JP2015047267A - 液体収納排出装置および液体収納管理システム - Google Patents

液体収納排出装置および液体収納管理システム Download PDF

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Takehiko Bizen
前 毅 彦 備
晃 一 辻
Koichi Tsuji
晃 一 辻
守 啓 太 久
Keita Hisamori
守 啓 太 久
方 哲 治 緒
Tetsuji Ogata
方 哲 治 緒
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Abstract

【課題】液体および液体収納排出装置が正規品であるか否かと、収納部に収納された液体が意図したものであるか否かと、収納部内の液体を使い切ったか否かとを正しく判断する。【解決手段】液体収納排出装置2は、UHF帯の電波を吸収する特性を有する液体を収納可能な収納部11と、収納部に収納された液体を排出する排出部と、収納部の外表面に取り付けられるRFIDタグ部7と、を備える。RFIDタグ部は、UHF帯の電波を放射するアンテナと、アンテナから放射される無線信号を生成するタグチップと、を有する。アンテナは、タグチップの周囲に配置されるループアンテナ部と、ループアンテナ部の両側に延在されるダイポールアンテナ部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、収納部に収納された液体が排出されたか否かを管理する液体収納排出装置および液体収納管理システムに関する。
RFIDタグは、電池を使用せずに非接触で通信を行えることから、様々な分野で利用されている。
例えば、特許文献1には、医療用の薬液シリンジにRFIDタグを取り付けて、薬液シリンジに関する種々の情報をRFIDタグにてリーダ側に送信して、薬液シリンジを管理する技術が開示されている。
また、特許文献2には、輸液パックに非接触ICタグを貼付して、輸液パックに関する種々の情報と、医師が指示した処方箋などの情報とを一元管理する技術が開示されている。
特許第4925828号公報 特開2003−95440号公報
特許文献1と2のいずれにおいても、RFIDタグを取り付けた薬液シリンジや輸液パック等の容器の内部に収納されている薬液等の収納物がなくなったか否かを自動的に判別する仕組みを備えていない。このため、収納物を使い終わったか否かを正確に判断できない。したがって、RFIDタグに格納されている情報により、収納物と容器とを管理できても、例えば、患者に薬液が投与されたかどうかを正しく管理することはできない。
また、収納物を使い終わったか否かを判断できないということは、容器に新たな収納物を再充填しても、それを検出できないことを意味する。したがって、本来は使い切りタイプの容器であっても、収納物を何度も再充填して使用し続けることや、正規の収納物とは異なる安価で品質の悪い収納物を容器に再充填して使用し続けることを防止できない。
特許文献1と2は、医療用の薬液について開示しているが、医療用に限らず、何らかの収納物が収納された容器が正規品であることを正しく認識できないと、正規品でない容器や収納物が出回って、品質や価格を維持できなくなってしまう。また、容器に収納された収納物が意図したものか否かを正しく判別できないと、別種類の収納物が収納されている容器を気づかずに間違って使用してしまうおそれがある。さらに、容器内の収納物を最後まで使い切ったか否かを検出できないと、収納物の再充填を防止できなくなってしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、液体および液体収納排出装置が正規品であるか否かと、収納部に収納された液体が意図したものであるか否かと、収納部内の液体を使い切ったか否かとを正しく判断可能な液体収納排出装置および液体収納管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、
UHF帯の電波を吸収する特性を有する液体を収納可能な収納部と、
