JP2015036471A - アンチパニック式自動施錠錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンチパニック状態とする設定の切り換えを簡単に確実に行うことができるようにしたアンチパニック式自動施錠錠を提供することである。
【解決手段】錠ケース10内に切換えロッド70を設け、その切換えロッド70によって一対のアンチパニック設定用スライダ60a、60bを個別にスライド自在に支持する。切換えロッド70を回転し、カム機構80により一対のアンチパニック設定用スライダ60a、60bの一方をスライドし、そのスライダに支持された第3揺動アーム54をトルク伝達経路に位置させて、室内側把手5の操作でのみロックアーム36を施解錠操作できるようにする。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えば、集合住宅やオフィスの共用部の扉や非常口の扉等に取り付けられるアンチパニック式電気錠に関する。
この種のアンチパニック式自動施錠錠においては、扉が閉じられると、施錠状態に保持され、室内側の把手の操作でのみラッチを没入させることができる解錠状態(アンチパニック状態)に保持されるようになっている。
また、アンチパニック式自動施錠錠として電気式のアンチパニック式電気錠が知られている。この電気錠においては、扉が閉じられると、制御装置からの制御信号に基づき内部に収容されたソレノイドが作動して施錠状態に保持され、室内側の把手の操作でのみラッチを没入させることができる解錠状態(アンチパニック状態)に保持されるようになっている。
ところで、扉には、左開きと右開きの2種類があるため、アンチパニック式自動施錠錠においては、室内側把手により動作する施解錠手段と、室外側把手の操作により動作する施解錠手段の2種類の施解錠手段が設けられており、扉が左右いずれの側から開くかにより、2種類の施解錠手段を選択的に切り換えて、室内側把手に連動する一方の施解錠手段を解錠動作が可能なアンチパニック状態に設定とすることが行われている。
ここで、特許文献1に記載されたアンチパニック式電気錠においては、錠ケースのフロントプレートに2つのねじ孔を設け、扉が左右いずれの側から開くかにより、その2つのねじ孔に押え具と称せられるビスを選択的にねじ込むことにより一方の施解錠手段を解錠動作可能なアンチパニック状態に設定している。
特開平8−120984号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたアンチパニック式電気錠においては、2種類の施解錠手段を選択的に切り換えてアンチパニック状態とする設定がビスのねじ込み位置の変更によるものであるため、その変更に際し、ビスを一端取り外したのち、そのビスを他方のねじ孔にねじ込む必要があり、設定の切り換えに非常に手間がかかるという不都合がある。
この発明の課題は、アンチパニック状態とする設定の切り換えを簡単に確実に行うことができるようにしたアンチパニック式自動施錠錠を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、錠ケースのフロントプレートに形成されたラッチ挿入孔から頭部が出没自在とされたラッチと、前記錠ケース内に組み込まれて独立して回動可能に支持された同軸上配置の室内側把手用内駆動カムおよび外側把手用外駆動カムと、前記内駆動カムの回転により、そのカムの回転中心を揺動中心にして揺動する内アームを有し、その内アームの揺動により前記ラッチを没入させる内後退動手段および前記外駆動カムの回転により、そのカムの回転中心を揺動中心にして揺動する外アームを有し、その外アームの揺動によって前記ラッチを没入させる外後退動手段と、前記錠ケース内において揺動自在とされ、その揺動中心からフロントプレートに向けて延びる一端延出部の先端が前記ラッチの頭部背面に対向する施錠位置と前記頭部背面から上方に退避した解錠位置との間で揺動可能とされ、前記施錠位置でラッチの没入を阻止するロックアームと、前記ロックアームを施錠位置に向けて付勢する弾性部材と、
