JP2015037053A - 継電器 - Google Patents

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伸介 伊藤
Shinsuke Ito
伸介 伊藤
平野 卓
Taku Hirano
卓 平野
服部 洋一
Yoichi Hattori
洋一 服部
灘浪 紀彦
Norihiko Nadanami
紀彦 灘浪
石川 聡
Satoshi Ishikawa
聡 石川
小島 多喜男
Takio Kojima
多喜男 小島
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Abstract

【課題】アークによる継電器の不具合の発生を低減する技術を提供する。
【解決手段】継電器は、固定接点を有する固定接触部と、前記固定接触部から第1の方向に沿って延びる本体部とをそれぞれ有し、前記第1の方向に対向する第1と第2の固定端子と、前記第1の方向と直交する第2の方向について前記第1と第2の固定端子と対向し、各前記固定接点にそれぞれ対応する2つの可動接点を有する可動接触子と、駆動機構と、各前記固定接点と前記可動接触子とを収容する容器と、を備える。継電器は、前記固定接点と前記固定接点に対応する前記可動接点とが位置する領域において、前記第1の方向に沿った磁束を発生させる磁石を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、継電器に関する。
従来、固定接点を有する固定端子と、可動接点を有する可動接触子と、可動接触子を移動させるための可動鉄心及びコイルを備える継電器が知られている(例えば、特許文献1)。この種の継電器は、可動接点と固定接点の開閉時にアーク放電によって接点間にアークが発生する場合がある。よって、発生したアークをローレンツ力によって引き伸ばして消弧させるために、永久磁石を備える。
また、従来、可動接触子が収容された容器の側面に固定端子を挿通させた継電器が知られている(例えば、特許文献2)。
特開平9−320437号公報 特開2012−89485号公報
特許文献2の技術に開示の継電器に永久磁石を配置した場合、永久磁石の配置位置や、2つの固定端子間を流れる電流の向きによっては、継電器に不具合を生じさせるようにアークが引き伸ばされる場合がある。例えば、一方の接点間のアーク(第1のアーク)と、他方の接点間のアーク(第2のアーク)とが互いに近づく方向に引き伸ばされることにより、第1と第2のアークが衝突し、2つの固定端子の予期しない電気的な接続が生じ得る。また、例えば、第1のアークと第2のアークとが、容器のうち固定端子が挿通された側面に向かって引き伸ばされることによって、固定端子が損傷する場合や、固定端子と容器との接合部分が破損する場合がある。
また、永久磁石の配置位置によっては、容器内の領域のうち固定接点と可動接点とが位置する領域(接点領域)の磁束密度が低くなる場合がある。接点領域の磁束密度が低いと、アークを十分に引き伸ばすだけのローレンツ力をアークに与えることができない場合がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、固定接点を有する固定接触部と、前記固定接触部から第1の方向に沿って延びる本体部とをそれぞれ有し、前記第1の方向について対向する第1と第2の固定端子と、前記第1の方向と直交する第2の方向について前記第1と第2の固定端子と対向し、各前記固定接点にそれぞれ対応する2つの可動接点を有する可動接触子と、前記固定接点に前記可動接点を接触させるために、前記可動接触子を前記第2の方向に沿って移動させる駆動機構と、各前記本体部を通す2つの貫通孔が形成された側面部を有し、各前記固定接点と前記可動接触子とを収容する容器と、を備える継電器が提供される。この継電器は、前記固定接点と前記固定接点に対応する前記可動接点とが位置する領域において、前記第1の方向に沿った磁束を発生させる磁石を備える、ことを特徴とする。
この形態の継電器によれば、第2の方向に対向する固定接点と可動接点間にアークが発生した場合でも、発生したアークを第1と第2の方向に直交する第3の方向に引き伸ばすことができる。また、第1の固定端子から第2の固定端子に電流が流れる第1の場合と、第2の固定端子から第1の固定端子に電流が流れる第2の場合のいずれの場合においても、一方の接点間で発生するアーク(第1のアーク)と、他方の接点間で発生するアーク(第2のアーク)とを、互いに逆向きの方向、かつ、遠ざかる方向に引き伸ばすことができる。これにより、第1と第2のアークが衝突する可能性を低減できる。なお、磁石は、少なくとも第1の方向に沿った磁束を発生させることができれば良く、他の方向成分の磁束を有していても良い。
