JP2015043142A - 分散バックアップシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】データの復元可能品質を向上させつつ、バックアップにかかる時間やセキュリティについて改善することができる分散バックアップシステムを提供する。【解決手段】実施形態の分散バックアプシステムは、データを管理する管理サーバと、ネットワークにより管理サーバを含め相互にデータを転送可能にされた複数のサーバとを有する。管理サーバは、データを複数の部分データに分割するとともに、再現可能な同期情報を付して該部分データのそれぞれをサーバのそれぞれに転送し、かつ、複数の部分データのうちの少なくとも一つの同じ部分データを異なるサーバに転送して保存させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、データの分散バックアップシステムに関する。
分散バックアップシステムは、データを管理する管理サーバと、ネットワークにより管理サーバを含め相互にデータを転送可能にされた複数のサーバとを有するものである(例えば、特許文献1)。
病院内の端末で発行された検査オーダーに基づいて、X線CTやMRIなどのモダリティにより時系列にフレーム単位で複数のフレーム画像が撮影される。検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部、または、その部分(1枚以上のフレーム画像)を「医用画像」という場合がある。
医用画像は、病院内のデータベースに転送され、保管・管理される。なお、データベースを保管、管理しているサーバを「管理サーバ」という場合がある。
近年、医用画像と、それにともなう保存データとの大容量化により、データベースのバックアップに時間がかかるようになっている。
さらに近年では、病院内外のネットワークサーバに対するバックアップも増えているが、前述の大容量化によるネットワークトラフィックの問題がある。バックアップ先のサーバを、単に「バックアップ先」という場合がある。
特開2005−99911号公報 特開2010−45670号公報
データのバックアップ先として遠隔地等を選択する場合があるが、サーバの故障や近年の災害発生場所の拡散により遠隔地でも、単一バックアップ先では、データの復元可能品質には不安がある。
ここでは、重要度の高い部分の復元ができれば、重要度の低い部分の復元ができなかったとしても、データの復元可能品質が「高い」という。一方で、重要度の低い部分の復元ができても、重要度の高い部分の復元ができなかったときは、データの復元可能品質が「低い」という。
さらに、遠隔地になるに従い大容量データのバックアップにはネットワークトラフィック等の問題から時間がかかるケースや、単一バックアップにおける情報漏洩等のセキュリティ上の問題も残る。
この実施形態は、上記の問題を解決するものであり、データの復元可能品質を向上させつつ、バックアップにかかる時間やセキュリティについて改善することができる分散バックアップシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態の分散バックアップシステムは、データを管理する管理サーバと、ネットワークにより管理サーバを含め相互にデータを転送可能にされた複数のサーバとを有する。管理サーバは、データを複数の部分データに分割するとともに、再現可能な同期情報を付して該部分データのそれぞれをサーバのそれぞれに転送し、かつ、複数の部分データのうちの少なくとも一つの同じ部分データを異なるサーバに転送して保存させる。
第1実施形態に係る分散バックアップシステムの機能ブロック図。 16分割された部分、及び、その座標の一例を示す図。 重要度テーブルの一例を示す図。 バックアップ先テーブルの一例を示す図。 部分データとバックアップ先との対応関係の一例を示す図。 データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作を示すフローチャート。 第2実施形態において、部分データとバックアップ先との対応関係の一例を示す図。 データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作を示すフローチャート。 第3実施形態において、部分データとバックアップ先との対応関係の一例を示す図。 データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作を示すフローチャート。 第4実施形態に係る分散バックアップシステムの一例を示す概略構成図。 バックアップ先テーブルの一例を示す図。 分散バックアップシステムの変形例を示す概略構成図。 第5実施形態に係る分散バックアップシステムの一例を示す概略構成図。
[第1実施形態]
医用画像の標準規格の一例として、DICOM(Digital Imaging and communication in Medicine)がある。
DICOMは、病院内外で異なった製造者の異なった種類のディジタル画像機器を、ネットワークあるいは画像保存媒体で相互に接続して患者の医用画像のやり取りや画像データの伝送を可能とすることを目的とする。なお、ネットワークには、インターネットや、病院内に構築されたLAN(Local Area Network)が含まれる。共用されたコンピューティングリソースに対して利用可能なインターネットの一例として、クラウド(cloud)が含まれる。LANには、対応関係にある複数のサーバ間で相互に資源や機能を利用し合うP2P(ピアツーピア)が含まれる。
