JP2015046093A - 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015046093A
JP2015046093A JP2013177870A JP2013177870A JP2015046093A JP 2015046093 A JP2015046093 A JP 2015046093A JP 2013177870 A JP2013177870 A JP 2013177870A JP 2013177870 A JP2013177870 A JP 2013177870A JP 2015046093 A JP2015046093 A JP 2015046093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
magnitude
class
ratio
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013177870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6183839B2 (ja
Inventor
良作 鍛冶
Ryosaku Kaji
良作 鍛冶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2013177870A priority Critical patent/JP6183839B2/ja
Publication of JP2015046093A publication Critical patent/JP2015046093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6183839B2 publication Critical patent/JP6183839B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成によって被験者の行動を従来より早期かつ的確に予測することのできるシステム、装置、方法、プログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供する。【解決手段】被験者の行動を予測する行動予測システムであって、電波を発信するRFID(Radiofrequency Identification)タグ2と、RFIDタグ2から発信された電波をアンテナ4で受信する受信機3と、受信機3により受信された電波の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度が予め定められた第二のしきい値以上となった時点で、被験者に異変が生じている可能性がある旨を表示部8に表示して、本システムのユーザにその旨を通知する行動予測装置20とを備えた行動予測システム等を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、被験者の行動を予測するためのシステム、装置、方法、プログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
高齢化社会を迎えつつある現在において、高齢者等の被験者の介護における見守りや監視を行うために、種々のシステムが考案され、あるいは使用されている。
例えば、ベッドに寝ている被験者が夜間に起き出し、徘徊や転倒事故を起こすことを防止するため、監視カメラやマイクを用いたシステムが提案されており、当該ベッドの脇に圧電素子を組み込んだセンサマットを設置して当該被験者がベッドから出る際に足を置くことでアラームが鳴るようなシステムが老人ホーム等で使用されている。
しかし、監視カメラやマイクを用いたシステムは、プライバシーの問題からトイレ等に設置することは容易ではなく、かかるプライバシーの問題が生じない場所においても、被験者に対してカメラ等が常に自分に向けられているという不安感や圧迫感を与えるものであった。
また、上記のようなセンサマットを用いたシステムは、上記アラームが鳴って介護者が駆けつけてもベッド脇で既に転倒事故が生じているような場合には、効果的な役割を果たすことができなかった。なお、被験者が当該マットの上に足を置いた後に再度ベッドに横になるような場合には、必ずしも介護が必要とはいえないため、本システムは介護者にとっては一種の誤作動も少なくないものと評価されている。
このような状況から、非特許文献1から4に示されるように、RFID(Radiofrequency Identification)タグから発信される電波の強度変化をモニタリングすることにより、被験者の就寝状態を把握するシステム(以下、「RFIDタグシステム」という。)が考案されている。
一方、特許文献1には、計測された時系列データを平均値や標準偏差を利用して処理することにより、監視対象の異常を予測する装置やシステム等が開示されている。
特開2010−211440号公報
鍛冶良作、外2名、「RFIDタグシステムによる閉所空間における転倒状態検出法の提案」、情報処理学会論文誌、情報処理学会、2010年3月、第51巻、第3号、p.1129-1140 鍛冶良作、外4名、「Radiofrequency Identification(RFID)タグシステムを用いた就寝状態の記録方法の提案」、東京支部学術集会プログラム・抄録、日本医療マネジメント学会、2012年2月25日、第12回、p.64 鍛冶良作、外2名、「RadiofrequencyIdentification(RFID)タグシステムを用いた閉所空間内における患者の動体分析方法の提案」、医療の質・安全学会誌、医療の質・安全学会、2012年2月29日、第7巻、第1号、p.48-56 鍛冶良作、外4名、「RFIDタグによる就寝状態記録:尿意、不快、不眠、離床、転倒の推定」、医療の質・安全学会誌、医療の質・安全学会、2012年10月25日、第7巻、増補号、p.348
上記RFIDタグシステムでは、被験者をモニタリングするという性質から長時間に渡ってデータを取得し続けるが、その結果、夜間、転倒事故を起こした人物が、ベッドから起き上がる動作を行う以前の段階において、起き上がりではない小さな動作を数時間に渡って継続している事が明らかになった。この起き上がりではない小さな動作は、センサの出力値としては通常の寝返り動作とほぼ同じであるために、従来の起き上がり動作の検出方法では、通常の寝返り動作との区別をつける事ができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、簡易な構成により被験者の行動を早期かつ的確に予測することのできるシステム、装置、方法、プログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、被験者の行動を予測する手段であって、受信された信号の大きさ又は受信された信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度を計測し、計測された上記頻度が予め定められた第二のしきい値以上となったことを通知する手段を提供する。
また、上記課題を解決するための他の手段として、被験者の行動を予測する手段であって、予めモニタリングされた信号の大きさ又は信号の強度変化の大きさに応じて強度変化についての第一のしきい値を決定し、予め定められた第一の時間に受信された信号の大きさ又は受信された信号の強度変化の大きさが第一のしきい値を超える回数を計数して、過去において第一の時間に計数された回数の最小値との比が予め定められた第二のしきい値以上となった時に、信号の大きさ又は強度変化の大きさを計測する時間を第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定し、第二の時間に計測された信号の大きさ又は強度変化の大きさが第一のしきい値を超える回数と第二の時間における全計測回数との比が予め定められた第三のしきい値以上となったことを通知する手段を提供する。
また、上記課題を解決するための他の手段として、被験者の行動を予測する手段であって、予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、上記モニタリングにおいて発生した度数を上記階級毎に集計して、過去の上記時間内において集計された上記階級毎の度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える階級を特定し、特定された階級毎に上記比の最大値より大きな値を第二のしきい値として設定し、上記時間内にモニタリングされた信号の大きさ又は信号の強度変化の大きさを上記階級毎に集計することにより特定された階級毎に算出された最小値との比が、特定された上記階級のうち少なくとも一つの階級において第二のしきい値を超えたことを通知する手段を提供する。
