JP2015039491A - 陳列棚の照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、種々の幅の陳列棚に容易に対応できる照明装置を提供する。【解決手段】この発明は、複数の発光素子を備え、棚板の下面又は下部に取り付けられる陳列棚の照明装置Lにおいて、前記照明装置は、本体カバー1と、本体カバー1内に収容され複数の発光素子を保持するベースフレーム2と、本体カバー1端部とベースフレーム2との間のスペースに挿入されるスペーサ部材4と、本体カバー1に取り付けられる本体エンド5とを備え、スペーサ部材4は、ベースフレーム2と当接する本体部40と、この本体部40の両側部に本体部と直交する方向に延在して突出部41とを有し、突出部41は本体カバー1とベースフレーム2との間のスペースに対応する長さに調整されている。【選択図】 図15

Description

この発明は、商品陳列棚等に用いられる照明装置に関し、この照明装置により下側に位置する棚板上の商品等の照明を行う陳列棚の照明装置に関するものである。
店舗用の什器に付設される照明装置には、いろいろな種類がある。例えば、商品陳列棚では、棚板を多段状に取り付けて構成し、下段棚板上の陳列商品を照明して商品陳列効果を高めるための照明装置が棚板の下面に取り付けられる。
従来、この照明の光源には蛍光灯が一般的に使用されていた。蛍光灯を用いた棚板用の照明装置では、棚板の下面前部に前面幅方向に沿って蛍光灯が取り付けられ、両端に取り付けられたソケットを介して給電され、下段棚板上の陳列商品を照明している。
上記した蛍光灯や、その他の照明装置である白熱電球、スポットライト等の照明光源は、光源の発熱量が大きく、消費電力も多い。このような事情から、近年、発熱や消費電力が少ない発光ダイオード(LED)が注目され、照明装置を発光ダイオードで構成するものが増えている。
棚板のフロント側の端部の下側へ発光ダイオードを使用した照明装置を取り付ける棚構造の照明装置の一例が特許文献1に開示されている。
この照明装置は、棚板のフロント側の端部の下面に内部に発光ダイオード列を有する基板を取り付けたフレーム本体が取り付けられる。この発光ダイオード列からの光を反射するための反射部材と、発光ダイオード列をカバーする透光部を有するカバー部材とがそれぞれフレーム本体に取り付けられている。
そして、発光ダイオード列からの光が反射部材により透光部に向けられ、広い範囲で商品を照明する。
特開2010−251294号公報
ところで、陳列棚の幅は種々のサイズのものがある。上記した照明装置においては、発光ダイオード列を有する基板や反射板を陳列棚の幅に応じたものだけ用意する必要があり、基板や反射板を多種類準備することになり、その分コストが嵩むという難点がある。
また、陳列棚の幅を変更し、それに対応する基板等がない場合には、基板を準備するまでに時間を要し、陳列棚の幅の変更などには直ちに対応できないなどの難点があった。
この発明の目的は、上記した従来の難点に鑑みなされたものにして、種々の幅の陳列棚に容易に対応できる照明装置を提供することにある。
この発明は、複数の発光素子を備え、棚板の下面又は下部に取り付けられる陳列棚の照明装置において、前記照明装置は、本体カバーと、この本体カバー内に収容され前記複数の発光素子を保持するベースフレームと、前記本体カバーと前記ベースフレームとの間のスペースに挿入されるスペーサ部材と、前記本体カバーに取り付けられる本体エンドとを備え、前記スペーサ部材は、前記ベースフレームと当接する本体部と、この本体部の両側部に本体部と直交する方向に延在して突出部とを有し、前記突出部は前記本体カバーとベースフレームとの間のスペースに対応する長さに調整されていることを特徴とする。
また、前記本体カバーは、平板状の立方体に形成され、陳列棚の棚板側と面する側は平板部が形成され、この平板部と対向する側に矩形状の開口部が形成され、前記平板部の両側に側面部が形成され、前記開口部の両側には、それぞれの側面部に隣接する棚部が形成されているように構成することができる。
また、前記複数の発光素子を取り付けた基板を有し、前記ベースフレームは、前記基板が取り付けられるテーパー面と、このテーパー面に対向するように設けられ前記本体部の開口部に対応した開口部を有する反射面と、前記本体カバーの棚部上に載置されるように形成された棚部と、前記ベースフレームの開口部に設けられた溝と、前記ベースフレーム端部に設けられた前記基板の発光素子に電力を供給するコネクタとを備え、前記本体カバーの棚部上に前記棚部が載置され、前記本体カバーにベースフレームが保持され、前記ベースフレームの溝に拡散板が挿入され、前記発光素子からの光が前記反射面により、前記開口部方向へ反射され、前記拡散板から放射されるように構成することができる。
また、前記スペーサ部材の突出部は、前記拡散板を支える支持部と、前記本体カバーの棚部上に載置される段部とを有し、前記支持部の外表面は、スペーサ部材を本体カバーに装着した際、前記ベースフレームの溝の外表面と面一になるように形成されているように構成することができる。
また、前記突出部の支持部のベースフレーム側の表面には、前記突出部の長さを示すスケールを設けるとよい。
また、前記スペーサ部材の本体部に、前記ベースフレームの反射面と連なる反射面を設けるとよい。
また、前記スペーサ部材の本体部に、前記ベースフレームと係合する凸部が設けられているように構成することができる。
また、前記スペーサ部材の本体部に、前記基板のコネクタが挿入される溝部を設けるとよい。
また、前記本体エンドには、前記拡散板を支持する突出部を設けるとよい。
また、前記スペーサ部材は、本体部と、この本体部と直交する方向に延在する板状の突出部とを有し、前記突出部は前記本体カバーとベースフレームとの間のスペースに対応する長さに調整されているように構成することができる。
また、前記突出部は、前記拡散板を支える支持部と、前記本体カバーの棚部上に載置される段部とを有し、前記支持部の外表面は、スペーサ部材を本体カバーに装着した際、前記ベースフレームの溝の外表面と面一になるように形成されているように構成することができる。
