JP2015049864A - 農業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作物にとって良いとされる時期に所定の農作業を行うことができるようにする。【解決手段】農業支援システム2は、作物、農作業及び農作業期間を関係付ける作付作業計画の設定を行う作付作業設定手段30と、作付作業計画で示された作物に関して当該作物の作付けを行い且つ農作業を行う圃場を設定する圃場設定手段40とを備えている。圃場設定手段40は、作付作業設定手段30によって設定された作付作業計画が第1計画データベース31に予め記憶されている作付作業計画と同一である場合には、当該作付作業計画に基づいて設定された圃場を第2計画データベース41から抽出して、新しく圃場を設定する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、農作業者の農作業を支援する農業支援システムに関する。
従来より、個人農家や営農集団では、圃場の管理、農作業の管理、農作業を行う作業者(農作業者)の管理等を行っている。これらの農業管理は、ノート等で行われることが多かったが、情報技術の発展に伴い、農業管理もIT化してきている。農業管理をコンピュータ等により行う技術として、例えば、特許文献1に示すものがある。
特許文献1には、コンピュータによって実行される作付支援方法であって、画面に表示された地図上に点在する複数の圃場の各々の圃場の特性に基づいて、当該複数の圃場の中から対象作物の作付候補となる圃場の集合を検索し、前記圃場の集合の各々の圃場に前記対象作物を作付けした場合の予測収量に基づいて、前記圃場の集合の中から前記対象作物の目標収量を満たす圃場の組合せを決定し、組合せの各々の圃場の表示形式を、複数の圃場の他の圃場の表示形式とは異なる特定の表示形式に変更して地図上に表示する作付支援方法が開示されいる。即ち、特許文献1には、圃場と作付けする作物とを関係付ける作付計画を行うことが開示されている。
特許文献2には、種苗情報データベースに収録されている播種可能時期、標準育成期間、単位面積当たりの標準収穫量、及び価格データベースに収録されている該品種品目の標準価格等を参照し、それらの数値から販売金額見積り等をしながら年間の生産計画を立案することが開示されている。即ち、特許文献2には、生産計画として、圃場と、農作業と、農作業期間との関係を定めることが開示されている。
特開2012−137819号公報 特開平11−175609号公報
即ち、特許文献1は、圃場と作付けする作物とを関係付ける作付計画を行う技術である。また、特許文献2には、圃場における生産計画、即ち、作業計画(圃場と農作業と農作業期間との関係)を作成する技術である。特許文献1及び2に示すように、従来では、作物と当該作物を作付けする圃場とを決める一方で、圃場で行う農作業と農作業期間とを作成している。この場合、圃場に何の作物を作付けするかという作付計画が、農作業と農作業期間との関係を設定する作業計画よりも優先的に設定されることが多くなる。それゆえ、作物にとって良いとされる時期に所定の農作業を行うことが難しくなることがあった。
そこで本発明は、上記問題に鑑み、作物にとって良いとされる時期に所定の農作業を効率良く行うことができる農業支援システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
即ち、請求項1に係る発明は、作物、農作業及び農作業期間を関係付ける作付作業計画の設定を行う作付作業設定手段と、前記作付作業計画で示された作物に関して当該作物の作付けを行い且つ農作業を行う圃場を設定する圃場設定手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記作付作業設定手段で設定された作付作業計画を記憶する第1計画記憶手段と、前記圃場設定手段で設定された圃場を記憶する第2計画記憶手段とを備え、前記圃場設定手段は、前記作付作業設定手段によって設定された作付作業計画が前記第1計画記憶手段に予め記憶されている作付作業計画と同一である場合には、当該作付作業計画に基づいて設定された圃場を第2計画記憶手段から抽出して、新しく圃場を設定することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記作付作業設定手段は、当該作付作業設定手段によって作物
、農作業及び農作業期間が設定された後に、前記圃場設定手段による圃場の設定を許可することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、「作物」と「農作業」及び「農作業期間」を関係付ける作付作業計画を行ってから「圃場」を定める圃場計画が進められるため、作物にとって良いとされる時期に農作業を行う計画を設定することができる。