また、上記課題を解決するための他の手段として、被験者の行動を予測する手段であって、予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、上記モニタリングにおいて発生した度数を上記階級毎に集計して、過去の上記時間内において集計された階級毎の度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える階級を特定し、特定された階級毎における上記比の最大値の和を第二のしきい値として設定し、上記時間内にモニタリングされた信号の大きさ又は信号の強度変化の大きさを上記階級毎に集計することにより特定された上記階級毎に算出された最小値との比の和が第二のしきい値を超えたことを通知する手段を提供する。
また、上記課題を解決するための他の手段として、被験者の行動を予測する手段であって、予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、上記モニタリングにおいて発生した度数を階級毎に集計して、過去の上記時間内において集計された上記階級毎の上記度数の最小値との比が、上記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える階級を特定し、特定された階級毎における上記比の和と全ての階級毎における上記比の和との比をモニタリングする手段を提供する。
本発明によれば、被験者の行動に応じた信号の強度変化のうち、着目すべき変化を迅速かつ的確に抽出することができるため、簡易な構成により当該被験者の行動を従来より早期かつ的確に予測することができる。
本発明の実施の形態に係る行動予測システムの構成を示す図である。 図1に示された行動予測システムで実現される行動予測方法の第一の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 図2に示されたステップS4におけるしきい値を決定する方法を説明するための第一の図である。 図2に示されたステップS4におけるしきい値を決定する方法を説明するための第二の図である。 実施の形態1に係る行動予測方法を実現する行動予測装置の例を示すブロック図である。 図1に示された行動予測システムで実現される行動予測方法の第二の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に係る行動予測方法を実現する行動予測装置の例を示すブロック図である。 図1に示された行動予測システムで実現される行動予測方法の第三の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 階級値と計数値が指数関数的な関係にある場合を説明するための図である。 図6に示されたステップS6における動きヒストグラムの自動学習を説明するための図である。 図6に示されたステップS8におけるしきい値の設定を説明するための図である。 実施の形態3に係る行動予測方法を実現する行動予測装置の例を示すブロック図である。 実施の形態3に係る行動予測方法を実現する行動予測装置の他の例を示すブロック図である。
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一又は相等部分を示す。
上記のように、夜間、転倒事故を起こした人物が、ベッドから起き上がる動作を行う以前の段階において、起き上がりではない小さな動作を数時間に渡って継続しており、具体的には、必ずしも連続的ではないが一定時間でみると多数回の動作を行っていることが明らかになった。この起き上がりではない小さな動作は、センサの出力値としては通常の寝返り動作とほぼ同じであるために、従来の起き上がり動作の検出方法では、通常の寝返り動作との区別をつける事ができない。
このような場合において、被験者の安全性を優先させるために起き上がり動作を起こす前の段階の小さな動作を検出した時点で呼び出しを行うと、介護士が呼び出される回数が起き上がり検知の回数に比べて飛躍的に増加する(介護士の負担増)。
また、通常の寝返り動作と区別をつけるために、被験者に対して何らかの手段(黙視、声掛け)で確認する事は、安眠を妨害する結果を招くという副作用を生じさせてしまう。
このようなことから、単発的にみると通常の寝返り動作と区別がつかない動作であっても、それが一定の時間内に離散的ではあるが多数回発生する事がその後の事故の前兆となっている場合に、どのタイミングで発報すれば良いのかを機械的に抽出する方法や現在の就寝状態を客観的な数値として表現する方法を見出す事が求められている。
そこで、以下において、このような課題を解決するための本発明の実施の形態に係る行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る行動予測システムの構成を示す図である。図1に示されるように、本発明の実施の形態に係る行動予測システムは、部屋10に置かれたベッド1の裏側に設置され、定期的に、例えば1秒毎に、破線で示される微弱な電波を発信するRFID(Radiofrequency Identification)タグ2と、部屋10の天井付近等の定点に設置され、RFIDタグ2から発信された電波を受信するアンテナ4を有する受信機3と、受信機3と有線ケーブル5で接続された行動予測装置20とを備える。なお、受信機3と行動予測装置20は、無線通信により接続してもよい。
また、行動予測装置20は、CPU6とメモリ7と表示部8とを含むコンピュータであり、CPU6とメモリ7と表示部8は有線ケーブル5に接続された共通のバス9に接続されている。
なお、上記行動予測システムでは、一つのRFIDタグ2がベッド1の裏側に設置されるが、RFIDタグ2は被験者の動静により受信機3で受信される電波の強度が明確に変化するような位置に設置されればよく、例えばベッド脇の壁面等に設置してもよい。
また、行動予測システムを構成するRFIDタグ2は一つである必要はなく、複数であってもよい。この場合には、複数のRFIDタグ2から発信された電波の各強度を一組の情報(後述する強度データ)として扱うことになる。
さらに、上記行動予測システムは、RFIDタグ2から発信された電波が被験者により撹乱されることによりその強度が変化することを利用して、当該強度変化を計測することにより被験者の行動を予測するものであるが、かかる電波の強度変化の替わりに、容量性センサ、ドップラレーダ、荷重センサなど、被験者の動きに応じて出力が変化するセンサの出力、あるいは被験者に装着した加速度センサ等の動体センサの出力を計測してもよい。
なお、上記容量性センサ、ドップラレーダ、荷重センサ等のセンサにおいては、出力の差分を取らなければ動きの大きさが求められないタイプに加えて、RFIDタグ2を使用した行動予測システムにおける信号の強度変化の大きさに相当する信号が出力されるタイプの物があるため、これらのセンサを使用した行動予測システムにおいては、当該センサからの出力の差分又は出力の大きさを計測することによって、RFIDタグ2を使用した行動予測システムと同じ機能を実現することができる。
これらのシステムでは、被験者の行動に応じた上記強度変化を示す信号という1次元データがデータ処理の対象とされるため、センサの種別を問わず、単体でも、複数の組み合わせでも、同じアルゴリズムで被験者の行動を予測することができる。
図1に示された行動予測システムにおいて、人体は所定の誘電率を有していることから、RFIDタグ2とアンテナ4の間に人間が介在するか否か、あるいは介在するとしてもその態様により、アンテナ4で受信される上記電波の強度は変化する。
例えば、図1に示されるように、ベッド1の上に被験者が仰向けに横たわり、RFIDタグ2から発信された電波がアンテナ4に届くまでの経路上に被験者が介在している場合には、発信された上記電波は被験者により撹乱されるため、アンテナ4で受信される電波の強度は、被験者が上記経路上に介在しない場合から変化する。
また、被験者がベッド1の上に横たわっている状態でも、仰向けの姿勢で寝ているか、あるいは横向きの姿勢で寝ているかによって上記撹乱の度合いが異なるため、アンテナ4で受信される上記電波の強度は異なる。具体的には、被験者がベッド1に仰向けの姿勢で寝ている場合には、横向きの姿勢で寝ている場合よりも上記撹乱の度合いが大きいため、アンテナ4で受信される上記電波の強度は被験者が横向きの姿勢で寝ている場合よりも小さくなる。
以下において、上記行動予測システムにより実現される行動予測方法に係る実施の形態を説明する。
[実施の形態1]
図2は、図1に示された行動予測システムで実現される行動予測方法の第一の実施の形態を説明するためのフローチャートである。以下において、図2を用いて実施の形態1に係る当該行動予測方法を詳しく説明する。
