JP2015050306A - 熱電発電装置 - Google Patents

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功一 後藤
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恵一 佐々木
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大介 堀川
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【課題】 発電量を向上させること。【解決手段】 一実施形態による熱電発電装置は、両面の温度差により発電する熱電変換モジュール13と、熱電変換モジュール13を挟むように設けられ、互いに温度が異なる流体を流す高温チャンバ11A及び低温チャンバ11Bと、高温チャンバ11A及び低温チャンバ11Bにおける熱電変換モジュール13との接合面以外の面に取り付けられる部材と、前記部材同士を引き寄せて締め付けるネジ機構とを含み、高温チャンバ11A及び低温チャンバ11Bの熱電変換モジュール13に対する締め付けを実施する締め付け用治具50とを具備する熱電発電装置において、高温チャンバ11Aの全部あるいは一部、または低温チャンバ11Bの全部あるいは一部のいずれかの内部に、流路断面積を小さくさせる挿入物を設けたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、温度差により発電する熱電変換モジュールを備えた熱電発電装置に関する。
熱電発電装置は、熱電変換モジュールの両面に温度差をつけることで生じる電力を取り出す、非化石燃料による環境に優しい発電機である。工場排水や温泉などの熱源からエネルギを回収し、独立電源として現場の照明や機器へ電力供給しており、停電時に備えたバックアップ電源への蓄電を行なったりする用途に用いることができる。従来技術の一例として特許文献1に示される熱電発電装置を、図11〜図17を用いて説明する。
図11に示す熱電発電装置1は高温熱流体を流す直方体型の高温チャンバ11Aと低温チャンバ11Bとを交互に複数台配置し、熱電変換モジュール収納部(スロット)12に収納される熱電変換モジュール(図11には図示せず)を隣接するチャンバ間にそれぞれ挟んだ構造を有する。高温チャンバ11Aと低温チャンバ11Bを合わせてチャンバ11と称する。図11中の矢印は熱電発電装置1内を流れる熱流体の流れの向きを示している。図11に示したように、高温チャンバ11A内を高温熱流体が流れる方向と、低温チャンバ11B内を低温熱流体が流れる方向とは、対向流を成している。各チャンバ11の片方の端部には、熱流体を取り込むための配管が設けられ、当該チャンバ11のもう片方の端部には、熱流体を排出するための配管が設けられる。隣接するチャンバ11内の熱流体の流れが対向流を構成していることから、熱電変換モジュール13の両面の温度差が熱流体の供給側から排出側まで長手方向で極力均一になるようにすることができ、発電性能を向上させることができる。切替装置2は、所望の電流及び電圧が得られるように熱電変換モジュール13の各々を電気的に直列接続及び並列接続する組合せの切り替えを行うためのリレー回路である。直列接続する熱電変換モジュール13の数と並列接続する熱電変換モジュール13の数とを切り替えることにより、出力される電流及び電圧を変更することができる。制御装置3は、切替装置2を通じて得られる電力の蓄電及び直流交流変換を行うための制御盤である。この制御装置3は、蓄電装置としてのバッテリや、バッテリに対する電力の充放電の制御を行うチャージコントローラ、直流から交流への変換を行うインバータ等を備えている。制御装置3の出力は、例えばテレビ装置4、照明機器5、表示装置6等の負荷に供給される。
図12は、高温チャンバ11Aと低温チャンバ11Bとの間に設けられる複数の熱電変換モジュールの配置の一例を示す図である。図12に示されるように、高温チャンバ11A及び低温チャンバ11Bの壁面には、複数の熱電変換モジュール13が所定の間隔で貼り付けられている。熱電変換モジュール13は配線14により、例えばチャンバ長手方向へ電気的に直列接続される。