(2)上記形態の継電器において、前記磁石は、前記第1の方向について前記可動接触子を挟んで配置され、異極同士が対向する第1と第2の磁石を有しても良い。
この形態の継電器によれば、第1と第2の磁石によって、第2の方向に対向する固定接点と可動接点間にアークが発生した場合でも、発生したアークを第1と第2の方向に直交する第3の方向に引き伸ばすことができる。
(3)上記形態の継電器において、前記継電器のOFF状態において、前記第2の方向について、前記第1と第2の磁石とはそれぞれ、前記固定接点と、前記固定接点に対応する前記可動接点との間に位置する中間部を有しても良い。
この形態の継電器によれば、中間部によって固定接点と対応する可動接点とが位置する領域(接点領域)の磁束密度を高めることができる。これにより、アークの消弧をさらに促進できる。
(4)上記形態の継電器において、前記磁石は、前記第2の方向に沿って前記固定端子の前記本体部と並んで配置され、前記磁石は、前記固定端子の前記本体部を受け入れる切り欠き部を有し、前記固定端子の前記本体部は、前記切り欠き部内に配置されていても良い。
この形態の継電器によれば、磁石の第1の方向に沿った長さ(磁石の厚み)を増加させることなく、接点領域の磁束密度を高めることができる。
(5)上記形態の継電器において、前記磁石は、前記容器の内側に配置されていても良い。
この形態の継電器によれば、磁石を接点領域により近い位置に配置できるため、接点領域の磁束密度を更に高めることができる。
(6)上記形態の継電器において、さらに、前記第2の方向について、前記可動接触子に対して前記第1と第2の固定端子とが位置する側と同じ側に配置された磁性体を有し、前記継電器を前記第2の方向に直交する平面に投影した場合に、前記磁性体は、前記第1の方向について、前記第1の固定端子が有する前記固定接点と、前記第2の固定端子が有する前記固定接点との間に位置しても良い。
この形態の継電器によれば、磁性体を有することで、接点領域における磁束密度をさらに高めることができる。これにより、磁石の大きさを維持しつつ、アークの消弧をさらに促進できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、継電器、継電器の製造方法、継電器を装備した車両や船舶等の移動体等の態様で実現することができる。
第1実施形態としての継電器を備えた電気回路1の説明図である。 継電器の断面図である。 図2に示す継電器の斜視図である。 永久磁石の詳細構成及びその効果を説明するための図である。 永久磁石の詳細構成を説明するための図である。 第2実施形態としての継電器の断面図である。 接点と磁性体との位置関係を示す図である。
A.第1実施形態:
A−1.継電器の構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての継電器5を備えた電気回路(「システム」ともいう。)1の説明図である。電気回路1は、例えば車両に搭載される。電気回路1は、直流電源としての蓄電池2と、継電器5と、電流変換装置3と、負荷としてのモータ4とを備える。電流変換装置3は、インバータとコンバータとしての機能を有する。蓄電池2からモータ4に電力が供給される電力供給時(蓄電池2の放電時)では、電流変換装置3により変換された交流電流がモータ4に供給されてモータ4を駆動する。また、モータ4で回生したエネルギーを蓄電池2に充電する充電時には、電流変換装置3により変換された直流電流が蓄電池2に蓄電される。継電器5は、ON状態とOFF状態とを切り換えることで、電気回路1の接続状態を切り換える。
図2は、継電器5の断面図である。図3は、図2に示す継電器5の斜視図である。図2及び図3には、方向を特定するために互いに直交するXYZ軸を付している。他の図においても必要に応じてXYZ軸を付している。また、Z軸正方向側を上側、Z軸負方向側を下側とする。Y軸方向を「第1の方向」とも呼び、Z軸方向を「第2の方向」とも呼び、X軸方向を「第3の方向」とも呼ぶ。図2は、継電器5のOFF状態を示している。