前記収納部に収納された液体を排出する排出部と、
前記収納部の外表面に取り付けられるRFIDタグ部と、を備え、
前記RFIDタグ部は、
UHF帯の電波を放射するアンテナと、
前記アンテナから放射される無線信号を生成するタグチップと、を有し、
前記アンテナは、
前記タグチップの周囲に配置されるループアンテナ部と、
前記ループアンテナ部の両側に延在されるダイポールアンテナ部と、を有する液体収納排出装置が提供される。
前記タグチップは、前記液体の種類を特定する情報と、個々の液体収納排出装置を特定する識別情報と、を格納してもよい。
一方の面に前記RFIDタグ部が取り付けられ、他方の面に前記液体の種類に関する情報が印字されたラベル部材を備え、
前記ラベル部材の前記一方の面は、前記収納部の外表面に接着されてもよい。
前記ラベル部材は、前記ダイポールアンテナ部の長手方向が前記収納部の長手方向に沿って配置されるように前記収納部の外表面に接着されてもよい。
前記収納部は、中空の円筒部材であり、
前記ラベル部材は、前記ダイポールアンテナ部の長手方向が前記収納部の外周面を周回するように前記収納部の外表面に接着されてもよい。
前記液体は、水酸基を含んでおり、
前記収納部および前記排出部が一体成形されたシリンジを備えてもよい。
UHF帯の電波を吸収する特性を有する液体を収納可能な収納部の外表面に、UHF帯の電波を放射可能なRFIDタグ部を取り付けた液体収納排出装置と、
前記液体収納排出装置からの電波を受信する受信部と、
前記RFIDタグ部と前記受信部との距離が一定になるように、前記RFIDタグ部を支持する支持部と、
前記受信部で受信した電波の電波強度が所定の閾値を超えるか否かにより、前記液体収納排出装置に前記液体が収納されているか否かを判定する液体収納判定部と、を備えてもよい。
前記支持部は、前記収納部内の空間または前記液体を介さずに前記RFIDタグ部と前記受信部とが対向配置されるように、前記液体収納排出装置を支持してもよい。
前記支持部は、前記RFIDタグ部と前記受信部との最短距離が15cm〜100cmとなるように、前記RFIDタグ部を支持してもよい。
前記液体収納排出装置内の前記液体を排出し始める前に、前記受信部を介して前記液体収納排出装置の前記RFIDタグ部から読み出した、前記液体の種類を特定する情報と、前記液体収納排出装置を識別する固有の識別情報と、電波強度とを管理する第1情報管理部と、
前記第1情報管理部で管理する情報に基づいて、前記液体収納排出装置が正規品であるか否かと、前記液体収納排出装置内の前記液体が意図したものか否かとを検証する真贋検証部と、を備えてもよい。
前記液体収納排出装置内の前記液体を排出した後に、前記受信部を介して前記液体収納排出装置の前記RFIDタグ部から読み出した、前記液体の種類を特定する情報と、前記液体収納排出装置を識別する固有の識別情報と、電波強度とを管理する第2情報管理部と、
前記第1情報管理部で管理する情報と、前記第2情報管理部で管理する情報と、前記液体収納判定部の判定結果とに基づいて、前記第1情報管理部で管理する前記液体収納排出装置内の前記液体を排出し終わったか否かを検証する使用後検証部と、を備えてもよい。
前記使用後検証部にて、前記第1情報管理部で管理する前記液体収納排出装置内の前記液体を排出し終わったと判断された場合に、該液体収納排出装置の前記RFIDタグ部の無線通信機能を停止させるための無線信号を該液体収納排出装置に送信する無線禁止指示部を備えてもよい。
本発明によれば、液体および液体収納排出装置が正規品であるか否かと、収納部に収納された液体が意図したものであるか否かと、収納部内の液体を使い切ったか否かとを正しく判断できる。
