JP2015038760A - 複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステム及びこれを用いた方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが多様なコンテンツを利用する状況において、ユーザの嗜好をより適切に判断する。【解決手段】 一実施形態に係るシステムは、デジタルコンテンツの提供サービス全体を制御するサービス制御部と、情報を記憶する情報記憶部と、同一のアーティストの楽曲の利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザをこのアーティストのファンと判定する判定部と、この判定部による判定結果を情報記憶部に記憶させるユーザ情報更新部と、端末装置から受け付けた投稿をこの端末装置を操作するユーザと関連付けて情報記憶部に記憶させる投稿受付部と、ユーザ毎に設定されている抽出条件に基づいて投稿等のフィード情報を抽出して送信するフィード情報送信部と、ユーザがファンと判定されているアーティストのファンと判定されている他のユーザの中から推薦ユーザを決定しこの推薦ユーザに関する情報を送信する推薦ユーザ情報送信部とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、システム、及びこれを用いた方法に関し、詳しくは、複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステム、及びこれを用いた方法に関する。
従来、この種のシステムとしては、楽曲、動画、ゲーム、電子書籍等のデジタルコンテンツを提供するシステムにおいて、コンテンツの利用状況に応じてユーザの嗜好を判断するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、デジタルコンテンツ(電子書籍)の表示時間を記録しておくと共にこの表示時間に基づく統計情報を集計することによってユーザの嗜好を判断し、嗜好にマッチするコンテンツをユーザに提案できるようにしている。
特開2012−118705号公報
しかしながら、こうしたコンテンツの利用状況に基づくユーザの嗜好の判断は、コンテンツの種類が増大するに従って高精度で行うのが困難となる。即ち、ユーザが利用するコンテンツの種類が増大すると、ユーザによるコンテンツの利用が複数の多様なコンテンツに分散するため、特定のコンテンツに対する嗜好を利用状況から直ちに判断するのが難しい。したがって、ユーザが多様なコンテンツを利用する状況においても、ユーザの嗜好をより適切に判断することが可能な仕組みが望まれる。
本発明は、ユーザが多様なコンテンツを利用する状況において、コンテンツに対するユーザの嗜好をより適切に判断することを目的の一つとする。本発明の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステムであって、前記ユーザの前記デジタルコンテンツの利用履歴を含む当該ユーザに関するユーザ情報と、前記デジタルコンテンツを分類する分類情報を含む当該デジタルコンテンツに関するデジタルコンテンツ情報とを少なくとも記憶する情報記憶装置と、所定のプログラムを実行可能な1又は複数のプロセッサと、を備え、前記所定のプログラムは、同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの前記利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザを、当該分類情報に対する特定ユーザと判定する判定モジュールと、前記判定モジュールによる判定結果を前記ユーザ情報の一部として前記情報記憶装置に記憶させるユーザ情報更新モジュールと、を備える。
本発明の一実施形態に係るシステムは、複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステムであって、前記ユーザの前記デジタルコンテンツの利用履歴を含む当該ユーザに関するユーザ情報と、前記デジタルコンテンツを分類する分類情報を含む当該デジタルコンテンツに関するデジタルコンテンツ情報とを少なくとも記憶する情報記憶手段と、同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの前記利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザを、当該分類情報に対する特定ユーザと判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を前記ユーザ情報の一部として前記情報記憶手段に記憶させるユーザ情報更新手段と、を備える。
本発明の一実施形態に係る方法は、複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、情報を記憶する情報記憶装置を備えるシステムを用いて、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供する方法であって、前記ユーザの前記デジタルコンテンツの利用履歴を含む当該ユーザに関するユーザ情報と、前記デジタルコンテンツを分類する分類情報を含む当該デジタルコンテンツに関するデジタルコンテンツ情報とを少なくとも前記情報記憶装置に記憶し、同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの前記利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザを、当該分類情報に対する特定ユーザと判定し、前記判定結果を前記ユーザ情報の一部として前記情報記憶装置に記憶させる。
本発明の様々な実施形態によって、ユーザが多様なコンテンツを利用する状況において、ユーザの嗜好をより適切に判断することができる。
