JP2015039403A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜磁場コイルの冷却状態を把握することができる磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置は、検出部93と、電流制御部95aと、判定部95bとを備える。検出部93は、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサ27a,27b,27cを介して前記傾斜磁場コイルの温度を検出する。電流制御部95aは、前記傾斜磁場コイル20への電流供給を制御する。判定部95bは、前記電流制御部95aによって電流供給が開始された後に前記検出部93によって検出される温度の変化を表す指標値に応じて、前記傾斜磁場コイル20内を流れる冷媒の状態を判定する。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置に関する。
従来、磁気共鳴イメージング装置で用いられる傾斜磁場コイルは、発熱量が大きいため冷却水などの冷媒によって冷却されるのが一般的である。そして、傾斜磁場コイルの冷却状態が悪くなると、傾斜磁場コイル内の温度が想定されている温度より高くなり、画質劣化や傾斜磁場コイルの故障を引き起こす原因となり得ることが知られている。
特開2010−269136号公報
本発明が解決しようとする課題は、傾斜磁場コイルの冷却状態を把握することができる磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
実施形態に係る磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置は、検出部と、電流制御部と、判定部とを備える。検出部は、傾斜磁場コイルに設けられた温度センサを介して前記傾斜磁場コイルの温度を検出する。電流制御部は、前記傾斜磁場コイルへの電流供給を制御する。判定部は、前記電流制御部によって電流供給が開始された後に前記検出部によって検出される温度の変化を表す指標値に応じて、前記傾斜磁場コイル内を流れる冷媒の状態を判定する。
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置の構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る傾斜磁場コイルの構成を示す斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係る傾斜磁場コイルの内部を示す断面図である。 図4は、第1の実施形態に係るMRI装置の詳細な構成を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る傾斜磁場コイルにおける温度変化の特性を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るMRI装置によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、第2の実施形態に係るMRI装置によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第3の実施形態に係るMRI装置によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、図面に基づいて、MRI装置の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置100の構成を示す図である。図1に示すように、MRI装置100は、静磁場磁石10と、傾斜磁場コイル20と、RFコイル30と、天板40と、傾斜磁場電源50と、送信部60と、受信部70と、シーケンス制御装置80と、計算機システム90とを有する。
静磁場磁石10は、概略円筒状に形成された真空容器11と、真空容器11の中で冷却液に浸漬された超伝導コイル12とを有する。この静磁場磁石10は、静磁場磁石10の円筒内部に形成される撮像空間であるボア内に静磁場を発生させる。
傾斜磁場コイル20は、概略円筒状に形成され、静磁場磁石10の内側に配置される。この傾斜磁場コイル20は、傾斜磁場電源50から供給される電流によりX軸,Y軸,Z軸の方向に傾斜磁場を印加するメインコイル21と、メインコイル21の漏洩磁場をキャンセルするシールドコイル22とを有する。ここで、メインコイル21とシールドコイル22との間には、シムトレイ挿入ガイド23が形成される。このシムトレイ挿入ガイド23には、ボア内の磁場不均一を補正するための鉄シム25を収納したシムトレイ24が挿入される。なお、かかる傾斜磁場コイル20の構成については、後に詳細に説明する。
RFコイル30は、概略円筒状に形成され、傾斜磁場コイル20の内側に配置される。このRFコイル30は、送信部60から供給されるRFパルスを受けて、被検体Pが置かれたボア内に高周波磁場を印加する。また、RFコイル30は、高周波磁場によって水素原子核が励起されることで被検体Pから放出される磁気共鳴信号を受信する。
