JP2015039070A - 立体画像表示装置および立体画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クロストークの発生を抑制する。
【解決手段】本実施形態の立体画像表示装置は、処理対象となるサブフレームがサブフレームである場合に、処理対象となるサブフレームの画素の階調値と処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値との階調値差が第1閾値以上であるときに処理対象となるサブフレームの画素の補正階調値を第1階調値とし、処理対象となるサブフレームが前サブフレームである場合に、階調値差が第1閾値未満でかつ第1閾値よりも小さい第2閾値以下であるときに処理対象となるサブフレームの画素の補正階調値を前記第1階調値よりも小さな第2階調値とする、補正部を備えている。
【選択図】図6
【解決手段】本実施形態の立体画像表示装置は、処理対象となるサブフレームがサブフレームである場合に、処理対象となるサブフレームの画素の階調値と処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値との階調値差が第1閾値以上であるときに処理対象となるサブフレームの画素の補正階調値を第1階調値とし、処理対象となるサブフレームが前サブフレームである場合に、階調値差が第1閾値未満でかつ第1閾値よりも小さい第2閾値以下であるときに処理対象となるサブフレームの画素の補正階調値を前記第1階調値よりも小さな第2階調値とする、補正部を備えている。
【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、立体画像表示装置および立体画像表示方法に関する。
立体(3次元)ディスプレイの一つとして、多視点の画像を時分割により画面上に表示する時分割方式立体ディスプレイが開発されている。時分割方式立体ディスプレイに対しては、これまでメガネ式と裸眼式が提案されている。メガネ式は、左眼用、右眼用の画像を分離するのに、専用のメガネを用いる方式であり、現在、立体映画の上映などに用いられている。裸眼式は、バックライトに指向性をもたせて、各視点画像を分離する方式である。
時分割方式の立体画像表示装置において、画像を表示する際、左右の画像の分離が不十分になると、3次元画像に二重像やボケなどの画質劣化が生じるという問題がある。右眼(左眼)に対する左眼用画像(右眼用画像)のもれを、クロストーク(ゴースト)という。
また、時分割方式の立体画像表示装置のうち液晶タイプのものでは、フリッカを発生しない表示を行うために、左右の視差画像を毎秒120回に近いレートで交互に表示することが望ましい。しかし、このような高速の表示を行うには、液晶の応答速度が不足し、液晶の応答遅れにより左右の画像の分離が不十分になることによって、3次元画像に二重像やボケなどの画質劣化が生じるという問題がある。
液晶パネルの液晶応答遅れによるクロストークの発生を防止するために、直前の画像データと最新の画像データの階調値を比較し、最新の画像データの階調変化を強調するように補償する方法が提案されている。
また、液晶の応答遅れによる動画ボケを防止するために、液晶応答時刻がバックライトの発光タイミングより遅くなる応答未達画素を抽出し、その応答未達画素の1フレーム期間における表示輝度の合計と等しくなるように、応答未達画素の書込み階調を補正するという方法が提案されている。
しかしながら、メガネ式の時分割方式立体画像表示装置の場合、画像を表示する際の応答に遅れが生じることによって、左右分離が不十分となる原因だけでなく、メガネの開閉においても、応答の遅れが生じるために、クロストークが発生し、立体画像の画質に大きな影響を及ぼす。さらに、メガネの開閉遅れは、輝度ムラの発生や輝度低下も引き起こす場合がある。また、メガネ式の時分割方式立体画像表示装置のうち液晶タイプのものの場合、パネルの液晶の応答遅れだけでなく、液晶シャッターを用いたメガネの開閉にも液晶応答の遅れが生じ、クロストークの要因となり、立体画像の画質に大きな影響を及ぼす。さらに、メガネの開閉遅れは、輝度ムラの発生や輝度低下も引き起こす場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、クロストークの発生を抑制することが可能な立体画像表示装置および立体画像表示方法を提供することである。
