JP2015043511A - 通信制御装置および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信に応じた適切なプレコンディション制御を行うことができる通信制御装置および通信制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】受信信号記憶部303は、受信したSIP_INVITE信号のCall-IDおよびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶する。SIP信号送信部305は、プレコンディション制御の設定がされたSIP_INVITE信号を送信する。その後、SIP信号受信部301はその発信先からSIP_183信号を受信すると、SIP信号構文解析部302は、受信信号記憶部303を参照して、そのSIP_183信号のCall-IDと一致するCall-IDに対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していないことを示していると判断する場合には、SIP_183信号からプレコンディション制御の設定を削除する。そして、SIP信号送信部305は、発信元の携帯端末に送信する。【選択図】 図2

Description

本発明は、SIP(SessionInitiation Protocol)等においてプレコンディション(Precondition)制御を行う通信制御装置および通信制御方法に関する。
従来において、IMS(IPMultimedia Subsystem)を用いたSIPメッセージを送受信するためのネットワークシステムが知られている。例えば、特許文献1においては、その一般的なシステム構成例が示されており、SIPメッセージは、ゲートウエイを介してCSCF(Call SessionControl Function)と移動端末との間で送受信されることの記載がある。
国際公開第2008−044265号
IP(InternetProtocol)を用いて音声通話を行うに際して、その通話品質を確保するために、プレコンディション制御を行うことが一般的である。このプレコンディション制御とは、発着の通話品質が十分に確保されている場合に限り通信を確保したいと考えている通信方式に対して、SIP信号上のパラメータを用いて、通話品質が所定条件を満たしているかの確認を行う制御方法のことである。例えば、そのような通信方式に、VoLTE(Voice Over LTE)がある。
特許文献1の技術などの従来の技術などのIMSにおいてSIPを用いた通話を行おうとする場合、プレコンディション制御を必要とする。
しかしながら、一般的なデータ通信を行うに際しては、プレコンディション制御を必要としないことから、プレコンディション制御を必要とする音声通話とプレコンディション制御を必要としないデータ通信とが、一のIMS網において混在した状態となる。すなわち、携帯端末等がコアネットワークにアクセスするためのIP−CAN(IP-Connectivity Access Network:IP接続アクセスネットワーク)において、プレコンディション制御を必要とするものと、必要としないものが混在した状態となり、適切なプレコンディション制御が必要となる。
ここで、近年普及しつつあるVoLTEに、プレコンディション制御を適用する場合について考えてみる。VoLTEのようにEnd-Endでプレコンディション制御を必要とするIP−CANをIMS網に備える場合、以下の手法が考えられる。
(1)既存IMS網に対して、すべての経路においてEnd-Endのプレコンディション制御を行う。
図8は、そのプレコンディション制御の概念図を示す。図8に示される通り、携帯端末10は、IP−CAN20を介して、他の携帯端末や、他のPSTNなどのPSTN(他網)40にアクセスすることができる。その際、IP−CAN20が、プリコンディション制御を必要としても、必要としていなくても、すべての通信に対して、プレコンディション制御を行うことが考えられる。図7における実線で示される矢印は、プレコンディション制御による通信を示している。この例においては、IMS内においては、すべての通信はプレコンディション制御が行われている。
(2)IP−CANのゲートウエイとなるP−CSCFにて、プレコンディション制御を終端させる。
図9は、P−CSCF30にて、プレコンディション制御を終端させるときの概念図を示す。図9における実線で示される矢印の通り、P−CSCFと、プレコンディションが必要なIP−CANに接続する携帯端末10との間でプレコンディション制御による通信が行われている。
一般的にプレコンディション制御は、End-Endで実施すべきであるところ、IMS30内においてあらかじめ帯域を決めておくことで、各携帯端末10においては、プレコンディション制御が実行されているかのごとく見せることが考えられる。