図13は、1つの熱電変換モジュール13の詳細な断面形状を示す図である。熱電変換モジュール13は、例えば一辺が1mm以上の直方体ないし立方体形状をしたP型半導体素子(熱電変換材料)22aとN型半導体素子(熱電変換材料)22bとが、第1の電極(導電体)20aもしくは第2の電極(導電体)20bを介して直列に接続された構造を有する。第1の電極20aは第1の絶縁板(アルミナ等)21aで覆われており、第2の電極20bは第2の絶縁板(アルミナ等)21bで覆われている。熱電変換モジュールの材料として、例えばBiTe系もしくはFe2VAl系のホイスラー合金が使用される。熱電変換材料間の接合や熱電変換材料と絶縁板との接合には、例えばはんだ材が使用される。また、直列接続構造の両端部にある2つの電極には、図示しない配線もしくはリード線を接続するための電極取出し口23a,23bが設けられている。このような構成において、熱電変換モジュール13の第1の絶縁板21aの表面が熱源からの熱により高温となり、第2の絶縁板21bの表面が配管11bを流れる媒体などにより低温になると、熱電変換モジュール13の両面において温度差を生じ、双方の流体が熱交換する過程で半導体素子群21,22において熱電変換が起こり、発電が行なわれるようになっている。
高温チャンバ11A及び低温チャンバ11Bは図14のように配置され、後述する複数の締め付け用治具50(図14には図示せず)が取り付けられている。当該締め付け用治具50によって、高温チャンバ11Aと低温チャンバ11Bとが熱電変換モジュール13を両側から圧接し、密着状態が保たれる。図14に示すように高熱伝導性材料15を挟み込むことにより、熱電変換モジュール13とチャンバ11A、11Bとの密着性を高めて、接触熱抵抗を低減させることもできる。高温チャンバ11A及び低温チャンバ11Bは、例えば、炭素鋼、ステンレス、チタン、銅、アルミなどの金属から成る。一般的な熱流体は、高温熱流体としてはお湯、低温熱流体としては水であるが、これに限られるものではない。
次に図15〜図17を参照して、熱電変換装置1の詳細な構成について説明する。図15は熱電発電装置1の全体構成を示す斜視図である。また、図16は熱電発電装置1を熱流体の流れ方向に垂直な方向から水平に見た時の構成を示す図である。図17は熱電発電装置1を上側から見た時の構成を示す図である。なお、各図においては、図面を見易いものとするため、幾つかの要素(配線など)の図示を省略している部分がある。熱電発電装置1は、前述した高温チャンバ11A、低温チャンバ11B、熱電変換モジュール収納部(スロット)12、熱電変換モジュール13、配線14を備えるほか、シャーシ10、高温供給用配管31A、低温供給用配管31B、高温供給用ヘッダ32A、低温供給用ヘッダ32B、高温供給用配管接合部33A、低温供給用配管接合部33B、高温供給用ヘッダ接合部34A、低温供給用ヘッダ接合部34B、高温供給用配管41A、低温排出用配管41B、高温排出用ヘッダ42B、低温排出用ヘッダ42B、高温排出用配管整合部43A、低温排出用配管接合部43B、高温排出用ヘッダ接合分44A、低温排出用ヘッダ接合部44B、締め付け用治具50などを備えている。そのほか、図示はされていないが、各チャンバにはチャンバ内に滞留する空気を抜くための空気抜き弁や、装置停止時にチャンバ内の液体や混入した不要物を抜くためのドレン弁などが備えられている。図15〜図17の例では、高温チャンバ11A、低温チャンバ11Bはそれぞれ4個で、チャンバは計9個である。また隣接するチャンバ1組が挟んでいる熱電モジュール13は、チャンバ1組に対して、チャンバ長手方向に17個、上下方向に2個で合計34個である。各部品の詳細な説明は、特許文献1の「発明を実施するための形態」の欄に記述されている。
さて、締め付け用治具50によって、高温チャンバ11Aと低温チャンバ11Bとが熱電変換モジュール13を両側から圧接し、密着状態が保たれ、接触熱抵抗が低減され伝熱量が増える。締め付け用治具50は、隣接する2つのチャンバの熱電変換モジュール13に対する締め付け圧を調節可能にする物であり、金具51のほか、金具51同士を引き寄せて締め付けるためのネジ機構、即ちボルト52、53、バネ54や、ナット、座金などを用いて実現される。金具51は、各チャンバの上面と下面の双方に、チャンバ長手方向に一定の間隔をおいて、溶接等により複数取り付けられる。この金具51は、3つの開口部55を有する。ボルト52は、9個のチャンバのチャンバ長手方向の位置ずれを補正するものであり、チャンバ幅方向に配列される9個の金具51の中央に位置する開口部55の全てに通される。ボルト53やバネ54は、隣接する2つのチャンバの間の熱電変換モジュール13を適度な締め付け圧で締め付けるとともに、当該熱電変換モジュール13に対する締め付け圧を調節可能とするものである。ボルト53は、隣接する2つのチャンバの各金具51の両端に位置する2つの開口部55の内の一方の開口部55を通され、さらにバネ54に通される。なお、ボルト53を通すための開口部55は、図15や図17に示されるようにチャンバ単位で交互に替えることが望ましい。これにより、チャンバ幅方向に隣接するボルト53同士が当たらないようにすることができるとともに、締め付け圧の偏りをある程度防ぐことができる。