また、前記突出部の支持部のベースフレーム側の表面には、前記突出部の長さを示すスケールが設けられているように構成することができる。
この発明は、棚板の幅に応じて種々用意された本体カバーに対して、本体カバーの端部とベースフレームの端部との間のスペースにスペーサ部材を挿入することで、種々の棚板に容易に対応することができる。
この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た斜視図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられる本体カバーを示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるベースフレームを示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるLED基板を取り付けたベースフレームを示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置において、本体カバーにベースフレームと拡散板を取り付けた状態の側面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置において、本体カバーにベースフレーム、スペーサ部材と拡散板を取り付けた状態の側面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の本体エンドを取り付けた側とは逆の面から見た側面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の側面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるスペーサ部材を示し、(a)は斜視図、(b)は底面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるスペーサ部材を示し、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は上面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるスペーサ部材を示し、(f)は正面図、(g)は背面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられる本体エンド部材を示し、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は背面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられる本体エンド部材を示し、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は正面図、(g)は底面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の分解斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の要部を示す分解斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た分解平面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た平面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た平面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を背面側から見た分解平面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の分解側面図である。 この発明に用いられるベースフレーム同士を連結する連結部材を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 ベースフレームに連結部材を取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるウッドキャップ部材を示し、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は背面図、(g)は底面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た斜視図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の端部を背面側から見た平面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の端部を背面側から見た平面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の端部を背面側から見た平面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の端部の側面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の端部の側面図である。 この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を木板の棚板に取りけた状態を示す平面図である。 陳列棚へこの発明の実施形態にかかる照明装置を取り付けた状態を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる照明装置の本体カバーにフラットホルダーを取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる照明装置の本体カバーにフラットホルダーを取り付けた状態を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる照明装置を連続するスパンのブラケットに取り付ける状態を示す平面図である。 