継電器5は、Y軸方向に2つの固定端子10と、固定端子10の下方に設けられた可動接触子50と、可動接触子50をZ軸方向に駆動させる駆動機構90と、内側に気密空間100を形成する容器92と、可動接触子50のY軸方向両側に配置された2つの永久磁石120と、を備える。継電器5がOFF状態からON状態に切り換わった場合、駆動機構90によって可動接触子50がZ軸方向に沿って移動することによって、2つの固定端子10に可動接触子50が接触する。これにより、2つの固定端子10が電気的に接続される。2つの固定端子10のうち、一方を第1の固定端子10Wと呼び、他方を第2の固定端子10Xと呼ぶ。また、第1と第2の固定端子10W,10Xを区別することなく用いる場合は、固定端子10と呼ぶ。また、2つの永久磁石120のうち、一方を第1の永久磁石120Wと呼び、他方を第2の永久磁石120Xと呼ぶ。また、第1と第2の永久磁石120W,120Xを区別することなく用いる場合は、永久磁石120と呼ぶ。
容器92は、固定端子10と気密に接合される。これにより、容器92の内側には気密空間100が形成される。気密空間100には、水素や窒素、又は、水素や窒素を主体とするガスが大気圧よりも高い所定圧(例えば、2気圧)で封入されている。気密空間100内に所定圧のガス(例えば、水素)を封入することで、アークの消弧の促進や、アーク発生による固定端子10や可動接触子50の発熱を抑制できる。
第1と第2の永久磁石120W,120Xは、接点18,58間で発生するアークに対しローレンツ力を作用させることで、アークを引き伸ばす。これにより、アークの消弧を促進する。第1と第2の永久磁石120W,120Xは、第1の容器20の内側(気密空間100)に配置されている。具体的には、第1と第2の永久磁石120W,120Xは、後述するベース部材32に磁力によって固定されている。第1と第2の永久磁石120W,120Xは、Y軸方向について可動接触子50を挟む。また、第1と第2の永久磁石120W,120Xは、異極同士が対向するように配置されている。これにより、第1と第2の永久磁石120W,120Xは、容器92内における磁束Btの向きがY軸方向成分を有する向きとなる。すなわち、固定接点18と、固定接点18に対応する可動接点58とが位置する接点領域RXを通る磁束Btの向きがY軸方向成分を有する向きとなる。第1と第2の永久磁石120W,120XはZ軸方向に沿って延びる板状である。第1と第2の永久磁石120W,120Xの形状は同一である。接点領域RXは、継電器5がOFFの状態における固定接点18と固定接点18に対応する可動接点58との間の空間である。
第1の永久磁石120Wは、Z軸方向について第1の固定端子10Wと並んで配置されている。本実施形態では、第1の永久磁石120Wは、第1の固定端子10Wの真下に配置されている。第2の永久磁石120Xは、Z軸方向について第2の固定端子10Xと並んで配置されている。本実施形態では、第2の永久磁石120Xは第2の固定端子10Xの真下に配置されている。継電器5をY軸方向に沿った向きから見た場合に、第1と第2の永久磁石120W,120Xは、可動接点58と重なる位置に配置されている。接点18,58の開閉時にアークが発生した場合、第1の固定端子10W側の接点18,58間で発生するアーク(「第1のアーク」とも呼ぶ。)と、第2の固定端子10X側の接点18,58間で発生するアーク(「第2のアーク」とも呼ぶ。)とは、互いに逆向き、かつ、平行なローレンツ力を、第1と第2の永久磁石120W,120Xによって形成される磁束によって受ける。
容器92は、固定端子10が挿通された第1の容器20と、第1の容器20の下側端部に接合された接合部材30と、接合部材30に接合されたベース部材32と、ベース部材32に接合された鉄心用容器80とを備える。第1の容器20は、セラミック等の絶縁性の部材である。第1の容器20は、凹形状である。第1の容器20は、上底部21と、上底部21の周囲に接続された側面部23と、を備える。第1の容器20は、略円形の上底部21を有する筒状である。上底部21は、Z軸方向と交差する表面を有する板状部材である。本実施形態では、上底部21は、Z軸方向と直交する表面を有する部材である。
側面部23は、上底部21の周縁部からZ軸方向に沿って延びる。側面部23には、固定端子10(詳細には本体部14)が通る2つの貫通孔22が形成されている。2つの貫通孔22は、第1の容器20の内側を挟んでY軸方向に対向する位置に形成されている。また側面部23は、下側に上底部21と対向する開口を形成する。この開口は略円形である。側面部23の下側端部には、接合部材30が接合されている。
接合部材30は、コバールや42−アロイ等の低熱膨張材料から構成される金属材料により形成されている。接合部材30の上端部は、側面部23とろう付け等によって気密に接合され、下端部はベース部材32とレーザ溶接等によって気密に接合されている。