前記内アームおよび前記外アームのラッチ没入方向への揺動運動を前記ロックアームの解錠方向への揺動運動に変換する内運動変換機構および外運動変換機構とを有してなり、前記内運動変換機構および外運動変換機構のそれぞれが、内アームおよび外アームのそれぞれのアームの揺動に連動して順次に揺動する複数の揺動アームを有し、最終段の揺動アームの揺動によって前記ロックアームを解錠方向へ揺動させるようになっており、前記最終段の揺動アームのそれぞれが前記フロントプレートの内面と交差する方向に向けてスライド可能に支持された一対のアンチパニック設定用スライダのそれぞれに支持されてトルク伝達経路から抜き差し自在とされ、前記フロントプレートに形成されたロッド挿入孔に頭部が臨む回転可能な切換えロッドを設け、その切換えロッドの回転によって最終段の揺動アームがトルク伝達経路上に配置されるトルク伝達位置まで前記一対のスライダを個別にスライドさせるカム機構を設け、かつ、スライダを弾性部材によって最終段の揺動アームがトルク伝達経路から離反する方向に向けて付勢した構成を採用したのである。
上記の構成からなるアンチパニック式自動施錠錠を扉に取り付けた状態において、扉を開放し、切換えロッドの頭部が外部に露出する状態で、その頭部の操作により、切換えロッドを一方向に回転すると、一対のアンチパニック設定用スライダの一方が弾性部材の弾性に抗してフロントプレートから離反する設定位置に向けて移動する。その移動により、スライダに支持された最終段の揺動アームがトルク伝達経路に配置され、室内側把手により動作する内運動変換機構と室外側把手の操作により動作する外運動変換機構のいずれか一方が解錠可能なアンチパニック状態に設定される。
ここで、切換えロッドの一方向への回転によって室内側把手により動作する内運動変換機構をアンチパニック状態に設定した状態で、扉を閉鎖すると、ロックアームが施錠位置に向けて揺動してラッチの後退動を阻止する施錠状態となる。
このとき、外運動変換機構における最終段の揺動アームはトルク伝達経路から退避された状態にあるため、室外側把手を操作してもラッチは後退せず扉は施錠状態に保持される。
一方、内運動変換機構における最終段の揺動アームはトルク伝達経路上に配置された状態にあるため、室内側把手を操作すると、内駆動カムの回転により内アームが揺動し、複数の揺動アームが順次揺動して、最終段の揺動アームの揺動によりロックアームが解錠方向に揺動し、ラッチが後退動して扉が開放する。
ここで、ロックアームを解錠位置に保持し、ソレノイドに対する通電によりロックアームの保持を解除するアーム保持手段を設け、扉の閉鎖時、制御装置からの制御信号によりソレノイドに通電されるようにすると、弾性部材の弾性力により、ロックアームが施錠位置に向けて揺動してラッチの後退動を阻止する施錠状態となるため、アンチパニック式電気錠を得ることができる。
この発明に係るアンチパニック式自動施錠錠において、カム機構として、切換えロッドの外周面にカム突起を設け、前記一対のスライダの互いに重なり合う衝合面のそれぞれに形成されたロッド挿入孔の開口端部に前記カム突起が挿入される円形凹部を設け、その円形凹部の軸方向端面における上部に円形凹部の深さを一定とする低段側平坦面と、その低段側平坦面の端部に連なって円形凹部の深さを次第に浅くする傾斜面と、その傾斜面の端部に高段側平坦面とを設けた構成からなるものを採用することができる。
この発明においては、上記のように、切換えロッドを回転させる簡単な操作によって室内側把手により動作してラッチを没入させる内運動変換機構と室外側把手により動作してラッチを没入させる外運動変換機構を選択的に切り換えてアンチパニック状態に設定することができると共に、設定の切り換えを行う一対のスライダのそれぞれがカム機構により設定位置に移動し、弾性部材により設定解除位置に戻されるため、設定の切り換えを確実に行わせることができる。