本発明の一実施形態に係るシステムを含むネットワーク構成を概略的に示すブロック図。 一実施形態における端末装置のアーキテクチャを概略的に示すブロック図。 一実施形態に係るシステムの機能を示すブロック図。 一実施形態における利用履歴管理テーブルの一例を示す説明図。 一実施形態におけるファン管理テーブルの一例を示す説明図。 一実施形態における楽曲管理テーブルの一例を示す説明図。 一実施形態におけるフィード情報管理テーブルの一例を示す説明図。 一実施形態におけるフォロー情報管理テーブルの一例を示す説明図。 一実施形態における投稿受付処理の一例を示すフロー図。 一実施形態における投稿受付画面の一例を示す説明図。 一実施形態におけるファン判定処理の一例を示すフロー図。 一実施形態におけるフィード情報送信処理の一例を示すフロー図。 一実施形態におけるメイン画面の一表示態様を示す説明図。 一実施形態における楽曲再生画面の一例を示す説明図。 一実施形態における推薦ユーザ情報送信処理の一例を示すフロー図。 一実施形態におけるメイン画面の一表示態様を示す説明図。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、図面において共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム10を含むネットワーク構成を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、一実施形態におけるシステム10は、インターネット等の通信網20を介して、通信機能を備える複数の端末装置30−1、30−2、・・・、30−N(以下、「端末装置30」と総称することがある)と通信可能に接続されており、端末装置30を操作するユーザに対して楽曲、動画、電子書籍、ゲーム等の様々なデジタルコンテンツを提供する。
一実施形態に係るシステム10は、図示のとおり、CPU(プロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、外部メモリ15と、ディスクドライブ16とを含み、これらの各構成要素がバス17を介して互いに電気的に接続されている。CPU11は、外部メモリ15からオペレーティングシステムや様々なプログラムをメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ12は、CPU11が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F13は、例えば、オペレータの入力を受け付けるキーボードやマウス等の情報入力装置と、CPU11の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置とを含む。通信I/F14は、ハードウェア、ファームウェア、又はTCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装され、通信網20を介して端末装置30と通信可能に構成される。
外部メモリ15は、例えば磁気ディスクドライブで構成され、デジタルコンテンツの提供サービスを制御するための制御用プログラム等が記憶される。また、外部メモリ15には、各種デジタルコンテンツの提供サービスにおいて用いられる各種データも記憶され得る。外部メモリ15に記憶され得る各種データは、システム10と通信可能に接続されるシステム10とは物理的に別体のデータベースサーバに格納されてもよい。ディスクドライブ16は、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−R等の各種の記憶メディアに格納されたデータを読み込み、又は、これらの記憶メディアにデータを書き込む。例えば、記憶メディアに格納されたアプリケーションやデジタルコンテンツの提供において用いられる各種データは、ディスクドライブ16により読み込まれ、外部メモリ15にインストールされる。
一実施形態において、システム10は、階層構造の複数のウェブページから成るウェブサイトを管理するウェブサーバであり、端末装置30に対して各種デジタルコンテンツを提供することができる。端末装置30は、ウェブページを表示するためのHTMLデータをシステム10から取得し、取得したHTMLデータを解析して、当該ウェブページを端末装置30のユーザに提示することができる。外部メモリ15には、このウェブページを表示するためのHTMLデータも記憶される。HTMLデータは、HTML等のマークアップ言語で記述されたHTML文書から成り、このHTML文書には、様々な画像が関連付けられる。また、HTML文書には、ActionScriptやJavaScript(登録商標)等のスクリプト言語等で記述されたプログラムが埋め込まれ得る。
外部メモリ15には、端末装置30においてブラウザソフトウェア以外の実行環境上で実行されるアプリケーションも格納され得る。このアプリケーションには、デジタルコンテンツの提供サービスを受けるためのプログラムや当該プログラム実行時に参照される画像データ等の各種データを含めることができる。プログラムは、例えば、Objective−C、Java(登録商標)等のオブジェクト指向プログラミング言語で作成される。作成されたプログラムは、各種データとともに、アプリケーションソフトウェアとして外部メモリ15に記憶される。外部メモリ15に記憶されたアプリケーションソフトウェアは、配信要求に応じて端末装置30に配信される。なお、アプリケーションソフトウェアは、必ずしもシステム10から直接配信される必要はなく、システム10及び端末装置30と通信可能に接続された他のシステム、サーバ装置等を介して配信されてもよい。システム10から配信されたアプリケーションソフトウェアは、端末装置30において、CPU31の制御に従って通信I/F34を介して受信され、受信されたプログラムが外部メモリ35に送信され記憶される。このアプリケーションソフトウェアは、ユーザによる端末装置30の操作に応じて起動され、端末装置30に実装されたNgCore(商標)やAndroid(商標)等の実行環境上で実行される。システム10は、端末装置30で実行されているアプリケーションに対してデジタルコンテンツの提供サービスに必要な各種データを提供する。また、システム10は、端末装置30から送信される各種データをユーザごとに記憶することで、ユーザごとにデジタルコンテンツの提供状況(例えば、楽曲や動画の視聴状況、ゲームの進行状況等)を管理することができる。
このように、システム10は、各種デジタルコンテンツを提供するウェブサイトを管理し、当該ウェブサイトを構成するウェブページを端末装置30からの要求に応じて配信することにより、ユーザに対してデジタルコンテンツを提供することができる。また、システム10は、このようなブラウザを用いたデジタルコンテンツの提供サービスとは代替的に、又は、ブラウザを用いたデジタルコンテンツの提供サービスに加えて、端末装置30で実行されるアプリケーションとの通信に基づいてデジタルコンテンツを提供することができる。システム10は、いずれの態様でデジタルコンテンツを提供するにしても、各ユーザを識別する識別情報ごとにデジタルコンテンツの提供サービスに必要なデータを記憶することができる。詳細な説明は省略するが、システム10は、デジタルコンテンツの提供サービスの開始時のユーザの認証処理やデジタルコンテンツの提供に応じて発生する課金処理を行う機能を有することもできる。
