JP2015049890A - 位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置 - Google Patents

位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合した位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供するためのものである。【解決手段】本発明は、複数のループアンテナを1つずつ選択し、選択されたループアンテナを介して画面部を指示したポインタに電磁気信号を転送し、選択されたループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信して、複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいてポインタが画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出する位置感知方法と、その装置及びディスプレイ装置を開示し、極座標抽出に適合したアンテナ装置を開示する。【選択図】図3

Description

本発明は、位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置に関するものである。
最近、スマートフォン、スマートブック、タブレットなどのモバイル端末は、入力と関連したヒューマンインターフェース(HID:HumanInterfaceDevice)として、指を用いたタッチ入力方式だけでなく、ペンなどのポインタ(Pointer)を用いたペン入力方式のためのヒューマンインターフェースを提供している。
特に、ペン入力方式は、指を用いたタッチ入力方式に比べて、筆記及び絵を描くことがより精密になされることができるので、益々利用されるようになっている。
このようなペン入力方式のうち、電磁気誘導現象を用いる電磁気方式(ElectromagneticType)があるが、この電磁気方式が高性能のペン入力装置に多く利用されている。
このような電磁気方式のペン入力方式では、ペンなどのポインタに信号を送受信するためのアンテナ(ループまたはコイルともいう)が使われる。
一般に、スマートフォンなどのモバイル端末でのディスプレイ装置は通常四角形態を有するが、最近になって論議されている腕時計(スマートウォッチ)形態のスマートフォンなどは四角形でなく円形のディスプレイを有することもできる。
このような円形のディスプレイに従来のペン入力方式を適用する場合、ディスプレイ装置は円形であるが、アンテナが四角形態を有するようになるので、形態的な面で、そして受信信号からX−Y直交座標を抽出する信号処理の面で、不自然で、かつ信号処理過程が複雑になる問題点がある。
特開2011−34600号公報
本発明の目的は、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合した位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合したペン入力を可能にする位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、座標抽出のための信号処理を効率的に遂行することができるようにしてくれる位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、一態様によれば、本発明は、各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループアンテナと、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループアンテナを含む極座標アンテナ部、上記複数の第1ループアンテナを1つずつ選択し、上記複数の第2ループアンテナを1つずつ選択するスイッチング部、上記選択された第1ループアンテナを介して電磁気信号を転送し、上記選択された第2ループアンテナを介して電磁気信号を転送する転送部、上記選択された第1ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信し、上記選択された第2ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信する受信部、及び上記複数の第1ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて上記複数の第1ループアンテナ別信号強さ分布を把握し、上記複数の第2ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて上記複数の第2ループアンテナ別信号強さ分布を把握して、上記ポインタが上記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出するプロセッサを含む位置感知装置を提供する。
他の態様によれば、本発明は、複数のループアンテナを1つずつ選択し、上記選択されたループアンテナを介して画面部を指示したポインタに電磁気信号を転送し、上記選択されたループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号を上記ポインタから受信する信号送受信ステップ、及び上記複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいて上記ポインタが上記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出する極座標抽出ステップを含む位置感知方法を提供する。
更に他の態様によれば、本発明は、画面部、及び複数のループアンテナの各々を介して上記画面部を指示したポインタに電磁気信号を転送し、上記複数のループアンテナの各々を介して転送された電磁気信号に対応する共振信号を上記ポインタから受信して、上記複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいて上記ポインタが上記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出する位置感知装置を含むディスプレイ装置を提供する。
更に他の態様によれば、本発明は、位置感知用アンテナ装置において、第1電圧が印加されて電磁気信号を発生させて上記アンテナ装置の上部に位置した画面部を接触式または非接触式により指示したポインタで共振現象が発生するようにし、上記ポインタで発生した共振現象により第2電圧が発生する複数のループを含み、かつ上記複数のループは、各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループと、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループを含むことを特徴とする、位置感知用アンテナ装置を提供する。
本発明によれば、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合した位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供する効果がある。
また、本発明によれば、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合したペン入力を可能にする位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供する効果がある。
また、本発明によれば、座標抽出のための信号処理を効率的に遂行することができるようにしてくれる位置感知方法、位置感知装置、アンテナ装置、及びディスプレイ装置を提供する効果がある。
本発明の一実施形態に従うディスプレイ装置を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態に従うディスプレイ装置に含まれた画面部の前面部形状を例示的に示す図である。 本発明の一実施形態に従う位置感知装置を示す図である。 本発明の一実施形態に従う第1ループアンテナの例示図である。 本発明の一実施形態に従う第1ループアンテナの他の例示図である。 本発明の一実施形態に従う第2ループアンテナの例示図である。 本発明の一実施形態に従う第2ループアンテナの他の例示図である。 極座標の距離値を抽出するための位置感知装置の動作方式を説明するための図である。 距離値の抽出のための共振信号の信号強さ分布を例示的に示す図である。 極座標の角度値を抽出するための位置感知装置の動作方式を説明するための図である。 角度値の抽出のための共振信号の信号強さ分布を例示的に示す図である。 距離値と角度値とを含んで抽出された極座標を示す図である。 本発明の一実施形態に従う第1ループアンテナの受信特性実験結果を示す図である。 本発明の一実施形態に従う第2ループアンテナの受信特性実験結果を示す図である。 本発明の一実施形態に従う位置感知方法に対するフローチャートである。 本発明の一実施形態に従う位置感知用アンテナ装置を示す図である。