請求項2に係る発明によれば、作物、農作業及び農作業期間を設定する作付作業計画の後に、当該作付作業計画に対応する圃場の設定を簡単に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、作付作業計画に則った圃場計画を立案することができる。即ち、作付作業計画を見ながら適正な圃場計画を作成することができる。
農業支援システムの全体図である。 農業支援システムのブロック図である。 作付作業計画画面を示す図である。 (a)変更前の圃場設定画面を示し、(b)変更後の圃場設定画面を示す図である。 2年間の作付作業計画及び圃場計画の流れを示す図である。 (a)前年作付作業計画と今年作付作業計画とが一致する例を示し、(b)前年作付作業計画と今年作付作業計画とが一致しない例を示す図である。 所定の作物における収量と時期を示す図である。 トラクタの全体概略図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態による農業支援システムを説明する。
図1は、農業支援システムの全体図を示したものである。
図1に示すように、農業支援システム1は、農業の支援を行うものであって、農業に関する様々な支援を行うサーバ2を備えている。サーバ2は、主に、管理者等が作成する様々な計画(作付作業計画、圃場計画)の作成支援、農作業の指示書(作業内容)の作成支援を行う。
農業支援システム1は、サーバ2に接続するコンピュータ(ノード)3を備えている。コンピュータ3は、管理者U1が操作する管理コンピュータ3aと、農作業者U2が操作する作業者コンピュータ3bとに大別される。管理コンピュータ3aは、例えば、農家等に設置されたパーソナルコンピュータで構成され、作業者コンピュータ3bは携帯端末で構成される。
さらに、農業支援システム1は、農業機械4に搭載されたデータ収集装置5を備えている。データ収集装置5は、携帯端末3bとの間で通信を行うことにより様々なデータのやりとりを行うもので、例えば、農業機械4が作動したときのデータ(農作業データ)を収集して、携帯端末3bに送信する。なお、農業機械4は、トラクタ、コンバイン、田植機などである。
このような農業支援システム1では、管理コンピュータ3aをサーバ2に接続することによってサーバ2上で様々な計画(作付作業計画、圃場計画)の作成を行ったり、指示書(作業内容)の作成を行うことができる。また、作成した作業内容をサーバ2をから携帯端末3bに送信することにより農作業者に対して作業指示を行うことができる。また、携帯端末3bからサーバ2に農作業データを送信することにより農作業データをサーバ2に記憶したり、サーバ2にて農作業データの分析・評価を行うことができる。
以下、農業機械4の1つであるトラクタを例にとり、農業支援システム1について説明する。まず、トラクタの構成について説明する。
図8に示すように、トラクタ4は、前後に車輪が取り付けられた走行車両(走行車体)10に、エンジン11、変速装置12等を搭載して構成されている。エンジン11の後方には、独立搭載型のキャビン13が設けられており、キャビン13内には運転席14が設けられている。また、走行車両2の後部には、様々なインプルメント等を装着することが
できるようになっている。詳しくは、走行車両2の後部には、3点リンク機構15が昇降可能に設けられると共に、エンジン11からの動力を伝達するPTO軸が設けられている。3点リンク機構15には、肥料散布装置、耕耘装置、農薬散布装置、播種散布装置、収穫装置などの作業装置16が着脱自在となっている。なお、図8は、肥料散布装置を3点リンク機構15に取り付けた例を示している。
図2に示すように、トラクタ4には、データ収集装置5と制御装置6とが搭載されている。データ収集装置5と制御装置6とは、車両用通信ネットワークにより接続されている。制御装置6は、トラクタ4の走行系制御や作業系制御等を行うものであって、走行系制御として、エンジンの動作を制御したり、作業系制御として、運転席の周囲に設けられた操作レバーや操作スイッチなどの操作具からの入力を受けると、入力値に従って3点リンク機構15の昇降、PTO軸の出力(回転数)などの動作を制御する。トラクタ4の走行系制御や作業系制御を行うときの制御信号や制御を行うための各種検出信号(例えば、センサが検出した信号)は、車両用通信ネットワークに出力されて、トラクタ4の各部に伝達される。なお、制御装置6による走行系制御や作業系制御は、上述したものに限定されない。
データ収集装置5は、車両用通信ネットワークを介して、トラクタ4が動作しているときの農作業に関する様々なデータを自動的に収集するものである。例えば、トラクタ4の後部に作業装置16として耕耘装置が連結されてトラクタ4が動作したときは、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータが車両用通信ネットワークに出力される。データ収集装置5は、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータを農作業データとして取得する。