図11〜図17に示した形態とは異なる従来の熱電発電装置1を図18を用いて説明する。図18はチャンバ11の長手方向に垂直な断面を示している。2個と高温チャンバ11Aと2個の低温チャンバ11Bが互い違いになって積まれている。高温チャンバ11Aの左右方向の隣も、上下方向の隣も低温チャンバ11Bであり、高温チャンバ11Aと低温チャンバ11Bの間には、熱電変換モジュール13が挟まれている。他は図11〜図17で説明した従来の熱電発電装置1と同じである。
特許第4945649号公報 特許第3564274号公報 特開平10−190073号公報 特開2009−247050号公報 特開2012−80761号公報
前述の熱電発電装置1には以下のような課題がある。
最初に第1の課題を説明する。
熱電発電装置1の発電量を向上させる方法として、高温チャンバ11Aを流れる温熱流体と、熱電変換モジュール13が接合している高温チャンバ11Aとの間の熱伝達や、低温チャンバ11Bを流れる冷熱流体と、熱電変換モジュール13が接合している低温チャンバ11Bとの間の熱伝達を向上させて、熱電変換モジュール13の伝熱面の高温側温度をより高く低温側温度をより低くすることで、温度差を大きくする方法がある。温熱流体、冷熱流体の流速を大きくすれば、それぞれ高温チャンバ11A、低温チャンバ11Bへの熱伝達率が増加するので、高温チャンバ11A、低温チャンバ11Bの流路26の断面積を小さくすることが望まれる。
図19にチャンバ11の長手方向に垂直な断面を示す。熱電変換モジュール13が接合している面は平面であり、かつ、締め付けも必要なので、断面は長方形である必要がある。図19では、熱電変換モジュール13が接合されている面は長方形断面の長辺であるが、その面の内、熱電変換モジュール13が接合していない部分の面積を極力なくすように、長辺を短くする。さらに断面積を小さくするには、短辺45がより短い長方形にする必要がある。しかし、締め付け用治具50の構成部品の1つである金具51をチャンバ11の上面と下面に溶接により設置する必要があり、そのための場所確保のため、短辺45を短くしにくい。金具51に設けてある開口部55はボルト52,53を通過させる孔である。
よって、金具51が設置される短辺45の寸法を狭めずに流路の断面積を小さくできるようにすることが望まれる。
次に第2の課題を説明する。
熱電発電装置1の発電量を向上させる方法として、熱電変換モジュール13が接合されている高温チャンバ11A、低温チャンバ11Bそれぞれのチャンバ壁の、熱伝導していく肉厚を薄くして、熱電変換モジュール13の高温側温度をより高く低温側温度をより低くすることで、温度差を大きくする方法がある。しかし、肉厚が薄くなるほど、締め付けによる撓みや歪みが生じやすくなり、熱電変換モジュール13とチャンバ外壁との密着度の低い箇所が発生しやすくなる。密着度が低くなると接触熱抵抗が大きくなり、熱電変換モジュール13の高温側温度がより低く低温側温度がより高くなり、発電量が減る。
さて元々、熱電変換モジュール13とチャンバ11とを密着させようとする締め付け圧は、チャンバ長手方向にばらつきが生じ、締め付け治具50の近くでは大きく、締め付け治具50と隣の締め付け治具50との中間位置では小さくなる。締め付け圧がある程度の値に達するまでは、締め付け圧が大きいほど、接触熱抵抗は小さくなる。それにより、熱電変換モジュール13の内、高温チャンバ11Aに接している面はより高温になり、低温チャンバ11Bに接している面はより低温になるため、両面の温度差はより大きくなり発電量は増加する。よって、締め付け圧にばらつきがあると、発電量にもばらつきが生じる。
図15〜図17では、熱電変換モジュール13を挟んで隣接する1組のチャンバについて、締め付け箇所はチャンバ長手方向に4箇所であり、チャンバ長手方向に17個である熱電変換モジュール13の発電量にばらつきが生じる。なお図15〜図17、図19における締め付け箇所はチャンバ上下方向に2箇所であるが、隣接するチャンバ1組が挟んでいる熱電モジュール13は、チャンバ1組について上下方向に2個なので、上下に並ぶ熱電変換モジュール13の締め付け圧は等しくなり発電量のばらつきはない。ただし、チャンバ1組に対して上下方向に例えば3個あれば、上下方向に3個である熱電変換モジュール13についても発電量にばらつきが生じる。
