JP2015038282A - 管路切廻し処理システム - Google Patents

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敬治 渡邉
Keiji Watanabe
敬治 渡邉
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Abstract

【課題】 排水用マスが汚水で満杯の家が同時に複数発生しても、汚水を溢れさすことなく、また電気エネルギーによることなく、排水処理できるようにする。
【解決手段】 作業区間1の下水管2に接続されている複数の排水用マス3に汚水の吸込管9を夫々接続する。この各吸込管9に管路の開閉弁10を設ける。この開閉弁10を介して汚水を吸引し、作業区間1外の下流側の下水管6に排水する真空吸引装置5を備えて形成する。開閉弁10を、汚水で排水用マス3が満杯になると吸込管9内の真空を取り入れて開閉弁10を開き、排水用マス3の汚水の水位が下がって一定量の空気を吸い込むと開閉弁10を閉じる弁ユニット11を備えて形成する。この弁ユニット11を作動させる水位検知管21を、排水用マス3に夫々設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管路切廻し処理システムに関し、更に詳しくは作業区間の管路としての例えば下水管に接続されている排水用マスの汚水を、作業区間の下水管を迂回して、作業区間外の下水管にバイパス排水し、下水を使用しながら、作業区間の下水管を、清掃、検査、補修、交換等の作業を行なうことができるよう形成した管路切廻し処理システムに関するものである。
従来、この種のシステムとしては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
この従来技術は、作業区間の下水管に接続した複数の排水用マスに吸引管を夫々接続し、この各吸引管に開閉弁を介して真空吸引排水装置を接続している。
そして、特許文献1の従来技術は、開閉弁を開閉するための電磁切換弁のソレノイドに通電する信号を受信するIDターミナルと、コントローラを、1系統の制御信号ケーブルで直列に接続し、1つの電磁切換弁のソレノイドに通電して1つの開閉弁を開として、1つの排水用マスの汚水を排水できるよう構成している。
即ち、この従来技術の場合は、1系統の制御信号ケーブルで、各開閉弁を1つづつ開閉制御していく構造であった。
従って、これによると、排水用マスが満杯になった家が、同時に複数発生すると、排水処理が後回しになった家の排水用マスから汚水が溢れ出て周辺を汚す、という問題点があった。
また特許文献1の従来技術は、電気ケーブルの配線工事や電源設備の設置工事を伴い、電気エネルギーを必要とした。
従って、これによると、工事の手間暇やコストが、その分、増加する、という問題点があった。
特開2002−201707号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本発明の解決しようとする技術的課題は、各家の排水用マスの汚水が満杯になると、並行して同時に排水処理できるよう形成し、排水用マスが汚水で満杯の家が同時に複数発生しても、汚水を溢れさすことなく、また電気エネルギーによることなく、同時排水処理できるよう形成した管路切廻し処理システムを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、作業区間1の下水管2に接続されている複数の排水用マス3に汚水の吸込管9が夫々接続され、この各吸込管9に管路の開閉弁10が設けられ、この開閉弁10を介して汚水を吸引し、上記の作業区間1外の下流側の下水管6に排水する真空吸引装置5を備えて形成されている管路切廻し処理システムであって、上記の開閉弁10が、汚水で排水用マス3が満杯になると吸込管9内の真空を取り入れて開閉弁10を開き、排水用マス3の汚水の水位が下がって一定量の空気を吸い込むと開閉弁10を閉じる弁ユニット11を備えて形成され、この弁ユニット11を作動させる水位検知管21が、上記の排水用マス3に夫々設けられていることを特徴とする(請求項1)。
而して、本発明は、弁ユニット11が、ダイアフラム12を備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、簡単で安価に弁ユニット11を形成できるからである。
本発明は、このように排水用マスの汚水が満杯になると、吸込管内の真空を取り入れて開閉弁を開き、排水用マスの汚水を吸込管を介して作業区間の下流側の下水管に排水できるよう形成している。
従って、本発明の場合は、各家の排水用マスの汚水が満杯になると、並行して同時に排水処理できる。それ故、これによれば、排水用マスが汚水で満杯の家が、同時に複数発生しても、汚水を排水用マスから溢れさせることがない。
また本発明は、排水用マスの水位の上昇を、水位検知管で空気圧の変化に換えて開閉弁を動作させるものである。
従って、本発明の場合は、電気エネルギーを必要としないから、これによれば、電気ケーブルの配線等の手間暇や電気代を一掃できる。
本発明システムの好適な一実施形態を示す構成図である。 同上システムの要部断面図である。 同上システムの要部断面図である。 開閉弁の要部断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
図1等において、1は、清掃、検査、交換等の作業を行なう作業区間である。この作業区間1の下水管2には、各家の排水用マス3から排水される汚水を導くための排水管4の先端4aが開口されている。作業区間1の下水管2を作業する際は、この排水管4の先端4aを止水した上で行う。
