JP2015038587A - プラント監視制御装置、及びプラント監視制御方法 - Google Patents

プラント監視制御装置、及びプラント監視制御方法 Download PDF

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達郎 前田
益男 山崎
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益男 山崎
市川 裕之
Hiroyuki Ichikawa
裕之 市川
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Abstract

【課題】表示部上に操作フレームを大量に開いた場合においても、操作対象のシンボルとそれに対応した操作フレームの関係性を明確にし、プラント運転員による誤操作を抑制するプラント監視制御装置、及びプラント監視制御方法を提供する。【解決手段】プラントの操作端を模擬したシンボル10と、シンボル10に対応付けられた操作フレーム11と、を表示する表示部3に表示する。表示されるシンボル10は選択可能である。操作フレーム表示要求部4は、シンボル10の選択結果に基づいて、選択されたシンボル10と対応付けられた操作フレーム11の表示要求を行う。シンボル/操作フレーム関連付け部7は、表示要求が行われた操作フレーム11と、その操作フレーム11に対応するシンボル10との視覚的な関連付けを行う。操作フレーム表示制御部8は、前記関連付けを行った操作フレーム11を、表示部3に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、プラント監視制御装置、及びプラント監視制御方法に関する。
発電プラントや化学プラント等の監視制御を行うプラント監視制御装置では、プラントに設置された調節弁やポンプ等の各種操作端を手動操作する仕組みを持っている。この手動操作の一般的な方法としては、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)やCRT(Cathode Ray Tube:ブラウン管)に代表される表示手段に、プラントの系統図画面上の操作端を模擬したシンボルを、マウスやタッチスクリーンに代表される入力手段を介して選択することで、操作用ウィンドウである操作フレーム(フェースプレートとも呼ばれる)が表示される。その操作フレーム内の操作PB(Push Button)を選択することで、各種プラント機器の手動操作を行うが、この様な機能を以下、プラントオペレーションと呼ぶ。
ここで、一般的なプラント監視制御装置には、系統図画面があり、系統図画面の中には操作フレームを呼び出すことが可能なシンボルが複数設置されているため、必要に応じて同時に複数の操作フレームを表示させることが可能である。しかしながら、複数の操作フレームを同時に表示させた場合、操作フレームがどのシンボルと結びついているかが、直感的に理解することが困難であり、操作を意図したシンボルと結びついていない別の操作フレームを誤って操作してしまう危険がある。
そこでこの様な問題点を解決する従来技術の方法としては、シンボル選択時に表示される操作フレームの操作端名称の枠と、系統図画面上の選択したシンボルの周囲を囲っている点線の色を同じ色(例えば、選択前はグレー、選択後はグレー以外の色(例えば赤))で表示し、複数の操作フレームを同時に表示した場合、シンボルと操作フレームの関係性を表す目印とする方法がある。また、他の方法として、シンボル選択時に、該シンボルに隣接した位置に該シンボルを向いた矢印や選択中などの文字を表示させる方法がある(特許文献1参照)。
特開平02−299394号公報
従来システムの操作フレームの操作端名称の枠と、系統図画面上のシンボルの周囲を囲っている点線の色を同じ色にする方法では、操作フレームを大量に開いた場合に結びつけに使用する色が足りなくなり、開く枚数を制限する必要がある。また、表示枚数の制限内においても、同系色は直感的に区別できないため、操作を意図したシンボルと結びついていない別の操作フレームを誤って操作してしまう危険がある。
また、シンボルに隣接した位置にシンボルを向いた矢印や選択中などの文字を表示させる方法では、矢印や選択中などの文字を表示させる領域が系統図画面上に必要になり、シンボルが密集している系統図画面では実現が困難である。
また、ポップアップ方式で操作フレームが表示される場合では、操作フレームを複数開いた場合、該シンボルを向いた矢印や選択中などの文字が操作フレームと重なってしまい、視認性が悪くなる。
