JP2015045814A - コネクタ付き光ファイバコードおよびコネクタ - Google Patents

コネクタ付き光ファイバコードおよびコネクタ Download PDF

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浩 宮林
Hiroshi Miyabayashi
浩 宮林
芳享 為國
Yoshiaki Tamekuni
芳享 為國
大塚 健一郎
Kenichiro Otsuka
健一郎 大塚
上田 知彦
Tomohiko Ueda
知彦 上田
弘康 豊岡
Hiroyasu Toyooka
弘康 豊岡
大 佐々木
Masaru Sasaki
大 佐々木
卓朗 渡邊
Takuro Watanabe
卓朗 渡邊
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SEI Optifrontier Co Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
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Sumitomo Electric Industries Ltd
SEI Optifrontier Co Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
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Abstract

【課題】容易に識別可能なコネクタ付き光ファイバコードを提供する。
【解決手段】コネクタ付き光ファイバコードのコネクタは、フェルールと、フェルールを保持するハウジングと、発光素子41と、発光素子41が搭載された搭載面42aを有する板状部材42と、を備えた発光部材40と、ハウジングを構成するリアハウジング30の後方端部に後方側から取り付けられて発光部材40の少なくとも一部を覆うブーツ50と、を有し、ブーツ50には、発光素子41と導通する埋め込み電極52が埋め込まれており、板状部材42の後方側には、搭載面42aから搭載面42aとは反対側の面まで連続する通路43が設けられており、電線4は通路43に挿入されて電線4と発光素子41と埋め込み電極52が電気的に接続されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、コネクタ付き光ファイバコードおよびコネクタに関する。
回路基板等からなるカードが収容されるサブラックが特許文献1に開示されている。サブラックは、筒状の筺体と、筺体の前面に設けられる前面パネル部と、筺体内に収容される光用の複数のカードとにより構成されている。このサブラックの前面パネル部には、光ファイバ接続部が設けられており、この光ファイバ接続部に光ファイバケーブルのコネクタが接続されている。
実用新案登録3079473号公報 特開2012−243670号公報
光ファイバ接続部には多数の光ファイバコード(光ファイバケーブル等)が接続されるため、配線された多数の光ファイバコードの中から選択すべき光ファイバコードを特定することが困難である。
本発明は、多数の光ファイバコードから容易に識別可能なコネクタ付き光ファイバコードおよびコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のコネクタ付き光ファイバコードは、
前方端部で外部機器と光接続される光ファイバと、少なくとも2つの電線を備えた光ファイバコードと、
前記光ファイバコードの前方端部に取り付けられたコネクタと、を備え、
前記コネクタは、
光ファイバの前方端部を保持するフェルールと、
前記フェルールを保持するハウジングと、
発光素子と、前記発光素子が搭載された搭載面を有する板状部材と、を備えた発光部材と、
前記ハウジングの後方端部に後方側から取り付けられて前記発光部材を覆うブーツと、を有し、
前記ブーツには、前記発光素子と導通する埋め込み電極が埋め込まれており、
前記埋め込み電極の少なくとも一部は前記ブーツから外部に露出されており、
前記板状部材の後方側には、前記搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する通路が設けられており、
前記電線は、それぞれ前記通路に挿入され、前記電線と前記発光素子と前記埋め込み電極が電気的に接続されている。
また、本発明のコネクタは、
