JP2015035173A - 入力機能付き表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型化を図ることができる入力機能付き表示装置を提供する。【解決手段】表示パネル、及び、前記表示パネルの表面周縁部の少なくとも一部を被覆するベゼル部を有する表示装置と、前記表示パネルの前方に粘着層を介して配置されるタッチパネルとを備える入力機能付き表示装置であって、前記粘着層は、前記ベゼル部により被覆されていない前記表示パネルの表面領域に配置され、前記表示パネルと前記タッチパネルとを貼着する入力機能付き表示装置。【選択図】図6
Description
本発明は、入力機能付き表示装置、特に、使用者がタッチ入力した個所を入力位置として検出する入力機能付き表示装置に関する。
従来、銀行端末(キャッシュディスペンサー)、券売機、スマートフォン、パソコン、OA機器、電子手帳、PDA等のディスプレイ装置(表示装置)にタッチパネルを取り付け、使用者がタッチパネルにタッチした個所を入力位置として検出する入力機能付き表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示されている入力機能付き表示装置は、図9に示すように、内部に表示装置100が収容される筐体101の開口部102に、粘着層103を介してタッチパネル104を貼着したカバー体105の周縁部を固定するように構成されている。
このような入力機能付き表示装置に関しては、その全体の薄型化が強く望まれており、その一方策として、カバー体や粘着層の薄型化が検討されている。しかしながら、図9に示すような入力機能付き表示装置の場合、タッチパネル104が貼着されたカバー体105の周縁部を筐体開口部102に固定することにより構成されるものであることから、カバー体105を薄く形成すると、カバー体105の剛性が不足し、タッチパネル104の保持が困難になるという問題があり、その薄型化に限界があった。
また、入力機能付き表示装置の他の形態としては、例えば、図10に示すような構造のものも知られている(例えば、特許文献2参照)。この入力機能付き表示装置は、液晶等の表示パネル110と、該表示パネル110の前方に配置されたタッチパネル111と、タッチパネル111の前方に配置されるカバー体112と、表示パネル110の後方に配置されるバックライト113と、これらタッチパネル111、表示パネル110及びバックライト113が収容された筐体114とを備えている。このような形態の入力機能付き表示装置の場合、カバー体112、タッチパネル111、表示パネル110及びバックライト113は、それぞれ粘着層を介して互いに貼着されて構成されるため、カバー体112に高い剛性が要求されず、カバー体112を薄く形成することが可能となる。
上述のように、図10に示すような入力機能付き表示装置の場合、カバー体112の薄型化を行うことが可能ではあるが、粘着層の薄型化を行って、入力機能付き表示装置全体としての更なる薄型化を行うことは困難であるという問題があった。具体的に説明すると、図10に示すような入力機能付き表示装置の場合、表示パネル110とタッチパネル111とは、図11の拡大断面図に示すように、粘着層115を介して互いに貼着されるが、その際、表示パネル110の前方面全体に粘着層115を配置し、両者が貼着される。ここで、表示パネル110は、偏光フィルター、ガラス基板、配厚膜、液晶、カラーフィルター等の様々な構成要素が粘着層を介して層状に積層されて形成される積層体構造を有しており、この積層体の周面保護や、各構成要素の横ズレ防止(積層方向に対して垂直な方向へのズレ防止)のため、表示パネル110には、その周面の全周を取り囲むように配置される、或いは、周面の一部分に配置されるベゼル部116が設けられている。ベゼル部116は、例えば、表示パネル110の周面の全周或いは一部分に貼り付けられるテープにより、或いは、薄い金属製枠或いは薄い合成樹脂製枠から構成されるものであり、その一部が表示パネル110の表面周縁部を被覆することとなる。このような構成の表示パネル110の前方面全域に粘着層115を配置し、タッチパネル111を貼着する場合、図11の拡大断面図に示すように、表示パネル110の表面周縁部を被覆するベゼル部115の一部と表示パネル110の表面との間で形成される粘着層115の段差領域117において、表示パネル110と粘着層115との間での粘着強度や、粘着層115とタッチパネル111との間での粘着強度が低下し、表示パネル110から粘着層115やタッチパネル111が剥離しやすくなるという問題が生じる。つまり、粘着層115の厚みを薄くすることにより装置の薄型化を図ろうとすると、表示パネル110と粘着層115との間での剥離や、粘着層115とタッチパネル110との間の剥離の危険性がより一層高くなるため、粘着層115の厚みを薄くすることにより装置の薄型化を図るという方策を採用することが困難であった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、薄型化を図ることができる入力機能付き表示装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、表示パネル、及び、前記表示パネルの表面周縁部の少なくとも一部を被覆するベゼル部を有する表示装置と、前記表示パネルの前方に粘着層を介して配置されるタッチパネルとを備える入力機能付き表示装置であって、前記粘着層は、前記ベゼル部により被覆されていない前記表示パネルの表面領域に配置され、前記表示パネルと前記タッチパネルとを貼着する入力機能付き表示装置により達成される。