また、作業装置16が肥料散布装置、農薬散布装置、播種散布装置である場合は、車速、エンジン回転数、散布量(肥料散布量、農薬散布量、播種散布量)などのデータが車両通信ネットワーク上に出力され、データ収集装置5は、車速、エンジン回転数、肥料散布量、農薬散布量、播種散布量を農作業データとして取得する。或いは、作業装置16が収穫装置である場合は、車速、エンジン回転数、収穫量などのデータが車両通信ネットワーク上に出力され、データ収集装置5は、車速、エンジン回転数、収穫量を農作業データとして取得する。
このデータ収集装置5は、第1記憶部20と、第1通信部21とを備えている。第1記憶部20は、上述したような農作業に関係する農作業データを一時的に記憶する。この第1記憶部20には、トラクタ4の作動時に農作業データが逐次、蓄積される。なお、データ収集装置5には、トラクタ4を識別(特定)するための機械特定情報が記憶されると共に、トラクタ4が作動したときの作動時間なども記憶されている。
第1通信部21は、携帯端末3bと無線通信を行うものであって、近距離の無線を行う装置で構成されている。第1通信部21は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)等により携帯端末3bと無線通信を行う。
携帯端末3bは、例えば、比較的演算能力の高いスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレットPC等で構成されている。図1に示すように、携帯端末3bは、農作業時に農作業者U2が所持することとされていて、当該携帯端末3bは各農作業者U2に割り当てられている。例えば、2台の携帯端末3bと、2人の農作業者U2(作業者A、作業者B)が居るとき、1台目の携帯端末3bは「作業者A」に割り当てられ、2台目の携帯端末3bは「作業者B」に割り当てられている。以降、説明の便宜上、農作業者のことを「作業者」といい説明を進めることがある。
なお、携帯端末3bを識別する識別情報(例えば、MACアドレス)と、作業者を識別する識別情報(例えば、名前、住所、農作業者固有のメールアドレス)とは関連付けられて、サーバ2、管理コンピュータ3a、携帯端末3b等に記憶されている。携帯端末3bの識別情報及び作業者の識別情報を用いることにより、携帯端末3bの識別情報から作業者を特定したり、作業者から携帯端末3bを特定することができる。携帯端末3bと作業者とは関連付けられていれば、関連付けの方法や識別情報の記憶場所は、上述したものに
限定されない。
携帯端末3bは、第2通信部22と、第2記憶部23とを備えている。
第2通信部22は、データ収集装置5やサーバ2と無線通信を行うものであって、通信装置で構成されている。第2通信部22は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)などによりデータ収集装置5との無線通信を行う。また、第2通信部22は、例えば、データ通信網や携帯電話通信網などによりサーバ2との無線通信を行う。第2記憶部23は、識別情報の他、データ収集装置5やサーバ2から送信されたデータを記憶する。
なお、携帯端末3bは、測位衛星(例えば、GPS衛星)24から送信された信号(GPS衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、受信した信号に基づいて自分の位置(例えば、緯度、経度)を検出する位置検出部25を有していてもよい。位置検出部25を設けた場合は、農作業者が農作業時に携帯端末3bを所持することにより、農作業時の農作業者の位置を検出することができる。
次に、サーバ2について詳しく説明する。
図2に示すように、サーバ2は、作付作業計画の設定を行う作付作業設定手段30と、作付作業計画を記憶する第1計画記憶手段(第1計画データベース)31を備えている。作付作業設定手段30は、サーバ2に格納されたプログラム等から構成されている。なお、第1計画記憶手段は、データを所定の規則に応じて記憶(記録)した第1計画データベース31の他に、データを単に記憶したものであってもよい。
作付作業計画とは、どの作物を、どの農作業で、どの期間内(農作業期間内)に行って作物を栽培するかという計画、即ち、所定の「作物」と所定の「農作業」と所定の「農作業期間」とを関係付けるための計画である。言い換えれば、作付作業計画は、作物に対して作付する圃場を決定する前に、まず、所定の作物に適した農作業を、適した農作業期間に行うための計画である。この作業計画は、例えば、作物を作付する圃場を設定する前に、複数の圃場を管理する管理者等が行う。なお、農作業とは、作物を栽培するために行う作業であって、例えば、床土作り、畦塗り、耕耘、播種、田植え、代掻き、溝切り、除草、追肥、収穫等である。