この発明に係るアンチパニック式自動施錠錠としてのアンチパニック式電気錠を示す縦断面図 図1の一部切欠左側面図 図1のIII−III線に沿った断面図 図1のIV−IV線に沿った断面図 図1のV−V線に沿った断面図 アンチパニック切換え操作部の分解斜視図 ロックアームおよび第2揺動アームを示す分解斜視図 アーム保持手段によるラッチの施錠状態を示す正面図 サムターンの操作によるラッチの解錠状態を示す正面図 内運動変換機構のアンチパニック状態を示す正面図 内運動変換機構の解錠状態を示す正面図 ラッチの没入状態を示す正面図 図11のXIII-XIII線に沿った断面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図は、この発明に係るアンチパニック式自動施錠錠としてのアンチパニック式電気錠を示す。図1に示すように、躯体に固定された扉枠1の内側開口部を開閉自在とする扉2の戸先側に錠ケース10が取り付けられている。錠ケース10は扁平な角形をなし、その一側部にはフロントプレート11が設けられ、そのフロントプレート11が扉2の戸先側の側面に衝合され、その上下端部が扉2にねじ込まれるビス12の締め付けによって扉2に固定されている。
フロントプレート11の外側面はフロントカバー13がねじ止めされ、そのフロントカバー13とフロントプレート11にラッチ挿入孔14が設けられている。一方、扉枠1の縦枠1aにはラッチ挿入孔14に対応してラッチ係合孔3が設けられている。
錠ケース10内にはラッチ15が設けられている。図4に示すように、ラッチ15は、頭部16と、その頭部16に一端部が一体化されたラッチ軸17とからなり、上記頭部16がラッチ挿入孔14に対して出没自在とされ、ラッチ軸17が錠ケース10の対向側板10a間に設けられた支持片18によって軸方向にスライド自在に支持されている。
図1および図5に示すように、錠ケース10内の下部における戸尻側には内駆動カム20および外駆動カム21が組み込まれている。内駆動カム20および外駆動カム21は同軸上の配置とされて独立して回動可能な支持とされている。
内駆動カム20および外駆動カム21には、その回転中心軸上に角孔22、23が形成され、内駆動カム20に形成された角孔22に扉2の室内側に設けられた揺動可能な室内側把手5の角軸6が嵌合されている。一方、外駆動カム21の角孔23には、扉2の室外側に設けられた揺動可能な室外側把手7の角軸8が嵌合されており、室内側把手5の揺動操作により内駆動カム20が回動し、室外側把手7の揺動操作によって外駆動カム21が回動するようになっている。
内駆動カム20および外駆動カム21は、回転中心部に円形のボス部25を有し、内駆動カム20のボス部25によって内アーム26が揺動自在に支持されている。一方、外駆動カム21によって外アーム27が揺動自在に支持されている。
内アーム26は、ピン28を有し、そのピン28は内駆動カム20の一方向への回動時に、その内駆動カム20に形成されたカム突部20aで押圧され、その押圧によって内アーム26が内駆動カム20と同方向に揺動するようになっている。
一方、外アーム27は、外駆動カム21の一方向への回動時に、その外駆動カム21と同方向に揺動するようになっているが、外駆動カム21の回転によって外アーム27を揺動させる機構については、内アーム26と同様であるため、図示省略している。
内アーム26および外アーム27は、セクタギヤ29を外周に有し、そのセクタギヤ29は従動ギヤ30と噛合し、その従動ギヤ30が回転すると、その従動ギヤ30に連結されたばね受け30aが後退動してコイルばね30bが収縮し、そのコイルばね30bの復元弾性によって内アーム26および外アーム27のそれぞれが独立して待機位置まで戻されるようになっている。
内アーム26は、戸尻側に向く一方向への揺動によってラッチ15を没入させる内後退動手段Aを形成し、一方、外アーム27は、戸尻側に向く一方向への揺動によってラッチ15を没入させる外後退動手段Aを形成する。
ここで、外後退動手段Aについては、内後退動手段Aと同一の構成であるため、内後退動手段Aを以下に説明し、外後退動手段Aについては説明を省略する。