DICOMの画像データファイルは、タグ、メタ情報、画像情報、及び、医用画像(例えば、ピクセルデータ)が含まれる。メタ情報はフレーム画像の1枚ごとに作成される。メタ情報及び画像情報には、画像に関する情報、患者に関する情報、収集に関する情報、画像付帯情報、画像表示に関する情報が含まれる。これらの情報はタグにより管理される。画像付帯情報には、検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像に付されるシリーズ番号が含まれる。
画像表示に関する情報の一例として、ウィンドウ値(Window Level)、ウィンドウ幅(Window Width)がある。例えば、CTの濃度スケールが8ビット諧調で行われるとき、ウィンドウ値やウィンドウ幅を変更することにより、その濃度の調整が可能となる。以下の説明で、ウィンドウ値などの変更を「画像処理」という場合がある。
医用画像の読影に有用なツールとしてアノテーションが用いられる。アノテーションは、医用画像に付される図形や文字、記号の総称であり、一例として、関心領域や直線、矢印、計測結果がある。アノテーションデータは、一般的にDICOM規格に準拠していないデータ形式を有するデータであるが、例えば、データ変換プログラムにより、DICOM規格に変換される。このように変換されたアノテーションデータは、DICOM規格で定められた所定領域に書き込まれる。この所定領域は、「プライベート領域」と呼ばれる場合がある。
以上のことから、フレーム画像に対して「画像処理」や「アノテーション」が施されたかどうかは、DICOMの画像データファイルを検索することにより判断が可能となる。検索結果は、フレーム画像に付されたシリーズ番号として検索される。以下の説明で、「画像処理」や「アノテーション」が施されたフレーム画像を「特定のフレーム画像」という場合がある。
特定のフレーム画像は、診断時において判断材料となることが多い。そのため、特定のフレーム画像の重要度は高い部分といえ、特定のフレーム画像から遠いフレーム画像ほどその重要度は低いといえる。検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部を単に「データ」という場合がある。さらに、実施形態により、その部分である1枚以上のフレーム画像を「複数フレーム画像内の部分データ」という場合がある。
さらに、フレーム画像のうち、一般的に、中心の部分の重要度は高い部分といえ、中心の部分から遠い部分ほどその重要度は低い部分といえる。ここで、フレーム画像の全体を単に「データ」という場合がある。さらに、実施形態により、これらの部分を「1つの画像中の部分データ」という場合がある。さらに、「複数フレーム画像内の部分データ」および「1つの画像中の部分データ」を単に「部分データ」という場合がある。
なお、前述したように、以下の説明で、重要度の高い部分の復元ができれば、重要度の低い部分の復元ができなかったとしても、データの復元可能品質が「高い」という。一方で、重要度の低い部分の復元ができても、重要度の高い部分の復元ができなかったときは、データの復元可能品質が「低い」という。
データの復元可能品質を高くするためには、同じデータのバックアップ先を多くすればよい。しかし、バックアップ先を多くすると、その分、大容量データをバックアップすることとなり、ネットワークトラフィック等の問題からバックアップに時間がかかり過ぎてしまう。
そこで、分散バックアップシステムを以下のように構成すればよい。
(1)データを複数の部分データに分ける;(2)バックアップ先として複数のサーバを用いる;(3)複数のサーバを重要度に応じたグループに分ける;(4)各グループは、重要度に対応する数分のサーバを有する;(5)重要な部分データをその重要度に応じたグループのサーバに転送する。
構成(1)、(2)により、バックアップにかかる時間及びセキュリティについて改善することができる。構成(3)〜(5)により、部分データがその重要度に応じたグループのサーバに転送されるので、データの復元可能品質を向上させることが可能となる。
次に、第1実施形態に係る分散バックアップシステムについて図1〜図6を参照して説明する。なお、第1実施形態では、検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像のうちの1枚を「データ」とし、フレーム画像の中の部分を「1つの画像中の部分データ」として説明する。
先ず、分散バックアップシステムの構成について図1を参照して簡単に説明する。図1は、分散バックアップシステムの構成ブロック図である。
図1に示すように、分散バックアップシステムは、データを管理する管理サーバ100と、ネットワークにより管理サーバ100を含め相互にデータを転送可能にされた複数のサーバ200とを有する。なお、管理サーバ100及びサーバ200は、データの管理機能、データを更新、参照する機能、更新履歴を管理し、障害発生のとき障害発生前の状態に戻す機能を有し、さらに、稼働状況を互いに監視する機能を有し、サーバが落ちると落ちたサーバを自動的に転送対象から外し、サーバが追加されると自動的に転送対象のサーバに追加する。