そこで本発明の実施形態は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、操作フレームを大量に開いた場合においても、操作対象のシンボル表示とそれに対応した操作フレームの関係性を明確にし、プラント運転員による誤操作を抑制するプラント監視制御装置、及びプラント監視制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態のプラント監視制御装置は、プラントの操作端を模擬したシンボルと、前記シンボルに対応付けられた操作フレームと、を表示する表示部を有する。本発明の実施形態のプラント監視制御装置は、以下の構成を有する。
(a)前記表示部に表示されるシンボルは選択可能であり、選択されたシンボルと対応付けられた操作フレームの表示要求を行う操作フレーム表示要求部を有する。
(b)表示要求が行われた操作フレームと、その操作フレームに対応するシンボルとの視覚的な関連付けを行うシンボル/操作フレーム関連付け部を有する。
(c)前記関連付けを行った操作フレームを、表示部に表示させる制御を行う操作フレーム表示制御部と有する。
また、プラント監視制御方法も本発明の一態様である。
本発明の第1実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の表示部に表示するプラントの系統図を示す図である。 本発明の第1実施形態のシンボル/操作フレーム記憶部に記憶する内容を示す図である。 本発明の第1実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態のシンボル/操作フレーム管理部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の表示部での表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態のシンボル/操作フレーム記憶部に記憶する内容を示す図である。 本発明の第2実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の表示部での表示例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の表示部での表示例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態のプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の表示部での表示例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るプラント監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態の表示部での表示例を示す図である。
以下、本発明に係るプラント監視制御装置の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。実施形態において、重複する図面の説明は省略する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
以下、図1乃至4を参照しつつ、第1実施形態に係るプラント監視制御装置を説明する。本実施形態は、表示部3に表示されているシンボルをユーザであるプラント運転員が選択した場合、その選択されたシンボル10と、関連する操作フレーム11とが線で結びつけられて表示される。シンボル10と、操作フレーム11との表示は、(1)〜(4)の手順により、行う。
(1)ユーザが表示部3に表示されているシンボル10のうち、操作フレーム11を表示したいシンボル10を選択。
(2)選択したシンボル10に対応する操作フレーム11の表示要求をする。
(3)表示要求があった操作フレーム11と、対応するシンボル10を線で結び関連付ける。
(4)関連付けた操作フレーム11と、操作フレーム11とシンボル10を結ぶ線とを表示する。
図1を用いて、本発明が具備する手段とデータの構成を説明する。
本実施形態のプラント監視制御装置1は、(1)〜(4)の手順で比較を行うために、入力部2、表示部3、操作フレーム表示要求部4、シンボル/操作フレーム管理部5、シンボル/操作フレーム記憶部6、シンボル/操作フレーム関連付け部7、及び操作フレーム表示制御部8とを備える。
入力部2は、マウスやタッチスクリーン、キーボードに代表される入力装置である。
表示部3は、LCDやCRT等のディスプレイ装置である。表示部3には、プラントの系統画面を表示するものである。図2に示すように、表示部3には、プラントの系統図が表示される。表示されるプラントの系統図には、操作端を模したシンボル10、シンボル10の操作フレーム11が表示される。ユーザは、入力部2を介して、表示部3に表示されたシンボル10を選択することが可能な構成とする。