また、この入力機能付き表示装置において、前記タッチパネルは、前記ベゼル部に対向するタッチパネル周縁部を備えており、前記ベゼル部と前記タッチパネル周縁部とは、前記粘着層により互いに貼着されていないことが好ましい。
また、前記表示パネル及び前記タッチパネルの積層体を収容する筐体を備えており、前記筐体は、前記タッチパネルの周縁部を覆うように配置される枠部を備えていることが好ましい。
また、前記タッチパネルの前方に配置されるカバー体を更に備えており、前記カバー体は、その周端面が前記枠部の内周面と対向するように、前記枠部の内側に配置されていることが好ましい。また、前記カバー体は、円偏光板を備えるように構成してもよい。
本発明によれば、薄型化を図ることができる入力機能付き表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実態形態にかかる入力機能付き表示装置1について添付図面を参照して説明する。尚、各図面は、構成の理解を容易にするため、実寸比ではなく部分的に拡大又は縮小されている。図1は、本発明の一実施形態に係る入力機能付き表示装置1の概略構成断面図であり、図2は、入力機能付き表示装置1の概略構成平面図である。本発明の一実施形態に係る入力機能付き表示装置1は、使用者がタッチ入力した個所を入力位置として検出することが可能な表示装置2であり、図1及び図2に示すように、表示装置2と、タッチパネル3と、カバー体4と、筐体5とを備えている。
表示装置2は、画像を表示する装置であり、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の装置を採用することができる。この表示装置2は、表示パネル21を備えている。表示装置2として液晶ディスプレイを採用する場合には、液晶表示パネルが表示パネル21に相当し、プラズマディスプレイを表示装置2として採用する場合には、プラズマパネルが表示パネル21に相当する。また、表示装置2として有機ELディスプレイを採用する場合には、有機ELパネルが表示パネル21に相当する。なお、表示装置2として、液晶ディスプレイを採用する場合には、バックライト(図示せず)が表示パネル21の後方側(図中下方側)に配置される。
ここで、表示パネル21は様々な部材が積層されて構成されている。例えば、液晶表示パネルの場合には、例えば、偏光板、カラーフィルタ層、液晶層、TFT層、偏光板等が積層された構造を有しており、プラズマパネルの場合には、例えば、背面基板、電極を形成したガラス板、蛍光体層を形成したガラス板、前面基板等が積層された構造を有している。また、有機ELパネルの場合には、例えば、反射電極が形成されたガラス基板、有機積層膜、透明電極層、充填材層、カラーフィルタ層、ブラックマスク層、ガラス層等が積層された構造を有している。このように多種多様な部材の積層構造を有する表示パネル21には、その周面保護や、各構成部材の横ズレ防止(積層方向に対して垂直な方向へのズレ防止)のため、その周面の全周を取り囲むように配置される、或いは、周面の一部分に配置されるベゼル部22が設けられている。ベゼル部22は、例えば、表示パネル21の周面の全周或いは一部分に貼り付けられるテープにより、又は、薄い金属製枠或いは薄い合成樹脂製枠から構成されるものであり、その一部が表示パネル21の表面周縁部上を被覆することとなる。
タッチパネル3は、静電容量式のタッチパネルであり、平面視矩形状に形成されている。このタッチパネル3は、表示パネル21の前方の所定位置に配置した状態において、表示パネル21のベゼル部22に対向するタッチパネル周縁部3aを備えるように構成されている。また、タッチパネル3は、図3(a)の概略構成断面図に示すように、第1透明面状体31と第2透明面状体32とを備えている。第1透明面状体31は、図4(a)の平面図に示すように、透明基板311と、当該透明基板311上にパターニングされて形成される複数のタッチ電極部312と、当該透明基板311上に形成される複数の引き出し配線313とを備えている。各引き出し配線313は、各タッチ電極部312に電気的に接続し、透明基板311の一の側縁31aに向けて引き出されている。