天板40は、図示していない寝台に水平方向へ移動可能に設けられ、撮影時には被検体Pが載置されてボア内へ移動される。傾斜磁場電源50は、シーケンス制御装置80からの指示に基づいて、傾斜磁場コイル20に電流を供給する。
送信部60は、シーケンス制御装置80からの指示に基づいて、RFコイル30にRFパルスを供給する。受信部70は、RFコイル30によって受信された磁気共鳴信号を受信し、受信した磁気共鳴信号をデジタル化して得られる生データをシーケンス制御装置80に対して送信する。
シーケンス制御装置80は、計算機システム90による制御のもと、傾斜磁場電源50、送信部60及び受信部70をそれぞれ駆動することで、被検体Pのスキャンを行う。そして、シーケンス制御装置80は、スキャンを行った結果、受信部70から生データが送信されると、その生データを計算機システム90に送信する。
計算機システム90は、MRI装置100全体を制御する。具体的には、この計算機システム90は、操作者から各種入力を受け付ける入力部や、操作者から入力される撮像条件に基づいてシーケンス制御装置80にスキャンを実行させるシーケンス制御部、シーケンス制御装置80から送信された生データに基づいて画像を再構成する画像再構成部、再構成された画像などを記憶する記憶部、再構成された画像など各種情報を表示する表示部、操作者からの指示に基づいて各機能部の動作を制御する主制御部などを有する。
図2は、第1の実施形態に係る傾斜磁場コイル20の構成を示す斜視図である。図2に示すように、傾斜磁場コイル20は、概略円筒状に形成されたメインコイル21と、メインコイル21の外側に配置されたシールドコイル22とを有する。また、メインコイル21とシールドコイル22との間には、複数のシムトレイ挿入ガイド23が形成される。
シムトレイ挿入ガイド23は、傾斜磁場コイル20の両端面に開口を形成する貫通孔であり、傾斜磁場コイル20の長手方向に全長にわたって形成されている。このシムトレイ挿入ガイド23は、メインコイル21及びシールドコイル22に挟まれた領域に、互いに平行となるように円周方向に等間隔に形成されている。そして、各シムトレイ挿入ガイド23には、シムトレイ24が挿入される。
シムトレイ24は、非磁性かつ非電導性材料である樹脂によって、概略棒状に形成される。このシムトレイ24には、所定数の鉄シム25が収納される。また、シムトレイ24は、各シムトレイ挿入ガイド23に挿入されて、それぞれ傾斜磁場コイル20の中央部に固定される。なお、図2では図示を省略しているが、傾斜磁場コイル20には、傾斜磁場コイル20を冷却するための複数の冷却管が円筒形状に沿って螺旋状に埋設される。
図3は、第1の実施形態に係る傾斜磁場コイル20の内部を示す断面図である。なお、図3は、図2に示した断面Aを拡大した様子を示している。図3に示すように、傾斜磁場コイル20は、メインコイル21と、メインコイル21の外側に配置されたシールドコイル22とを有し、メインコイル21とシールドコイル22との間にシムトレイ挿入ガイド23が形成される。
ここで、メインコイル21は、Xchメインコイル21xと、Ychメインコイル21yと、Zchメインコイル21zとを内側から順に積層して形成される。また、シールドコイル22は、Zchシールドコイル22zと、Xchシールドコイル22xと、Ychシールドコイル22yとを内側から順に積層して形成される。なお、各層の間にはレジンが充填されて固められる。
そして、メインコイル21の内周側には、第1の冷却管26aが配置され、メインコイル21とシムトレイ挿入ガイド23が形成された層との間には、第2の冷却管26bが配置され、シールドコイル22とシムトレイ挿入ガイド23が形成された層との間には、第3の冷却管26cが配置される。ここで、各冷却管の流入口には、チラー200から供給される冷媒が流入する。例えば、各冷却管には、20℃程度の冷却水が10〜25L/min程度の流量で常時供給される。各冷却管に流入した冷媒は、傾斜磁場コイル20内を循環した後に、各冷却管の流出口から流出してチラー200に戻る。
さらに、傾斜磁場コイル20には、傾斜磁場コイル20における複数個所に温度センサが設けられる。例えば、図3に示すように、Xchメインコイル21xに温度センサ27aが設けられ、Ychメインコイル21yに温度センサ27bが設けられ、Ychシールドコイル22yに温度センサ27cが設けられる。なお、温度センサが設けられるコイルはXchメインコイル21x、Ychメインコイル21y、及びYchシールドコイル22yに限られず、他のコイルに設けられてもよい。
図4は、第1の実施形態に係る傾斜磁場コイル20における温度変化の特性を示す図である。図4は、Xchメインコイル21xに電流を流した場合のXchメインコイル21x、Ychメインコイル21y、及びYchシールドコイル22yにおける温度変化を示している。なお、図4のグラフにおいて、横軸は時間(min)を示しており、縦軸は温度(℃)を示している。
具体的には、図4において、線XMは、Xchメインコイル21xに設けられた温度センサ27aによって検出される温度の変化を示している。また、線YMは、Ychメインコイル21yに設けられた温度センサ27bによって検出される温度の変化を示している。また、線YSは、Ychシールドコイル22yに設けられた温度センサ27cによって検出される温度の変化を示している。