この発明の実施形態にかかる照明装置の本体カバーにスライドホルダーを取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる照明装置の本体カバーにスライドホルダーを取り付けた状態を示す斜視図である。 スライドホルダーを用いて照明装置をブラケットに取り付ける状態を示す模式図であり、(a)は回転させる状態。(b)は取り付けた状態を示している。 この発明の第2の実施形態のスペーサ部材を示し、(a)は斜視図、(b)は底面図である。 この発明の第2の実施形態のスペーサ部材を示す上面図である。 この発明の第2の実施形態のスペーサ部材を示し、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た平面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を照明側から見た平面図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を示す斜視図、図2は、陳列棚の照明装置を照明側から見た斜視図である。図1及び図2に示すように、この発明の照明装置Lは、本体カバー1と、複数の発光素子としてのLED光源を取り付けたLED基板を保持するベースフレーム2と、拡散板3、本体カバー1に取り付けられる一対のスペーサ部材4、4と、スペーサ部材4の外側に取り付けられる一対の本体エンド5、5とを備える。本体エンド5は本体カバー1にねじ90により固定される。
図3は、この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられる本体カバーを示す斜視図、図4は、この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置に用いられるベースフレーム部分を示す斜視図で、図5はLED基板を取り付けたベースフレームを示す斜視図である。
図1から図5に示すように、本体カバー1は、例えば、アルミニウムの押し出し成形等により平板状の立方体に形成されている。陳列棚の棚板側と面する側は平板部10が形成され、この平板部10と対向する側に矩形状の開口部12が形成されている。側面部13、11が平板部10の両側面に隣接して形成されている。一方の側面部11には、後述するフラットホルダーやスライドホルダーの差し込み片と係合する一対の爪部11a、11aが設けられている。開口部12の両側には、側面部13に隣接する棚部14、側面部11に隣接する棚部15がそれぞれ設けられている。平板部10の内側にはベースフレーム2の突出部21と当接する壁部16が設けられている。
壁部16と側面部11との間の空間には、後述するように、LED基板20のコネクタに接続されたリード線が照明装置Lの保管時などに収容される。リード線の先端には、コネクタが設けられ、このコネクタも保管時には、壁部16と側面部11との間の空間に収納される。また、本体カバー1には、本体エンド5、5をねじ90で固定するためのねじ穴17、17(図6〜図9参照)が設けられている。
図4及び図5に示すように、ベースフレーム2は、例えば、アルミニウムの押し出し成形等により形成され、複数のLED光源20eを有するLED基板20が取り付けられるテーパー面20aが設けられている。このテーパー面20aに対向するように反射面22が設けられ、光の反射をよくするために、反射シートが設けられている。この反射面22は、本体カバー1の開口部12に対応し、開口部12より一回りほど小さな開口部が形成される。そして、LED基板20に設けられたLED光源20eからの光が反射面22により、本体カバー1の開口部12方向へ反射される。また、ベースフレーム2を光の反射を効率よく行うために、白色に着色してもよい。
ベースフレーム2の反射面22の背面側の一部は前記本体カバー1の平板部10に当接するように平板状に形成され、開口部12方向に向かってアーチ状に形成されている。反射面22の背面には、本体カバー1の平板部10及び壁部16に当接し、ベースフレーム2の位置決めを行う突出部21が設けられている。そして、ベースフレーム2には、本体カバー1の棚部14上に載置される棚部23、本体カバー1の棚部15上に載置される棚部24が形成されている。
LED基板20の両端には、LED光源20eに電力を供給するコネクタ20bが設けられている。このコネクタ20bは、雄雌一対のプラグを有し、ベースフレーム2の端部より突出している。このコネクタ20bにリード線20dのコネクタ20cを接続し、照明装置Lの外部にリード線が導出され、外部からの電源の供給がなされる。また、隣接するベースフレーム2間のLED基板20同士は、互いのコネクタ20bで接続される。
ベースフレーム2の開口部には、拡散板3を挿入するための溝部25、25が形成されている。棚部23の下方とテーパー面20aの背面との楔形の空間23aには、後述するようにスペーサ部材4の凸部48、ベースフレーム2同士を接続する際の連結部材9が嵌め込まれる。
図6から図9は、この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置の側面図である。図6から図9に示すように、本体カバー1の棚部14、15にベースフレーム2の棚部23、24を載せるようにしてスライドさせて本体カバー1内にベースフレーム2を差し込む。そして、所定の位置までベースフレーム2をスライドさせて、本体カバー1内にベースフレーム2が装着され、保持される。LED基板20のコネクタ20bに接続され引き出されるリード線は本体カバー1の側面部13とベースフレーム2との間の空間に引き込まれ、本体カバー1の外部まで案内される。
ベースフレーム2の溝部25、25間に、拡散板3を挿入し、拡散板3を取り付ける。LED光源20eからの光は反射面22で反射され、拡散板3から光が放射される。
ところで、この発明の照明装置Lにおいては、本体カバー1は、棚板の幅に応じて種々用意されるが、ベースフレーム2は、3種類程度のサイズのものを用意し、複数のベースフレーム2を組み合わせて所定の長さになるように構成している。このため、本体カバー1の長さによっては、ベースフレーム2の長さが短くなる場合が生じる。そこで、この発明の実施形態にかかる照明装置Lにおいては、図15から図21に示すように、本体カバー1の端部とベースフレーム2の端部との間のスペースにスペーサ部材4を挿入し、その間の空間を埋めるように構成している。
