JP2015045751A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の多くの面へ適切に投影すること。
【解決手段】投影装置は、対象物100へ直接投影する第1領域C、および対象物100へ反射部材40、30を介して投影する第2領域L、Rを有する投影画像10Aを生成する投影画像生成部20と、投影画像10Aを対象物100および反射部材40、30へ向けて投影する投影部10と、を備え、投影画像生成部20は、反射部材40、30の位置、向きに基づいて投影画像10Aにおける第2領域L、Rを決める。
【選択図】図3

Description

本発明は、投影装置に関する。
レンジセンサによって対象物の形状を測定し、それをトラッキングしながら動く対象物に画像を投影するプロジェクションマッピング技術が知られている(特許文献1参照)。
特表2005−500719号公報
一般に、プロジェクションマッピングでは、プロジェクタの投影光が当たる対象物の面にのみ投影され、投影光が当たらない対象物の面は陰になるという問題があった。
請求項1に記載の投影装置は、対象物へ直接投影する第1領域、および対象物へ反射部材を介して投影する第2領域を有する投影画像を生成する投影画像生成部と、投影画像を対象物および反射部材へ向けて投影する投影部と、を備え、投影画像生成部は、反射部材の位置、向きに基づいて投影画像における第2領域を決めることを特徴とする。
請求項10に記載の投影装置は、対象物へ直接投影する第1領域、および対象物へ反射部材を介して投影する第2領域を有する投影画像を生成する投影画像生成部と、投影画像を対象物および反射部材へ向けて投影する投影部と、対象物および対象物の像を映す反射部材を撮像する撮像部と、を備え、投影画像生成部は、撮像部で撮像された画像から反射部材に映る対象物の像の位置、形状を推定し、推定結果に応じて第2領域を決めることを特徴とする。
本発明による投影装置では、対象物の多くの面へ適切に投影できる。
本発明の第一実施形態による投影装置の使用場面を例示する図である。 図1の制御装置およびプロジェクタの要部構成を説明するブロック図である。 本発明の第二実施形態による投影装置の使用場面を例示する図である。 図4(a)、(b)は、反射ミラーを例示する図である。図4(c)は、フレーム画像を例示する図である。 図3の制御装置、カメラ、およびプロジェクタの要部構成を説明するブロック図である。 3Dモデルの回転を説明する図である。 図7(a)、(b)は、反射ミラーを例示する図である。図7(c)は、フレーム画像を例示する図である。 第四実施形態におけるカメラ、制御装置、およびプロジェクタの要部構成を説明するブロック図である。 カメラで撮像されたフレーム画像を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(第一実施形態)
<使用場面の説明>
図1は、本発明の第一実施形態による投影装置の使用場面を例示する図である。プロジェクタ10は、対象物100(本例ではカメラ)に向けて、所定の画像を投影する。所定の画像は、対象物100の表面に描画したり、文字等を付したり、着色したり、表面の質感を表現したりするための絵、色地、地紋、パターン、文字や記号、テクスチャ素材等を含む画像である。
図1において、プロジェクタ10から見て対象物100の左に反射ミラー40が配置され、対象物100の右に反射ミラー30が配置されている。反射ミラー40および反射ミラー30はそれぞれ、プロジェクタ10からの投影光を反射し、プロジェクタ10からの投影光が直接届かない対象物100の面へ投影光を導くように、その位置および向きがあらかじめ調節され、固定されている。これにより、プロジェクタ10による投影像が、プロジェクタ10と対向する対象物100の面(本例ではカメラの右側面)へ直接投影されるとともに、対象物100の他の面(本例ではカメラの正面と背面)に対しては、反射ミラー40および反射ミラー30を介して間接的に投影される。
<投影制御の説明>
図1において、プロジェクタ10から見た対象物100の位置、および反射ミラー40および反射ミラー30の位置が既知でないと、対象物100に対して画像を投影することが困難である。そこで、第一実施形態では、対象物100の位置を示す情報と、反射ミラー40および反射ミラー30の位置および向きを示す情報とが、あらかじめ制御装置20C内に記録される。
図1の制御装置20Cは、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット型コンピュータ等によって構成される。制御装置20Cは、上記制御装置20C内に記録されている情報に基づいてプロジェクタ10が投影する投影画像10Aを生成する。図1の右下部に、投影画像10Aを例示する。投影画像10Aは、反射ミラー40へ向けて投影される領域Lと、対象物100へ向けて直接投影される領域Cと、反射ミラー30へ向けて投影される領域Rとを含む。
<ブロック図の説明>
