JP2015041918A - エネルギ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な表示部を有するエネルギ管理装置に通信異常が発生した場合、表示端末装置に適切な作業内容を表示することができるエネルギ管理システムを提供する。【解決手段】表示領域が小さい本体表示部22では、操作情報をわかりやすく表示することが困難であるが、通信に異常がある場合には、表示端末装置30の端末表示部31に操作情報が表示される。端末表示部31は、本体表示部22よりも表示領域が大きいので、操作情報をわかりやすく表示することができる。これによってユーザは、通信に異常がある場合には、端末表示部31に表示された操作情報を閲覧しながら、管理装置20を操作して異常に対応することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、建物内のエネルギを管理するエネルギ管理システムに関する。
発電装置と貯湯装置とから構成されるコージェネレーション装置において、発電装置にはメンテナンス用表示部を備え、貯湯装置にはリモコンを備える。メンテナンス用表示部とリモコンとは、通信ケーブルで接続されている。そして通信ケーブルには、通信状態を報知する報知部を備え、通信ケーブルに通信異常が発生した際には報知部によって故障内容を報知している(たとえば特許文献1参照)。
特開2010−14373号公報
前述の特許文献1では、発電装置のメンテナンス用表示部は建物外に設置されるメンテナンス者用である。メンテナンス用表示部は、簡易なディスプレイと操作部から構成されるため、作業者などは扱うことができるが、機器操作に不慣れな一般ユーザは操作が困難である。したがって発電装置に故障が発生した場合は、操作説明書などを見ながらメンテナンス用表示部を操作する必要がある。しかし、操作説明書の内容量が多い場合など、どこに適切な作業が記載されているのか探すのが困難な場合ある。
また簡易な表示機を持つエネルギ管理装置と、エネルギ管理装置と通信してエネルギ管理装置の情報を表示する表示端末装置から構成されるシステムの場合、エネルギ管理装置と表示端末装置との間の通信に異常が発生する場合がある。通信異常が発生した場合、軽微な通信異常の場合もあるので、一般ユーザがエネルギ管理装置の操作をすることが好ましい。しかしエネルギ管理装置が有する表示機は簡易であるため、機器操作に不慣れな一般ユーザは操作が困難である。また前述と同様に、操作説明書などを見ながら操作する必要があり、操作説明書のどこに適切な作業が記載されているのか探すのが困難な場合ある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、簡易な表示部を有するエネルギ管理装置に通信異常が発生した場合、表示端末装置に適切な作業内容を表示することができるエネルギ管理システムを提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
本発明は、エネルギ管理装置との通信に異常がある場合には、端末取得手段によって取得された操作情報のうち異常に関連する操作情報を表示するように端末表示部を制御することを特徴とする。
このような本発明に従えば、エネルギ管理装置と表示端末装置とが通信するので、エネルギ管理装置が取得したエネルギ情報を、表示端末装置に表示させることができる。これによってユーザは、表示端末装置を用いて建物のエネルギ情報を確認することができる。また表示領域が小さい本体表示部では、操作情報をわかりやすく表示することが困難であるが、本発明では通信に異常がある場合には、表示端末装置の端末表示部に操作情報が表示される。端末表示部は、本体表示部よりも表示領域が大きいので、操作情報をわかりやすく表示することができる。これによってユーザは、通信に異常がある場合には、端末表示部に表示された操作情報を閲覧しながら、エネルギ管理装置を操作して異常に対応することができる。またエネルギ管理装置の表示領域が小さくてもユーザに与える不快感を抑制することができるので、本体表示部の表示領域を小さくすることができる。したがって本体表示部の製造コストを低減することができる。
エネルギ管理システム10を簡略化して示す図である。 通信異常に関する処理を示すフローチャートである。 表示端末装置30に表示される操作情報の一例を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図3を用いて説明する。エネルギ管理システム10は、図1に示すように、エネルギ管理装置(以下、「管理装置」ということがある)20、表示端末装置30および接続装置40とを含んで構成される。エネルギ管理システム10は、HEMS(home energy management system)とも呼ばれる。管理装置20は、建物のエネルギに関するエネルギ情報を取得し、取得したエネルギ情報を直接または接続装置40を介して、表示端末装置30に送信する。表示端末装置30は、管理装置20から送信されたエネルギ情報を表示する。これによってユーザは、建物のエネルギ情報を閲覧することができる。