管理サーバ100は、画像記憶部110と管理データ記憶部120と転送処理部130と復元処理部140とを有する。画像記憶部110は、検査オーダーにより撮影された一連の複数のフレーム画像を記憶する。
管理データ記憶部120は、バックアップ先の情報と、そのバックアップ先に転送された部分データの情報(フレーム画像の中の部分(1つの画像中の部分データ)の位置を表す位置情報(後述するX、Yの範囲))を記憶する。この部分データの位置情報は、管理サーバ100とバックアップ先であるサーバ200との間でデータを送受信するときに、周期、タイミング及び内容を同一に揃えるための「同期情報」に含まれる。
転送処理部130は、分割処理部131と格納処理部132とを有する。
分割処理部131は、部分データの位置情報を生成する。生成された部分データの位置情報が管理データ記憶部120に記憶される。
さらに、分割処理部131は、同期情報に基づいて、フレーム画像を16個の部分(1つの画像中の部分データ)に分ける。フレーム画像を16個の部分に分ける方法について図2を参照して説明する。
図2は、16分割された部分、及び、その座標の一例を示す図である。図2に横軸にX軸を示し、縦軸にY軸を示す。原点0の位置を座標(0,0)で示す。座標(X、Y)が、フレーム画像における各ピクセルの位置に相当する。
図2に、フレーム画像を“A0”で示し、フレーム画像の中心の部分を“A3”で示し、A3に近い部分を“A2”で示し、これら以外の部分を“A1”で示す。A3の部分は4つ、A2の部分は8つ、A1の部分は4つとなる。A1、A2、A3の各部分は、X、Yの範囲で表される。
分割処理部131は、A1、A2、A3の各部分を、X、Yの範囲で分ける。
分割処理部131は、A3の部分の一つを、i+1≦X≦j、p+1≦Y≦qで分ける。さらに、他の一つを、j+1≦X≦k、p+1≦Y≦qで分ける。さらに他の一つを、i+1≦X≦j、q+1≦Y≦rで分ける。さらに他の一つを、j+1≦X≦k、q+1≦Y≦rで分ける。
さらに、分割処理部131は、A2の部分を、i+1≦X≦j、0≦Y≦pで分け、さらに、j+1≦X≦k、0≦Y≦pで分け、さらに、0≦X≦i、p+1≦Y≦qで分け、k+1≦X≦m、p+1≦Y≦qで分け、q+1≦X≦r、0≦Y≦pで分け、k+1≦X≦m、q+1≦Y≦rで分け、i+1≦X≦j、r+≦Y≦nで分け、j+1≦X≦k、r+1≦Y≦nで分ける。
さらに、分割処理部131は、A1の部分を、0≦X≦i、0≦Y≦pで分け、k+1≦X≦m、0≦Y≦pで分け、0≦X≦i、r+1≦Y≦nで分け、k+1≦X≦m、r+1≦Y≦nで分ける。
以上に、A0のフレーム画像を分割するときの一例を挙げたが、A3、A2、A1の各部分の形状はこれに限らない。また、分割処理部131が、データであるフレーム画像のデータサイズに応じて部分のデータサイズを自動的に変更するように構成してもよい。
図3は、重要度テーブルの一例を示す図である。
さらに、分割処理部131は、図3に示す重要テーブルを参照して、A3の部分に対しR3の重要度を定め、A2の部分に対しR2の重要度を定め、A1の部分に対しR1の重要度を定める。ここでは、R3、R2、R1の順番に重要度が高い。
図4は、バックアップ先テーブルの一例を示す図である。図4に3段階の重要度と、各重要度に対応するグループ名と、そのグループに属するサーバ名とを示す。サーバ名の一例としては、ドメイン名が挙げられるが、IPアドレスなどのネットワークアドレスであってもよい。以下、同様である。
格納処理部132は、図4に示すバックアップ先テーブルを参照して、全部で9個のサーバ200をR3の重要度3に応じたグループG3(6台のサーバ200が属する)に分け、R2の重要度に応じたグループG2(2台のサーバ200が属する)に分け、R1の重要度に応じたグループG1(1台のサーバ200が属する)に分ける。
図5は、1つの画像中の部分データとバックアップ先との対応関係の一例を示す図である。図5に、A3、A2、A1の各部分にR3、R2、R1の各重要度が対応し、R3、R2、R1の各重要度にG3、G2、G1の各グループが対応していることを示す。
図5に示すように、転送処理部130は、同じA3の部分を、R3の重要度に応じたグループG3に属する6台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。さらに、転送処理部130は、同じA2の部分を、R2の重要度に応じたグループG2に属する2台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。さらに、転送処理部130は、同じA1の部分を、R1の重要度に応じたグループG1に属する1台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。
以上の構成により、重要度の高い部分データほど数多くのバックアップ先に転送され、保存されることとなる。それにより、データの復元可能品質を向上させつつ、バックアップにかかる時間やセキュリティについて改善することが可能となる。
次に、バックアップ先に転送され、保存された部分データを復元する構成について説明する。
前述したように、管理データ記憶部120には、バックアップ先の情報と、そのバックアップ先に転送された部分データの位置情報(X、Yの範囲)とが記憶される。
復元処理部140は、統合処理部141と取出処理部142とを有する。