同様に、第2透明面状体32は、図4(b)の平面図に示すように、透明基板321と、当該透明基板321上にパターニングされて形成されるタッチ電極部322と、当該透明基板321上に形成される複数の引き出し配線323とを備えている。各引き出し配線323は、各タッチ電極部322に電気的に接続し、透明基板321の一の側縁32aに向けて引き出されている。
第1透明面状体31と第2透明面状体32とは、図3(a)に示すように、第1透明面状体31の透明基板311の裏面側(タッチ電極部312が形成されていない面側)と第2透明面状体32のタッチ電極部322とが互いに対向するようにして、粘着層6aを介して貼着されている。なお、図3(b)に示すように、第1透明面状体31と第2透明面状体32とを、それぞれのタッチ電極部312,322が対向する向きとなるようにして貼着してもよく、或いは、図3(c)に示すように、第1透明面状体31のタッチ電極部312と第2透明面状体32の透明基板321の裏面側(タッチ電極部322が形成されていない面側)とが互いに対向するようにして貼着してもよい。また、粘着層6aとしては、エポキシ系やアクリル系、シリコン系、ウレタン系など、一般的な透明接着剤を用いることができ、ポリエステル系樹脂の透明性フィルムからなる芯材を含むものであってもよい。また、シート状粘着材を複数枚重ね合わせることにより粘着層6aを形成してもよく、更に、複数種類のシート状粘着材を重ね合わせて形成してもよい。また、アクリル系UV硬化樹脂やシリコン系UV硬化樹脂等の紫外線硬化性樹脂を使用してもよい。粘着層6aの厚みは、特に指定はないが、実用上では15μmから175μmであることが好ましい。
透明基板311,321は、高い誘電率を有し、透明性が高い材料からなることが好ましく、具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、ポリアクリル(PAC)、アクリル、非晶質ポリオリフィン系樹脂、環状ポリオリフィン系樹脂、脂肪族環状ポリオレフィン、ノルボルネン系の熱可塑性透明樹脂などの可撓性フィルムやこれら2種以上の積層体などを挙げることができる。透明基板311,321の厚みは、20〜500μm程度が好ましい。
また、透明基板311,321を形成する場合、予め、タッチ電極部312,322が形成される面側に透明性や密着性等を向上させる為のアンダーコート層を設けるようにして構成してもよい。アンダーコート層の材料としては、酸化珪素、酸化チタン、酸化錫などの金属酸化物を例示することできる。このような金属酸化物からなる薄膜層を、スパッタリング法、抵抗蒸着法、或いは、電子ビーム蒸着法などにより、透明基板311,321の表面に形成することによってアンダーコート層を構成することができる。また、アンダーコート層は、光屈折率が異なる2以上の薄膜層を積層することにより構成することもできる。特に、特開2010-208169等に記載されるようなインデックスマッチング機能を有するアンダーコート層とした場合、透明導電膜のある部分(タッチ電極部312,322)と無い部分との光学特性の差が小さくなるため、タッチパネル3の視認性が改善される。
各タッチ電極部312,322は、図4(a)及び図4(b)の平面図に示すように、互いに平行に延びる矩形の帯状形状として形成されており、帯状の各タッチ電極部312,322は、第1透明面状体31及び第2透明面状体32を重ね合わせた場合に、互いに直交するように配置されている。
タッチ電極部312,322のパターン形状は、指などの接触ポイントを検出可能である限り、任意の形状とすることが可能である。例えば、図5(a)及び図5(b)の平面図に示すように、タッチ電極部312,322を、複数の菱形が直線状に連結された菱形連結帯状形状として構成し、第1透明面状体31及び第2透明面状体32を重ね合わせた場合に、各タッチ電極部312,322の長手方向が互いに直交し、且つ、平面視において上下の菱形電極体312a,322aが重なり合わないように配置してもよい。なお、タッチパネル3の分解能などの動作性能については、第1透明面状体31と第2透明面状体32とを重ね合わせた場合に、タッチ電極部312,322が存在しない領域を少なくする構成を採用する方が優れている。このような観点から、タッチ電極部312,322のパターン形状として、図4に示す矩形の帯状形状よりも、複数の菱形が直線状に連結された菱形連結帯状形状の方が望ましい。
タッチ電極部312,322は、透明性が高い材料からなることが好ましく、具体的には、インジウム錫酸化物(ITO:Indium
Tin
Oxide)、酸化インジウム、アンチモン添加酸化錫、フッ素添加酸化錫、アルミニウム添加酸化亜鉛、カリウム添加酸化亜鉛、シリコン添加酸化亜鉛や、酸化亜鉛−酸化錫系、酸化インジウム−酸化錫系、酸化亜鉛−酸化インジウム−酸化マグネシウム系、酸化亜鉛、スズ酸化膜等の透明導電材料、或いは、スズ、銅、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属材料、金属酸化物材料を例示することができ、これら2種以上を複合して形成してもよい。また、金属単体でも導電材料として使用できる。