本発明の第1の実施形態に係る液体収納管理システム1の概略構成を示す図。 (a)と(b)はシリンジ6の外観を示す図。 (a)〜(h)はRFIDタグ部7の具体的な形状の例を示す図。 (a)と(b)は治具4の一例を示す斜視図。 (a)と(b)はフランジ13に切り欠き部33や突起部34を設ける例を示す図。 (a)と(b)は治具4にシリンジ6を載置した場合におけるリーダ3とRFIDタグ部7との位置関係を示す図。 シリンジ6を縦にして治具4に載置する例を示す斜視図。 (a)と(b)はシリンジ6の周囲にリーダ3を設ける例を示す図。 制御部5のより詳細な内部構成の一例を示すブロック図。 第1情報管理部42が管理する情報の一例を示す図。 制御部5の処理手順の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る液体収納管理システム1の概略構成を示す図である。図1の液体収納管理システム1は、液体収納排出装置2と、リーダ3と、治具4と、制御部5とを備えている。本実施形態では、液体収納排出装置2を、薬液を収納するシリンジ6に適用する例について主に説明するが、図1の液体収納排出装置2は、シリンジ6に限定されるものではない。また、シリンジ6内に収納される液体も、必ずしも薬液に限定されるものではない。以下で説明するシリンジ6は、薬液が予め収納されたプレフィールド・タイプのシリンジ6であり、一回のみの使用を想定しており、薬液の再収納(再充填)は原則行わないものとする。
図1のシリンジ6の外表面にはRFIDタグ部7が取り付けられている。リーダ3は、シリンジ6のRFIDタグ部7から送信された電波を受信する。治具4は、リーダ3が電波を受信する際に、シリンジ6のRFIDタグ部7の位置が固定されるようにシリンジ6を支持する。制御部5は、シリンジ6が正規品であるか否かと、シリンジ6内の薬液が本来意図したものであるか否かと、シリンジ6内の薬液を使い切ったか否かとを判断する。
図2はシリンジ6の外観を示す図である。シリンジ6は、収納部11と、排出部12と、RFIDタグ部7とを有する。収納部11は、その内部に薬液を収納可能な円筒部材である。収納部11の先端部には、収納部11よりも外径の小さい排出部12が一体成形されている。収納部11の後端部には、収納部11よりも外径が大きいフランジ13が設けられている。フランジ13は、収納部11と一体成形されてもよいし、別部材で構成されていてもよい。収納部11の内部には、可動式のプランジャ14が挿入されており、このプランジャ14の後端部を押し込むことで、薬液が排出部12を通って、外部に排出される。排出部12の先端部には、不図示の注射針を取り付けることができ、シリンジ6と、プランジャ14と、注射針とで、注射器が構成される。
収納部11の外表面には、ラベル部材15が接着されている。このラベル部材15の接着面には、RFIDタグ部7が設けられており、収納部11の外表面にラベル部材15を接着すると、収納部11の外表面すなわちシリンジ6の外表面にRFIDタグ部7が配置されることになる。
RFIDタグ部7は、図2(a)に示すように、その長手方向がシリンジ6の長手方向と略平行になるように配置されてもよいし、図2(b)に示すように、シリンジ6の外周面を周回するように配置されてもよい。ラベル部材15の表面、すなわち接着面とは反対側の面には、シリンジ6の種類や名称、あるいはシリンジ6内の薬液の種類や名称を示す情報が記載されている。
図2(a)のシリンジ6の場合、RFIDタグ部7はシリンジ6の外表面の一部にしか配置されていないため、シリンジ6の中心軸から固定の距離にリーダ3が配置されていたとしても、RFIDリーダ3と無線通信を行うたびに、RFIDタグ部7とリーダ3部との距離が変動するおそれがある。一方、図2(b)のシリンジ6は、その外表面を周回するようにRFIDタグ部7が配置されているため、シリンジ6の中心軸から固定の距離にリーダ3が配置されている場合には、RFIDタグ部7とリーダ3部との距離が変動することはない。
図3(a)〜図3(h)はRFIDタグ部7の具体的な形状の例を示す図であり、合計8種類のRFIDタグ部7の例を示している。図3に示すように、RFIDタグ部7の形状には種々のものが考えられるが、図3(a)〜図3(h)のRFIDタグ部7はいずれも、中央に配置されるタグチップ21の周囲を取り囲むように配置されるループアンテナ部22と、ループアンテナ部22の両側に延在されるダイポールアンテナ部23とを有する。ダイポールアンテナ部23の形状は、図3(a)〜図3(h)に示すように、種々の形状が考えられる。ループアンテナ部22とダイポールアンテナ部23は、タグチップ21を中心として、その長手方向の両側に対称的な構造となっている。