図1に示すように、内後退動手段Aは、2枚の板体により形成され、両端部に上向き折曲げ片32a、32bが設けられたコの字形のラッチガイド31をフロントプレート11に対して移動自在に支持し、そのラッチガイド31の両端の上向き折曲げ片32a、32bでラッチ15のラッチ軸17をスライド自在に支持し、戸先側の上向き折曲げ片32aと支持片18の対向部間および戸尻側の上向き折曲げ片32bとラッチ軸17の他端部に設けられたばね受け33の対向部間のそれぞれにコイルばね34を組み込んで、ラッチ15を突出方向に付勢すると共に、ラッチガイド31をラッチ15の頭部16に向けて付勢し、室内側把手5の操作による内アーム26の一方向への揺動により、その内アーム26の揺動側の端部でラッチガイド31の戸尻側の上向き折曲げ片32bを押圧して、ラッチ15を没入させるようにしている。
なお、外後退動手段Aについては、室外側把手7の操作による外アーム27の一方向への揺動により、その外アーム27の揺動側の端部でラッチガイド31の戸尻側の上向き折曲げ片32bを押圧して、ラッチ15を没入させるようにしている。
ここで、ラッチガイド31の戸先側の上向き折曲げ片32aの端部には、ラッチ15の頭部16の背面に重なり合う係合片35が設けられている。
図1に示すように、ラッチ15におけるラッチ軸17の上側方にはロックアーム36が設けられている。ロックアーム36は、錠ケース10の対向側板10aによって両端部が支持された第1固定軸37を中心にして揺動自在に支持されている。
図8に示すように、ロックアーム36は、揺動中心からフロントプレート11に向けて延びる第1延出部36aと、揺動中心から斜め上方に延びる第2延出部36bと、その第2延出部36bの側部から戸尻側に張り出すレバー片36cとを有し、上記第2延出部36bには第1固定軸37を中心とする弧状孔38が形成され、その弧状孔38に挿入されたガイドピン39が錠ケース10の側板10aで支持され、その上記弧状孔38の両端がガイドピン39に当接する範囲においてロックアーム36が揺動自在とされている。
ここで、弧状孔38の一端がガイドピン39に当接して停止する位置がロックアーム36の施錠位置とされ、その施錠位置で第1延出部36aの先端が頭部16の背面と対向してラッチ15の没入を阻止するようになっている。
また、弧状孔38の他端がガイドピン39に当接して停止する位置がロックアーム36の解錠位置とされ、その解錠位置で第1延出部36aの先端が、図9に示すように、頭部16の背面から上方に退避してラッチ15の没入を許容するようになっており、第1固定軸37に支持された弾性部材としてのキックばね40はロックアーム36を施錠位置に向けて付勢している。
ロックアーム36は、図1に示すアーム保持手段41によって解錠位置に保持される。アーム保持手段41は、錠ケース10の対向側板10aに両端部が支持された第2固定軸42によって長さ方向の中央部が支持された保持レバー43の上端部をソレノイド44のプランジャ45に取り付けられたスライドピース46のストッパ片47に係合し、その保持レバー43の下端部にロックアーム36の第2延出部36bの上端部に設けられたピン48を当接させて、ロックアーム36を解錠位置に保持するようにしている。
上記アーム保持手段41において、ソレノイド44に通電してプランジャ45を後退させると、ストッパ片47の後退動により保持レバー43の上端とストッパ片47間に間隔が形成されてロックアーム36の保持が解除され、キックばね40の弾性によってロックアーム36が施錠位置に向けて揺動する。
図1に示す内アーム26のラッチ15を没入させる方向の揺動運動は内運動変換機構50によってロックアーム36の解錠方向への揺動運動に変換される。また、外アーム27のラッチ15を没入させる方向の揺動運動は外運動変換機構51によってロックアーム36の解錠方向への揺動運動に変換される。
図10に示すように、内運動変換機構50は、内アーム26の揺動に連動して順次に揺動する第1揺動アーム52乃至第3揺動アーム54からなる。第1揺動アーム52は、錠ケース10の対向側板10aに両端部が支持された第3固定軸55を中心にして揺動自在に支持され、上記内アーム26が戸尻側に向けて揺動した際に、その内アーム26の揺動側端部で下端部が押されて同図の反時計方向に揺動するようになっている。