Tin
Oxide)、酸化インジウム、アンチモン添加酸化錫、フッ素添加酸化錫、アルミニウム添加酸化亜鉛、カリウム添加酸化亜鉛、シリコン添加酸化亜鉛や、酸化亜鉛−酸化錫系、酸化インジウム−酸化錫系、酸化亜鉛−酸化インジウム−酸化マグネシウム系、酸化亜鉛、スズ酸化膜等の透明導電材料、或いは、スズ、銅、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属材料、金属酸化物材料を例示することができ、これら2種以上を複合して形成してもよい。また、金属単体でも導電材料として使用できる。
また、カーボンナノチューブやカーボンナノホーン、カーボンナノワイヤ、カーボンナノファイバー、グラファイトフィブリルなどの極細導電炭素繊維や銀素材からなる極細導電繊維をバインダーとして機能するポリマー材料に分散させた複合材をタッチ電極部312,322の材料として用いることもできる。ここでポリマー材料としては、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリp−フェニレン、ポリ複素環ビニレン、PEDOT:poly(3,4-ethylenedioxythiophene)などの導電性ポリマーを採用することができる。なお、このような導電性ポリマー単体でタッチ電極部312,322を形成してもよい。また、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、アクリル、ポリイミド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、脂肪族環状ポリオレフィン、ノルボルネン系の熱可塑性透明樹脂などの非導電性ポリマーを採用することができる。
タッチ電極部312,322の形成方法は、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法などのPVD法や、CVD法、塗工法、印刷法などを例示することができる。またタッチ電極部312,322の厚みは、特に限定されないが、例えばスパッタリング法でITO膜を成膜する場合であって、視認性の向上を図る場合には、60nm以下であることが好ましく、40nm以下であることがより好ましい。なお、膜厚が5nm以下では連続した膜になり難く、安定な導電層を形成することは困難である。また、タッチ電極部312,322の低抵抗化を図る場合には、30nm以上の厚みとすることが好ましい。
タッチ電極部312,322のパターニングは、透明基板311,321上にそれぞれ形成された導電層の表面に、所望のパターン形状を有するマスク部を形成して露出部分を酸液などでエッチング除去した後、アルカリ液などによりマスク部を溶解させて行うことができる。
タッチ電極部312,322に電気的に接続する引き出し配線313,323は、タッチ電極部312,322がそれぞれ検出したタッチ信号を、フレキシブル配線板(図示せず)を介して、外部に配置されるタッチ位置判別用回路(図示せず)に導くためのものである。
図4(a)の平面図に示すように、各引き出し配線313の一方端313aは、各タッチ電極部312の端部に個別に接続し、他方端313bは、透明基板311の一の側縁31a近傍に配置されている。透明基板311の一の側縁31a近傍に配置される各引き出し配線313の他方端313bは、所定間隔をあけて一纏まりに集積され、第1配線集積部314を形成している。
同様に、図4(b)の平面図に示すように、第2透明面状体32における各引き出し配線323の一方端323aは、各タッチ電極部322の端部に個別に接続し、他方端323bは、透明基板321の一の側縁32a近傍に配置されている。各引き出し配線323は、その一方端323aを起点として透明基板321の周縁に沿うように引き回され、透明基板321の一の側縁32a近傍に導かれるように構成されている。透明基板321の一の側縁32a近傍に配置される各引き出し配線323の他方端323bは、所定間隔をあけて一纏まりに集積され、第2配線集積部324を形成している。
これら第1配線集積部314及び第2配線集積部324は、第1透明面状体31と第2透明面状体32とを重ね合わせてタッチパネル3を形成する際に、当該タッチパネル3の平面視において、タッチパネル3の同一の一の側縁近傍にて、互いに隣接して配置されるように構成されている。これら第1配線集積部314及び第2配線集積部324には、フレキシブル配線板(図示せず)の端子が電気的に接続され、タッチ電極部312,322がそれぞれ検出したタッチ信号が、外部に配置されるタッチ位置判別用回路(図示せず)に導かれる。なお、フレキシブル配線板は、表示装置2の後方側に向けて引き出されている。