前方端部で外部機器と光接続される光ファイバと、少なくとも2つの電線を備えた光ファイバコードの前方端部に取り付けられるコネクタであって、
光ファイバの前方端部を保持するフェルールと、
前記フェルールを保持するハウジングと、
発光素子と、前記発光素子が搭載された搭載面を有する板状部材と、を備えた発光部材と、
前記ハウジングの後方端部に後方側から取り付けられて前記発光部材を覆うブーツと、を有し、
前記ブーツには、前記発光素子と導通する埋め込み電極が埋め込まれており、
前記埋め込み電極の少なくとも一部は前記ブーツから外部に露出されており、
前記板状部材の後方側には、前記搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する通路が設けられている。
本発明によれば、多数の光ファイバコードから選択すべき光ファイバコードを容易に識別することができるコネクタ付き光ファイバコードおよびコネクタが提供される。
本発明の一実施形態であるコネクタ付き光ファイバコードを示す側面図である。 光コードの断面図である。 コネクタの分解図である。 コネクタの断面図である。 リアハウジングと発光部材を示す斜視図である。 リアハウジングとブーツを示す斜視図である。 ブーツの樹脂部分を省略して、リアハウジング、発光部材および埋め込み電極を示す斜視図である。 リアハウジング、発光部材およびブーツを含む部位の断面図である。 本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコードが接続される装置の様子を示した図である。 本発明の変形例に係るコネクタ付き光ファイバコードの図6に対応する図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明の実施形態に係る光ファイバコードは、
(1)前方端部で外部機器と光接続される光ファイバと、少なくとも2つの電線を備えた光ファイバコードと、
前記光ファイバコードの前方端部に取り付けられたコネクタと、を備え、
前記コネクタは、
光ファイバの前方端部を保持するフェルールと、
前記フェルールを保持するハウジングと、
発光素子と、前記発光素子が搭載された搭載面を有する板状部材と、を備えた発光部材と、
前記ハウジングの後方端部に後方側から取り付けられて前記発光部材を覆うブーツと、を有し、
前記ブーツには、前記発光素子と導通する埋め込み電極が埋め込まれており、
前記埋め込み電極の少なくとも一部は前記ブーツから外部に露出されており、
前記板状部材の後方側には、前記搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する通路が設けられており、
前記電線は通路に挿入され、それぞれ前記電線と前記発光素子と前記埋め込み電極が電気的に接続されている。
(1)の構成によれば、埋め込み電極から給電して発光素子を発光させることにより、特定の光ファイバコードを容易に識別することができる。
(2)前記埋め込み電極は、前記ブーツの2つの外表面に跨るように設けられて外部に露出してもよい。
(2)の構成によれば、アクセスしやすい方向から給電端子を埋め込み電極の外周面に接触させることができる。
(3)前記ハウジングは、前記光ファイバコードの径方向外側に向かって開口して前記板状部材を支持する受け部を有してもよい。
(3)の構成によれば、板状部材を径方向外側から受け部に搭載するという簡単な作業で板状部材をハウジングに搭載することができる。
(4)前記ブーツは、前記発光素子から出射した光を拡散させながら外部に導いてもよい。
(4)の構成によれば、ブーツ全体が光っているように見せることでき、後方側から発光素子の点灯を確認しやすい。
本願発明の実施形態に係るコネクタは、
(5)前方端部で外部機器と光接続される光ファイバと、少なくとも2つの電線を備えた光ファイバコードの前方端部に取り付けられたコネクタであって、
光ファイバの前方端部を保持するフェルールと、
前記フェルールを保持するハウジングと、
発光素子と、前記発光素子が搭載された搭載面を有する板状部材と、を備えた発光部材と、
前記ハウジングの後方端部に後方側から取り付けられて前記発光部材を覆うブーツと、を有し、
前記ブーツには、前記発光素子と導通する埋め込み電極が埋め込まれており、
前記埋め込み電極の少なくとも一部は前記ブーツから外部に露出されており、
前記板状部材の後方側には、前記搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する通路が設けられている。