また、第2揺動アーム53は、錠ケース10の対向側板10aに両端部が支持された前述のガイドピン39を中心にして揺動自在に支持され、上記第1揺動アーム52が反時計方向に揺動した際に、その第1揺動アーム52で押されてガイドピン39を中心に時計方向に揺動するようになっている。
さらに、第3揺動アーム54は、アンチパニック設定用スライダ60aの下端部に設けられたピン61を中心にして揺動自在に支持され、上記第3揺動アーム54がトルク伝達経路に配置される状態において、上記第2揺動アーム53が時計方向に揺動した際に、その第2揺動アーム53で一端部が押されて反時計方向に揺動し、他端部でロックアーム36に設けられたピン58を押圧して、ロックアーム36を解錠方向へ揺動させるようになっている。
外運動変換機構51は、内運動変換機構50と同一の構成とされて、図1に示す状態で前後に重なる対称の配置とされているため、ここでは、内運動変換機構50と同一の部品については同一の符号を付して説明を省略する。
なお、外運動変換機構51における第3揺動アーム54は、図6に示すように、アンチパニック設定用スライダ60bの下端部に設けられたピン61を中心にして揺動自在に支持されている。
また、内運動変換機構50および外運動変換機構51における第3揺動アーム54は、図10に示すように、アンチパニック設定用スライダ60a、60bと対向する面に凹部62が形成され、一方、スライダ60a、60bにはその凹部62内に挿入されるピン63が設けられ、そのピン63に対する凹部62の上壁の当接によって第3揺動アーム54は、他端部が下を向く姿勢に保持される。
実施の形態においては、内運動変換機構50および外運動変換機構51の揺動アームの数を3つとしているが、3つを超える数としてもよい。
図1、図3および図6に示すように、アンチパニック設定用スライダ60a、60bは、フロントプレート11の内面に固定されたロッドガイド64と錠ケース10の対向側板10aに固定された支持枠65の縦板部66の対向部間に配置されている。
ロッドガイド64および支持枠65の縦板部66には軸挿入孔67、68が形成され、その軸挿入孔67、68に切換えロッド70の両端部が挿入されて回転自在に支持されている。
切換えロッド70の頭部70aは、フロントプレート11に形成されたロッド挿入孔71に挿入され、フロントカバー13を取り外すことにより、その頭部70aに形成されたマイナス溝70bが外部に露出し、そのマイナス溝70bに係合されるドライバによって切換えロッド70が回動操作される。
アンチパニック設定用スライダ60a、60bには、互いに重なり合う衝合面に半円形のロッド挿入孔72が形成され、そのロッド挿入孔72に切換えロッド70が挿入されている。
アンチパニック設定用スライダ60a、60bのそれぞれは切換えロッド70に沿って個別にスライド自在とされ、そのスライダ60a、60bのスライドによって第3揺動アーム54がトルク伝達経路に抜き差し自在とされる。また、アンチパニック設定用スライダ60a、60bのそれぞれは、支持枠65の縦板部66との間に組み込まれた弾性部材73によってロッドガイド64に向けて付勢されている。
図6および図13に示すように、切換えロッド70とスライダ60a、60bの相互間には、切換えロッド70の回転により、第3揺動アーム54がトルク伝達経路上に配置される位置までスライダ60a、60bを個別にスライドさせるカム機構80が設けられている。
カム機構80は、切換えロッド70の外周面にカム突起81を設け、一対のスライダ60a、60bには、ロッド挿入孔72の開口端部に上記カム突起81が挿入される円形凹部82を設け、その円形凹部82の軸方向端面における上部に円形凹部82の深さを一定とする低段側平坦面83と、その低段側平坦面83の端部に連なって円形凹部82の深さを次第に浅くする傾斜面84と、その傾斜面84の端部に高段側平坦面85とを設けた構成としている。