まずステップS1において、行動予測装置20は、RFIDタグ2から発信され受信機3のアンテナ4で受信される電波の強度を1秒毎に計測し、本計測により1秒毎に得られる強度を示すデータ(以下、「強度データ」という)をメモリ7に格納する。
次に、ステップS2において、CPU6はメモリ7に格納された連続する強度データの差を取ることにより、リアルタイムに上記電波の1秒間における強度変化の大きさ(変化量)を算出する。
ステップS3において、CPU6は、被験者が部屋10の中で通常の生活をした状態、例えばベッド1の上で横になる、寝返りをうつ、起き上がるなどの日頃行う行動をしている状態で算出された上記変化量を予めモニタリングして、その変化量が発生した頻度との関係を示す度数分布図(以下、「基準ヒストグラム」という)を作成する。
なお、被験者が上記のように通常の生活をした状態では、ほとんど眠っているか、無人であるので当該変化量は小さな値の度数が多くなる傾向になり、特に無人の場合には当該変化量がゼロになることが望ましいが、部屋10の温度や湿度等の環境変動による測定誤差によりゼロにならない場合もある。
そして、ステップS4において、CPU6は基準ヒストグラムから、被験者の特異な動きを検知あるいは認定するための基準となる上記変化量のしきい値を決定する。
図3は、本しきい値を決定する方法を説明するための第一の図である。ここで、図3のドットで示されたグラフは基準ヒストグラムの一例を示すものであるが、横軸は強度変化の大きさ(上記変化量)、縦軸はステップS3において得られた頻度(出現回数)を示す。図3に示されるように、実測値による基準ヒストグラムは直線近似できる変化量の小さな領域と小さな出現回数しかない変化量の大きな領域の二領域からなる。
そして、上記しきい値は、基準ヒストグラムの変化量の小さな領域が図3に示されるグラフGP1のような直線的な形をなす場合には、一点鎖線で示されるようにグラフGP1を直線的に外挿したときの横軸との交点の変化量C1と決定することができる。
また、図4は、本しきい値を決定する方法を説明するための第二の図である。ここで、図4に示された横軸は強度変化の大きさ(上記変化量)を示し、縦軸は頻度(出現回数)の対数を示す。このとき、基準ヒストグラムの変化量の小さな領域が指数関数的な形をなす場合には、各変化量の出現回数に1を加算した上で対数をとり変化量との関係を図示すると、図4に示された座標系においては直線状のグラフGP2を得ることができる。
そこで、グラフGP2と出現回数が0(縦軸の値が1)を示す横軸との交点の変化量C2を上記のしきい値と決定する事もできる。
次に、ステップS5において、CPU6はステップS4で決定されたしきい値を超える上記変化量につき、変化量毎の計測頻度(出現回数)を集計した度数分布図(以下、「動きヒストグラム」という)をリアルタイムに作成する。
すなわち、CPU6はステップS2で説明された方法で算出された上記変化量をその都度(1秒毎に)新たな集計対象とすると同時に、当該集計対象とされている変化量のうち時間的に最も早く対象とされた値を上記の新たな集計対象から除外する。このようにして、CPU6は、予め定められた時間、例えば1時間における最新の動きヒストグラムを絶えず生成し、メモリ7に格納する。
そして、ステップS6において、CPU6は動きヒストグラムをモニタリングし、そのヒストグラムの階級値毎の度数の少なくとも一つが要注意レベルとして予め定めたしきい値以上となったときに、被験者に異変が生じている可能性があることを予測して、その旨を表示部8に表示することによって、本システムのユーザに通知する。なお、本通知は、上記のような表示部8による表示の他、行動予測装置20に含まれるスピーカ(図示していない)から注意を促す音を鳴らす方法によってもよい。
ここで、動きヒストグラムの階級値毎の度数をモニタリングするのは、被験者の行動に応じて上記変化量が異なり、例えば注目したい不眠状態を示す被験者によるベッド1での寝返り等の行動は、ベッド1からの昇降等よりも小さい動きであるため、着目すべき上記変化量は必ずしも大きな値でないからである。また、小さな動きは大きな動きの前兆の動作であり(小さな動きの方が時間的に先行して起こる)、小さな動きは大きな動きより長い時間継続する(小さな動きの方が観測してから終了までに発報する時間的な余裕が大きい)という特徴を持つからである。
また、上記要注意レベルとしては、例えば、不眠状態に起因して被験者が転倒事故を起こした事例で計測されメモリ7に記憶された動きヒストグラムの記録に基づいて、経験的に当該事故が生じる可能性が高いと思われる値が予め設定される。なお、上記要注意レベルとしては、通常の生活状態で得られた動きヒストグラムの階級毎に求めた最大値の3倍以上の値を予め設定することも考えられる。
上記のような本発明の実施の形態1に係る行動予測方法によれば、被験者の就寝状態を監視して着目すべき動作を行う頻度をリアルタイムに計測することができるため、例えば起き上がる直前の動作を検出する事なく、ベッドから抜け出す兆候を事前に予測する事ができる。
このことから、被験者が例えば高齢者であって介護が必要とされるような場合には、介護者は時間的余裕を持って介助に駆けつけることができるようになる。
また、上記の実施の形態1に係る行動予測方法は、例えば図5に示される行動予測装置によって実現できる。
図5に示される行動予測装置30は、強度変化算出部31と、計測部32と、記憶部33と、通知部34とを備える。
ここで、強度変化算出部31は受信された信号の強度変化を算出する。また、記憶部33には予め定められた第一及び第二のしきい値が記憶される。
そして、計測部32は、強度変化算出部31で算出された信号強度の大きさと記憶部33に記憶された第一のしきい値とを比較して、上記信号強度の大きさが第一のしきい値を超える頻度を計測する。
このとき、通知部34は、計測部32で計測された上記頻度が記憶部33に記憶された第二のしきい値以上となった時に、通知信号を出力する。
なお、計測部32は、予めモニタリングされた信号の強度変化の大きさに応じて上記第一のしきい値を決定し、決定された第一のしきい値を記憶部33に記憶するようにしてもよい。
[実施の形態2]
図6は、図1に示された行動予測システムで実現される行動予測方法の第二の実施の形態を説明するためのフローチャートである。以下において、図6を用いて実施の形態2に係る当該行動予測方法を詳しく説明する。
ここで、図6に示されたステップS1からステップS4については、上記実施の形態1に係る行動予測方法の図2に示されたステップS1からステップS4とそれぞれ同じであるため、説明を省略する。
図6に示されたステップS5において、CPU6は、一日(24時間)を単位として上記変化量をモニタリングし、一日毎に上記しきい値を超える上記変化量の度数(以下、「動き度数」という)を集計する。
次に、ステップS6では、CPU6は、ステップS5で集計された度数と、過去の一定期間、例えば一週間の各日に集計された動き度数の最小値との比を計算する。
そして、ステップS7では、CPU6はステップS6で計算された上記比が要注意レベルとして予め定められたしきい値以上となったときに、被験者をモニタリングする時間をそれまでの24時間から、それよりも短い予め定めた範囲、例えば被験者の就寝時間である21時から翌日の6時までの9時間に限定する。
このように被験者をモニタリングする時間を限定するのは、一般に被験者の行動は所定の時間に限られることが多いため、モニタリング時間を限定することにより、着目すべき動き度数の全度数に対する比率を高め、動き度数の検知感度を高めることができるためである。
次に、ステップS8では、CPU6は、ステップS7で限定された範囲において、動き度数を集計する。
そして、ステップS9では、CPU6は、ステップS8で集計された動き度数の上記9時間に集計された全度数に対する比率を計算する。
このようにして、ステップS10では、CPU6は、ステップS9で計算された上記比率が危険レベルとして予め定められたしきい値以上となったときに、被験者に異変が生じている可能性、例えば不眠状態であることを予測し、その旨を表示部8に表示することによって、本システムのユーザに通知する。
なお、本通知は、上記のような表示部8による表示の他、行動予測装置20に含まれるスピーカ(図示していない)から注意を促す音を鳴らす方法によってもよいことは、上記実施の形態1に係る行動予測方法と同様である。
上記のような本発明の実施の形態2に係る行動予測方法によれば、過去において計測されたデータと比較することにより被験者に異変が生じている可能性があると判定された場合には、被験者をモニタリングする時間を限定することとするため、着目すべき動き度数の検知感度が相対的に高められるため、従来より迅速かつ的確に被験者の行動を予測することができる。