熱電変換モジュール13は電流の増大に対して電圧が直線的に低下するという特性を持ち、電流と電圧の積である電力出力は、電流に対して上に凸の放物線になるため、適当な電流値において電力出力は最大値になる。温度差が大きいほど、同一電流値に対する電圧が大きく電力出力も大きく、また最大電力出力も大きい。仮に1個のみで発電するとなると最大発電量、即ち取り出すことのできる最大電力負荷の時は、電流は前記適当な電流値になるのだが、熱電変換モジュール13を直列に配線接続した場合、どの熱電変換モジュール13にも同じ値の電流が流れる。熱電変換モジュール13に締め付け圧のばらつきがある場合、モジュール別に前記適当な電流値が異なり、直列接続時に流れる電流値からずれるため、各モジュールにて最大電力出力が実現できない。
このように締め付け圧にばらつきのあるモジュールが複数ある場合の最大電力出力値は、熱電変換モジュール13それぞれの最大電力出力の合計値よりも小さい。そのため、直列に配線接続した熱電変換モジュール13の合計の発電量は、1個ずつの発電能力の単純合計値より充分に小さくなる。また、熱電変換モジュール13を並列に配線接続した場合、どの熱電変換モジュール13にも同じ電圧差になっているので、似たような状況となり、並列に配線接続した熱電変換モジュール13の合計の発電量は、1個ずつの発電能力の単純合計値より充分に小さくなる。そこで、全ての熱電変換モジュール13において密着度のばらつきを減らしたい。
よって、締め付けによる撓みや歪みを減らし、チャンバ11の薄肉化を図ることができ、薄肉化により熱電変換モジュールの両面の温度差を大きくできるようにすることが望まれる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、発電量を向上させることが可能な熱電発電装置を提供することを目的とする。
一実施形態による熱電発電装置は、両面の温度差により発電する熱電変換モジュールと、前記熱電変換モジュールを挟むように設けられ、互いに温度が異なる流体を流す高温チャンバ及び低温チャンバと、前記高温チャンバ及び前記低温チャンバにおける前記熱電変換モジュールとの接合面以外の面に取り付けられる部材と、前記部材同士を引き寄せて締め付けるネジ機構とを含み、前記高温チャンバ及び前記低温チャンバの前記熱電変換モジュールに対する締め付けを実施する締め付け用治具とを具備する熱電発電装置において、前記高温チャンバの全部あるいは一部、または前記低温チャンバの全部あるいは一部のいずれかの内部に、流路断面積を小さくさせる挿入物を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、発電量を向上させることができる。
第1,第7の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図。 第2,第5,第7の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図。 第3,第5,第7の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図。 攪拌に関する従来の器具を示す概略図。 図4とは異なる攪拌に関する従来の器具を示す概略図。 第4,第5,第7の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図。 第5,第7の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図。 図7と形状が似ている別の挿入物を含むチャンバの縦断面形状を示す概略図。 第6,第7の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバの縦断面形状を示す概略図。 第8の実施形態の熱電発電装置に設けられるチャンバの縦断面形状を示す概略図。 従来の熱電発電システムの概略構成を示す概念図。 従来の熱電変換モジュールの配置の一例を示す図。 従来の熱電変換モジュールの断面形状を示す図。 従来のチャンバ構成を示す図。 従来の熱電発電装置の全体構成を示す斜視図。 従来の熱電発電装置を熱流体の流れ方向に垂直な方向から水平に見た時の構成を示す図。 従来の熱電発電装置を上側から見た時の構成を示す図。 図13とは異なる従来の熱電発電システムの概略構成を示す概略図。 従来のチャンバ断面を示す概略図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態> (請求項1、5に対応)
第1の実施形態を図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図である。この図においては、図面を見易いものとするため、幾つかの要素の図示を省略している部分がある。ここでは、図11〜図19の従来技術と同じ要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。以下、従来技術と異なる部分のみ説明する。