このいずれの案においても、以下の課題が発生する。すなわち案(1)においては、VoLTE以外の他の通信、例えば一般的なデータ通信などで、プレコンディション制御が不要とされるIP−CAN20に接続する場合などのプレコンディション制御の必要がなかった呼に対しても実施するため、信号量が増加する、という問題が生ずる。
また、上記案(2)においては、本来プレコンディション制御は、End-Endで個別に定めた帯域を保証することにより実施すべきところを、あらかじめ帯域を決めておくことで端末にプレコンディション制御できているかのようみせる方式となる。よって、本来のプレコンディション制御はできず、通信品質を必ずしも保証することができない、という問題が生ずる。
そこで、本発明においては、通信に応じた適切なプレコンディション制御を行うことができる通信制御装置および通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の通信制御装置は、通信のためのリソース確保の確認手順であるプレコンディション制御を行う通信制御装置において、発信元となる携帯端末から通信要求を受信する通信要求受信手段と、前記通信要求受信手段により受信された通信要求の識別情報およびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶する記憶手段と、前記通信要求受信手段により受信された通信要求にプレコンディション制御の設定がなされている場合には、当該通信要求を発信先の携帯端末に送信し、プレコンディション制御の設定がなされていない場合には、プレコンディション制御の設定を付加した設定済み通信要求を発信先の携帯端末に送信する通信要求送信手段と、前記発信先の携帯端末から、プレコンディション制御の設定がなされた、前記通信要求に対する応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段が前記通信要求に対する応答信号を受信すると、前記記憶手段において前記応答信号の識別情報と一致する識別情報に対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していたことを示しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、プレコンディション制御の設定がなされていないと判断されると、前記応答信号からプレコンディション制御の設定を削除する削除手段と、前記削除手段によりプレコンディション制御の設定が削除された応答信号を前記発信元の携帯端末に送信する応答信号送信手段と、を備えている。
また、本発明の通信制御方法は、通信のためのリソース確保の確認手順であるプレコンディション制御を行う通信制御装置の通信制御方法において、発信元となる携帯端末から通信要求を受信する通信要求受信ステップと、前記通信要求受信ステップにより受信された通信要求の識別情報およびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記通信要求受信ステップにより受信された通信要求にプレコンディション制御の設定がなされている場合には、当該通信要求を発信先の携帯端末に送信し、プレコンディション制御の設定がなされていない場合には、プレコンディション制御の設定を付加した設定済み通信要求を発信先の携帯端末に送信する通信要求送信ステップと、前記発信先の携帯端末から、プレコンディション制御の設定がなされた、前記通信要求に対する応答信号を受信する応答信号受信ステップと、前記応答信号受信ステップが前記通信要求に対する応答信号を受信すると、前記記憶手段において前記応答信号の識別情報と一致する識別情報に対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していたことを示しているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより、プレコンディション制御の設定がなされていないと判断されると、前記応答信号からプレコンディション制御の設定を削除する削除ステップと、前記削除ステップによりプレコンディション制御の設定が削除された応答信号を前記発信元の携帯端末に送信する応答信号送信ステップと、を備えている。
本発明によれば、受信された通信要求の識別情報およびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶しておき、プレコンディション制御の設定の有無に応じて、プレコンディション制御の設定を付加した設定済み通信要求を発信先の携帯端末に送信する。そして、その発信先の携帯端末から、プレコンディション制御の設定がなされた、通信要求に対する応答信号を受信すると、応答信号の識別情報と一致する識別情報に対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していないことを示している場合には、応答信号からプレコンディション制御の設定を削除して、発信元の携帯端末に送信する。これにより、効率的なプレコンディション制御を実現することができ、無駄な信号量を増大させることがない。すなわち、全端末、全経路に対してプレコンディション制御をする必要がなく、適切な相手のみプレコンディション制御を行うことができる。