図3(a)〜図3(h)に示すように、RFIDタグ部7は、タグチップ21の両側にダイポールアンテナ部23が存在するために、細長形状になっている。そこで、図2(a)では、RFIDタグ部7の長手方向をシリンジ6の長手方向に沿って配置し、図2(b)では、RFIDタグ部7の長手方向をシリンジ6の外周面を周回するように配置している。
本実施形態に係るRFIDタグ部7は、UHF帯の電波を送受信するものである。UHF帯のうち、RFID通信で使用可能な周波数は、920MHz前後の周波数である。他の周波数帯を使用するRFIDタグ部7では、電磁誘導による誘導磁界を通信に利用するが、本実施形態では、純粋に電波だけを使用して通信を行うことを想定している。電波を使用する無線通信では、電波の波長をλとすると、通信距離をλ/2にするのが望ましい。UHF帯の電波の場合、波長λは約30cmであるため、RFIDタグ部7とリーダ3との最短距離は、15cm程度にするのが望ましい。
UHF帯の電波は、アンテナ形状を工夫することで、かなり遠くまで飛ばすことができるが、通信距離が長くなるほど、電波強度が弱くなり、無線通信が不安定になって、混信も起きやすくなる。この観点から、RFIDタグ部7とリーダ3との最長距離は、100cm程度に留めるのが望ましい。よって、RFIDタグ部7とリーダ3との間の実用的な距離は、15cm〜100cm程度である。
上述したように、RFIDタグ部7からの電波強度は、リーダ3までの通信距離によって変化してしまう。リーダ3部が同じシリンジ6との間で、無線通信を行うたびに、通信距離が変わってしまうと、電波強度が安定しないことから、正常な無線通信を行えないおそれがある。そこで、本実施形態は、治具4を設けて、この治具4でシリンジ6を支持した状態でリーダ3との無線通信を行うようにしている。
図4は治具4の一例を示す斜視図である。図4(a)は、治具4の上面にシリンジ6の外表面の形状に合わせて凹部31を設ける例を示している。この凹部31にシリンジ6の外表面の一部をはめ込むようにしてシリンジ6が治具4に載置される。また、図4(b)は、治具4の上面に2つの突起部32を設ける例を示している。2つの突起部32は、シリンジ6の外径よりもわずかに短い間隔で配置されており、これら突起部32の間にシリンジ6が載置される。
図4(a)と図4(b)のいずれの治具4においても、シリンジ6を載置する場所の直下にリーダ3が配置されている。したがって、治具4にシリンジ6が載置された場合には、シリンジ6の長手方向の中心軸とリーダ3との距離を固定にすることができる。ところが、図2(a)のシリンジ6の場合、図4(a)と図4(b)のいずれの治具4を用いても、RFIDタグ部7の位置を固定にすることはできない。よって、治具4にシリンジ6を載置する際には、例えばシリンジ6のラベル部材15を下にして、すなわちラベル部材15をリーダ3に近づけてシリンジ6を載置するよう、載置の仕方を記した注意書きシールを治具4に貼り付けるなどしてもよい。あるいは、シリンジ6の表面に薬液の収納量を示す目盛りが付いている場合は、この目盛りと対向する側にRFIDタグ部7を設けて、目盛りを上にして治具4に載置するよう、注意書きシールを治具4に貼り付けるなどしてもよい。
あるいは、シリンジ6の収納部11の後端部にフランジ13が固定されていて、かつフランジ13に、図5(a)や図5(b)に示すようなRFIDタグ部7の位置を特定する切り欠き部33や突起部34が設けられている場合、この切り欠き部33や突起部34に、治具4上の不図示の突起部や切り欠き部を係合させることで、RFIDタグ部7が固定位置に配置されるようにしてもよい。
本実施形態では、治具4を用いてRFIDタグ部7とリーダ3との距離を一定にした状態で、RFIDタグ部7から送信された電波をリーダ3で受信する。制御部5は、リーダ3の受信電波を解析することで、RFIDタグ部7の情報を読み取るとともに、電波強度によって、シリンジ6内に薬液が残存しているか否かを判断する。すなわち、シリンジ6内に薬液が残存している場合は、薬液によって多少なりとも電波が吸収され、薬液が残存していない場合と比べて電波強度が弱くなる。よって、制御部5は、シリンジ6内に薬液が収納されている状態での電波強度と比較することで、薬液が残存しているか否かを判断できることになる。