以下、本発明の一部の実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するに当たって、同一な構成要素に対してはたとえ他の図面上に表示されても、できる限り同一な符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明するに当たって、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
また、本発明の構成要素を説明するに当たって、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであり、その用語により当該構成要素の本質や回順序または順序などが限定されない。どの構成要素が他の構成要素に“連結”、“結合”、または“接続”されると記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結、または接続できるが、各構成要素の間に更に他の構成要素が“連結”、“結合”、または“接続”されることもできると理解されるべきである。
図1は、本発明の一実施形態に従うディスプレイ装置100を概略的に示す図である。
図1を参照すると、一実施形態に従うディスプレイ装置100は、画面が表示される画面部110と、ペンなどのポインタ130で画面部110の前面部を接触式または非接触式により指示した場合、指示した地点の位置を感知する位置感知装置120などを含む。
一実施形態に従う位置感知装置120は、電磁気誘導現象を用いる電磁気方式(ElectromagneticType)のペン入力のために、ペンなどのポインタ130が画面部110の前面部を接触式または非接触式により指示した地点の位置を感知する装置である。このような位置感知装置120をペン入力装置、入力装置、またはタッチ入力装置ともいう。
前述した位置感知装置120は、ユーザがポインタ130を用いて指示した地点、即ち、ポインタ130が画面部110を指示した地点の座標を抽出することによって、ユーザが操作しようとする位置(入力位置)を感知することができる。
このような位置感知装置120は、後述するように、ポインタ130が画面部110を指示した地点の座標を抽出するに当たって、電磁気方式を用いて座標を抽出し、このために、電磁気信号を送信してポインタ130で発生した共振信号を受信するための複数のループアンテナを含む。
一方、前述した画面部110は、表示領域とこの表示領域を囲む非表示領域からなる前面部(ユーザが見る面)を有する。ここで、表示領域は画面が表示される領域であり、非表示領域は画面が表示されない領域であって、ボタンなどが表示されることができ、ベゼル領域ともいう。
前述した画面部110の前面部をなす表示領域と非表示領域のうちの1つ以上は円形でありうる。これは図2で例示的に図示される。
図1に図示されたディスプレイ装置100は、スマートフォン、タブレット、移動通信端末機などのモバイル端末、またはこのモバイル端末に含まれた表示装置でありうる。
図2は、本発明の一実施形態に従うディスプレイ装置100に含まれた画面部110の前面部形状を例示的に示す図である。
図2の200aを参照すると、画面部110は、円形の表示領域210と、これを囲んで枠が四角形の非表示領域220とからなる前面部200aを有することができる。
図2の200bを参照すると、画面部110は、円形の表示領域210と、これを囲んで枠も同一な円形の非表示領域220とからなる前面部200bを有することができる。
図2の200cを参照すると、画面部110は、四角形の表示領域210とこれを囲んで枠が円形の非表示領域220からなる前面部200cを有することができる。
前述したように、画面部110の前面部200a、200b、200cは表示領域と非表示領域からなっているが、この領域のうち、表示領域のみ位置感知装置120により座標が抽出できる領域(座標抽出領域=表示領域)であることもあり、表示領域と非表示領域の全てが位置感知装置120により座標値が抽出できる領域(座標抽出領域=表示領域+非表示領域)であることもある。
一方、前述したように、本実施形態は、座標抽出領域が円形であるので、即ち表示領域と非表示領域のうちの1つ以上が円形であるので、画面部110は、円形の座標抽出領域(位置感知領域ともいう)に画素(Pixels)が定義されたパネル(図示せず)を含むことができる。
ここで、パネルには、スキャン信号及びデータ信号を供給するためのロウ(Row)電極とカラム(Column)電極とが形成され、かつ位置感知装置120が電磁気方式により座標を抽出するために配置される複数のループアンテナのパターンと関係のない正方形のマトリックス形態にロウ電極とカラム電極が形成される。
または、パネルには、スキャン信号及びデータ信号を供給するためのロウ電極とカラム電極とが形成され、かつ位置感知装置120が電磁気方式により座標を抽出するために配置される複数のループアンテナのパターンと対応するように、半径の異なるロウ電極が円形に形成され、ロウ電極と直交するようにカラム電極が形成されていてもよい。
また、パネルはLCD(LiquidCrystalDisplay)のパネル、OLED(OrganicLightEmittingDiode)のパネルなどのうちの1つでありうる。
一方、画面部110で座標抽出領域(表示領域、または表示領域と非表示領域とを合せた全体領域)が如何なる形状を有するかは、位置感知装置120が位置感知のために如何なる種類の座標を抽出することがより効率的かと関連している。
例えば、座標抽出領域が四角形状の場合には、直交座標(OrthogonalCoordinates)を抽出することがより効率的であり、座標抽出領域が円形の場合には極座標(PolarCoordinates)を抽出することがより効率的である。
前述したように、本実施形態は、座標抽出領域が円形であるので、即ち表示領域と非表示領域のうちの1つ以上が円形であるので、位置感知装置120はポインタ130が画面部110を指示した地点の座標として極座標を抽出する。
このような位置感知装置120は、ポインタ130が画面部110を指示した地点の座標として極座標を抽出するために、複数のループアンテナの各々を介して画面部110を指示したポインタ130に電磁気信号を転送し、複数のループアンテナの各々を介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタ130から受信して、複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいてポインタ130が画面部110を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出することができる。
一方、本実施形態において、位置感知装置120はポインタ130が画面部110を指示した地点の座標として直交座標でなく極座標を抽出するため、複数のループアンテナもそれに合うように設計できる。
したがって、複数のループアンテナのうちの1つのグループ(第1ループアンテナグループ)は、極座標で距離値を抽出するように設計され、他のグループ(第2ループアンテナグループ)は極座標で角度値を抽出するように設計される。
例えば、複数のループアンテナは、各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループアンテナと、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループアンテナとを含むように設計できる。
また、複数の第1ループアンテナは、各々異なる半径範囲を有し、かつ互いに離隔又は一部分が交差して配置される。また、複数の第2ループアンテナは各々異なる角度範囲を有し、かつ互いに離隔又は一部分が交差して配置される。複数の第1ループアンテナ及び複数の第2ループアンテナに対する形状と、配置などの構造的な特徴に対しては図3を参照してより詳細に説明する。
このように、極座標抽出のために複数の第1ループアンテナ及び複数の第2ループアンテナを含む場合、位置感知装置120は、複数の第1ループアンテナを1つずつ選択し、複数の第2ループアンテナを1つずつ選択し、選択された第1ループアンテナを介して電磁気信号を転送し、選択された第2ループアンテナを介して電磁気信号を転送し、選択された第1ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信し、選択された第2ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信し、複数の第1ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて複数の第1ループアンテナ別信号強さ分布を把握し、複数の第2ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて複数の第2ループアンテナ別信号強さ分布を把握して、ポインタ130が画面部110を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出することができる。