第1の実施形態では、図1のようにチャンバ11の全部あるいは一部の内部に第1の挿入物7を挿入し、流路26の断面積を小さくする。例えば、流路26の断面積を半分近く小さくさせる大きさの挿入物とする。ただし、熱電変換モジュール13と接合しているチャンバ外壁領域の裏側に相当するチャンバ内壁領域、即ち熱電変換モジュール13との接合面の裏面46を、第1の挿入物7の一部が覆うと、高温チャンバ11Aであれば熱電変換モジュール13の高温側温度がより低く、低温チャンバ11Bであれば低温側温度がより高くなるので、覆わないようにする。図1のような形状の場合は、例えば第1の挿入物7の長手方向の端部を、長方形の板を付けた形状にすることで、左右方向の位置を固定する。
図15,17に示したチャンバ11の内、最も左や最も右のチャンバ11では、隣接するチャンバ11が1個だけなので、第1の挿入物7をチャンバ内部にて隣接するチャンバ11がない側に寄せて配置する。
本実施形態によれば、締め付け用治具50の構成部品の1つである金具51(図19参照)をチャンバ11の上面と下面に溶接等により設置するための場所を確保しつつ、チャンバ11の短辺45の寸法を狭めずに、流路26の断面積(図1では左右に分かれた流路26の合計)を減らすことができるので、高温流体、低温流体の流速が高くなり、熱電変換モジュール13の高温側温度がより低く低温側温度がより高くなり、発電量が増加する。なお、金具51は、課題を解決するための手段の説明にて記述した部材に相当する。
<第2の実施形態> (請求項1、5、6に対応)
第2の実施形態を図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図である。ここでは、第1の実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の実施形態では、第1の実施形態における第1の挿入物7を図2のような形状の第2の挿入物8に変更する。この場合、第2の挿入物8の一部が、チャンバ11の短辺45の内壁領域を覆うとともに、チャンバ10における熱電変換モジュール13と接合していない外壁領域の裏側面に相当する内壁領域の一部、即ちチャンバ11の長辺の端部の領域を覆う。
第1の実施形態では固定のために長手方向の端部の形状を工夫したが、第2の実施形態では、ただ挿入するだけで固定される。また流路26の断面積がより減るので発電量が増加する。チャンバ11の短辺45の内壁領域は熱電変換モジュール13に接合していない面の裏側に相当する位置にあり伝熱しないので、第2の挿入物8で覆っても構わない。むしろ、チャンバ11の短辺45への熱リークは減らしたいのであり、短辺45の内壁領域を第2の挿入物8の一部で覆うことにより、第2の挿入物8の存在による熱抵抗や、第2の挿入物8とチャンバ11の内壁との間の接触熱抵抗によって、熱リークが低減される。
<第3の実施形態> (請求項1、5、7に対応)
第3の実施形態を図3を用いて説明する。
図3は、第3の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図である。ここでは、第1,第2の実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第3の実施形態では、第2の実施形態における第2の挿入物8を図3のような形状の第3の挿入物9に変更する。この場合、第3の挿入物9の一部が、チャンバ11の短辺45の内壁領域を覆うとともに、チャンバ10における熱電変換モジュール13と接合していない外壁領域の裏側面に相当する内壁領域の一部、即ちチャンバ11の長辺の端部の領域だけでなく、熱電変換モジュール間に挟まれた外壁領域の裏側面に相当する内壁領域をも覆う。
第3の実施形態によれば、熱電変換モジュール13の上下方向2個の間の領域47が充分にある場合は、その領域への伝熱を減らし、熱電変換モジュール13接合面の裏面46への伝熱に集中させることができるとともに、流路26の断面積がより減るので発電量が増加する。
<第4の実施形態> (請求項1、4、5に対応)
第4の実施形態を図4〜図6を用いて説明する。
図4は、攪拌に関する従来の器具を示す概略図である。図5は、図4とは異なる攪拌に関する従来の器具を示す概略図である。図6は、第4の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図である。ここでは、第1〜第3の実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