ここで、第3揺動アーム54が、図1に示すように、トルク伝達位置から抜け出すスライダ60a、60bの停止位置が設定解除位置であり、その一対のスライダ60a、60bのそれぞれが設定解除位置に配置される状態で、カム突起81は一対のスライダ60a、60bの低段側平坦面83に跨る位置で停止している。
図6に示すように、ロッドガイド64のフロントプレート11と対向する面には軸挿入孔67の上側にガイド孔90が形成され、そのガイド孔90に対して抜き差し自在とされた支持ピン91に回り止めリング92が設けられている。
回り止めリング92の内周には回り止め突起93が設けられ、一方、切換えロッド70における頭部70aの外周には上記回り止め突起93が係合可能な3つの切欠部94が周方向に等間隔に設けられ、その3つの切欠部94の一つを回り止め突起93に係合させることによって、一対のスライダ60a、60bは設定解除位置、設定位置のいずれかの位置で回り止めされる。
図1に示すように、ソレノイド44の下側において、保持レバー43の戸尻側には円筒状の軸受部材100が設けられ、その軸受部材100によって駆動ギヤ101が回転自在に支持されている。
駆動ギヤ101は、図2に示すシリンダ102のキーによる回動操作およびサムターン103による回動操作によって屋内・外から回動操作される。この駆動ギヤ101の回転は、その駆動ギヤ101に噛合する従動ギヤ104に伝達される。
図12に示すように、従動ギヤ104は支持片105を有し、その支持片105の端部にピン106が設けられ、そのピン106は従動ギヤ104の回転時にロックアーム36のレバー片36cを押圧してロックアーム36を解錠位置に向けて揺動させるようになっている。
図9および図12に示すように、従動ギヤ104の戸尻側には、スイングアーム107が設けられている。スイングアーム107は錠ケース10の対向側板10aによって両端部が支持されたピン108により上部が揺動自在に支持されて下端部がラッチ軸17の軸端部と軸方向で対向している。
スイングアーム107は、ピン108に支持されたキックばね109によって従動ギヤ104に向けて付勢され、従動ギヤ104のピン106がロックアーム36のレバー片36cを押圧してロックアーム36が解錠位置に配置されると、従動ギヤ104の外周に設けられた係合片110がスイングアーム107に形成された係合孔111に係合して、従動ギヤ104を停止保持するようになっている。
実施の形態で示すアンチパニック式電気錠は上記の構造からなり、図1は、一対のアンチパニック設定用スライダ60a、60bのそれぞれが、設定解除位置に配置された状態を示し、内運動変換機構50および外運動変換機構51を形成する第3揺動アーム54がトルク伝達経路から退避する位置に配置されている。
このため、室内側把手5および室外側把手7を操作しても、第3揺動アーム54は揺動せず、ロックアーム36を揺動させることはできない。
また、室内側把手5と室外側把手7のいずれか一方を操作すると、内アーム26と外アーム27の一方が揺動し、そのアーム26、27の一方のアーム26、27の端部がラッチガイド31の戸尻側の折曲げ片32bを押圧する。その押圧によりラッチガイド31が後退動し、ラッチ15が没入して、ラッチ係合孔3に対する係合が解除し、扉2を開放状態とすることができる。
図1に示すように、電気錠が室内側から見て扉2の左側の戸先側に取り付けられている場合においては、室内側把手5により動作する内運動変換機構50をアンチパニック状態に設定する。
アンチパニック状態の設定に際しては、扉2を開放状態とし、フロントカバー13を取り外して切換えロッド70の頭部70aを外部に露出させ、マイナス溝70bに係合するドライバの回転操作により切換えロッド70の頭部70aを正面視する状態で右方向に回転させる。この場合、回り止めリング92を引き抜くことによって切換えロッド70の回り止めをあらかじめ解除しておく。