まず、管理装置20に関して説明する。管理装置20は、管理装置20を設定管理するための装置である。したがって一般のユーザ(使用者)が使用することが前提でなく、設置者および管理者などが操作するための装置である。管理装置20は、建物、たとえば一般家庭およびオフィスなどに設けられ、建物のエネルギを管理する。管理装置20は、建物の電力需給状態を含むエネルギに関するエネルギ情報を取得し、取得した情報を出力する。エネルギ情報が取得される機器は、建物の予め設定される機器であり、設置される建物においてエネルギを消費する機器である。予め設定される機器は、電力を消費する電気機器、ガスを消費するガス機器、および水道を使用する水道機器を含む。電気機器は、たとえば冷蔵庫、洗濯機、エアコンおよびテレビなどである。またガス機器は、たとえばガスコンロ、湯沸かし器、床下暖房およびファンヒータなどである。また水道機器は、水洗トイレ、および台所などの蛇口などである。また設定される機器は、建物にある全ての機器でなくともよく、適宜設定可能である。消費エネルギが大きい機器を設定することが好ましい。
次に、管理装置20の構成に関して説明する。管理装置20は、エネルギ情報を取得する本体取得部、各種設定をするための本体操作部21、および各部を制御する本体電子制御装置(Electronic Control Unit:略称ECU)、各部を通信可能に接続する本体通信部、および各種情報を表示する本体表示部22を含んで構成される。
本体取得部(図示せず)は、エネルギ情報を取得する本体取得手段として機能し、各種のセンサに接続される。各種センサは、前述の機器の消費エネルギを検出し、検出した情報を本体ECU(図示せず)に与える。各種センサは、本体ECUと有線または無線によって通信可能に接続される。本実施形態では、消費エネルギとして電力、ガスおよび水道がある。各種センサは、総電力検出センサ(図示せず)、水道センサ23およびガスセンサ24によって実現される。
総電力検出センサは、建物の分電盤25などの建物の電力供給源に設けられる。本体ECUは、分電盤25に接続されて、総電力検出センサによって検出された建物の消費電力に基づく情報が本体ECUに与えられる。水道センサ23は、水道機器または水道メータに設けられ、水道流量を検出し、検出した流量に基づく情報を本体ECUに与える。ガスセンサ24は、予め設定されるガス機器に個別に設けられ、設けられたガス機器の消費ガスを検出し、検出した消費ガスに基づく情報を本体ECUに与える。
本体取得部には、エネルギ情報を取得するだけでなく、他の情報も取得する。本体取得部は、たとえば建物内の環境を監視するため、温度および湿度を検出する温湿度センサ26も接続される。温湿度センサ26は、所定の位置、たとえば所定の部屋の温度および湿度を検出し、検出した温度および湿度に基づく情報を本体ECUに与える。また本体取得部には、予め設定される電力機器の消費電力を取得する機器電力検出センサが接続されていてもよい。機器電力検出センサは、予め設定される電力機器に個別に設けられ、設けられた電力機器の消費電力を検出し、検出した消費電力に基づく情報を本体ECUに与える。
本体表示部22は、モニタ部221とランプ部222〜224とを含む。本体表示部22は、本体ECUに電気的に接続されて、本体ECUに制御されて、所定の情報を表示する。モニタ部221は、たとえば管理装置20の操作に関する操作情報および設定するための操作情報を文字および記号で表示する。したがってモニタ部221には、エネルギ情報は表示されない。モニタ部221は、表示端末装置30よりも小さい表示領域を有し、表示する情報量も少ない。またモニタ部221は、たとえば低コストで実現できるよう、カラー表示ではなく白黒表示によって実現される。またモニタ部221は、たとえば画素が大きく、分解能が大きいドットの白黒を反転させることによって所定の文字などを表示する。表示領域には、たとえば一列16文字が2行にわたって表示可能である。