スペーサ部材4は、本体カバー1の左右にそれぞれ取り付けられるもので、スペーサ部材4は、左右対象に形成されている。図10〜図12に示すスペーサ部材4は、例えば、左側のスペーサ部材を示している。スペーサ部材は、左右対称である以外は、左側も右側も同一の構成になっている。
スペーサ部材4は、例えば、樹脂成形により形成され、スペーサ部材4の本体部40一方の面の両側部に本体部40と直交する方向に延在して一対の突出部41が形成されている。スペーサ部材4の本体部の他方の面は、ベースフレーム2の端部と当接する。この本体部40の幅はこの実施形態においては、10mmの長さを有している。この第1の実施形態では、突出部41は45mmの長さを有している。左右に一対のスペーサ部材4を本体カバー1に取り付けるので、本体カバー1とベースフレーム2との間のスペースを0から110mmの範囲で補うことが可能である。
突出部41は、拡散板3を支える支持部41aと、本体カバー1の棚部14又は棚部15の上に載置される段部41bとを有する。この段部41bは支持部41aの上面よりベースフレーム2の溝部25の幅の分だけ上に段差を有して形成されている。支持部41aの外表面は、スペーサ部材4を装着した際、ベースフレーム2の溝部25の外表面と面一になるように形成されている。そして、その色合いもベースフレーム2の外表面と同じにし、スペーサ部材4を装着して照明側から見ても違和感がないように構成している。
支持部41aの拡散板3を支持する側の表面には、突出部41の長さを示すスケールが設けられている。本体カバー1とベースフレーム2との間の隙間に対応して突出部41の長さを切断し調整する際に、このスケールにより容易に切断加工が行える。
本体部40には、本体カバー1の壁部16に当接し、ベースフレーム2の突出部21と連接する突出部47が設けられている。更に、本体部40には、本体カバー1の棚部15上に載置される棚部44が設けられ、この棚部44は、スペーサ部材4を取り付けた際に、ベースフレーム2の棚部24と連なるように構成されている。また、本体部40に、ベースフレーム2の反射面22と連なる反射面42aを有する凸部42が設けられている。更に、本体部40に、拡散板3が挿入される溝部45が設けられている。
また、スペーサ部材4の本体部40には、ベースフレーム2の楔形の空間23aと係合する凸部48が設けられている。更に、本体部40には、LED基板20のコネクタ20bが挿入される溝部46が設けられている。この溝部46にリード線20dのコネクタ20cが挿入され、LED基板20のコネクタ20bとリード線20dが接続される。
図7に示すように、本体部40をベースフレーム2側に位置させ、スペーサ部材4の棚部44を本体カバー1の棚部14、棚部15に係合するように、本体カバー1の棚部14、棚部15上に装着し、ベースフレーム2の楔形の空間23aに本体部40の凸部48を係合させると、ベースフレーム2の端部に本体部40が当接して、スペーサ部材4が取り付けられ、本体カバー1と一体化する。LED基板20のコネクタ20bは溝部46内に挿入され、この溝部46にリード線のコネクタ20cを挿入し、両コネクタを接続し、リード線20dは本体カバー1の側面部13とベースフレーム2との間の空間に案内され、本体カバー1の外部まで案内される。
スペーサ部材4を取り付けた後、本体エンド5が取り付けられる。本体エンド5は、スペーサ部材4を取り付けた本体カバー1の左右にそれぞれ取り付けられるもので、左右の本体エンド5は、左右対象に形成されている。図13及び図14は、例えば、左側の本体エンド5を示し、本体エンド5は、左右対称である以外は、左側も右側も同一の構成になっている。
本体エンド5は、本体カバー1と対向する面に拡散板3を支持する突出片57と拡散板3が挿入されるだけの間隔を有して一対の突片56が設けられている。
本体エンド5には、リード線20dが引き出される窓部51、ウッドキャップ6を取り付けるための開口部52、コネクタを収容するための窓部53が設けられている。
本体エンド5には、フラットホルダーやスライドホルダーの差し込み片が挿入される一対の爪部55、55が設けられている。そして、本体カバー1に設けられたねじ穴17、17に対応する位置にねじ穴54、54が設けられている。
図9に示すように、突出片57と一対の突片56の間に拡散板3をはめ込み、本体エンド5を仮止めした後、ねじ穴54、54にねじ90をねじ込むことで、本体カバー1に本体エンド5が固定される。
本体カバー1に本体エンド5を取り付けると、本体カバー1、ベースフレーム2の端面及びスペーサ部材4は本体エンド5により覆われる。そして、リード線を引き出す窓部51、コネクタを収容する窓部53、ウッドキャップ6を取り付けるための開口部52が露出した状態となる。
木の棚板の下側にこの発明の照明装置Lを取り付ける場合には、ウッドキャップ6を本体エンド5に取り付ける。ウッドキャップ6は、本体エンド5を取り付けた本体カバー1の左右にそれぞれ取り付けられるもので、左右のウッドキャップ6、6は、左右対象に形成されている。図24は、左側のウッドキャップ部材を示し、左右対称である以外は、左側も右側も同一の構成になっている。
ウッドキャップ6は、例えば、樹脂成形により形成されている。このウッドキャップ6は、四角の箱形形状に形成され、本体部60の照明側の面中央部に小判穴66が形成されている。この小判穴66は、棚側の取り付け面まで伸びる筒状に形成されている。本体部60の壁面には、切り欠き61、62、63、64が設けられている。本体エンド5側の壁面60bの中央部には、本体エンド5の開口部52に挿入される爪部65が設けられている。この爪部65の幅Wは、開口部52の幅より少し大きく形成される。爪部65は撓んで挿入され、開口部52内に挿入されると、爪部65の先端部65aが開口部52の縁と係合し本体エンド5にウッドキャップ6が取り付けられる。