切換えロッド70の回転により、その切換えロッド70の外周に設けられたカム突起81が図6に示す一対のスライダ60a、60bのうち、室内側に配置されたスライダ60aの傾斜面84に沿って回転して図13に示すように、高段側平坦面85に至り、上記カム突起81の回転による押圧作用により、室内側スライダ60aが図10に示すように、設定位置に配置され、第3揺動アームがトルク伝達経路に配置されて、内運動変換機構50が解錠可能なアンチパニック状態に設定される。
上記のように、室内側把手5により動作する内運動変換機構50をアンチパニック状態に設定した状態で、図6に示す回り止めリング92を切換えロッド70の頭部70aに嵌合して切換えロッド70を回り止めし、フロントカバー13の取り付け後、扉2を閉鎖すると、制御装置からの制御信号によりソレノイド44に通電され、アーム保持手段41の保持レバー43が、図9に示すように、ロックアーム36の保持を解除し、弾性部材40の弾性力により、ロックアーム36が施錠位置に向けて揺動してラッチ15の後退動を阻止する施錠状態となる。
図8は、ソレノイド44の作動によりラッチ15の後退動を阻止する施錠状態を示す。このとき、外運動変換機構51における第3揺動アーム54は、図10に示すように、トルク伝達経路から退避された状態にあるため、室外側把手7を操作してもラッチ15は後退せず扉2は施錠状態に保持される。
一方、内運動変換機構50における第3揺動アーム54はトルク伝達経路上に配置された状態にあるため、室内側把手5を操作すると、内駆動カム20の回転により内アーム26が揺動し、第1揺動アーム52乃至第3揺動アーム54が順次揺動して、第3揺動アーム54の揺動によりロックアーム36が解錠方向に揺動し、ラッチ15の後退動を許容する状態となる。その状態から内アーム26がさらに同方向に揺動すると、その内アーム26の端部がラッチガイド31の戸尻側折曲げ片32bを押圧するため、図12に示すように、ラッチ15が没入し、扉2を開放させることができる。
内運動変換機構50のアンチパニック状態の設定状態において、切換えロッド70を左回転させると、カム突起81が室内側スライダ60aの押圧を解除するため、その室内側スライダ60aは、弾性部材73の弾性によって設定解除位置に戻り、内運動変換機構50はアンチパニックの設定が解除される。切換えロッド70をさらに左回転させると、カム突起81が傾斜面84を押圧する作用によって室外側スライダ60bが設定位置に移動し、外運動変換機構51がアンチパニック状態に設定される。
このように、切換えロッド70を回転させる簡単な操作によって室内側把手5により動作する内運動変換機構50と室外側把手7により動作する外運動変換機構51を選択的に切り換えてアンチパニック状態に設定することができると共に、設定の切り換えを行う一対のスライダ60a、60bのそれぞれがカム機構80により設定位置に向けて押圧移動され、弾性部材73により設定解除位置に戻されるため、設定の切り換えを確実に行うことができる。
なお、内運動変換機構50と外運動変換機構51の一方がアンチパニック状態に設定される状態において、シリンダ102に操作キーを差し込んで回動し、あるいは、サムターン103を回動すると、駆動ギヤ101および従動ギヤ104が回転し、その従動ギヤ104の支持片105に設けられたピン106がロックアーム36のレバー片36cを押圧するため、ロックアーム36が解錠位置に向けて揺動し、電気錠は解錠状態とされる。
図1に示すように、内アーム26および外アーム27の回転によりセクタギヤ29を介して従動ギヤ30を回転し、その従動ギヤ30の回転によりばね受け30aを後退動させてコイルばね30bを収縮させる構成において、内駆動カム20および外駆動カム21のカム突部20aの他端で上記ばね受け30aをコイルばね30bが収縮する方向に押圧移動させることができるように構成すると、内駆動カム20および外駆動カム21の一方向への回転により内アーム26および外アーム27をラッチ15が後退動する解錠方向に揺動させることができると共に、内駆動カム20および外駆動カム21の他方向への回転は、従動ギヤ30を介して内アーム26および外アーム27に伝達して、その内アーム26および外アーム27を解錠方向に揺動させることができる。
