JP2015035353A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池システムが緊急停止した場合に、燃料電池のアノード(燃料極)を形成するニッケル等の酸化を抑制することができる燃料電池システムを提供する。【解決手段】燃料電池システム1は、燃料電池2と、水素供給ラインL3により燃料電池2と接続され、燃料ガスG1と水Wとを反応させて改質ガスG2を生成する改質器3と、改質器3に水Wを供給する水供給部と、アノードオフガスラインL4により燃料電池2と接続されアノードオフガスG31を燃焼処理する燃焼器4と、燃料電池2、改質器3及び燃焼器4を内部に包囲する筐体10とを備え、筐体10の内部と筐体10の外部とには、それぞれ所定量の水が貯留される第1の水貯留部20と第2の水貯留部30とが設けられ、筐体10の内部の温度が高温となる場合に、第1の水貯留部20に貯留された水が水蒸気となる。【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池と、燃料電池から排気されるアノードオフガスを燃焼処理する燃焼器と、を備える燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとして、燃料電池(固体酸化物型燃料電池:SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)等)と、アノードオフガスラインを通じて燃料電池と接続され、燃料電池から排気されるアノードオフガスを燃焼処理する燃焼器と、を備えた燃料電池システムが知られている。
このような燃料電池システムにおいて、外部の空気がアノードオフガスラインを介して燃料電池の内部に入り込まないように、アノードオフガスラインを開閉するダンパ(逆止弁)が設けられた燃料電池システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の燃料電池システムにおいては、逆止弁は、外部から入り込む空気の流量に応じてアノードオフガスラインを開閉する。これにより、外部の空気がアノードオフガスラインを通じて、燃料電池の内部に逆流しようとした場合にも、逆止弁が閉鎖することで、燃料電池の内部に空気が入り込むことを抑制することができる。
しかし、逆止弁を備えていない燃料電池システムにおいて、燃料電池システムが緊急停止した場合には、燃料電池の内部の温度が低下するため、この燃料電池の内部の圧力も低下する。これにより、外部から空気がアノードオフガスラインへと逆流し、アノードオフガスラインを介して燃料電池の内部に空気が入り込んだ場合には、燃料電池のアノード(燃料極)を形成するニッケル等は、空気(酸素)と接触して酸化される。その結果、燃料電池の発電セルが破損する虞がある。
従って、燃料電池システムが緊急停止した場合に、燃料電池のアノード(燃料極)を形成するニッケル等の酸化を抑制することができる燃料電池システムが望まれている。
本発明は、燃料電池システムが緊急停止した場合に、燃料電池のアノード(燃料極)を形成するニッケル等の酸化を抑制することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃料電池と、空気供給ラインにより前記燃料電池と接続され、前記燃料電池に酸素を含む空気を供給する空気供給部と、水素供給ラインにより前記燃料電池と接続され、高温下において燃料と水とを反応させて水素を生成する改質器と、燃料ガス供給ラインにより前記改質器と接続され、前記改質器に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部と、水供給ラインにより前記改質器と接続され、前記改質器に水を供給する水供給部と、アノードオフガスラインにより前記燃料電池と接続され、前記燃料電池から排気されるアノードオフガスを燃焼処理する燃焼器と、前記燃料電池、前記改質器及び前記燃焼器を内部に包囲する筐体と、を備える燃料電池システムであって、前記水供給ラインにおける前記改質器よりも上流側の位置であって、前記筐体の内部と前記筐体の外部とには、それぞれ所定量の水が貯留される第1の水貯留部と第2の水貯留部とが設けられ、前記筐体の内部の温度が高温となった場合に、前記第1の水貯留部に貯留された水が水蒸気となる、燃料電池システムに関する。