本体エンド5側の壁面60bに設けられた切り欠き61は、本体エンド5側から導出されるリード線が通される。切り欠き62はリード線のコネクタを本体エンド5内に収容する際に、リード線が通される。リード線はそれぞれ使用する場所などにより、引き出される切り欠き63又は64が選択される。
木棚板にウッドキャップ6を取り付けた照明装置Lを取り付ける際には、本体エンド5より引き出したリード線を切り欠き64又は切り欠き63から引き出し、その後、小判穴66に木ねじを通し、木ねじにより木棚板に照明装置Lを取り付ける。
次に、この発明の照明装置Lの組み立てる手順について、図15から図23を参照して説明する。本体カバー1とベースフレーム2との間の隙間に対応して突出部41の長さを切断したスペーサ部材4を用意する。前述したように、本体カバー1とベースフレーム2との間のスペースに対応して突出部41の長さを切断し調整する際に、支持部41aに設けられたスケールを参照することで、容易に作業が行える。
本体カバー1とLED基板20を保持したベースフレーム2とを用意し、本体カバー1の棚部14、15にベースフレーム2の棚部23、24を載せるようにしてスライドさせて本体カバー1内にベースフレーム2を差し込み、本体カバー1内にベースフレーム2が装着される。複数のベースフレーム2を用いる場合には、予めLED基板20同士をそれぞれのコネクタ20b同士を用いて接続して連結する。そして、LED基板20から引き出されるリード線20dは本体カバー1の側面部13とベースフレーム2との間の空間に引き込まれ、本体カバー1の外部まで案内される。また、ベースフレーム2の溝部25に拡散板3を取り付ける。また、ベースフレーム2の楔形の空間23aには、ベースフレーム2同士を接続する際の連結部材9が嵌め込まれる。図22に示すように、連結部材9は、例えば、樹脂成形により形成され、ベースフレーム2の楔形の空間23aの形状にあったU字型に形成されている。そして、外方に突出する凸部9aが設けられ、図23に示すように、ベースフレーム2の楔形の空間23aに連結部材9を挿入すると、連結部材9は撓んで挿入され、凸部9aにより、空間23aの壁面に圧接され、ベースフレーム2同士を連結する。
続いて、長さを調節したスペーサ部材4の本体部40の棚部44を本体カバー1の棚部14、15に係合するように、本体カバー1の棚部14、15上に装着すると、ベースフレーム2の端部に本体部40が当接して、スペーサ部材4が取り付けられ、本体カバー1と一体化する。LED基板20のコネクタ20bは溝部46内に挿入され、この溝部46にリード線20dのコネクタ20cを挿入し、両コネクタを接続し、リード線20dは本体カバー1の側面部13とベースフレーム2との間の空間に案内され、本体カバー1の外部まで案内される。
ベースフレーム2の溝部25、スペーサ部材4の溝部45および突出部41に拡散板3を配置した後、本体エンド5の突出片57と一対の突片56の間に拡散板3をはめ込み、本体エンド5を仮止めした後、ねじ穴54、54にねじ90をねじ込むことで、本体カバー1に本体エンド5が固定される。また、必要に応じ本体エンド5の開口部52にウッドキャップ6の爪部65が挿入される。開口部52内に爪部65が挿入されると、爪部65の先端部65aが開口部52の縁と係合し本体エンド5にウッドキャップ6が取り付けられる。
このように、棚板の幅に応じて種々用意された本体カバー1に対して、スペーサ部材4の突出部41の長さを調整することで、図19に示すように、本体カバー1の端部とベースフレーム2の端部との間のスペースSにスペーサ部材4が挿入され、種々の棚板に容易に対応することができる。
なお、図25に示すものは、ウッドキャップ6を取り付けているが、棚板に直接照明装置Lを取り付けずに、ブラケットに照明装置Lを取り付ける場合には、ウッドキャップ6は取り付けず、後述するフラットホルダー7等を用いる。
次に、照明装置Lの両端にウッドキャップ6が取り付けられている態様につき説明する。
図26ないし図28にウッドキャップ6とLED基板20から導出されたリード線20dの保持態様例を示す。図26ないし図28は、照明装置Lの保管時を示す照明装置の端部を背面側から見た平面図である。この図26に示すように、リード線20dのコネクタが窓部53から本体カバー1内に収容されている。そして、リード線20dは、ウッドキャップ6の凹所の内部に収容されている。このため、照明装置Lを保管する際にリード線20dが他の部材に当接して傷つく虞などがなくなる。
図27及び図28は、ウッドキャップ6を用いて木棚板に取り付ける際のリード線20dの取り出し態様を示している。図27においては、切り欠き64よりリード線20dを取り出し、照明装置Lの長さ方向と平行な方向にリード線20dを取り出している。図28は、切り欠き63よりリード線20dを取り出し、照明装置Lの長さ方向と直交する方向にリード線20dを取り出している。
図29及び図30は、照明装置Lの端部の側面図である。これらの図においては、本体カバー1に本体エンド5を取り付けた状態を示し、ウッドキャップ6は取り付けていない。図29は、リード線20dとコネクタ20cをそのまま窓部51から導出している状態を示している。図30は、コネクタ20cを窓部53から本体カバー1内に収容した状態を示している。このように、保管時はコネクタ20cを本体カバー1内に収容することで、コネクタ20cの破損を防止することができる。
図31は、この発明の実施形態にかかる陳列棚の照明装置を木板の棚板600に取り付けた状態を示す平面図である。照明装置Lの両端にウッドキャップ6を取り付ける。そして、本体エンド5より引き出したリード線を切り欠き64又は切り欠き63から引き出す。その後、小判穴66に木ねじ601を通し、木ねじ601により木板の棚板600に照明装置Lが取り付けられる。
次に、棚板を載せるブラケットの先端部にこの発明の照明装置Lを取り付ける態様につき説明する。ブラケットの先端に照明装置Lを取り付けるために、照明装置Lにフラットホルダー7を取り付ける。