例えば、図4に示すように、時間0の時点で、Xchメインコイル21x、Ychメインコイル21y、及びYchシールドコイル22yの温度がそれぞれ温度Tで定常状態となっていたとする。そして、時間tが経過した時点で、傾斜磁場コイル20のXchメインコイル21xへの電流供給を開始し、所定の大きさの電流を流し続けたとする。
この場合に、例えば、Xchメインコイル21xに設けられた温度センサ27aによって検出される温度は、時間tが経過した時点で、温度Tに達して飽和する。一方、この時点で、Ychメインコイル21yに設けられた温度センサ27bによって検出される温度は、温度Tに達して飽和する。これに対し、Ychシールドコイル22yに設けられた温度センサ27cによって検出される温度は、時間tが経過しても飽和しない。これは、Ychシールドコイル22yはXchメインコイル21xから遠い位置にあるので、Xchメインコイル21xから発生した熱がそれぞれのコイルの間に充填されたレジンによって吸収されて伝わりにくいためである。
以上、第1の実施形態に係るMRI装置100の構成について説明した。このような構成のもと、MRI装置100は、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始された後に、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサによって検出される温度の変化を表す指標値に応じて、傾斜磁場コイル20内を流れる冷媒の状態を判定する。
従来、MRI装置で用いられる傾斜磁場コイルは、発熱量が大きいため冷却水などの冷媒によって冷却されるのが一般的である。例えば、傾斜磁場コイル内を流れる冷媒の流量が少なくなったり温度が上がったりすると、傾斜磁場コイル内の温度が想定されている温度より高くなり、画質劣化や傾斜磁場コイルの故障を引き起こす原因となり得る。また、傾斜磁場コイル内を流れる冷媒の流量が多くなると、冷媒用の配管に用いられている銅がエロージョンにより減肉し、冷媒の漏れを引き起こす原因となり得る。
これに対し、本実施形態によれば、傾斜磁場コイル20内の温度に基づいて、傾斜磁場コイル20内を流れる冷媒の状態を判定することで、傾斜磁場コイル20の冷却状態を把握することができる。これにより、傾斜磁場コイル20の冷却状態が悪いままMRI装置100が使用されるのを防ぐことができ、冷却状態が悪いことが原因で傾斜磁場コイル20が故障するリスクを減らすことができる。以下、本実施形態に係るMRI装置100について詳細に説明する。
図5は、第1の実施形態に係るMRI装置100の詳細な構成を示す図である。なお、図5では、図1に示した傾斜磁場コイル20及び計算機システム90を示している。図5に示すように、傾斜磁場コイル20は、温度センサ27a〜27cを有する。前述したように、温度センサ27aはXchメインコイル21xに設けられ、温度センサ27bはYchメインコイル21yに設けられ、温度センサ27cはYchシールドコイル22yに設けられる。ここで、各温度センサは計算機システム90に接続されており、各温度センサによって検出された温度は、それぞれ計算機システム90に通知される。
また、図5に示すように、計算機システム90は、入力部91と、出力部92と、検出部93と、記憶部94と、制御部95とを有する。
入力部91は、利用者から各種指示や情報入力を受け付ける。例えば、入力部91は、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスである。
出力部92は、操作者によって参照される各種画像や、操作者から各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)などを表示する。例えば、出力部92は、液晶モニタやCRT(Cathode Ray Tube)モニタ等の表示デバイスである。
検出部93は、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサを介して傾斜磁場コイル20の温度を検出する。具体的には、検出部93は、温度センサ27a〜27cを介して、Xchメインコイル21x、Ychメインコイル21y、及びYchシールドコイル22yの温度をそれぞれ所定の時間間隔で検出する。なお、検出部93は、検出した温度を記憶部94へ送る。
記憶部94は、制御部95によって実行される処理で用いられる各種データや各種プログラム等を記憶する。例えば、記憶部94は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。ここで、記憶部94は、温度データ記憶部94aを有する。
温度データ記憶部94aは、検出部93によって検出される傾斜磁場コイル20の温度を記憶する。具体的には、記憶部94は、検出部93によって所定の時間間隔で検出されるXchメインコイル21x、Ychメインコイル21y、及びYchシールドコイル22yそれぞれの温度を時系列に記憶する。
制御部95は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等を有し、MRI装置100の全体制御を行う。例えば、制御部95は、入力部91を介して利用者から入力される撮像条件に基づいて各種のシーケンス実行データを生成し、生成したシーケンス実行データをシーケンス制御装置80に送信することで、各種の撮像法を実行する。ここで、制御部95は、電流制御部95aと、判定部95bとを有する。