本実施形態による立体画像表示装置は、右眼用および左眼用の光の透過を開閉により制御するメガネを装着した観察者に立体画像を表示する表示部を備えた立体画像表示装置であって、右眼用または左眼用の画像となるサブフレームが2回繰り返されて入力される画像信号列の処理対象となるサブフレームの画素の階調を補正する補正部であって、同一視点の連続する2つサブフレームのうち最初のサブフレームを前サブフレームとし、後のサブフレームを後サブフレームとしたとき、処理対象となるサブフレームが前サブフレームであるか否かを判定し、前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値との階調値差が第1閾値以上であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値を第1階調値とし、 前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記階調値差が前記第1閾値未満でかつ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値を前記第1階調値よりも小さな第2階調値とする、補正部を備えていることを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、互いに同様の動作をする構成や処理には共通の符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態の立体画像表示装置は、時間分割方式で立体表示を行うための液晶ディスプレイを備えている。立体画像表示装置は、視差のある左眼用画像と右眼用画像とを切換表示し、観察者には左眼用と右眼用画像が交互に観察されるように専用メガネ(右眼用および左眼用の光の透過を開閉により制御するメガネ)の左右のシャッターを交互に開閉する。立体表示装置に表示される画像は2次元画像であるが、観察者の左眼と右眼とに視差のある画像が別々に表示されることで、両眼視差を利用した立体視が実現される。
第1実施形態の立体画像表示装置は、時間分割方式で立体表示を行うための液晶ディスプレイを備えている。立体画像表示装置は、視差のある左眼用画像と右眼用画像とを切換表示し、観察者には左眼用と右眼用画像が交互に観察されるように専用メガネ(右眼用および左眼用の光の透過を開閉により制御するメガネ)の左右のシャッターを交互に開閉する。立体表示装置に表示される画像は2次元画像であるが、観察者の左眼と右眼とに視差のある画像が別々に表示されることで、両眼視差を利用した立体視が実現される。
時間分割方式には、液晶シャッターメガネ方式、偏光フィルタメガネ方式、RGB波帯分割フィルタメガネ方式などがあるが、本実施形態では、液晶シャッターメガネ方式のメガネを用いた時間分割方式について例示する。時間分割方式は、フィールドシーケンシャル方式、フレームシーケンシャル方式のどちらでも構わないが、本実施形態では、フレームシーケンシャルの時分割方式について説明する。
図1(a)、1(b)、1(c)は、立体画像表示装置における入力画像と出力画像(または表示画像)を説明する模式図である。図1(a)は入力画像の例を示し、図1(b)、1(c)は出力画像の例を示す。立体視を実現させる左眼用(右眼用)の画像信号の単位を1フレームとし、画面に表示する画像1枚分の画像信号の単位を1サブフレームとする。またフレームの表示期間をフレーム期間、サブフレームの表示期間をサブフレーム期間と称する。図1(b)は画像をフレームレート120Hzで表示する場合であり、図1(c)は画像をフレームレート240Hzで表示する場合である。なお、図1(b)では、1フレームと1サブフレームが一致し、フレーム期間とサブフレーム期間が一致している。図1(c)は、同じ視点(左眼または右眼)の画像を2回繰り返す表示方式(2度振り)であり、同じ視点の連続する2枚の画像のうち最初の画像を「前サブフレーム」、2番目の画像を「後サブフレーム」と称す。
本実施形態では、4倍速駆動を行う。すなわち、出力画像は240Hzの周期で出力される。また、本実施形態の立体画像表示装置においては、図1(c)に示す同じ視点(左眼、右眼)の画像が2回繰り返された映像信号が入力されるものとして説明する。なお、図1(a)に示すように、映像信号が左右の画像が交互に繰り返して入力される場合には、この入力された映像信号を図1(c)に示すように同じ視点(左眼、右眼)の画像を2回繰り返す画像信号に補間部(図示せず)によって補間もしくは複製して形成すればよい。また、図1(c)に示す表示方式は、本実施形態における、後述する、ある条件下における出力画像の一形態も示している。
図2に、本実施形態の立体画像表示装置100の概略の外形を示す。立体画像表示装置100は、異なる視点の複数の画像(以下、視差画像と記載)を時分割で切り替えて表示する。立体画像表示装置100は、1フレーム毎にスイッチング信号を発信部110によって発信する。発信部110は赤外線等によって液晶シャッター211の切り替えタイミングを示すスイッチング信号をメガネ200に発信する。なお、本実施形態の立体画像表示装置100は、液晶パネルの背面から光を照射するバックライトを備える液晶ディスプレイである。