(5)の構成によれば、発光素子を発光させることにより、特定の光ファイバコードを容易に識別することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1を示す側面図である。図1に示すように、コネクタ付き光ファイバコード1は、光コード2と、光コード2の前方端部に取り付けられたコネクタ10とを備えている。なお、以降の説明において、光コード2の長手方向の一方の端部において、端部側を前方と呼び、それとは反対側を後方と呼ぶ。
<光コード>
図2は、光コード2の断面図である。
光コード2は、光ファイバ素線3(光ファイバの一例)と、一対の電線4と、この光ファイバ素線3および一対の電線4を被覆する外被6とを有している。外被6の内部に設けられた中空部の内部に、光ファイバ素線3と電線4とが収容されている。また、中空部の内部であって、光ファイバ素線3と電線4との隙間には、アラミド繊維などの抗張力繊維5が設けられている。
光ファイバ素線3は、コアとクラッドとを有するガラスファイバの周囲に紫外線硬化型樹脂 (UV樹脂)が被覆され、その外径が250μmとされている。光ファイバ素線3は、光コード2の前方端部において、外部機器の受発光素子やレンズ部品などの光学要素と光接続されて、外部機器同士を光接続する。なお光ファイバとしては上記の例以外にも、外径500μm、外径900μmなどの、一般的に使用されている外径250〜900μmの光ファイバであってもよい。
各電線4は、例えば複数(本例においては7本)の金属線4aを撚り合わせてなる撚線から構成されており、更に撚線の周囲が絶縁性材料で被覆されている。金属線4aとしては、例えば導電性が高い軟銅線が用いられる。7本の金属線4aを撚り合わせてなる電線4の外径は、例えば0.48mm以上〜0.65mm未満とされている。すなわち、電線4のサイズは、AWG(American Wire Gauge)24〜AWG26であることが好ましい。電線4がAWG24よりも太径であると光コード2の構造上の規定寸法を満たすことができない。また、電線4がAWG26よりも細径であると光コード2の許容張力を満たすことが難しい。
なお、電線4を単線の金属線から構成してもよい。単線から構成される電線4の場合は、その外径が0.42mm以上〜0.65mm未満(AWG22〜AWG25)としておくことが好ましい。
光ファイバ素線3および一対の電線4の周囲を覆う外被6は、樹脂から構成される。外被6を構成する樹脂としては、特に、難燃ポリエチレンが用いられることが好ましい。光コード2の取扱いの容易さの観点から、外被6のヤング率は5〜20Mpa程度であることが好ましい。
<コネクタ>
図3は、コネクタ10の分解図である。図4は、コネクタ10の断面図である。図3および図4に示すように、コネクタ10は、光コード2(光ファイバコードの一例)の前方端部に組み付けられている。
図3および図4に示すように、コネクタ10は、光ファイバ素線3の前方端部を保持するフェルール7と、このフェルール7を保持するハウジング20と、発光素子41を備えた発光部材40と、ブーツ50を有している。ブーツ50は、発光素子41を覆うようにハウジング20の後方から取り付けられている。
フェルール7は、円柱状の部材である。フェルール7の内部には、長手方向に貫通する貫通孔が設けられている。貫通孔には、光コード2の光ファイバ素線3から露出されたガラスファイバが挿入されて固定されている。
ハウジング20は、フェルール7と、フェルール7から後方に延出されている光コード2の一部を覆う部材である。ハウジング20は、フロントハウジング21と、ミドルハウジング22と、リアハウジング30を備えている。
フロントハウジング21とミドルハウジング22は、その内部にフェルール7を収容する。
フロントハウジング21とミドルハウジング22との間には、ばね24が配置されている。ばね24の前端部はフェルール7に当接し、ばね24の後端部はミドルハウジング22に当接している。ばね24は、フェルール7を前方側に押し付けている。これにより、接続相手の光学要素に対してフェルール7を押し付けて光結合効率を高めることができる。
ミドルハウジング22の後端側において、光コード2の前方端部から露出された抗張力繊維5は、ミドルハウジング22の後端側に延出するパイプの外周に沿った状態で更にその外周を覆うカシメリングとの間に挟み込まれ、カシメリングがかしめられて固定される。更にミドルハウジング22の後端側において、外被6はカシメリングの後端側の外周と外被6の固定部材との間に挟み込まれて固定される。リアハウジング30がこれらの外周を覆った状態で、リアハウジング30はミドルハウジング22の後端側に連結されるとともに、フェルール7から後方側に延出されている光コード2の一部を覆う。