また、前記第2の水貯留部に貯留される水は、前記第1の水貯留部に貯留される水が減少するのに伴って前記第1の水貯留部へ供給されることが好ましい。
また、前記第2の水貯留部は、前記第1の水貯留部よりも大容量の水を貯留することが好ましい。
本発明によれば、燃料電池システムが緊急停止した場合に、燃料電池のアノード(燃料極)を形成するニッケル等の酸化を抑制することができる燃料電池システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態における燃料電池システム1について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態における燃料電池システム1の構成を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム1は、燃料電池2と、改質器3と、燃焼器4と、ファン5と、ポンプ6と、第1の水貯留部20と、第2の水貯留部30とを備える。また、燃料電池2、改質器3及び燃焼器4、第1の水貯留部20を内部に包囲する筐体10(図1の2点鎖線)を備える。
また、燃料電池システム1は、空気供給ラインL1と、燃料ガス供給ラインL2と、水素供給ラインL3と、アノードオフガスラインL4と、水供給ラインL5と、カソードオフガスラインL6と、燃焼排気ガスラインL7とを備える。「ライン」とは、流路、経路、管路等の総称である。
空気供給ラインL1は、上流側において、空気供給部であるファン5に接続されており、下流側において燃料電池2に接続されている。すなわち、空気供給ラインL1の一端部近傍(図1の左側)は、酸素を含む空気を燃料電池2に供給するファン5及びフィルタ(図示せず)に接続されている。また、空気供給ラインL1の他端部(図1の右側)は、燃料電池2に接続されている。空気供給ラインL1には、ファン5の駆動によりフィルタ(図示せず)を通過した空気A1が流通する。
燃料ガス供給ラインL2は、上流側において燃料としての都市ガスなどの燃料ガスG1を供給する燃料ガス供給部7に接続されており、下流側において改質器3に接続されている。燃料ガス供給ラインL2の一端部(図1の左側)は、燃料ガス供給部7に接続されている。また、燃料ガス供給ラインL2の他端部(図1の右側)は、改質器3に接続されている。燃料ガス供給ラインL2には、燃料ガスG1が流通する。
水素供給ラインL3は、上流側において改質器3に接続されており、下流側において燃料電池2に接続されている。すなわち、水素供給ラインL3の一端部(図1の左側)は、改質器3に接続されている。また、水素供給ラインL3の他端部(図1の右側)は、燃料電池2に接続されている。水素供給ラインL3には、改質器3の内部で生成された主に水素を含む改質ガスG2が流通する。
アノードオフガスラインL4は、上流側において燃料電池2に接続されている。また、アノードオフガスラインL4は、下流側において燃焼器4に接続されている。すなわち、アノードオフガスラインL4の一端部(図1の左側)は、燃料電池2に接続されている。また、アノードオフガスラインL4の他端部(図1の右側)は、燃焼器4に接続されている。アノードオフガスラインL4は、燃料電池2から排気されるアノードオフガスG31を流通させるラインである。
カソードオフガスラインL6は、上流側において燃料電池2に接続されている。すなわち、カソードオフガスラインL6の一端部(図1の左側)は、燃料電池2に接続されている。また、カソードオフガスラインL6の他端部(図1の右側)は、燃焼器4に接続されている。カソードオフガスラインL6は、燃料電池2から排気されるカソードオフガスG32を流通させるラインである。
水供給ラインL5には、水供給部8から供給された水Wが流通する。すなわち、水供給ラインL5は、上流側において水W等を供給する水供給部8に接続されており、下流側において改質器3に接続されている。また、水供給ラインL5における改質器3よりも上流側の位置であって、筐体10の内部と外部には、それぞれ所定量の水が貯留される第1の水貯留部20と第2の水貯留部30とが設けられる。具体的には、水供給ラインL5において、上流側から順にポンプ6と第2の水貯留部30と第1の水貯留部20とが設けられる。