操作フレーム表示要求部4は、ユーザが表示部3に表示されたシンボル10を選択した際、選択されたシンボル10に対応する操作フレーム11の表示要求をシンボル/操作フレーム管理部5に対して出力する。
シンボル/操作フレーム管理部5は、操作フレーム表示要求部4からの操作フレーム11の表示要求に基づいて、シンボル/操作フレーム記憶部6の表示要求列の内容を更新すると共に、シンボル/操作フレーム記憶部6の内容をシンボル/操作フレーム関連付け部7に通知する。シンボル/操作フレーム管理部5は、図3に示すように、表示要求列クリア部51、表示要求列更新部52、通知部53とを備える。
表示要求列クリア部51は、シンボル/操作フレーム記憶部6の表示要求列の内容をクリアする。クリアの方法は、表示要求列のすべてを“0”にすることで行う。
表示要求列更新部52は、操作フレーム表示要求部4からの操作フレーム11の表示要求に基づいて、表示要求列の内容を更新する。すなわち、操作フレーム表示要求部4からの操作フレーム11の表示要求があった場合には、その操作フレーム11に対応するシンボル列の表示要求列を“1”にすることで行う。
通知部53は、表示要求されたシンボル行の情報をシンボル/操作フレーム関連付け部7に通知する。すなわち、シンボル/操作フレーム記憶部6において、表示要求列に“1”を立てたシンボルの情報を通知する。
シンボル/操作フレーム記憶部6は、表示部に表示されるプラントの系統図のシンボルと、操作フレーム11と、操作フレーム11の表示要求の有無を関連づけて記憶する。図4は、シンボル/操作フレーム記憶部6の例を示す図である。図4では、プラントの系統図のシンボルを、シンボル番号とシンボル名称で示し、操作フレーム11を割り付けられた番号で示し、表示要求の有無を“0”、“1”で示している。表示要求における“0”は、表示要求がされていないことを示し、“1”は、表示要求がされていることを示す。
シンボル/操作フレーム関連付け部7では、シンボル/操作フレーム管理部5で表示要求列に“1”を立てたシンボルと、対応するフレームとの関連付けを行う。関連付けは、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11が、表示部3上で視覚的に関連付けられるようにする。関連付けの手段としては、表示部3上でシンボル10と対応する操作フレーム11とを結ぶ線を、描画する。
操作フレーム表示制御部8は、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11と、シンボル10と操作フレーム11とを結ぶ線を表示部3において表示するための表示制御を行う。一例としては、シンボル/操作フレーム関連付け部7で、シンボル10と対応する操作フレーム11とを結ぶ線の描画終了の通知を受けた場合に、その操作フレーム11と線を表示する。
[1−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置1の動作を図5を用いて詳述する。図5は、図1のプラント監視制御装置1において、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11を、線で結んで表示する場合のフローチャートである。
ユーザは操作フレーム11により、プラントオペレーションを行うため、入力部2を介し、表示部3に表示されたプラントの系統図における操作端を模擬したシンボル10を選択する(STEP11)。
操作フレーム表示要求部4は、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11の表示要求信号を生成し、シンボル/操作フレーム管理部5へ通知する(STEP12)。
シンボル/操作フレーム情報管理部5は、操作フレーム表示要求部4から受けた表示要求信号を元に、シンボル/操作フレーム記憶部6内の表示要求列を全て“0”にした後(STEP13)、表示要求されたシンボル行の表示要求列に“1”を立てる処理する(STEP14)。その後、表示要求されたシンボル行の情報を、シンボル10と操作フレーム11をシンボル/操作フレーム関連付け部7へ通知する。
シンボル/操作フレーム関連付け部7は、シンボル/操作フレーム管理部5から受けた内容から、シンボル行の表示要求列に“1”が立ったシンボル10と、そのシンボルに対応する操作フレーム11間を結びつける線を描画する(STEP15)。
関連付け後、操作フレーム表示制御部8は、表示部3に操作フレームを表示させる。これにより、図6に示すように表示部3の画面上には、ユーザが選択したシンボルの操作フレームとが線で結ばれた状態で表示される(STEP16)。この時、線の代わりに矢印で結んでも良い。