メガネ200は、左右の液晶シャッター211と、発信部110が発信するスイッチング信号を受信する受信部212と、スイッチング信号に同期して左右の液晶シャッター211の開閉を駆動する駆動部210を備える。右眼用画像と左眼用画像とが時間的に交互に入光されるように駆動部210は左右の液晶シャッター211の開閉を制御する。これにより、観察者は時間的に交互に右眼、左眼に視差の付された視差画像が入力される。観察者は、右眼および左眼に交互の視差画像が入力されることで、立体画像表示装置100に2次元で表示された映像を、立体映像として認識することができる。
なお、立体画像表示装置100の発信部110とメガネ200の受信部212との通信は、赤外線による通信に限定されず、他の無線信号による通信、または、信号ケーブル等を介した有線信号による通信でも構わない。
図3に、本実施形態の立体画像表示装置100を示す。本実施形態の立体画像表示装置においては、右眼・左眼の視差に対応した2次元の視差画像を表す映像信号(画像信号)が図示しない外部装置(例えばコントローラIC、記録媒体、ネットワークなど)から入力される。
立体画像表示装置100は、液晶表示部(液晶パネル)301と、バックライト302と、フレームメモリ(記憶部)303と、階調レベル補正部(補正部)304と、書き込み部306と、タイミング制御部305とを備える。
図示しないコントローラICから送られてきた画像信号はフレームメモリ303、階調レベル補正部304およびタイミング制御部305に入力される。
フレームメモリ303は、少なくとも1フレーム分の画像信号、すなわち図1(c)に示す連続する2つのサブフレーム分の画像信号を保持するメモリ回路であり、図示しないコントローラICから送られてきた画像信号を1サブフレーム期間保持し、その後階調レベル補正部304に出力する。このため、階調レベル補正部304には、nを2以上の整数とするとき、n番目のサブフレームの画像信号とn−1番目のサブフレームの画像信号とが同時に入力される。
バックライト302はタイミング制御部305により点灯が制御され、1フレーム期間において非発光期間と発行期間とを有する。発光期間において発光し、非発光期間では消灯する。
液晶表示部301は、画像信号を書き込み可能な複数の液晶画素(表示画素)を有する。液晶表示部301は、書き込み部306により液晶画素への画像信号の書き込みを受ける。液晶表示部301は、液晶画素に書き込まれた画像信号の階調値に応じてバックライト302からの発光を変調することにより画像表示を行う。
タイミング制御部305は、液晶表示部301への画像信号の書き込みタイミング(書込時刻)に応じてバックライト302の発光タイミング、および液晶メガネの左右の液晶シャッターの開閉タイミングを制御する。また、タイミング制御部305は、左右の液晶シャッターの開閉切り替タイミング(メガネ切替時刻)と、処理対象画素の書き込みタイミング(書込時刻)とを階調レベル補正部304に出力する。
階調レベル補正部304は、n番目のサブフレームの画像信号と、フレームメモリ303により1フレーム期間保持されたn−2番目のサブフレームの画像信号とに基づいて、処理対象画素に対応する画像信号(nフレーム目のもの)の階調レベル(階調値)を補正する。液晶表示部301の各液晶画素をそれぞれ処理対象画素として順次選択し、それぞれ対応する画像信号(n番目のサブフレームのもの)の階調補正を行う。階調レベル補正部304の詳細は後述する。
書き込み部306は、階調レベル補正部304で求められた補正階調値の画像信号を、液晶表示部301における対応液晶画素に書き込む。
タイミング制御部305は、図4に示すように、書込時刻計測部401と、メガネ設定データ記憶部402と、読み出し403と、バックライト点灯制御部404とを有する。
書込時刻計測部401は、1サブフレームの画像信号の最上ラインより細かくは最上ラインの先頭画素が書き込まれる時刻(以下、基準時刻と記載)を時刻0としたときの、処理対象画素が書き込まれる時刻(書込時刻)を計算し、計算した書込時刻を読み出し部403へ出力する。
メガネ設定データ記憶部402は、基準時刻に対するメガネ切替時刻を予め記憶している。
読み出し部403は、メガネ設定データ記憶部402からメガネ切替時刻を読み出し、書込時刻計測部401からの書込時刻と、メガネ設定データ記憶部402から読み出したメガネ切替時刻とを階調レベル補正部304へ出力する。
バックライト点灯制御部404は、基準時刻を基にバックライト302の点灯タイミングを制御する。例えば基準時刻から所定時間後から一定の期間、発光するようにバックライトを制御する。
階調レベル補正部304は、図5に示すように、テーブル参照部501と、第1補正階調値テーブル記憶部(第1テーブル)5021と、第2補正階調値テーブル記憶部(第2テーブル)5022と、を備えている。