引き出し配線313,323の形成方法としては、種々の方法を採用することができる。例えば、(A)銀などの金属の導電性粒子を含む導電性ペーストを透明基板311,321上にスクリーン印刷する方法、(B)銅などの金属箔を透明基板311,321上に積層し、金属箔の上にレジストパターンを形成し、金属箔をエッチングする方法(特開2008−32884等参照)が挙げられる。また、上述のタッチ電極部312,322と同様の材料(インジウム錫酸化物(ITO))を用いて、スパッタリング法等により引き出し配線313,323を形成してもよい。また、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリp−フェニレン、ポリ複素環ビニレン、PEDOT:poly(3,4-ethylenedioxythiophene)などの導電性ポリマー(導電性高分子)を印刷することにより引き出し配線313,323を形成してもよい。
上記(A)の形成方法における導電性粒子としては、銀を主成分とする微粒子を挙げることができる。また、例えば、金、銀、銅、金と銀の合金、金と銅の合金、銀と銅の合金、金と銀と銅の合金のいずれか一を主成分とする微粒子でもよい。また、インジウム錫酸化物(ITO)、酸化インジウムに酸化亜鉛を混合した導電性酸化物(IZO[indium
zinc oxide])、または酸化インジウムに酸化珪素を混合した導電性酸化物(ITSO)を主成分とする微粒子でもよい。また、導電性粒子としては、銀などの金属ナノワイヤーや、カーボンナノチューブ、グラフェン等の微粒子を使用してもよい。
zinc oxide])、または酸化インジウムに酸化珪素を混合した導電性酸化物(ITSO)を主成分とする微粒子でもよい。また、導電性粒子としては、銀などの金属ナノワイヤーや、カーボンナノチューブ、グラフェン等の微粒子を使用してもよい。
このような構成を有するタッチパネル3は、粘着層6bを介して表示パネル21の前面に貼着されるが、粘着層6bは、図6の要部拡大断面図に示すように、ベゼル部22により被覆されていない表示パネル21の所定領域に配置され、表示パネル21とタッチパネル3とを貼着するように構成される。つまり、粘着層6bが、表示パネル21の表面上のベゼル部22と重なり合わないような位置に配置し、ベゼル部22とタッチパネル周縁部3aとが、粘着層6bにより互いに貼着されていないように構成される。より具体的には、例えば、ベゼル部22が、表示パネル21の表面周縁部の全周を被覆するように構成されている場合には、表示パネル21の表面に配置されるベゼル部22の内側に粘着層を配置する。
粘着層6bとしては、エポキシ系やアクリル系、シリコン系、ウレタン系など、一般的な透明接着剤を用いることができ、ポリエステル系樹脂の透明性フィルムからなる芯材を含むものであってもよい。また、シート状粘着材を複数枚重ね合わせることにより粘着層6bを形成してもよく、更に、複数種類のシート状粘着材を重ね合わせて形成してもよい。また、アクリル系UV硬化樹脂やシリコン系UV硬化樹脂等の紫外線硬化性樹脂を使用してもよい。粘着層6bの厚みは、特に指定はないが、表示パネル21の表示面を被覆するベゼル部22の高さ以上の厚みに設定し、ベゼル部22と、タッチパネル周縁部3aとの間に、間隙Wが形成されるような厚みに設定することがより好ましい。具体的には、例えば、粘着層6bの厚みを100μm以上350μm以下程度の範囲に設定することが好ましく、間隙Wは、ベゼル部22とタッチパネル3との間の距離が、例えば10μm以上100μm以下の範囲となるように設定することが好ましい。
カバー体4は、タッチパネル3を保護する機能を有する透明なフィルム部材であり、タッチパネル3の前方に配置されている。このカバー体4の露出面がタッチ操作用のタッチ面を構成する。カバー体4は、平面視矩形状に形成されており、タッチパネル3の周縁部よりも内側領域において、粘着層6cを介してタッチパネル3に貼着されている。つまり、カバー体4の周縁とタッチパネル3の周縁との間にタッチパネル3の表面が露出するようにして、カバー体4はタッチパネル3の前方に配置されている。また、カバー体4は、その周端面が、後述の筐体5における枠部51の内周面と対向するように、当該枠部51の内側に配置されている。
カバー体4は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、アクリル(ポリメタクリル酸メチル;PMMA)等の合成樹脂製の可撓性フィルムにより形成される。なお、これらのフィルムの表面に、ハードコート層等を設けてもよい。また、これら2種以上の積層体によりカバー体4を構成してもよい。積層体構造を有するカバー体4としては、ポリカーボネート(PC)製フィルムの両面にアクリル製フィルムを配設した積層フィルム(PMMA/PC/PMMAフィルム)や、アクリル製フィルムの片面にポリカーボネート(PC)フィルムを配設した積層フィルム(PMMA/PCフィルム)が好ましく使用される。ここで、カバー体4の厚みは、150μm以上800μm以下となるように構成することが好ましく、200μm以上500μm以下となるように構成することがさらに好ましい。