リアハウジング30の後部の外周には、軟らかい樹脂製のブーツ50が装着されている。ブーツ50は、リアハウジング30の後方において光コード2に急激な曲げが作用しないように光コード2を保護するものである。このブーツ50は、リアハウジング30の後方端部に後方側から取り付けられて、後述する発光部材40の少なくとも一部を覆う。
このブーツ50は、発光部材40に設けられた発光素子41から出射した光を拡散させながら外部に導くように、半透明の樹脂から形成されている。なお、半透明の樹脂で形成する代わりに、透明樹脂でブーツ50を形成し、その外表面や内表面に微小な凹凸を設けることにより、発光素子41から出射した光を拡散させながら外部に導いてもよい。あるいは、光拡散材を含有する透明樹脂によりブーツ50を形成してもよい。
<発光部材>
図5は、リアハウジング30の後部と、リアハウジング30に取り付けられる発光部材40を示す斜視図である。
図5に示すように、リアハウジング30は、大径部30aと、大径部30aよりも小径の小径部30bとを備えている。小径部30bは大径部30aよりも後方側に形成されている。小径部30bの外周面には、径方向外側に向かって突出する係止爪33が設けられている。
リアハウジング30の小径部30bの後部には、光コード2の径方向外側に向かって開口する受け部31が設けられている。受け部31は、リアハウジング30の後部に、前後方向に延びる棚部32の上面である。この棚部32の上面は、光コード2の径方向外側に向かって開放されている。なお、リアハウジング30において、棚部32の径方向内側(図5において棚部32の下方)には、光コード2が挿通される空間Aが設けられている。
発光部材40は、この受け部31に径方向の外側から取り付けられている。発光部材は、発光素子41と、発光素子41が搭載される2枚のバスバー(板状部材の一例)42とを備えている。
発光素子41には、LED(Laser Emitting Diode)やEL(Electro Luminescence)などを採用することができる。
バスバー42は、金属板である。バスバー42の上面(光コード2の径方向外側の面)は、発光素子41が搭載される搭載面とされている。バスバー42は、発光素子41のそれぞれの端子に電気的および機械的に接続されている。発光素子41は、2本のバスバー42に跨るように設けられている。バスバー42の後方側には、搭載面42aから搭載面42aの反対側まで貫通する通路であるスリット43が設けられている。このスリット43は、後方側に開口する。スリット43の幅方向の寸法は、電線4の外径よりもわずかに大きく形成されている。なお、バスバー42にかえて、印刷配線が施されたプリント基板などに発光素子41を搭載してもよい。
図6は、リアハウジング30と、リアハウジング30に取り付けられたブーツ50を示す斜視図である。
図6に示すように、ブーツ50は、リアハウジング30の後部に、後方側から取り付けられている。ブーツ50には、係止孔51が設けられている。係止孔51にリアハウジング30の係止爪33が嵌りこむことにより、ブーツ50がリアハウジング30に取り付けられる。発光部材40が前後方向に関してリアハウジング30とブーツ50に挟まれて支持されることにより、発光部材40がコネクタ10から脱落することが防止されている。
ブーツ50には、埋め込み電極52が埋め込まれている。ブーツ50は、埋め込み電極52とともにインサート成型された樹脂成形品である。埋め込み電極52の外周面は、ブーツ50の樹脂部分の外周面と同一面か外周面よりも外側に突出されている。また、埋め込み電極52の外周面は、略直方体状の外形をなすブーツ50の2つの側面に跨るように設けられている。
図7は、ブーツ50の樹脂部分を省略して、リアハウジング30、発光部材40および埋め込み電極52を示す斜視図である。図8は、リアハウジング30、発光部材40およびブーツ50を含む部位の、光コード2の長手方向に沿った断面図である。
図7および図8に示すように、棚部32の径方向内側に挿入された光コード2から引き出された電線4は、バスバー42のスリット43に挿入され、その前端部がバスバー42の搭載面に回りこむように配線されている。バスバー42の搭載面に回りこんだ電線4の端部は、はんだ付け、溶着、導電性接着剤による接着、あるいはかしめなどにより、機械的および電気的にバスバー42に接続される。