端末装置30は、一実施形態において、システム10から取得したデジタルコンテンツの提供サービス用ウェブサイトのウェブページをウェブブラウザ上で表示すると共にアプリケーションを実行するための実行環境を実装した任意の情報処理装置である。
端末装置30のアーキテクチャについて図2を参照して説明する。図2は、端末装置30のアーキテクチャを概念的に示すブロック図である。端末装置30は、図示のとおり、CPU31と、メインメモリ32と、ユーザI/F33と、通信I/F34と、外部メモリ35と、を含み、これらの各構成要素がバス36を介して互いに電気的に接続されている。
CPU31は、外部メモリ35からオペレーティングシステム等の様々なプログラムをメインメモリ32にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ32は、CPU31が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F33は、例えば、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル、キーボード、ボタンやマウス等の情報入力装置と、CPU31の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置とを含む。通信I/F34は、ハードウェア、ファームウェア、又は、TCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装され、通信網20を介してシステム10と通信可能に構成される。
外部メモリ35は、例えば磁気ディスクドライブやフラッシュメモリ等により構成され、オペレーティングシステム等の様々なプログラムを記憶する。また、外部メモリ35は、システム10から通信I/F34を介してアプリケーションを受信した場合には、この受信したアプリケーションを記憶する。
このようなアーキテクチャを有する端末装置30は、例えば、HTML形式のファイル(HTMLデータ)を解釈して画面表示するためのブラウザソフトウェアを備えており、このブラウザソフトウェアの機能によりシステム10から取得したHTMLデータを解釈して、受信したHTMLデータに対応するウェブページを表示することができる。また、端末装置30は、ブラウザソフトウェアに組み込まれるプラグインソフト(例えば、アドビシステムズ社から提供されているFlash Player)を備えており、HTMLデータに埋め込まれたSWF形式のファイルをシステム10から取得し、当該SWF形式のファイルをブラウザソフトウェア及びプラグインソフトを用いて実行することができる。
端末装置30によってデジタルコンテンツの提供サービスを受ける際には、例えば、プログラムにより指示されたアニメーションや操作用アイコンが端末装置30の画面に表示される。ユーザは、端末装置30の入力インタフェースを用いてデジタルコンテンツの提供サービスを受けるための指示を入力することができる。ユーザから入力された指示は、端末装置30のブラウザやNgCore(商標)等の実行環境の機能を通じてシステム10に伝達される。
次に、図1に示した各構成要素によって実現されるシステム10の機能について説明する。前述したように、システム10は様々なデジタルコンテンツを提供可能であるが、本発明の一実施形態の説明に適した例として楽曲の提供サービスに関連する機能を中心に説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るシステム10の機能を示すブロック図である。システム10は、図示するように、デジタルコンテンツの提供サービス全体を制御するサービス制御部51と、情報を記憶する情報記憶部52と、同一のアーティスト(分類情報)の1又は複数の楽曲(デジタルコンテンツ)の利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザをこのアーティストのファン(特定ユーザ)と判定する判定部53と、この判定部53による判定結果を情報記憶部52に記憶させるユーザ情報更新部54と、端末装置30から受け付けた投稿(表示用コンテンツ)をこの端末装置30を操作するユーザと関連付けて情報記憶部52に記憶させる投稿受付部55と、フィード情報(投稿や各種記事)を抽出して端末装置30に送信するフィード情報送信部56と、ユーザがファンと判定されているアーティストと同一のアーティストのファンと判定されている他のユーザの一部又は全部をユーザに推薦する推薦ユーザと決定しこの推薦ユーザに関する情報を端末装置30に送信する推薦ユーザ情報送信部57とを備える。これらの機能は、システム10のCPU11やメインメモリ12、外部メモリ15に記憶されている各種プログラムやテーブルなどが協働して動作することによって実現され、例えば、判定部53、ユーザ情報更新部54、投稿受付部55、フィード情報送信部56、推薦ユーザ情報送信部57の機能に相当するモジュールを備えるプログラムをCPU11が実行することによって実現される。
サービス制御部51は、デジタルコンテンツの提供サービスに必要な様々なデータを端末装置30との間で送受信し、かかるデータをユーザごとに管理することでユーザごとにデジタルコンテンツの提供サービスを制御することができる。例えば、サービス制御部51は、サービスを提供するウェブサイトを構成するウェブページを、端末装置30からの要求に応じて端末装置30に順次表示させる。表示されたウェブページ上のハイパーリンクがユーザによって選択されると、サービス制御部51は、当該ハイパーリンクに対応する新たなHTMLデータを端末装置30に送信する。端末装置30では、この新たなHTMLデータに基づいたウェブページが表示される。このように、サービス制御部51によって、システム10に記憶されているウェブページがユーザの操作に応じて端末装置30に順次提供されるので、ユーザは、サービス制御部51の機能により、自らの操作に基づいてサービスの提供を受けることができる。