以下、前述した位置感知装置120に対して図3を参照してより詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に従う位置感知装置を示す図である。
図3を参照すると、ユーザがポインタ130で画面部110の前面部200a、200b、または200cの上の地点Pを指示すれば、即ち、ポインタ130が画面部110の前面部200a、200b、または200cの上の円形の座標抽出領域300の地点Pを指示すれば、位置感知装置120はポインタ130が画面部110の座標抽出領域300で指示した地点Pに対する極座標を抽出する。地点Pはどのような位置であってもよい。
図3を参照すると、このような位置感知装置120は、電磁気信号を転送し、共振信号を受信する極座標アンテナ部310と、ループアンテナの選択及び連結性をスイッチングするスイッチング部320と、電磁気信号をループアンテナを介して転送する転送部330と、ループアンテナを介して共振信号を受信する受信部340と、受信された共振信号に基づいて極座標(r、θ)を抽出するプロセッサ350などを含む。
極座標アンテナ部310は、距離値抽出のための極座標アンテナとして各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループアンテナ311と、角度値抽出のための極座標アンテナとして各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループアンテナ312とを含む。
スイッチング部320は、複数の第1ループアンテナ311を1つずつ選択するスイッチング動作(第1スイッチング動作)と、選択された第1ループアンテナを転送部330と受信部340のうちの1つに連結させるスイッチング動作(第2スイッチング動作)を遂行することができる。また、前述したスイッチング部320は複数の第2ループアンテナ312のうちの1つを選択するスイッチング動作(第1スイッチング動作)と、選択された第1ループアンテナを転送部330と受信部340のうちの1つに連結させるスイッチング動作(第2スイッチング動作)を遂行することができる。
以下、スイッチング部320、転送部330、受信部340、及びプロセッサ350の動作を距離値抽出及び角度値抽出関連動作に分けて説明する。
まず、距離値抽出と関連して各構成の動作を距離値抽出手続きに従って説明する。
スイッチング部320は、複数の第1ループアンテナ311を1つ選択する(第1スイッチング動作)。
スイッチング部320は、複数の第1ループアンテナ311から選択された第1ループアンテナを転送部330に連結させる(第2スイッチング動作)。
複数の第1ループアンテナ311のうちから選択された第1ループアンテナが転送部330と連結されれば、転送部330は複数の第1ループアンテナ311のうちから選択された第1ループアンテナを介して電磁気信号を転送する。
これと関連して、転送部330は、スイッチング部320により選択された第1ループアンテナの両端部に一定電圧を印加することによって、選択された第1ループアンテナに電流が流れるようにし、第1ループアンテナに流れる電流により磁場を発生させる。このように発生させた磁場がポインタ130に転送する電磁気信号となる。
このように、転送部330が選択された第1ループアンテナに電流を流れるようにし、選択された第1ループアンテナで磁場が発生すれば、即ち、電磁気信号が転送されれば、ポインタ130の内部の共振回路360で電流が誘導されて電圧(起電力)が発生するようになって、共振現象が起こる。
この際、スイッチング部320は、電磁気信号を転送した第1ループアンテナに対する転送部330との連結を切って、代わりに、電磁気信号を転送した第1ループアンテナを受信部340と連結させるスイッチング動作を遂行する(第2スイッチング動作)。
このように、電磁気信号を転送した第1ループアンテナが受信部340と連結されれば、受信部340は複数の第1ループアンテナ311のうちから選択された第1ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号(ResonanceSignal)をポインタ130から受信する。
このような手続きに従って、受信部340で複数の第1ループアンテナ311の各々を介して共振信号が全て受信されれば、プロセッサ350は、複数の第1ループアンテナ311別に受信された共振信号に基づいて複数の第1ループアンテナ311別信号強さ分布を把握し、把握結果に基づいてポインタ130が画面部130の座標抽出領域300を指示した地点Pの距離値rを抽出する。
次に、角度値抽出と関連して各構成の動作を角度値抽出手続きに従って説明する。これは、距離値抽出と関連した各構成の動作と基本的に同一である。
スイッチング部320は、複数の第2ループアンテナ312を1つ選択する(第1スイッチング動作)。
スイッチング部320は、複数の第2ループアンテナ312のうちから選択された第2ループアンテナを転送部330に連結させる(第2スイッチング動作)。
複数の第2ループアンテナ312のうちから選択された第2ループアンテナが転送部330と連結されれば、転送部330は複数の第2ループアンテナ312のうちから選択された第2ループアンテナを介して電磁気信号を転送する。
これと関連して、転送部330は、スイッチング部320により選択された第2ループアンテナの両端部に一定電圧を印加することによって、選択された第2ループアンテナに電流が流れるようにし、第2ループアンテナに流れる電流により磁場を発生させる。このように発生させた磁場がポインタ130に転送する電磁気信号となる。
このように、転送部330が選択された第2ループアンテナに電流を流れるようにし、選択された第2ループアンテナで磁場が発生すれば、即ち電磁気信号が転送されれば、ポインタ130の内部の共振回路360で電流が誘導されて電圧(起電力)が発生するようになって、共振現象が起こる。
この際、スイッチング部320は、電磁気信号を転送した第2ループアンテナに対する転送部330との連結を切って、代わりに、電磁気信号を転送した第2ループアンテナを受信部340と連結させるスイッチング動作を遂行する(第2スイッチング動作)。
このように、電磁気信号を転送した第2ループアンテナが受信部340と連結されれば、受信部340は複数の第2ループアンテナ312のうちから選択された第2ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号(ResonanceSignal)をポインタ130から受信する。
このような手続きに従って、受信部340で複数の第2ループアンテナ312の各々を介して共振信号が全て受信されれば、プロセッサ350は、複数の第2ループアンテナ312別に受信された共振信号に基づいて複数の第2ループアンテナ312別信号強さ分布を把握し、把握結果に基づいてポインタ130が画面部130の座標抽出領域300を指示した地点Pの角度値θを抽出する。
前述したように、プロセッサ350は、ポインタ130が画面部130の座標抽出領域300を指示した地点Pの距離値rと角度値θを抽出することによって、ポインタ130が画面部130の座標抽出領域300を指示した地点Pの極座標(r、θ)を抽出する。
一方、距離値抽出と角度値抽出のうち、いずれか1つが先に遂行されても関係がない。
一方、距離値抽出のための極座標アンテナである複数の第1ループアンテナ311の個数は、予め定まった距離分解能によって定まることができる。ここで、距離分解能とは、2地点の距離値を区分することができる性能指標であって、距離分解能が高いほどより近い2地点の距離値を区分することができる。即ち、距離分解能が高いほど区分することができる2地点の距離値が近づくことができる。
また、角度値抽出のための極座標アンテナである複数の第2ループアンテナ312の個数は、予め定まった角度分解能によって定まることができる。ここで、角度分解能とは、2地点の角度値を区分することができる性能指標であって、角度分解能が高いほどより近い2地点の角度値を区分することができる。即ち、角度分解能が高いほど区分することができる2地点の角度値が小さくなる。
一方、複数の第1ループアンテナ311は、最小半径範囲を有する1つの円形の第1ループアンテナと最小半径範囲より大きい半径範囲を有する2つ以上のドーナッツ型の第1ループアンテナを含むことができる。
複数の第1ループアンテナ311は、各々異なる半径範囲を有して互いに離隔して配置されることもでき、場合によっては、各々異なる半径範囲を有し、かつ互いに交差して配置できる。
ここで、複数の第1ループアンテナ311を交差させて配置する理由は、距離分解能(距離解像度ともいう)を高めるためである。