このテーブル参照部501の動作を図6に示すフローチャートを参照して説明する。まず、階調レベルを補正しようとする現在サブフレームをn番目のサブフレームとし、このn番目のサブフレームが、同じ視点(右眼または左眼)の連続する2枚の画像のうち前サブフレームであるか否かをステップS1で判定する。前サブフレームと判定された場合は、ステップS2に進み、n番目のサブフレームの処理対象画素の階調値Lnと、フレームメモリ303に記憶されたn−2番目のサブフレームにおける、上記処理対象画素に対応する画素の階調値Ln−2との差(=Ln−Ln−2)を算出し、この差が第1閾値A以上であるか否かをステップS2で判定する。上記差が第1閾値A以上である場合には、上記処理対象画素の階調値を第1階調値、例えば最大階調値(すなわち、白の階調値)とし、この第1階調値を補正階調値として書き込み部306に出力する。
ステップS2において、上記差が第1閾値A未満である場合には、ステップS3に進む。ステップS3において、上記差(=Ln−Ln−2)が第2閾値B以下である否かが判定される。第2視域値B以下である場合には、上記処理対象画素の階調値を、上記第1階調値よりも小さい第2階調値、例えば最小階調値(すなわち、黒の階調値)とし、この第2階調値を補正階調値として書き込み部306に出力する。
ステップS3において、上記差が第2閾値より大きい場合は、階調値Ln、Ln−2に基づいて、第1テーブル5021を参照して、補正量ΔLを取得する。そして、この補正量ΔLを元の階調値Lnに加算した値を補正階調値L1n(=Ln+ΔL)とし、この補正階調値を書き込み部306に出力する。
また、ステップS1において、n番目のサブフレームが前サブフレームでない場合、すなわち後サブフレームである場合には、ステップS4に進み、後サブフレームの直前の前サブフレームの補正階調値が第1階調値または第2階調値であるか否かが判定される。直前の前フレームの補正階調値が第1階調値または第2階調値であると判定された場合、すなわち、直前の前フレームの補正階調値が白または黒である場合には、階調値Ln、Ln−2に基づいて、第2テーブル5022を参照して、補正量ΔLを取得する。そして、この補正量ΔLを元の階調値Lnに加算した値を補正階調値L1n(=Ln+ΔL)とし、この補正階調値を書き込み部306に出力する。
一方、ステップS4において、直前の前サブフレームの補正階調値が第1階調値でもなくかつ第2階調値でもないと判定された場合は、階調値Ln、Ln−2に基づいて、第1テーブル5021を参照して、補正量ΔLを取得する。そして、この補正量ΔLを元の階調値Lnに加算した値を補正階調値L1n(=Ln+ΔL)とし、この補正階調値を書き込み部306に出力する。
なお、第1閾値Aは、上記処理対象画素の階調値を第1階調値とした場合に、次の処理対象画素が明るくなりすぎないように設定される。また、第2閾値Bは、上記処理対象画素の階調値を第2階調値とした場合に、次の処理対象画素が暗くなりすぎないように設定される。
このように構成された階調レベル補正部304によれば、同じ視点(右眼または左眼)の連続する2枚の画像のうち、前サブフレームは、白の階調値、黒の階調値、または第1テーブル5021からの補正量を加えた階調値のうちのいずれかとなる(図6のステップS1、S2、S3参照)。一方、後サブフレームは、第1テーブル5021または第2テーブル5022からの補正量を加えた階調値となる(図6のステップS4参照)。
次に、第1テーブル5021について説明する。この第1テーブル5021は、対象となるサブフレームが、同じ視点(右眼または左眼)の連続する2枚の画像のうちの前サブフレームであって、階調値Ln、Ln−2が
A>Ln−Ln−2>B
の条件を満たす場合に用いられる。この第1テーブル5021は、以下のようにして求められる。処理対象画素の液晶透過率と、バックライト輝度と、メガネの透過率(左右の液晶シャッターの各々)との積を所定期間で積分して合計した合計積分強度と、予め定められた期待値との差が最小になるように、処理対象画素の階調値の補正量を求めることにより得られる。本実施形態では説明の簡単のため、所定期間(加算期間)は現在の1フレーム期間とするが、現在のサブフレームとその1つ前のサブフレームとの連続する2サブフレーム期間でもよいし、それ以上のサブフレーム期間でもよい。また、予め定められた期待値は、例えば液晶パネル応答の遅延が無かったとした場合、すなわちステップ応答の場合の合計積分強度である。このような補正階調を求める技術は公知である。
A>Ln−Ln−2>B
の条件を満たす場合に用いられる。この第1テーブル5021は、以下のようにして求められる。処理対象画素の液晶透過率と、バックライト輝度と、メガネの透過率(左右の液晶シャッターの各々)との積を所定期間で積分して合計した合計積分強度と、予め定められた期待値との差が最小になるように、処理対象画素の階調値の補正量を求めることにより得られる。本実施形態では説明の簡単のため、所定期間(加算期間)は現在の1フレーム期間とするが、現在のサブフレームとその1つ前のサブフレームとの連続する2サブフレーム期間でもよいし、それ以上のサブフレーム期間でもよい。また、予め定められた期待値は、例えば液晶パネル応答の遅延が無かったとした場合、すなわちステップ応答の場合の合計積分強度である。このような補正階調を求める技術は公知である。