図2は、図1の制御装置20Cとプロジェクタ10の要部構成を説明するブロック図である。制御装置20Cは、投影像生成部23と、制御部24と、記憶部25とを含む。第一実施形態では、記憶部25にあらかじめ記録されている情報に基づく対象物100の位置、反射ミラー40と反射ミラー30の位置および向きに応じて、投影像生成部23が、上記領域C、領域L、領域Rに含める画像を決定する。投影像生成部23は、領域Cに直接投影する画像を含め、領域Lおよび領域Rに、間接的に投影する画像を含める。
例えば、投影像生成部23は、記憶部25に記録されている位置情報に基づいて、投影画像10Aにおける領域C、領域L、領域Rの位置をそれぞれ決定する。投影画像10Aにおける領域C、領域L、領域Rのサイズは、対象物100の大きさや、反射ミラー30および反射ミラー40の大きさに合わせて、所定サイズの初期値が定められている。投影像生成部23は、投影画像10Aのうち領域C、領域Lおよび領域R以外の他の領域に対しては、例えば黒画像を生成することによって、何も投影しないようにする。
また、投影像生成部23は、記憶部25に記録されている反射ミラー40および反射ミラー30の向きの情報に基づいて、投影画像10Aにおける領域L、領域Rのサイズを調節する。例えば、反射ミラー40の正面が対象物100側に向くほど領域Lの水平方向のサイズを短くし、反射ミラー40の正面がプロジェクタ10側に向くほど領域Lの水平方向のサイズを長くする。同様に、反射ミラー30の正面が対象物100側に向くほど領域Rの水平方向のサイズを短くし、反射ミラー30の正面がプロジェクタ10側に向くほど領域Rの水平方向のサイズを長くする。
制御部24は、制御装置20Cの各部に対する制御の他、制御装置20Cとプロジェクタ10との間の通信を行う。記憶部25は、上述した所定の画像(対象物100の表面に描画したり、文字等を付したり、着色したり、表面の質感を表現したりするための絵、色地、地紋、パターン、文字や記号、テクスチャ素材等を含む画像)や、上述した対象物100の位置、反射ミラー40と反射ミラー30の位置および向きの情報を格納する。
以上の制御装置20Cは、必ずしもプロジェクタ10と分離させておく必要がなく、プロジェクタ10に制御装置20Cを内蔵させて、プロジェクタ10と一体に構成してもよい。また、例えば、プロジェクタ10の内部に、制御装置20Cを含む構成としてもよい。つまり、図2に例示した投影装置の構成は、ユーザの要望に合わせて適宜変更して構わない。
プロジェクタ10は、投影光学系11と、変調素子12と、光源13と、制御部14とを含む。光源13は、変調素子12を照明する。変調素子12は、例えばデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)によって構成され、制御装置20からの映像信号に基づいて照明光を変調する。投影光学系11は、変調素子12によって変調された光の像を投影する。
変調素子12のミラー駆動面(不図示)は、上記投影画像10A(図1)に対応させて、形式的に複数の領域に分割される。例えば、領域Lに対応させて照明光を変調する第1領域と、領域Cに対応させて照明光を変調する第2領域と、領域Rに対応させて照明光を変調する第3領域と、に分けられる。
以上説明した第一の実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)投影装置は、対象物100へ直接投影する領域C、および対象物100へ反射ミラー40、30を介して投影する領域L、Rを含む投影画像10Aを生成する投影像生成部23と、投影画像10Aを対象物100および反射ミラー40、30へ向けて投影するプロジェクタ10と、を備え、投影像生成部23は、反射ミラー40、30の位置、向きに基づいて、投影画像10Aにおける領域L,Rの位置、大きさおよび形状を決めるようにした。これにより、対象物100において、従来は陰となっていた部分など多くの面へ投影できる。また、対象物100から外れた位置へ反射する無駄な投影を避け、適切に投影を行える。
(2)反射ミラー40、30の位置、向きの情報を、あらかじめ記憶部25に記憶させておくようにした。反射ミラー30、40の位置、向きが既知となることで、反射ミラー30、40の位置、向きを推定しなくてよいので、投影処理の高速化に役立つ。
(3)投影像生成部23は、記憶部25にあらかじめ記録されている情報に基づく対象物100の位置に応じて、投影画像10Aにおける領域Cに含める画像を決定するようにした。これにより、対象物100から外れた位置へ反射する無駄な投影を避け、適切に投影を行える。
(第二実施形態)
第二実施形態では、カメラ50で撮像したフレーム画像50cに含まれる対象物100、反射ミラー40および反射ミラー30の像に基づいて、対象物100の位置、反射ミラー40および反射ミラー30の向きおよび位置を推定する。
図3は、本発明の第二実施形態による投影装置の使用場面を表す図である。第一の実施形態(図1)と比べて、デジタルカメラ50が追加される点、反射ミラー30に代えて反射ミラー30cが用いられる点、反射ミラー40に代えて反射ミラー40cが用いられる点、および制御装置20Cに代えて制御装置20が用いられる点が異なる。