[1−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置1によれば、ユーザが表示要求を行ったシンボル10と操作フレーム11間が線で結ばれる。これにより、表示部3に複数の操作フレーム11を表示させた場合においても、個々にシンボル10と操作フレーム11が線で結びついているため、操作対象となるシンボル10とそれに対応した操作フレーム11の関係性が明確になり、ユーザによる誤操作を抑制することが可能である。これにより、視認性に優れたプラント監視制御装置が実現できる。
また、本実施形態では、シンボル/操作フレーム関連付け部7において、シンボル10と対応するフレームとを線で結んだが、表示部3上で視覚的に関連付けられれば、その他の関連付け方法を利用することもできる。例えば、線で結ぶ代りに、矢印を使用しても良い。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
第2実施形態にかかるプラント監視制御装置は、第1実施形態のプラント監視制御装置にフィードバック処理部12を追加し、操作フレーム11が複数表示されている場合に、ユーザであるプラント運転員が選択したシンボル10に対応する操作フレーム11以外の操作フレーム11の視覚的な関連づけを弱くするように、シンボル/操作フレーム関連付け部7及びシンボル/操作フレーム記憶部6の構成を変更したものである。
本実施形態のプラント監視制御装置11について、図7を参照し説明する。図7は、本実施形態に係るプラント監視制御装置1を示すブロック図である。なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
フィードバック処理部12は、操作フレーム表示制御部8における状態更新状態をシンボル/操作フレーム記憶部6へフィードバックする。フィードバックは、表示部3の表示制御状態を監視することで行う。表示部3に表示されていない操作フレーム11を表示する場合には、フィードバック処理部12は、シンボル/操作フレーム記憶部6の表示要求列に“1”が立っているシンボル行の表示状況列に“1”を立てる。
シンボル/操作フレーム記憶部6は、表示部3に表示されるシンボル10と、操作フレーム11と、操作フレーム11の表示要求の有無と、操作フレーム11の表示状況と、を関連づけて記憶する。図8は、シンボル/操作フレーム記憶部6の例を示す図である。図8では、表示状況を“0”、“1”で示している。表示状況における“0”は、表示されていないことを示し、“1”は、表示されていることを示す。
シンボル/操作フレーム管理部5は、表示要求列に“1”を立てたシンボル10の情報、及び表示状況列に“1”を立てたシンボル10の情報を、シンボル/操作フレーム関連付け部7に対して出力する。
シンボル/操作フレーム関連付け部7は、描画部13と透明度設定部14を設ける。描画部13は、シンボル/操作フレーム管理部5で表示要求列に“1”を立てたシンボル10と、対応するフレームとの関連付けを行う。描画部13では、関連付けの手段として、シンボル10と対応するフレームとを結ぶ線を描画する。透明度設定部14は、シンボル/操作フレーム管理部5で表示要求列に“0”、且つ、表示状況列に“1”を立てたシンボル10と対応するフレームとの視覚的な関連付けを弱める処理を行う。透明度設定部14では、視覚的な関連付けを弱める処理として、該当するフレーム及び、そのフレームとシンボル10とを結ぶ線の透明度を高く設定する。
操作フレーム表示制御部8は、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11と、シンボル10と操作フレーム11とを結ぶ線を表示部3すると共に、ユーザが選択しないシンボル10に対応する操作フレーム11の透明度を高くして表示するための表示制御を行う。
[2−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置1の動作を図9を用いて詳述する。図9は、図7のプラント監視制御装置1において、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11を該シンボル10と線で結んで表示すると共に、ユーザが選択しない操作フレーム11の透明度を低く設定する場合のフローチャートである。
図9に示すように、本実施形態の動作は、ユーザがプラントの系統図画面上の操作端を模擬したシンボル10を選択する工程(STEP21)から、表示要求されたシンボル行の表示要求列に1を立てる処理する工程(STEP24)までは、前記実施形態のSTEP11〜STEP14と同様である。