円管に挿入し内部流体を攪拌する機能を持つ従来技術の例として、捻りテープ18とスタティックミキサ19をそれぞれ図4,図5に示す。捻りテープ18は、図4では円管に挿入された状態を描いている。即ち、円管を除いた物が捻りテープ18である。第4の実施形態では、第2の実施形態における第2の挿入物8を図6のような形状の第4の挿入物24に変更する。この第4の挿入物24の内、投影面が円形のように見える部分は、攪拌機能部分25であり、前述の捻りテープ18あるいはスタティックミキサ19の形状をなしている。攪拌機能部分25以外の部分は長手方向に長い形状であるため、空隙位置が長手方向に従って変化する形状である攪拌機能部分25は、上下から挟まれて固定される。
第4の実施形態によれば、第4の挿入物24は、チャンバ11内の流体を攪拌するため、チャンバ11と流体との間の熱伝達率が増加し伝熱が向上する。これにより熱電変換モジュール13の高温側温度がより低く低温側温度がより高くなり、発電量が増加する。なお、攪拌機能を持っている部分は、第4の挿入物24の全部でなく一部でよく、チャンバ長手方向に関しても一部でもよい。
<第5の実施形態> (請求項2、5に対応)
第5の実施形態を図2,図3,図7,図8を用いて説明する。
図7は、第5の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバ及び熱電変換モジュールの縦断面形状を示す概略図である。図8は、図7と形状が似ている別の挿入物を含むチャンバの縦断面形状を示す概略図である。ここでは、第1〜第4の実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第5の実施形態では、チャンバ11の全部あるいは一部の内部に、チャンバ11の熱電変換モジュール13との接合面の変形を抑制させる支持部材として第5の挿入物10を図7のように挿入する。対角線状につっかえ板を設けた形状なので、熱電変換モジュール13との接合面の裏面46は全く覆わない。なお、前述の図3における第3の挿入物9も、図3における左右に亘るつっかえ棒のようなつっかえ板があるので、支持部材として機能する。また、長方形を形成している左右の面が撓もうとすると上下の面も変形しようとするので、図2における第2の挿入物8のように、中央ではなく上側と下側につっかえ板がある形状で上下の面だけを押さえるものも、支持機能を有する。
さて、図18で説明したような、チャンバ11の左右の面だけでなく上下の面にも熱電変換モジュール13を具備する熱電変換装置の場合、チャンバ11の流路26の断面は正方形であることが多い。そのような場合、図8のように、第5の挿入物10と形状が類似する第6の挿入物16を挿入する。第6の挿入物16は、左右の面に熱電変換モジュール13があるために左右の面が伝熱面であり左右方向に締め付けられているだけでなく、上下の面にも熱電変換モジュール13があるために上下の面も伝熱面であり上下方向に締め付けられている場合にも適用できる。
第5の実施形態によれば、支持構造があることで撓みや歪みを減らすことができ、チャンバ11の薄肉化が図られる。薄肉化により熱電変換モジュール13の両面の温度差が大きくなる。また撓みや歪みが減ることによって密着度が上がることでも温度差が大きくなり、温度差が大きくなることで発電量が増加する。また撓みや歪みが減ることで接触熱抵抗のばらつきが減り、そのことで直列接続あるいは並列接続された熱電変換モジュール13の合計発電量が増加する。
<第6の実施形態> (請求項1、2、3、5に対応)
第6の実施形態を図9を用いて説明する。ここでは、第1〜第5の実施形態と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9は、第6の実施形態の熱電発電装置に設けられる挿入物を含むチャンバの縦断面形状を示す概略図である。
第6の実施形態では、第1の実施形態で説明した効果と第5の実施形態で説明した効果を持つ挿入物を第7の挿入物17として図9のように挿入する。即ち、図18で説明したようなチャンバ11の左右の面だけでなく上下の面にも熱電変換モジュール13を具備する熱電発電装置の場合、対角線状のつっかえ板に加えて、流路中央部に流路26を埋める部分を設けた第7の挿入物17を挿入する。この中央部により第1の実施形態のような流路26の断面積を小さくする効果が得られ、かつ、つっかえ板により第5の実施形態のように熱電変換モジュール13と接合するチャンバ11の4面の変形を抑制させる効果が得られる。
第6の実施形態によれば、第1の実施形態で得られる効果と第5の実施形態で得られる効果の両方を得ることができる。なお、図2,図3にそれぞれ示した第2,第3の実施形態の第2の挿入物8と第3の挿入物9も、第7の挿入物17と同様の効果を奏するが、図18で説明したようなチャンバ11の左右の面だけでなく上下の面にも熱電変換モジュール13を具備する熱電発電装置には適用できない。
<第7の実施形態> (請求項8に対応)
第7の実施形態を図1〜図3,図6〜図9を用いて説明する。