カメラ50は、プロジェクタ10の近傍(図3の例ではプロジェクタ10の上)に配置される。カメラ50は、被写体像を所定のフレームレート(例えば60fps)で撮像し、撮像したフレーム画像を通信によって制御装置20へ送信する。通信は、無線通信でも有線通信でもよい。カメラ50は、なるべくプロジェクタ10に近い位置へ配置することが好ましい。カメラ50の撮像光学系とプロジェクタ10の投影光学系との間の視差が抑えられるからである。
図4(a)は、反射ミラー30cを例示する図であり、図4(b)は、反射ミラー40cを例示する図である。反射ミラー30cおよび反射ミラー40cには、それぞれ所定のマークM(例えばARマーカ)が四隅に付されている。ARマーカについては、“Marker tracking and hmdcalibration for a video-based augmented reality conferencing system.", In Proceedings of the 2nd IEEE and ACM International Workshop on Augmented Reality (IWAR 99), October 1999)”に開示される。
なお、マークMは、その形状が正方形など既知の形状であればよいので、ARマーカの代わりにGRコード(登録商標)を付してもよい。
図4(c)は、カメラ50で撮像されたフレーム画像50cを例示する図である。図4(c)において、対象物100の左側に配された反射ミラー40cの像に、図4(b)のマークMが映っている。また、対象物100の右側に配された反射ミラー30cの像に、図4(a)のマークMが映っている。
<ブロック図の説明>
図5は、図3のカメラ50、制御装置20、およびプロジェクタ10の要部構成を説明するブロック図である。カメラ50は、撮像光学系51と、撮像素子52と、画像処理部53と、制御部54とを含む。撮像光学系51は、撮像素子52の撮像面上に被写体像(対象物100および左右の反射ミラー40c、反射ミラー30c)を結像させる。撮像素子52は、例えばベイヤ配列されたカラーフィルタを通して被写体像を撮像し、RGB表色系で表された画像データを出力する。画像処理部53は、画像データに所定の画像処理(例えば、輪郭強調など)を行う。制御部54は、カメラ50の各部に対する制御、および制御装置20との間の通信を行う。
制御装置20は、マッチング処理部21と、推定部22と、投影像生成部23と、制御部24と、記憶部25とを含む。マッチング処理部21は、カメラ50から取得したフレーム画像50cのデータに基づいてオブジェクトマッチング処理を行う。具体的には、フレーム画像50cのデータに含まれる対象物100(本例ではカメラの右側面)について、記憶部25にあらかじめ記録されている対象物100の3Dモデルとの間で、オブジェクトマッチング処理を行う。3Dモデルは、対象物100の3次元形状を表すデータである。マッチング処理部21は、図6に例示するように3Dモデルを回転させながら、カメラ50で取得された画像と一致する条件(例えば、3Dモデルの回転角度)を探す。
推定部22は、マッチング処理部21による処理結果(3Dモデルの回転角度)に基づいて、プロジェクタ10の投影先となる対象物100の姿勢、および位置を推定する。第二実施形態では、推定部22で推定された対象物100の姿勢、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Cに含める画像を決定する。例えば、投影像生成部23は、推定された対象物100の位置に基づいて、投影画像10Aにおける領域Cの位置を決定し、推定された対象物100の姿勢における対象物100の輪郭形状に合わせて、投影画像10Aにおける領域Cのサイズや形状をそれぞれ決定する。
推定部22はさらに、フレーム画像50cのデータに含まれるマークMの向きに基づいて、反射ミラー40cおよび反射ミラー30cの向きおよび位置を推定する。第二実施形態では、推定部22で推定された反射ミラー40cおよび反射ミラー30cの向き、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Lおよび領域Rに含める画像を決定する。
例えば、反射ミラー40cおよび反射ミラー30cの向きおよび位置がわかると、反射ミラー40cおよび反射ミラー30cと上記対象物100との位置関係がわかる。これにより、反射ミラー40cの位置から対象物100を見る方向(角度)が明らかになるので、この角度情報を上記3Dモデルに適用することで、反射ミラー40cの位置から見える対象物100の輪郭形状を推定できる。同様に、反射ミラー30cの位置から対象物100を見る方向(角度)がわかるので、この角度情報を上記3Dモデルに適用することで、反射ミラー30cの位置から見える対象物100の輪郭形状を推定できる。投影像生成部23は、上記推定された対象物100の輪郭形状に合わせて、投影画像10Aにおける領域Lおよび領域Rのサイズや形状をそれぞれ決定する。
また、投影像生成部23は、推定部22により推定された反射ミラー40cおよび反射ミラー30cの位置に合わせて、投影画像10Aにおける領域L、領域Rの位置をそれぞれ決定する。