したがって、複数の第1ループアンテナ311の半径範囲が交差する個数は、予め定まった距離分解能によって定まることができる。
複数の第2ループアンテナ312は、同一な中心角を有し、かつ各々異なる角度範囲を有する2つ以上の扇形形状の第2ループアンテナを含むことができる。
複数の第2ループアンテナ312は、各々異なる角度範囲を有して互いに離隔して配置されることもでき、場合によっては、各々異なる角度範囲を有し、かつ互いに交差して配置できる。
ここで、複数の第2ループアンテナ312を交差させて配置する理由は、角度分解能(角度解像度ともいう)を高めるためである。
したがって、複数の第2ループアンテナ312の半径範囲が交差する個数は、予め定まった角度分解能によって定まることができる。
一方、位置感知装置120によりポインタ130が画面部110を指示した地点Pの極座標を抽出した後、プロセッサ350は、抽出された極座標に対応するプロセス(Process)を遂行することができる。ここで、抽出された極座標に対応するプロセスは、一例に、画面部110で極座標の地点Pに表示されたオブジェクトに対応するプロセスであることがあり、画面切換プロセス、アプリケーション実行プロセス、文字入力プロセスなどであることがあり、これに制限されず、ユーザの操作によって遂行できる動作と関連した全てのプロセスがこれに該当できる。
以下、前述した極座標アンテナ部310に含まれた複数の第1ループアンテナ311と複数の第2ループアンテナ312に対する形状及び構造的な特徴について、図4から図7を参照して例示的に説明する。
図4は、本発明の一実施形態に従う距離値抽出のための極座標アンテナである第1ループアンテナ311の例示図である。
但し、図4は複数の第1ループアンテナ311が4個の場合、即ち、LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4を含む4個の第1ループアンテナ311を例示的に示す図である。ここで、LAはループアンテナ(LoopAntenna)の略語である。
図4を参照すると、4個の第1ループアンテナ311であるLA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4は、各々異なる半径範囲を有する。即ち、LA1−1の半径範囲は、R1〜R1'を半径とする円に該当する範囲(R1〜R1'半径範囲)である。LA1−2の半径範囲は、R2を半径とする円の外部とR2'を半径とする円の内部との重畳した範囲(R2〜R2'半径範囲)である。LA1−3の半径範囲は、R3を半径とする円の外部とR3’を半径とする円の内部との重畳した範囲(R3〜R3'半径範囲)である。LA1−4の半径範囲は、R4を半径とする円の外部とR4’を半径とする円の内部との重畳した範囲(R4〜R4'半径範囲)である。
そして、LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4の各々の半径範囲のサイズは互いに異なる。即ち、LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4の順に、半径範囲が大きい。即ち、LA1−1の半径範囲が最も小さく、LA1−4の半径範囲が最も大きい。
また、図4を参照すると、4個の第1ループアンテナ311であるLA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4の各々は端部に2つのノードがある。即ち、LA1−1は端部にn1、n1'のノードがある。LA1−2は端部にn2、n2'のノードがある。LA1−3は端部にn3、n3'のノードがある。LA1−4は端部にn4、n4'のノードがある。
LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4の各々の2つのノードは、スイッチング部320により第1ループアンテナ選択時にスイッチングされるノードである。例えば、スイッチング部320により、LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4のうち、LA1−1の2つのノード(n1、n1')が選択されれば、LA1−1の2つのノード(n1、n1’)が転送部330または受信部340と連結されるようになって、LA1−1を介して電磁気信号が転送され、共振信号が受信される。
図4を参照して4個の第1ループアンテナ311の形状を見ると、4個の第1ループアンテナ311は、最小半径範囲を有する1つの円形の第1ループアンテナLA1−1と、最小半径範囲より順次に大きい半径範囲を有する3個のドーナッツ型の第1ループアンテナLA1−2、LA1−3、LA1−4を含む。
図4を参照して4個の第1ループアンテナ311の配置構造を見ると、4個の第1ループアンテナ311は、各々異なる半径範囲を有して互いに離隔して配置される。
このような配置構造とは異なり、4個の第1ループアンテナ311は、各々異なる半径範囲を有して配置され、かつ互いに交差しながら配置されることもできる。このように、交差配置構造は図5で例示的に図示する。
図5は、本発明の一実施形態に従う第1ループアンテナ311の他の例示図である。
図5を参照すると、距離値抽出のための極座標アンテナとして、LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4、LA1−5、LA1−6を含む6個の第1ループアンテナ311を配置させる。
図5を参照すると、6個の第1ループアンテナ311であるLA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4、LA1−5、LA1−6は、各々異なる半径範囲を有する。即ち、LA1−1の半径範囲は、R1〜R1'を半径とする円に該当する範囲(R1〜R1'半径範囲)である。LA1−2の半径範囲は、R2を半径とする円の外部とR2'を半径とする円の内部との重畳した範囲(R2〜R2'半径範囲)である。LA1−3の半径範囲は、R3を半径とする円の外部とR3’を半径とする円の内部との重畳した範囲(R3〜R3'半径範囲)である。LA1−4の半径範囲は、R4を半径とする円の外部とR4’を半径とする円の内部との重畳した範囲(R4〜R4'半径範囲)である。LA1−5の半径範囲は、R5を半径とする円の外部とR5’を半径とする円の内部との重畳した範囲(R5〜R5'半径範囲)である。LA1−6の半径範囲は、R6を半径とする円の外部とR6’を半径とする円の内部との重畳した範囲(R6〜R6'半径範囲)である。
図5を参照すると、LA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4、LA1−5、LA1−6の各々の半径範囲が互いに交差するように配置される。
図5で、一例に、LA1−2の半径範囲(R2〜R2')はLA1−1の半径範囲(R1〜R1')とも交差し、LA1−3の半径範囲(R3〜R3')とも交差する。LA1−3の半径範囲(R3〜R3')はLA1−2の半径範囲(R2〜R2')とも交差し、LA1−4の半径範囲(R4〜R4')とも交差する。このような方式により1つの第1ループアンテナの半径範囲は隣接した2つの第1ループアンテナの半径範囲と重なるように配置できる。
このように、第1ループアンテナを交差して配置させる配置構造で距離値を抽出すれば、第1ループアンテナを交差せず、離隔して配置させる配置構造で距離値を抽出することに比べて、より精密に距離値を抽出することができるようになって、距離分解能が高まることができる。
図5に示すように、1つの第1ループアンテナの半径範囲が交差する半径範囲の個数(図5の場合、2つ)は、予め定まった距離分解能によって定まることができる。
次に、図6を参照して角度値抽出のための極座標アンテナである複数の第2ループアンテナ312に対する形状及び構造的な特徴について説明する。
図6は、本発明の一実施形態に従う第2ループアンテナ312の例示図である。
但し、図6は複数の第2ループアンテナ312が8個の場合、即ち、LA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8を含む8個の第2ループアンテナ312を例示的に示す図である。ここで、LAはループアンテナ(LoopAntenna)の略語である。
図6を参照すると、6個の第2ループアンテナ312であるLA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8は、各々異なる角度範囲を有する。即ち、LA2−1は基準線の角度であるθ0(=0゜)からθ1までの角度範囲を有する。LA2−2はθ1からθ2までの角度範囲を有する。LA2−3はθ2からθ3までの角度範囲を有する。LA2−4はθ3からθ4までの角度範囲を有する。LA2−5はθ4からθ5までの角度範囲を有する。LA2−6はθ5からθ6までの角度範囲を有する。LA2−7はθ6からθ7までの角度範囲を有する。LA2−8はθ7からθ8(=θ0)までの角度範囲を有する。