本実施形態では、表示要求されたシンボル行の表示要求列に1を立てる処理する工程後に、シンボル/操作フレーム記憶部6内の表示要求されたシンボル行の表示状況列の値を確認する(STEP25)。
表示状況列の何れかの行の値が“1”であり(STEP25の1)、且つ、表示要求列が“0”となるシンボル行の情報を、透明度設定部14へ通知する。透明度設定部14では、シンボル行の表示状況列が“1”であり、表示要求列が“0”となるシンボル10と、対応する操作フレーム11及び線の透明度を高く設定する(STEP26)。その後、描画部13において、シンボル行の表示要求列に“1”が立ったシンボル10と、そのシンボルに対応する操作フレーム11間を結びつける線を描画する(STEP27)。
一方、表示状況列の値が“0”ならば(STEP25の0)、表示要求されたシンボル行の情報を、描画部13へ通知する。描画部13は、シンボル/操作フレーム管理部5から受けた内容から、シンボル行の表示要求列に“1”が立ったシンボル10と、そのシンボルに対応する操作フレーム11間を結びつける線を描画する(STEP27)。
その後、操作フレーム表示制御部8は、画面上にユーザが選択したシンボル10の操作フレーム11を図10に例示するよう表示部3へ表示させる。この際、表示部3の表示内容が更新され、ユーザの選択がない操作フレーム11は、透明度を高くして表示される(STEP28)。
[2−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置によれば、前記実施形態の効果に加えて、表示部3に表示されている操作フレーム11の内、ユーザが選択していないシンボル10と対応づけられる操作フレーム11の透明度を高く設定することが可能となる。これにより、複数の操作フレーム11を表示させている場合でも、ユーザは、選択しているシンボル10、または操作フレーム11の判断が直感的に行える。これにより、視認性に優れたプラント監視制御装置が実現できる。
また、本実施形態では、透明度設定部において、視覚的な関連付けを弱める処理として、操作フレーム11及び、その操作フレーム11とシンボル10とを結ぶ線の透明度を高くする設定を行ったが、視覚的な関連付けを弱める処理であれば他の方法を利用することもできる。例としては、次の(1)〜(3)の方法を利用することもできる。
(1)操作フレーム11、及び操作フレーム11とシンボル10とを結ぶ線の透明度を100にし透明とする。
(2)透明度を高くする対象を操作フレーム11とシンボル10とを結ぶ線のみとする。
(3)対象となる操作フレーム11、及びその操作フレーム11とシンボル10とを結ぶ線の透明度を変更するのではなく、破線を用いて操作フレーム11、及びその操作フレーム11とシンボル10とを結ぶ線を描画する。
[3.第3実施形態]
[3−1.構成]
第3実施形態にかかるプラント監視制御装置は、前記第2実施形態のプラント監視制御装置において、ユーザであるプラント運転員が選択したシンボル10を強調する処理を行うために背景塗りつぶし部15をシンボル/操作フレーム関連付け部7に追加したものである。
本実施形態のプラント監視制御装置1について、図11を参照し説明する。図11は、本実施形態に係るプラント監視制御装置1を示すブロック図である。なお、前記実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
シンボル/操作フレーム関連付け部7は、描画部13と、透明度設定部14と、背景塗りつぶし部15とを設ける。背景塗りつぶし部15は、シンボル/操作フレーム管理部5で表示要求列に“1”を立てたシンボル10と、対応するフレームを強調するための処理を行う。背景塗りつぶし部では、表示要求列に“1”が立っているシンボル10の背景を塗りつぶす。
[3−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置1の動作を図12を用いて詳述する。図12は、図7のプラント監視制御装置1において、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11を該シンボル10と線で結んで表示すると共に、そのシンボル10を強調するためにシンボル10の背景を塗りつぶす処理を行う場合のフローチャートである。
図12に示すように、本実施形態の動作は、ユーザがシンボル10を選択する工程(STEP31)から、表示要求列に1が立っているシンボル10と操作フレーム11を線で結ぶ工程(STEP37)までは、前記実施形態のSTEP21〜STEP27と同様である。
本実施形態では、表示要求列に“1”が立っているシンボル10と操作フレーム11を結ぶ線を描画する工程後に、表示要求列に“1”が立っているシンボル10の背景を塗りつぶす処理を行う(STEP38)。この際、表示要求列が“0”のシンボル10の背景に対しては、塗りつぶしを行わない。