ランプ部222〜224は、各部の動作をランプの点灯状態によって表示する。ランプ部222〜224は、3つの点灯領域を有し、それぞれ電源、通信およびLANの状態を表示する。電源ランプ222は、点灯している場合は電源オンを示し、消灯している場合は電源オフを示し、点滅している場合はエラー発生中を示す。通信ランプ223は、点灯している場合は無線LAN設定済みを示し、消灯している場合は無線LANの未設定を示し、点滅している場合は無線LANの設定中またはエラー発生中を示す。LANランプ224は、点灯している場合はソフトウェアの更新データがあることを示し、点滅している場合はその他の機器にエラーが発生していることを示す。
本体操作部21は、ユーザによって操作され、操作されると本体ECUに対する各種指令が入力される。これによってユーザは、管理装置20の各種設定が可能となる。本体操作部21は、たとえばメンテナンス時に、本体操作部21を管理者が操作することによって、各種センサの状態およびセンサの追加および変更を設定することができる。本体操作部21は、管理装置20に何らかのエラーが発生している場合には、エラーに対応するために、通常の操作とは異なる特定の操作が予め設定されている。特定の操作は、たとえばエラー対応の設定画面に入るためのパスワード入力、特定の順序でのボタン操作、特定ボタンの長押し、および複数の特定ボタンの同時押しなどの操作である。
本体ECUは、本体制御手段であって、図示は省略するが、マイクロコンピュータと、本体取得部および本体操作部21から各種情報(入力信号)が入力される入力回路と、本体表示部22および本体通信部に情報(出力信号)を送る出力回路と、を備えている。マイクロコンピュータは、ロム(Read-Only Memory:略称ROM)、ラム(Random Access Memory:略称RAM)等のメモリおよび中央演算処理装置(Central Processing Unit:略称CPU)を含んで構成されており、予めROMに記憶された各種の制御プログラムを実行する。
本体ECUは、本体操作部21によって特定の操作がされると、エラー対応の設定画面を表示するように本体表示部22を制御する。また本体ECUは、本体取得部によって取得されたエネルギ情報に基づいて、ユーザが閲覧する閲覧情報を生成する。閲覧情報は、たとえばブラウザで閲覧可能なHTML形式である。
本体通信部は、接続装置40および表示端末装置30と通信する。本体通信部は、本体ECUから出力された閲覧情報を接続装置40または表示端末装置30に送信する。したがって本体通信部は、本体取得部によって取得されたエネルギ情報に基づく閲覧情報を送信する本体通信手段として機能する。
接続装置40は、表示端末装置30、本体通信部およびインターネット網と電気的に接続される。接続装置40は、たとえばゲートウェイによって実現される。ゲートウェイは、ネットワーク間を相互接続する通信機器である。本体通信部および表示端末装置30は、ゲートウェイを介して、インターネット網から情報を取得することができる。
したがって本体ECUから出力された情報は、接続装置40およびインターネット網を介してサーバ50に与えられる。このように本体通信部は、インターネット網を介して他の装置と通信する通信手段としての機能も有する。
また本体通信部は、接続装置40を介さずに直接、表示端末装置30と無線通信可能である。本体通信部は、表示端末装置30との間でたとえばBluetooth(登録商標)およびZigBee(登録商標)等の近距離無線通信規格やIEEE802.11等の無線LAN規格などに従って通信する。
次に、表示端末装置30に関して説明する。表示端末装置30は、管理装置20と通信して管理装置20の情報を表示、および管理装置20を遠隔操作する。表示端末装置30は、管理装置20の専用の情報端末に限るものではなく、たとえばパーソナル・コンピュータ(Personal Computer:略称PC)、スマートフォンおよびタブレットなどの携帯端末、ならびにインターネットテレビなどによって実現される。これらの表示端末装置30に予め管理装置20と通信可能に設定しておくことによって、管理装置20と通信して管理装置20を操作することができる。図1では表示端末装置30として、タブレット301とスマートフォン302とを示している。本実施形態ではタブレット301は無線LANによって直接、管理装置20と通信可能であり、管理装置20から与えられる情報を表示する。スマートフォン302は、接続装置40を介して管理装置20およびインターネット網から与えられる情報を表示する。表示端末装置30は、端末通信部(図示せず)、端末取得部(図示せず)、端末表示部31、端末操作部32および端末ECU(図示せず)を含んで構成される。
端末通信部は、接続装置40および管理装置20と通信する。端末通信部は、管理装置20から送信された閲覧情報を受信する。また端末通信部は、管理装置20が生成した閲覧情報が保存されたサーバ50から閲覧情報を読み込む。したがって端末通信部は、管理装置20と通信し、エネルギ情報に基づく閲覧情報を受信する端末通信手段として機能する。端末通信部は、受信した各種の情報を端末ECUに与える。
