JP2015046290A - 電気部品パック - Google Patents

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Abstract

【課題】内部空間を複数に分けられた構造を有し、注水作業を容易にすることが可能な電気部品パックを提供する。【解決手段】パックケース内を隔壁110により第一の空間100と第二の空間90に区分けし、前記第一の空間100および前記第二の空間90にそれぞれ電気部品を設置してなる電気部品パック10であって、前記パックケースに形成され、前記第一の空間100と前記パックケースの外部空間120とを連通する第一の連通孔140と、前記第一の連通孔140の近傍おいて前記隔壁110に形成され、前記第二の空間90と前記第一の空間100とを連通する第二の連通孔150と、前記第一の連通孔140と前記第二の連通孔150とを共に閉塞する閉塞部材160とを備えて成る。【選択図】図1

Description

本発明は、電動車両に搭載される電気部品パックに関し、詳細には、当該電気部品パックへの注水を容易にするための注水構造を備えた電気部品パックに関する。
駆動源の一つとしてモータを利用して走行するハイブリッド車や電気自動車等の電動車両には、電気エネルギを蓄えてモータを駆動するためのバッテリやパワー・ドライブ・ユニット(以下、本明細書においては、PDUと言う)などの電気部品を備えた電気部品パックが設けられている。
このような電動車両の事故時に、電気部品パックに変形等の損傷があった場合においては、バッテリ等の温度上昇を防ぐために、電気部品パックに水(水道水、井戸水、池の水などの塩分を含まないもの)を注入する必要がある。電気部品パック内に注水することにより電気部品パック内の電気回路を短絡させ、バッテリに貯えられた電気エネルギで注水した水をゆっくり電気分解させることにより、バッテリの放電を行うことができる。
また、電動車両の水没時に、電気部品パックに海水等(塩分を含んだ水)が浸水した場合においても、電気部品パックに水(水道水、井戸水、池の水などの塩分を含まないもの)を注入する必要がある。これは、上述の理由の他、海水等(塩分を含んだ水)による急速な放電(電気分解)が起こるのを防ぎ、水によってゆっくり放電(電気分解)させるために行われる。
以上のような電動車両に搭載される電気部品を備えた電気部品パックに注水を要する場合において、その注水作業は、電気部品パックに設けたメンテナンスプラグカバー等から注水することで行われる(例えば、特許文献1)。
特開2013−86641号公報
電気部品パックには、電気部品パックの内部空間を、バッテリセルなどを設置して当該バッテリセルを冷却するための冷却用空間と、電気部品と電気部品に繋がるバスバーや高圧線などを設置して前記冷却用空間と隔離した冷却用空間外空間とに分けることがある。このように内部空間を区分けすることにより、電気部品と電気部品に繋がるバスバーや高圧線などが冷却用空気に晒されないので、冷却用空気に含まれる埃や湿気が電気部品と電気部品に繋がるバスバーや高圧線などに付着せず、電気部品パックの経年劣化等を低減させ、電気部品パックの品質を安定させることができる。
しかし、このような内部空間を区分けした電気部品パックに対して前述した注水作業を行う場合には、冷却用空間と冷却用空間外空間の両方に注水する必要があり、手間となる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、内部空間を複数に分けた電気部品パックに対する注水作業を容易にすることを目的とする。
上記課題を解決する第一の発明に係る電気部品パックは、パックケース内を隔壁により第一の空間と第二の空間に区分けし、前記第一の空間および前記第二の空間にそれぞれ電気部品を設置してなる電気部品パックであって、前記パックケースに形成され、前記第一の空間と前記パックケースの外部空間とを連通する第一の連通孔と、前記第一の連通孔の近傍において前記隔壁に形成され、前記第二の空間と前記第一の空間とを連通する第二の連通孔と、前記第一の連通孔と前記第二の連通孔とを共に閉塞する閉塞部材とを備えたことを特徴とする。
上記課題を解決する第二の発明に係る電気部品パックは、第一の発明に係る電気部品パックにおいて、前記隔壁は、前記電気部品を冷却するための冷却用空気が流れる冷却用空気通路の壁から構成され、前記第二の連通孔は、前記冷却用空気通路の壁に形成されることを特徴とする。
上記課題を解決する第三の発明に係る電気部品パックは、第一または第二の発明に係る電気部品パックにおいて、前記第一の連通孔を、前記第二の連通孔よりも大きく形成したことを特徴とする。