本発明によれば、効率的なプレコンディション制御を実現することができ、無駄な信号量を増大させることがない。すなわち、全端末、全経路に対してプレコンディション制御をする必要がなく、適切な相手のみプレコンディション制御を行うことができる。
本実施形態におけるIMSを備える通信ネットワーク1のシステム構成図である。 P−CSCF300aの機能構成を示すブロック図である。 P−CSCF300aのハードウェア構成図である。 P−CSCF300aの動作を示すフローチャートである。 プレコンディション制御を必要とするIP−CAN20aにおける携帯端末10aと携帯端末10bとの通信処理を示すシーケンス図である。 携帯端末10aと、PSTN(他網)40との間でのプレコンディション制御を行うときの通信処理を塩メスシーケンス図である。 PSTN(他網)40からの着信を受け付ける際におけるプレコンディション制御を示すシーケンス図である。 End-Endのプレコンディション制御を行うときのプレコンディション制御の概念図である。 P−CSCF30にて、プレコンディション制御を終端させるときの概念図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態におけるIMSを備える通信ネットワーク1のシステム構成図である。図1において示される通り、通信ネットワーク1は、IP−CAN20、IMS30a、およびPSTN40を含んで構成される。IP−CAN20は、IP接続アクセスネットワークであり、例えば、WLANや、ADSLなどの、携帯端末10がIMS30に接続するためのネットワークである。なお、図1において、IP−CAN20には、プレコンディション制御を必要とするIP−CAN20aと、プレコンディション制御を必要としないIP−CAN20bとがある。前者は、例えば、SIPによるVoLTEを行うためのものがある。後者は、例えばPoc(Push to talk over Cellular)による通話を行うためのものがある。
IMS30aは、呼セッション制御機能やメディア変換機能を有する各種サーバ群からなるものであって、例えば、P−CSCF(Proxy Call/Session Control Function) 300、I−CSCF(Interrogating-CSCF)310、S−CSCF(Serving-CSCF)320、およびMGCF(Media Gateway Controller Function)330を含んで構成されている。
図1において、携帯端末10aおよび10bは、通信のためのリソース確保の確認手順であるプレコンディションが必要とされるIP−CAN20aに接続される端末であって、このIP−CAN20aにアクセスする携帯端末10aおよび10bは、そのP−CSCF300aを含む、I−CSCF310、S−CSCF320との間では、プレコンディション制御が行われている。例えば、携帯端末10aが発信処理した場合、その携帯端末10aと他の携帯端末10bや、携帯端末10dとの間、または他網宛てのMGCF330との間の経路P1、P2およびP3は、プレコンディション制御がなされている。
また、他網のPSTN40からの着信や、そのほか、IP−CAN20bからの着信を受ける携帯端末10bは、P−CSCF300aとの間でのみプレコンディション制御が行われる。その経路P4およびP5は、プレコンディション制御が行われるが、プレコンディションが不要とされるIP−CAN20bから発信されたことを示す経路P6およびP8は、プレコンディション制御がなされていない。なお、経路P7は、P−CSCF300aまでプレコンディション制御がなされていないが、P−CSCF300aから携帯端末10bまでの間の経路P4は、プレコンディション制御がなされる。
本実施形態におけるP−CSCF300aは、プレコンディション制御を必要とするIP−CAN20aを経由した発信を受け付ける場合には、その宛先がプレコンディション制御を不要とするIP−CANを経由するものであっても、End-Endでプレコンディション制御を実施する。なお、PSTN40等他網宛ての場合には、MGCF330でプレコンディション制御を終端させる。
また、P−CSCF300aは、プレコンディション制御を必要としないIP−CAN20bからの発信を受け付けた場合や、PSTN40からの発信を受け付ける場合には、その宛先となる携帯端末10bとの間で、プレコンディション制御を実行する。