図6(a)は図4(a)のように治具4にシリンジ6を載置した場合におけるリーダ3とRFIDタグ部7との位置関係を示す図である。図6(a)に示すように、リーダ3とRFIDタグ部7は、できるだけ近接するように配置される。図6(b)は、リーダ3とRFIDタグ部7を薬液10の収納領域を挟んで配置する例を示す図である。
図6(b)の場合、RFIDタグ部7からの電波は、周囲のシリンジ6の内壁面等で反射して、リーダ3に受信されてしまい、薬液10の有無によって電波強度にあまり違いが生じない。これに対して、図6(a)のように、RFIDタグ部7の直上に薬液10があると、薬液10は一般に誘電率が大きいことから、RFIDタグ部7から電波が放射されにくくなり、薬液10の有無で電波強度に大きな違いが生じる。そこで、本実施形態では、リーダ3とRFIDタグ部7とをできるだけ近接して、すなわち両者の間に薬液10を介在しないように配置する。なお、図4(b)のように、シリンジ6の外表面を周回するようにRFIDタグ部7を配置する場合は、シリンジ6を載置する向きは特に問わないが、RFIDタグ部7がシリンジ6の外表面を完全には周回しておらず、一部に周回していない部分がある場合は、この部分が上になるようにシリンジ6を治具4に載置するのが望ましい。
図4および図6は、シリンジ6を横にして治具4に載置する例を示したが、シリンジ6を縦にして治具4に載置してもよい。図7はシリンジ6を縦にして治具4に載置する例を示す斜視図である。図示のように、シリンジ6は、その排出部12を下にして治具4内の孔部16に挿入される。この孔部16の周囲には、1つまたは複数のリーダ3が設けられている。
上述したように、RFIDタグ部7とリーダ3とは、その間に薬液を挟まないように配置するのが望ましい。図2(a)のようにRFIDタグ部7の長手方向がシリンジ6の長手方向に沿って配置されている場合は、図7のようにシリンジ6を縦置きしたときに、RFIDタグ部7の位置が縦置きするたびに変化するおそれがある。そこで、図8(a)のように、縦置きされたシリンジ6の周囲4箇所にリーダ3を設ければ、RFIDタグ部7の位置が変わっても、いずれかのリーダ3では正しく電波強度を測定できる可能性が高い。あるいは、図8(b)のように、180度異なる方向に2つのリーダ3を対向配置してもよい。あるいは、シリンジ6のラベル部材15が特定の向きになるよう配置する旨の注意書き等を設ける場合は、一つのリーダ3を設けるだけでよい。
なお、図4(b)のように、RFIDタグ部7がシリンジ6の外表面を周回するように配置される場合は、治具4には一つのリーダ3を設けるだけでもよい。
図9は制御部5のより詳細な内部構成の一例を示すブロック図である。図9の制御部5は、液体収納判定部41と、第1情報管理部42と、第2情報管理部43と、真贋検証部44と、使用前検証部45と、警告部46と、使用後検証部47と、無線禁止指示部48とを有する。
液体収納判定部41は、リーダ3で受信したRFIDタグ部7からの電波の電波強度が所定の閾値を超えるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、シリンジ6に薬液が収納されているか否かを判定する。
第1情報管理部42は、シリンジ6内の薬液の排出を始める前に、RFIDタグ部7からの電波を受信して、このシリンジ6内の薬液の種類を特定する情報と、シリンジ6を識別する固有の識別情報(ID)と、電波強度とを管理する。RFIDタグ部7から送信される電波には、シリンジ6内の薬液の種類を特定する情報と、個々のシリンジ6を識別する識別情報とが含まれているため、第1情報管理部42は、受信電波を解析して、これらの情報を取得する。また、必要に応じて、第1情報管理部42は、取得したシリンジ6のIDを検索情報として、サーバにアクセスし、その他の種々の情報をサーバから取得する。