上記課題を解決する第四の発明に係る電気部品パックは、第一から第三のいずれか一つの発明に係る電気部品パックにおいて、前記閉塞部材は、前記パックケースに密着して前記第一の連通孔をシールする第一のシール部と、前記第一のシール部から延設されて前記第二の連通孔をシールする第二のシール部とを有するプラグであることを特徴とする。
上記課題を解決する第五の発明に係る電気部品パックは、第四の発明に係る電気部品パックにおいて、前記第二のシール部は、前記パックケースと前記隔壁との隙間を塞ぐことにより前記第二の連通孔をシールすることを特徴とする。
上記課題を解決する第六の発明に係る電気部品パックは、第二から第五のいずれか一つの発明に係る電気部品パックにおいて、前記パックケースは車両に搭載され、前記パックケース内に設置される前記電気部品には、前記車両の駆動用バッテリが含まれ、前記第二の空間は、前記冷却用空気通路内の空間であり、前記駆動用バッテリは、前記第二の空間に設置されることを特徴とする。
第一の発明に係る電気部品パックによれば、電気部品パックのパックケースに第一の空間と外部空間とを連通する第一連通孔を設けると共に、第一の連通孔の近傍の電気部品パックの隔壁に第二の空間と第一の空間とを連通する第二の連通孔を設けたことにより、電気部品パックへの注水が必要な場合には、第一の連通孔とその近傍に設けられた第二の連通孔から第一の空間および第二の空間へ容易に注水を行うことができる。
また、第一の連通孔と第二の連通孔とを共に閉塞する閉塞部材を設けることにより、電気部品パックへの注水の必要がない場合には、第一の連通孔と第二の連通孔とを共に閉塞して外部空間と第一の空間と第二の空間とをそれぞれ確実に隔離することができるので、電気部品パックの品質を確保することができ、電気部品パックへの注水の必要が生じた場合においても、閉塞部材を取外すことにより、外部空間と第一の空間および第一の空間と第二の空間とが連通されるので、第一の空間および第二の空間への注水作業の手間とならない。
第二の発明に係る電気部品パックによれば、隔壁を、電気部品を冷却するための冷却用空気が流れる冷却用空気通路の壁から構成し、第二の連通孔を、冷却用空気通路の壁に形成することにより、新たな部品を追加することなく、既存品を利用することができるので、製造コストおよび重量の増加等を抑えることができる。
第三の発明に係る電気部品パックによれば、第一の連通孔を第二の連通孔よりも大きく形成したことより、電気部品パックへの注水作業の際に、第一の空間および第二の空間の両方の空間への注水を容易にすることができる。また、外側に位置する第一の連通孔を大きく、内側に位置する第二の連通孔を小さく形成することにより、外部空間側から第一の連通孔を介して第二の連通孔を視認することができるので、第一の空間および第二の空間への注水を確認しながら作業を行うことができるので、第一の空間および第二の空間への注水を確実に行うことができる。
第四の発明に係る電気部品パックによれば、閉塞部材に、パックケースに密着して第一の連通孔をシールする第一のシール部と、第一のシール部から延設されて第二の連通孔をシールする第二のシール部とを備えたことにより、第一の連通孔および第二の連通孔を閉塞し、外部空間と第一の空間および第一の空間と第二の空間との連通を確実に遮断することができる。また、閉塞部材をプラグとしたことにより、安価で製造することができると共に、第一の連通孔および第二の連通孔への取付け取外しを容易に行うことができる。
第五の発明に係る電気部品パックによれば、第二のシール部が、パックケースと隔壁との隙間を塞ぐことにより第二の連通孔をシールしたことによって、第一の連通孔および第二の連通孔を閉塞し、外部空間と第一の空間および第一の空間と第二の空間との連通を確実に遮断することができると共に、閉塞部材の形状を簡易に形成することができる。
第六の発明に係る電気部品パックによれば、第二の空間を冷却用空気通路内の空間とし、駆動用バッテリを第二の空間に設置することにより、注水時には冷却用通路内および駆動用バッテリに注水を行うことができるので、駆動用バッテリを放電させると共に、水によって冷却することができる。また、注水の必要がない通常時には、冷却用通路を介して冷却用空気を送ることにより、駆動用バッテリを冷却することができる。
実施例1に係る電気部品パックの注水口付近の構造を示す説明図(図2におけるI−I矢視断面)である。 実施例1に係る電気部品パックが搭載される電動車両後部を示す説明図である。 実施例1に係る電気部品パックを示す断面図(図2におけるIII−III矢視断面)である。 実施例1に係る電気部品パックへ注水する際の状態を示す説明図である。 実施例1に係る電気部品パックにおける注水口プラグを示す断面図である。 実施例1に係る電気部品パックにおける注水口プラグを示す斜視図である。 実施例1に係る電気部品パックにおける注水プラグとは異なる構成の閉塞部材を備えた電気部品パックの注水口付近の構造を示す説明図である。
