JP2015042515A - 列車制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】事故の影響を受ける列車または路線と、事故の影響を受けない列車または路線とを確実に見極め、防護発報に伴う運行停止からの迅速復旧に寄与し得る列車制御装置を提供すること。【解決手段】車上装置1は、防護無線装置107を含み、防護無線装置107から防護発報がなされたとき、当該列車7の列車識別情報、及び、列車位置情報を送信する。地上装置3は、列車識別情報及び列車位置情報を受信し、その受信情報に基づいて、列車ダイヤを修正し、進路制御情報を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、列車制御装置に係り、更に詳しくは、列車運行障害や列車故障(事故と称する)の発生を、近隣の他の列車に対して防護発報をする機能を有する列車制御装置に関する。
列車の乗務員が、線路上にがけ崩れなどの災害を発見した場合、その災害による事故が、他の列車に波及しないように、近隣の列車に対して災害の発生を発報する防護発報のシステムが知られている。例えば、特許文献1は、列車乗務員が防護発報した情報とともに、車載カメラが撮像した画像データを指令卓へ無線送信する列車無線システムを開示している。
また、特許文献2は、無線装置が故障した場合や、無線通信が困難または不可能な区間でも、中央指令所で迅速に事故の発生を検知する列車事故検知システムを開示している。
ところで、近隣の列車に対して災害の発生を発報する防護発報システムでは、防護発報を受信した列車は、全て運行停止状態になるため、その迅速な復旧が極めて重要である。
ところが、上述した従来技術によれば、中央指令所の指令員が、発生している障害や故障を画像で確認し、障害や故障の状況を把握し(特許文献1)、また、中央指令所で事故の発生を検知し得るに留まり、復旧の迅速化には寄与しない。
しかも、防護発報を受信した列車の全てが、同一状況にあるけではない。防護発報をした列車とは、進路が全く異なっていたり、線路が異なっていたり、或いは災害の影響を受けない位置を走行していることもある。
しかし、従来は、「事故の影響を受ける列車または路線」と、「事故の影響を受けない列車または路線」を見極めることができないため、「事故の影響を受ける列車または路線」のみならず、「事故の影響を受けない列車または路線」の復旧も遅れてしまうという問題点があった。
特開2010−137642号公報 特開2009−126386号公報
本発明の課題は、事故の影響を受ける列車または路線と、事故の影響を受けない列車または路線とを確実に見極め、防護発報に伴う運行停止からの迅速復旧に寄与し得る列車制御装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明に係る列車制御装置は、車上装置と、地上装置とを含む。前記車上装置は、防護無線装置を含み、前記防護無線装置から防護発報がなされたとき、当該列車の列車識別情報、及び、列車位置情報を送信する。前記地上装置は、前記列車識別情報及び前記列車位置情報を受信し、その受信情報に基づいて、列車ダイヤを修正し、進路制御情報を更新する。
線路上にがけ崩れなどの災害を発見した当該列車の乗務員が、防護無線装置を操作し、当該列車の防護無線装置から防護発報がなされたとき、当該列車の車上装置からは、列車識別情報(列車番号)、及び、列車位置情報が送信される。この列車識別情報及び列車位置情報は、中央指令所等に備えられた地上装置によって受信される。また、防護発報を受信した近隣の列車は、直ちに運行を停止すると共に,中央指令所に防護発報受信のあったことを送信する。
地上装置によって受信された情報には、列車識別情報及び列車位置情報が含まれているから、地上装置は、防護発報をした列車を特定すると共に、その防護発報の位置、事故発生箇所を特定する。そして、特定された列車、及び、事故発生箇所を基に、地上装置に通常備えられる進路管理装置、列車ダイヤ情報及び地上データベース等を参照し、列車ダイヤを修正し、進路情報を更新する。進路情報更新に当たっては、防護発報を受けて運行停止した列車のうちから、事故の影響を受ける列車または路線と、事故の影響を受けない列車または路線とを見極め、当該列車群に対し、適切な警報及び運転再開の指示を行う。警報及び運転再開の指示は、中央指令所の指令員が行うものとする。このようにして、防護発報に伴う運行停止からの迅速復旧に寄与することになる。
車上装置から送信される列車識別情報は,コード化データとして、車上データベースに格納されている。地上装置を構成する地上データベースは、車上データベースと重複する列車識別情報及び列車位置情報を含んでいる。したがって、車上装置から送信された列車識別情報及び列車位置情報を受信したとき、受信された列車識別情報及び列車位置情報を、地上データベースと照合し、防護発報をした列車、及び、その位置を特定することができる。
以上述べたように、本発明によれば、事故の影響を受ける列車または路線と、事故の影響を受けない列車または路線とを確実に見極め、防護発報に伴う運行停止からの迅速復旧に寄与し得る列車制御装置を提供することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
本発明に係る電子連動装置の構成を示すブロック図である。
図を参照すると、本発明に係る列車制御装置は、車上装置1と、地上装置3とを含む。車上装置1は、レール5上を矢印F1の方向に走行する列車7に搭載されており、信号処理部101、車上データベース103、無線装置105、及び、防護無線装置107を含んでいる。車上装置1は、防護無線装置107から防護発報がなされたとき、当該列車7の列車識別情報、及び、列車位置情報を送信する。
防護発報は、例えば、乗務員が、防護発報用スイッチ(押しボタン)109を操作して、防護無線装置107を動作させたときに生成され、防護無線装置107に接続されたアンテナ110から送信される。アンテナ110から送信された防護発報の信号は、近隣を走行する列車によって受信される。防護発報信号を受信した列車7は、直ちに運転を停止するとともに、地上装置3を有する中央指令所に、防護発報信号を受信したことを通知する。
無線装置105は、防護無線装置107から供給された防護発報信号をトリガ信号として、主アンテナ111から列車識別情報、及び、列車位置情報を送信する。