第7の実施形態では、第1〜第6の実施形態に示した挿入物を着脱可能とする。第1〜第6の実施形態では第1〜第7の挿入物を挿入することにより、チャンバ11内部を流通する流体の圧力損失が増加している。熱電発電装置1の使用状況の変化により、高温流体または低温流体の出口圧力が、使用者が設けた許容値より小さくなる場合がある。この場合は、熱電発電装置1の運転を一旦停止し分解し、チャンバ11の全部あるいは一部から内部に設けられていた第1〜7の挿入物の全部あるいは一部を抜き取るか、または、より圧力損失の小さい第1〜7の挿入物に交換する。第7の実施形態によれば、使用状況に応じて、圧力損失が調整可能になる。
<第8の実施形態> (請求項9に対応)
第8の実施形態を図10を用いて説明する。
図10は、第8の実施形態の熱電発電装置に設けられるチャンバの縦断面形状を示す概略図である。
図19の例ではチャンバ11に、締め付け用治具50の構成部品の1つである金具51を溶接していたが、第8の実施形態ではチャンバ11を図10に示すような締め付け用部分付きチャンバ56にする。具体的には、断面がL字型をなしている長尺の板である第1のチャンバ部材35と第2のチャンバ部材36とを1枚ずつ合わせて、長方形断面を有する締め付け用部分付きチャンバ56を製作する。その際、長方形の外側にL字型の板の少なくとも片方がはみ出るように製作し、上側にはみ出たヒレ状の部分を第1の締め付け用部分39とし、下側にはみ出たヒレ状の部分を第2の締め付け用部分40とする。
第1の締め付け用部分39や第2の締め付け用部分40に設けられた開口部55は、隣り合った締め付け用部分付きチャンバ56同士を引き付けて締め付けるボルト52,53を通過させる孔である。溶接箇所は第1の溶接部位37と第2の溶接部位38の2箇所である。
チャンバ11をこのような構造に変更することで、以下の効果がある。
従来のチャンバ11では、金具51を溶接する際のチャンバ面の熱変形が充分にあったが、締め付け用部分付きチャンバ56では、金具51を溶接する工程がない上、溶接箇所は第1の溶接部位37と第2の溶接部位38という熱変形がより生じにくい箇所のみである。撓みや歪みがより少なくなるため、熱電変換モジュール13との密着度が上がり接触熱抵抗が小さくなり発電量が増加する。接触熱抵抗の分布ムラがなくなることでも発電量が増加する。撓みや歪みがより生じにくいので、チャンバ肉厚をより薄くできるようになり、伝熱が向上することでも発電量が増加する。
さらに、従来のチャンバ11では、金具51を溶接するために短辺45を短くできなかったが、締め付け用部分付きチャンバ56では短辺45を充分に短くできる。短辺45を短くし流路26の断面積を小さくし、流通する流体の流速を大きくし熱伝達率を高くすることで、伝熱が向上し発電量が増加する。
また、第1の締め付け用部分39と第2の締め付け用部分40は長手方向に充分に長く、開口部55を設ける場所が自由に設定できるため、ボルト52,53による締め付け場所の自由度が増加する。
以上詳述したように、各実施形態によれば、発電量を向上させることができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…熱電発電装置、2…切替装置、3…制御装置、4…テレビ装置、5…照明機器、6…表示機器、7…第1の挿入物、8…第2の挿入物、9…第3の挿入物、10…第5の挿入物、11…チャンバ、11A…高温チャンバ、11B…低温チャンバ、12…熱電変換モジュール収納部(スロット)、13…熱電変換モジュール、14…配線、15…高熱伝導材料、16…第6の挿入物、17…第7の挿入物、18…捻りテープ、19…スタティックミキサ、20a、20b…電極、21a、21b…絶縁板、22s、22b…半導体素子、23a、23b…電極取出し口、24…第4の挿入物、25…攪拌機能部分、26…流路、27…流体入口、28…流体出口、29…入口流体、29a…入口温熱流体、30…出口流体、30a…出口冷熱流体、31A…高温供給用配管、31B…低温供給用配管、32A…高温供給用ヘッダ、32B…低温供給用ヘッダ、33A…高温供給用配管接合部、33B…低温供給用配管接合部、34A…高温供給用ヘッダ接合部、34B…低温供給用ヘッダ接合部、35…第1のチャンバ部材、36…第2のチャンバ部材、37…第1の溶接部位、38…第2の溶接部位、39…第1の締め付け用部分、40…第2の締め付け用部分、41A…高温排出用配管、41B…低温排出用配管、42A…高温排出用ヘッダ、42B…低温排出用ヘッダ、43A…高温排出用配管接合部、43B…低温排出用配管接合部、44A…高温排出用ヘッダ接合部、44B…低温排出用ヘッダ接合部、45…短辺、46…熱電変換モジュールとの接合面の裏面、47…上下方向2個の間の領域、48…第3の締め付け用部分、49…第4の締め付け用部分、50…締め付け用治具、51…金具(部材)、52,53…ボルト、54…バネ、55…開口部、56…締め付け用部分付きチャンバ。