端末取得部は、管理装置20の操作に関する操作情報を取得する端末取得手段として機能する。端末取得部は、サーバ50から操作情報を取得してもよく、表示端末装置30が有するメモリ(記憶手段)から操作情報を読み出して取得してもよい。端末取得部は、取得した操作情報を端末ECUに与える。
端末表示部31は、端末ECUに電気的に接続されて、端末ECUに制御されて、所定の情報を表示する。端末ECUは、たとえば端末通信部が受信した閲覧情報を文字および画像で表示する。端末表示部31は、本体表示部22よりも大きい表示領域を有する。また端末表示部31は、たとえばフルカラー表示が可能なものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイおよびプラズマディスプレイ等を用いて構成される。したがって端末表示部31は、本体表示部22よりも表示可能な情報量が多い。
端末操作部32は、ユーザによって操作され、操作されると端末ECUに対する各種指令が入力される。これによってユーザは、表示端末装置30の各種設定が可能となる。端末操作部32は、たとえば操作ボタンおよび端末表示部31と一体となったタッチセンサによって実現される。タッチセンサは、端末表示部31の表示領域のどの位置が押下操作(タッチ操作ともいう)が行われたかを検出し、検出した情報を端末ECUに与える。
端末ECUは、端末制御手段あって、図示は省略するが、マイクロコンピュータと、各種センサおよび端末操作部32から各種情報(入力信号)が入力される入力回路と、端末表示部31および端末通信部に情報(出力信号)を送る出力回路と、を備えている。マイクロコンピュータは、ROMおよびRAM等のメモリ、CPUを含んで構成されており、予めROMに記憶された各種の制御プログラムを実行する。
端末ECUは、端末操作部32によって管理装置20の閲覧情報を表示する操作がされると、閲覧情報を表示するように端末表示部31を制御する。これによってユーザは、閲覧情報を閲覧することができる。したがってユーザは、現在の電気、水道およびガスの消費状況、ならびに各部屋の温湿度などを確認することができる。閲覧情報がHTML形式の場合は、端末ECUは、ブラウザを起動してHTML形式の閲覧情報を表示する。これによって閲覧情報を表示するための特別なソフトを用いることなく、一般のブラウザで閲覧情報を表示することができる。
次に、端末ECUの通信異常について図2を用いて説明する。図2に示す処理は、表示端末装置30が電源投入状態において繰り返し実行される。
ステップS1では、管理装置20との通信の異常の有無を判断し、通信に異常がある場合には、ステップS2に移り、異常がない場合には、本フローを終了する。通信に異常がある場合は、所定の閲覧情報が受信できない状態などである。
ステップS2では、通信に異常があるので、異常に対応するためのマニュアルを端末表示部31に表示するように制御し、本フローを終了する。
このように端末ECUは、端末通信部による通信の状態を監視し、管理装置20との通信に異常がある場合には、マニュアルを表示するように端末表示部31を制御する。マニュアルは、端末取得部によって取得された操作情報のうち異常に関連する操作情報である。したがって異常に関連する操作情報は、異常時にユーザが管理装置20にて操作すべき情報である。操作情報は、前述したようにエラー対応の設定画面を表示するための特定の操作が表示される。
次に、表示端末装置30に表示される操作情報に関して、図3を用いて説明する。図3に示すように、通信異常が発生した場合には、自動的に図3に示す操作情報が表示される。操作情報は、特定の操作を示す情報である。図3に示す例では、所定時間、たとえば5秒以内に、特定の順序で本体操作部21のスイッチを押下するマニュアルが表示される。そして端末表示部31には、本体表示部22に表示されている画像が表示されている。したがってユーザは、端末表示部31に表示されている本体表示部22の画像と、実際に本体表示部22に表示されている画像とを見比べながら管理装置20を操作することができる。これによってユーザは、操作が正しく進行しているか否かを、随時、端末表示部31に表示される画像を確認しながら進行することができる。