ベース部材32は、磁性体である。ベース部材32は、鉄等の金属磁性材料により形成されている。ベース部材32は、Z軸方向と直交する表面を有する部材である。ベース部材32の外形は、略円形である。
ベース部材32には、図示しない通気パイプが挿通されている。通気パイプは気密空間100の内側と外側とを連通させる際に使用される。第1の容器20に固定端子10を接合した後に、通気パイプを介して第1の容器20内を真空引きする。そして、真空引きの後に通気パイプを介して第1の容器20内に水素等のガスを所定圧になるまで封入する。水素等のガスを所定圧封入した後に、通気パイプを加締め等により封止することによって気密空間100が形成される。これにより、水素等のガスが通気パイプを通って気密空間100から外側に漏れ出すことを防止できる。
鉄心用容器80は、非磁性体である。鉄心用容器80は、下側に底部を有する筒状である。鉄心用容器80の上端部は、ベース部材32とレーザ溶接等により気密に接合されている。鉄心用容器80は、コイルボビン42の内側の貫通孔に配置されている。
固定端子10は、導電性を有する部材である。固定端子10は、例えば銅を含む金属材料により形成されている。固定端子10は、Y軸方向に沿って延びる。固定端子10は、Y軸方向を中心とした周囲が略円形である。固定端子10は、気密空間100内に配置された固定接触部19と、一端に固定接触部19が接続され、固定接触部19からY軸方向に沿って延びる本体部14と、本体部14の他端に接続されたフランジ部13とを備える。
固定接触部19は、可動接触子50と接触するための固定接点18を有する。固定接触部19は、固定端子10の他の部分と同様に銅を含む金属材料で形成しても良いし、アークによる損傷をより抑制するために耐熱性のより高い材料(例えば、タングステン)で形成しても良い。本体部14は、Y軸方向に沿って延びる。本体部14は、貫通孔22を通る。
フランジ部13は、第1の容器20の外側に配置されている。フランジ部13には、電気回路1の配線を接続するための接続口12が形成されている。フランジ部13は、第1の容器20に気密に接合されるダイヤフラム部17を有する。ダイヤフラム部17は、本体部14を取り囲むように形成されている。ダイヤフラム部17と第1の容器20とはろう付けによって接合されている。なお、ダイヤフラム部17は、固定端子10の他の部位と同じ部材で形成しても良いし、他の部材で形成しても良い。
可動接触子50は、導電性の金属材料により形成されている。例えば、可動接触子50は銅を含む金属材料により形成される。可動接触子50は、平板状の部材である。可動接触子50は、Y軸方向に沿って延びる。可動接触子50は、第1の容器20の内側(気密空間100)に配置されている。可動接触子50は、2つの固定端子10W,10Xと接触する2つの可動接点58を有する。
継電器5は、さらに、第1の弾性部材としての第1のばね62を有する。第1のばね62は、コイルばねである。第1のばね62は、閉成状態(継電器5のON状態)において、可動接触子50を固定端子10に向けて付勢する。第1のばね62の一端は可動接触子50に当接し、他端は後述する取付機構110に当接している。第1のばね62は圧縮状態で配置されている。第1のばね62は、可動接点58と固定接点18とが近づく方向(Z軸正方向、上方向)に可動接触子50を付勢する。
駆動機構90は、可動接触子50を固定端子10に接触させるために可動接触子50を移動させる。詳細には、駆動機構90は、各可動接点58を各固定接点18に接触させるために可動接触子50を可動接点58と固定接点18とが対向する方向(鉛直方向、Z軸方向)に移動させる。駆動機構90は、ロッド60と、ベース部材32と、固定鉄心70と、可動鉄心72と、鉄心用容器80と、コイル44と、コイルボビン42と、コイル用容器40と、第2の弾性部材としての第2のばね64と、を有する。コイル44は、中空円筒状の樹脂製のコイルボビン42に巻き付けられている。
コイル用容器40は、磁性体であり、例えば鉄等の金属磁性材料により形成されている。コイル用容器40は凹状形状である。コイル用容器40は、コイル44を囲って磁束を通す。コイル用容器40は、ベース部材32、固定鉄心70、可動鉄心72、及び、ガイド部82と共に磁気回路を形成する。ガイド部82は、鉄心用容器80の下側部分と、コイル用容器40との間に配置されている。ガイド部82は、鉄心用容器80の下側部分の周囲を取り囲む。ガイド部82は、磁性体であり、例えば鉄等の金属磁性材料により形成されている。ガイド部82を有することで、コイル44に通電した際に発生する磁力を効率良く可動鉄心72に伝達することができる。