そして、LA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8の各々の中心角は全て同一である(即ち、中心角(Δθ)=θ1−θ0=θ2−θ1=θ3−θ2=θ4−θ3=θ5−θ4=θ6−θ5=θ7−θ6=θ8−θ7=45゜)。ここで、第2ループアンテナ個数がN個の時、各第2ループアンテナの中心角は360/Nである。
また、図6を参照すると、8個の第2ループアンテナ312であるLA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8の各々は端部に2つのノードがある。
即ち、LA2−1は端部にN1、N1'のノードがある。LA2−2は端部にN2、N2'のノードがある。LA2−3は端部にN3、N3'のノードがある。LA2−4は端部にN4、N4'のノードがある。LA2−5は端部にN5、N5'のノードがある。LA2−6は端部にN6、N6'のノードがある。LA2−7は端部にN7、N7'のノードがある。LA2−8は端部にN8、N8'のノードがある。
LA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8の各々の2つのノードは、スイッチング部320により第2ループアンテナ選択時にスイッチングされるノードである。
例えば、スイッチング部320により、LA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8のうち、LA2−1の2つのノード(N1、N1’)が選択されれば、LA2−1の2つのノード(N1、N1’)が転送部330または受信部340と連結されるようになって、LA2−1を介して電磁気信号が転送され、共振信号が受信される。
図6を参照して8個の第2ループアンテナ312の形状を見ると、8個の第2ループアンテナ312は、一例に、同一な中心角(Δθ)を有し、かつ各々異なる角度範囲を有する扇形形状のループアンテナでありうる。
図6を参照して、8個の第2ループアンテナ312の配置構造を見ると、8個の第2ループアンテナ312は、各々異なる角度範囲を有して互いに離隔して配置されている。
このような配置構造とは異なり、8個の第2ループアンテナ312は、各々異なる角度範囲を有して配置され、かつ互いに交差しながら配置されることもできる。このように、交差配置構造は図7で例示的に図示する。
図7は、本発明の一実施形態に従う第2ループアンテナ312の他の例示図である。
図7を参照すると、角度値抽出のための極座標アンテナとして、LA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8を含む8個の第2ループアンテナ312を配置されている。
図7を参照すると、8個の第2ループアンテナ311であるLA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8は、22.5゜の同一な中心角(Δθ)を有する。
また、図7を参照すると、8個の第2ループアンテナ311であるLA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8は各々異なる半径範囲を有する。
即ち、LA2−1はθ1からθ1'までの角度範囲を有する。LA2−2はθ2からθ2'までの角度範囲を有する。LA2−3はθ3からθ3'までの角度範囲を有する。LA2−4はθ4からθ4'までの角度範囲を有する。LA2−5はθ5からθ5'までの角度範囲を有する。LA2−6はθ6からθ6'までの角度範囲を有する。LA2−7はθ7からθ7'までの角度範囲を有する。LA2−8はθ8からθ8'までの角度範囲を有する。
ここで、基準線はθ1とθ2とを二等分し、θ8'が0゜である。これによれば、0゜の基準線を基準に時計反回り方向に、θ8'、θ2、θ1'、θ3、θ2'、θ4、θ3'、θ5、θ4'、θ6、θ5'、θ7、θ6'、θ8、θ7'、θ1は、0゜、(0+1*22.5゜)、(0+2*22.5゜)、(0+3*22.5゜)、...、(0+15*22.5゜)である。
図7を参照すると、LA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8の各々の角度範囲が互いに交差するように配置されている。
図7で、一例に、LA2−2の角度範囲(θ2〜θ2')はLA2−1の角度範囲(θ1〜θ1')とも交差し、LA2−3の角度範囲(θ3〜θ3')とも交差する。LA2−3の角度範囲(θ3〜θ3')はLA2−2の角度範囲(θ2〜θ2')とも交差し、LA2−4の角度範囲(θ4〜θ4')とも交差する。このような方式により1つの第2ループアンテナの角度範囲は隣接した2つの第2ループアンテナの角度範囲と重なるように配置できる。
このように、第2ループアンテナを交差して配置させる配置構造で角度値を抽出すれば、図6のように第2ループアンテナを交差せず、離隔して配置させる配置構造で角度値を抽出することに比べて、より精密に角度値を抽出することができるようになって、角度分解能が高まることができる。
図7に示すように、1つの第2ループアンテナの角度範囲が交差する角度範囲の個数(図7の場合、2つ)は、予め定まった角度分解能によって定まることができる。
以上で前述した本実施形態に従うアンテナ構造は、極座標を抽出するために適合するように設計されたものである。このような本実施形態に従うアンテナ構造を用いてユーザがポインタ130で画面部110を指示した地点の極座標を抽出する方式について図8から図12を参照して例示的に説明する。
まず、図8及び図9を参照して、極座標で距離値を抽出する方式及び原理について説明する。
図8は、極座標の距離値を抽出するための位置感知装置120に含まれたスイッチング部320、転送部330、受信部340、及びプロセッサ350の動作方式を説明するための図である。
図8を参照してスイッチング動作方式を先に説明すれば、スイッチング部320は、アンテナ選択スイッチ810、820を用いて4個の第1ループアンテナ311であるLA1−1、LA1−2、LA1−3、LA1−4を1つずつ選択し、転送/受信スイッチ830を用いて選択スイッチ810、820により選択された第1ループアンテナを転送部330または受信部340と連結させる。
まず、アンテナ選択スイッチ810、820は4個の第1ループアンテナ311の各々の端部にある2つノードのうち、LA1−1の端部にある2つのノード(n1、n1’)を選択する。
そして、転送/受信スイッチ830はLA1−1の端部にある2つのノード(n1、n1’)が転送部330と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、転送部330は、LA1−1の端部にある2つのノード(n1、n1’)に一定電圧がかかるようにして、LA1−1で磁場が発生するようにしてポインタ130に電磁気信号(磁場)を転送する。
以後、転送/受信スイッチ830はLA1−1の端部にある2つのノード(n1、n1’)が受信部340と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、受信部340はLA1−1を介してポインタ130から転送された共振信号を受信する。ここで、共振信号を受信することは、ポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA1−1の端部にある2つのノード(n1、n1’)に電圧が誘導されて測定されることを意味する。
プロセッサ350は、LA1−1を介して受信された共振信号の信号強さを格納して置く。ここで、共振信号の信号強さはポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA1−1の端部にある2つのノード(n1、n1’)に誘導された電圧(単位:[mV])でありうる。
以後、アンテナ選択スイッチ810、820は4個の第1ループアンテナ311の各々の端部にある2つのノードのうち、LA1−2の端部にある2つのノード(n2、n2')を選択する。
そして、転送/受信スイッチ830はLA1−2の端部にある2つのノード(n2、n2’)が転送部330と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、転送部330は、LA1−2の端部にある2つのノード(n2、n2’)に一定電圧がかかるようにして、LA1−2で磁場が発生するようにしてポインタ130に電磁気信号(磁場)を転送する。
以後、転送/受信スイッチ830はLA1−2の端部にある2つのノード(n2、n2’)が受信部340と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、受信部340はLA1−2を介してポインタ130から転送された共振信号を受信する。ここで、共振信号を受信することは、ポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA1−2の端部にある2つのノード(n2、n2’)に電圧が誘導されて測定されることを意味する。