図6で説明したように、ブーツ50を後方側からリアハウジング30に取り付ける際には、埋め込み電極52は、電線4が挿通されたスリット43に差し込まれる。これにより、電線4は、前後方向に関して埋め込み電極52とスリット43の間に挟み込まれている。ブーツ50は、埋め込み電極52が電線4をバスバー42に向かって常時押し付ける状態で、リアハウジング30に取り付けられている。これにより、埋め込み電極52、電線4およびバスバー42が互いに導通された状態が維持されている。
なお、図8に示したように、スリット43は、発光部材40が受け部31に支持された状態で、棚部32よりも後方側に位置している。これにより、スリット43に埋め込み電極52を挿入したときに、埋め込み電極52が電線4にバスバー42へ押し付ける力を作用させることができる。
埋め込み電極52の外周面に給電端子を接触させることにより、埋め込み電極52、電線4、バスバー42を介して発光素子41に電力が供給される。長手方向の一方の端部のコネクタ10において、給電端子を埋め込み電極52に接触させると、光コード2中の電線4を介して、光コード2の長手方向の他方側に設けられたコネクタ10の発光素子41にも電力が供給され、他方側の発光素子41も点灯する。
上述した本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1によれば、埋め込み電極52の外周面に給電端子を接触させることにより、発光素子41を点灯させることができる。長手方向の一方の端部のコネクタ10において、給電端子を埋め込み電極52に接触させると、光コード2中の電線4を介して、光コード2の長手方向の他方側に設けられたコネクタ10の発光素子41にも電力が供給され、他方側の発光素子41も点灯する。
<効果>
図9は、本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1が接続される装置の様子を示した図である。上述した本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1は、例えば光ネットワークの局内光接続に用いられる。このような用途においては、図9に示したように、無数の光コードを高密度で接続対象の装置100に光接続する必要がある。このため、多数の光コードの中から特定の光コードを識別することが非常に難しい。
そこで本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1は、発光素子41を備えている。このため、特定のコネクタ付き光ファイバコード1の発光素子41を発光させることにより、多数のコネクタ付き光コードの中から特定のコネクタ付き光ファイバコード1を簡単に識別することができる。
また、このコネクタ付き光ファイバコード1のブーツ50は、発光素子41からの出射光を拡散させながら外部に導くので、発光素子41が点灯すると、小径部30bの全周を覆うブーツ50全体が光っているように見える。これにより、装置100の正面から(コネクタ付き光ファイバコード1の後方側から)発光素子41の点灯を容易に確認することができる。このため、特定のコネクタ付き光ファイバコード1を識別することがさらに容易となっている。
また、本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1によれば、電線4が、搭載面から搭載面とは反対側の面まで連続するように設けられたスリット43と、ブーツ50に埋め込まれた埋め込み電極52により挟まれている。このため、図8で示したように、電線4をスリット43に挿入し、この電線4をスリット43と埋め込み電極52で挟み込む、という簡単な作業でコネクタ付き光ファイバコード1を組み立てることができる。
また、図6に示したように、それぞれの埋め込み電極52の外周面は、ブーツ50の2つの外表面に跨るように設けられて外部に露出されている。このため、給電端子を、図6の例で言えば、上方または側方の2つの方向のうち、アクセスしやすい方向から給電端子を埋め込み電極52に接触させることができる。
本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバコード1によれば、ハウジング20のリアハウジング30は、光コード2の径方向外側に向かって開口して発光部材40のバスバー42を支持する受け部31を備えている。受け部31に対して径方向から発光部材40を搭載すればよいため、組立が容易とされている。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