取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG3に属する6台のサーバ200に対しA3の部分の転送を依頼する。さらに、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG2に属する2台のサーバ200に対しA2の部分の転送を依頼する。さらに、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG1に属する1台のサーバ200に対しA1の部分の転送を依頼する。
このとき、グループG3に属する6台のサーバ200のうちの少なくとも一つからA3の部分が管理サーバ100に転送されると、A3の部分の復元が可能となる。
ここで、管理サーバ100とサーバ200との間でデータの転送ができなくなる確率をPとすると、A3の部分の復元が可能となる確率Qは、次の式で表される。
=1−P (1)
さらに、グループG2に属する2台のサーバ200のうちの少なくとも一つからA2の部分が管理サーバ100に転送されると、A2の部分の復元が可能となる。
同様に、A2の部分の復元が可能となる確率Qは、次の式で表される。
=1−P (2)
さらに、グループG1に属する1台のサーバ200からA1の部分が管理サーバ100に転送されると、A1の部分の復元が可能となる。
同様に、A1の部分の復元が可能となる確率Qは、次の式で表される。
=1−P (3)
式(1)、(2)、(3)に、一例として、確率P=1/100(100時間に1回故障する確率)を代入すると、次の結果が得られる。
=0.999999999999
=0.99999
=0.99
さらに、A2及びA3の部分の復元が可能となる確率をQ23とすると、確率Q23は次の式で表される。また、次の結果が得られる。
23=Q*Q (4)
23=0.999989999
得られた結果から、A2及びA3の部分の復元が可能となる確率は高く、A3の部分の復元が可能となる確率はさらに高い。グループG3、G2に属するサーバ200の数をさらに多くすれば、その分だけ、部分データの復元が可能となる確率が高くなることはいうまでもない。
統合処理部141は、同期情報(部分データの位置情報(X、Yの範囲)を含む)に基づいて、各サーバ200から転送されたA1、A2、A3の各部分から、A0のフレーム画像を作成する(図2参照)。
(動作)
以上に、第1実施形態に係る分散バックアップシステムの構成を説明した。
次に、データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作について図6を参照して説明する。図6は、データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作を示すフローチャートである。
検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部が画像記憶部110に記憶されたことを受けて、分割処理部131は、画像記憶部110からフレーム画像を読み出す(S101)。
次に、分割処理部131は、図2に示すX、Y範囲に基づいて、フレーム画像を各部分(1つの画像中の部分データ)に分ける(S102)。それにより、A0のフレーム画像がA1、A2、A3の各部分に分けられる(図2参照)。
次に、分割処理部131は、図3に示す重要度テーブルを参照して、各部分にR1〜R3の重要度を割り当てる(S103)。
次に、格納処理部132は、図4に示すバックアップ先テーブルを参照して、複数のサーバ200をR1〜R3の重要度に応じたG1〜G3のグループに分ける(S104)。すなわち、格納処理部132は、R3の重要度に応じて、複数のサーバ200を6台のサーバ200(図4にN31、N32、・・・N36のドメイン名で示す)が属するグループG3に分け、さらに、R2の重要度に応じて、2台のサーバ200(図4にN21、N22のドメイン名で示す)が属するグループG2に分け、さらに、R1の重要度に応じて、1台のサーバ200(図4にN11のドメイン名で示す)が属するグループG1に分ける。
次に、転送処理部130は、各部分を、対応するグループに属するサーバ200に同期情報を付して転送する(S105)。
以上のように、データの読み出しから部分データの転送までが、ユーザの操作によらず、自動的に行われるので、ユーザの負担が軽減される。
[第2実施形態]
次に、分散バックアップシステムの第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
なお、第2実施形態において、第1実施形態と同じ構成については同一番号を付してその説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
前記第1実施形態では、1枚のフレーム画像の全体を「データ」とし、そのフレーム画像の中の部分を「1つの画像中の部分データ」として説明した。この第2実施形態では、検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部を「データ」とし、その中の1枚以上のフレーム画像を「複数フレーム画像内の部分データ」として説明する。
検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像において、重要度の高いフレーム画像の一例は、ウィンドウ値やウィンドウ幅が変更された(「画像処理」が施された)「特定のフレーム画像」である(前述する)。分割処理部131(後述する)は、DICOMの画像データファイルを検索することにより「画像処理」が施されたフレーム画像を抽出する。