その結果、把手がレバーからなる場合において、そのレバーの上げ下げによって解錠操作することができ、また、把手として握り玉を採用する場合において、その握り玉を正逆いずれの方向に回転しても解錠操作することができる。
5 室外側把手
7 室外側把手
10 錠ケース
11 フロントプレート
14 ラッチ挿入孔
15 ラッチ
16 頭部
20 内駆動カム
21 外駆動カム
26 内アーム
27 外アーム
36 ロックアーム
36a 延出部
40 キックばね(弾性部材)
41 アーム保持手段
44 ソレノイド
内後退動手段
外後退動手段
50 内運動変換機構
51 外運動変換機構
52 第1揺動アーム
53 第2揺動アーム
54 第3揺動アーム(最終段の揺動アーム)
60a アンチパニック設定用スライダ
60b アンチパニック設定用スライダ
70 切換えロッド
70a 頭部
72 ロッド挿入孔
73 弾性部材
80 カム機構
81 カム突起
82 円形凹部
83 低段側平坦面
84 傾斜面
85 高段側平坦面

Claims (3)

  1. 錠ケースのフロントプレートに形成されたラッチ挿入孔から頭部が出没自在とされたラッチと、
    前記錠ケース内に組み込まれて独立して回動可能に支持された同軸上配置の室内側把手用内駆動カムおよび外側把手用外駆動カムと、
    前記内駆動カムの回転により、そのカムの回転中心を揺動中心にして揺動する内アームを有し、その内アームの揺動により前記ラッチを没入させる内後退動手段および前記外駆動カムの回転により、そのカムの回転中心を揺動中心にして揺動する外アームを有し、その外アームの揺動によって前記ラッチを没入させる外後退動手段と、
    前記錠ケース内において揺動自在とされ、その揺動中心からフロントプレートに向けて延びる一端延出部の先端が前記ラッチの頭部背面に対向する施錠位置と前記頭部背面から上方に退避した解錠位置との間で揺動可能とされ、前記施錠位置でラッチの没入を阻止するロックアームと、
    前記ロックアームを施錠位置に向けて付勢する弾性部材と、
    前記内アームおよび前記外アームのラッチ没入方向への揺動運動を前記ロックアームの解錠方向への揺動運動に変換する内運動変換機構および外運動変換機構と、
    を有してなり、
    前記内運動変換機構および外運動変換機構のそれぞれが、内アームおよび外アームのそれぞれのアームの揺動に連動して順次に揺動する複数の揺動アームを有し、最終段の揺動アームの揺動によって前記ロックアームを解錠方向へ揺動させるようになっており、
    前記最終段の揺動アームのそれぞれが前記フロントプレートの内面と交差する方向に向けてスライド可能に支持された一対のアンチパニック設定用スライダのそれぞれに支持されてトルク伝達経路から抜き差し自在とされ、
    前記フロントプレートに形成されたロッド挿入孔に頭部が臨む回転可能な切換えロッドを設け、その切換えロッドの回転によって最終段の揺動アームがトルク伝達経路上に配置されるトルク伝達位置まで前記一対のスライダを個別にスライドさせるカム機構を設け、かつ、スライダを弾性部材によって最終段の揺動アームがトルク伝達経路から離反する方向に向けて付勢したアンチパニック式自動施錠錠。
  2. 前記カム機構が、前記切換えロッドの外周面にカム突起を設け、前記一対のスライダの互いに重なり合う衝合面のそれぞれに形成されたロッド挿入孔の開口端部に前記カム突起が挿入される円形凹部を設け、その円形凹部の軸方向端面における上部に円形凹部の深さを一定とする低段側平坦面と、その低段側平坦面の端部に連なって円形凹部の深さを次第に浅くする傾斜面と、その傾斜面の端部に高段側平坦面とを設けた構成からなる請求項1に記載のアンチパニック式自動施錠錠。
  3. 前記ロックアームを解錠位置に保持し、ソレノイドに対する通電によりロックアームの保持を解除するアーム保持手段を設けた請求項1又は2に記載のアンチパニック式自動施錠錠。
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