一方で、P−CSCF300bは、プレコンディション制御を必要としないIP−CAN20bのための通信制御装置であって、そのIP−CAN20bからの発信を受け付ける場合や、または、プレコンディション制御を必要としない他網からIP−CAN20bに接続される携帯端末10dへの発信を受け付ける場合には、プレコンディション制御は行わない。なお、プレコンディション制御が必要とされるIP−CAN20aからの発信を受け付ける場合には、プレコンディション制御を行う。
本実施形態のP−CSCF300aは、上述したとおり、宛先や発信元に応じてプレコンディション制御を実行することにより、効率的なプレコンディション制御を実現することができ、無駄な信号量を増大させることがなくなる。
つぎに、上述のプレコンディション制御を実現するための通信制御装置であるP−CSCF300aについて説明する。図2は、そのP−CSCF300aの機能構成を示すブロック図である。P−CSCF300aは、IMS30における通信制御装置であって、SIPメッセージを制御する機能を有している。このP−CSCF300aは、SIP信号受信部301(通信要求受信手段、応答信号受信手段)、SIP信号構文解析部302(判断手段)、受信信号記憶部303(記憶手段)、SIP信号構文組立部304(削除手段)、およびSIP信号送信部305(通信要求送信手段、応答信号送信手段)を含んで構成されている。
図3は、P−CSCF300aのハードウェア構成図である。図2に示されるP−CSCF300aは、物理的には、図3に示すように、一または複数のCPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、ハードディスクまたは半導体メモリ等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2における各機能は、図3に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
SIP信号受信部301は、携帯端末10aまたはI−CSCF310から送信されたSIP信号を受信する部分である。
SIP信号構文解析部302は、SIP信号の構文を解析する部分である。例えば、SIP信号構文解析部302は、受信したSIP信号(例えば、INVITE信号や、UPDATE信号、そのほか183信号など)から、Call-IDや、プレコンディション制御を示す制御情報等を解析する。
受信信号記憶部303は、SIP信号構文解析部302により解析された結果、所定のSIP信号については、その信号の内容を記憶する部分である。具体的には、受信信号記憶部303は、SIP_INVITE信号に割り当てられている呼の識別情報を示すCall-IDと、プレコンディション制御の設定情報(設定の有無を示す)とを対応付けて記憶する。このCall-IDは、発信元の携帯端末10が発信する際に割り当てられた呼の識別情報であって、その発信に基づく通信が終了するまで、同じCall-IDが通信信号に付与される。
SIP信号構文組立部304は、送信するSIP信号の組み立てを行う部分である。本実施形態においては、受信信号記憶部303に記憶されている情報に基づいて、プレコンディション制御であることを示すRequire PreconditionをINVITE信号に付加したり、または183信号に付加されているRequire Preconditionを削除する処理を行う。
SIP信号送信部305は、SIP信号構文組立部304により組み立てられたSIP信号を送信する部分である。
このように構成されたP−CSCF300aの動作について説明する。図4は、P−CSCF300aにおける通信制御方法を示すフローチャートである。本実施形態のP−CSCF300aにおいては、SIPのINVITE信号に対して、Require Preconditionという情報を付加するか否か、さらにはSIP_183信号からRequire Preconditionという情報を削除するか否かを判断することに特徴がある。
まず、SIP信号受信部301により、Call-IDを含んだSIP_INVITE信号が受信される(S101)。そして、SIP信号受信部301により受信されたSIP_INVITE信号のCall-IDと、プレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報とが、受信信号記憶部303に対応付けて記憶されることで、データベース化される(S102)。例えば、発信元となる携帯端末10aが、プレコンディション制御を必要とするIP−CAN20aに対してアクセスする場合、そのSIP_INVITE信号には、Require Preconditionが付加されており、プレコンディション制御の設定がされていることを示す設定情報が記憶される。また、携帯端末10cがプレコンディション不要となるIP−CANに対してアクセスでする場合、そのSIP_INVITE信号には、Require Preconditionが付加されておらず、プレコンディション制御が未設定であることを示す設定情報が記憶される。