投影像生成部23は、例えば対象物100が回転するなどして静止していない場合において、リアルタイムに変化する対象物100の位置および姿勢(輪郭形状)に応じてテクスチャ素材等の投影サイズや形状、および投影位置をリアルタイムに移動させるように、所定のフレームレート(例えば60fps)で撮像されるフレーム画像50cに基づいて、投影する画像を逐次変更する。このような処理により、投影画像10Aの生成が対象物100の動きに合わせてリアルタイムに行われる。投影像生成部23で生成された投影画像10Aは、プロジェクタ10から投影させるため、制御部24によってプロジェクタ10へ送出される。
制御部24は、制御装置20の各部に対する制御の他、制御装置20とカメラ50との間、および制御装置20とプロジェクタ10との間の通信を行う。記憶部25は、上述した所定の画像(対象物100の表面に描画したり、文字等を付したり、着色したり、表面の質感を表現したりするための絵、色地、地紋、パターン、文字や記号、テクスチャ素材等を含む画像)や、対象物100の3Dモデルデータを格納する。
以上の制御装置20は、必ずしもプロジェクタ10と分離させておく必要がなく、プロジェクタ10に制御装置20を内蔵させて、プロジェクタ10と一体に構成してもよい。また、例えば、プロジェクタ10の内部に、カメラ50や制御装置20を含む構成としてもよい。つまり、図3に例示した投影装置の構成は、ユーザの要望に合わせて適宜変更して構わない。プロジェクタ10は、第一実施形態で用いるものと同様であるので、説明を省略する。
上述した推定部22が、プロジェクタ10の投影先となる対象物100の姿勢および位置を推定する際に、より推定精度を高めるために、キネクト(Kinect(商標))センサと呼ばれる3D情報を取得できるデバイスを用いてもよい。推定部22は、このセンサで取得される3次元形状情報に基づいて、対象物100の位置や姿勢を得る。キネクトセンサは、RGB方式カメラに加えて、奥行き(センサからの距離)測定用の赤外光カメラを備えており、対象物100の各部位についての3次元形状情報を取得する。なおこの場合は、形状を測定するために、カメラとプロジェクタとの距離を所定の距離だけ離して配置することが好ましい。
また、3次元形状情報を取得するために、視認が困難なランダムパターン(表面形状が表われるパターン)を埋め込んだ投影画像をプロジェクタ10から対象物100に投影し、これを撮像したフレーム画像50cに基づいて、画像に含まれるパターンを解析することによって対象物100の3次元形状情報を取得するようにしてもよい。この場合にも、対象物100の姿勢および位置を推定する際の推定精度を高めることができる。この技術は、“Making any planar surface into a touch-sensitive display by a mere projector and camera, PROCAMS, 2012, pp.35-42”に記載されている。上述したような視認が困難なランダムパターンを投影画像に埋め込む一例として、プロジェクタ10から赤外光によるランダムパターン画像を投影させるようにしてもよい。ランダムパターンが目立ってユーザにとって目障りになることを防止できる。
上記反射ミラー30cおよび反射ミラー40cに付されたマークMは、目立ち過ぎるとユーザにとって目障りな存在となる。この場合には、プロジェクタ10からの投影によって、マークMを見づらくすることが望ましい。例えば、“Appearance control using projection with model predictive control. In Proc. of International, Conference on Pattern Recognition, pages 2832-2835, Los Alamitos, CA, USA, 2010. IEEE Computer Society”を応用するとよい。
以上説明した第二実施形態によれば、第一の実施形態に比べて、次の作用効果が得られる。
(1)投影装置は、対象物100および対象物100の像を映す反射ミラー40c、30cを撮像するカメラ50を備え、投影像生成部23は、カメラ50で撮像された画像から反射ミラー40c、30cの位置、向きを推定し、推定結果に応じて領域L、Rの位置、大きさ、形状を決めるようにしたので、対象物100から外れた位置へ反射される無駄な投影を避け得る。
(2)投影像生成部23は、カメラ50で撮像された画像から、反射ミラー40c、30cに付されたマークMに基づいて反射ミラー40c、30cの位置、向きを推定し、推定結果に応じて領域L、Rの位置、大きさ、形状を決めるようにしたので、投影画像10Aにおける領域L、Rを適切に決定できる。
(3)投影像生成部23は、カメラ50で撮像された画像から、対象物100の位置、形状を推定し、推定結果に応じて領域Cを決めるようにしたので、投影画像10Aにおける領域Cを適切に決定し、対象物100から外れた位置への無駄な投影を避け得る。