なお、上記実施の形態2に係る行動予測方法は、例えば図7に示される行動予測装置40によって実現できる。
図7に示される行動予測装置40は、強度変化算出部41と、演算部42と、記憶部43と、計測時間限定部44と、通知部45とを備える。
ここで、強度変化算出部41は受信された信号の強度変化を算出する。また、記憶部43には予め第一から第三のしきい値が記憶される。
そして、演算部42は、予め定められた第一の時間に受信された信号について強度変化算出部41により算出された強度変化の大きさが、記憶部43に記憶された第一のしきい値を超える回数と、過去において上記第一の時間に計数された回数の最小値との比を算出する。なお、演算部42は、過去において上記第一の時間に計数された回数の最小値を記憶しているものとする。
また、計測時間限定部44は、演算部42で算出された上記比が記憶部43に記憶された第二のしきい値以上となった時に、強度変化算出部41が強度変化の大きさを計測する時間を上記第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定する。
そして、第二の時間に強度変化算出部41により算出された強度変化の大きさが第一のしきい値を超える回数と第二の時間における全計測回数との比の値が演算部42により算出され、算出された当該値が通知部45へ供給される。このとき、通知部45は、演算部42から供給された上記値が記憶部43に記憶された第三のしきい値以上になった時に通知信号を出力する。
[実施の形態3]
図8は、図1に示された行動予測システムで実現される行動予測方法の第三の実施の形態を説明するためのフローチャートである。以下において、図8を用いて実施の形態3に係る当該行動予測方法を詳しく説明する。
ここで、図8に示されたステップS1からステップS3については、上記実施の形態1に係る行動予測方法の図2に示されたステップS1からステップS3とそれぞれ同じであるため、説明を省略する。
図8に示されたステップS4において、CPU6は、予め定められた第一の時間、例えば一晩(9時間)を単位として上記変化量をモニタリングし、一晩毎に上記変化量の度数を変化量毎に集計する。
具体的には、受信された信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、階級値毎に上記度数を計数する。そして、階級値毎の計数値の最小値を記録しておく(最小値の学習)。
次に、ステップS5において、CPU6は、最小値の学習に用いた全ての晩毎について、階級値毎の計数値に1を加算した値を上記階級値毎の最小値に1を加算した値で除した計数比を算出することにより規格化する(規格化ヒストグラムの作成)。
ここで、階級値と計数値の関係が指数関数的である場合には、比較的低い階級値の計数値が減少して、その減少分だけ高い範囲の階級値の計数値が増加すると、前述の階級値毎の計数比は、高い範囲の階級値で大きな変化を生ずる。
具体的には、図9に示されるように、環境由来の度数は階級値の低い部分にほぼ集中しており、人の動き由来の度数は環境由来のそれより階級値の高い部分にまで分布する。
このとき、各晩の規格化ヒストグラムを参照すると、図10に示されるように、上述の人の動きに由来する規格化度数(計数比)は山型となる。
それゆえ、当該ヒストグラムのピーク値を基に自動的に算出される値よりも大きい階級値の範囲(以下、「第一の範囲」という)のデータは、上記実施の形態1に係る動きヒストグラムを算出する際に使用する第一のしきい値の決定が困難な場合に代替的役割を果たすため、ステップS6において、CPU6は、第一の範囲を特定する(動きヒストグラムの範囲の自動学習)。
ここで、上記の「自動的に算出される値」とは、図10に示されるように、例えばピーク値Rtの50%(Rt/2)の大きさとされる。また、ピーク値のexp(-1)としてもよい。なお、「第一の範囲」をどのような範囲とするかは検出感度に影響を与え、一般に「自動的に算出される値」をピーク値に近い値にすればするほど検出感度は低くなり、逆にピーク値から遠い値にすればするほどノイズを拾いやすくなるという性質を持つ。
そして、ステップS7において、CPU6は、各晩のデータの第一の範囲における上記計数比の最大値を階級値毎に記録する(最大値群の学習)。
次に、ステップS8において、CPU6は、ステップS7において記録された計数比の最大値より大きな値、例えば図11の黒丸で示された値のように、最大値の2倍の値を階級値毎のしきい値として設定する。この最大値への乗数は大きいほど感度は鈍くなり、小さいほどノイズが増える傾向にある。
以上の学習過程を経て、ステップS9において、CPU6は改めて9時間毎に上記第一の範囲において階級毎の計数比を算出し、算出された少なくとも一つの計数比がステップS8において設定されたしきい値を超えた時、被験者に異常事態が迫っていると判定する。なお、このとき、CPU6はその旨を表示部8に表示することによって、本システムのユーザに通知する。
ここで、本通知は、上記のような表示部8による表示の他、行動予測装置20に含まれるスピーカ(図示していない)から注意を促す音を鳴らす方法によってもよいことは、上記実施の形態1に係る行動予測方法と同様である。
さらに、上記第一の範囲のデータに着目することにより、被験者の状態に応じて上記第一の時間を短くすれば、着目すべき動き度数の全度数に対する比率を高め、動き度数の検知感度を高めることができる。
上記のような本発明の実施の形態3に係る行動予測方法によれば、動きヒストグラムの範囲を自動学習することができるため、かかる方法によっても上記実施の形態2に係る行動予測方法と同様に、従来より迅速かつ的確に被験者の行動を予測することができる。
なお、上記実施の形態3に係る行動予測方法は、例えば図12に示される行動予測装置50によって実現できる。
図12に示される行動予測装置50は、強度変化算出部51と、記憶部52と、着目範囲特定部53と、通知部54とを備える。
ここで、強度変化算出部51は受信された信号の強度変化を算出する。記憶部52は、予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、集計された階級毎の度数の最小値を記憶する。
そして、着目範囲特定部53は、上記時間内におけるモニタリングにおいて得られた度数を階級毎に集計して、記憶部52に記憶された上記最小値との比を算出し、上記比の最大値に応じて定めた第一のしきい値を超える階級を特定する。
このとき、通知部54は、着目範囲特定部53で特定された階級毎に、階級毎における上記比の最大値より大きな値を第二のしきい値として設定し、上記時間内においてモニタリングされた信号の強度変化の大きさを階級毎に集計することにより算出された上記比が、着目範囲特定部53で特定された階級のうち少なくとも一つの階級において第二のしきい値を超えた時に、通知信号を出力する。
また、ステップS8において設定されるしきい値は、同ステップで求められた複数のしきい値を加算したスカラ値としてもよく、この場合には規格化ヒストグラムの第一の範囲内の計数比を加算したスカラ値が本しきい値を上回った時に、被験者に異常が迫っていると判定することにより、上記実施の形態3に係る行動予測方法と同様な効果を得ることができる。
なお、本実施の形態に係る行動予測方法も、例えば図12に示される行動予測装置50により実現できる。
すなわち、図12に示された通知部54が、着目範囲特定部53で特定された階級毎における上記比の最大値の和を第二のしきい値として自ら保持、あるいは記憶部52に記憶させ、上記時間内においてモニタリングされた信号の強度変化の大きさを階級毎に集計することにより着目範囲特定部53で特定された階級毎に算出された上記最小値との比の和が第二のしきい値を超えた時に通知信号を出力するようにすればよい。
また、上記第一の範囲におけるスカラ値の合計値を全範囲におけるスカラ値の合計値で除した値(比)は睡眠度を表す指数ということができ、0は睡眠を示し、1に近づくほど覚醒を示す。そして、この指数を時系列的にモニタリングする事により、被験者が眠りに入る傾向にあるのか、覚醒に向かう傾向にあるのかを把握する事もできる。
なお、本実施の形態に係る行動予測方法は、例えば図13に示される行動予測装置60によって実現できる。
図13に示される行動予測装置60は、強度変化算出部61と、記憶部62と、着目範囲特定部63と、監視部64とを備える。
ここで、強度変化算出部61は受信された信号の強度変化を算出する。記憶部62は、予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、集計された階級毎の度数の最小値を記憶する。