管理コンピュータ3aがサーバ2にログインをして、当該管理コンピュータ3aから計画作成の要求があると、この要求に応じて作付作業設定手段30は、図3に示すような作付作業計画画面Q1を管理コンピュータ3aに表示する処理を行う。図3を用いて、作付作業計画、作付作業計画画面Q1及び作付作業設定手段30について説明する。
作付作業設定手段30は、複数の作物(例えば、稲、うめ、大麦、小麦)の中から作付作業計画で設定する作物の大分類(例えば、作物の品目)を設定するための第1分類設定部32を作付作業計画画面Q1に表示する。例えば、第1分類設定部32に表示された複数の作物から「稲」が選択されると、作物の大分類は「稲」に設定される。
また、作付作業設定手段30は、大分類中の作物(品目)からさらに作物を絞り込むための小分類(例えば、作物の品種や作物の年度)を設定するための第2分類設定部33を作付作業計画画面Q1に表示する。例えば、第2分類設定部33で「こしいぶき」が選択されると、作付作業計画における作物は「こしいぶき」に決定される。
なお、第1分類設定部32や第2分類設定部33は、様々な作物の中から作付作業計画で設定する作物を絞り込むための部分であり、分類の数、分類方法、分類階数は限定されない。例えば、上述した例では、「作物の品目」を大分類とし、「作物の品種」を小分類として作物を設定していたが、これに限らず、例えば、「作物の品種」に「地域」を加えたものを小分類(例えば、新潟県産こしいぶき)とし、これにより、品種及び地域を含むものを「作物」として設定できるようにしてもよい。
作付作業設定手段30は、設定部(第1分類設定部32、第2分類設定部33)で設定された作物に関して、基本設定を行うための基本設定部34を作付作業計画画面Q1に表示する。この基本設定部34では、作付作業計画の名称(作付作業計画名)、作付を行う予定期間、作物の種子の購入の有無、種子の種子購入量、購入金額等を設定することができる。
また、作付作業設定手段30は、作物を栽培するにあたっての農作業及び農作業期間を設定するための作業設定部37を表示する。この作業設定部37は、農作業を設定する農作業設定部37aと、農作業期間を設定する期間設定部37bとを備えている。詳しくは、作付作業設定手段30は、サーバ2に設けられた作業基準手段(作業基準データベース)43に記憶されている農作業のデフォルト値を読み込み、農作業設定部37aに表示する。また、作付作業設定手段30は、作業基準データベース43に記憶されている農作業期間のデフォルト値を読み込み、期間設定部37bに表示する。
なお、農作業や農作業期間のデフォルト値は、所定の作物毎に設定されるもので予め作業基準データベース43に記憶されている。また、農作業や農作業期間のデフォルト値は、過去の農業実績等に基づき、適宜変更されるものであってもよい。
また、作付作業設定手段30は、期間設定部37bに農作業期間のデフォルト値を表示後、当該期間設定部37bに表示された農作業の変更を許可する。そして、農作業の変更許可後、例えば、期間設定部37bに表示された農作業期間がポインタ48等によって選択されると、作付作業設定手段30は、選択された農作業期間についての変更を、管理コンピュータ3aから受け付ける。例えば、ポインタ48によって耕耘の農作業期間である「4/1〜4/7」が選択され、当該農作業期間を「4/2〜4/6」に変更する指令が管理コンピュータ3aからあると、作付作業設定手段30は、農作業期間を4/1〜4/7」から「4/2〜4/6」に変更する。
図3に示すように、例えば、期間設定部37bにおいて、耕耘の農作業期間として「4/1〜4/7」が表示され、播種の農作業期間として「4/28〜5/1」が表示され、田植えの農作業期間として「5/13〜5/23」が表示された状態で作付作業計画画面Q1に表示された「登録」が選択されると、作付作業設定手段30は、期間設定部37bに表示されたこれらの農作業及び農作業期間と、設定部(第1分類設定部32、第2分類設定部33)で設定された作物(こしいぶき)とが関係付ける。
作付作業設定手段30によって、農作業及び農作業期間と、作物(こしいぶき)が関係付けられると、これら農作業及び農作業期間と、「こしいぶき」とを含む作付作業計画は、第1計画データベース31に記憶される。第1計画データベース31には、作付作業計画が設定される毎に、設定された作付作業計画(作物、農作業及び農作業期間)が記憶される。
以上、作付作業設定手段30によれば、管理コンピュータ3aをサーバ2に接続することにより、作物、農作業及び農作業期間を関係付ける作付作業計画を簡単に作成することができ、作成した作付作業計画を作付データベースに逐次記憶することができる。