その後、操作フレーム表示制御部8は、画面上にユーザが選択したシンボル10の操作フレーム11を図13に例示するよう表示部3へ表示させる。この際、表示部3の表示内容が更新され、ユーザが選択したシンボル10の背景は塗りつぶされる。(STEP39)。
[3−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置によれば、前記第2実施形態の効果に加えて、選択しているシンボル10の背景を塗り潰して表示させることでシンボル10を強調させ、シンボル10の系統図画面上のどの位置に設置してあるかを直感的に理解できる。これにより、視認性に優れたプラント監視制御装置が実現できる。
また、本実施形態ではユーザが選択したシンボル10を強調する処理として、背景塗りつぶし部15においてシンボル10の背景を塗りつぶしたが、シンボル10を強調するための手段としては、これに限らない。例としては、次の(1)(2)の方法を利用することもできる。
(1)シンボル10以外に操作フレーム11やシンボル10と操作フレーム11を結ぶ線の背景を塗りつぶす。
(2)ユーザが選択したシンボル10の背景を塗りつぶすだけでなく、塗りつぶした背景を点滅させる。
[4.第4実施形態]
[4−1.構成]
第4実施形態にかかるプラント監視制御装置は、前記各実施形態のプラント監視制御装置において、ユーザであるプラント運転員が選択したシンボル10の名称を、表示部3に設けた名称表示領域にさせる名称通知部16をシンボル/操作フレーム関連付け部7に追加したものである。
本実施形態のプラント監視制御装置1について、図14を参照し説明する。図14は、本実施形態に係るプラント監視制御装置を示すブロック図である。なお、前記実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
シンボル/操作フレーム関連付け部7は、描画部13と、透明度設定部14と、背景塗りつぶし部15、名称通知部16とを設ける。名称通知部16は、表示要求列に“1”が立っているシンボル10の名称を操作フレーム表示制御部8に対して通知する。
[4−2.作用]
このように構成された本実施形態のプラント監視制御装置の動作を図15を用いて詳述する。図15は、図14のプラント監視制御装置において、ユーザが選択したシンボル10に対応する操作フレーム11を該シンボル10と線で結んで表示すると共に、そのシンボル10の名称を表示部3で表示するための処理を行う場合のフローチャートである。
図15に示すように、本実施形態の動作は、ユーザがシンボル10を選択する工程(STEP41)から、表示要求列に1が立っているシンボル10の背景を塗りつぶす工程(STEP48)までは、前記実施形態のSTEP31〜STEP38と同様である。
本実施形態では、表示要求列に1が立っているシンボル10の背景を塗りつぶす工程後に、表示要求列に“1”が立っているシンボル10の名称を名称通知部16により通知する(STEP49)。
その後、操作フレーム表示制御部8は、画面上の操作フレーム11に関連付けた操作フレーム11を図16に例示するよう表示部3へ表示させる。表示部3には、シンボル管理テーブル内の表示要求列に“1”が立っているシンボル10の名称を画面エリア内のいずれかの領域に表示される(STEP50)。
[4−3.効果]
本実施形態のプラント監視制御装置によれば、前記第3実施形態の効果に加えて、画面エリア内のいずれかの領域にシンボル名称を表示させることで、選択しているシンボル10、または操作フレーム11の判断が直感的に行える。これにより、視認性に優れたプラント監視制御装置が実現できる。
(その他の実施形態)
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、第4実施形態のシンボル/操作フレーム関連付け部7において、図17に示すような、色彩変更部17、付帯記号表示部18とを更に設けることもできる。この色彩変更部17では、シンボル/操作フレーム管理部5で表示要求列に“1”が立ったシンボル10と、対応する操作フレーム11の色彩を変更を行う。これにより、表示部3において、図18に示すように、画面上にユーザが選択したシンボル10と操作フレーム11の色彩を変更することができる。
また、付帯記号表示部18では、シンボル/操作フレーム管理部5で表示要求列に“1”が立ったシンボル10に対して付帯記号の表示させる。これにより、表示部3において、図18に示すように、画面上でユーザが選択したシンボル10の近傍に矢印を表示させることができる。