(4)プロジェクタ10は、対象物100の表面形状を表すランダムパターンを投影し、投影像生成部23は、カメラ50で撮像されたランダムパターンを含む画像から対象物100の位置、形状を推定し、推定結果に応じて領域Cの位置、大きさ、形状を決めるようにしたので、対象物100から外れた位置への無駄な投影を避けることができる。また、対象物100の位置、形状の推定精度も高められる。
(5)ランダムパターンを赤外光で投影することで、ランダムパターンが目立ってユーザにとって目障りになることを防止できる。
(第三実施形態)
第二実施形態では、反射ミラー30cおよび反射ミラー40cの四隅にそれぞれマークMを付したが、第三実施形態では、反射ミラー30cおよび反射ミラー40cに代えて、フレーム(枠)を有する反射ミラー30dおよび反射ミラー40dを備える。
本発明の第三実施形態による投影装置の使用場面は、第二実施形態と同様に図3で表すことができる。ただし、反射ミラー30cに代えて反射ミラー30dを用い、反射ミラー40cに代えて反射ミラー40dを用いる。
図7(a)は、反射ミラー30dを例示する図であり、図7(b)は、反射ミラー40dを例示する図である。反射ミラー30dおよび反射ミラー40dには、それぞれ端部にフレームFが設けられている。
図7(c)は、カメラ50で撮像されたフレーム画像50dを例示する図である。図7(c)において、対象物100の左側に配された反射ミラー40dの像に、フレームFが映っている。また、対象物100の右側に配された反射ミラー30dの像に、フレームFが映っている。
第三実施形態では、第二実施形態と同様に、フレーム画像50cのデータに含まれる対象物100(本例ではカメラの右側面)に対してのみ、記憶部25にあらかじめ記録されている対象物100の3Dモデルとの間でオブジェクトマッチング処理を行う。オブジェクトマッチング処理自体は、第二実施形態と同様である。
推定部22は、マッチング処理部21による処理結果(3Dモデルの回転角度)に基づいて、プロジェクタ10の投影先となる対象物100の姿勢、および位置を推定する。そして、推定部22で推定された対象物100の姿勢、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Cに含める画像を決定する。領域Cに対する画像の決定は、第二実施形態の場合と同様である。
推定部22はさらに、フレーム画像50dのデータに含まれるフレームFの向きに基づいて、反射ミラー40dおよび反射ミラー30dの向きおよび位置を推定する。第三実施形態では、推定部22で推定された反射ミラー40dおよび反射ミラー30dの向き、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Lおよび領域Rに含める画像を決定する。反射ミラー40dおよび反射ミラー30dの向きおよび位置を推定した後の処理内容は、第二の実施形態と同様である。すなわち、推定部22が、推定した反射ミラー40d(反射ミラー30d)の位置から対象物100を見る方向(角度)を3Dモデルに適用して対象物100の輪郭形状を求め、投影像生成部23が、対象物100の輪郭形状に合わせて投影画像10Aにおける領域L(領域R)のサイズや形状を決定する。
また、投影像生成部23は、推定部22により推定された反射ミラー40dおよび反射ミラー30dの位置に合わせて、投影画像10Aにおける領域L、領域Rの位置をそれぞれ決定する。
上述した推定部22が、フレーム画像50dのデータに含まれるフレームFに基づいて、反射ミラー30dおよび反射ミラー40dの向きおよび位置を推定する際に、より精度を高めるために、上記キネクト(Kinect(商標))センサと呼ばれる3D情報を取得できるデバイスを用いてもよい。
以上説明した第三実施形態によれば、第一の実施形態に比べて、次の作用効果が得られる。
(1)投影像生成部23は、カメラ50で撮像された画像から反射ミラー40d、30dの位置、向きを推定し、推定結果に応じて領域L、Rの位置、大きさ、形状を決めるようにしたので、対象物100から外れた位置へ反射される無駄な投影を避け得る。
(2)投影像生成部23は、カメラ50で撮像された画像から、反射ミラー40d、30dに付された枠Fに基づいて反射ミラー40d、30dの位置、向きを推定し、推定結果に応じて領域L、Rの位置、大きさ、形状を決めるようにしたので、投影画像10Aにおける領域L、Rを適切に決定できる。
(第四実施形態)
第一実施形態から第三実施形態では、反射ミラー30(30cまたは30d)および反射ミラー40(40cまたは40d)をあらかじめ適切な位置、向き(角度)にて固定しておく例を説明したが、第四実施形態では、反射ミラー30および反射ミラー40の向きをそれぞれ変更可能に構成する点が異なる。
本発明の第四実施形態による投影装置の使用場面は、第二実施形態と同様に図3で表すことができる。ただし、第四実施形態では、反射ミラー30を駆動するアクチュエータ30e(図8)と、反射ミラー40を駆動するアクチュエータ40f(図8)と、ミラーコントローラ60(図8)が追加され、図3の制御装置20に代えて制御装置20Bが設けられる。
<ブロック図の説明>