固定鉄心70は、略円柱状である。固定鉄心70は、鉄心用容器80に収容されている。固定鉄心70の上端部は、ベース部材32とレーザ溶接等によって接合されている。
可動鉄心72は、略円柱状である。コイル44に通電することで、可動鉄心72は固定鉄心70に吸引されて上方向に移動する。
ロッド60は、非磁性体である。ロッド60は上端に設けられた規制部60bを有する。ロッド60の下端部は、可動鉄心72に固定されている。また、ロッド60は、可動接触子50に挿通されている。規制部60bは、駆動機構90のOFF状態において、可動接触子50の上面と接触する。また、OFF状態とは、コイル44に電流が流れていない状態である。規制部60bは、OFF状態の場合に、第1のばね62の付勢力によって可動接触子50が固定端子10に向かって移動することを規制する。
ロッド60には、第1のばね62を配置するための取付機構110が配置されている。取付機構110は、ロッド60に固定されたE型止め輪104と、E型止め輪104上に配置された台座部102とを備える。E型止め輪104は、ロッド60の外周に形成された溝に嵌めこまれることで、ロッド60に固定されている。
第2のばね64は、コイルばねである。第2のばね64の一端は可動鉄心72に当接し、他端は固定鉄心70に当接している。第2のばね64は、可動鉄心72が固定鉄心70から離れる方向(Z軸負方向、下方向)に可動鉄心72を付勢する。
継電器5の動作について説明する。コイル44に通電すると、可動鉄心72が固定鉄心70に吸引される。これにより、可動鉄心72が第2のばね64の付勢力に抗して固定鉄心70に近づき、固定鉄心70に当接する。可動鉄心72が上方向に移動することで、可動鉄心72に固定されたロッド60も上方向に移動する。これにより、可動接点58が対応する固定接点18と接触する。
両接点18,58が接触した状態では、第1のばね62は所定量だけ圧縮される。これにより、第1のばね62の付勢力によって、可動接点58が固定接点18に加える圧力を増加させることができる。可動接点58が固定接点18に接触することで、図2に示すように、可動接触子50を経由して一方の固定端子10W(固定端子10X)から他方の固定端子10X(固定端子10W)に電流Iが流れる。蓄電池2(図1)の放電時には、第1の固定端子10Wから第2の固定端子10Xに電流が流れ、蓄電池2の充電時には、第2の固定端子10Xから第1の固定端子10Wに電流が流れる。
一方、コイル44への通電が遮断されると、主に第2のばね64の付勢力により可動鉄心72が固定鉄心70から離れるように下方向に移動する。これにより、ロッド60の規制部60bに押されて可動接触子50も下方向(固定接点18から離れる方向)に移動する。各可動接点58が各固定接点18から引き離されることにより、2つの固定端子10間の電気的な接続が遮断される。
図4は、永久磁石120の詳細構成、及び、その効果を説明するための図である。図5は、永久磁石120の詳細構成を説明するための図である。図5は、第1の永久磁石120WをY軸正方向側から見た図である。
図4及び図5に示すように、永久磁石120は、切り欠き部124を有する。切り欠き部124の形状は、本体部14の外形形状に対応している。本実施形態では、切り欠き部124の形状は、半円状である。ここで、第1の永久磁石120Wの切り欠き部124を「第1の切り欠き部124W」とも呼び、第2の永久磁石120Xの切り欠き部124を「第2の切り欠き部124X」とも呼ぶ。
切り欠き部124は、永久磁石120のうち固定端子10と対向する上面部に形成されている。切り欠き部124は、固定端子10の一部(詳細には本体部14)を受け入れている。すなわち、本体部14は、切り欠き部124内に配置されている。図2に示すように、永久磁石120は、継電器5のOFF状態において、少なくとも可動接触子50よりも上側まで位置する。また、図5に示すように、Y軸方向に沿った方向から継電器5を見た場合に、永久磁石120は、固定接点18と、固定接点18に対応する可動接点58との間に位置する中間部126を有する。言い換えれば、図5に示すように、永久磁石120は、Z軸方向について、固定接点18と、固定接点18に対応する可動接点58との間に位置する中間部126を有する。
A−2.効果:
図4を用いて以下に上記実施形態の効果の1つについて説明する。ここで、第1の固定端子10Wから第2の固定端子10Xに電流Iが流れる第1の場合を考える。接点18,58の開閉時にアーク150W,150Xが発生した場合、発生したアーク150W,150XがX軸方向に沿って引き伸ばされる。詳細には、固定端子10W側の接点18,58間で発生するアーク150W(「第1のアーク150W」とも呼ぶ。)と、固定端子10X側の接点18,58間で発生するアーク150X(「第2のアーク150X」とも呼ぶ。)とは、互いに逆向き、かつ、平行なローレンツ力を磁束Bt(図2)によって受ける。詳細には、第1のアーク150Wが受けるローレンツ力は、X軸負方向に沿った力である。第2のアーク150Xが受けるローレンツ力は、X軸正方向に沿った力である。これにより、図4に示すように、第1のアーク150WはX軸負方向側に引き伸ばされ、第2のアーク150XはX軸正方向側に引き伸ばされる。
次に、第2の固定端子10Xから第1の固定端子10Wに電流Iが流れる第2の場合について、永久磁石120の効果を以下に述べる。この場合、第1のアーク150WはX軸正方向に沿ったローレンツ力を受け、第2のアーク150XはX軸負方向に沿ったローレンツ力を受ける。これにより、第1のアーク150WはX軸正方向側に引き伸ばされ、第2のアーク150XはX軸負方向側に引き伸ばされる。
上記のごとく、第1の容器20内における磁束Btの向きはY軸方向成分を有する。このY軸方向成分の磁束によって、第1のアーク150Wと第2のアーク150Xとを、常に互いに逆向きの方向、かつ、遠ざかる方向に引き伸ばすことができる。よって、第1と第2のアーク150W,150X同士が衝突する可能性を低減できるため、第1と第2の固定端子10W,10X間が第1と第2のアーク150W、150Xによって導通する可能性を低減できる。
上記のごとく、第1と第2のアーク150W,150XがX軸方向に引き伸ばされるため、固定端子10と容器20とのろう付け部分(接合部分)が第1と第2のアーク150W,150Xによって損傷する可能性を低減できる。
また、上記のごとく、第1と第2の永久磁石120W,120Xは、それぞれ中間部126を有する(図5)。これにより、接点領域RX(図2)の磁束密度を高めることができる。これにより、第1と第2のアーク150W,150Xの消弧を更に促進できる。
また、上記のごとく、第1と第2の永久磁石120は、固定端子10の一部を受け入れる切り欠き部124を有する(図4)。そして、固定端子10の本体部14が切り欠き部124内に配置されている(図4)。これにより、第1の容器20の内側の空間を有効に利用して、可動接点58と対向する永久磁石120の面積を増大できる。これにより、永久磁石120の厚みを増加させることなく、接点領域RX(図2)における磁束密度を高めることができる。
また、上記のごとく、第1と第2の永久磁石120W,120Xは、容器92の内側に配置されている(図2)。これにより、第1と第2の永久磁石120W,120Xを接点領域RX(図2)により近い位置に配置できるため、接点領域RXの磁束密度を更に高めることができる。これにより、第1と第2のアーク150W,150Xに対して、より大きいローレンツ力を作用させることができ、第1と第2のアーク150W,150Xの消弧の促進を更に図ることができる。
B.第2実施形態:
図6は、本発明の第2実施形態としての継電器5aの断面斜視図である。図7は、接点18W,18Xと磁性体95との位置関係を示す図である。図7は、図6に示す継電器5aをZ軸方向に直交する平面(XY平面)に垂直投影した図である。第2実施形態の継電器5aと第1実施形態の継電器5との異なる点は、継電器5aが第1の磁性体95と第2の磁性体96と樹脂ケース68とを新たに備える点と、固定端子10aの形状である。その他の構成については、第1実施形態の継電器5(図3)と同様の構成であるため、同様の構成については第1実施形態の継電器5と同様の符号を付すと共に説明を省略する。第1と第2の磁性体95,96は第1の磁性体95が課題を解決するための手段に記載の「磁性体」に相当する。
樹脂ケース68は、ベース部材32上に配置されている。樹脂ケース68は、溝部69を有する。第1と第2の永久磁石120W,120Xは溝部69に圧入などで嵌め込まれることによって樹脂ケース68に固定されている。なお、第1と第2の永久磁石120W,120Xの樹脂ケース68への固定方法は上記に限らず、溶着や接着などの各種固定方法を採用しても良い。