以上説明したように本実施形態のエネルギ管理システム10は、管理装置20と表示端末装置30とが通信するので、管理装置20が取得したエネルギ情報を、表示端末装置30に表示させることができる。これによってユーザは、表示端末装置30を用いて建物のエネルギ情報を確認することができる。また表示領域が小さい本体表示部22では、操作情報をわかりやすく表示することが困難であるが、通信に異常がある場合には、表示端末装置30の端末表示部31に操作情報が表示される。端末表示部31は、本体表示部22よりも表示領域が大きいので、操作情報をわかりやすく表示することができる。これによってユーザは、通信に異常がある場合には、端末表示部31に表示された操作情報を閲覧しながら、管理装置20を操作して異常に対応することができる。また管理装置20の表示領域が小さくてもユーザに与える不快感を抑制することができるので、本体表示部22の表示領域を小さくすることができる。したがって本体表示部22の製造コストを低減することができる。
換言すると、表示領域に限定のある管理装置20の本体表示部22を見ながらの作業は、マニュアル無しでは不慣れなユーザには困難である。しかし本実施形態では、通信異常が発生した時に管理装置20の本体操作部21ですべき作業が表示端末装置30の端末表示部31にビジュアルで表示されるので、冊子のマニュアル無しでも本体操作部21で所定の動作を行うことが容易となる。
また本実施形態では、端末取得部は、異常がある場合には、表示端末装置30のメモリ(記憶手段)に記憶されている操作情報を取得する。このように予めメモリに記憶されている操作情報を用いるので、異常が発生した場合には、メモリから操作情報を読み出すことによって短時間で端末表示部31に操作情報を表示することができる。
換言すると、管理装置20は、表示端末装置30の端末表示部31で表示する画面をHTML形式などブラウザで閲覧可能な形式で作成し、管理装置20が作成した閲覧情報をwebブラウザで表示する表示端末装置30で閲覧することができる。これによって通常時は、表示端末装置30の記憶容量を圧迫しないように、外部のサーバ50にアップされたページへURL等を通じてアクセスして、閲覧情報を表示することができる。またマニュアルなどもサーバ50から取得することができる。しかし無線LANで直接、管理装置20と表示端末装置30とが通信する場合には、サーバ50と通信しないので、サーバ50に保存されている操作マニュアルを表示することができない。そこで通信異常時に自動表示される操作マニュアルは、表示端末装置30に保存されている。これによって異常発生時には、表示端末装置30に記憶された操作マニュアルを参照しにいくことで、サーバ50に接続できない場合にも対応することができる。
さらに本実施形態では、端末取得部は、異常がある場合には、端末通信部がサーバ50から受信した操作情報を取得する。したがって表示端末装置30のメモリに操作情報が記憶されていない場合には、サーバ50から操作情報を取得することができる。これによってメモリの容量を操作情報によって圧迫することを防ぐことができる。また最新の操作情報をサーバ50から取得することができる。
また本実施形態では、異常がある場合には、本体操作部21を通常の操作とは異なり異常に対応するための特定の操作が予め設定されている。したがって一般ユーザは、異常でない場合に誤って異常に対応するための操作をすることを防ぐことができる。端末制御部は、異常がある場合には、特定の操作に関する情報を操作情報として表示するように端末表示部31を制御する。これによってユーザは、端末表示部31を視認することによって、特定の操作を行うことができる。したがってユーザは、冊子のマニュアルなどを用意する必要がなく、利便性を向上することができる。また特定の操作を管理装置20の本体表示部22に表示することも考えられるが、本体表示部22は表示領域が小さく、本体表示部22の表示領域には一画面に表示できない情報量である。一画面とは、本体表示部22の表示領域に一度に表示できないという意味である。しかし端末表示部31は、表示領域が大きく表示可能な情報量も多い、たとえば動画なども表示することができる。したがって図3に示すように、本体表示部22の表示領域を表示しながらも、特定の操作を説明するための操作情報を表示することができる。
また本実施形態では、本体表示部22は、設定時や異常時などの特別なときに操作情報を表示する。したがって本体表示部22は、最低限の表示機能しか有していなく、本体表示部22の閲覧対象者としても施工者や修理業者など専門的な知識を有していることを前提としている。これに対して通常ユーザに操作される表示端末装置30の端末表示部31は、エネルギ情報をわかりやすく表示させるため、本体表示部22よりも表示できる情報量が多い。そして異常時などの特別なときには、端末表示部31に異常に対応するためのマニュアルなどがわかりやすく表示される。これによって配電盤など機械操作が苦手な主婦などの一般ユーザであっても、冊子のマニュアルを探し、さらに該当ページを探すことなく、表示端末装置30を片手に持って、異常に対応することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、エネルギ管理システム10は、接続装置40を含んで構成されるが、接続装置40を含むシステムに限るものではなく、接続装置40が含まれないシステムであってもよい。