また、カバー体4が、直線偏光板とλ/4位相差板とを全面貼りして構成される円偏光板を備えるように構成してもよい。直線偏光板は、ヨウ素や二色性染料などの二色性色素を吸着配向させたポリビニルアルコール(PVA)の延伸フィルムを例示することができ、このフィルムの両面を、保護フィルムとしてのトリアセチルアセテート(TAC)フィルムで挟持するように貼り合わせたものを使用してもよい。λ/4位相差板は、ポリビニルアルコール(PVA)やポリカーボネート(PC)、ノルボルネン系の熱可塑性樹脂、環状ポリオレフィン樹脂などのフィルムを延伸して複屈曲性を付与したものを例示することができる。なお、カバー体4が円偏光板を備えるように構成する場合、λ/4位相差板がタッチパネル3側に配置されるように構成する。また、カバー体4が円偏光板を備える場合、タッチパネル3が有する透明基板311,321は、光等方性材料から形成することが好ましい。光等方性材料は、入射する全ての光に対して、偏光性を有しない材料で、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリアクリル(PAC)、非晶質ポリオリフィン系樹脂、環状ポリオリフィン系樹脂、脂肪族環状ポリオレフィン、ノルボルネン系の熱可塑性透明樹脂、ガラス材料などを例示することができる。これらの材料を用いて透明基板311,321を形成する方法としては、キャストや押し出しという手法を用いることができる。
このように、カバー体4を円偏光構成とすることにより、タッチパネル3内部の材料界面等からの反射光を低減することができ、良好な低反射性を付与することが可能となり、表示パネル21によって表示される画像等の視認性をより向上させることができる。
また、カバー体4とタッチパネル3との間に介在する粘着層6cとしては、エポキシ系やアクリル系、シリコン系、ウレタン系など、一般的な透明接着剤を用いることができ、ポリエステル系樹脂の透明性フィルムからなる芯材を含むものであってもよい。また、シート状粘着材を複数枚重ね合わせることにより粘着層6cを形成してもよく、更に、複数種類のシート状粘着材を重ね合わせて形成してもよい。また、アクリル系UV硬化樹脂やシリコン系UV硬化樹脂等の紫外線硬化性樹脂を使用してもよい。粘着層6cの厚みは、特に指定はないが、実用上では15μmから175μmであることが好ましい。
筐体5は、表示装置2、タッチパネル3及びカバー体4からなる積層体を収容する外箱である。この筐体5は、表示装置2及びタッチパネル3等を収容可能であればどのような形態を有してもよい。本実施形態においては、略矩形の平面形状を有する略直方体として筐体5が形成されている。また、略直方体形状の筐体5の一面は開口するように構成されており、その開口部には、枠部51が設けられている。この枠部51は、タッチパネル3の周縁部3a全域を覆うように形成されている。また、枠部51は、その内周面51aが、上述のカバー体4の周端面4aと対向するように形成され、また、枠部51の表面51bとカバー体4の表面4bとが略面一となるように構成されている。
以上の構成を備える入力機能付き表示装置1においては、装置使用者は、表示装置2の表示面(表示パネル)に映し出される画像をタッチパネル3及びカバー体4を介して透視しながら、カバー体4の表面に対してタッチ入力を行う。これにより、タッチパネル3におけるタッチ電極部312,322が、タッチ位置において人体の静電容量を介して接地され、このときのタッチ電極部312,322を流れる電流値の変化を検出することにより、タッチ位置の座標が演算される。
本発明に係る入力機能付き表示装置1においては、図6に示すように、ベゼル部22により被覆されていない表示パネル21の所定領域に粘着層6bを配置し、表示パネル21とタッチパネル3とを貼着するように構成している。これにより、従来発生していたような表示パネル21の表面周縁部を被覆するベゼル部22の一部と表示パネル21の表面との間で形成される段差状の粘着領域が形成されず(図6、図10参照)、表示パネル21と粘着層6bとの間での粘着強度や、粘着層6bとタッチパネル3との間での粘着強度が低下することを効果的に防止することができる。つまり、粘着層6bの厚みを薄く形成したとしても、表示パネル21と粘着層6bとの間での剥離や、粘着層6bとタッチパネル3との間の剥離の発生を低く抑えることが可能となり、結果として、粘着層6bの厚みを薄くすることによる入力機能付き表示装置1の薄型化を図ることが可能となる。
また、従来例を示す図11に示すように、ベゼル部を含む表示パネル110の前方面全体に粘着層115を配置し、表示パネル110とタッチパネル111とを貼着する場合、段差領域117におけるエア噛み(気泡発生)を避けるため、粘着層115の厚みを、段差領域117の高さの2〜3倍程度の厚みに設定する必要があったが、本発明の場合、図6に示すように、表示パネル21の表面周縁部を被覆するベゼル部22の一部と表示パネル21の表面との間において段差状の粘着領域が形成されないため、当該箇所におけるエア噛み防止を目的として粘着層6bの厚み大きく設定する必要がなくなり、入力機能付き表示装置1全体としての厚みを薄くすることが可能となる。