そして、着目範囲特定部63は、上記時間内におけるモニタリングにおいて得られた度数を階級毎に集計して、記憶部62に記憶された上記最小値との比を算出し、上記比の最大値に応じて定めた第一のしきい値を超える階級を特定する。
このとき、監視部64は、着目範囲特定部63で特定された階級毎における上記比の和と全ての階級毎における上記比の和との比をモニタリングする。
ところで、上記実施の形態1〜3に係る行動予測方法は、いずれも、当該手順を記述したプログラムを光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体をコンピュータである行動予測装置20のドライブ(図示していない)に装着し、上記プログラムを行動予測装置20に含まれたCPU6に実行させることによって容易に実現することができる。
以上より、本発明の実施の形態に係る行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体によれば、RFIDタグ2から発信され受信機3で受信される電波について、被験者の行動に起因した着目すべき強度変化を迅速かつ的確に抽出することができるため、簡易な構成によって被験者の行動を従来より早期かつ的確に予測することができる。
2 RFID(Radiofrequency Identification)タグ
3 受信機
6 CPU
7 メモリ
8 表示部
20,30,40,50,60 行動予測装置
31,41,51,61 強度変化算出部
32 計測部
34,45,54 通知部
42 演算部
44 計測時間限定部
53,63 着目範囲特定部
64 監視部

Claims (33)

  1. 被験者の行動を予測する行動予測システムであって、
    被験者の行動に応じて変化する信号を受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段で受信された信号の大きさ又は前記信号の前記変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度が、予め定められた第二のしきい値以上となったことを通知する行動予測手段とを備えた行動予測システム。
  2. 前記行動予測手段は、予めモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて前記第一のしきい値を決定する、請求項1に記載の行動予測システム。
  3. 被験者の行動を予測する行動予測システムであって、
    被験者の行動に応じて変化する信号を受信する信号受信手段と、
    予め定められた第一の時間に前記信号受信手段で受信された前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える回数と過去において前記第一の時間に計数された前記回数の最小値との比が予め定められた第二のしきい値以上となった時に、前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさを計測する時間を前記第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定し、前記第二の時間に前記信号受信手段により受信された前記信号の大きさ又は前記信号の前記強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数と前記第二の時間における全計測回数との比が予め定められた第三のしきい値以上になったことを通知する行動予測手段とを備えた行動予測システム。
  4. 被験者の行動を予測する行動予測システムであって、
    被験者の行動に応じて変化する信号を受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段を用いて予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計して、過去において前記時間内に集計された前記階級毎の前記度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定し、特定された前記階級毎に前記比の最大値より大きな値を第二のしきい値として設定し、前記信号受信手段により受信された前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計することにより、前記特定された前記階級毎に算出された前記最小値との比が、前記特定された前記階級のうち少なくとも一つの階級において前記第二のしきい値を超えたことを通知する行動予測手段とを備えた行動予測システム。
  5. 被験者の行動を予測する行動予測システムであって、
    被験者の行動に応じて変化する信号を受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段を用いて予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計して、過去において前記時間内に集計された前記階級毎の前記度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定し、特定された前記階級毎における前記比の最大値の和を第二のしきい値として設定し、前記信号受信手段で受信された前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計することにより、前記特定された前記階級毎に算出された前記最小値との比の和が前記第二のしきい値を超えたことを通知する行動予測手段とを備えた行動予測システム。
  6. 被験者の行動を予測する行動予測システムであって、
    被験者の行動に応じて変化する信号を受信する信号受信手段と、
    前記信号受信手段を用いて予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計して、過去において前記時間内に集計された前記階級毎の前記度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定し、特定された前記階級毎における前記比の和と全ての前記階級毎における前記比の和との比を前記信号受信手段を用いてモニタリングする行動予測手段とを備えた行動予測システム。
  7. 電波信号を発信する信号発信手段をさらに備え、
    前記信号受信手段は、被験者の行動に応じて変化する前記電波信号を受信する請求項1から6のいずれかに記載の行動予測システム。
  8. 被験者の行動を予測する行動予測装置であって、
    受信された信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された前記頻度が予め定められた第二のしきい値以上となったことを通知する通知手段とを備えた行動予測装置。
  9. 前記計測手段は、予めモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて前記第一のしきい値を決定する請求項8に記載の行動予測装置。
  10. 被験者の行動を予測する行動予測装置であって、
    予め定められた第一の時間に受信された信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える回数と、過去において前記第一の時間に計数された前記回数の最小値との比を算出する演算手段と、
    前記演算手段で算出された前記比が予め定められた第二のしきい値以上となった時に、前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさを計測する時間を前記第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定する計測時間限定手段と、
    前記計測時間限定手段により設定された前記第二の時間に計測された前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数と前記第二の時間における全計測回数との比が予め定められた第三のしきい値以上になったことを通知する通知手段とを備えた行動予測装置。
  11. 被験者の行動を予測する行動予測装置であって、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計して、過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する着目範囲特定手段と、