なお、上述した実施形態では、期間設定部37bに示された農作業期間を作付作業設定手段30によって変更できるようにしていたが、これに加え、農作業設定部37aに表示された農作業の変更、削除や農作業設定部37aに表示する農作業の追加を、管理コンピュータ3aからの指令に基づき、作付作業設定手段30が行ってもよい。
また、サーバ2は、圃場計画の設定を行う圃場設定手段40と、圃場計画を記憶する第2計画記憶手段(第2計画データベース)41とを備えている。圃場設定手段40は、サーバ2に格納されたプログラム等から構成されている。なお、第2計画記憶手段は、データを所定の規則に応じて記憶(記録)した第2計画データベース31の他に、データを単に記憶したものであってもよい。
圃場計画とは、作付作業計画で設定された「作物」、「農作業」及び「農作業期間」を適用する圃場を設定する計画、即ち、作付作業計画を実行する圃場を設定する計画である。なお、圃場とは、作物を作付けする(植え付ける)区画された田畑のことである。この作業計画は、例えば、作付作業計画の作成後に管理者等が行う。
圃場設定手段40は、作付作業設定手段30によって作付作業計画が設定済みの作付作業計画において、作付作業計画で示された農作業期間で農作業を行う圃場を設定する。言い換えれば、圃場設定手段40は、作付けする作物についての農作業及び農作業期間が定められたものについて、圃場の設定を行う。
例えば、上述したように、「こしいぶき」を栽培するための農作業及び農作業期間は、
作付作業設定手段30によって定められているため、まず、作付作業設定手段30は、「こしいぶき」の作付作業計画に対応する圃場計画の作成を許可する。圃場計画の作成が許可されると、圃場設定手段40は、圃場計画の設定(作成)の処理に入る。
つまり、圃場設定手段40は、作付作業計画手段によって既に作付作業計画が設定された作物を作付する圃場の設定を行う、一方、作付作業設定手段30によって作付作業計画が設定されていない作物に対する圃場の設定は行わない。
第2計画データベース41は、第2計画データベース31とは別に構成され、圃場設定手段40によって設定された圃場計画を作付作業計画と関連付けて記憶する。詳しくは、作付計画データベース31に記憶される作付作業計画は、第2計画データベース41に記憶される圃場計画よりも上位とされ、第2計画データベース41には、圃場設定手段40で設定された圃場計画が作付作業計画の下位として記憶される。
つまり、作付作業設定手段30が作業計画の設定を許可後に、圃場設定手段40によって圃場計画を設定して、当該設定した圃場計画を第2計画データベース41に記憶しているため、作付作業計画のデータを上位階層とし、圃場計画のデータを下位階層とて、これらを関連付けることができる。なお、この実施形態では、作付作業設定手段30による作付作業計画の設定許可後に圃場計画を設定することとしていたが、作付作業計画を上位階層とし、圃場計画を下位階層として、作付作業計画と圃場計画とを関連付けるのであれば、作付作業計画及び圃場計画を同時に行っても良い。
図4は、圃場計画を設定する圃場設定画面Q2を示したものである。
図4を用いて圃場設定画面Q2及び圃場設定手段40について説明する。
圃場設定手段40は、管理コンピュータ3aから圃場計画の作成の要求があると、図4に示すような圃場設定画面Q2を管理コンピュータ3aに表示する。図4に示すように、圃場設定画面Q2は、作付作業計画を表示する計画表示部53と、圃場計画を表示する圃場表示部54とを備えている。
作業計画表示部53は、作付作業計画で設定された作物を表示する作物表示部53aと、作物表示部53aに表示された作物に対して作付作業計画で設定された農作業の一覧を表示する作業表示部53bと、作業表示部53bに表示された農作業に対して作付作業計画で設定された農作業期間の一覧を表示する作業期間表示部53cとを備えている。
作物表示部53a、作業表示部53b及び作業期間表示部53cは左右方向に隣接して並べられ、作付する作物と農作業との関係、農作業と農作業期間との関係が把握できるようになっている。例えば、作物表示部53aに作物として「こしいぶき」が表示され、「こしいぶき」に並んで作業表示部53bに農作業として「耕耘」が表示され、「耕耘」に並んで作業期間表示部53cに農作業期間として「4/1〜4/7」が表示されていると、圃場設定画面Q2には、「こしいぶき」を栽培するに際して「耕耘」を「4/1〜4/7」内に行うという作付作業計画が示されていることになる。