Claims (9)

  1. 両面の温度差により発電する熱電変換モジュールと、
    前記熱電変換モジュールを挟むように設けられ、互いに温度が異なる流体を流す高温チャンバ及び低温チャンバと、
    前記高温チャンバ及び前記低温チャンバにおける前記熱電変換モジュールとの接合面以外の面に取り付けられる部材と、前記部材同士を引き寄せて締め付けるネジ機構とを含み、前記高温チャンバ及び前記低温チャンバの前記熱電変換モジュールに対する締め付けを実施する締め付け用治具と
    を具備する熱電発電装置において、
    前記高温チャンバの全部あるいは一部、または前記低温チャンバの全部あるいは一部のいずれかの内部に、流路断面積を小さくさせる挿入物を設けたことを特徴とする熱電発電装置。
  2. 両面の温度差により発電する熱電変換モジュールと、
    前記熱電変換モジュールを挟むように設けられ、互いに温度が異なる流体を流す高温チャンバ及び低温チャンバと、
    前記高温チャンバ及び前記低温チャンバの前記熱電変換モジュールに対する締め付けを実施する締め付け用治具と
    を具備する熱電発電装置において、
    前記高温チャンバの全部あるいは一部、または前記低温チャンバの全部あるいは一部のいずれかの内部に、前記高温チャンバまたは前記低温チャンバの前記熱電変換モジュールとの接合面の変形を抑制させる支持部材の機能を有する挿入物を設けたことを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  3. 前記挿入物が、前記高温チャンバまたは前記低温チャンバの前記熱電変換モジュールとの接合面の変形を抑制させる支持部材の機能を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  4. 前記挿入物の全部または一部が、前記高温チャンバまたは前記低温チャンバの内部流体を攪拌する攪拌機能を有する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  5. 前記挿入物が、前記高温チャンバまたは前記低温チャンバにおける前記熱電変換モジュールと接合している外壁領域の裏側面に相当する内壁領域を覆わない、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  6. 前記挿入物が、前記高温チャンバまたは前記低温チャンバにおける前記熱電変換モジュールと接合していない外壁領域の裏側面に相当する内壁領域の少なくとも一部を覆う、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  7. 前記挿入物が、前記高温チャンバまたは前記低温チャンバにおける前記熱電変換モジュールと接合していない外壁領域のうち、少なくとも熱電変換モジュール間に挟まれた外壁領域の裏側面に相当する内壁領域を覆う、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  8. 前記挿入物が着脱可能である、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
  9. 両面の温度差により発電する熱電変換モジュールと、
    前記熱電変換モジュールを挟むように設けられ、互いに温度が異なる流体を流す高温チャンバ及び低温チャンバと、
    前記高温チャンバ及び前記低温チャンバにおける前記熱電変換モジュールとの接合面以外の面に設けられたヒレ状部品と、前記ヒレ状部品同士を引き寄せて締め付けるネジ機構とを含み、前記高温チャンバ及び前記低温チャンバの前記熱電変換モジュールに対する締め付けを実施する締め付け用治具と
    を具備する熱電発電装置において、
    前記高温チャンバまたは前記低温チャンバは、断面がL字型をなしている長尺の板を2個合わせて長方形断面のチャンバを製作した物であり、その際、長方形の外側にL字型の板の少なくとも片方がはみ出るように製作し、はみ出た部分を前記ヒレ状部品としたことを特徴とする熱電発電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109561548A (zh) * 2018-12-26 2019-04-02 深圳市灏天光电有限公司 用于led灯具的供电装置及照明系统

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