また、水供給ラインL5は、第1の水貯留部20に貯留された水が加熱された際に発生する水蒸気が流通するライン(流路)となる。ここで、第1の水貯留部20、第2の水貯留部30、及び水蒸気の発生に関しては、本発明の特徴部分であり、詳細は後述する。
燃料電池2としては、高温型の固体酸化物形燃料電池(SOFC)が用いられる。燃料電池2は、複数の発電セル(図示せず)と、セパレータ(図示せず)とを交互に積層することで形成される燃料電池スタック(図示せず)を有している。燃料電池2は、改質器3と第1の水貯留部20と燃焼器4と共に筐体10の内部に設けられる。
燃料電池2の発電セルは、燃料極(アノード)と、空気極(カソード)と、これらアノード及びカソードの間に設けられた電解質層とを有する。燃料極(アノード)は、ニッケル等から形成される。燃料電池2は、改質器3から水素供給ラインL3を介して燃料極(アノード)に供給される改質ガスG2と、空気供給ラインL1から空気極(カソード)に供給される空気A1中の酸素とを反応させることにより、発電を行なうことができる。燃料電池2による発電時の温度である運転温度は、700℃〜1000℃程度の高温である。燃料電池2によって発電された電気は、パワーコンディショナ(図示せず)に送られ、AC電圧に変換される。
燃料電池2は、燃焼器4に対して、アノードオフガスラインL4を介してアノードオフガスG31を排気すると共に、カソードオフガスラインL6を介してカソードオフガスG32を排気する。
ポンプ6は、水供給部8から供給される水Wの水量を調節する。ポンプ6により所定量に調整された水Wは、水供給ラインL5を通じて、筐体10の外部に設けた第2の水貯留部30及び筐体10の内部に設けた第1の水貯留部20を介して、改質器3に供給される。
改質器3は、燃料ガスG1及び水Wから改質ガスG2を生成する。すなわち、改質器3には、燃料ガス供給ラインL2を介して燃料ガスG1が供給される。また、改質器3には、水供給ラインL5を介して水Wが供給される。この際、燃料ガスG1を800℃程度にまで加熱する必要がある。この加熱は、改質器3に設けた熱交換器(図示せず)においてアノードオフガスG31及びカソードオフガスG32から得た熱、並びに燃料電池スタック(図示せず)からの輻射熱により行われる。改質器3によって生成された改質ガスG2は、水素供給ラインL3を介して燃料電池2へ供給される。
燃焼器4は、燃料電池2から排気されるアノードオフガスG31と、カソードオフガスG32とを燃焼処理する。燃焼器4により燃焼されたアノードオフガスG31及びカソードオフガスG32は、燃焼器4の下流側に接続された燃焼排気ガスラインL7を通じて、燃焼排気ガスG33として排出される。すなわち、アノードオフガスG31は、水素ガスを含む。このため、アノードオフガスG31は、燃焼器4により水素ガスが除去された不活性なガスとして外部に排気される。
第1の水貯留部20は、筐体10の内部であって、水供給ラインL5の途中に配置された改質器3よりも上流側に設けられる。第1の水貯留部20は、所定量の水を貯留する給水バッファタンクとして機能する。すなわち、第1の水貯留部20には、水供給部8から水供給ラインL5を介して供給される水Wが貯留される。第1の水貯留部20に貯留された水Wは、筐体10の内部の温度が高温となったときに加熱され、水蒸気となる。
具体的に説明すると、燃料電池システム1においては、燃料電池システム1の緊急停止時に筐体10の内部は高温状態となる。このため、筐体10の内部に配置された第1の水貯留部20の内部も、筐体10の内部の余熱により高温状態となる。すなわち、第1の水貯留部20に貯留された水は、加熱され、水蒸気となる。第1の水貯留部20の内部で発生した水蒸気は、水供給ラインL5を通じて改質器3を介して更に水素供給ラインL3を通じて、燃料電池2の内部に送出される。
第2の水貯留部30は、筐体10の外部であって、水供給ラインL5の途中に配置されたポンプ6と第1の水貯留部20との間に設けられる。第2の水貯留部30は、所定量の水を貯留する給水バッファタンクとして機能する。すなわち、第2の水貯留部30には、水供給部8から水供給ラインL5を通じて供給される水Wが貯留される。ここで、第2の水貯留部30は、第1の水貯留部20よりも大容量の水が貯留できる大型の給水バッファタンクとしている。