なお、図1に示される実施形態は、道路の両側に人家があり、道路に埋設されている下水管2に各家から汚水が排水されるケースである。
5は、排水用マス3の汚水を吸引し、上記の作業区間1外の下流側の下水管6に排水する真空吸引装置である。この真空吸引装置5は、汚水吸引用の負圧を発生する真空ポンプ7、吸引汚水排出ポンプ8等を備えて形成されている。
9は、汚水の吸込管である。この吸込管9は、作業の際に現場で、各家の排水用マス3に夫々設置される。この吸込管9は、開閉弁10で管路が開閉するよう形成されている。なお、この吸込管9は、開閉弁10で管路が閉じられているときは、開閉弁10から先の吸込管9内が、上記の真空吸引装置5で真空状態にある。
上記の開閉弁10は、汚水で排水用マス3が満杯になると吸込管9内の真空を取り入れて開き、排水用マス3の汚水の水位が下がって一定量の空気を吸い込むと閉じる弁ユニット11を備えて形成されている。
上記の弁ユニット11は、この実施形態では図3、図4に示されるように、ダイアフラム12を備えて形成されている。13は進退動作する弁本体であり、14は空気室である。15は、この空気室14内に収納されて弁本体13を復帰させるコイルバネである。また16(図4参照)は検知弁、17(図4参照)はニードル弁、18は3方弁空気室、19は3方弁ダイアフラム、20は3方弁である。
また21は、弁ユニット11を作動させる水位検知管である。この水位検知管21は、排水用マス3の汚水の水位が上昇すると、ダイアフラム12に空気圧を加えるよう開閉弁10に接続されている。また22は、大気を、弁ユニット11に導入するためのブリーザー管である。
なお、23は上流側のマンホールであり、24は下流側のマンホールである。上流側のマンホール23と下流側のマンホール24は、真空吸引装置5を介してバイパス管路25a、25bで接続されている。
なお、作業区間1の下水管2の上流側と下流側の下水管は、バルーン型の止水装置26で止水される。
作業区間1外の上流側の下水管27から流れて来る汚水は、上流側のマンホール23内に配置されるポンプ28で汲み出され、真空吸引装置5を介して作業区間1外の下流側の下水管6に排水される。
次に、本発明システムの作用を説明する。
先ず、各家の排水用マス3に汚水が溜まり、水位が上昇すると、水位検知管21の空気圧が高まり、水位検知管21を介してダイアフラム12に空気圧が加わる。
すると、検知弁16、3方弁20が開き、空気室14と吸込管9が管路29を介して連通し、空気室14が真空圧(負圧)になる。従って、弁本体13がコイルバネ15の弾発力に抗して吸引され(図3の実線状態参照)、全開する。その結果、排水用マス3内の汚水が吸い込まれ、吸込管9、バイパス管路25bを経て、作業区間1外の下流側の下水管6に排水される。
排水用マス3内の汚水が排出されて排水用マス3の水位が下がると、水位検知管21の圧力が低下する。すると、弁ユニット11の制振隔膜外周部(図示せず)より排気し、ダイアフラム12が戻り、検知弁16がバネ力で戻されて閉じる。
そして、真空圧により開度がコントロールされたニードル弁17より徐々に3方弁空気室18に大気が入る。その結果、3方弁ダイアフラム19が、バネ力で戻されて3方弁20を切り換える。すると、大気が、ブリーザー管22を介して空気室14に入る。
この結果、弁本体13がコイルバネ15の復元力で押し戻され、吸込管9の流路が閉じられる(図3の鎖線状態参照)。これにより、汚水の吸込みが停止する。
このように本発明は、排水用マス3の汚水の水位が上がり、排水用マス3が満杯になると、吸込管9内の真空圧を利用して開閉弁10が開き、汚水が排水されるものである。
従って、本発明は、各家の排水用マス3が汚水で満杯になると、汚水の吸い込み動作が並行して同時に行われる。
1 作業区間
2 作業区間の下水管
3 排水用マス
5 真空吸引装置
6 作業区間外の下流側の下水管
9 吸込管
10 開閉弁
11 弁ユニット
21 水位検知管

Claims (2)

  1. 作業区間の下水管に接続されている複数の排水用マスに汚水の吸込管が夫々接続され、この各吸込管に管路の開閉弁が設けられ、この開閉弁を介して汚水を吸引し、上記の作業区間外の下流側の下水管に排水する真空吸引装置を備えて形成されている管路切廻し処理システムであって、上記の開閉弁が、汚水で排水用マスが満杯になると吸込管内の真空を取り入れて開閉弁を開き、排水用マスの汚水の水位が下がって一定量の空気を吸い込むと開閉弁を閉じる差圧検知式の弁ユニットを備えて形成され、この弁ユニットを作動させる水位検知管が、上記の排水用マスに夫々設けられていることを特徴とする管路切廻し処理システム。
  2. 請求項1記載の管路切廻し処理システムであって、弁ユニットが、ダイアフラムを備えて形成されていることを特徴とする管路切廻し処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102268810B1 (ko) 2021-04-06 2021-06-24 동양특수콘크리트 (주) 오폐수관 보호블록 구조 및 상기 구조의 시공방법
KR102494159B1 (ko) 2022-08-05 2023-01-31 동양특수콘크리트(주) 관 보호블록 구조물 및 상기 구조물의 시공방법

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