なお、上記第1テーブルを用いて階調補正された前サブフレームに続く後フレームは、階調補正された前サブフレームと同じ階調値を有するように、補正される。
次に、第2テーブル5022について説明する。この第2テーブル5022は、処理対象となるサブフレームが後サブフレームであって、直前の前サブフレームの補正階調値が白または黒である場合に用いられる。この第2テーブルも、直前の前サブフレームの階調値が白、または黒であるとした場合に、処理対象画素の液晶透過率と、バックライト輝度と、メガネの透過率(左右の液晶シャッターの各々)との積を所定期間で積分して合計した合計積分強度と、予め定められた期待値との差が最小になるように、処理対象画素の階調値の補正量を求めることにより得られる。
上記のように所定期間(加算期間)は自由に設定できるが、動画の場合には、期間を長くすることによって、クロストーク防止の効果を向上させることができる。この場合には、フレームメモリは、複数のサブフレームを保持するように構成すればよい。ただし、補正階調値の計算が複雑となるとともにフレームメモリの容量が増加するため、計算コストの制限と回路規模の制限により期間を決定するべきである。なおフィールドシーケンシャル方式を用いる場合は1または複数フィールドで自由に期間を設定すればよい。
第1または第2テーブル5021、5022の一例を図7に示す。この図7に示す例においては、Lnが1で、Ln−1が2の場合には、補正量ΔLは4となっている。なお、ここでは説明のため補正量を差分値で示すが、補正階調値の絶対値として用いることもできる。ただし、差分値でテーブルに記述する場合、ゲインを積算して調整しやすくなる。
上述のようにして求められた補正階調値は、書き込み部306に送られて液晶表示部301における対応液晶画素に書き込まれる。
次に、補正される前の階調値Li(i=n−2,n−1,n,・・・)と、補正階調値L1i(i=n−2,n−1,n,・・・)と、補正階調値が液晶表示部301に書き込まれたときの液晶の応答を図8および図9を参照して説明する。図8は、前サブフレームの補正階調値が白または黒であって、後サブフレームの補正階調値が第2テーブルを用いて求められた場合の波形図を示す。図9は前サブフレームおよび後サブフレームの補正階調値が第2テーブルを用いて求められた場合の波形図を示す。
今、処理対象サブフレームがn番目のサブフレームであってかつ前サブフレームであるとする。図8に示す例においては、n番目のサブフレームの画素の階調値Lnは、n−2番目のサブフレームの画素の階調値Ln−2よりも小さく、かつその差(=Ln−Ln−2)が第2閾値B以下であるので、上記n番目のサブフレームの画素の補正階調値L1nは、第2階調値、すなわち最小レベル(黒)となる。そして、n番目のサブフレームの後サブフレームであるn+1番目のサブフレームの画素の補正階調値L1n+1は、Ln+1とLn−1との差に基づいて第2テーブルから求められた補正量ΔLと、階調値Ln+1との和として求められる。n+2番目のサブフレームの画素の階調値Ln+2は、n番目のサブフレームの画素の階調値よりも大きく、かつその差(=Ln+2−Ln)が第1閾値A以上であるので、上記n+2番目のサブフレームの画素の補正階調値L1n+2は、第1階調値、すなわち最大レベル(白)となる。そして、各サブフレームにおける、補正階調値が液晶表示部301に書き込まれたときの液晶の応答はグラフKに示すようになる。このグラフKからわかるように、後サブフレームにおける書き込み階調値と、実際の応答値が非常に近い値となっている。これにより、クロストークの発生を抑制することができるとともに動画特性を良くすることができる。
図9に示す例においては、n番目のサブフレームが前サブフレームであってその画素の階調値Lnは、n−2番目のサブフレームの画素の階調値Ln−2よりも小さく、かつその差(=Ln−Ln−2)が第2閾値Bより大きいので、n番目のサブフレームの画素の補正階調値L1nは、LnとLn−2との差に基づいて第1テーブルから求められた補正量ΔLと、階調値Lnとの和として求められる。この場合、n番目のサブフレームの後サブフレームであるn+1番目のサブフレームの画素の補正階調値L1n+1は、n番目のサブフレームの画素の補正階調値L1nと同じ値となる。そして、各サブフレームにおける、補正階調値が液晶表示部301に書き込まれたときの液晶の応答はグラフKに示すようになる。このグラフKからわかるように、後サブフレームにおける書き込み階調値と、実際の応答値が非常に近い値となっている。これにより、クロストークの発生を抑制することができるとともに動画特性を良くすることができる。
以上説明したように、n番目のサブフレームが前サブフレームであってその画素の階調値Lnと、n−2番目のサブフレームの画素の階調値Ln−2との差(=Ln−Ln−2)が第1閾値以上の場合にn番目のサブフレームは白画像となり、第2閾値以下の場合にn番目のサブフレームは黒画像となるので、クロストークの発生を抑制することができるとともに動画特性を良くすることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による立体画像表示装置について図10および図11を参照して説明する。