具体的に説明すると、第2の水貯留部30は、第1の水貯留部20よりも上側に配置されている。第2の水貯留部30に貯留される水は、第1の水貯留部20に貯留される水が蒸発により減少するのに伴って第1の水貯留部20へ供給される。このメカニズムについては後述する。
次に、燃料電池システム1の緊急停止時の動作の詳細について説明する。
本実施形態の燃料電池システム1において、燃料電池システム1が緊急停止(非通電時)となった場合には、筐体10の内部に設けられた第1の水貯留部20に貯留されている水は、筐体10の内部の余熱により加熱され、水蒸気となる。この第1の水貯留部20の内部で発生した水蒸気は、水供給ラインL5を通じて改質器3の流路(図示せず)を介して更に水素供給ラインL3を通じて、燃料電池2の内部に送出される。
本実施形態の燃料電池システム1において、燃料電池システム1が緊急停止(非通電時)となった場合には、筐体10の内部に設けられた第1の水貯留部20に貯留されている水は、筐体10の内部の余熱により加熱され、水蒸気となる。この第1の水貯留部20の内部で発生した水蒸気は、水供給ラインL5を通じて改質器3の流路(図示せず)を介して更に水素供給ラインL3を通じて、燃料電池2の内部に送出される。
すなわち、燃料電池システム1の緊急停止時には、第1の水貯留部20の内部で発生した水蒸気は、燃料電池2の内部に次々と送り出される。そのため、燃料電池2の内部は、第1の水貯留部20から送り出された水蒸気で充満した状態となる。これにより、外部からアノードオフガスラインL4を介して燃料電池2の内部に空気(酸素)が入り込もうとした場合でも、燃料電池2の内部で充満した水蒸気は、空気(酸素)の流入を抑制する。この結果、燃料電池2のアノード(燃料極)を形成するニッケル等の酸化を抑制することができるため、発電セルの破損を防止することができる。
ここで、前述したように、第1の水貯留部20は、筐体10の内部に配置される。また、この第1の水貯留部20は、水の貯留量が少ない小型の給水バッファタンクとしている。これにより、燃料電池システム1の通電時であって、筐体10の内部が常温状態となっている場合には、第1の水貯留部20に貯留された水は、水蒸気が発生しやすい温水状態となっている。そのため、燃料電池システム1の緊急停止時には、即時、第1の水貯留部20から水蒸気を発生させることができる。
第2の水貯留部30は、第1の水貯留部20よりも上側に配置されている。そのため、第2の水貯留部30に貯留される水は、第1の水貯留部20に貯留される水が蒸発により減少するのに伴って、自重(水頭圧)により第2の水貯留部30から第1の水貯留部20へ供給される。そして、第1の水貯留部20の内部で発生した水蒸気は、水供給ラインL5を通じて改質器3を介して更に水素供給ラインL3を通じて、燃料電池2の内部に送出される。
第1実施形態の燃料電池システム1によれば、例えば、以下の効果が奏される。
本実施形態の燃料電池システム1においては、燃料電池2と、燃料ガスG1と水Wとを反応させて改質ガスG2を生成する改質器3と、燃料電池2から排気されるアノードオフガスG31を燃焼処理する燃焼器4と、燃料電池2、改質器3及び燃焼器4を内部に包囲する筐体10とを備え、水供給ラインL5における改質器3よりも上流側の位置であって、筐体10の内部と筐体10の外部とには、それぞれ所定量の水が貯留される第1の水貯留部20と第2の水貯留部30とが設けられ、筐体10の内部の温度が高温となった場合に、第1の水貯留部20及び第2の水貯留部30に貯留された水が水蒸気となる。
本実施形態の燃料電池システム1においては、燃料電池2と、燃料ガスG1と水Wとを反応させて改質ガスG2を生成する改質器3と、燃料電池2から排気されるアノードオフガスG31を燃焼処理する燃焼器4と、燃料電池2、改質器3及び燃焼器4を内部に包囲する筐体10とを備え、水供給ラインL5における改質器3よりも上流側の位置であって、筐体10の内部と筐体10の外部とには、それぞれ所定量の水が貯留される第1の水貯留部20と第2の水貯留部30とが設けられ、筐体10の内部の温度が高温となった場合に、第1の水貯留部20及び第2の水貯留部30に貯留された水が水蒸気となる。