端末装置30は、デジタルコンテンツの提供サービスで用いられる各種の情報を、ブラウザソフトウェアやアプリケーションの機能を利用して、適宜システム10に送信することができる。サービス制御部51は、複数の端末装置30から受信した各種の情報をユーザごとに記憶することで、ユーザごとにデジタルコンテンツの提供サービスを制御することができる。
情報記憶部52は、ユーザによる楽曲の利用履歴に関する情報を管理する利用履歴管理テーブル52aと、ユーザがアーティストのファンであるか否かに関する判定部53による判定結果に関する情報を管理するファン管理テーブル52bと、楽曲に関する情報を管理する楽曲管理テーブル52cと、端末装置30にフィード情報として提供可能な情報を管理するフィード情報管理テーブル52dと、ユーザがフォローする他のユーザに関する情報を管理するフォロー情報管理テーブル52eと、楽曲データのデータベースである楽曲データベース52fとを備える。
利用履歴管理テーブル52aにおいて管理される情報の一例を図4に示す。利用履歴管理テーブル52aは、図示するように、ユーザを識別する「ユーザID」と楽曲を識別する「楽曲ID」との組合せに対応付けて、このユーザがこの楽曲を再生(利用)した回数である「再生回数」等の情報をユーザ情報の一部として管理する。この利用履歴管理テーブル52aは、ユーザが操作する端末装置30によって楽曲が再生される都度、サービス制御部51によって更新される。システム10が提供する楽曲の提供サービスにおいては、ユーザが楽曲を再生する際に、楽曲データの一部分(例えば、サビの部分)のみをストリーミング配信によって再生する「試聴」、楽曲データの全体をストリーミング配信によって再生する「フル視聴」、及び、楽曲データの全体をダウンロード配信する「ダウンロード」(購入)の3つの再生方法を選択することができる。一実施形態においては、これらの3つの再生方法のうち、「試聴」による楽曲の再生については「再生回数」としてカウントせず、「フル視聴」による楽曲の再生については楽曲データの全体のストリーミング配信を完了したときに「再生回数」としてカウントし、「ダウンロード」による楽曲の再生については楽曲データのダウンロード配信を完了したときに「再生回数」としてカウントする。「再生回数」としてカウントする方法はこれに限られず、様々な方法を採用することができる。例えば、「フル視聴」による楽曲の再生については楽曲データの全体のストリーミング配信を完了しなくとも、楽曲データの所定時間以上(例えば、1分以上)の部分のストリーミング配信が行われたタイミングで「再生回数」としてカウントしたり、「ダウンロード」による楽曲の再生については、システム10によって管理できないダウンロード配信後の楽曲データの端末装置30又は端末装置30以外の装置を利用した再生を想定し、ダウンロード配信を完了したときに所定回数(例えば、10回)の「再生回数」としてカウントする等の方法を採用してもよい。
ファン管理テーブル52bにおいて管理される情報の一例を図5に示す。ファン管理テーブル52bは、図示するように、ユーザを識別する「ユーザID」と、このユーザがファンと判定されたアーティストを識別する「アーティストID」との組合せ等の情報をユーザ情報の一部として管理する。
楽曲管理テーブル52cにおいて管理される情報の一例を図6に示す。楽曲管理テーブル52cは、図示するように、楽曲を識別する「楽曲ID」と対応付けて、この楽曲の名称である「楽曲名」、この楽曲のアーティストを識別する「アーティストID」等の情報を管理する。楽曲管理テーブル52cでは、楽曲に対応する画像やアルバム名、発売年月日等のその他のメタデータ等の情報を管理するようにしてもよい。なお、楽曲管理テーブル52cにおいて管理されるこれらの情報は、楽曲データと共に楽曲データベース52fにおいて管理することもできる。
フィード情報管理テーブル52dにおいて管理される情報の一例を図7に示す。フィード情報管理テーブル52dは、図示するように、ユーザによる投稿や各種記事などの個々のフィード情報を識別する「フィード情報ID」と対応付けて、このフィード情報を投稿したユーザを識別する「ユーザID」、このフィード情報が投稿された日時を示す「投稿日時」、このフィード情報に関係するアーティストを識別する「アーティストID」、このフィード情報に関係する楽曲を識別する「楽曲ID」、フィード情報の内容を示す「フィード情報内容」等の情報を管理する。フィード情報管理テーブル52dによって管理されるフィード情報は、一実施形態においては、ユーザによる投稿と、システム10の運営者によって提供される各種記事とが含まれる。運営者によって提供される各種記事は、外部のウェブサイトやデータベースと連携して自動的に登録されるようにすることもでき、こうした外部のウェブサイトやデータベース等のリンクを含む情報を「フィード情報内容」として設定することもできる。また、運営者によって提供される各種記事の場合には、「ユーザID」には各種記事の提供元等を識別するIDが設定され、「投稿日時」には各種記事の登録日時が設定される。
フォロー情報管理テーブル52eにおいて管理される情報の一例を図8に示す。フォロー情報管理テーブル52eは、図示するように、ユーザを識別する「ユーザID」とこのユーザがフォローする他のユーザを識別する「フォローユーザID」との組合せに関する情報等を管理する。
楽曲データベース52fには、ユーザに提供可能な楽曲データがAAC(Advanced Audio Coding)やWMA(Windows(商標登録) Media
Audio)等のファイル形式で記憶されている。なお、楽曲データベース52fは、必ずしもシステム10内に配置する必要はなく、システム10と通信可能に接続された他のシステム、サーバ装置、データベース等に配置してもよい。
次に、こうして構成された本発明の一実施形態としてのシステム10の動作について説明する。まずユーザによる投稿に関する動作について説明する。図9は、システム10によって実行される投稿受付処理の一例を示すフロー図である。説明の都合上、まず、ユーザからの投稿を受け付けるための投稿受付画面について説明する。
図10は、端末装置30に表示される投稿受付画面60の一例を示す説明図である。投稿受付画面60は、図示するように、投稿内容を入力する投稿入力領域62と、ユーザによる楽曲の再生履歴を取得するための再生履歴取得ボタン64と、入力した投稿内容をシステム10に送信するための投稿ボタン66とを有する。投稿入力領域62は、テキストの入力や画像の添付によってユーザによる投稿内容を入力できるようになっており、端末装置30を操作するユーザが投稿ボタン66を選択すると、この投稿入力領域62に入力されている投稿内容がシステム10に送信される。