そして、SIP信号構文解析部302により、プレコンディション制御の設定を示す制御情報が判断される。すなわち、プレコンディション制御を示すRequire PreconditionがSIP_INVITE信号に含まれているか否かが判断される(S103)。ここで、SIP_INVITE信号にプレコンディション制御が設定されている場合には、受信されたSIP_INVITE信号はそのまま透過される(S104)。すなわち、I−CSCF310にそのまま転送される。
また、SIP_INVITE信号にプレコンディション制御の設定がない場合には、SIP信号構文組立部304により、受信されたSIP_INVITE信号に、プレコンディション制御を示すRequirePreconditionの情報が付加される(S105)。
そして、SIP信号送信部305により、プレコンディション制御が設定された(Require Preconditionが付加された)SIP_INVITE信号が、発信先となる携帯端末10に送信される(S106)。その後、その発信先からの応答としてSIP_183信号が、SIP信号受信部301により受信される(S107)。このSIP_183信号には、プレコンディション制御の設定がなされたものとする。
そして、SIP信号構文解析部302においては、そのSIP_183信号のCall-IDと、受信信号記憶部303に記憶されているデータベース(Call-IDとプレコンディション制御の設定情報)とに基づいて、プレコンディションの制御が設定の要否が判断される(S108)。すなわち、SIP_183信号のCall-IDと一致するCall-IDがデータベースに記憶されており、そのCall-IDに対応付けられている設定情報に基づいて、プレコンディション制御の要否が判断される。これによって、その応答先(発信元)から、プレコンディション制御が設定されたSIP信号が送受信されたものか否かが判断されることになる。
ここで、SIP信号構文解析部302により、データベースにおいて該当するCall-IDに対応付けられるプレコンディション制御の設定情報が“設定あり”であることが示されていると判断されると、SIP_183信号はそのまま透過される(S109)。一方、プレコンディション制御の設定情報が“設定無し”であることが示されていると判断されると、SIP_183信号からRequire Preconditionが削除される(S110)。そして、このように透過された、またはRequire Preconditionが付加されたSIP_183信号が、SIP信号送信部305により送信される(S111)。
このように、通信相手に応じて、プレコンディション制御であることを示すRequire Preconditionを付加したり、または削除することによって、プレコンディション制御を必要とする通信相手と、不要とする通信相手とが混在している状態においても、それら通信相手と適切なプレコンディション制御を伴って通信処理を実行することができる。
つぎに、通信相手に応じたプレコンディション制御の詳細な処理シーケンスについて説明する。図5は、本実施形態におけるプレコンディション制御を実行する通信システム1におけるシーケンス図であり、プレコンディション制御を必要とするIP−CAN20aにおける携帯端末10aと携帯端末10bとの通信処理を示している。
まず、携帯端末10aから発信処理が行われ、セッション参加リクエストを示す、プレコンディション制御の設定がなされたSIP_INVITE信号が送信される(S201)。P−CSCF300aにおいて、そのSIP信号受信部301によりSIP_INVITE信号が受信され、受信信号記憶部303において、SIP_INVITE信号のCall-IDとプレコンディション制御の設定情報とが記憶される(S202)。
ここでは、SIP_INVITE信号は、プレコンディション制御の設定がされたものであることから、I−CSCF310、S−CSCF320宛てにそのまま透過(転送)される。そして、SIP信号送信部305により、そのSIP_INVITE信号はI−CSCF310およびS−CSCF320を介して、P−CSCF300aに送信される(S203)。ここでのP−CSCF300aは、着信側の交換機としての役割を有することになり、受信したSIP_INVITE信号のCall-IDと、プレコンディション制御の設定情報(設定あり)が記憶される(S204)。ここでも同様に、SIP_INVITE信号にはプレコンディション制御の設定がなされているため、そのまま透過され、着信側の携帯端末10bに、SIP_INVITE信号が送信される(S205)。
携帯端末10bにおいて、SIP_INVITE信号が受信されると、その応答として、プレコンディション制御の設定がなされたSIP_183信号が送信される(S206)。また、その送信とともに、リソース予約が開始される(S207)。