燃料電池システム1が緊急停止時に、筐体10の内部の温度が高温状態となるため、筐体10の内部に設けられた第1の水貯留部20に貯留されている水は、筐体10の内部の余熱により加熱され、水蒸気となる。そして、第1の水貯留部20の内部で発生した水蒸気は、燃料電池2の内部に送出される。これにより、外部からアノードオフガスラインL4を介して燃料電池2の内部に空気(酸素)が入り込もうとした場合でも、燃料電池2の内部で充満した水蒸気は、外部からの空気(酸素)の流入を抑制する。この結果、燃料電池2のアノード(燃料極)を形成するニッケル等が酸化することが抑制され、発電セルの破損を防止することができる。
また、第2の水貯留部30に貯留される水は、第1の水貯留部20に貯留される水が減少するのに伴って第1の水貯留部20へ供給される。そのため、第1の水貯留部20に貯留される水が自動的に補給されるため、水蒸気による外部からの空気(酸素)の流入を抑制する効果を継続することができる。
また、第2の水貯留部30は、第1の水貯留部20よりも水の貯留量が多い大型の給水バッファタンクとして機能する。第2の水貯留部30は、筐体10の外部に設けられているため、筐体10の内部に設けられている第1の水貯留部20と比べて、容易に大容量化することができる。そのため、第2の水貯留部30により大量の水蒸気を発生させるための水を確保することができる。すなわち、第2の水貯留部30は、大容量の水を貯留する給水バッファタンクとして機能するため、長期に亘って水蒸気を発生できる給水バッファタンクとして使用することができる。
1 燃料電池システム
2 燃料電池
3 改質器
4 燃焼器
5 ファン(空気供給部)
6 ポンプ
7 燃料ガス供給部
8 水供給部
10 筐体
20 第1の水貯留部
30 第2の水貯留部
L1 空気供給ライン
L2 燃料ガス供給ライン
L3 水素供給ライン
L4 アノードオフガスライン
L5 水供給ライン
A1 空気
G1 燃料ガス
G2 改質ガス
G31 アノードオフガス
2 燃料電池
3 改質器
4 燃焼器
5 ファン(空気供給部)
6 ポンプ
7 燃料ガス供給部
8 水供給部
10 筐体
20 第1の水貯留部
30 第2の水貯留部
L1 空気供給ライン
L2 燃料ガス供給ライン
L3 水素供給ライン
L4 アノードオフガスライン
L5 水供給ライン
A1 空気
G1 燃料ガス
G2 改質ガス
G31 アノードオフガス
Claims (3)
- 燃料電池と、
空気供給ラインにより前記燃料電池と接続され、前記燃料電池に酸素を含む空気を供給する空気供給部と、
水素供給ラインにより前記燃料電池と接続され、高温下において燃料と水とを反応させて水素を生成する改質器と、
燃料ガス供給ラインにより前記改質器と接続され、前記改質器に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部と、
水供給ラインにより前記改質器と接続され、前記改質器に水を供給する水供給部と、
アノードオフガスラインにより前記燃料電池と接続され、前記燃料電池から排気されるアノードオフガスを燃焼処理する燃焼器と、
前記燃料電池、前記改質器及び前記燃焼器を内部に包囲する筐体と、を備える燃料電池システムであって、
前記水供給ラインにおける前記改質器よりも上流側の位置であって、前記筐体の内部と前記筐体の外部とには、それぞれ所定量の水が貯留される第1の水貯留部と第2の水貯留部とが設けられ、
前記筐体の内部の温度が高温となった場合に、前記第1の水貯留部に貯留された水が水蒸気となる、
燃料電池システム。 - 前記第2の水貯留部に貯留される水は、前記第1の水貯留部に貯留される水が減少するのに伴って前記第1の水貯留部へ供給される、請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記第2の水貯留部は、前記第1の水貯留部よりも大容量の水を貯留する、請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
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JP2020009723A (ja) | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 |
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