図10は第1情報管理部42が管理する情報の一例を示す図である。図10では、第1情報管理部42が、シリンジ6のID、薬液の種類、電波強度、出荷先、出荷場所、出荷日時、入荷場所、入荷日時、利用場所、利用日時の各情報を管理する例を示している。
真贋検証部44は、第1情報管理部42で管理する情報に基づいて、シリンジ6が正規品であるか否かを検証する。RFIDタグ部7に記憶されているシリンジ6の識別情報は、個々のシリンジ6ごとに異なるものであり、外観形状が類似する別のシリンジ6を用意したとしても、シリンジ6の識別情報まで一致させることはできない。よって、シリンジ6の識別情報に基づいて第1情報管理部42が管理する情報を比較することで、シリンジ6が正規品かどうかを判別できる。
シリンジ6の外観形状は、大体似通っているため、悪意がなくても、全く異なる薬液が収納されたシリンジ6を勘違いして使用してしまうおそれがある。そこで、シリンジ6内の薬液を使い始める前に、シリンジ6を治具4に載置してリーダ3との無線通信を行えば、上述した真贋検証部44にて、本来意図した薬剤が収納されたシリンジ6であるか否かを確認でき、異なる薬液の収納されたシリンジ6を誤って使ってしまう事故を未然に防止できる。
第2情報管理部43は、シリンジ6内の薬液の排出を始めた後、あるいは第1情報管理部42でシリンジ6の各種情報の管理を行ってから所定時間が経過した後に、RFIDタグ部7からの電波を受信して、このシリンジ6内の薬液の種類を特定する情報と、シリンジ6を識別する固有の識別情報(ID)と、電波強度とを管理する。第2情報管理部43が管理する情報は、基本的には第1情報管理部42と同様である。
使用前検証部45は、第1情報管理部42で管理する情報と、液体収納判定部41の判定結果とに基づいて、第1情報管理部42で管理するシリンジ6内に薬液が収納されているか否かを判定する。まだ、シリンジ6内の薬液の排出を開始していないにもかかわらず、シリンジ6内に薬液が存在しないことが使用前検証部45にて確認されると、警告部46にて、シリンジ6内に薬液が存在しない旨の警告を行う。警告部46は、音声や表示等により、警告を行う。
使用後検証部47は、第1情報管理部42で管理する情報と、第2情報管理部43で管理する情報と、液体収納判定部41の判定結果とに基づいて、第1情報管理部42で管理するシリンジ6内の薬液を排出し終わったか否かを検証する。すなわち、使用後検証部47は、第1情報管理部42で管理する電波強度よりも、第2情報管理部43で管理する電波強度の方が高くなっていれば、シリンジ6内の薬液を使い切ったと判断する。
使用後検証部47にて、シリンジ6内の薬液を使い切ったと判断された場合は、その情報は、例えば第2情報管理部43とサーバの少なくとも一方に伝達される。これにより、シリンジ6ごとに薬液を使い切ったか否かを管理できる。例えば、ユーザが許可なくシリンジ6内の薬液を再充填した場合、第2情報管理部43やサーバにアクセスして、過去のシリンジ6の使用履歴を参照することで、シリンジ6内の薬液を再充填した事実を検出できる。
なお、上述したように、シリンジ6を治具4に載置する向きによっては、電波強度を正しく測定できないこともありうる。そこで、シリンジ6の向きを変えながら、複数回にわたって電波強度を測定し、その平均値を第1情報管理部42と第2情報管理部43で管理するようにしてもよい。
無線禁止指示部48は、使用後検証部47にてシリンジ6内の薬液を使い切ったと判断した場合、このシリンジ6のRFIDタグ部7の無線通信機能を停止させるための無線信号を、このRFIDタグ部7に送信する。この無線信号は、いわゆるキルコマンドであり、このキルコマンドを受信したRFIDタグ部7は、以後の無線通信機能を強制的に停止させる。
なお、無線禁止指示部48は、必須の構成ではない。薬液の再充填を禁止しているプレフィールド型のシリンジ6の場合に設けられる。