また、P−CSCF300aにおいて、携帯端末10bからSIP_183信号がSIP信号受信部301により受信されると、S204において記憶したCall-IDと一致するか否かが判断される(S208)。
ここでは、SIP_183信号のCall-IDと一致するCall-IDが記憶されたものであって、そのCall-IDに対応付けられたプレコンディション制御の設定情報が、プレコンディション制御を必要とすることを示していると判断される。よって、プレコンディション制御の設定がなされたSIP_183信号がそのまま転送される。このSIP_183信号は、I−CSCF310やS−CSCF320を介して、発信側の携帯端末10aの交換機として機能するP−CSCF300aに受信される(S209)。
ここでも上述と同様に、P−CSCF300aにおいて、受信したSIP_183信号のCall-IDと一致するCall-IDが記憶されたものであって、そのCall-IDに対応付けられたプレコンディション制御の設定情報が、プレコンディション制御を必要とすることを示していると判断される(S210)。よって、プレコンディション制御の設定がなされたSIP_183信号がそのまま転送される(S211)。
携帯端末10aでは、SIP_183信号が受信されると、リソース予約が開始され、リソース予約が完了すると(S212、S213)、SIP_UPDATE信号が、P−CSCF300a、I−CSCF310、およびS-CSCF320を介して、携帯端末10bに送信される(S214)。
携帯端末10bにおいて、リソースの予約完了処理が行われ(S215)、SIP_UPDATE信号の応答であるSIP_200信号が、携帯端末10aに送信される(S216)。そして、携帯端末10aと携帯端末10bとの間でRBT(Ring Back Tone)処理が行われる(S217)。RBT処理において、着信側の携帯端末10bが着信処理を受け付けると、SIP_INVITE信号の応答であるSIP_200信号が携帯端末10aに送信され(S218)、携帯端末10aと携帯端末10bとの間で通話処理が行われる(S219)。
このようにして、プレコンディション制御が必要なIP−CANと接続する携帯端末同士(携帯端末10a、携帯端末10b)で、すなわちEnd-Endでプレコンディション制御を実現することができる。
一方で、上述の実施形態におけるP−CSCF300aと同じ仕組みを用いて、プレコンディション制御が必要としない端末や、他網との接続も適切に行うことができる。
図6は、携帯端末10aと、PSTN(他網)40との間でのプレコンディション制御を行うときのシーケンス図である。
携帯端末10aにおいて、セッション参加リクエストを示すSIP_INVITE信号がP−CSCF300aに送信される(S301)。P−CSCF300aでは、SIP信号受信部301によりSIP_INVITE信号が受信されると、SIP信号構文解析部302による解析結果に基づいて、受信信号記憶部303に、そのSIP_INVTE信号における、プレコンディション制御の設定情報、およびCall-IDが対応付けて記憶される(S302)。そして、ここでは、SIP_INVITE信号はプレコンディション制御の設定がされているため、そのままSIP_INVITE信号は透過される。すなわち、P−CSCF300aからMGCF330に対しプレコンディション制御の設定がされたSIP_INVITE信号が送信される(S303)。
MGCF330において、その応答としてSIP_183信号がP−CSCF300aに対して送信される(S304)。このSIP_183信号も、プレコンディション制御の設定がなされたものである。一方で、MGCF330において、リソース予約が開始される(S305)。
そして、P−CSCF300aにおいて、SIP_183信号のCall-IDと一致するCall-IDが受信信号記憶部303に記憶されており、そのCALL-IDに対応付けられているプレコンディション制御の設定情報が“設定あり”として記憶されているか否かが、SIP信号構文組立部304により判断される(S306)。本実施形態では、設定情報が“設定あり”として記憶されていることから、そのままSIP_183信号が携帯端末10aに転送される(S307)。
携帯端末10aにおいて、SIP_183信号が受信されると、リソース予約処理が行われる(S308、S309)。そして、リソース予約が完了すると、携帯端末10aから、MGCF330に対して、SIP_UPDATE信号が送信される(S310)。
MGCF330において、SIP_UPDATE信号が受信されると、リソースの予約が完了する(S311)。そして、その応答としてSIP_200信号が携帯端末10aに送信される(S312)。一方、PSTN40に対して、ISUP_IAM信号が送信される(S313)。この信号は、交換機同士でやり取りされるメッセージのことであり、指定の相手までの回線接続要求を示すものである。