プロセッサ350は、LA1−2を介して受信された共振信号の信号強さを格納して置く。ここで、共振信号の信号強さはポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA1−2の端部にある2つのノード(n2、n2’)に誘導された電圧(単位:[mV])でありうる。
前述したような方式により、プロセッサ350は、LA1−3を介して受信された共振信号の信号強さを格納し、LA1−4を介して受信された共振信号の信号強さを格納することによって、全ての第1ループアンテナ311を介して受信された共振信号の信号強さ分布を距離値抽出のための情報として把握することができる。
図8を参照すると、ポインタ130が指示した地点がLA1−3の半径範囲(R3〜R3'半径範囲)に属する領域である場合と仮定する。この際、プロセッサ350で把握した共振信号の信号強さ分布を図9で例示的に示す。
図9は、距離値抽出のための共振信号の信号強さ分布を例示的に示す図である。
プロセッサ350は、図9に示すような複数の第1ループアンテナ311別信号強さ分布を比較して、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第1ループアンテナLA1−3の半径範囲(R3〜R3'半径範囲)の内で特定半径値rをポインタ130が画面部110を指示した地点の距離値rとして抽出することができる。
最も大きい信号強さの共振信号を受信した第1ループアンテナLA1−3の半径範囲(R3〜R3'半径範囲)の内で特定半径値rを抽出(決定)する方式は、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第1ループアンテナLA1−3の近隣にある第1ループアンテナ(LA1−2とLA1−4を含み、LA1−1などの他のループアンテナをさらに含むことができる)の各々を介して受信された共振信号の信号強さを比較して決定することができる。図9の例示を参照すると、LA1−2を介して受信された共振信号の信号強さがLA1−4を介して受信された共振信号の信号強さより大きいということは、ポインタ130が画面部110を指示した地点がLA1−3の半径範囲の内にあり、かつLA1−4の位置よりはLA1−2の位置に一層近いということを意味する。そして、LA1−2を介して受信された共振信号の信号強さとLA1−4を介して受信された共振信号の信号強さのサイズ比率によって、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第1ループアンテナLA1−3の半径範囲(R3〜R3'半径範囲)の内で特定半径値rを正確に抽出(決定)することができる。
以上、極座標で距離値を抽出する方式及び原理について説明したが、以下では、図10及び図11を参照して、極座標で角度値を抽出する方式及び原理について説明する。
図10は、極座標の角度値を抽出するための位置感知装置120に含まれたスイッチング部320、転送部330、受信部340、及びプロセッサ350の動作方式を説明するための図である。
まず、図10を参照してスイッチング動作方式について説明すると、スイッチング部312は、アンテナ選択スイッチ1010、1020を用いて8個の第2ループアンテナ312であるLA2−1、LA2−2、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8を1つずつ選択し、転送/受信スイッチ1030を用いて選択スイッチ1010、1020により選択された第2ループアンテナを転送部330または受信部340と連結させる。
まず、アンテナ選択スイッチ1010、1020は8個の第2ループアンテナ312の各々の端部にある2つのノードのうち、LA2−1の端部にある2つのノード(N1、N1’)を選択する。
そして、転送/受信スイッチ1030はLA2−1の端部にある2つのノード(N1、N1’)が転送部330と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、転送部330は、LA2−1の端部にある2つのノード(N1、N1’)に一定電圧がかかるようにして、LA2−1で磁場が発生するようにしてポインタ130に電磁気信号(磁場)を転送する。
以後、転送/受信スイッチ1030はLA2−1の端部にある2つのノード(N1、N1’)が受信部340と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、受信部340はLA2−1を介してポインタ130から転送された共振信号を受信する。ここで、共振信号を受信することは、ポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA2−1の端部にある2つのノード(N1、N1’)に電圧が誘導されて測定されることを意味する。
プロセッサ350は、LA2−1を介して受信された共振信号の信号強さを格納して置く。ここで、共振信号の信号強さはポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA2−1の端部にある2つのノード(N1、N1’)に誘導された電圧(単位:[mV])でありうる。
以後、アンテナ選択スイッチ1010、1020は8個の第2ループアンテナ312の各々の端部にある2つのノードのうち、LA2−2の端部にある2つのノード(N2、N2')を選択する。
そして、転送/受信スイッチ1030はLA2−2の端部にある2つのノード(N2、N2’)が転送部330と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、転送部330は、LAN−2の端部にある2つのノード(N2、N2’)に一定電圧がかかるようにして、LA2−2で磁場が発生するようにしてポインタ130に電磁気信号(磁場)を転送する。
以後、転送/受信スイッチ1030はLA2−2の端部にある2つのノード(N2、N2’)が受信部340と回路的に連結されるようにスイッチング動作をする。
これによって、受信部340はLA2−2を介してポインタ130から転送された共振信号を受信する。共振信号を受信することは、ポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA2−2の端部にある2つのノード(N2、N2’)に電圧が誘導されて測定されることを意味する。
プロセッサ350は、LA2−2を介して受信された共振信号の信号強さを格納して置く。ここで、共振信号の信号強さはポインタ130の共振回路360で発生した共振現象によりLA2−2の端部にある2つのノード(N2、N2’)に誘導された電圧(単位:[mV])でありうる。
前述したような方式により、プロセッサ350は、LA2−3、LA2−4、LA2−5、LA2−6、LA2−7、LA2−8の各極を通じて受信された共振信号の信号強さを格納することによって、全ての第1ループアンテナ312を介して受信された共振信号の信号強さ分布を角度値抽出のための情報として把握することができる。
図10を参照すると、ポインタ130が指示した地点がLA2−2の角度範囲(θ1〜θ2)に属する領域である場合と仮定する。この際、プロセッサ350で把握した共振信号の信号強さ分布を図11で例示的に示す。
図11は、角度値抽出のための共振信号の信号強さ分布を例示的に示す図である。
プロセッサ350は、図11に示すような複数の第2ループアンテナ312別信号強さ分布を比較して、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第2ループアンテナLA2−2の角度範囲(θ1〜θ2角度範囲)の内で特定角度値θをポインタ130が画面部110を指示した地点の角度値θとして抽出することができる。
最も大きい信号強さの共振信号を受信した第2ループアンテナLA2−2の角度範囲(θ1〜θ2角度範囲)の内で特定角度値θを抽出(決定)する方式は、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第2ループアンテナLA2−2の近隣にある第1ループアンテナ(LA2−1とLA2−3を含み、LA2−4などの他のループアンテナをさらに含むことができる)の各々を介して受信された共振信号の信号強さを比較して決定することができる。図11の例示を参照すると、LA2−1を介して受信された共振信号の信号強さがLA2−3を介して受信された共振信号の信号強さより大きいということは、ポインタ130が画面部110を指示した地点がLA2−2の角度範囲(θ1〜θ2)の内にあり、かつLA2−3の位置よりはLA2−1の位置に一層近いということを意味する。そして、LA2−1を介して受信された共振信号の信号強さと、LA2−3を介して受信された共振信号の信号強さのサイズ比率によって、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第2ループアンテナLA2−2の角度範囲(θ1〜θ2)の内で特定角度値θを正確に抽出(決定)することができる。