図9のフロー図に戻り、投稿受付処理では、端末装置30から楽曲の再生履歴の取得要求があった場合には、端末装置30を操作するユーザの楽曲の再生履歴をこの端末装置30に送信する(ステップS100、S102)。具体的には、投稿受付画面60の再生履歴取得ボタン64がユーザによって選択されて端末装置30から再生履歴の取得要求が送信されると、この端末装置30を操作するユーザの再生履歴(楽曲ID)を利用履歴管理テーブル52aから取得すると共に対応する「楽曲名」等の情報を楽曲管理テーブル52cから取得し、再生履歴として端末装置30に送信する。この再生履歴を受信した端末装置30では、ユーザの再生履歴に含まれる楽曲に関する情報(例えば、楽曲名、アーティスト名等)がリスト形式で表示され、このリスト形式で表示された楽曲の中からユーザが所望の楽曲を選択すると、選択した楽曲を識別する情報(例えば「楽曲ID」)が投稿入力領域62に入力される。即ち、端末装置30を操作するユーザは、再生履歴取得ボタン64を選択して取得した自己の再生履歴の中から所望の楽曲を選択することにより、投稿内容を所望の楽曲と関連付けることができる。なお、投稿内容と所望の楽曲との関連付けは、楽曲を識別する情報を投稿入力領域62に入力する方法以外の方法で行ってもよく、例えば、関連付ける楽曲を設定するための領域を投稿入力領域62とは別に設けてもよい。なお、端末装置30を操作するユーザは、楽曲との関連付けを行わずに投稿内容を入力することもできる。
そして、端末装置30から投稿内容を受信すると、受信した投稿内容をフィード情報管理テーブル52dに登録し(ステップS104、S106)、この投稿受付処理を終了する。具体的には、フィード情報管理テーブル52dで管理する情報のうち、「投稿日時」にはシステム10で管理する現在日時が設定され、「アーティストID」には投稿内容に関連付けられている楽曲のアーティストを識別する「アーティストID」が設定され、「楽曲ID」には投稿内容に関連付けられている楽曲の「楽曲ID」が設定され、「フィード情報内容」には投稿受付画面60の投稿入力領域62に入力された内容が設定される。
以上、ユーザによる投稿に関する動作について説明した。次に、アーティストのファンの判定に関する動作について説明する。図11は、システム10によって実行されるファン判定処理の一例を示すフロー図である。このファン判定処理は、端末装置30のユーザによって楽曲の再生が完了したときに実行される。ここで「楽曲の再生が完了したとき」とは、前述した「再生回数」としてカウントされる状態で楽曲の再生が完了したタイミングであり、例えば、一実施形態では、「フル視聴」による楽曲データの全体のストリーミング配信を完了したときや「ダウンロード」による楽曲データのダウンロード配信を完了したときが相当する。
ファン判定処理では、まず、図示するように、完了した楽曲の再生に関し利用履歴管理テーブル52aを更新する(ステップS200)。具体的には、端末装置30のユーザの「ユーザID」と再生が完了した楽曲の「楽曲ID」との組合せに対応するレコードを更新する。より具体的には、このユーザがこの楽曲を初めて再生した場合には当該レコードを新たに作成して「再生回数」に値「1」を設定し、このユーザがこの楽曲を過去に再生している場合には既に存在するレコードの「再生回数」の値に「1」を加える。
次に、再生を完了した楽曲のアーティストの全ての楽曲のこのユーザによる再生回数を合計し、合計した再生回数が所定回数P(例えば、5回)以上である場合には、このユーザをこのアーティストのファンと判定する(ステップS202、S204)。再生回数の合計は、具体的には、再生を完了した楽曲のアーティストの全ての楽曲を楽曲管理テーブル52cを参照することによって特定し、特定された全ての楽曲のユーザによる再生回数を利用履歴管理テーブル52aを参照することによって特定し、特定された再生回数を合計することにより行われる。
こうしてユーザがアーティストのファンと判定されると、判定結果をファン管理テーブル52bに登録して(ステップS206)、このファン判定処理を終了する。具体的には、ファンと判定されたユーザの「ユーザID」とアーティストの「アーティストID」との組合せをファン管理テーブル52bに登録する。なお、このファン判定処理によるファンの判定に加え、端末装置30を操作するユーザが自らファンであるアーティストを登録するようにすることもできる。この場合、端末装置30を操作するユーザがファンであるアーティストの情報を適当な画面を介して送信し、この送信された情報に基づいてシステム10によってファン管理テーブル52bに登録すればよい。
以上、アーティストのファンの判定に関する動作について説明した。次に、端末装置30にフィード情報を送信する動作について説明する。図12は、システム10によって実行されるフィード情報送信処理の一例を示すフロー図である。このフィード情報送信処理は、端末装置30からフィード情報を含む画面の表示要求を受信したときに実行される。フィード情報送信処理では、まず、図示するように、端末装置30を操作するユーザによって投稿されたフィード情報をフィード情報管理テーブル52dから抽出する(ステップS300)。具体的には、フィード情報管理テーブル52dの「ユーザID」が端末装置30のユーザの「ユーザID」であるレコードを抽出する。
次に、端末装置30を操作するユーザのフォローユーザによって投稿されたフィード情報をフィード情報管理テーブル52dから抽出する(ステップS302)。具体的には、フォロー情報管理テーブル52eを参照して端末装置30を操作するユーザのフォローユーザの「ユーザID」(「フォローユーザID」)を特定し、この特定したフォローユーザの「ユーザID」がフィード情報管理テーブル52dの「ユーザID」に設定されているレコードを抽出する。
続いて、端末装置30を操作するユーザがファンとして判定されているアーティストに関連するフィード情報(投稿及び各種記事)を抽出する(ステップS304)。具体的には、ファン管理テーブル52bを参照して端末装置30を操作するユーザがファンとして判定されているアーティストの「アーティストID」を特定し、この特定したアーティストの「アーティストID」がフィード情報管理テーブル52dの「アーティストID」に設定されているレコードを抽出する。