図32及び図34に示すように、フラットホルダー7は、ブラケット110に挟み込まれるコの字状のフック部71と、このフック部71を支持するベース73と、このベース73に対して直交する差し込み片72とからなる。そして、本体カバー1の側面部11と一対の爪部11a、11aとの間にフラットホルダー7の差し込み片72が挿入され、本体エンド5に当接するようにフラットホルダー7が取り付けられる。そして、必要に応じてフラットホルダー7に設けた穴部74から本体カバー1にねじによりフラットホルダー7を固定する。
このフラットホルダー7は、両端に取り付けられるフラットホルダー7のベース73の長さが相違している。例えば、図33及び図34に示す例においては、下側に位置するフラットホルダー7は、フック部71の先端が本体カバー1の側面部11と対向する側面に到達するように構成されている。一方、上側に位置するフラットホルダー7は、側面部11側からすぐの位置にフック部71が位置するようにその長さが調整されている。これは、ブラケットの左右に照明装置Lを配置する場合にも他方のフラットホルダー7のフック部71が邪魔にならずに、照明装置Lが一直線上に配置できるようにするためである。
図32は、陳列棚へこの発明の実施形態にかかる照明装置を取り付けた状態を示す斜視図である。
図32に示すように、適当な間隔をおいて設置された支柱101にそれぞれチャンネル鋼材などからなるサポート部材102をタップねじ(図示しない)を用いて固定し、このサポート部材102に板状のブラケット110を係止する。さらにこのブラケット110上に、この発明の照明装置Lが取り付けられた後、ブラケット110上にガラス板などからなる棚板が載せられる。また、サポート部材102の間には必要に応じてバックボード105が設置される。
ブラケット110の後端部には、図示はしないが、上下2段以上のL字型の係止フックが形成され、サポート部材102はこれら係止フックが抜き差しされる上下多段のスリット107と、これらスリット107から内部に挿入された係止フックが上下に移動できる縦溝108とを備える。そして、前記ブラケット110は、サポート部材102の前面に形成されたスリット107から係止フックを挿入してブラケット110を下げるという手順でサポート部材102に係止される。
上記のように、サポート部材102に係止された左右一対のブラケット110、110にこの発明の照明装置Lを取り付ける。
上記したように、本体カバー1の両端にフラットホルダー7、7を取り付ける。フラットホルダー7のフック部71をそれぞれブラケット110に係止することで、左右のブラケット110に照明装置Lを取り付けることができる。この照明装置Lで下段の棚板上の商品等を照明する陳列棚が得られる。
また、LED基板20を取り付けたベースフレーム2は、本体カバー1内に配置されており、外部からは薄板状の本体カバー1が棚板の下に位置するだけであり、外観上シンプルで見栄えがよい。
次に、スパンが連続する場合に、この発明の照明装置の取り付ける方法につき、図35に従い説明する。
図35は、連続するスパンに棚板を載置する陳列棚へこの発明の実施形態にかかる照明装置を取り付けた状態を示す平面図である。
スパンが連続する場合には、1つのブラケット110に左右の照明装置Lのフラットホルダー7のフック部71が取り付けられることになる。この発明では、上述したように、フラットホルダー7は、両端に取り付けられるフラットホルダー7のベース73の長さが相違している。例えば、図33及び図34に示す例においては、下側に位置するフラットホルダー7は、フック部71の先端が本体カバー1の側面部11と対向する側面に到達するように構成されている。一方、上側に位置するフラットホルダー7は、側面部11側からすぐの位置にフック部71が位置するようにその長さが調整されている。1つのブラケット110に係止させるフラットホルダー7のフック部71の位置をずらし、隣り合う本体カバー1が一直線上になるように構成したものである。
このように、ブラケット110に2つのフラットホルダー7のフック部71が重ならないように配置されている。
この結果、本体カバー1に差し込んだフラットホルダー7を用いて、ブラケット110に本体カバー1を取り付けると、連続する本体カバー1が一直線上に配置されることになり、見栄えが良くなるばかりか、照明される位置のバラツキもなくなる。
次に、ブラケット110に照明装置を取り付ける他の例につき、図36から図38を参照して説明する。
図36は、この発明の実施形態にかかる照明装置の本体カバーにスライドホルダーを取り付ける状態を示す斜視図、図37は、この発明の実施形態にかかる照明装置の本体カバーにスライドホルダーを取り付けた状態を示す斜視図、図38は、スライドホルダーを用いて照明装置をブラケットに取り付ける状態を示す模式図であり、(a)は回転させる状態。(b)は取り付けた状態を示している。
図36から図38に示すものは、ブラケット110に設けられた孔部111を用いてオーバーハング状に照明装置Lを固定するものである。このため、本体カバー1の側面部11と一対の爪部11a、11aとの間に、スライドホルダー8が装着される。スライドホルダー8は、左右一組で2本のブラケット110に装着される。
図36から図38に示すように、左右一組のスライドホルダーで1つの照明装置Lを取り付ける。
スライドホルダー8は、本体カバー1の側面部11と一対の爪部11a、11aとの間に嵌め込まれる鋼材で構成された差し込み片82と、本体カバー1の側面部11から突出し、孔部111に挿入する係合部83を有する突片81とブラケット110に係合する断面コ字状の係止部85を有している。さらに、差し込み片82には、ねじ孔84を有し、このねじ孔84から本体カバー1にねじが締め付けられる。
図36及び図37に示すように、本体カバー1の側面部11と一対の爪部11a、11aとの間にスライドホルダー8の差し込み片82を嵌め込んで挿入する。同じく、逆からもスライドホルダー8を挿入する。
止める位置をある程度決め、ねじ回しを用いて図示しないねじで仮止めをする。
図38に示すように、ブラケット110の孔部111にスライドホルダー8の突片81の係合部83を差し込み、図中矢印の方向に前に倒す((a)参照)。そして、ブラケット110に係止部85を嵌め込み、照明装置Lをブラケット110で支持する。そして、壁に対してブラケット110が垂直になる位置でスライドホルダー8のねじを最後まで固定して、照明装置Lがブラケット110に固定される。