図8は、第四実施形態におけるカメラ50、制御装置20B、およびプロジェクタ10の要部構成を説明するブロック図である。カメラ50は、図5を参照して説明したカメラ50と同様なので説明を省略する。制御装置20Bは、図5を参照して説明した制御装置20と比べて、ミラー駆動指示部26が追加されている点が異なる。ミラー駆動指示部26は、推定部22によって推定された対象物100の位置へ正しく画像を投影するように、ミラーコントローラ60に対して反射ミラー30および反射ミラー40の駆動指示を送出する。推定部22が対象物100の位置をオブジェクトマッチング処理によって推定する手法は、上述した第二実施形態や第三実施形態と同様である。
ミラーコントローラ60は、アクチュエータ30eに対する制御信号と、アクチュエータ40fに対する制御信号とを出力する。アクチュエータ30eは、ミラーコントローラ60からの制御信号に応じて反射ミラー30の位置および向き(角度)を変化させる。アクチュエータ40fは、ミラーコントローラ60からの制御信号に応じて反射ミラー400の位置および向き(角度)を変化させる。
ミラーコントローラ60は、駆動後のアクチュエータ30eから、反射ミラー30の位置および向き(角度)を示す情報を読み出してミラー駆動指示部26へ送出する。また、ミラーコントローラ60は、駆動後のアクチュエータ40fから、反射ミラー40の位置および向き(角度)を示す情報を読み出してミラー駆動指示部26へ送出する。
第四の実施形態では、上述したように、反射ミラー30および反射ミラー40の位置および向き(角度)の情報を制御装置20Bによって読み取り可能に構成することで、カメラ50で取得されるフレーム画像のデータを解析しなくても、反射ミラー30および反射ミラー40の位置および向きを検出し得る。
推定部22は、マッチング処理部21による処理結果(3Dモデルの回転角度)に基づいて、プロジェクタ10の投影先となる対象物100の姿勢、および位置を推定する。そして、推定部22が推定した対象物100の姿勢、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Cに含める画像を決定する。領域Cに対する画像の決定は、第二実施形態や第三実施形態の場合と同様である。
ミラー駆動指示部26は、推定部22によって推定された対象物100の位置へ正しく画像を投影するように、ミラーコントローラ60に対して反射ミラー30および反射ミラー40の駆動を指示する。これにより、対象物100の正面と背面に対して、反射ミラー40および反射ミラー30を介して画像が適切に投影される。
推定部22はさらに、反射ミラー40の位置および向き(角度)を示す情報、反射ミラー30の位置および向き(角度)を示す情報をミラー駆動指示部26から受け取る。これにより、反射ミラー30の位置から対象物100を見る方向(角度)が明らかになるので、この角度情報を上記3Dモデルに適用することで、反射ミラー30の位置から見える対象物100輪郭形状を推定できる。同様に、反射ミラー40の位置から対象物100を見る方向(角度)がわかるので、この角度情報を上記3Dモデルに適用することで、反射ミラー40の位置から見える対象物100の輪郭形状を推定できる。投影像生成部23は、上記推定した対象物100の輪郭形状に合わせて、投影画像10Aにおける領域Lおよび領域Rのサイズや形状をそれぞれ決定する。
また、投影像生成部23は、ミラー駆動指示部26から受け取った反射ミラー40および反射ミラー30の位置に合わせて、投影画像10Aにおける領域L、領域Rの位置をそれぞれ決定する。
以上説明した第四実施形態によれば、第二の実施形態に比べて、次の作用効果が得られる。
(1)反射ミラー40、30の位置、向きの情報は、反射ミラー40、30の位置、向きを制御するミラーコントローラ60から取得するようにしたので、反射ミラー40、30の位置、向きを推定する処理が不要となり、処理時間の短縮が可能となる。
(2)また、反射ミラー40、30の位置、向きを調節できる構成にしたので、反射ミラー40、30が固定で動かせない場合に比べて、反射ミラー40、30の大きさ(面積)にマージンを含めなくてよい。これにより、反射ミラー40、30の大きさを小さく抑えたり、より大きな対象物に対応させたりすることが可能となる。
また、反射ミラー40、30の位置、向きが既知となることで、第二実施形態や第三実施形態に比べて反射ミラー40、30の位置、向きを推定する処理負担が軽減され、投影処理の高速化が可能となる。
(第五実施形態)
第五実施形態では、投影像生成部23が、反射ミラー40、反射ミラー30の位置、向きを求めることなしに、領域L、領域Rに含める画像を決定する。このためにマッチング処理部21が、フレーム画像50cに含まれる対象物100(本例ではカメラの右側面)、フレーム画像50cに含まれる反射ミラー40に映る対象物100の正面像100f、およびフレーム画像50cに含まれる反射ミラー30に映る対象物100の背面像100rに対し、3回のオブジェクトマッチング処理を行う。
本発明の第五実施形態による投影装置の使用場面は、第二実施形態と同様の図3で表すことができる。ただし、反射ミラー30cに代えて反射ミラー30を用い、反射ミラー40cに代えて反射ミラー40を用いる。