こうして、フィード情報管理テーブル52dで管理されているフィード情報の中から、端末装置30を操作するユーザによって投稿されたフィード情報、フォローユーザによって投稿されたフィード情報及びファンとして判定されているアーティストに関連するフィード情報を抽出すると、これらのフィード情報を含む画面の画面データを生成して端末装置30に送信して(ステップS306)、このフィード情報送信処理を終了する。図13は、端末装置30に表示されるフィード情報を含む画面の一例としてのメイン画面70の一表示態様を示す説明図である。メイン画面70は、楽曲の提供サービスを受けるための基本画面であり、図示するように、メイン表示部72と、このメイン表示部72に表示される内容を切り替えるための表示切替指示部74とを有する。表示切替指示部74は、システム10によって提供可能な楽曲を表示するためのライブラリボタン74aと、フィード情報を表示するためのタイムラインボタン74bと、特定のアーティストに関する情報を掲載するアーティスト用ページや他のユーザを検索するためのサーチボタン74cと、ユーザの基本情報を表示するためのアカウントボタン74dとを有する。図13の例では、表示切替指示部74のタイムラインボタン74bが選択されており、メイン表示部72にはフィード情報がリスト形式で表示されている。このフィード情報が、前述したフィード情報送信処理によって抽出され端末装置30に送信されたものである。フィード情報は、例えば、投稿日時(フィード情報管理テーブル52dの「投稿日時」で管理されている)で降順に(即ち、新しい順に)ソートされている。図示するように、メイン画面70に表示される各フィード情報は、左上隅に、フィード情報を投稿したユーザや各種記事の配信元等を特定する画像や名称が表示され、右上隅に、そのフィード情報が投稿又は登録されてからの経過時間・日数が表示され、下半分に、投稿や各種記事の内容(テキストや画像)が表示される。また、フィード情報72aに例示するように、そのフィード情報が楽曲に関連付けられている場合には、その楽曲を再生するための楽曲再生用領域PAが表示される。楽曲再生用領域PAは、楽曲の基本情報(楽曲に対応する画像や楽曲名、アーティスト名等)と再生用ボタンとが表示され、端末装置30を操作するユーザがこの再生用ボタンを選択すると、対応する楽曲を再生するための楽曲再生画面80がポップアップ表示される。
図14は楽曲再生画面80の一例を示す説明図である。楽曲再生画面80は、図示するように、画面上部に楽曲の基本情報が表示され、画面下部に、楽曲を「ダウンロード」(購入)するための購入ボタン82と、楽曲を「試聴」するための試聴ボタン84と、楽曲を「フル視聴」するためのフル視聴ボタン86とを有する。端末装置30を操作するユーザが購入ボタン82を選択すると、楽曲データベース52fに格納されている対応する楽曲の楽曲データの全体がダウンロード配信され、試聴ボタン84を選択すると楽曲データの一部分のみがストリーミング配信され、フル視聴ボタン86を選択すると楽曲データの全体がストリーミング配信される。このように、端末装置30を操作するユーザは、メイン画面70に表示されるフィード情報、例えば、フォローユーザによって投稿されたフィード情報から楽曲再生画面80を介して楽曲を再生することができる。なお、購入ボタン(「欲しい」)82を選択した場合、直ちにダウンロード配信を行わず、ダウンロード(購入)を希望するリストに登録するようにしてもよい。この場合、このリストに基づいて、別に用意したダウンロード用画面を介して楽曲データのダウンロードを行うようにすればよい。
以上、端末装置30にフィード情報を送信する動作について説明した。次に、ユーザに対する他のユーザの推薦に関する動作について説明する。図15は、システム10によって実行される推薦ユーザ情報送信処理の一例を示すフロー図である。この推薦ユーザ情報送信処理は、端末装置30から推薦ユーザ情報を含む画面の表示要求を受信したときに実行される。推薦ユーザ情報送信処理では、まず、図示するように、端末装置30を操作するユーザがファンと判定されているアーティストを特定する(ステップS400)。具体的には、ファン管理テーブル52bにおいて、端末装置30のユーザの「ユーザID」との組合せが登録されている「アーティストID」を特定する。
続いて、端末装置30を操作するユーザがファンと判定されているアーティストと同一のアーティストのファンと判定されている他のユーザを特定する(ステップS402)。具体的には、ファン管理テーブル52bにおいて、端末装置30のユーザがファンとして判定されているアーティストの「アーティストID」との組合せが登録されている「ユーザID」を特定する。
そして、特定された他のユーザに関する情報を含む画面の画面データを生成して端末装置30に送信して(ステップS404)、この推薦ユーザ情報送信処理を終了する。図16は、端末装置30に表示される推薦ユーザ情報を含む画面の一例としてのメイン画面70の一表示態様を示す説明図である。この例のメイン画面70では、表示切替指示部74のサーチボタン74cが選択されており、メイン表示部72には推薦ユーザに関する情報がリスト形式で表示されている。この推薦ユーザに関する情報が、前述した推薦ユーザ情報送信処理によって抽出され端末装置30に送信されたものである。一実施形態においては、端末装置30を操作するユーザと推薦ユーザとの両方がファンと判定されているアーティストの数で降順に(即ち、両方がファンであるアーティストの数が多い順に)ソートされている。図示するように、メイン画面70に表示される各推薦ユーザに関する情報は、上側に推薦ユーザを特定する画像や名称の表示を含み、下側に端末装置30を操作するユーザと推薦ユーザとの両方がファンと判定されているアーティストに関する情報の表示を含む。図示するように、各推薦ユーザに関する情報の右側にはフォローボタン92aが表示されており、端末装置30を操作するユーザがこのフォローボタン92aを選択すると、対応する推薦ユーザをフォローすることができる。具体的には、対応する推薦ユーザが端末装置30を操作するユーザのフォローユーザとなるようにフォロー情報管理テーブル52eが更新される。なお、推薦ユーザ情報送信処理のステップS402において端末装置30を操作するユーザがファンと判定されているアーティストと同一のアーティストのファンと判定されている他のユーザを特定した後に、ユーザと他のユーザの両方がファンと判定されているアーティストの数が所定数以上(例えば、5以上)である他のユーザを更に特定して絞り込み、この絞り込んだ他のユーザを推薦ユーザとしてもよい。あるいは、端末装置30を操作するユーザがファンと判定されている全てのアーティストのファンと判定されている他のユーザを推薦ユーザとしてもよい。