その後、図5におけるS217〜S220と同様に、SIP_180信号の送信、RBT処理、SIP_200の送信、および通話処理が行われる(S314)。
このように、携帯端末10aが、PSTN(他網)に対して発信処理をして、プレコンディション制御を行おうとする場合、MGCF330において、プレコンディション制御が終端される。すなわち、MGCF330と携帯端末10aとの間では、通信品質が保証されることになる。
つぎに、プレコンディション制御が不必要なIP−CANの携帯端末10cからや、PSTN(他網)40からの着信を受け付ける場合のプレコンディション制御について説明する。図7は、PSTN(他網)40からの着信を受け付ける際におけるプレコンディション制御を示すシーケンス図である。
MGCF330において、PSTN40からISUP_IAM信号が受信される(S401)。ここでは、ISUP_IAM信号は、セッション参加リクエストを示したものである。そして、MGCF330において、このリクエストが受信されると、Call-IDが生成され、SIP_INVITE信号に付与される。Call-IDが付与されたSIP_INVITE信号は、I−CSCF310およびS−CSCF320を介して、P−CSCF300aに送信される(S402)。このSIP_INVITE信号は、プレコンディション制御の設定はされていない。
P−CSCF300aにおいて、Call-IDとプレコンディション制御が未設定であることが、受信信号記憶部303に記憶され、データベース化される(S403)。そして、P−CSCF300aにおいて、SIP信号構文組立部304により、SIP_INVITE信号にRequire Preconditionが付加され、プレコンディション制御の設定がなされる(S404)。
プレコンディション制御の設定がされたSIP_INVITE信号は、携帯端末10bに送信される(S405)。携帯端末10bにおいて、その応答であるSIP_183信号が送信される(S406)。このSIP_183信号は、Require Preconditionが付加されている。そして、携帯端末10bにおいて、SIP_183信号の送信が行われると、リソース予約が開始される(S407)。
一方、P−CSCF300aにおいて、SIP信号受信部301によりSIP_183信号が受信されると、SIP信号構文解析部302により、受信信号記憶部303に記憶されているSIP_183のCall-IDと一致するCall-IDに対応付けられているプレコンディション制御の設定情報が確認される(S408)。そして、プレコンディション制御が未設定であると判断されると、SIP_183信号からRequire Preconditionが除外される(S409)。そして、プレコンディション制御が未設定のSIP_183信号が送信される(S410)。
MGCF330において、プレコンディション制御が未設定のSIP_183信号が受信されると、SIP_UPDATE信号が携帯端末10bに送信される(S411)。携帯端末10bでは、このSIP_UPDATE信号が受信されると、リソース予約が完了する(S412)。そして、SIP_200信号がMGCF330に対して送信される(S413)。以降、図5におけるS217〜S220の各処理が実行される(S414)。
なお、図7は、PSTN40から、MGCF330を経たSIP信号に対する処理であるが、これに限るものではなく、IP−CAN20bの携帯端末10c等から発信されたSIP信号に対しても同様の処理をすることができる。
すなわち、P−CSCF300aにおいて、携帯端末10bからIP−CAN20b、S−CSCF320、およびI−CSCF310を経てプレコンディション制御が未設定のSIP_INVITE信号が受信されると、Call-IDとプレコンディション制御が未設定である旨は受信信号記憶部303に記憶されるとともに、プレコンディション制御の設定がされたSIP_INVITE信号が携帯端末10bに送信される。
そして、携帯端末10bからプレコンディション制御の設定がされたSIP_183信号が受信されると、受信信号記憶部303に記憶されるCall-IDに対応するプレコンディション制御は未設定であるため、受信したSIP_183信号からRequire Preconditionが除外され、SIP_183信号はプレコンディション制御が未設定とされる。
つぎに、本実施形態の通信制御装置であるP−CSCF300aの作用効果について説明する。このP−CSCF300aによれば、SIP信号受信部301がSIP_INVITE信号(通信要求)を受信し、その信号をSIP信号構文解析部302が解析する。そして、受信信号記憶部303は、その結果得られたCall-ID(識別情報)およびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶する。