第2実施形態による立体画像表示装置について図10および図11を参照して説明する。
この第2実施形態の立体画像表示装置100Aは、第1実施形態において、階調レベル補正部304を階調レベル補正部304Aに置き換えた構成となっている。この階調レベル補正部304Aは、図5に示す階調レベル補正部304に含まれる2個の補正階調値テーブル記憶部5021、5022のデータを1個の補正階調値テーブル記憶部(テーブル)5023とした構成となっている。そして、このテーブル5023は、例えば図11に示すように、第1テーブル5021のデータ領域と、第2テーブル5022のデータ領域が分離して格納されている。第1テーブル5021のデータ領域は、テーブルの対角線によって2つのサブデータ領域に分割される。第2テーブル5022のデータ領域も、テーブルの対角線によって2つのサブテータ領域に分割される。そして、第2テーブル5022の2つのサブデータ領域は、第1テーブル5021の2つのサブデータ領域を挟むように配置され、一方はテーブルの右上に配置され、他方は、テーブルの左下に配置される。また、図11に示すように、第1テーブル5021の2つのサブデータ領域における水平方向の長さ(階調値)がそれぞれ閾値A、Bとなる。このような構成とすることにより、階調レベル補正部に含まれるテーブルの容量を減らすことができる。また、テーブルを間引いて補正階調値テーブル記憶部(テーブル)を記憶させ、補間を行い利用するもできる。この場合、境界部分で不連続となることが考えられ、補間計算に閾値を跨いでテーブルデータを利用しないようにする。
この第2実施形態も第1実施形態と同様に、クロストークの発生を抑制することができるとともに動画特性を良くすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態による立体画像表示装置について図12および図13を参照して説明する。
第3実施形態による立体画像表示装置について図12および図13を参照して説明する。
この第3実施形態の立体画像表示装置100Bは、第1実施形態において、バックライトの構造として、画面の垂直方向に沿って複数の水平状の発光部が隣接配置された構造を用い、1フレーム期間または1サブフレーム期間において各発光部の点灯を順番に切り換えるスキャンバックライト方式を採用した構成となっている。
バックライト302Aは画面の水平方向に延びる例えば6つの発光部Y1〜Y6を備え、各発光部Y1〜Y6は、画面の垂直方向に沿って隣接配置されている。発光部Y1〜Y6は、図3に示すバックライト302を垂直方向に複数に分割した場合の各分割領域にそれぞれ対応すると考えることができる。各発光部Y1〜Y6はそれぞれ、1フレーム期間または1サブフレーム期間において非発光期間及び発光期間を有する。各発光部の発光期間はそれぞれ異なるが、それぞれの期間の長さは同じであるとする。各発光部は、1フレーム期間においてそれぞれ順番に点灯が切り換えられるようにタイミング制御部305により発光タイミングが制御される。各発光部は、それぞれ液晶表示部301の異なる領域(向かい合う領域)に対応づけられる。フレームメモリ303、書き込み部306および液晶表示部301は、第1実施形態の同一名称の要素と同じ構成を有する。発光領域とバックライトの構成により、画面位置に応じで最適な補正量が異なる。階調レベル補正部304は上記バックライトの構造の変更に応じて、第1および第2テーブル5021、5022にそれぞれ格納されたテーブルが、例えば、図13に示すように、発光部Y1〜Y6に対応して設けられた構成となっているが、上記画面位置は発光部と必ずしも同一である必要はなく、上記テーブルも画面位置に対応して設けてもよい。そして、発光部の一つが発光しているときに、この発光部によって照射される表示画面の領域の液晶画素に関する階調補正値は、第1および第2テーブルを用いる場合には、上記発光部に対応するテーブルを用いて行われる。
この第3実施形態も第1実施形態と同様に、クロストークの発生を抑制することができるとともに動画特性を良くすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 立体画像表示装置
110 発信部
200 メガネ
210、211 駆動部
212 受信部
301 液晶表示部(液晶パネル)
302、302A バックライト
303 フレームメモリ
304 階調レベル補正部
305 タイミング制御部
306 書き込み部
401 書込時刻計測部
402 メガネ設定データ記憶部
403 読み出し部
404 バックライト点灯部
501 テーブル参照部
5021 第1補正階調値テーブル記憶部(第1テーブル)
5022 第2補正階調値テーブル記憶部(第2テーブル)
5023 補正階調値テーブル記憶部
