時に、いかなる副作用を引き起こすことなく、前立腺肥大症、前立腺炎または前立腺癌の治療に役立つことができる。
前立腺肥大症の病状の一つは頻尿と夜尿であり、本発明のシマオオタニワタリの抽出物によれば、頻尿と夜尿の頻度を正常の人と変わらないように下げることができる。上述した88名の患者に対してその試験前後の情況を、国際前立腺徴候得点表(International Prostate Symptom Score、I−PSS)に基づいて分析を行なうと、2週間から4週間内で進歩の得点は平均として少なくとも約20点から30点に達し、市販の栄養補充製品の平均2点から3点より遥かに高くなり、さらに薬物治療の平均14点より高くなる。
(註a)麻酔手術後に尿路粘着は前立腺肥大症または前立腺癌の術後の専有の症状である。厳重な場合は数ヶ月の後遺症に悩まされ、一般として多くはα−受容体遮断剤を利用して緩和を行なう。しかし、本発明のシマオオタニワタリの抽出物では効果が速く、作用の持久性などの効果を有するため、尿路粘着を改善するのに用いることができる。
綜合すると、本発明のシマオオタニワタリの抽出物によれば、消炎と雄性ホルモンの抑制という天然活性成分を有するため、ホルモン受容体の失調によって引き起こされる疾患を有効に改善することができ、特に男性の前立腺に関する士官であり、しかも副作用を引き起こす心配がない。上記シマオオタニワタリの抽出物は工業化を経て、または超臨界の抽出ステップを経て製造し得ることができ、そして男性の前立腺の疾患を治療または予防する薬物成分または健康食品の開発に応用することにより、男性の前立腺の問題を改善することができる。
本発明は、その精神とび必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示のなものであり、限定のなものではない。
S1 溶剤抽出ステップ
S2 カラムクロマトグラフィー・ステップ
S3 採択ステップ
本発明の流動相はエタノールと水を利用して線状グラデーションに混合させ、上記エタノールと水の混合は70%のエタノールから100%のエタノール(V/V)まで上げさせる。分画物はその溶出の順序に基づいてエタノールが72.5〜74の範囲(分画b)、74〜94.3の範囲(分画c)、94.3〜100の範囲(分画d)またはその組合せを選択し、減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに本発明のシマオオタニワタリの抽出物を取得することができる
本試験は上述した抽出方法に基づき、順序に従って上記採択ステップS3、上記溶剤抽出ステップS1および上記カラムクロマトグラフィー・ステップS2を操作し、95%のエタノールを利用して抽出溶剤としてシマオオタニワタリの試料の抽出処理を行ない、それから上記自動化の中型液体クロマトグラフィーを利用してC18の蛋白質浄化逆相円柱をもって獲得される9個の分画(aからi)に対して分離を行なう。分画は、図7に示されているように、順序に従って、エタノールの濃度は70%を起点として80%を終点とし、溶出体積2000mlで第一回のグラデーションの溶出を行ない、続いてエタノールの濃度は80%を起点として100%を終点とし、溶出体積1400mlで第二回のグラデーションの溶出を行ない、最後に100%のエタノールの濃度で、溶出体積7600mlの溶出を行ない、これにより、9個の分画物(分画aからi)を獲得することができる。上記の分画aは溶出体積200〜500mlを収集し、分画bは溶出体積500〜800mlを収集し(エタノール体積濃度の範囲72.5%〜74%)、分画cは溶出体積800〜3000mlを収集し(エタノール体積濃度の範囲74%〜94.3%)、分画dは溶出体積3000〜3400mlを収集し(エタノール体積濃度の範囲は94.3%〜100%)、上記の分画eは溶出体積3400〜3900mlを収集し、分画fは溶出体積3900〜4400mlを収集し、分画gは溶出体積4400〜6600mlを収集し、分画hは溶出体積6600〜8400mlを収集し、分画iは溶出体積8400〜10600mlを収集した

Claims (15)

  1. ピロフェオ ホルビドaメチルエステル、フェオホルビドaメチルエステル、1−リノール酸−3−リノレン酸−グリセリド、1−リノレン酸−2,3−ジパルミチン酸−グリセリドおよび1,3−ジパルミチン酸−グリセリドを含有してなることを特徴とするシマオオタニワタリの抽出物。
  2. 上記シマオオタニワタリの抽出物は溶剤抽出ステップおよびカラムクロマトグラフィー・ステップを含む方法によって製造し得られ、
    上記溶剤抽出ステップは一個の抽出溶剤を使用し、一個のシマオオタニワタリの試料に対して抽出処理を行なうことにより、一個の抽出物が回収し得られ、上記シマオオタニワタリの試料と上記抽出溶剤の重量‐体積比(w/v、g/ml)が50から60mg/mlで、上記カラムクロマトグラフィー・ステップはエタノールと水を利用して線状グラデーションに混合させて流動相とし、上記抽出物のクロマトグラフ分離処理を行ない、エタノールと水の混合は70%のエタノールから100%のエタノール(V/V)まで上げさせることにより、複数個の分画物を獲得し、溶出の順序に基づいて分画aからiまでと番号付け、上記分画cを選択して減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに上記シマオオタニワタリの抽出物を取得することを特徴とする請求項1に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  3. 上記カラムクロマトグラフィー・ステップは上記分画bを選択して減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに上記シマオオタニワタリの抽出物を取得することを特徴とする請求項2に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  4. 上記カラムクロマトグラフィー・ステップは上記分画dを選択して減圧濃縮と冷凍乾燥を経た後、直ちに上記シマオオタニワタリの抽出物を取得することを特徴とする請求項2に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  5. 上記溶剤抽出ステップの抽出溶剤は95%のエタノールであることを特徴とする請求項2に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  6. 上記溶剤抽出ステップの抽出溶剤は水であることを特徴とする請求項2に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  7. 上記方法にはさらに採択ステップが含まれ、上記採択ステップはシマオオタニワタリの根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることを特徴とする請求項2に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  8. 上記採択ステップはオオタニワタリ(Asplenium antiquum Makino)の根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることを特徴とする請求項7に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  9. 上記採択ステップはシマオオタニワタリ(Asplenium nidus Linn)の根付きの全株を選択して上記シマオオタニワタリの試料とすることを特徴とする請求項7に記載のシマオオタニワタリの抽出物。
  10. 上記シマオオタニワタリの抽出物は前立腺疾患を治療する薬物成分の活性物質として製造するのに応用されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載のシマオオタニワタリの抽出物の用途。
  11. 上記シマオオタニワタリの抽出物は前立腺疾患を治療する健康食品の活性物質として製造するのに応用されることを特徴とする請求項10に記載のシマオオタニワタリの抽出物の用途。
  12. 上記前立腺疾患は前立腺肥大症、前立腺癌および前立腺炎を含むことを特徴とする請求項10に記載のシマオオタニワタリの抽出物の用途。
  13. 上記シマオオタニワタリの抽出物は生物個体に経口投与されるように用いられることを特徴とする請求項10に記載のシマオオタニワタリの抽出物の用途。
  14. 上記シマオオタニワタリの抽出物は上記生物個体に対して1日当たり10〜50mg/kg体重が投与されるように用いられることを特徴とする請求項10に記載のシマオオタニワタリの抽出物の用途。
  15. 上記シマオオタニワタリの抽出物は上記生物個体に対して1日当たり50mg/kg体重が投与されるように用いられることを特徴とする請求項14に記載のシマオオタニワタリの抽出物の用途。
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