前述の第1実施形態では、各種の換算処理は、本体ECUによって行われるが、サーバ50によって実行してもよい。これによって本体ECUは高度な処理能力が必要なく、必要なメモリも小さくすることができる。また本体ECUは、インターネット網を介して天気情報などを取得して閲覧情報を作成してもよい。またインターネット網に限るものではなく、公衆電話回線網および光回線網などインターネット網以外の通信網であってもよい。
前述の第1実施形態では、電力、水道およびガスに関するエネルギ情報の見える化(閲覧)に特化したエネルギ管理システム10について説明しているが、これらのエネルギ情報に限るものではない。たとえば管理装置20に、他の接続機器として、太陽光発電装置、固定型の蓄電池、給湯システムおよび空調機器などを接続し、管理装置20でエネルギ情報を管理しつつ、表示端末装置30から各接続機器を遠隔制御するシステムに適用されてもよい。
10…エネルギ管理システム 20…エネルギ管理装置
21…本体操作部 22…本体表示部 23…水道センサ
24…ガスセンサ 25…分電盤 26…温湿度センサ
30…表示端末装置 31…端末表示部 32…端末操作部
40…接続装置 50…サーバ 221…モニタ部
222…電源ランプ 223…通信ランプ 224…LANランプ
301…タブレット 302…スマートフォン

Claims (5)

  1. 建物に設けられて、前記建物のエネルギを管理するエネルギ管理装置(20)と、前記エネルギ管理装置と通信して前記エネルギ管理装置の情報を表示する表示端末装置(30)と、を含むエネルギ管理システムであって、
    前記エネルギ管理装置は、
    前記建物の電力需給状態を含む前記エネルギに関するエネルギ情報を取得する本体取得手段と、
    前記表示端末装置と通信し、前記エネルギ情報を送信する本体通信手段と、
    前記エネルギ管理装置の操作に関する操作情報を表示する本体表示部(22)と、を含み、
    前記表示端末装置は、
    前記エネルギ管理装置と通信し、前記エネルギ情報を受信する端末通信手段と、
    前記操作情報を取得する端末取得手段と、
    前記エネルギ管理装置から受信した情報を表示し、前記本体表示部よりも大きい表示領域を有する端末表示部(31)と、
    前記端末通信手段による通信の状態を監視し、前記端末通信手段および前記端末表示部を制御する端末制御手段と、を含み、
    前記端末制御手段は、前記エネルギ管理装置との通信に異常がある場合には、前記端末取得手段によって取得された前記操作情報のうち前記異常に関連する操作情報を表示するように前記端末表示部を制御することを特徴とするエネルギ管理システム。
  2. 前記表示端末装置は、前記操作情報が記憶されている記憶手段をさらに含み、
    前記端末取得手段は、前記異常がある場合には、前記記憶手段に記憶されている前記操作情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のエネルギ管理システム。
  3. 前記端末通信手段は、外部のサーバ(50)と通信可能であり、
    前記端末取得手段は、前記異常がある場合には、前記端末通信手段が前記サーバから受信した前記操作情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のエネルギ管理システム。
  4. 前記本体表示部は、前記端末表示部よりも表示する前記表示領域が小さいとともに表示する情報量が少なく、前記エネルギ情報を表示せずに前記エネルギ管理装置を設定するための操作情報を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のエネルギ管理システム。
  5. 前記エネルギ管理装置は、
    前記エネルギ管理装置を操作するための本体操作部(21)をさらに含み、
    前記異常がある場合には、前記本体操作部を通常の操作とは異なり前記異常に対応するための特定の操作が予め設定されており、
    前記端末制御手段は、前記異常がある場合には、前記特定の操作に関する情報を前記操作情報として表示するように前記端末表示部を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のエネルギ管理システム。
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