図11は制御部5の処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、医師等(以下、ユーザと呼ぶ)がプレフィールド型のシリンジ6を使用し始める前に開始される。ユーザは、シリンジ6内の薬液を使い始める前に、治具4にシリンジ6を載置する。これにより、自動的にリーダ3とRFIDタグ部7との間で無線通信が行われ、制御部5は、リーダ3を介してRFIDタグ部7から電波送信された情報を取得する(ステップS1)。
次に、第1情報管理部42は、取得した情報に含まれるシリンジ6のIDを検索情報として、サーバにアクセスして、このIDに関する各種情報を取得するとともに、電波強度も測定する(ステップS2)。また、このステップS2では、使用前検証部45にて、シリンジ6内に薬液が収納されているか否かを検証する。シリンジ6内に薬液が収納されていない場合は、警告部46にて所定の警告処理を行う。
次に、真贋検証部44は、治具4に載置されたシリンジ6が正規品であるか否かと、シリンジ6内の薬液が意図したものか否かとを検証する(ステップS3)。もし、シリンジ6が正規品でないか、あるいは薬液が意図したものでないと判定されると、真贋検証部44は、例えば警告表示や警告音等の警告処理を行う(ステップS4)。
シリンジ6が正規品である場合は、その後に、再度シリンジ6が治具4に載置されるまで待機する(ステップS5)。同じシリンジ6が再度治具4に載置されると、RFIDタグ部7とリーダ3との間で無線通信が再度行われ、制御部5は、リーダ3を介してRFIDタグ部7から送信された情報を取得する(ステップS6)。
次に、第2情報管理部43は、取得した情報に含まれるシリンジ6のIDを検索情報として、サーバにアクセスして、このIDに関する各種情報を取得するとともに、電波強度も測定する(ステップS7)。なお、シリンジ6のIDがステップS2と同じであれば、サーバへのアクセスは省略してもよい。
次に、使用後検証部47は、ステップS2とステップS6の電波強度を比較することにより、シリンジ6内の薬液を使い切ったか否かを検証する(ステップS8)。制御部5は、ステップS8の検証結果を第2情報管理部43とサーバの少なくとも一方に伝達して、薬液の使用状況を管理する(ステップS9)。
ステップS8でシリンジ6内の薬液を使い切ったと判断された場合は、無線禁止指示部48は、リーダ3を介してRFIDタグ部7に、無線通信機能の停止を指示する無線信号を送信する(ステップS10)。
このように、本実施形態では、シリンジ6等の液体収納排出装置2の外表面にRFIDタグ部7を取り付けておき、液体収納排出装置2内の液体を排出し始める前に、RFIDタグ部7の情報をリーダ3を介して読み取って管理するとともに、電波強度も測定する。RFIDタグ部7から送られてきた情報により、液体収納排出装置2が正規品であるか否かと、液体収納排出装置2内の液体が所望のものか否かとを判断できる。また、その後、液体収納排出装置2内の液体を排出し始めた後にも、RFIDタグ部7からの電波強度を測定し、測定前の電波強度と比較することで、液体収納排出装置2内の液体を使い切ったか否かを判断できる。
上述した実施形態で説明した制御部5の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、制御部5の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、制御部5の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 液体収納管理システム、2 液体収納排出装置、3 リーダ、4 治具、5 制御部、6 シリンジ、7 RFIDタグ部、11 収納部、12 排出部、13 フランジ、14 プランジャ、21 タグチップ、22 ループアンテナ部、23 ダイポールアンテナ部、31 凹部、32 突起部、33 切り欠き部、34 突起部、41 液体収納判定部、42 第1情報管理部、43 第2情報管理部、44 真贋検証部、45 使用前検証部、46 警告部、47 使用後検証部、48 無線禁止指示部

Claims (12)

  1. UHF帯の電波を吸収する特性を有する液体を収納可能な収納部と、
    前記収納部に収納された液体を排出する排出部と、
    前記収納部の外表面に取り付けられるRFIDタグ部と、を備え、