以上説明した一実施形態におけるシステム10によれば、同一のアーティスト(分類情報)の1又は複数の楽曲(デジタルコンテンツ)の再生回数の合計が所定回数P以上であるユーザを、このアーティストのファン(特定ユーザ)と判定する。従って、ユーザが多様な楽曲を利用する状況において、ユーザが好むアーティストを容易に判定することができ、楽曲に対するユーザの嗜好をより適切に判断することができる。
また、一実施形態におけるシステム10によれば、ユーザがファンと判定されているアーティストに関連するフィード情報(表示用コンテンツ)を抽出してユーザが操作する端末装置30に送信することができる。従って、楽曲に対するユーザの嗜好に応じたフィード情報を送信することができる。
さらに、一実施形態におけるシステム10によれば、ユーザがファンと判定されているアーティストと同一のアーティストのファンと判定されている他のユーザを推薦ユーザと決定し、この決定した推薦ユーザに関する情報をユーザが操作する端末装置30に送信する。従って、楽曲に対するユーザの嗜好に応じた推薦ユーザに関する情報を送信することができる。
一実施形態におけるシステム10では、同一のアーティストの楽曲の再生回数の合計が所定回数以上であるユーザをこのアーティストのファンと判定するようにしたが、ファンと判定する条件はこれに限られず、楽曲の再生履歴(利用履歴)に関する条件であれば、その他の条件とすることもできる。例えば、楽曲の再生時間の合計が所定時間以上であるユーザをファンと判定したり、再生した楽曲数が所定数以上であるユーザをファンと判定したり、楽曲の再生日数が所定日数以上であるユーザをファンと判定することもできる。
一実施形態におけるシステム10では、楽曲を分類する分類情報として「アーティスト」を適用したが、その他の情報を分類情報として適用することもできる。例えば、分類情報として楽曲のジャンル、レーベルを適用し、同一のジャンル、レーベルの楽曲の再生回数の合計が所定回数以上であるユーザをこのジャンル、レーベルの特定ユーザと判定するようにしてもよい。アーティスト、ジャンル、レーベル以外でも楽曲を分類する情報であれば、各種の情報を分類情報として適用することができる、
一実施形態では、デジタルコンテンツの一例としての楽曲の提供サービスを中心に説明したが、動画、電子書籍、ゲームを含む各種のデジタルコンテンツを提供するシステムに本明細書で説明された処理及び手順を適用することができる。
本明細書で説明された処理及び手順は、実施形態中で明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。より具体的には、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージ等の媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理・手順をコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明される処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書中で説明されるデータ、テーブル、又はデータベースが単一のメモリに格納される旨説明されたとしても、そのようなデータ、テーブル、又はデータベースは、単一の装置に備えられた複数のメモリまたは複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納され得る。さらに、本明細書において説明されるソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 システム
20 通信網
30 端末装置
51 サービス制御部
52 情報記憶部
53 判定部
54 ユーザ情報更新部
55 投稿受付部
56 フィード情報送信部
57 推薦ユーザ情報送信部
60 投稿受付画面
70 メイン画面
80 楽曲再生画面

Claims (8)

  1. 複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステムであって、
    前記ユーザの前記デジタルコンテンツの利用履歴及び前記ユーザと当該ユーザによって選択された1又は複数の他のユーザとの組合せに関する関係ユーザ情報を含む当該ユーザに関するユーザ情報と、前記デジタルコンテンツを分類する分類情報を含む当該デジタルコンテンツに関するデジタルコンテンツ情報と、前記端末装置に表示可能な複数の表示用コンテンツとを少なくとも記憶する情報記憶装置と、
    所定のプログラムを実行可能な1又は複数のプロセッサと、を備え、
    前記所定のプログラムは、
    同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの前記利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザを、当該分類情報に対する特定ユーザと判定する判定モジュールと、
    前記判定モジュールによる判定結果を前記ユーザ情報の一部として前記情報記憶装置に記憶させるユーザ情報更新モジュールと、
    前記端末装置から表示用コンテンツを受け付けて、当該表示用コンテンツを当該端末装置を操作するユーザと関連付けて前記情報記憶装置に記憶させる受付モジュールと、
    前記端末装置からの要求に応答し、前記複数の表示用コンテンツのうち当該端末装置を操作するユーザに表示する表示用コンテンツを抽出するための条件であって、当該ユーザが前記特定ユーザと判定されている前記分類情報に関連する表示用コンテンツを抽出するという条件及び前記関係ユーザ情報によって前記ユーザと組合せられている他のユーザと関連付けられている前記表示用コンテンツを抽出するという条件を少なくとも含む抽出条件に基づいて前記複数の表示用コンテンツのうち当該ユーザに表示する1又は複数の表示用コンテンツを抽出して当該端末装置に送信する表示用コンテンツ送信モジュールと、
    を備え、
    前記分類情報に関連する表示用コンテンツは、当該分類情報によって分類されるデジタルコンテンツに関連する表示用コンテンツを含み、