図7は、複数フレーム画像内の部分データとバックアップ先との対応関係の一例を示す図である。図7に複数のフレーム画像の全部をn枚とし、それらのフレーム画像に付されたシリーズ番号(ここでは、n枚の中で何枚目であるかを示す番号とする)を1/n〜n/nで示し、画像処理された特定のフレーム画像を“A3”で、それに隣接するフレーム画像を“A2”で、それら以外のフレーム画像を“A1”で示す。シリーズ番号が「同期情報」に含まれる。
さらに、図7に、A3、A2、A1のフレーム画像にR3、R2、R1の各重要度が対応し、R3、R2、R1の各重要度にG3、G2、G1の各グループが対応していることを示す。
分割処理部131は、DICOMの画像データファイルを検索することにより、A3の特定のフレーム画像(シリーズ番号:(f+3)/n、(f+4)/n、(f+8)/n)と、A2のフレーム画像(シリーズ番号:(f+2)/n、(f+5)/n、(f+7)/n、(f+9)/n)と、A1のフレーム画像(シリーズ番号:f/n、(f+1)/n、(f+6)/n)とに分ける。
格納処理部132は、図4に示すバックアップ先テーブルを参照して、全部で9個のサーバ200をR3の重要度に応じたグループG3(6台のサーバ200が属するグループ)に分け、R2の重要度に応じたグループG2(2台のサーバ200が属するグループ)に分け、R1の重要度に応じたグループG1(1台のサーバ200が属するグループ)に分ける。
図7に示すように、転送処理部130は、同じA3の部分を、R3の重要度に応じたグループG1に属する6台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。さらに、転送処理部130は、同じA2の部分を、R2の重要度に応じたグループG2に属する2台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。さらに、転送処理部130は、同じA1の部分を、R1の重要度に応じたグループG1に属する1台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。
以上の構成により、診断時に判断材料となることが多い重要度の高い特定のフレーム画像ほど数多くのバックアップ先に転送され、保存されることとなる。さらに、それにより、データの復元可能品質を向上させつつ、バックアップにかかる時間やセキュリティについて改善することが可能となる。
以上のように、バックアップ先に転送され、保存されたフレーム画像(複数フレーム画像内の部分データ)を復元する構成は、第1実施形態と同じである。
すなわち、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG3に属する6台のサーバ200に対しA3のフレーム画像の転送を依頼する。さらに、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG2に属する2台のサーバ200に対しA2のフレーム画像の転送を依頼する。さらに、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG1に属する1台のサーバ200に対しA1のフレーム画像の転送を依頼する。
統合処理部141は、同期情報(シリーズ番号を含む)に基づいて、各サーバ200から転送されたA1、A2、A3の各フレーム画像から、一連のフレーム画像を復元する。
以上の構成により、A2及びA3のフレーム画像の復元が可能となる確率は高く、A3のフレーム画像の復元が可能となる確率は極めて高いことは、第1実施形態において、1つの画像中の部分データを復元するときと同様である。
(動作)
以上に、第2実施形態に係る分散バックアップシステムの構成を説明した。
次に、データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作について図8を参照して説明する。図8は、データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作を示すフローチャートである。
検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部が画像記憶部110に記憶されたことを受けて、分割処理部131は、画像記憶部110から複数のフレーム画像を読み出す(S201)。複数のフレーム画像にはシリーズ番号が付されている。
次に、分割処理部131は、画像記憶部110に記憶されたDICOMの画像データファイルを検索し、「画像処理」が施されたか否かを判断することにより、複数のフレーム画像をA1、A2、A3の各フレーム画像に分ける(S202)。
次に、分割処理部131は、図3に示す重要度テーブルを参照して、各フレーム画像にR1〜R3の重要度を割り当てる(S203)。
次に、格納処理部132は、図4に示すバックアップ先テーブルを参照して、複数のサーバ200をR1〜R3の重要度に応じたG1〜G3のグループに分ける(S204)。
次に、転送処理部130は、各フレーム画像を、対応するグループに属するサーバ200に同期情報を付して転送する(S205)。
以上のように、複数のフレーム画像の読み出しから各フレーム画像の転送までが、ユーザの操作によらず、自動的に行われるので、ユーザの負担が軽減される。