110 発信部
200 メガネ
210、211 駆動部
212 受信部
301 液晶表示部(液晶パネル)
302、302A バックライト
303 フレームメモリ
304 階調レベル補正部
305 タイミング制御部
306 書き込み部
401 書込時刻計測部
402 メガネ設定データ記憶部
403 読み出し部
404 バックライト点灯部
501 テーブル参照部
5021 第1補正階調値テーブル記憶部(第1テーブル)
5022 第2補正階調値テーブル記憶部(第2テーブル)
5023 補正階調値テーブル記憶部
Claims (11)
- 右眼用および左眼用の光の透過を開閉により制御するメガネを装着した観察者に立体画像を表示する表示部を備えた立体画像表示装置であって、
右眼用または左眼用の画像となるサブフレームが2回繰り返されて入力される画像信号列の処理対象となるサブフレームの画素の階調を補正する補正部であって、同一視点の連続する2つサブフレームのうち最初のサブフレームを前サブフレームとし、後のサブフレームを後サブフレームとしたとき、
処理対象となるサブフレームが前サブフレームであるか否かを判定し、
前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値との階調値差が第1閾値以上であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値を第1階調値とし、
前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記階調値差が前記第1閾値未満でかつ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値を前記第1階調値よりも小さな第2階調値とする、補正部を備えていることを特徴とする立体画像表示装置。 - 第1および第2補正階調値テーブルを更に備え、
前記補正部は、
前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記階調値差が前記第1閾値未満でかつ前記第2閾値より大きいときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値とに基づいて前記第1補正階調値テーブルから補正量を取得し、この取得した補正量を前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値とし、
前記処理対象となるサブフレームが前記後サブフレームである場合に、前記後サブフレームの直前の前フレームの補正階調値が前記第1階調値または前記第2階調値であるか否かを判定し、
前記前フレームの補正階調値が前記第1階調値または前記第2階調値であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値とに基づいて前記第2補正階調値テーブルから補正量を取得し、この取得した補正量を前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値とし、
前記前フレームの補正階調値が前記第1階調値ではなくかつ前記第2階調値ではないときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値とに基づいて前記第1補正階調値テーブルから補正量を取得し、この取得した補正量を前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値とする、
ことを特徴とする請求項1記載の立体画像表示装置。 - 前記第1階調値は最大レベルであり、前記第2階調値は最小レベルであることを特徴とする請求項1記載の立体画像表示装置。
- 前記補正部は、前記第1および第2補正階調値テーブルのデータから閾値と境界として一つにまとめた第3補正階調値テーブルを前記前記第1および第2補正階調値テーブルの代わりに用いることを特徴とする請求項3記載の立体画像表示装置。
- 前記第1および第2補正階調値テーブルのデータから閾値と境界として一つにまとめたものを間引いた第4補正階調値テーブルを、閾値境界内のみで補間し
前記前記第1および第2補正階調値テーブルの代わりに用いることを
を特徴とする請求項4記載の立体画像表示装置。 - 前記補正部によって求められた補正階調値の画像信号を、前記表示部における対応画素に書き込む書込部を更に備えていることを特徴とする請求項3記載の立体画像表示装置。
- 前記表示部は液晶表示部であり、
前記液晶表示部に光を照射する発光部を更に備えていることを特徴とする請求項6記載の立体画像表示装置。 - 前記発光部は複数のサブ発光部を有し、前記第1および第2補正階調値テーブルはそれぞれ、複数の画面内の領域によって異なるテーブルが設けられていることを特徴とする請求項5記載の立体画像表示装置。