    前記受付モジュールは、前記受け付けた表示用コンテンツが前記デジタルコンテンツと関連付けられている場合には、当該表示用コンテンツを当該デジタルコンテンツと関連付けて前記記憶装置に記憶させる、
    システム。
  2. 前記所定の条件は、同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの利用回数の合計が所定回数以上であることを少なくとも条件の1つとして含む請求項1記載のシステム。
  3. 請求項1又は2記載のシステムであって、
    前記抽出条件は、前記ユーザと関連付けられている前記表示用コンテンツを抽出するという条件を含む、
    システム。
  4. 前記所定のプログラムは、前記ユーザが前記特定ユーザと判定されている前記分類情報と同一の分類情報に対して前記特定ユーザと判定されている他のユーザの一部又は全部を当該ユーザに推薦する推薦ユーザと決定し、当該決定した推薦ユーザに関する情報を当該ユーザが操作する端末装置に送信する推薦ユーザ情報送信モジュールを備える請求項1ないし3いずれか記載のシステム。
  5. 前記推薦ユーザ情報送信モジュールは、前記ユーザと前記他のユーザとの両方が前記特定ユーザと判定されている前記分類情報の数に少なくとも基づいて前記推薦ユーザを決定する請求項4記載のシステム。
  6. 請求項1ないし5いずれか記載のシステムであって、
    前記デジタルコンテンツは、楽曲、動画、電子書籍、ゲームの少なくとも1つを含み、
    前記分類情報は、前記デジタルコンテンツに関係する人物、グループ、企業その他のエンティティを含む、
    システム。
  7. 複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステムであって、
    前記ユーザの前記デジタルコンテンツの利用履歴及び前記ユーザと当該ユーザによって選択された1又は複数の他のユーザとの組合せに関する関係ユーザ情報を含む当該ユーザに関するユーザ情報と、前記デジタルコンテンツを分類する分類情報を含む当該デジタルコンテンツに関するデジタルコンテンツ情報と、前記端末装置に表示可能な複数の表示用コンテンツとを少なくとも記憶する情報記憶手段と、
    同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの前記利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザを、当該分類情報に対する特定ユーザと判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を前記ユーザ情報の一部として前記情報記憶手段に記憶させるユーザ情報更新手段と、
    前記端末装置から表示用コンテンツを受け付けて、当該表示用コンテンツを当該端末装置を操作するユーザと関連付けて前記情報記憶装置に記憶させる受付手段と、
    前記端末装置からの要求に応答し、前記複数の表示用コンテンツのうち当該端末装置を操作するユーザに表示する表示用コンテンツを抽出するための条件であって、当該ユーザが前記特定ユーザと判定されている前記分類情報に関連する表示用コンテンツを抽出するという条件及び前記関係ユーザ情報によって前記ユーザと組合せられている他のユーザと関連付けられている前記表示用コンテンツを抽出するという条件を少なくとも含む抽出条件に基づいて前記複数の表示用コンテンツのうち当該ユーザに表示する1又は複数の表示用コンテンツを抽出して当該端末装置に送信する表示用コンテンツ送信手段と、
    を備え、
    前記分類情報に関連する表示用コンテンツは、当該分類情報によって分類されるデジタルコンテンツに関連する表示用コンテンツを含み、
    前記受付手段は、前記受け付けた表示用コンテンツが前記デジタルコンテンツと関連付けられている場合には、当該表示用コンテンツを当該デジタルコンテンツと関連付けて前記記憶装置に記憶させる、
    システム。
  8. 複数のユーザが操作する複数の端末装置に通信ネットワークを介して接続され、情報を記憶する情報記憶装置を備えるシステムを用いて、当該ユーザに対して複数のデジタルコンテンツを提供する方法であって、
    前記ユーザの前記デジタルコンテンツの利用履歴及び前記ユーザと当該ユーザによって選択された1又は複数の他のユーザとの組合せに関する関係ユーザ情報を含む当該ユーザに関するユーザ情報と、前記デジタルコンテンツを分類する分類情報を含む当該デジタルコンテンツに関するデジタルコンテンツ情報と、前記端末装置に表示可能な複数の表示用コンテンツとを少なくとも前記情報記憶装置に記憶し、
    同一の前記分類情報によって分類される1又は複数のデジタルコンテンツの前記利用履歴に関する所定の条件を充足したユーザを、当該分類情報に対する特定ユーザと判定し、
    前記判定結果を前記ユーザ情報の一部として前記情報記憶装置に記憶させ、
    前記端末装置から表示用コンテンツを受け付けて、当該表示用コンテンツを当該端末装置を操作するユーザと関連付けて前記情報記憶装置に記憶させ、 前記受け付けた表示用コンテンツが前記デジタルコンテンツと関連付けられている場合には、当該表示用コンテンツを当該デジタルコンテンツと関連付けて前記記憶装置に記憶させ、
    前記端末装置からの要求に応答し、前記複数の表示用コンテンツのうち当該端末装置を操作するユーザに表示する表示用コンテンツを抽出するための条件であって、当該ユーザが前記特定ユーザと判定されている前記分類情報に関連する表示用コンテンツを抽出するという条件及び前記関係ユーザ情報によって前記ユーザと組合せられている他のユーザと関連付けられている前記表示用コンテンツを抽出するという条件を少なくとも含む抽出条件に基づいて前記複数の表示用コンテンツのうち当該ユーザに表示する1又は複数の表示用コンテンツを抽出して当該端末装置に送信し、
    前記分類情報に関連する表示用コンテンツは、当該分類情報によって分類されるデジタルコンテンツに関連する表示用コンテンツを含む、
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022000733A (ja) * 2020-06-19 2022-01-04 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

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