このように、スライドホルダー8を用いてもブラケット110に照明装置Lを取り付けることができるので、陳列棚の用途に応じて、取り付け方法を選択することができる。
次に、この発明の第2の実施形態につき、図39から図43に従い説明する。この第2の実施形態は、第1の実施形態が、スペーサ部材4の一対の突出部41の長さを調整し、本体カバー1の端部とベースフレーム2の端部との間のスペースSにスペーサ部材4が挿入するように構成されているのに対し、この発明の第2の実施形態のスペーサ部材4aは、突出部41が板状に形成されている。
図39は、この発明の第2の実施形態のスペーサ部材を示す斜視図であり、(a)は斜視図、(b)は底面図である。図40は、この発明の第2の実施形態のスペーサ部材を示す上面図である。図41は、この発明の第2の実施形態のスペーサ部材を示し、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は正面図、(d)は背面図である。
前述したように、スペーサ部材4aは、本体カバー1の左右にそれぞれ取り付けられるもので、左右のスペーサ部材4aは、左右対象に形成されている。この第2の実施形態においては、一方のスペーサ部材4aを図示し、他方のスペーサ部材4aも左右対象以外は、その構成は同じであるので、図示は省略している。
図39ないし図41に示すように、スペーサ部材4aは、例えば、樹脂成形により形成され、スペーサ部材4aの本体部40の両側部に本体部40と直交する方向に延在して板状の突出部41が形成されている。本体部40は、この第2の実施形態では、厚さが10mmである。この第2の実施形態では、突出部41は45mmの長さを有している。左右に一対のスペーサ部材4aを本体カバー1に取り付けるので、本体カバー1とベースフレーム2との間のスペースを0から110mmの範囲で補うことが可能である。
突出部41は、中央部に拡散板3を支える板状の支持部41aと、両側に本体カバー1の棚部14又は棚部15の上に載置される段部41bとを有する。この段部41bは支持部41aの上面よりベースフレーム2の溝部25の幅の分だけ上に段差を有して形成されている。支持部41aの外表面は、スペーサ部材4aを装着した際、ベースフレーム2の溝部25の外表面と面一になるように形成されている。そして、その色合いもベースフレーム2の外表面と同じにし、スペーサ部材4aを装着して照明側から見ても違和感がないように構成している。そして、支持部41aの本体エンド5側に、本体エンド5の突出片57が嵌まり込む凹部41cが設けられている。
支持部41aの段部41bに近接する拡散板3を支持する側の表面には、突出部41の長さを示すスケールが設けられている。本体カバー1とベースフレーム2との間の隙間に対応して突出部41の長さを切断し調整する際に、このスケールにより容易に切断加工が行える。この第2の実施形態においては、突出部41が1つの板状に形成されているので、1度の切断作業で所定の長さに形成することができ、左右の長さの違いも起こらない。また、後述するように、照明側から見ると、拡散板3の上に支持部41aが配置されることになる。この結果、拡散板3の寸法精度に余裕ができる。即ち、本体カバー1の長さよりも短くても支持部41aで覆われるので、拡散板3の切断サイズの誤差をある程度吸収することができる。更に、支持部41aで覆われた部分は、光が透過せず、発光面と非発光面を明確に区別することができる。
本体部40には、第1の実施形態と同様に、本体カバー1の壁部16に当接し、ベースフレーム2の突出部21と連接する突出部47が設けられている。更に、本体部40には、本体カバー1の棚部15上に載置される棚部44が設けられ、この棚部44は、スペーサ部材4aを取り付けた際に、ベースフレーム2の棚部24と連なるように構成されている。また、本体部40に、ベースフレーム2の反射面22と連なる反射面42aを有する凸部42が設けられている。
スペーサ部材4aの本体部40に、ベースフレーム2の楔形の空間23aと係合する凸部48が設けられている。更に本体部40に、LED基板20のコネクタ20bが挿入される溝部46が設けられている。この溝部46にリード線のコネクタ20cが挿入され、LED基板20のコネクタ20bとリード線が取り付けられる。
図42、図43に示すように、スペーサ部材4aの本体部40の棚部44を本体カバー1の棚部14、棚部15に係合するように、本体カバー1の棚部14、棚部15上に装着すると、ベースフレーム2の端部と当接して、スペーサ部材4aが取り付けられ、本体カバー1と一体化する。図43に示すように、拡散板3の上に支持部41aが配置されることになる。LED基板20から引き出されるリード線20dは本体カバー1の側面部13とベースフレーム2との間の空間に引き込まれ、本体カバー1の外部まで案内される。
ベースフレーム2の溝部25、25間に、拡散板3を挿入し、拡散板3を取り付ける。LED光源からの光は反射面22で反射され、拡散板3から光が放射される。
スペーサ部材4aを取り付けた後、本体エンド5が取り付けられる。本体エンド5は、スペーサ部材4aを取り付けた本体カバー1の左右にそれぞれ取り付けられる。
前述したように、本体エンド5の突出片57と一対の突片56の間に拡散板3をはめ込み、本体エンド5を仮止めした後、ねじ穴54、54にねじ90をねじ込むことで、本体カバー1に本体エンド5が固定される。
本体カバー1に本体エンド5を取り付けると、本体カバー1、ベースフレーム2の端面及びスペーサ部材4aは本体エンド5により覆われる。そして、リード線を引き出す窓部51、コネクタを収容する窓部53、ウッドキャップ6を取り付けるための開口部52が露出した状態となる。
前述した第1の実施形態と同様に、開口部52に爪部65が挿入されると、爪部65の先端部65aが開口部52の縁と係合し本体エンド5にウッドキャップ6が取り付けられる。