車上装置1から送信される列車識別情報及び列車位置情報のうち、列車識別情報は、地上設備情報とともに、コード化されたデータとして、車上データベース103に格納されている。列車識別情報は列車番号情報であり、地上設備情報は、線路情報、地上信号機情報を含み、列車位置および列車進路を特定するための情報として用いられる。また、列車位置情報は、速度発電機等によって得られた現在地情報である。
車上データベース103は、通常、自列車位置から所定の目標停止位置までの走行距離、自列車7の走行速度及び自列車7のブレーキ性能の情報に基づいて列車制御パターンを作成し、その作成された列車制御パターンに沿って力行制御やブレーキ制御部117による速度制御を行う。車上データベース103には、列車識別情報(列車番号)、及び、地上設備(線路、地上信号機)情報等が含まれている。地上設備情報は、列車位置情報および列車進路情報を特定するための情報である。車上データベース103のデータは、信号処理部101を通して、無線装置105に供給される。
列車位置情報は、車上データベース103に格納されている当該列車7の線路データと、速度発電機113等による位置情報とから得られる。列車位置は、具体的には、列車7の走行に伴って、当該列車7の車上子115が、レール7に沿って配置された地上子315と結合した位置(既知の位置)を基準にして、そこからの走行距離を、速度発電機113によって測定することによって検出することができる。
地上装置3は、車上装置1から送信された列車識別情報及び列車位置情報を受信し、その受信情報に基づいて、列車ダイヤを修正し、進路制御情報を更新する。その手段として、地上装置3は、まず、地上データベース301を有している。地上データベース301は、列車識別情報及び列車位置情報を含んでおり、その範囲で車上データベース103と重複する。したがって、車上装置1から送信された列車識別情報及び列車位置情報を受信したとき、受信された列車識別情報及び列車位置情報を、地上データベース301のデータと照合し、防護発報をした列車7を特定し、及び、その位置を特定することができる。
更に、地上装置3は、列車ダイヤテーブル303、及び、進路管理装置305を有している。したがって、地上データベース301とともに、進路管理装置305及び列車ダイヤテーブル303を参照することより、列車ダイヤを修正し、進路情報を更新することができる。
上記構成の列車制御装置において、線路上にがけ崩れなどの災害を発見した当該列車7の乗務員が、防護発報用スイッチ109を操作すると、防護無線装置107が動作し、防護無線装置107から防護発報がなされる。上述のようにして、防護無線装置107から防護発報がなされると、防護無線装置107からの信号によって無線装置105がトリガされ、無線装置105から当該列車7の列車識別情報、及び、列車位置情報が、主アンテナ111から空中に送信される。
この列車識別情報及び列車位置情報は、中央指令所等に備えられたアンテナ311を通して地上装置3によって受信される。また、防護発報を受信した近隣の列車(図示しない)は、直ちに運転を停止すると共に,中央指令所に防護発報受信のあったことを送信する。
地上装置3によって受信された情報には、列車識別情報及び列車位置情報が含まれているから、地上装置3は、自己の地上データベース301に格納されている列車識別情報及び列車位置情報を参照して、防護発報をした列車7を特定すると共に、その防護発報位置、事故発生箇所を特定する。そして、特定された列車7、及び、事故発生箇所を基に、地上装置3に備えられた進路管理装置305、列車ダイヤテーブル303及び地上データベース301等を参照し、列車ダイヤを修正し、進路情報を更新する。
進路情報更新に当たっては、防護発報を受けて運行停止した列車のうちから、事故の影響を受ける列車または路線と、事故の影響を受けない列車または路線とを見極め、当該列車群に対し、警報判定装置313の出力に基づき、適切な警報及び運転再開の指示を行うことができる。警報及び運転再開の指示は、中央指令所の指令員が行うものとする。
当該列車7については、当該列車7の運転者や車掌が、目視によって、周囲の状況を確認する。または、列車7に付設したカメラの映像によって状況を確認するのも有効である。上述した目視による状況及びカメラ映像を中央指令所に送る。そして、中央指令所の指令員からの指令を待って、運行を再開する。このようにして、防護発報に伴う運行停止からの復旧に迅速に実行することになる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、当業者であれば、その基本的技術思想および教示に基づき、種々の変形例を想到できることは自明である。
1 車上装置
3 地上装置(中央指令所)
101 信号処理部
103 車上データベース
105 無線送信部
107 防護無線装置
301 地上データベース
303 列車ダイヤテーブル
305 進路管理装置
307 信号処理部
309 無線装置

Claims (3)

  1. 車上装置と、地上装置とを含む列車制御装置であって、
    前記車上装置は、防護無線装置を含み、前記防護無線装置から防護発報がなされたとき、当該列車の列車識別情報、及び、列車位置情報を送信し、
    前記地上装置は、前記列車識別情報及び前記列車位置情報を受信し、その受信情報に基づいて、列車ダイヤを修正し、進路制御情報を更新する、
    列車制御装置。
  2. 請求項1に記載された列車制御装置であって、
    前記車上装置の車上データベースは、地上設備情報を含んでいる、列車制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載された列車制御装置であって、前記地上装置の地上データベースは、前記車上データベースと重複する前記列車識別情報を含んでいる、列車制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017013578A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社日立製作所 列車運行管理システム、及び、列車運行管理方法
WO2018173694A1 (ja) * 2017-03-23 2018-09-27 株式会社日立国際電気 監視システム及び監視方法
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