また、本発明に係る入力機能付き表示装置1においては、上述のように、従来発生していたような、表示パネル21の表面周縁部を被覆するベゼル部22の一部と表示パネル21の表面との間で形成される段差状の粘着領域が形成されない。従来の場合、段差状の粘着領域(段差部)が存在することにより、当該段差部近傍では、タッチパネル3やカバー体4に歪みが発生し、この歪みの影響により、タッチパネル3やカバー体4を介して装置使用者に表示される画像の周縁領域に歪みが生じる恐れがあった。これに対して、本発明に係る入力機能付き表示装置1の場合には、段差状の粘着領域が存在しないため、装置使用者に表示される画像に歪みが生じることがなく、極めて良好な視認性を得ることが可能となる。
また、本発明に係る入力機能付き表示装置1は、図6に示すように、タッチパネル3が、ベゼル部22に対向するタッチパネル周縁部3aを備えており、ベゼル部22とタッチパネル周縁部3aとが、粘着層6bにより互いに貼着されないように構成されている。つまり、タッチパネル周縁部3aは、ベゼル部22に対して浮いた状態となるように構成されている。ここで、上述のように、タッチパネル3の周縁部には、フレキシブル配線板が接続されるが、当該フレキシブル配線板は、表示パネル21(表示装置2)の後方側へと屈曲されて引き出されるため、フレキシブル配線板の屈曲に伴って、フレキシブル配線板とタッチパネル3との接続箇所において、フレキシブル配線板が剥離するおそれがある。これに対し、本発明のように、タッチパネル周縁部3aが、ベゼル部22に対して浮いた状態となるように構成することにより、タッチパネル周縁部3aにおけるフレキシブル配線板との接続箇所に、フレキシブル配線板を剥離させるような力が作用したとしても、浮いているタッチパネル周縁部3aがその力の一部を吸収することとなり、フレキシブル配線板がタッチパネル3から剥離することを効果的に防止することができる。特に、表示パネル21の表面周縁部を被覆するベゼル部22と、このベゼル部22の表面22aに対向するタッチパネル周縁部3aとの間に、間隙Wが形成されるように構成することにより、タッチパネル周縁部3aが撓みやすくなり、フレキシブル配線板を剥離させるような力の吸収性がより一層向上し、フレキシブル配線板がタッチパネル3から剥離することを極めて効果的に防止して、入力機能付き表示装置1の耐久性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されない。上記実施形態においては、入力機能付き表示装置1が備えるタッチパネル3は、第1透明面状体31及び第2透明面状体32を重ね合わせるようにして構成されているが、第1透明面状体31或いは第2透明面状体32のいずれか一方を省略して、タッチパネル3を構成してもよい。また、透明基板311の一方面側にタッチ電極部312を形成し、他方面側にタッチ電極部322を形成してタッチパネル3を構成してもよい。また、図7の斜視図に示すように、第2透明面状体32を省略すると共に、第1透明面状体31の透明基板311の一方面側に、タッチ電極部312及びタッチ電極部322の双方を形成してもよい。このようにしてタッチパネル3を構成する場合、タッチ電極部312とタッチ電極部322とが互いに重なる部分が形成されることとなるが、当該重なり部分において、絶縁部350を介在させることにより、タッチ電極部312とタッチ電極部322とが導通することを防止でき、タッチパネル3としての機能を維持することができる。
また、上記実施形態においては、各タッチパネル3の構成として、タッチ電極部312(タッチ電極部322)を帯状形状となるように形成しているが、例えば、図8に示すように、タッチ電極部312をアイランド状に形成してもよい。このようにアイランド状にタッチ電極部312を構成する場合、各タッチ電極部312に、引き出し配線313が接続するように構成するため、引き出し配線313の一部は、各タッチ電極部312の間を通過するように配置される。なお、図8に示すように、タッチ電極部312をアイランド状に構成し、各タッチ電極部312に、引き出し配線313がそれぞれ接続するように構成した場合、当該タッチ電極部312を有する第1透明面状体31のみでタッチパネル3としての機能を備える。
また、上記実施形態においては、タッチパネル3が有する各タッチ電極部312,322を、ITO膜等の導電膜により構成しているが、例えば、金属線を網目状に配設することにより各タッチ電極部312,322を構成してもよい、網目状の具体例としては、金属線を格子状にした形状を挙げることができる。格子状形状としては、透明基板311,321の各辺に平行となるように金属線を配置して格子状形状を形成してもよく、透明基板311,321の各辺に対して所定角度傾くように金属線を配置して格子状形状を形成してもよい。金属線は、極細線であり、金属線同士は略等間隔に並べられている。金属線の線幅は、3μm〜50μmの範囲とすることが好ましく、特に4μm〜30μmの範囲とすることが好ましい。また、隣接する金属線同士の間隔は、100μm〜1000μmの範囲とすることが好ましい。