作業計画表示部53と圃場表示部54とは、左右方向に並べられて隣接している。圃場表示部54は、圃場を識別する圃場識別情報(例えば、圃場番号、圃場名等)を表示する識別表示部54aと、識別表示部54aで示された各圃場に関して圃場の設定の有無(作付作業計画を適用する否かの表示)を表示する設定表示部54bとを備えている。詳しくは、圃場表示部54は、圃場設定画面Q2において、複数の圃場識別情報(圃場番号「1」〜圃場番号「12」)を左右方向に順に並べ、設定表示部54bは、各圃場を示す圃場番号の直下に、作付作業計画を適用の有無を示す欄(設定欄)を表示する。なお、圃場識別情報は、予めサーバ2に登録されている。圃場識別情報の登録は、例えば、サーバ2に管理コンピュータ3aを接続し、管理コンピュータ3aを用いてサーバ2に管理者が所有する圃場の圃場情報(圃場名、圃場面積、圃場識別情報)を登録することにより行う。
上述したような圃場設定画面Q2を表示するに際し、圃場設定手段40は、第1計画データベース31に記憶した作付作業計画を抽出する。そして、圃場設定手段40は、抽出した作付作業計画を参照して当該作付作業計画で示された作物(例えば、こしいぶき)を作物表示部53aに表示する。また、圃場設定手段40は、作付作業計画を参照して当該作付作業計画示された農作業(例えば、耕耘、播種、田植え)を作業表示部53bに表示
すると共に、当該作付作業計画示された農作業期間(4/1〜4/7、4/28〜5/1、5/13〜5/23)を作業期間表示部53cに表示する。さらに、圃場設定手段40は、管理者が所有する圃場に対応する圃場識別情報(例えば、圃場番号[1]〜[12])を識別表示部54aに表示する。
次に、圃場設定手段40は、識別表示部54aに対応して示された設定表示部54bの各設定欄において、圃場の適用の有無を設定可能にする。例えば、「こしいぶき」に対応する設定表示部54bにおいて、圃場番号(圃場識別情報)が「1」となる第1設定欄58にポインタ48を合わせると、圃場設定手段40は、圃場番号1に対応する第1圃場を設定対象とする。
そして、「こしいぶき」に関する農作業及び農作業期間に関して、第1圃場を適用する設定指令が管理コンピュータ3aからサーバ2に送信されると、圃場設定手段40は、「こしいぶき」に関する農作業及び農作業期間を第1圃場に適用することを保持する(適用有り「○」)。一方、「こしいぶき」に関する農作業及び農作業期間に関して、第1圃場に適用しない設定指令が管理コンピュータ3aからサーバ2に送信されると、圃場設定手段40は、「こしいぶき」に関する農作業及び農作業期間を第1圃場に適用しないことを保持する(適用無し「−」)。そして、圃場設定手段40は、設定表示部54bの第1設定欄58に圃場の設定状態(例えば、「○」、「−」)を表示する。なお、設定指令は、管理コンピュータ3aの入力インタフェースを用いて行うことができる。
以上のように、圃場設定手段40によって圃場設定画面Q2を管理コンピュータ3aに表示し、この圃場設定画面Q2に、作付作業計画で設定された作物、農作業及び農作業期間を表示し、複数の圃場に対して、作物、農作業及び農作業期間を適用する否かを設定できるようにすることにより、作付作業計画に関連付けた圃場計画を作成することができる。
作付作業計画及び圃場計画の作成後、管理者は、農作業者に詳細な指示をするための作業内容(作業指示内容)の作成を行う。例えば、管理コンピュータ3aをサーバ2に接続する。そして、サーバ2に基づき、管理コンピュータ3aに作業内容を指示する作業指示画面を表示する(図示省略)。作業指示画面では、例えば、圃場、農作業、農作業期間、農作業を行う時間(時刻)、農作業を行う農作業者(農作業者名)、農作業を行う農業機械の名称等が設定可能となっており、管理者は管理コンピュータ3aを用いて作業指示画面の所定項目に指示する作業内容を入力する。作業内容はサーバ2に記憶(保存)される。そして、農作業者の携帯端末3bがサーバ2に接続したとき、サーバ2は農作業者の携帯端末3bに作業内容を送信する。農作業者は携帯端末3bに表示された作業内容を見ることによって行う農作業を把握することができる。なお、農作業中は、農作業データがデータ収集装置5に記憶される。このデータ収集装置5に記憶された農作業データは携帯端末3bを介してサーバ2に送信されるようになっており、サーバ2側では、農作業データを用いて農作業を分析、評価することができる。
さて、上述したような作付作業計画や圃場計画は、作物を作付けする毎に行う。例えば、稲作においては、毎年(1年単位)、作付作業計画及び圃場計画の作成を行う。図5は、2年間で作付作業計画及び圃場計画を行う流れを示したものである。図5では、説明の便宜上、1年目を前年とし、2年目を今年とする。
図5に示すように、前年においても、作付作業設定手段30によって作付作業計画(前年作付作業計画)の作成を行い(S1)、前年作付作業計画の終了後に、圃場設定手段40によって圃場計画(前年圃場計画)の作成を行う(S2)。前年作付作業計画及び前年圃場計画は、それぞれ第1計画データベース31や第2計画データベース41に記憶される(S3,S4)。