[第3実施形態]
次に、分散バックアップシステムの第3実施形態について図9を参照して説明する。
なお、第3実施形態において、第1実施形態と同じ構成については同一番号を付してその説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
この第3実施形態でも、検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部を「データ」とし、その中の1枚以上のフレーム画像を「複数フレーム画像内の部分データ」として説明する。
検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像において、重要度の高いフレーム画像の一例は、医用画像の読影において、「アノテーション」が施された「特定のフレーム画像」である(前述する)。分割処理部131(後述する)は、DICOMの画像データファイルを検索することにより「アノテーション」が施されたフレーム画像を抽出する。
図9は、複数フレーム画像内の部分データとバックアップ先との対応関係の一例を示す図である。図9に全部でn枚のフレーム画像に付されたシリーズ番号(ここでは、n枚の中で何枚目であるかを示す番号とする)を1/n〜n/nで示し、アノテーションが施された特定のフレーム画像を“A3”で、それに隣接するフレーム画像を“A2”で、それら以外のフレーム画像を“A1”で示す。シリーズ番号が「同期情報」に含まれる。
さらに、図9に、A3、A2、A1のフレーム画像にR3、R2、R1の各重要度が対応し、R3、R2、R1の各重要度にG3、G2、G1の各グループが対応していることを示す。
分割処理部131は、DICOMの画像データファイルを検索することにより、A3の特定のフレーム画像(シリーズ番号:(fi〜fj)/n、(fp〜fq)/n)と、A2のフレーム画像(シリーズ番号:(fh〜fi-1)/n、(fj+1〜fk)/n、(fo〜fp−1)/n、(fq+1〜fr)/n)と、A1のフレーム画像(シリーズ番号:(fg〜fh−1)/n、(fk+1〜fo−1)/n、(fr+1〜fs)/n)とに分ける。
格納処理部132は、図4に示すバックアップ先テーブルを参照して、全部で9個のサーバ200をR3の重要度に応じたグループG3(6台のサーバ200が属する)に分け、R2の重要度に応じたグループG2(2台のサーバ200が属する)に分け、R1の重要度に応じたグループG1(1台のサーバ200が属する)に分ける。
図9に示すように、転送処理部130は、同じA3の部分を、R3の重要度に応じたグループG1に属する6台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。さらに、転送処理部130は、同じA2の部分を、R2の重要度に応じたグループG2に属する2台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。さらに、転送処理部130は、同じA1の部分を、R1の重要度に応じたグループG1に属する1台のサーバ200に部分データとして同期情報を付して転送する。
以上の構成により、診断時に判断材料となることが多い重要度の高い特定のフレーム画像ほど数多くのバックアップ先に転送され、保存されることとなる。さらに、それにより、データの復元可能品質を向上させつつ、バックアップにかかる時間やセキュリティについて改善することが可能となる。
以上のように、バックアップ先に転送され、保存されたフレーム画像(複数フレーム画像内の部分データ)を復元する構成は、第1実施形態と同じである。
すなわち、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG3に属する6台のサーバ200に対しA3のフレーム画像の転送を依頼する。さらに、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG2に属する2台のサーバ200に対しA2のフレーム画像の転送を依頼する。さらに、取出処理部142は、バックアップ先の情報及び同期情報に基づいて、グループG1に属する1台のサーバ200に対しA1のフレーム画像の転送を依頼する。
統合処理部141は、同期情報(シリーズ番号を含む)に基づいて、各サーバ200から転送されたA1、A2、A3の各フレーム画像から、一連のフレーム画像を復元する。
以上の構成により、A2及びA3のフレーム画像の復元が可能となる確率は高く、A3のフレーム画像の復元が可能となる確率は極めて高いことは、第1実施形態において、1つの画像中の部分データを復元するときと同様である。
(動作)
以上に、第3実施形態に係る分散バックアップシステムの構成を説明した。
次に、データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作について図10を参照して説明する。図10は、データの読み出しから部分データの転送までの一連の動作を示すフローチャートである。
検査オーダーに基づいて撮影された一連の複数のフレーム画像の全部が画像記憶部110に記憶されたことを受けて、分割処理部131は、画像記憶部110から複数のフレーム画像を読み出す(S301)。複数のフレーム画像にはシリーズ番号が付されている。
次に、分割処理部131は、DICOMの画像データファイルを検索し、「アノテーション」が施されたか否かを判断することにより、複数のフレーム画像をA1、A2、A3の各フレーム画像に分ける(S302)。