また、上記実施形態において、各タッチ電極部312,322および各引き出し配線313,323を銅や銀などの金属薄膜により形成してもよい。このような構成を採用する場合、タッチ電極部312,322の少なくとも一部が網目状となるように構成してもよい。このように、各タッチ電極部312,322および各引き出し配線313,323を金属薄膜により構成する場合、各タッチ電極部312,322および各引き出し配線313,323を同時に形成することが可能となり、製造上の作業性を向上できると共に、製造コストを低く押させることができる。また、タッチパネル3の見栄えを良好なものとすることができる。また、金属薄膜によりタッチ電極部312,322および各引き出し配線313,323形成する方法としては、上述のように、銀などの金属の導電性粒子を含む導電性ペーストを透明基板311,321上にスクリーン印刷する方法や、銅などの金属箔を透明基板311,321上に積層し、金属箔の上にレジストパターンを形成し、金属箔をエッチングする方法等を例示することができる。
また、上記実施形態においては、タッチパネル3として、静電容量式タイプのものを採用しているが、例えば、抵抗膜式のタッチパネルを採用してもよい。この抵抗膜式のタッチパネルにおけるタッチ位置の検出方法は、従来の抵抗膜式のタッチパネルと同様であり、カバー体4の任意の位置を指などで押圧することで、タッチ電極部312及びタッチ電極部322が接触し、その接点の抵抗値を横方向と縦方向に時分割的測定をすることで接触位置の座標が演算される。
1 入力機能付き表示装置
2 表示装置
21 表示パネル
22 ベゼル部
3 タッチパネル
3a タッチパネル周縁部
31 第1透明面状体
311 透明基板
312 タッチ電極部
313 引き出し配線
314 第1配線集積部
32 第2透明面状体
321 透明基板
322 タッチ電極部
323 引き出し配線
324 第2配線集積部
35 遮光膜
4 カバー体
4a カバー体の周端面
5 筐体
51 枠部
51a 枠部の内周面
6a、6b、6c 粘着層
2 表示装置
21 表示パネル
22 ベゼル部
3 タッチパネル
3a タッチパネル周縁部
31 第1透明面状体
311 透明基板
312 タッチ電極部
313 引き出し配線
314 第1配線集積部
32 第2透明面状体
321 透明基板
322 タッチ電極部
323 引き出し配線
324 第2配線集積部
35 遮光膜
4 カバー体
4a カバー体の周端面
5 筐体
51 枠部
51a 枠部の内周面
6a、6b、6c 粘着層
Claims (6)
- 表示パネル、及び、前記表示パネルの表面周縁部の少なくとも一部を被覆するベゼル部を有する表示装置と、前記表示パネルの前方に粘着層を介して配置されるタッチパネルとを備える入力機能付き表示装置であって、
前記粘着層は、前記ベゼル部により被覆されていない前記表示パネルの表面領域に配置され、前記表示パネルと前記タッチパネルとを貼着する入力機能付き表示装置。 - 前記タッチパネルは、前記ベゼル部に対向するタッチパネル周縁部を備えており、前記ベゼル部と前記タッチパネル周縁部とは、前記粘着層により互いに貼着されていないことを特徴とする請求項1に記載の入力機能付き表示装置。
- 前記ベゼル部と、前記タッチパネル周縁部との間には、間隙が形成されている請求項2に記載の入力機能付き表示装置。
- 前記表示パネル及び前記タッチパネルの積層体を収容する筐体を備えており、
前記筐体は、前記タッチパネルの周縁部を覆うように配置される枠部を備えている請求項1から3のいずれかに記載の入力機能付き表示装置。 - 前記タッチパネルの前方に配置されるカバー体を更に備えており、
前記カバー体は、その周端面が前記枠部の内周面と対向するように、前記枠部の内側に配置されている請求項4に記載の入力機能付き表示装置。 - 前記カバー体は、円偏光板を備えている請求項5に記載の入力機能付き表示装置。
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JP2017068300A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 日本航空電子工業株式会社 | タッチパネル |
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- 2014-08-01 CN CN201420433362.5U patent/CN204009823U/zh active Active
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