固定端子10aの固定接触部19aは、Y軸方向に延びる本体部14の途中に設けられている。固定接触部19aは、板状部材であり、本体部14のうち可動接触子50と対向する部分に固定されている。第1の磁性体95は、第1部材95Wと第2部材95Xとを備える。第1部材95Wと第2部材95Xはそれぞれ板状部材である。第1部材95Wは第1の固定端子10Waに固定されている。第2部材95Xは第2の固定端子10Xaに固定されている。詳細には、第1部材95Wは、第1の固定端子10Waの本体部14aのうちフランジ部13とは反対側に位置する端部に固定されている。第2部材95Xは、第2の固定端子10Xaのうちフランジ部13とは反対側に位置する端部に固定されている。第1の磁性体95は、Z軸方向(第2の方向)について、可動接触子50に対して第1と第2の固定端子10Wa,10Xaとが位置する側と同じ側に配置されている。すなわち、本実施形態では、第1の磁性体95および第1と第2の固定端子10Wa,10Xaは、可動接触子50よりも上側に位置する。また、図7に示すように、第1の磁性体95は、Y軸方向について第1の固定端子10Wが有する固定接点18(「第1の固定接点18W」とも呼ぶ。)と第2の固定端子10が有する固定接点18(「第2の固定接点18X」とも呼ぶ。)との間に位置する。
第2の磁性体96は、可動接触子50の面のうち可動接点58が形成される面とは反対側の面に固定されている。また、第2の磁性体96は、可動接触子50を挟んで第1の磁性体95と対向する。
第2実施形態の継電器5aによれば、第1実施形態の継電器5が奏する効果に加えさらに以下の効果を奏する。すなわち、第1の磁性体95が、Z軸方向について可動接触子50に対して第1と第2の固定端子10W,10Xとが位置する側に配置され、かつ、Y軸方向について第1の固定接点18Wと第2の固定接点18Xとの間に位置する。これにより、磁石120によって気密空間100内を通る磁束を磁性体95に集めることができることから、接点領域RXの磁束密度をさらに高めることができる。すなわち、磁石120の大きさを維持しつつ、アーク150W,150Xの消弧をさらに促進できる。
また、継電器5のON状態では、可動接触子50にはY軸方向成分を含む電流Iが流れる。可動接触子50を流れる電流IのうちY軸方向成分の電流(Y軸電流)によって、Y軸電流を中心に磁束Bが形成される(右ねじの法則)。形成された磁束Bは、第1と第2の磁性体95,96を通る。これにより、第1と第2の磁性体95,96とが磁化され、第1と第2の磁性体95,96とを互いに近づける方向に吸引力が発生する。この吸引力によって、接点18,58間に加わる接圧が増大し、継電器5aのON状態において、可動接触子50が第1と第2の固定端子10Wa,10Xaから離れる可能性を低減できる。
本実施形態の継電器5aは、大きい電流Iが第1と第2の固定端子10Wa,10Xa間に流れた場合に特に効果を奏する。以下に具体的な効果を説明する。接点18,58近傍を流れる電流Iによって、接点18,58間を引き離す方向に力(電磁反発力)が発生する。電磁反発力は接点18,58近傍を流れる電流Iが大きくなる程、大きくなる。ここで、電気回路1(図1)の異常等により電気回路1に予期しない大電流(例えば、6000A以上の電流)が流れる場合がある。この場合でも、可動接触子50に流れる大電流によって第1と第2の磁性体95,96が磁化されることによって、両部材95,96に吸引力が発生する。よって、電気回路1に大電流が流れた場合でも、可動接触子50が固定端子10aから離れる可能性を低減できる。電気回路1に大電流が流れた場合でも両接点18,58の接触を維持することによって、両接点18,58の開閉動作を抑制でき、接点18,58間に大きなアークが発生することを防止できる。これにより、アークによって継電器5aが破損する可能性を低減できる。
C.変形例:
C−1.第1変形例:
上記実施形態では、永久磁石120W,120Xは、固定端子10W,10Xに対応して複数設けられていたが、接点領域RXにおける磁束Btの向きが、Y軸方向に沿った向きであれば、永久磁石は1つであっても良いし、3つ以上であっても良い。また、第1の永久磁石120Wを配置すると共に、第2の永久磁石120Xの代わりに強磁性体を配置しても良い。このようにしても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
C−2.第2変形例:
上記第1と第2の永久磁石120W,120Xは容器92の内側に配置されていたが、容器92の外側に配置されていても良い。このようにしても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
C−3.第3変形例:
上記第2実施形態の継電器5aでは、継電器5aをZ軸方向に直交する平面に垂直投影した場合に、少なくともY軸方向について第1と第2の固定接点18W,18Xの間に位置すれば良い。また、磁性体95は、X軸方向及びZ軸方向について、第1と第2の固定接点18W,18Xと同じ位置に配置されることが好ましい。こうすることで、磁性体95を、接点領域RXにより近づけることができるため、接点領域RXの磁束密度をより一層高めることができる。
C−4.第4変形例:
上記第2実施形態の継電器5aでは、磁性体95は、ロッド60の規制部60bに固定されていたが、これに限定されるものではない。例えば、磁性体95は、第1の容器20に固定されても良い。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…電気回路
2…蓄電池
3…電流変換装置
4…モータ
5,5a…継電器
10,10a…固定端子
10W,10Wa…第1の固定端子
10X,10Xa…第2の固定端子
12…接続口
13…フランジ部
14,14a…本体部
17…ダイヤフラム部
18…固定接点
19…固定接触部
20…第1の容器
21…上底部
22…貫通孔
23…側面部
30…接合部材
32…ベース部材
40…コイル用容器
42…コイルボビン
44…コイル
50…可動接触子
58…可動接点
60…ロッド
60b…規制部
62…第1のばね
64…第2のばね
68…樹脂ケース
69…溝部
70…固定鉄心
72…可動鉄心
80…鉄心用容器
82…ガイド部
90…駆動機構
92…容器
95…第1の磁性体
95W…第1部材
95X…第2部材
96…第2の磁性体
100…気密空間
102…台座部
104…E型止め輪
110…取付機構
120…永久磁石
120W…第1の永久磁石
120X…第2の永久磁石
124…切り欠き部
124W…第1の切り欠き部
124X…第2の切り欠き部
126…中間部
150W…第1のアーク
150X…第2のアーク
I…電流
RX…接点領域
Bt…磁束

Claims (6)

  1. 固定接点を有する固定接触部と、前記固定接触部から第1の方向に沿って延びる本体部とをそれぞれ有し、前記第1の方向について対向する第1と第2の固定端子と、
    前記第1の方向と直交する第2の方向について前記第1と第2の固定端子と対向し、各前記固定接点にそれぞれ対応する2つの可動接点を有する可動接触子と、
    前記固定接点に前記可動接点を接触させるために、前記可動接触子を前記第2の方向に沿って移動させる駆動機構と、
    各前記本体部を通す2つの貫通孔が形成された側面部を有し、各前記固定接点と前記可動接触子とを収容する容器と、を備える継電器において、
    前記固定接点と前記固定接点に対応する前記可動接点とが位置する領域において、前記第1の方向に沿った磁束を発生させる磁石を備える、ことを特徴とする継電器。
  2. 請求項1に記載の継電器において、
    前記磁石は、前記第1の方向について前記可動接触子を挟んで配置され、異極同士が対向する第1と第2の磁石を有する、ことを特徴とする継電器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の継電器において、
    前記継電器のOFF状態において、前記第2の方向について、前記磁石は、前記固定接点と、前記固定接点に対応する前記可動接点との間に位置する中間部を有する、ことを特徴とする継電器。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の継電器において、
    前記磁石は、前記第2の方向に沿って前記固定端子の前記本体部と並んで配置され、
    前記磁石は、前記固定端子の前記本体部を受け入れる切り欠き部を有し、
    前記固定端子の前記本体部は、前記切り欠き部内に配置されている、ことを特徴とする継電器。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の継電器において、
    前記磁石は、前記容器の内側に配置されている、ことを特徴とする継電器。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の継電器において、さらに、
    前記第2の方向について、前記可動接触子に対して前記第1と第2の固定端子とが位置する側と同じ側に配置された磁性体を有し、
    前記継電器を前記第2の方向に直交する平面に投影した場合に、前記磁性体は、前記第1の方向について、前記第1の固定端子が有する前記固定接点と、前記第2の固定端子が有する前記固定接点との間に位置する、ことを特徴とする継電器。
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