    前記着目範囲特定手段で特定された前記階級毎に、前記階級毎における前記比の最大値より大きな値を第二のしきい値として設定し、前記時間内においてモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計することにより算出された前記比が、前記着目範囲特定手段で特定された前記階級のうち少なくとも一つの階級において前記第二のしきい値を超えたことを通知する通知手段とを備えた行動予測装置。
  12. 被験者の行動を予測する行動予測装置であって、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計して、過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する着目範囲特定手段と、
    前記着目範囲特定手段で特定された前記階級毎における前記比の最大値の和を第二のしきい値として設定し、前記時間内においてモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計することにより前記着目範囲特定手段で特定された前記階級毎に算出された前記最小値との比の和が前記第二のしきい値を超えたことを通知する通知手段とを備えた行動予測装置。
  13. 被験者の行動を予測する行動予測装置であって、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計して、過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値との比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する着目範囲特定手段と、
    前記着目範囲特定手段で特定された前記階級毎における前記比の和と全ての前記階級毎における前記比の和との比をモニタリングする手段とを備えた行動予測装置。
  14. 前記行動予測装置は、被験者による電波信号の撹乱を利用して被験者の行動を予測する装置であって、
    前記計測手段は、定点において前記電波信号を受信する請求項8から13のいずれかに記載の行動予測装置。
  15. 被験者の行動を予測する行動予測方法であって、
    受信された信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度を計測する第一のステップと、
    前記第一のステップで計測された前記頻度が予め定められた第二のしきい値以上となった時点で、前記被験者に異変が生じている可能性があると判断する第二のステップとを有する行動予測方法。
  16. 前記第一のしきい値は、予めモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて決定される、請求項15に記載の行動予測方法。
  17. 被験者の行動を予測する行動予測方法であって、
    予めモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて、前記信号の大きさ又は前記強度変化についての第一のしきい値を決定する第一のステップと、
    予め定められた第一の時間に受信された前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数を計数する第二のステップと、
    前記第二のステップで計数された前記回数と、過去において前記第一の時間に計数された前記回数の最小値との比が予め定められた第二のしきい値以上となった時に、前記強度変化の大きさを計測する時間を前記第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定する第三のステップと、
    前記第二の時間に計測された前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数を計数する第四のステップと、
    前記第四のステップで計数された回数と前記第二の時間における全計測回数との比が予め定められた第三のしきい値以上となった時点で、被験者に異変が生じている可能性があると判断する第五のステップとを有する行動予測方法。
  18. 被験者の行動を予測する行動予測方法であって、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一のステップと、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一のステップで集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二のステップと、
    前記第二のステップで特定された前記階級において、前記比の最大値を階級毎に記憶する第三のステップと、
    前記第二のステップで特定された前記階級毎の前記最大値より大きな値を第二のしきい値として設定する第四のステップと、
    前記時間内においてモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計し、前記最小値との比が少なくとも一つの前記階級において前記第二のしきい値を超えた時点で、被験者に異変が生じている可能性があると判断する第五のステップとを有する行動予測方法。
  19. 被験者の行動を予測する行動予測方法であって、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一のステップと、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一のステップで集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二のステップと、
    前記第二のステップで特定された前記階級において、前記比の最大値を階級毎に記憶する第三のステップと、
    前記第三のステップで記憶された前記最大値の和を第二のしきい値として設定する第四のステップと、
    前記時間内においてモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計し、前記階級毎に算出された前記最小値との比の和が前記第二のしきい値を超えた時点で、被験者に異変が生じている可能性があると判断する第五のステップとを有する行動予測方法。
  20. 被験者の行動を予測する行動予測方法であって、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一のステップと、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一のステップで集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二のステップと、
    前記第二のステップで特定された前記階級における前記比の和と全ての前記階級における前記比の和との比をモニタリングする第三のステップとを有する行動予測方法。
  21. 前記行動予測方法は、被験者による電波信号の撹乱を利用して被験者の行動を予測する方法であって、
    前記信号は、定点において受信された前記電波信号である請求項15から20のいずれかに記載の行動予測方法。
  22. コンピュータに対して、被験者の行動を予測させる行動予測プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    受信された信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度を計測する第一の手順と、
    前記第一の手順で計測された前記頻度が予め定められた第二のしきい値以上となったことを通知する第二の手順とを実行させる行動予測プログラム。
  23. 前記コンピュータに対し、前記第一のしきい値を、予めモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて決定させる、請求項22に記載の行動予測プログラム。
  24. コンピュータに対して、被験者の行動を予測させる行動予測プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    予めモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて、前記信号の大きさ又は前記強度変化についての第一のしきい値を決定する第一の手順と、
    予め定められた第一の時間に受信された前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数を計数する第二の手順と、