    前記RFIDタグ部は、
    UHF帯の電波を放射するアンテナと、
    前記アンテナから放射される無線信号を生成するタグチップと、を有し、
    前記アンテナは、
    前記タグチップの周囲に配置されるループアンテナ部と、
    前記ループアンテナ部の両側に延在されるダイポールアンテナ部と、を有する液体収納排出装置。
  2. 前記タグチップは、前記液体の種類を特定する情報と、個々の液体収納排出装置を特定する識別情報と、を格納する請求項1に記載の液体収納排出装置。
  3. 一方の面に前記RFIDタグ部が取り付けられ、他方の面に前記液体の種類に関する情報が印字されたラベル部材を備え、
    前記ラベル部材の前記一方の面は、前記収納部の外表面に接着される請求項1または2に記載の液体収納排出装置。
  4. 前記ラベル部材は、前記ダイポールアンテナ部の長手方向が前記収納部の長手方向に沿って配置されるように前記収納部の外表面に接着される請求項3に記載の液体収納排出装置。
  5. 前記収納部は、中空の円筒部材であり、
    前記ラベル部材は、前記ダイポールアンテナ部の長手方向が前記収納部の外周面を周回するように前記収納部の外表面に接着される請求項3に記載の液体収納排出装置。
  6. 前記液体は、水酸基を含んでおり、
    前記収納部および前記排出部が一体成形されたシリンジを備える請求項1乃至5のいずれかに記載の液体収納排出装置。
  7. UHF帯の電波を吸収する特性を有する液体を収納可能な収納部の外表面に、UHF帯の電波を放射可能なRFIDタグ部を取り付けた液体収納排出装置と、
    前記液体収納排出装置からの電波を受信する受信部と、
    前記RFIDタグ部と前記受信部との距離が一定になるように、前記RFIDタグ部を支持する支持部と、
    前記受信部で受信した電波の電波強度が所定の閾値を超えるか否かにより、前記液体収納排出装置に前記液体が収納されているか否かを判定する液体収納判定部と、を備える液体収納管理システム。
  8. 前記支持部は、前記収納部内の空間または前記液体を介在させずに前記RFIDタグ部と前記受信部とが対向配置されるように、前記液体収納排出装置を支持する請求項7に記載の液体収納管理システム。
  9. 前記支持部は、前記RFIDタグ部と前記受信部との最短距離が15cm〜100cmとなるように、前記RFIDタグ部を支持する請求項7または8に記載の液体収納管理システム。
  10. 前記液体収納排出装置内の前記液体を排出し始める前に、前記受信部を介して前記液体収納排出装置の前記RFIDタグ部から読み出した、前記液体の種類を特定する情報と、前記液体収納排出装置を識別する固有の識別情報と、電波強度とを管理する第1情報管理部と、
    前記第1情報管理部で管理する情報に基づいて、前記液体収納排出装置が正規品であるか否かと、前記液体収納排出装置内の前記液体が意図したものか否かとを検証する真贋検証部と、を備える請求項7乃至9のいずれかに記載の液体収納管理システム。
  11. 前記液体収納排出装置内の前記液体を排出した後に、前記受信部を介して前記液体収納排出装置の前記RFIDタグ部から読み出した、前記液体の種類を特定する情報と、前記液体収納排出装置を識別する固有の識別情報と、電波強度とを管理する第2情報管理部と、
    前記第1情報管理部で管理する情報と、前記第2情報管理部で管理する情報と、前記液体収納判定部の判定結果とに基づいて、前記第1情報管理部で管理する前記液体収納排出装置内の前記液体を排出し終わったか否かを検証する使用後検証部と、を備える請求項10に記載の液体収納管理システム。
  12. 前記使用後検証部にて、前記第1情報管理部で管理する前記液体収納排出装置内の前記液体を排出し終わったと判断された場合に、該液体収納排出装置の前記RFIDタグ部の無線通信機能を停止させるための無線信号を該液体収納排出装置に送信する無線禁止指示部を備える請求項11に記載の液体収納管理システム。
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