さて、今年においても、作物、農作業及び農作業期間の設定を作付作業設定手段30によって行うことで作付作業計画(今年作付作業計画)を作成する(S5)。今年作付作業計画は、第1計画データベース31に記憶される(S6)。
そして、今年作付作業計画が終了すると、今年の圃場計画(今年圃場計画)に進むことになる。今年圃場計画を設定する場合、圃場設定手段40は、作付作業設定手段30で設
定された今年作付作業計画が前年作付作業計画と同じであるか否かを判定する(S7)。即ち、圃場設定手段40は、第1計画データベース31から前年作付作業計画(作物、農作業及び農作業期間)を取得し、取得した前年作付作業計画と今年作付作業計画とが一致しているか否かを判定する。例えば、今年作付作業計画及び前年作付作業計画が図6(a)に示すものであったとすると、今年作付作業計画における「作物」、「農作業」及び「農作業期間」と、前年付作業計画における「作物」、「農作業」及び「農作業期間」とが一致するため、圃場設定手段40は、今年作付作業計画が前年作付作業計画と同じであると判定する。即ち、前年作付作業計画の農作業及び農作業期間の組み合わせと、今年作付作業計画の農作業及び農作業期間との組み合わせが一致するため、圃場設定手段40は、今年作付作業計画が前年作付作業計画と同じであると判定する。
一方、今年作付作業計画及び前年作付作業計画が図6(b)に示すものであったとすると、前年作付作業計画における耕耘の農作業期間は「4/1〜4/7」であり、今年作付作業計画における耕耘の農作業期間は「4/12〜4/15」であるため、農作業期間は一致しない。また、その他の農作業期間も一致しない。このような場合は、圃場設定手段40は、今年作付作業計画が前年作付作業計画と同じでないと判定する。
なお、今年作付作業計画と前年作付作業計画とを比較したときに、主要な農作業の農作業期間が一致していれば、圃場設定手段40は、今年作付作業計画と前年作付作業計画とが一致していると判断する。また、農作業期間が異なっていても実質的に差が無い場合には、圃場設定手段40は、今年作付作業計画と前年作付作業計画とが一致していると判断する。
今年作付作業計画が前年作付作業計画に一致する場合、圃場設定手段40は、前年作付作業計画に関連して設定された圃場計画を第2計画データベース41から抽出する(S8)。上述したように、前年作付作業計画の後に当該前年作付作業計画に関連付けられた前年圃場計画が第2計画データベース41に記憶されているため、圃場設定手段40は、前年圃場計画を抽出可能である。そして、圃場設定手段40は、第2計画データベース41から抽出した前年圃場計画を、今年圃場計画とする(S9)。圃場設定手段40は、例えば、図4(a)に示すような前年圃場計画を抽出した場合、この前年圃場計画を今年圃場計画とする。
今年作付作業計画と前年作付作業計画とが一致しない場合は、圃場設定手段40は、新たな圃場設定画面Q2を表示して、今年作付作業計画に関連する今年圃場計画の設定を行う(S10)。今年作付作業計画と前年作付作業計画とが一致する場合であっても、一致しない場合であっても、圃場設定手段40は、新たに作成された圃場計画を、第2計画データベース41に記憶する(S11)。
なお、上述した実施形態では、今年作付作業計画と前年作付作業計画とを比較して、今年作付作業計画が前年作付作業計画に一致する場合に、前年作付作業計画に関連付けられた前年圃場計画を今年作付作業計画としたが、これに限らず、今年作付作業計画が過去の作付作業計画に一致するか否かを判定して、過去の作付作業計画に一致した場合に、一致した作付作業計画に関連付けられた過去の圃場計画を今年圃場計画としてもよい。
以上、本発明の農業支援システム1は、作付作業設定手段30と、圃場設定手段40とを備えているため、「作物」と「農作業」及び「農作業期間」を関係付ける作付作業計画を行ってから「圃場」を定める圃場計画が進められるため、作物にとって良いとされる時期に農作業を行う計画を設定することができる。図7は、品種等が異なる第1作物及び第2作物における時期と収量(反収)との関係を例示したものである。
図7に示すように、収量のピーク時期を見たとき、第1作物と第2作物とはピーク時期が異なっている。それゆえ、第1作物については第1期間に収穫することが良く、第2作物については第2期間に収穫することがよい。このように第1作物と第2作物とについて収量がピークとなる収穫時期が異なることから、第1作物に対しては第1期間内に収穫が行えるように農作業及び農作業期間を作付作業計画によって設定し、第2作物に対しては第2期間内に収穫が行えるように農作業及び農作業期間を作付作業計画によって設定する。そのうえで、管理者は、所有する複数の圃場の中から、第1作物を作付けする圃場と第
2作物を作付けする圃場とを設定する圃場計画を立てることにより、適正な農作業を行うことができる。