次に、分割処理部131は、図3に示す重要度テーブルを参照して、各フレーム画像にR1〜R3の重要度を割り当てる(S303)。
次に、格納処理部132は、図4に示すバックアップ先テーブルを参照して、複数のサーバ200をR1〜R3の重要度に応じたG1〜G3のグループに分ける(S304)。
次に、転送処理部130は、各フレーム画像を、対応するグループに属するサーバ200に同期情報を付して転送する(S305)。
以上のように、複数のフレーム画像の読み出しから各フレーム画像の転送までが、ユーザの操作によらず、自動的に行われるので、ユーザの負担が軽減される。
[第4実施形態]
次に、分散バックアップシステムの第4実施形態について図11及び図12を参照して説明する。
なお、第4実施形態において、第1実施形態と同じ構成については同一番号を付してその説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
第1実施形態では、次のように分散バックアップシステムが構成される。(1)データを複数の部分データに分ける;(2)バックアップ先として複数のサーバを用いる;(3)複数のサーバを重要度に応じたグループに分ける;(4)各グループは、重要度に対応する数分のサーバを有する;(5)部分データをその重要度に応じたグループのサーバに転送する。
これに対して、第4実施形態では、次のように分散バックアップシステムが構成される。(1)データを複数の部分データに分ける;(2)バックアップ先として複数のサーバを用いる;(3’)複数の部分データのうち少なくとも一つの同じ部分データを異なるサーバに転送して保持する。
したがって、第4実施形態が第1実施形態と異なる点は、第1に、複数のサーバを重要度に応じたグループに分けず、単にグループ分けする。第2に、グループに属するサーバの数も重要度に対応させない。ここでは、サーバの数の一例として、同数としたが、同数に限定されるものではない。
図11は、分散バックアップシステムの一例を示す概略構成図である。図11に、データを“D0”で示し、さらに、部分データを“D1”、“D2”、“D3”で示す。なお、ここでの部分データD1、D2、D3は、「1つの画像中の部分データ」および「複数フレーム画像内の部分データ」の両方を含むものとする。
図12は、バックアップ先テーブルの一例を示す図である。図12に、複数の部分データと、各部分データに対応するグループ名と、そのグループに属するサーバ名とを示す。図12に示すように、各グループに属するサーバの数は3台である。
図11に示すように、分割処理部131は、図12に示すバックアップ先テーブルを参照して、データD0を複数の部分データD1、D2、D3に分ける。
第4実施形態では、(2)バックアップ先として7台のサーバ200が用いられる。
図11に示すように、格納処理部132は、バックアップ先テーブル(図示省略)を参照して、全部で7台のサーバ200が3つのグループG1、G2、G3に分けられる。グループG1、G2、G3毎に、3台のサーバ200が属し、かつ、グループG1に属する1台のサーバ200と、グループG3に属する1台のサーバ200とが、グループG2にも属するように分けられる。
転送処理部130は、(3’)部分データD1をグループG1に属する3台のサーバ200に同期情報を付して転送し、部分データD2をグループG2に属する3台のサーバ200に同期情報を付して転送し、部分データD3をグループG3に属する3台のサーバ200に同期情報を付して転送する。ここで、「同期情報」には、「部分データの位置情報」あるいは「シリーズ番号」が含まれる。以下の実施形態においても同様である。
部分データD1、D2、D3を、それぞれ対応するグループがもつ3台のサーバ200に転送したので、データの復元可能品質を向上させつつ、セキュリティについて改善することができる。
(変形例)
次に、第4実施形態の変形例について図13を参照して説明する。図13は、分散バックアップシステムの変形例を示す概略構成図である。図13に、データを“D0”で示し、さらに、部分データを“D1”、“D2”、“D3”で示す。ここでの部分データD1、D2、D3も、「1つの画像中の部分データ」および「複数フレーム画像内の部分データ」の両方を含むものとする。
前記第4実施形態では、転送処理部130が部分データを、それぞれ対応するグループがもつ3台のサーバ200に同期情報を付して転送する構成を示したが、変形例では、次のように構成される。転送処理部130は、部分データを、それぞれ対応するグループがもつ3台のサーバ200のうちの1台に同期情報を付して転送する。さらに、転送されたサーバ200は、他の2台のサーバ200のうちの1台に同期情報を付して転送する。さらに、転送されたサーバ200は、残りの1台のサーバ200に同期情報を付して転送する。
以上により、各部分データD1、D2、D3を、それぞれ対応するグループがもつ3台のサーバ200に転送したので、データの復元可能品質を向上させつつ、セキュリティについて改善することができる。さらに、管理サーバ100(転送処理部130)が部分データをそれぞれ対応するグループがもつ3台のサーバ200のうちの1台に同期情報を付して転送するので、バックアップにかかる時間を改善することが可能となる。
[第5実施形態]
次に、分散バックアップシステムの第5実施形態について図14を参照して説明する。