図9は、カメラ50で撮像されたフレーム画像50cを例示する図である。図9において、対象物100の左側に配された反射ミラー40に、対象物100の正面像100fが映っている。また、対象物100の右側に配された反射ミラー30に、対象物100の背面像100rが映っている。
<ブロック図の説明>
第五実施形態におけるカメラ50、制御装置20B、およびプロジェクタ10の要部構成は、第二実施形態と同様の図5で表すことができる。マッチング処理部21は、フレーム画像50cに含まれる対象物100(本例ではカメラの右側面)、フレーム画像50cに含まれる反射ミラー40に映る対象物100の正面像100f、およびフレーム画像50cに含まれる反射ミラー30に映る対象物100の背面像100rに対し、3回のオブジェクトマッチング処理を行う。
対象物100(本例ではカメラの右側面)に対するオブジェクトマッチング処理は、第二実施形態と同様である。マッチング処理部21はさらに、フレーム画像50cに含まれる反射ミラー40に映る対象物100の正面像100f、およびフレーム画像50cに含まれる反射ミラー30に映る対象物100の背面像100rに対しても、それぞれ記憶部25にあらかじめ記録されている対象物100の3Dモデルとの間で、オブジェクトマッチング処理を行う。図6に例示するように3Dモデルを回転させながら、正面像100f、背面像100rと一致する条件(例えば、3Dモデルの回転角度)を探す。
推定部22は、マッチング処理部21による処理結果(3Dモデルの回転角度)に基づいて、プロジェクタ10の投影先となる対象物100の姿勢、位置、正面像100fの姿勢、位置、および背面像100rの姿勢、位置を推定する。第五実施形態では、推定部22で推定された対象物100の姿勢、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Cに含める画像を決定する。また、推定部22で推定された正面像100fの姿勢、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Lに含める画像を決定する。さらに、推定部22で推定された背面像100rの姿勢、位置に基づいて、投影像生成部23が、領域Rに含める画像を決定する。
例えば、投影像生成部23は、推定された対象物100の位置に基づいて、投影画像10Aにおける領域Cの位置を決定し、対象物100の輪郭形状に合わせて、投影画像10Aにおける領域Cのサイズや形状をそれぞれ決定する。
同様に、投影像生成部23は、推定された正面像100f(背面像100r)の位置に基づいて、投影画像10Aにおける領域L(領域R)の位置を決定し、正面像100f(背面像100r)の輪郭形状に合わせて、投影画像10Aにおける領域L(領域R)のサイズや形状をそれぞれ決定する。
一般に、図9のフレーム画像50cにおいて、反射ミラー40に映る対象物100の正面像100fから外れた位置のミラー40上へ投影光を投影すると、その投影光は対象物100を挟んで反対側の反射ミラー30に向けて反射され、無駄になる。また、フレーム画像50cにおいて、中央に位置する対象物100から外れた位置へ投影光を投影すると、その投影光は背景に向かって進み、無駄になる。さらにまた、フレーム画像50cにおいて、反射ミラー30に映る対象物100の背面像100rから外れた位置のミラー30上に投影光を投影すると、その投影光は対象物100を挟んで反対側の反射ミラー40に向けて反射され、無駄になる。
投影像生成部23は、上述した無駄な投影を避けるため、例示した投影画像10Aの領域L、領域C、および領域Rの全域に画像を投影するのではなく、フレーム画像50cに含まれている対象物100(本例ではカメラの右側面)、反射ミラー40に映る正面像100f、および反射ミラー30に映る背面像100rに対応する範囲にのみ投影画像を投影するように、領域L、領域C、および領域Rに含める画像を決める。対象物100(右側面)、正面像100fおよび背面像100rに対応しない他の領域に対しては、例えば黒画像を生成することによって、何も投影しないようにする。
なお、例えば対象物100が静止していない場合は、投影像生成部23は、リアルタイムに変化する対象物100の位置および姿勢(輪郭形状)に応じてテクスチャ素材等の投影サイズや形状、および投影位置をリアルタイムに移動させるように、上記60fpsで撮像されるフレーム画像50cに基づいて、投影する画像を逐次変更する。このような処理により、投影画像10Aの生成が対象物100の動きに合わせてリアルタイムに行われる。投影像生成部23で生成された投影画像10Aは、プロジェクタ10から投影させるため、制御部24によってプロジェクタ10へ送出される。