SIP信号構文組立部304は、プレコンディション制御の設定の有無に応じて、プレコンディション制御の設定を付加した設定済みのSIP_INVITE信号(通信要求)を生成する。そして、SIP信号送信部305は、プレコンディション制御の設定がされたSIP_INVITE信号を宛先となる携帯端末10bに送信する。
その後、SIP信号受信部301は、その発信先の携帯端末10bから、プレコンディション制御の設定がなされた、SIP_INVITE信号(通信要求)に対するSIP_183信号(応答信号)を受信すると、SIP信号構文解析部302は、受信信号記憶部303を参照する。そして、SIP信号構文解析部302は、そのSIP_183信号(応答信号)のCall-ID(識別情報)と一致するCall-ID(識別情報)に対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していないことを示していると判断する場合には、SIP_183信号(応答信号)からプレコンディション制御の設定を削除する。そして、SIP信号送信部305は、発信元の携帯端末に送信する。
これにより、効率的なプレコンディション制御を実現することができ、無駄な信号量を増大させることがなくなる。すなわち、全端末、全経路に対してプレコンディション制御をする必要がなく、適切な相手のみプレコンディション制御を行うことができる。
301…信号受信部、302…信号構文解析部、303…受信信号記憶部、304…信号構文組立部、305…信号送信部。

Claims (2)

  1. 通信のためのリソース確保の確認手順であるプレコンディション制御を行う通信制御装置において、
    発信元となる携帯端末から通信要求を受信する通信要求受信手段と、
    前記通信要求受信手段により受信された通信要求の識別情報およびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記通信要求受信手段により受信された通信要求にプレコンディション制御の設定がなされている場合には、当該通信要求を発信先の携帯端末に送信し、プレコンディション制御の設定がなされていない場合には、プレコンディション制御の設定を付加した設定済み通信要求を発信先の携帯端末に送信する通信要求送信手段と、
    前記発信先の携帯端末から、プレコンディション制御の設定がなされた、前記通信要求に対する応答信号を受信する応答信号受信手段と、
    前記応答信号受信手段が前記通信要求に対する応答信号を受信すると、前記記憶手段において前記応答信号の識別情報と一致する識別情報に対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していたことを示しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、プレコンディション制御の設定がなされていないと判断されると、前記応答信号からプレコンディション制御の設定を削除する削除手段と、
    前記削除手段によりプレコンディション制御の設定が削除された応答信号を前記発信元の携帯端末に送信する応答信号送信手段と、
    を備える通信制御装置。
  2. 通信のためのリソース確保の確認手順であるプレコンディション制御を行う通信制御装置の通信制御方法において、
    発信元となる携帯端末から通信要求を受信する通信要求受信ステップと、
    前記通信要求受信ステップにより受信された通信要求の識別情報およびプレコンディション制御の設定の有無を示す設定情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記通信要求受信ステップにより受信された通信要求にプレコンディション制御の設定がなされている場合には、当該通信要求を発信先の携帯端末に送信し、プレコンディション制御の設定がなされていない場合には、プレコンディション制御の設定を付加した設定済み通信要求を発信先の携帯端末に送信する通信要求送信ステップと、
    前記発信先の携帯端末から、プレコンディション制御の設定がなされた、前記通信要求に対する応答信号を受信する応答信号受信ステップと、
    前記応答信号受信ステップが前記通信要求に対する応答信号を受信すると、前記記憶手段において前記応答信号の識別情報と一致する識別情報に対応付けて記憶されている設定情報がプレコンディション制御を設定していたことを示しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより、プレコンディション制御の設定がなされていないと判断されると、前記応答信号からプレコンディション制御の設定を削除する削除ステップと、
    前記削除ステップによりプレコンディション制御の設定が削除された応答信号を前記発信元の携帯端末に送信する応答信号送信ステップと、
    を備える通信制御方法。

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