例えば、上述した実施形態では、板状部材に設けた通路としてスリット43の例を挙げて説明したが、通路は、発光素子搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する貫通孔であっても良い。この場合、貫通孔に挿入された電線が基板上部で埋め込み電極と接触し、電線と埋め込み電極と発光素子とが電気的に接続される。
また、光コード2の径方向外側に向かって開口する形状の受け部31を挙げて説明したが、受け部31の形状はこれに限られない。例えば受け部31を後方に向かって開口させて、後方側から発光部材の板状部材を受け部に挿入して支持させてもよい。
また、上述の実施形態では、埋め込み電極52を、その外周面がブーツ50の2つの外表面に跨るように設けた例を説明したが、本発明はこの例に限られない。図10は、本発明の変形例に係るコネクタ付き光ファイバコード1Aの図6に対応する図である。図10に示したように、埋め込み電極52Aを、その外周面がブーツ50の1つの外表面にのみ露出するように設けてもよい。この場合には、埋め込み電極52Aの露出する部分を光コード2の長手方向に長い形状に形成すると、外部電極と接触させやすい。また、埋め込み電極52Aの外周面は、ブーツ50の樹脂部分の外周面と同一面であってもよい。
1:コネクタ付き光コード
2:光コード
3:光ファイバ素線(光ファイバの一例)
4:導線
4a:金属線
5:抗張力繊維
6:外被
7:フェルール
10:コネクタ
20:ハウジング
21:フロントハウジング
22:ミドルハウジング
24:ばね
30:リアハウジング
30a:大径部
30b:小径部
31:受け部
32:棚部
33:係止爪
40:発光部材
41:発光素子
42:バスバー(板状部材の一例)
43:スリット
50:ブーツ
51:係止孔
52:埋め込み電極

Claims (5)

  1. 前方端部で外部機器と光接続される光ファイバと、少なくとも2つの電線を備えた光ファイバコードと、
    前記光ファイバコードの前方端部に取り付けられたコネクタと、を備え、
    前記コネクタは、
    光ファイバの前方端部を保持するフェルールと、
    前記フェルールを保持するハウジングと、
    発光素子と、前記発光素子が搭載された搭載面を有する板状部材と、を備えた発光部材と、
    前記ハウジングの後方端部に後方側から取り付けられて前記発光部材を覆うブーツと、を有し、
    前記ブーツには、前記発光素子と導通する埋め込み電極が埋め込まれており、
    前記埋め込み電極の少なくとも一部は前記ブーツから外部に露出されており、
    前記板状部材の後方側には、前記搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する通路が設けられており、
    前記電線は、前記通路に挿入され、前記電線と前記発光素子と前記埋め込み電極が電気的に接続されている、コネクタ付き光ファイバコード。
  2. 前記埋め込み電極は、前記ブーツの2つの外表面に跨るように設けられて外部に露出する、請求項1に記載のコネクタ付き光ファイバコード。
  3. 前記ハウジングは、前記光ファイバコードの径方向外側に向かって開口して前記板状部材を支持する受け部を有する、請求項1または請求項2に記載のコネクタ付き光ファイバコード。
  4. 前記ブーツは、前記発光素子から出射した光を拡散させながら外部に導く、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ付き光ファイバコード。
  5. 前方端部で外部機器と光接続される光ファイバと、少なくとも2つの電線を備えた光ファイバコードの前方端部に取り付けられるコネクタであって、
    光ファイバの前方端部を保持するフェルールと、
    前記フェルールを保持するハウジングと、
    発光素子と、前記発光素子が搭載された搭載面を有する板状部材と、を備えた発光部材と、
    前記ハウジングの後方端部に後方側から取り付けられて前記発光部材を覆うブーツと、を有し、
    前記ブーツには、前記発光素子と導通する埋め込み電極が埋め込まれており、
    前記埋め込み電極の少なくとも一部は前記ブーツから外部に露出されており、
    前記板状部材の後方側には、前記搭載面から前記搭載面とは反対側の面まで連続する通路が設けられている、コネクタ。
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