さらに、第1乃至第4実施形態を全て又はいずれかを組み合わせたものも包含され、その他の様々な形態で実施されることが可能である。すなわち、第4実施形態のシンボル/操作フレーム関連付け部7には、シンボル/操作フレーム関連付け部7は、描画部13の他に、透明度設定部14と、背景塗りつぶし部15、名称通知部16を設けたが、シンボル/操作フレーム関連付け部7の構成は、描画部13の他は任意である。
1 … プラント監視制御装置
2 … 入力部
3 … 表示部
4 … 操作フレーム表示要求部
5 … シンボル/操作フレーム管理部
6 … シンボル/操作フレーム記憶部
7 … シンボル/操作フレーム関連付け部
8 … 操作フレーム表示制御部
10 … シンボル
11 … 操作フレーム
12 … フィードバック処理部
13 … 描画部
14 … 透明度設定部
15 … 背景塗りつぶし部
16 … 名称通知部
17 … 色彩変更部
18 … 付帯記号表示部

Claims (8)

  1. プラントの操作端を模擬したシンボルと、前記シンボルに対応付けられた操作フレームと、を表示する表示部を有するプラント監視制御装置であって、
    前記表示部に表示されるシンボルは選択可能であり、選択されたシンボルに対応付けられた操作フレームの表示要求を行う操作フレーム表示要求部と、
    表示要求が行われた操作フレームと、その操作フレームに対応するシンボルとを視覚的に関連付けるシンボル/操作フレーム関連付け部と、
    前記関連付けを行った操作フレームを、前記表示部に表示させる制御を行う操作フレーム表示制御部と、
    を備えることを特徴とするプラント監視制御装置。
  2. 前記シンボル/操作フレーム関連付け部は、シンボルと対応する操作フレームとを結ぶ線を描画する描画部を備え、
    前記操作フレーム表示制御部は、前記関連付けを行った操作フレームと共に、前記描画部で描画した線を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載のプラント監視制御装置。
  3. 前記シンボル/操作フレーム関連付け部は、前記表示部に表示されている操作フレームのうち、表示要求が行われない操作フレームと、対応するシンボルとの視覚的な関連付けを弱くすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラント監視制御装置。
  4. 前記シンボル/操作フレーム関連付け部は、前記表示要求が行われない操作フレームの透明度を高くする透明度設定部を更に備え、
    前記操作フレーム表示制御部は、前記関連付けを行った操作フレームと共に、透明度を高くした操作フレームを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載のプラント監視制御装置。
  5. 前記シンボル/操作フレーム関連付け部は、選択されたシンボルを視覚的に強調することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のプラント監視制御装置。
  6. 前記シンボル/操作フレーム関連付け部は、選択されたシンボルの背景を塗りつぶす背景塗りつぶし部を更に備え、
    前記操作フレーム表示制御部は、前記関連付けを行った操作フレームと共に、選択したシンボルの背景を塗りつぶして前記表示部に表示させること特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のプラント監視制御装置。
  7. 前記シンボル/操作フレーム関連付け部は、選択した前記シンボルの名称を通知する名称通知部を設け、
    前記操作フレーム表示制御部は、前記関連付けを行った操作フレームと共に、選択したシンボルの名称を表示部に表示することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のプラント監視制御装置。
  8. プラントの操作端を模擬したシンボルと、前記シンボルに対応付けられた操作フレームと、を表示する表示部を有するプラント監視制御方法であって、
    前記表示部に表示されるシンボルは選択可能であり、選択されたシンボルと対応付けられた操作フレームの表示要求を行う操作フレーム表示要求ステップと、
    表示要求が行われた操作フレームと、その操作フレームに対応するシンボルとの視覚的な関連付けを行うシンボル/操作フレーム関連付けステップと、
    前記関連付けを行った操作フレームを、表示部に表示させる制御を行う操作フレーム表示制御ステップと、
    を備えることを特徴とするプラント監視制御方法。
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