以下に、本発明に係る電気部品パックの実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。もちろん、本発明は以下の実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることは言うまでもない。
本発明の実施例1に係る電気部品パックの構造について、図1から図5を参照して説明する。
本実施例に係る電気部品パックは、図2に示すように、電動車両1の後部に位置するトランクルーム1aに搭載される。電気部品パック10には、当該電気部品パック10内と車室内とを連通する吸気ダクト20と、当該電気部品パック10内と車室外とを連通する排気ダクト30とが備えられ、排気ダクト30の排気側端部には、排気ファン40が取付けられている。
排気ファン40を作動すると、車室内の空気が、吸気ダクト20、電気部品パック10、排気ダクト30を介して車室外へ排出される。つまり、排気ファン40によって、車室内の空気が冷却用空気として、吸気ダクト20を介して電気部品パック10内に流れ込んで電気部品パック10内の各種機器を冷却し、電気部品パック10内の各種機器を冷却することによって暖められた冷却用空気は、排気ダクト30を介して車室外へ排気される。
図3に示すように、電気部品パック10は、その外装であるパックケース50内に、当該電動車両1に搭載された図示しない発電機または電動車両1外部の図示しない電力供給源から供給される電気エネルギを蓄えるためのバッテリモジュール60と、当該バッテリモジュール60に蓄えられた電気エネルギを図示しない駆動モータ等の電動車両1に備えられた各種機器へ供給するためのPDU(パワー・ドライブ・ユニット)70とを備える。もちろん、本発明における電気部品パックは、本実施例のバッテリモジュール60およびPDU70のような高電圧部品を備えたものに限定されず、低電圧部品等を備えたものでも良い。
バッテリモジュール60は、バッテリケース61内に複数のバッテリセル62が設置されて成り、PDU70は、DC−DCコンバータ71とインバータ72とで構成されて成る。電気部品パック10のパックケース50内には、断熱材から成る断熱板80が略水平に設置され、断熱板80の下方にバッテリモジュール60が設置され、断熱板80の上方にPDU70のDC−DCコンバータ71およびインバータ72が設置される。なお、本発明で言う駆動用バッテリとは、バッテリセル62に相当する。
また、電気部品パック10のパックケース50は、下部を保護する下部トレイ51と、上部を保護する上部カバー52と、上部における一部を保護するワークホールカバー53とで構成されて成る。下部トレイ51および上部カバー52は、PDU70と電動車両1の各種機器とを連結させる図示しないコネクタ部を除いたバッテリモジュール60とPDU70を保護し、ワークホールカバー53は前記コネクタ部を保護する構成である。
また、電気部品パック10は、その内部空間が、電気部品パック10内の各種機器を冷却するために前述した冷却用空気が流れる冷却用空間90(第二の空間)と、埃や湿気等の混入を防ぐために前述した冷却用空気が流れない冷却用空間外空間100(第一の空間)とに区分けされた構成となっている。
つまり、電気部品パック10内には、吸気ダクト20から排気ダクト30までを連通する冷却用空気通路110が設けられ、冷却用空気通路110の途中にバッテリモジュール60が接続されている。よって、吸気ダクト20から供給された冷却用空気は、図3において矢印で示すように、吸気ダクト20との連結部21からバッテリモジュール60のバッテリケース61内に供給され、バッテリモジュール60から冷却用空気通路110を通って排気ダクト30との連結部31へ流れて排気ダクト30から排出される。もちろん、冷却用空気は、パックケース50と冷却用空気通路110の壁およびバッテリケース61との間に位置する冷却用空間外空間100へは流れない。
このように、本実施例では、冷却用空気通路110の壁およびバッテリモジュール60のバッテリケース61が冷却用空間90と冷却用空間外空間100とを区分けする隔壁を構成している。つまり、冷却用空気通路110内の空間は冷却用空間90であり、バッテリセル62は冷却用空間90に設置されている。なお、バッテリセル62の電極(図示しない)はバッテリケース61に設けた穴(図示しない)を通り、冷却用空間外空間100に配される。