    前記第二の手順で計数された前記回数と、過去において前記第一の時間に計数された前記回数の最小値との比が予め定められた第二のしきい値以上となった時に、前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさを計測する時間を前記第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定する第三の手順と、
    前記第二の時間に計測された前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数を計数する第四の手順と、
    前記第四の手順で計数された回数と前記第二の時間における全計測回数との比が予め定められた第三のしきい値以上となったことを通知する第五の手順とを実行させる行動予測プログラム。
  25. コンピュータに対して、被験者の行動を予測させる行動予測プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一の手順と、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一の手順で集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級において、前記比の最大値を階級毎に記憶する第三の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級毎に前記最大値より大きな値を第二のしきい値として設定する第四の手順と、
    前記時間内にモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計し、前記最小値との比が少なくとも一つの前記階級において前記第二のしきい値を超えたことを通知する第五の手順とを実行させる行動予測プログラム。
  26. コンピュータに対して、被験者の行動を予測させる行動予測プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一の手順と、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一の手順で集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級において、前記比の最大値を階級毎に記憶する第三の手順と、
    前記第三の手順で記憶された前記最大値の和を第二のしきい値として設定する第四の手順と、
    前記時間内にモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計し、前記階級毎に算出された前記最小値との比の和が前記第二のしきい値を超えた時点で、被験者に異変が生じている可能性があると判断する第五の手順とを実行させる行動予測プログラム。
  27. コンピュータに対して、被験者の行動を予測させる行動予測プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一の手順と、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一の手順で集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級における前記比の和と全ての前記階級における前記比の和との比をモニタリングする第三の手順とを実行させる行動予測プログラム。
  28. コンピュータに対して被験者の行動を予測させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    受信された信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが予め定められた第一のしきい値を超える頻度を計測する第一の手順と、
    前記第一の手順で計測された前記頻度が予め定められた第二のしきい値以上となったことを通知する第二の手順とを実行させる行動予測プログラムを記録した前記記録媒体。
  29. 前記コンピュータに対し、前記第一のしきい値を、予めモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて決定させる前記行動予測プログラムを記録した、請求項28に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. コンピュータに対して被験者の行動を予測させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    予めモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさに応じて、前記信号の大きさ又は前記強度変化についての第一のしきい値を決定する第一の手順と、
    予め定められた第一の時間に受信された前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数を計数する第二の手順と、
    前記第二の手順で計数された前記回数と、過去において前記第一の時間に計数された前記回数の最小値との比が予め定められた第二のしきい値以上となった時に、前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさを計測する時間を前記第一の時間よりも短い予め定められた第二の時間に限定する第三の手順と、
    前記第二の時間に計測された前記信号の大きさ又は前記強度変化の大きさが前記第一のしきい値を超える回数を計数する第四の手順と、
    前記第四の手順で計数された回数と前記第二の時間における全計測回数との比が予め定められた第三のしきい値以上となったことを通知する第五の手順とを実行させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. コンピュータに対して被験者の行動を予測させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一の手順と、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一の手順で集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級において、前記比の最大値を階級毎に記憶する第三の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級毎において前記最大値より大きな値を第二のしきい値として設定する第四の手順と、
    前記時間内にモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計し、前記最小値との比が少なくとも一つの前記階級において前記第二のしきい値を超えたことを通知する第五の手順とを実行させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. コンピュータに対して被験者の行動を予測させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一の手順と、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一の手順で集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級において、前記比の最大値を階級毎に記憶する第三の手順と、
    前記第三の手順で記憶された前記最大値の和を第二のしきい値として設定する第四の手順と、
    前記時間内にモニタリングされた前記信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを前記階級毎に集計し、前記階級毎に算出された前記最小値との比の和が前記第二のしきい値を超えた時点で、被験者に異変が生じている可能性があると判断する第五の手順とを実行させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  33. コンピュータに対して被験者の行動を予測させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    予め定められた時間内においてモニタリングされた信号の大きさ又は前記信号の強度変化の大きさを複数の階級に分類し、前記モニタリングにおいて発生した度数を前記階級毎に集計する第一の手順と、
    過去の前記時間内において集計された前記階級毎の前記度数の最小値と前記第一の手順で集計された前記階級毎の前記度数との前記階級毎の比が、前記比の最大値に応じて定められた第一のしきい値を超える前記階級を特定する第二の手順と、