電流制御部95aは、傾斜磁場コイル20への電流供給を制御する。具体的には、電流制御部95aは、シーケンス制御装置80を介して傾斜磁場電源50を駆動することで、傾斜磁場コイル20への電源供給を制御する。ここで、電流制御部95aは、操作者からの指示に応じて、傾斜磁場コイル20への電源供給を開始する。
例えば、電流制御部95aは、入力部91を介して、操作者から冷却状態判定の開始指示を受け付けた場合に、傾斜磁場電源50を駆動して、Xchメインコイル21xへの電流供給を開始する。
判定部95bは、電流制御部95aによって電流供給が開始された後に検出部93によって検出される温度の変化を表す指標値に応じて、傾斜磁場コイル20内を流れる冷媒の状態を判定する。具体的には、判定部95bは、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始されてから傾斜磁場コイル20の温度が飽和するまでの間に温度センサによって検出される温度の変化量を指標値として、冷媒の状態を判定する。このとき、判定部95bは、温度データ記憶部94aに時系列に記憶されている温度を参照して、温度の変化量を算出する。
例えば、判定部95bは、電流制御部95aによってXchメインコイル21xへの電流供給が開始された後に、Xchメインコイル21xに設けられた温度センサ27aによって検出される温度が飽和するまでの間に温度センサ27aによって検出される温度の変化量を指標値として、冷媒の状態を判定する。
なお、判定部95bは、Xchメインコイル21xへの電流供給が開始されてから温度センサ27aによって検出される温度が飽和するまでにかかる時間が経過した場合に、温度が飽和したとみなす。ここで用いられる時間は、あらかじめXchメインコイル21xへ電流を流して温度が飽和するまでの時間を計測した結果に基づいて決められる。例えば、この時間には、図4に示した時間t又はtより長い時間が用いられる。
ここで、チラー200から供給される冷媒の温度が一定である場合には、傾斜磁場コイル20の冷却状態は、冷媒の流量に依存することになる。このような場合には、判定部95bは、指標値が所定の閾値より大きい場合に、傾斜磁場コイル20に供給される冷媒の流量が少ないと判定し、指標値が当該閾値より小さい場合に、傾斜磁場コイル20に供給される冷媒の流量が多いと判定する。そして、判定部95bは、判定結果を示す情報を出力部92に出力する。
一方、チラー200から供給される冷媒の流量が一定である場合には、傾斜磁場コイル20の冷却状態は、冷媒の温度に依存することになる。このような場合には、判定部95bは、指標値が所定の閾値より大きい場合に、傾斜磁場コイル20に供給される冷媒の温度が低いと判定し、指標値が当該閾値より小さい場合に、傾斜磁場コイル20に供給される冷媒の温度が高いと判定してもよい。
図6は、第1の実施形態に係るMRI装置100によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、本実施形態では、電流制御部95aが、操作者から冷却状態判定の開始指示を受け付けた場合に(ステップS101,Yes)、傾斜磁場コイル20への電流供給(例えば、100ADC程度又は最大出力の20%程度の電流)を開始する(ステップS102)。
その後、検出部93が、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサを介して、所定の時間間隔(例えば、10〜60秒程度)で傾斜磁場コイル20の温度を検出する(ステップS103)。そして、判定部95bが、温度センサによって検出される温度が飽和する時間(例えば、15分程度)が経過したか否かを判定する(ステップS104)。
ここで、温度センサによって検出される温度が飽和する時間が経過するまでの間は、検出部93による温度の検出が繰り返される(ステップS104,No)。そして、温度が飽和する時間が経過した場合には(ステップS104,Yes)、判定部95bは、電流制御部95aを制御して傾斜磁場コイル20への電流供給を停止する(ステップS105)。
その後、判定部95bは、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始されてから検出部93によって検出される温度が飽和するまでの温度の変化量が所定の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS106)。そして、温度の変化量が当該閾値を超えていた場合には(ステップS106,Yes)、判定部95bは、冷媒の流量が少ないことを示す報知メッセージを出力部92に出力する(ステップS107)。
一方、温度の変化量が所定の閾値を超えていなかった場合には(ステップS106,No)、判定部95bは、温度の変化量が同じ閾値未満であるか否かを判定する(ステップS108)。そして、温度の変化量が当該閾値未満であった場合には(ステップS108,Yes)、判定部95bは、冷媒の流量が多いことを示す報知メッセージを出力部92に出力する(ステップS109)。なお、判定部95bは、温度の変化量が当該閾値未満でなかった場合、すなわち閾値と一致していた場合には(ステップS108,No)、報知メッセージの出力を行わずに処理を終了する。