吸気ダクト20内、電気部品パック10における冷却用空気通路110内、電気部品パック10におけるバッテリモジュール60内、排気ダクト30内のそれぞれの空間が連通して冷却用空間90を形成し、電気部品パック10内における前記冷却用空間90ではない空間、すなわち、電気部品パック10におけるパックケース50(下部トレイ51、上部カバー52、ワークホールカバー53)と冷却用空気通路110の壁およびバッテリケース61との間の空間が、前記冷却用空間90と隔離された冷却用空間外空間100となっている。
また、冷却用空気通路110を、DC−DCコンバータ71およびインバータ72の近傍を通るように設置し、DC−DCコンバータ71およびインバータ72に設けたヒートシンク71a,72aを、冷却用空気通路110内に突設するようにしている。つまり、DC−DCコンバータ71およびインバータ72を冷却用空間外空間100に設置し、それらのヒートシンク71a,72aを近傍の冷却用空気通路110内に突設することにより、DC−DCコンバータ71およびインバータ72を冷却用空気内に含まれる埃や湿気等に晒さずに冷却することができる構成としている。
なお、電気部品パック10のパックケース50の外側である外部空間120と電気部品パック10内の冷却用空間90と冷却用空間外空間100とがそれぞれ隔離されるように、パックケース50の下部トレイ51、上部カバー52、ワークホールカバー53、電気部品パック10内の冷却用空気通路110、バッテリケース61、電気部品パック10に取付けられる吸気ダクト20および排気ダクト30の各々の連結部には、シール部材130(図1参照)が取付けられている。
以上に説明した電気部品パック10においては、電動車両の事故や水没の際に、冷却用空間90および冷却用空間外空間100に水を注入する必要がある。そこで、本実施例における電気部品パック10は、以下に説明する注水構造を備え、冷却用空間90および冷却用空間外空間100への注水を容易に行うことができるようになっている。
図1に示すように、電気部品パック10の外部空間120と、電気部品パック10内における冷却用空間外空間100とが連通するように、電気部品パック10におけるワークホールカバー53に略円形の注水口140(第一の連通孔)を設けると共に、電気部品パック10内における冷却用空間外空間100と冷却用空間90とが連通するように、前記注水口140の近傍における冷却用空気通路110の壁に略円形の注水口150(第二の連通孔)を設けている。
そして、平常時には、電気部品パック10の外部空間120と電気部品パック10内における冷却用空間外空間100との連通、および、電気部品パック10内における冷却用空間外空間100と冷却用空間90との連通を同時に遮断するため、取外し可能な略円形の蓋である注水口プラグ160(閉塞部材,プラグ)をワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150の両方を塞ぐように取付けている。すなわち、ワークホールカバー53の注水口140と冷却用空気通路110の注水口150とを共に閉塞する閉塞部材である注水口プラグ160を、電気部品パック10に取付けている。
注水口プラグ160は、樹脂等の弾性体から成り、図1,図5Aおよび図5Bに示すように、ワークホールカバー53の外面53aに密着してワークホールカバー53の注水口140をシールするカバー外側リップ部161(第一のシール部)と、カバー外側リップ部161の根元部から延びてワークホールカバー53の内面53bに引っ掛かるカバー抜け止め部162と、カバー外側リップ部161およびカバー抜け止め部162の根元部から延びて冷却用空気通路110の壁の外面110aに密着してワークホールカバー53と冷却用空気通路110の壁との隙間を塞ぐことにより、注水口150をシールする通路外側リップ部163(第二のシール部)とを備えている。
注水口プラグ160を注水口140,150に取付けた状態においては、注水口プラグ160の通路外側リップ部163とカバー外側リップ部161は、それぞれ弾性変形することにより、冷却用空気通路110の壁の外面110aとワークホールカバー53の外面53aに密着する。よって、通路外側リップ部163が冷却用空気通路110の壁の外面110aに密着することにより、ワークホールカバー53と冷却用空気通路110の壁との隙間が確実にシールされ、注水口プラグ160が冷却用空気通路110の注水口150を塞ぐように、カバー外側リップ部161がワークホールカバー53の外面53aと密着することにより、ワークホールカバー53の注水口140が確実にシールされる。