このように、この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、棚板の幅に応じて種々用意された本体カバー1に対して、スペーサ部材4aの突出部41の長さを調整することで、本体カバー1の端部とベースフレーム2の端部との間のスペースにスペーサ部材4aが挿入され、種々の棚板に容易に対応することができる。
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、木板の棚板に取り付ける場合には、照明装置Lの両端にウッドキャップ6を取り付ける。そして、本体エンド5より引き出したリード線を切り欠き64又は切り欠き63から引き出し、小判穴66に木ねじを通し、木ねじにより木板の棚板に照明装置を取り付ける。
また、棚板を載せるブラケットの先端部にこの発明の第2の実施形態にかかる照明装置Lを取り付ける場合には、前述した第1の実施形態と同様に、照明装置Lにフラットホルダー7又はスライドホルダー8を取り付ける。フラットホルダー7又はスライドホルダー8を用いて、ブラケットの先端部に照明装置Lを取り付ける。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
L 照明装置
1 本体カバー
10 平板部
11、13 側面部
11a 爪部
12 開口部
14、15 棚部
16 壁部
2 ベースフレーム
20 LED基板
20a テーパー面
22 反射面
23、24 棚部
25 溝
3 拡散板
4、4a スペーサ部材
40 本体部
41 突出部
41a 支持部
41b 段部
5 本体エンド
6 ウッドキャップ
7 フラットホルダー
8 スライドホルダー

Claims (12)

  1. 複数の発光素子を備え、棚板の下面又は下部に取り付けられる陳列棚の照明装置において、
    前記照明装置は、本体カバーと、この本体カバー内に収容され前記複数の発光素子を保持するベースフレームと、前記本体カバーと前記ベースフレームとの間のスペースに挿入されるスペーサ部材と、前記本体カバーに取り付けられる本体エンドとを備え、前記スペーサ部材は、前記ベースフレームと当接する本体部と、この本体部の両側部に本体部と直交する方向に延在して突出部とを有し、前記突出部は前記本体カバーとベースフレームとの間のスペースに対応する長さに調整されていることを特徴とする陳列棚の照明装置。
  2. 前記本体カバーは、平板状の立方体に形成され、陳列棚の棚板側と面する側は平板部が形成され、この平板部と対向する側に矩形状の開口部が形成され、前記平板部の両側に側面部が形成され、前記開口部の両側には、それぞれの側面部に隣接する棚部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚の照明装置。
  3. 前記複数の発光素子を取り付けた基板を有し、前記ベースフレームは、前記基板が取り付けられるテーパー面と、このテーパー面に対向するように設けられ前記本体部の開口部に対応した開口部を有する反射面と、前記本体カバーの棚部上に載置されるように形成された棚部と、前記ベースフレームの開口部に設けられた溝と、前記ベースフレーム端部に設けられた前記基板の発光素子に電力を供給するコネクタとを備え、前記本体カバーの棚部上に前記棚部が載置され、前記本体カバーにベースフレームが保持され、前記ベースフレームの溝に拡散板が挿入され、前記発光素子からの光が前記反射面により、前記開口部方向へ反射され、前記拡散板から放射されることを特徴とする請求項2に記載の陳列棚の照明装置。
  4. 前記スペーサ部材の突出部は、前記拡散板を支える支持部と、前記本体カバーの棚部上に載置される段部とを有し、前記支持部の外表面は、スペーサ部材を本体カバーに装着した際、前記ベースフレームの溝の外表面と面一になるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の陳列棚の照明装置。
  5. 前記突出部の支持部のベースフレーム側の表面には、前記突出部の長さを示すスケールが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の陳列棚の照明装置。
  6. 前記スペーサ部材の本体部に、前記ベースフレームの反射面と連なる反射面が設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の陳列棚の照明装置。
  7. 前記スペーサ部材の本体部に、前記ベースフレームと係合する凸部が設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の陳列棚の照明装置。
  8. 前記スペーサ部材の本体部に、前記基板のコネクタが挿入される溝部が設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれか1項に記載の陳列棚の照明装置。
  9. 前記本体エンドには、前記拡散板を支持する突出部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の陳列棚の照明装置。
  10. 前記スペーサ部材は、本体部と、この本体部と直交する方向に延在する板状の突出部とを有し、前記突出部は前記本体カバーとベースフレームとの間のスペースに対応する長さに調整されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の陳列棚の照明装置。
  11. 前記突出部は、前記拡散板を支える支持部と、前記本体カバーの棚部上に載置される段部とを有し、前記支持部の外表面は、スペーサ部材を本体カバーに装着した際、前記ベースフレームの溝の外表面と面一になるように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の陳列棚の照明装置。
  12. 前記突出部の支持部のベースフレーム側の表面には、前記突出部の長さを示すスケールが設けられていることを特徴とする請求項11に記載の陳列棚の照明装置。
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