上述したように、第1の実施形態によれば、傾斜磁場コイル20内の温度に基づいて、傾斜磁場コイル20内を流れる冷媒の状態を判定することで、傾斜磁場コイル20の冷却状態を把握することができる。これにより、傾斜磁場コイル20の冷却状態が悪いままMRI装置100が使用されるのを防ぐことができ、冷却状態が悪いことが原因で傾斜磁場コイル20が故障するリスクを減らすことができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始されてから傾斜磁場コイル20の温度が飽和するまでの間に検出部93によって検出される温度の変化量を指標値とする場合の例を説明した。これに対し、第2の実施形態では、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始された後に検出部93によって検出される所定の時間間隔ごとの温度の変化の傾きを指標値とする場合の例を説明する。
なお、第2の実施形態に係るMRI装置の構成は、基本的には図1〜4に示したものと同じであり、検出部93、電流制御部95a及び判定部95bによって行われる処理が異なる。そこで、以下では、第2の実施形態における検出部93、電流制御部95a及び判定部95bによって行われる処理について説明する。
図7は、第2の実施形態に係るMRI装置100によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、本実施形態では、電流制御部95aが、操作者から冷却状態判定の開始指示を受け付けた場合に(ステップS201,Yes)、傾斜磁場コイル20への電流供給(例えば、100ADC程度又は最大出力の20%程度の電流)を開始する(ステップS202)。
その後、検出部93が、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサを介して、所定の時間間隔(例えば、10〜60秒程度)で傾斜磁場コイル20の温度を検出する(ステップS203)。そして、判定部95bが、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始されてから所定の時間(例えば、5分程度)が経過したか否かを判定する(ステップS204)。
ここで、所定の時間が経過するまでの間は、検出部93による温度の検出が繰り返される(ステップS204,No)。そして、所定の時間が経過した場合には(ステップS204,Yes)、判定部95bは、電流制御部95aを制御して傾斜磁場コイル20への電流供給を停止する(ステップS205)。
その後、判定部95bは、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始された後に検出部93によって検出される所定の時間間隔ごとの温度の変化の傾きを算出し(ステップS206)、算出した傾きの最大値が所定の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS207)。そして、傾きの最大値が当該閾値を超えていた場合には(ステップS207,Yes)、判定部95bは、冷媒の流量が少ないことを示す報知メッセージを出力部92に出力する(ステップS208)。
一方、算出した傾きの最大値が所定の閾値を超えていなかった場合には(ステップS207,No)、判定部95bは、傾きの最大値が同じ閾値未満であるか否かを判定する(ステップS209)。そして、傾きの最大値が当該閾値未満であった場合には(ステップS209,Yes)、判定部95bは、冷媒の流量が多いことを示す報知メッセージを出力部92に出力する(ステップS210)。なお、判定部95bは、算出した傾きの最大値が当該閾値未満でなかった場合、すなわち閾値と一致していた場合には(ステップS209,No)、報知メッセージの出力を行わずに処理を終了する。
上述したように、第2の実施形態では、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始された後に検出部93によって検出される所定の時間間隔ごとの温度の変化の傾きを指標値とするので、傾斜磁場コイル20の温度が飽和するまでの温度の変化量を指標値とする場合と比べて、温度の計測時間を短くすることができる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、Xchメインコイル21xに設けられた温度センサ27aによって検出される温度に基づいて冷媒の状態を判定する場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、他のコイルに設けられた温度センサによって検出される温度が用いられてもよい。
また、例えば、傾斜磁場コイル20における複数個所に設けられた複数の温度センサを介して検出された温度に基づいて、冷媒の状態を判定してもよい。この場合には、例えば、判定部95bは、Xchメインコイル21xに設けられた温度センサ27a、Ychメインコイル21yに設けられた温度センサ27b、及びYchシールドコイル22yに設けられた温度センサ27cそれぞれの温度の変化量を表す指標値に基づいて、冷媒の状態を判定する。