本実施例においては、一つの注水口プラグ160でワークホールカバー53の注水口140と冷却用空気通路110の注水口150の両方を効率的に塞ぐことができるように、注水口140,150を互いに近傍に設けている。すなわち、ワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150を、上下方向に重ねて配置している。
ここで、ワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150を、それらの孔の中心が上下方向に重なるように配置することにより、注水口プラグ160を軸対称に形成することが可能となる。これにより、製造コストの抑制もしくは品質確保が期待できる。もちろん、本発明における第一の連通孔および第二の連通孔としての注水口140,150の配置は、本実施例のように孔の中心が上下方向に重なった配置ではなく、注水口140,150の孔の中心が左右方向や斜め方向に重なった配置としても良い。また、注水口140,150の配置は、上述のように注水口140,150の孔の中心が重なった配置が好ましいが、注水口140,150の孔の中心がずれた配置としても良い。
また、本実施例においては、一つの注水口プラグ160でワークホールカバー53の注水口140と冷却用空気通路110の注水口150の両方を効率的に塞ぐことができるように、ワークホールカバー53の注水口140を冷却用空気通路110の注水口150よりも大きく設定している。もちろん、注水口140,150を同じ大きさとしても良いが、一つの注水口プラグ160での塞ぎ易さ、かつ、注水口プラグ160を外して注水する際の注水し易さを考慮すると、外側に位置するワークホールカバー53の注水口140を大きく、内側に位置する冷却用空気通路110の注水口150を小さく形成することが好ましい。
また、本発明における第一の連通孔および第二の連通孔としての注水口140,150および閉塞部材としての注水口プラグ160の形状は、本実施例の円形に限定されず、例えば、多角形や楕円形などの注水口140,150および注水口プラグ160としても良く、ワークホールカバー53の注水口140を楕円形、冷却用空気通路110の注水口150を円形として、互いに異なる形状としても良い。
また、本発明における閉塞部材は、本実施例のカバー外側リップ部161とカバー抜け止め部162と通路外側リップ部163とから構成される注水口プラグ160に限定されない(図5参照)。例えば、図6に示すように、カバー外側リップ部261aおよびカバー抜け止め部262aを備えたプラグ260aと、プラグ260aと冷却用空気通路110との接地部に設けられる弾性体の注水口シール部材260bとから構成される閉塞部材としても良い。この構成によれば、カバー外側リップ部261aがワークホールカバー53の外面53aと密着することにより、ワークホールカバー53の注水口140が確実にシールされ、プラグ260aと注水口シール部材260bとによって冷却用空気通路110の注水口150を塞ぐように、注水口シール部材260bがプラグ260aによって冷却用空気通路110の壁に押付けられることにより、ワークホールカバー53と冷却用空気通路110の壁との隙間が塞がれ、注水口150が確実にシールされる。
また、本発明における閉塞部材の通路外側リップ部163は、本実施例のようにワークホールカバー53と冷却用空気通路110の壁との隙間を塞ぐ構造に限定されない。例えば、閉塞部材のカバー外側リップ部161から延設された通路外側リップ部163が、注水口150を通って冷却用空気通路110の内側まで延び、冷却用空気通路110の内面に密接することにより、注水口150をシールするようにしても良い。具体的には、冷却用空気通路110の内側まで延びた通路外側リップ部163がカバー外側リップ部161によって冷却用空気通路110の内面に押し付けられる。この構成によっても、注水口150が確実にシールされる。ただし、本実施例のように、通路外側リップ部163がワークホールカバー53と冷却用空気通路110の壁との隙間を塞ぐことによって注水口150をシールする構成とした方が、注水口140と注水口150のそれぞれの孔の中心が上下方向でずれている場合であっても、これに拠らず閉塞部材の形状を簡易に形成できるのでより好ましい。
次に、本発明の実施例1に係る電気部品パックの作用について、図1および図2を参照して説明する。
まず、電動車両1の通常運転時においては、図1に示すように、電気部品パック10は、注水口プラグ160によって、ワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150の両方が塞がれた状態である。