なお、第1作物や第2作物を作付けする圃場を設定するに際して、圃場の面積(圃場面積)、農作業期間の長さ(例えば、日数)等から圃場計画での作業量(例えば、作業量=圃場面積×農作業期間の日数)を算出し、作業量が所定以上となった場合には、圃場設定において、作物に対する圃場を変更する。例えば、図4(a)に示すように、「こしいぶき」を作付けする圃場を設定した場合の総作業量(全ての圃場での作業量を加算した値)が大きく、農作業者の人数や農業機械の台数等により作業が行えない可能性がある場合、第7圃場を「こしいぶき」から「コシヒカリ」に変更して、作業量を減少させる。
また、図2に示すように、サーバ2に作業量を演算する作業量算出手段42を設けてもよい。この作業量算出手段42は、サーバ2に格納されたプログラム等から構成されている。作業量算出手段42は、作付作業計画毎に当該作付作業計画に対応して設定された圃場を用いて作業量を算出する。例えば、図4(a)に示すように、「こしいぶき」の作付作業計画において、第1圃場〜第5圃場及び第7圃場が設定された場合、作業量算出手段42は、サーバ2に予め登録(記憶)された圃場面積を用いて、第1圃場〜第5圃場及び第7圃場の面積の総面積を求め、求めた総面積と、第1圃場〜第5圃場及び第7圃場で行う農作業期間の総日数とに基づいて、総作業量を算出する(総作業量=圃場総面積×農作業期間の総日数)。そして、圃場設定手段40は、作業量算出手段42で算出した「こしいぶき」を作付したときの総作業量を圃場設定画面Q2に表示する。
上述した作業量算出手段42は、圃場を設定したときに実際にどの程度の作業になるのかを数値化するものであればよく、例えば、「作業量=圃場総面積×農作業期間の総日数÷(農作業に必要な農作業者の述べ人数)」で算出してもよいし、その他の計算式でもよく、計算式等は上述したものに限定されない。
上述したように、圃場設定手段40は、作付作業計画が第1計画データベース31に予め記憶されている作付作業計画と同一である場合には、当該作付作業計画に基づいて設定された圃場を第2計画データベースから抽出して、新しく圃場を設定するため、上述したように、簡単に作業計画の作成を行うことができる。
作付作業設定手段30は、当該作付作業設定手段30によって作物、農作業及び農作業期間が設定された後に、圃場設定手段40による圃場の設定を許可するため、作付作業計画に則った圃場計画を立案することができる。即ち、作付作業計画を見ながら適正な圃場計画を作成することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
サーバ2に設けた構成(例えば、作付作業設定手段30、第1計画データベース31、圃場設定手段40、第2計画データベース41等)の一部を、管理コンピュータ3aや携帯端末3bに設けてもよい。例えば、上述した実施形態では、作付作業設定手段30及び圃場設定手段40をサーバ2に設けていたが、これらを管理コンピュータ3aに設けてもよい。
図7に示すような作物毎の収量及び時期のグラフ(収穫時期グラフ)は、データ収集装置5で収集した農作業データを用いて算出するしてもよい。例えば、農作業データに含まれる過去に収穫した作物の収量をサーバ2側で作物毎に計算して、作物と収量との関係を示す収穫時期グラフを作成する。収穫時期グラフは、作付作業計画時に管理コンピュータ3aに表示することが望ましい。
1 農業支援システム
2 サーバ
3 コンピュータ
3a 管理コンピュータ(パーソナルコンピュータ)
3b 作業者コンピュータ(携帯端末)
4 農業機械(トラクタ)
30 作付作業設定手段
31 第1計画データベース(第1計画記憶手段)
40 圃場設定手段
41 第2計画データベース(第2計画記憶手段)
42 作業量算出手段

Claims (3)

  1. 作物、農作業及び農作業期間を関係付ける作付作業計画の設定を行う作付作業設定手段と、前記作付作業計画で示された作物に関して当該作物の作付けを行い且つ農作業を行う圃場を設定する圃場設定手段とを備えていることを特徴とする農業支援システム。
  2. 前記作付作業設定手段で設定された作付作業計画を記憶する第1計画記憶手段と、前記圃場設定手段で設定された圃場を記憶する第2計画記憶手段とを備え、
    前記圃場設定手段は、前記作付作業設定手段によって設定された作付作業計画が前記第1計画記憶手段に予め記憶されている作付作業計画と同一である場合には、当該作付作業計画に基づいて設定された圃場を第2計画記憶手段から抽出して、新しく圃場を設定することを特徴とする請求項1に記載の農業支援システム。
  3. 前記作付作業設定手段は、当該作付作業設定手段によって作物、農作業及び農作業期間が設定された後に、前記圃場設定手段による圃場の設定を許可することを特徴とする請求項1又は2に記載の農業支援システム。
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