例えば、判定部95bは、複数の温度センサそれぞれによって検出された温度の変化量を表す指標値の全てが所定の閾値より大きい場合に、冷媒の流量が少ない(または、冷媒の温度が低い)と判定し、指標値の全てが当該所定の閾値より小さい場合に、冷媒の流量が多い(または、冷媒の温度が高い)と判定する。
このように、複数の温度センサを介して検出された温度に基づいて冷媒の状態を判定することで、1つの温度センサを介して検出された温度を用いる場合と比べて、冷媒の状態を精度よく判定することができる。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、操作者からの指示に応じて、傾斜磁場コイル20への電源供給を開始する場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、電流制御部95aは、検出部93によって検出される温度が定常状態であった場合に、電流供給を開始するようにしてもよい。この場合には、例えば、電流制御部95aは、温度データ記憶部94aに時系列に記憶されている温度を参照して、検出部93によって検出される温度を所定の時間間隔で検出し、検出した温度が所定の期間(例えば、1〜3分程度)変化しなかった場合に、定常状態であると判定する。
例えば、検出部93によって検出される温度の変化の傾きを指標値とする場合に、温度が定常状態となっている期間も含めて傾きを算出してしまうと、実際には定常状態ではない期間で温度が大きく変化していたとしても、算出される傾きが小さくなってしまう。このような場合には、実際には温度が大きく変化していたとしても、傾きが閾値より小さいと判定されてしまい、冷却状態が適切に判定されない場合もあり得る。これに対し、上述したように温度が定常状態であった場合に電流供給を開始することで、傾きを算出する期間から定常状態の期間を除くことができるので、冷却状態をより正確に判定することができるようになる。
(第3の実施形態)
上述した第1及び第2の実施形態では、操作者から受け付けた開始指示に応じて、冷却状態を判定する場合の例を説明した。これに対し、第3の実施形態では、MRI装置100が起動された後に、被検体の本撮像を行うまでの待ち時間を利用して冷却状態を判定する場合の例を説明する。
なお、第3の実施形態に係るMRI装置の構成は、基本的には図1〜4に示したものと同じであり、検出部93、電流制御部95a及び判定部95bによって行われる処理が異なる。そこで、以下では、第3の実施形態における検出部93、電流制御部95a及び判定部95bによって行われる処理について説明する。
図8は、第3の実施形態に係るMRI装置100によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、本実施形態では、MRI装置100が起動された場合に(ステップS301,Yes)、以下の処理が実行される。
まず、検出部93が、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサを介して、所定の時間間隔(例えば、10〜60秒程度)で傾斜磁場コイル20の温度を検出する(ステップS302)。その後、MRI装置100がスタンバイ状態となった場合に(ステップS303,Yes)、判定部95bが、検出部93によって検出される温度が定常状態であるか否かを判定する(ステップS304)。ここで、検出部93によって検出される温度が定常状態になるまでの間は、検出部93による温度の検出が繰り返される(ステップS304,No)。
そして、検出部93によって検出される温度が定常状態であると判定された場合には(ステップS304,Yes)、制御部95が、寝台を降下する旨の指示を操作者から受け付ける(ステップS305)。制御部95は、寝台を降下する旨の指示を受け付けるまでの間は待機し(ステップS305,No)、指示を受け付けた場合に(ステップS305,Yes)、寝台を降下する(ステップS306)。
その後、電流制御部95aが、傾斜磁場コイル20への電流供給(例えば、100ADC程度又は最大出力の20%程度の電流)を開始する(ステップS307)。また、検出部93が、傾斜磁場コイル20に設けられた温度センサを介して、所定の時間間隔(例えば、10〜60秒程度)で傾斜磁場コイル20の温度を検出する(ステップS308)。そして、制御部95が、操作者から撮像条件を受け付けた後に、撮像を開始する指示を受け付ける(ステップS309)。
ここで、撮像を開始する指示が受け付けられるまでの間は、検出部93による温度の検出が繰り返される(ステップS309,No)。そして、撮像を開始する指示が受け付けられた場合には(ステップS309,Yes)、判定部95bが、電流制御部95aを制御して傾斜磁場コイル20への電流供給を停止し(ステップS310)、制御部95が、プリスキャンを開始する(ステップS311)。