この状態においては、電気部品パック10内の温度上昇に応じて排気ファン40を作動させることにより、電気部品パック10内の冷却用空気が電気部品パック10外に排気され、電気部品パック10内は負圧となり、吸気ダクト20を通って、車室内の空気が冷却用空気として電気部品パック10内に供給される(図2参照)。つまり、排気ファン40によって、車室内の空気が冷却用空気として、吸気ダクト20を介して電気部品パック10内に流れ込んで電気部品パック10内の各種機器を冷却し、電気部品パック10内の各種機器を冷却することによって暖められた冷却用空気は、排気ダクト30を介して電気部品パック10外へ排気される。
よって、図3に示すように、電気部品パック10内の断熱板80よりも下方に設置されたバッテリモジュール60は、冷却用空気がバッテリケース61内に設置された複数のバッテリセル62の隙間を縫うように流れることによって冷却され、続いて、電気部品パック10内の断熱板80よりも上方に設置されたPDU70のDC−DCコンバータ71およびインバータ72は、冷却用空気が冷却用空気通路110内に突設されたDC−DCコンバータ71およびインバータ72のヒートシンク71a,72aの隙間を流れることにより冷却される。
このとき、ワークホールカバー53に設けた注水口140および冷却用空気通路110に設けた注水口150は、注水プラグ160によって塞がれているので、冷却用空気通路110を流れる冷却用空気が冷却用空間外空間100および電気部品パック10の外部空間120に漏れ出ることはなく、電気部品パック10の外部空間120の空気が電気部品パック10内の冷却用空間外空間100および冷却用空間90に入り込むこともない(図1参照)。
よって、電気部品パック10における冷却用空間90に設置されたバッテリセル62を直接的に冷却し、電気部品パック10における冷却用空間外空間100に設置されたPDU70をDC−DCコンバータ71およびインバータ72のヒートシンク71a,72aを介して間接的に冷却することができると共に、電気部品パック10における冷却用空間外空間100に設置されたPDU70とPDU70に繋がる図示しないバスバーや高圧線等を埃や湿気等から保護することができる(図3参照)。
一方、電動車両1の事故等により電気部品パック10が損傷した場合、または、電動車両1の水没等により電気部品パック10に海水等が浸水した場合においては、電気部品パック10内に水を注入する必要がある。
まず、電気部品パック10におけるワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150の両方を塞いでいる注水口プラグ160を取外し、電気部品パック10の外部空間120と、電気部品パック10内における冷却用空間外空間100と、電気部品パック10内における冷却用空間90とが連通した状態とする(図1および図4参照)。
そして、図4において矢印で示すように、ワークホールカバー53の注水口140から電気部品パック10内の冷却用空間外空間100へ向けて水を注入すると共に、ワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150から電気部品パック10内の冷却用空間90へ向けて水を注入する。
電気部品パック10の外部空間120と、電気部品パック10内における冷却用空間外空間100と、電気部品パック10内における冷却用空間90とが連通しているので、冷却用空間外空間100および冷却用空間90に向けた水は、ワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150を介して、冷却用空間外空間100および冷却用空間90の両方に注入される。
なお、ワークホールカバー53の注水口140を、冷却用空気通路110の注水口150よりも大きく設定しているので、ワークホールカバー53の注水口140および冷却用空気通路110の注水口150へ向けた水は、冷却用空間90へと注入されると共に、冷却用空気通路110の壁の外面110aに当たって自然と冷却用空間外空間100へ注入される。
電気部品パック10内の冷却用空間外空間100に注入された水によってPDU70とPDU70に繋がる図示しないバスバーや高圧線等が短絡し、バッテリモジュール60に蓄えられた電気エネルギがPDU70を介して電気部品パック10内に注入された水をゆっくり電気分解することにより、バッテリモジュール60の放電が行われると共に、冷却用空間90に注入された水によってバッテリセル62は冷却される(図3参照)。