なお、第5実施形態において、第4実施形態と同じ構成については同一番号を付してその説明を省略し、異なる構成について主に説明する。
図14は、分散バックアップシステムの一例を示す概略構成図である。図14に、データを“D0”で示し、さらに、部分データを“D1”、“D2”、“D3”で示す。ここでの部分データD1、D2、D3も、「1つの画像中の部分データ」および「複数フレーム画像内の部分データ」の両方を含むものとする。
この第5実施形態では、次のように分散バックアップシステムが構成される。(1)データを複数の部分データに分ける;(2)バックアップ先として複数のサーバを用いる;(3″)複数の部分データのうち少なくとも二つを互いに異なるサーバに転送して保持する。
図14に示すように、格納処理部132は、バックアップ先テーブル(図示省略)を参照して、全部で2台のサーバ200を分ける。
転送処理部130は、(3″)部分データD1を一方のサーバ200に同期情報を付して転送し、部分データD2、D3を他方のサーバ200に同期情報を付して転送する。
部分データD1と部分データD2、D3を異なるサーバ200に転送したので、セキュリティについて改善することができる。
なお、前記第1実施形態では、1枚のフレーム画像の部分をその重要度に応じたグループに属するサーバに部分データとして転送する構成を示した。さらに、前記第2実施形態では、複数のフレーム画像のうちの1枚のフレーム画像(特定のフレーム画像を含む)をその重要度に応じたグループに属するサーバに部分データとして転送する構成を示した。したがって、重要度の高いフレーム画像(例えば、特定のフレーム画像)であって、かつ、そのフレーム画像の重要度の高い部分(例えば、中心に近い部分)を、それに応じたグループに属するサーバに部分データとして転送する構成にすることにより、データの復元可能品質をさらに向上することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるととともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 管理サーバ
110 画像記憶部
120 管理データ記憶部
130 転送処理部
131 分割処理部
132 格納処理部
140 復元処理部
141 統合処理部
142 取出処理部
200 サーバ

Claims (7)

  1. データを管理する管理サーバと、ネットワークにより前記管理サーバを含め相互にデータを転送可能にされた複数のサーバとを有する分散バックアプシステムにおいて、
    前記管理サーバは、前記データを複数の部分データに分割するとともに、再現可能な同期情報を付して該部分データのそれぞれをサーバのそれぞれに転送し、かつ、前記複数の部分データのうちの少なくとも一つの同じ部分データを異なるサーバに転送して保存させること、
    を特徴とする分散バックアップシステム。
  2. 前記データは、検査時に取得されたフレーム画像であって、
    前記管理サーバは、前記フレーム画像を複数の部分に分けるとともに、前記フレーム画像のうちの中心に近い前記部分ほど高く、前記中心から遠い前記部分ほど低くなるように重要度を定め、前記複数のサーバを前記重要度に応じたグループに分け、各前記部分を、前記部分の重要度に応じたグループに属する各サーバに前記部分データとして転送すること、
    を特徴とする請求項1に記載の分散バックアップシステム。
  3. 前記データは、検査時に時系列にフレーム単位で取得された複数のフレーム画像であって、
    前記管理サーバは、前記複数のフレーム画像を特定のフレーム画像とそれ以外のフレーム画像とに分けるとともに、前記特定のフレーム画像を高く、前記それ以外のフレーム画像については前記特定のフレーム画像から遠いフレーム画像ほど低くなるように重要度を定め、前記複数のサーバを前記重要度に応じたグループに分け、各前記フレーム画像を、前記フレーム画像の重要度に応じたグループに属する各サーバに前記部分データとして転送すること、
    を特徴とする請求項1に記載の分散バックアップシステム。
  4. 前記重要度の高いグループほど前記グループに属するサーバの数が多いこと、
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の分散バックアップシステム。
  5. 前記特定のフレーム画像は、前記検査時に処理されたフレーム画像であること、
    を特徴とする請求項3に記載の分散バックアップシステム。
  6. 前記特定のフレーム画像は、前記検査時に読影されたフレーム画像であること、
    を特徴とする請求項3に記載の分散バックアップシステム。
  7. データを管理する管理サーバと、ネットワークにより前記管理サーバを含め相互にデータを転送可能にされた複数のサーバとを有する分散バックアプシステムにおいて、
    前記管理サーバは、前記データを複数の部分データに分割するとともに、再現可能な同期情報を付して該部分データのそれぞれをサーバのそれぞれに転送し、かつ、前記複数の部分データのうちの一以上を前記複数のサーバの一つに転送するとともに、他の一以上の部分データを他の一つのサーバに転送して保存させること、
    を特徴とする分散バックアップシステム。
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