図12は、距離値と角度値とを含んで抽出された極座標を示す図である。
図12の(a)は、図8及び図9での距離値抽出結果1210を示す図である。図12の(b)は、図10及び図11での角度値抽出結果1220を示す図である。図12の(c)は、距離値抽出結果1210と角度値抽出結果1220を用いて抽出した極座標(r、θ)を画面部110の上の座標抽出領域300に示す図である。
図12の(c)を参照すると、距離値抽出結果1210と角度値抽出結果1220とをマッチングさせて、抽出された距離値rにより描かれる円周上の地点のうちから抽出された角度値θになる地点をポインタ130が指示した地点Pとして最終決定する。このように決定された地点Pの極座標は(r、θ)となる。
以上、極座標抽出方式について説明したが、以下、極座標で距離値抽出のための極座標アンテナである第1ループアンテナ311の受信特性と、極座標で角度値抽出のための極座標アンテナである第2ループアンテナ311の受信特性について図13及び図14を参照して説明する。
図13は、本発明の一実施形態に従う第1ループアンテナ311の受信特性実験結果を示す図である。
図13の(a)を参照すると、電磁気信号をポインタ130に転送して共振信号を受信する第1ループアンテナをLA1−4に固定させて置き、ポインタ130の位置をP1、P2、P3、P4、P5、P6に変更しながら、各々の位置でLA1−4を介して受信される共振信号の信号強さを測定する。この際、測定された信号強さを大きい値から順次に整列して表として示したものが図13の(b)である。
図13の(b)を参照すると、ポインタ130の位置がP3、P2、P4、P1、P5、P6の時の信号強さが順次に大きい(V3>V2>V4>V1>V5>V6)。
図13の(b)を参照すると、共振信号を受信する第1ループアンテナLA1−4の半径範囲の内部にポインタ130の位置がある場合(P3、P2)に測定される信号強さが、共振信号を受信する第1ループアンテナLA1−4の半径範囲の外部にポインタ130の位置がある場合(P4、P1、P5、P6)に測定される信号強さより大きい。
即ち、共振信号を受信する第1ループアンテナLA1−4の半径範囲の外部にポインタ130の位置がある場合(P4、P1、P5、P6)のうち、共振信号を受信する第1ループアンテナLA1−4から両側に遠ざかる位置であるほど信号強さがより小さくなる。
図14は、本発明の一実施形態に従う第2ループアンテナ312の受信特性実験結果を示す図である。
図14の(a)を参照すると、電磁気信号をポインタ130に転送して共振信号を受信する第2ループアンテナをLA2−1に固定させて置き、ポインタ130の位置をP1、P2、P3、P4、P5、P6に変更しながら、各々の位置でLA2−1を介して受信される共振信号の信号強さを測定する。この際、測定された信号強さを大きい値から順次に整列して表として示したものが図14の(b)である。
図14の(b)を参照すると、ポインタ130の位置がP4、P1、P3、P2の時の信号強さが順次に大きい(V4>V1>V3>V2)。ここで、P1、P2、P3は半径が同一で、角度が異なる地点であり、P1とP4とは角度が同一で、半径が異なる地点である。
図14の(b)を参照すると、共振信号を受信する第2ループアンテナLA2−1の角度範囲の内部にポインタ130の位置がある場合(P4、P1)に測定される信号強さが、共振信号を受信する第2ループアンテナLA2−1の角度範囲の外部にポインタ130の位置がある場合(P3、P2)に測定される信号強さより大きい。
即ち、共振信号を受信する第2ループアンテナLA2−1の半径範囲の外部にポインタ130の位置がある場合(P3、P2)のうち、共振信号を受信する第2ループアンテナLA2−1から時計方向と時計反回り方向に遠ざかる位置であるほど信号強さがより小さくなる。
以上、説明した一実施形態に従う位置感知装置120の位置感知方法を図15を参照してもう一度簡略に説明する。
図15は、本発明の一実施形態に従う位置感知方法に対するフローチャートである。
図15を参照すると、一実施形態に従う位置感知方法は、複数のループアンテナを1つずつ選択し、選択されたループアンテナを介して画面部110を指示したポインタ130に電磁気信号を転送し、選択されたループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタ130から受信する信号送受信ステップ(S1510)と、複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいてポインタ130が画面部110を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出する極座標抽出ステップ(S1520)などを含む。
ここで、複数のループアンテナは、各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループアンテナ311と、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループアンテナ312を含むことができる。
前述した信号送受信ステップ(S1510)は、複数の第1ループアンテナ311の各々に対して反復的に遂行され、以後または以前に、複数の第2ループアンテナの各々に対して反復的に遂行できる。
前述した極座標抽出ステップ(S1520)は、複数の第1ループアンテナ311別に受信された共振信号に基づいて複数の第1ループアンテナ311別信号強さ分布を把握してポインタ130が画面部110を指示した地点Pの距離値rを抽出し、複数の第2ループアンテナ312別に受信された共振信号に基づいて複数の第2ループアンテナ312別信号強さ分布を把握して、ポインタ130が画面部110を指示した地点Pの角度値θを抽出することによって、ポインタ130が画面部110を指示した地点Pの極座標(r、θ)を抽出することができる。
一方、位置感知装置120によりポインタ130が画面部110を指示した地点Pの極座標が抽出された以後、プロセッサ350が抽出された極座標に対応するプロセス(Process)を遂行するプロセス処理ステップ(S1530)がさらに遂行できる。ここで、抽出された極座標に対応するプロセスは、一例に、画面部110で極座標の地点Pに表示されたオブジェクトに対応するプロセスであることがあり、画面切換プロセス、アプリケーション実行プロセス、文字入力プロセスなどであることがあり、これに制限されず、ユーザの操作によって遂行できる動作と関連した全ての入力プロセスがこれに該当できる。
図16は、本発明の一実施形態に従う位置感知用アンテナ装置1600を概略的に示す図である。
図16を参照すると、一実施形態に従う位置感知用アンテナ装置1600は、第1電圧が印加されて電磁気信号を発生させてアンテナ装置1600の上部に位置した画面部1640を接触式または非接触式により指示したポインタ1630で共振現象が発生するようにし、ポインタ1630で発生した共振現象により第2電圧が発生する複数のループ(Loop)を含む。
図16を参照すると、複数のループはポインタ1630が画面部1640を指示した地点Pの極座標(r、θ)を抽出するための極座標ループであって、各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループ1610と、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループ1620を含む。ここで、極座標(r、θ)を抽出する原理及び方式は、図1から図15を参照して説明した極座標の抽出原理及び方式と同一である。
ここで、第1ループ1610は前述した第1ループアンテナ311と同一であり、第2ループ1620は前述した第2ループアンテナ312と同一である。
図3の極座標アンテナ部310は図16に図示された実施形態に従う位置感知用アンテナ装置1600で具現できる。
以上、説明したように、本発明によれば、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合した位置感知方法、位置感知装置120、アンテナ装置1600、及びディスプレイ装置100を提供する効果がある。
また、本発明によれば、位置感知領域が円形の円形ディスプレイに適合したペン入力を可能にする位置感知方法、位置感知装置120、アンテナ装置1600、及びディスプレイ装置100を提供する効果がある。
また、本発明によれば、座標抽出のための信号処理を効率的に遂行することができるようにしてくれる位置感知方法、位置感知装置120、アンテナ装置1600、及びディスプレイ装置100を提供する効果がある。
以上の説明及び添付の図面は本発明の技術思想を例示的に示すことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で構成の結合、分離、置換、及び変更などの多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は請求範囲によって解釈されなければならず、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