また、電動車両1の水没等により電気部品パック10に海水等(塩分を含んだ水)が浸水した場合においては、電気部品パック10に水(水道水、井戸水、池の水などの塩分を含まないもの)を注入することにより、電気部品パック10内に浸水した海水等(塩分を含んだ水)を希薄または除去することができる。よって、海水等(塩分を含んだ水)によって放電(電気分解)が急速に行われることを防ぎ、塩分が少ない水によって放電(電気分解)がゆっくりと行われるようにすることで、温度上昇を抑制することができる。
本発明の実施例1に係る電気部品パックによれば、電動車両1の事故等により電気部品パック10が損傷した場合、または、電動車両1の水没等により電気部品パック10に海水等が浸水した場合において、注水口140,150に取付けられた一つの注水口プラグ160を取外して略同一箇所に設けられた注水口140,150から注水を行うという一つの動作で電気部品パック10の冷却用空間90および冷却用空間外空間100に注水することができる。
つまり、冷却用空間90および冷却用空間外空間100に区分けした電気部品パック10において、区分けされた空間毎に注水作業を行う必要がないので、電動車両1の事故等により電気部品パック10が損傷した場合、または、電動車両1の水没等により電気部品パック10に海水等が浸水した場合において、注水作業の手間が軽減されると共に、確実に電気部品パック10の冷却用空間90および冷却用空間外空間100の両方に注水することができる。
1 電動車両
1a トランクルーム
10 電気部品パック
20 吸気ダクト
30 排気ダクト
40 排気ファン
50 パックケース
51 下部トレイ
52 上部カバー
53 ワークホールカバー
53a ワークホールカバーの外面
53b ワークホールカバーの内面
60 バッテリモジュール
61 バッテリケース
62 バッテリセル
70 パワー・ドライブ・ユニット(PDU)
71 DC−DCコンバータ
71a DC−DCコンバータのヒートシンク
72 インバータ
72a インバータのヒートシンク
80 断熱板
90 冷却用空間
100 冷却用空間外空間
110 冷却用空気通路
110a 冷却用空気通路の外面
120 電気部品パックの外部空間
130 シール部材
140 ワークホールカバーの注水口
150 冷却用空気通路の注水口
160 注水口プラグ
161 注水口プラグのカバー外側リップ部
162 注水口プラグのカバー抜け止め部
163 注水口プラグの通路外側リップ部
260a プラグ
260b 注水口シール部材
261a カバー外側リップ部
262a カバー抜け止め部

Claims (6)

  1. パックケース内を隔壁により第一の空間と第二の空間に区分けし、前記第一の空間および前記第二の空間にそれぞれ電気部品を設置してなる電気部品パックであって、
    前記パックケースに形成され、前記第一の空間と前記パックケースの外部空間とを連通する第一の連通孔と、
    前記第一の連通孔の近傍において前記隔壁に形成され、前記第二の空間と前記第一の空間とを連通する第二の連通孔と、
    前記第一の連通孔と前記第二の連通孔とを共に閉塞する閉塞部材と
    を備えたことを特徴とする電気部品パック。
  2. 前記隔壁は、前記電気部品を冷却するための冷却用空気が流れる冷却用空気通路の壁から構成され、
    前記第二の連通孔は、前記冷却用空気通路の壁に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気部品パック。
  3. 前記第一の連通孔を、前記第二の連通孔よりも大きく形成した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気部品パック。
  4. 前記閉塞部材は、前記パックケースに密着して前記第一の連通孔をシールする第一のシール部と、前記第一のシール部から延設されて前記第二の連通孔をシールする第二のシール部とを有するプラグである
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気部品パック。
  5. 前記第二のシール部は、前記パックケースと前記隔壁との隙間を塞ぐことにより、前記第二の連通孔をシールする
    ことを特徴とする請求項4に記載の電気部品パック。
  6. 前記パックケースは車両に搭載され、
    前記パックケース内に設置される前記電気部品は、前記車両の駆動用バッテリが含まれ、
    前記第二の空間は、前記冷却用空気通路内の空間であり、
    前記駆動用バッテリは、前記第二の空間に設置される
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の電気部品パック。
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