- 右眼用または左眼用の画像となるサブフレームが交互に繰り返されて入力される画像信号列を補間して右眼用または左眼用の画像となるサブフレームが2回繰り返される画像信号列を形成し、前記補正部に送出する補間部を更に備えていることを特徴とする請求項1記載の立体画像表示装置。
- 右眼用および左眼用の光の透過を開閉により制御するメガネを装着した観察者に立体画像を表示する立体画像表示方法であって、
右眼用または左眼用の画像となるサブフレームが2回繰り返されて入力される画像信号列の処理対象となるサブフレームの画素の階調を補正するステップを備え、
前記補正するステップは、同一視点の連続する2つサブフレームのうち最初のサブフレームを前サブフレームとし、後のサブフレームを後サブフレームとしたとき、
処理対象となるサブフレームが前サブフレームであるか否かを判定するステップと、
前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値との階調値差が第1閾値以上であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値を第1階調値とするステップと、
前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記階調値差が前記第1閾値未満でかつ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値を前記第1階調値よりも小さな第2階調値とするステップと、
を有していることを特徴とする立体画像表示方法。 - 前記補正するステップは、
前記処理対象となるサブフレームが前記前サブフレームである場合に、前記階調値差が前記第1閾値未満でかつ前記第2閾値より大きいときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値とに基づいて第1補正階調値テーブルから補正量を取得し、この取得した補正量を前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値とするステップと、
前記処理対象となるサブフレームが前記後サブフレームである場合に、前記後サブフレームの直前の前フレームの補正階調値が前記第1階調値または前記第2階調値であるか否かを判定するステップと、
前記前フレームの補正階調値が前記第1階調値または前記第2階調値であるときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値とに基づいて第2補正階調値テーブルから補正量を取得し、この取得した補正量を前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値とするステップと、
前記前フレームの補正階調値が前記第1階調値ではなくかつ前記第2階調値ではないときに前記処理対象となるサブフレームの前記画素の階調値と前記処理対象となるサブフレームの2つ前のサブフレームの対応する画素の階調値とに基づいて前記第1補正階調値テーブルから補正量を取得し、この取得した補正量を前記処理対象となるサブフレームの前記画素の補正階調値とするステップと、
を有していることを特徴とする請求項10記載の立体画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011072817A JP2015039070A (ja) | 2011-03-29 | 2011-03-29 | 立体画像表示装置および立体画像表示方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10237539B2 (en) | 2015-10-16 | 2019-03-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | 3D display apparatus and control method thereof |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010061105A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 画像表示装置および方法 |
JP2010286587A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Sony Corp | 画像表示装置、画像表示観察システム、画像表示方法、及びプログラム |
-
2011
- 2011-03-29 JP JP2011072817A patent/JP2015039070A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010061105A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 画像表示装置および方法 |
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