その後、判定部95bは、プリスキャンが行われている間に、傾斜磁場コイル20への電流供給が開始された後に検出部93によって検出される所定の時間間隔ごとの温度の変化の傾きを算出する(ステップS312)。また、プリスキャンが終了した後に(ステップS313,Yes)、判定部95bは、算出した傾きの最大値が所定の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS314)。そして、傾きの最大値が当該閾値を超えていた場合には(ステップS314,Yes)、判定部95bは、冷媒の流量が少ないことを示す報知メッセージを出力部92に出力する(ステップS315)。
一方、算出した傾きの最大値が閾値を超えていなかった場合には(ステップS314,No)、判定部95bは、傾きの最大値が同じ閾値未満であるか否かを判定する(ステップS316)。そして、傾きの最大値が当該閾値未満であった場合には(ステップS316,Yes)、判定部95bは、冷媒の流量が多いことを示す報知メッセージを出力部92に出力する(ステップS317)。なお、判定部95bは、算出した傾きの最大値が当該閾値未満でなかった場合、すなわち閾値と一致していた場合には(ステップS316,No)、報知メッセージの出力を行わずに処理を終了する。
上述したように、第3の実施形態では、MRI装置100が起動された後に、被検体の本撮像を行うまでの待ち時間を利用して冷却状態を判定するので、操作者に意識させることなく、傾斜磁場コイル20の冷却状態を自動的に判定することができる。
なお、冷却状態の判定を行うタイミングは、操作者からの指示を受け付けた際やMRI装置100が起動された際に限られない。例えば、MRI装置100が有する装置の品質をチェックする機能が実行される際に行われてもよいし、夜間などにMRI装置100が再起動される際に行われてもよい。
また、冷却状態の判定を行った結果をログとして記録するようにしてもよい。その場合には、例えば、判定部95bが、冷媒の状態を判定するごとに、判定した結果を記憶部94などにログとして記憶させる。このように、傾斜磁場コイル20内を流れる冷媒の状態をログとして記録することによって、例えば、MRI装置100とネットワーク経由で接続された遠隔地の管理装置からそのログを参照することで、遠隔地において、管理者が傾斜磁場コイル20の冷却状態を把握できるようになる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、傾斜磁場コイルの冷却状態を把握することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 MRI装置
90 計算機システム
93 検出部
95 制御部
95a 電流制御部
95b 判定部

Claims (7)

  1. 傾斜磁場コイルに設けられた温度センサを介して前記傾斜磁場コイルの温度を検出する検出部と、
    前記傾斜磁場コイルへの電流供給を制御する電流制御部と、
    前記電流制御部によって電流供給が開始された後に前記検出部によって検出される温度の変化を表す指標値に応じて、前記傾斜磁場コイル内を流れる冷媒の状態を判定する判定部と
    を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記判定部は、前記指標値が所定の閾値より大きい場合に、前記傾斜磁場コイルに供給される冷媒の流量が少ないと判定し、前記指標値が前記所定の閾値より小さい場合に、前記傾斜磁場コイルに供給される冷媒の流量が多いと判定することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記判定部は、前記指標値が所定の閾値より大きい場合に、前記傾斜磁場コイルに供給される冷媒の温度が低いと判定し、前記指標値が前記所定の閾値より小さい場合に、前記傾斜磁場コイルに供給される冷媒の温度が高いと判定することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記判定部は、前記電流供給が開始されてから前記傾斜磁場コイルの温度が飽和するまでの間に前記検出部によって検出される温度の変化量を前記指標値として、前記冷媒の状態を判定することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記検出部は、所定の時間間隔で前記温度を検出し、
    前記判定部は、前記電流供給が開始された後に前記検出部によって検出される前記時間間隔ごとの温度の変化の傾きを前記指標値として、前記冷媒の状態を判定することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記検出部は、前記傾斜磁化コイルにおける複数箇所に設けられた複数の温度センサを介して前記複数箇所それぞれの温度を検出し、
    前記判定部は、前記複数箇所それぞれの温度の変化量を表す指標値に基づいて、前記冷媒の状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記電流制御部は、前記検出部によって検出される温度が定常状態であった場合に、前記電流供給を開始することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
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