100 ディスプレイ装置
110 画面部
120 位置感知装置
130 ポインタ
200a、200b、200c 前面部
210 表示領域
220 非表示領域
300 座標抽出領域
310 極座標アンテナ部
311 第1ループアンテナ
312 第2ループアンテナ
320 スイッチング部
330 転送部
340 受信部
350 プロセッサ
360 共振回路

Claims (17)

  1. 各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループアンテナと、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループアンテナとを含む極座標アンテナ部と、
    前記複数の第1ループアンテナを1つずつ選択し、前記複数の第2ループアンテナを1つずつ選択するスイッチング部と、
    前記選択された第1ループアンテナを介して電磁気信号を転送し、前記選択された第2ループアンテナを介して電磁気信号を転送する転送部と、
    前記選択された第1ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信し、前記選択された第2ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信する受信部と、
    前記複数の第1ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて前記複数の第1ループアンテナ別信号強さ分布を把握し、前記複数の第2ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて前記複数の第2ループアンテナ別信号強さ分布を把握して、前記ポインタが前記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出するプロセッサと、
    を含むことを特徴とする、位置感知装置。
  2. 前記複数の第1ループアンテナの個数は、
    予め定まった距離分解能に応じて決められることを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  3. 前記複数の第1ループアンテナは、
    最小半径範囲を有する1つの円形の第1ループアンテナと前記最小半径範囲より大きい半径範囲を有する2つ以上のドーナッツ型の第1ループアンテナを含むことを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  4. 前記複数の第1ループアンテナは、
    各々異なる半径範囲を有して互いに離隔または交差して配置されることを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  5. 前記複数の第1ループアンテナのうちの1つの第1ループアンテナの半径範囲が交差する半径範囲の個数は、
    予め定まった距離分解能に応じて決められることを特徴とする、請求項4に記載の位置感知装置。
  6. 前記複数の第2ループアンテナの個数は、
    予め定まった角度分解能に応じて決められることを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  7. 前記複数の第2ループアンテナは、
    同一の中心角を有し、かつ各々異なる角度範囲を有する2つ以上の扇形形状の第2ループアンテナを含むことを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  8. 前記複数の第2ループアンテナは、
    各々異なる角度範囲を有して互いに離隔または交差して配置されることを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  9. 前記複数の第2ループアンテナのうちの1つの第2ループアンテナの角度範囲が交差する角度範囲の個数は、
    予め定まった角度分解能に応じて決められることを特徴とする、請求項8に記載の位置感知装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記複数の第1ループアンテナ別信号強さ分布を比較して、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第1ループアンテナの半径範囲の内で特定半径値を、前記ポインタが前記画面部を指示した地点の距離値として抽出することを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  11. 前記プロセッサは、
    前記複数の第2ループアンテナ別信号強さ分布を比較して、最も大きい信号強さの共振信号を受信した第2ループアンテナの角度範囲の内で特定角度値を、前記ポインタが前記画面部を指示した地点の角度値として抽出することを特徴とする、請求項1に記載の位置感知装置。
  12. 複数のループアンテナを1つずつ選択し、前記選択されたループアンテナを介して画面部を指示したポインタに電磁気信号を転送し、前記選択されたループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号を前記ポインタから受信する信号送受信ステップと、
    前記複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいて前記ポインタが前記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出する極座標抽出ステップと、
    を含むことを特徴とする、位置感知方法。
  13. 画面部と、
    複数のループアンテナの各々を介して前記画面部を指示したポインタに電磁気信号を転送し、前記複数のループアンテナの各々を介して転送された電磁気信号に対応する共振信号を前記ポインタから受信して、前記複数のループアンテナの各々を介して受信された共振信号の信号強さ分布に基づいて前記ポインタが前記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出する位置感知装置と、
    を含むことを特徴とする、ディスプレイ装置。
  14. 前記画面部は、
    表示領域と前記表示領域を囲む非表示領域からなる前面部を有し、かつ、
    前記表示領域と前記非表示領域のうちの1つ以上は円形であることを特徴とする、請求項13に記載のディスプレイ装置。
  15. 前記複数のループアンテナは、
    互いに離隔するか一部分が交差して配置され、かつ、
    各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループアンテナと、各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループアンテナを含むことを特徴とする、請求項13に記載のディスプレイ装置。
  16. 前記位置感知装置は、
    前記複数の第1ループアンテナを1つずつ選択し、前記複数の第2ループアンテナを1つずつ選択し、
    前記選択された第1ループアンテナを介して電磁気信号を転送し、前記選択された第2ループアンテナを介して電磁気信号を転送し、
    前記選択された第1ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信し、前記選択された第2ループアンテナを介して転送された電磁気信号に対応する共振信号をポインタから受信し、
    前記複数の第1ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて前記複数の第1ループアンテナ別信号強さ分布を把握し、前記複数の第2ループアンテナ別に受信された共振信号に基づいて前記複数の第2ループアンテナ別信号強さ分布を把握して、前記ポインタが前記画面部を指示した地点の距離値及び角度値を含む極座標を抽出することを特徴とする、請求項15に記載のディスプレイ装置。
  17. 位置感知用アンテナ装置であって、
    第1電圧が印加されて電磁気信号を発生させて前記アンテナ装置の上部に位置した画面部を接触式または非接触式により指示したポインタで共振現象が発生するようにし、前記ポインタで発生した共振現象により第2電圧が発生する複数のループを含み、かつ、
    前記複数のループは、
    各々異なる半径範囲を有して配置される複数の第1ループと、
    各々異なる角度範囲を有して配置される複数の第2ループと、
    を含むことを特徴とする、位置感知用アンテナ装置。
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