以上説明した第五実施形態によれば、次の作用効果が得られる。すなわち、投影装置は、対象物100へ直接投影する領域C、および対象物100へ反射ミラー40、30を介して投影する領域L、Rを含む投影画像10Aを生成する投影像生成部23と、投影画像10Aを対象物100および反射ミラー40、30へ向けて投影するプロジェクタ10と、対象物100および対象物100の像を映す反射ミラー40、30を撮像するカメラ50を備え、投影像生成部23は、カメラ50で撮像された画像から反射ミラー40、30に映る対象物100の像100f、100rの位置、形状を推定し、推定結果に応じて投影画像10Aにおける領域L,Rの位置、大きさおよび形状を決めるようにしたので、対象物100から外れた位置へ反射する無駄な投影を避け、適切に投影を行える。
(変形例)
上述した説明では、対象物100の左右に反射ミラーを配置する例を説明したが、対象物100の上側にも反射ミラーを設けてよい。対象物100の上方に反射ミラーを設けることで、対象物100の上面にも画像を投影することができる。具体的には、投影画面10Aにおいて領域Cの上側に領域Uを設け、対象物100の輪郭形状に合わせて、領域Uに含める投影像のサイズや形状を決定すればよい。対象物100の位置情報や、輪郭形状の情報を、上述した領域Lや領域Rの場合と同様に、カメラ画像に基づいて推定したり、あらかじめ記憶部25に記憶させたりすることができる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。各実施形態および変形例において述べた技術事項は、適宜組み合わせてもよい。
10…プロジェクタ
10A…投影画像
20、20B、20C…制御装置
21…マッチング処理部
22…推定部
23…投影像生成部
24…制御部
25…記憶部
30、40、30c、40c、30d、40d…反射ミラー
30e、40f…アクチュエータ
50…カメラ
50c、50d…フレーム画像
60…ミラーコントローラ
100…対象物
100f…正面像
100r…背面像
F…フレーム
M…マーク

Claims (10)

  1. 対象物へ直接投影する第1領域、および前記対象物へ反射部材を介して投影する第2領域を有する投影画像を生成する投影画像生成部と、
    前記投影画像を前記対象物および前記反射部材へ向けて投影する投影部と、を備え、
    前記投影画像生成部は、前記反射部材の位置、向きに基づいて前記投影画像における前記第2領域を決めることを特徴とする投影装置。
  2. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記対象物および前記対象物の像を映す前記反射部材を撮像する撮像部を備え、
    前記投影画像生成部は、前記撮像部で撮像された画像から前記反射部材の位置、向きを推定し、推定結果に応じて前記第2領域を決めることを特徴とする投影装置。
  3. 請求項2に記載の投影装置において、
    前記投影画像生成部は、前記撮像部で撮像された画像から、前記反射部材に付された所定マークに基づいて前記反射部材の位置、向きを推定し、推定結果に応じて前記第2領域を決めることを特徴とする投影装置。
  4. 請求項2に記載の投影装置において、
    前記投影画像生成部は、前記撮像部で撮像された画像から、前記反射部材に付された枠に基づいて前記反射部材の位置、向きを推定し、推定結果に応じて前記第2領域を決めることを特徴とする投影装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記投影画像生成部は、前記撮像部で撮像された画像から前記対象物の位置、形状を推定し、推定結果に応じて前記第1領域を決めることを特徴とする投影装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記投影部は、前記対象物の表面形状を表す所定パターンを投影し、
    前記投影画像生成部は、前記撮像部で撮像された前記所定パターンを含む画像から前記対象物の位置、形状を推定し、推定結果に応じて前記第1領域を決めることを特徴とする投影装置。
  7. 請求項6に記載の投影装置において、
    前記所定パターンは、赤外光で投影されることを特徴とする投影装置。
  8. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記反射部材の位置、向きの情報は、あらかじめ記憶部材に記憶されていることを特徴とする投影装置。
  9. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記反射部材の位置、向きの情報は、前記反射部材の位置、向きを制御する制御部から取得することを特徴とする投影装置。
  10. 対象物へ直接投影する第1領域、および前記対象物へ反射部材を介して投影する第2領域を有する投影画像を生成する投影画像生成部と、
    前記投影画像を前記対象物および前記反射部材へ向けて投影する投影部と、
    前記対象物および前記対象物の像を映す前記反射部材を撮像する撮像部と、を備え、
    前記投影画像生成部は、前記撮像部で撮像された画像から前記反射部材に映る前記対象物の像の位置、形状を推定し、推定結果に応じて前記第2領域を決めることを特徴とする投影装置。
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