    前記第二の手順で特定された前記階級における前記比の和と全ての前記階級における前記比の和との比をモニタリングする第三の手順とを実行させる行動予測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

JP2013177870A 2013-08-29 2013-08-29 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体 Active JP6183839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177870A JP6183839B2 (ja) 2013-08-29 2013-08-29 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177870A JP6183839B2 (ja) 2013-08-29 2013-08-29 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015046093A true JP2015046093A (ja) 2015-03-12
JP6183839B2 JP6183839B2 (ja) 2017-08-23

Family

ID=52671522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013177870A Active JP6183839B2 (ja) 2013-08-29 2013-08-29 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6183839B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021086247A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 国立大学法人電気通信大学 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、およびタグ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5902250A (en) * 1997-03-31 1999-05-11 President And Fellows Of Harvard College Home-based system and method for monitoring sleep state and assessing cardiorespiratory risk
JP2006181263A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Daikin Ind Ltd 体動測定装置
JP2009538720A (ja) * 2006-06-01 2009-11-12 ビアンカメッド リミテッド 生理的徴候を監視するための装置、システム、および方法
JP2011133262A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 離席検知システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5902250A (en) * 1997-03-31 1999-05-11 President And Fellows Of Harvard College Home-based system and method for monitoring sleep state and assessing cardiorespiratory risk
JP2006181263A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Daikin Ind Ltd 体動測定装置
JP2009538720A (ja) * 2006-06-01 2009-11-12 ビアンカメッド リミテッド 生理的徴候を監視するための装置、システム、および方法
JP2011133262A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 離席検知システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021086247A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 国立大学法人電気通信大学 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、およびタグ
JP7440056B2 (ja) 2019-11-26 2024-02-28 国立大学法人電気通信大学 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6183839B2 (ja) 2017-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5682504B2 (ja) 安否監視装置
US11883157B2 (en) System, sensor and method for monitoring health related aspects of a patient
JP7065459B2 (ja) 通信装置、異常通知システム、および異常通知方法
US20180055384A1 (en) System and method for non-invasive health monitoring
RU2722634C2 (ru) Электрическая кровать
US20160077123A1 (en) State determination device and storage medium
US10573155B2 (en) Closed loop alarm management
JP7316038B2 (ja) 事象予測システム、センサ信号処理システム及びプログラム
US20200178903A1 (en) Patient monitoring system and method having severity prediction and visualization for a medical condition
US20220110546A1 (en) System and methods for tracking behavior and detecting abnormalities
CN113397520A (zh) 室内对象的信息检测方法及装置、存储介质和处理器
JP7065460B2 (ja) 異変通知システムおよび異変通知方法
JP7081606B2 (ja) 対象の転倒応答を決定する方法、システム、及び、コンピュータプログラム
JP6183839B2 (ja) 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体
CN113384247A (zh) 照护系统与自动照护方法
CN112674755A (zh) 睡眠检测系统、方法及存储介质
EP3357420A1 (en) Monitoring activity of a person
CN113671489B (zh) 状态提醒方法及装置、电子设备和计算机可读存储介质
US20160174893A1 (en) Apparatus and method for nighttime distress event monitoring
US11457875B2 (en) Event prediction system, sensor signal processing system, event prediction method, and non-transitory storage medium
US20210338173A1 (en) System and method for predicting exertional heat stroke with a worn sensor
JP2008242687A (ja) 睡眠判定方法および睡眠見守りシステム
WO2020136591A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システム
CN105595973A (zh) 一种睡眠异常报警装置
KR20210026126A (ko) 사용자 응급 상황 예측 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6183839

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250