JP2015035042A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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【解決手段】携帯端末100であって、略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像内で円環部分に形成されている切欠部を特定する目印特定部6cと、特定された切欠部に基づいて、取得された画像内のコード情報から所定の情報を読み取る情報読取部6eと、を備えている。
【選択図】図1
Description
コード情報は、例えば、紙などの記録媒体上に形成された状態で、携帯電話機やスマートフォン等の撮像装置によって撮像される。撮像装置は、撮像されたコード情報の画像情報に対して所定の復号処理を施すことで、コード情報によって表される元の所定の情報を取得する。
また、コード情報が円の周方向に沿って付加されていると、コード情報から所定の情報を読み取る際の開始位置を特定することができず、当該読取処理を適正に行うことができない虞もある。
略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された目印に基づいて、前記取得手段により取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取る読取手段と、を備えたことを特徴としている。
画像処理装置を用いた画像処理方法であって、略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得するステップと、取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定するステップと、特定された目印に基づいて、取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取るステップと、を含むことを特徴としている。
画像処理装置のコンピュータを、略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する取得手段、前記取得手段により取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定する特定手段、前記特定手段により特定された目印に基づいて、前記取得手段により取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取る読取手段、として機能させることを特徴としている。
図1に示すように、携帯端末100は、中央制御部1と、メモリ2と、撮像部3と、撮像制御部4と、画像データ生成部5と、コード処理部6と、動作処理部7と、表示部8と、表示制御部9と、送受話部10と、通信制御部11と、操作入力部12等を備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、撮像制御部4、画像データ生成部5、コード処理部6、動作処理部7、表示制御部9、送受話部10及び通信制御部11は、バスライン13を介して接続されている。
ここで、円形の被写体とは、記録媒体Pに押印された印章Sの略円形状の印影Siを含む。具体的には、印影Siは、当該印影Siを形成するための印画像Spの周りに外形が略円環状の円環部分Srが付加されたものである。
円環部分Srには、所定の情報を画素集合の規則的な配列に符号化したコード情報Scが複数付加されている。即ち、円環部分Srは、所定の数(例えば、四つ等)で等分された略等しい長さの複数の円弧部Sa、…を有し、当該円環部分Srの外周及び内周の対向する部分が内側に凹むような形状に形成された切欠部(目印)Smにより隣合う円弧部Saどうしが区切られている。例えば、四つの切欠部Sm、…は、印章Sの印面にて、基準状態の印画像Spに対して上側、下側、左側及び右側となるように付加されているものとする。
そして、各円弧部Saに、当該円弧の延在方向(円環部分Srの周方向)に沿って同一のコード情報Scがそれぞれ付加されている。つまり、印影Siには、コード情報Scが多重的に埋め込まれている。
ここで、コード情報Scは、元の所定の情報(例えば、URL等)を所定の符号化形式(例えば、リードソロモン符号、ゴレイ符号等)に従って符号化したものである。例えば、コード情報Scは、画素値「1」の白画素の集合と画素値「0」の黒画素の集合が所定の次元数で規則的に配列されている。
レンズ部3aは、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部3は、レンズ部3aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
また、撮像制御部4は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体の撮像条件の調整制御を行う。
なお、コード処理部6の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
即ち、画像取得部(画像取得手段)6aは、コード情報Scが複数付加されてなる円形の印影(円形の被写体)Siが所定の方向から撮像された画像を取得する。具体的には、画像取得部6aは、撮像部3により円形の印影Siが撮像されて画像データ生成部5により生成された撮像画像Iaの所定の解像度の画像データ(例えば、輝度データ)の複製をメモリ2から取得する。
ここで、記録媒体Pに押印された円形の印影Siは、レンズ部3aが正対するように配置された撮像部3により撮像されると、略円形状の画像として撮像されるが、円形の印影Siに対するレンズ部3aの相対的な位置関係によっては、楕円形状の画像となってしまう。
以下の説明では、円形の印影Siに対してレンズ部3aが所定の角度を有するように斜めに配置された状態で撮像され、撮像画像Ia内で円環部分Srが楕円形状をなしているものとする。
即ち、二値化部6bは、画像取得部6aにより取得された撮像画像Iaの画像データに対して、所定の閾値で二値化する二値化処理を施して、二値化画像Ibの画像データを生成する。
なお、上記の二値化処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
即ち、目印特定部(特定手段)6cは、画像取得部6aにより取得された撮像画像Ia内で印影Siの円環部分Srに所定の間隔で形成されている複数の切欠部(目印)Sm、…を特定する。
具体的には、目印特定部6cは、二値化部6bにより生成された二値化画像Ib内で印影Siの円環部分Srの外周に対応する楕円形状の輪郭部分Rを特定し(図4(b)参照)、当該輪郭部分Rを所定の基準位置(例えば、左端等)から周方向(具体的には、例えば、時計回り等)に走査して白画素が存する座標位置をそれぞれ特定する。つまり、目印特定部6cは、輪郭部分Rの周方向に沿って配設された画素値「0」の複数の黒画素が画素値「1」の白画素によって区切られている座標位置を特定する。そして、目印特定部6cは、二値化画像Ibにて特定された輪郭部分Rの白画素が存する座標位置を、円形の印影Siの円環部分Srに形成されている切欠部Smとしてそれぞれ特定する(図5(a)参照)。
即ち、射影変換部(生成手段)6dは、目印特定部6cにより特定された複数の切欠部Sm、…の座標位置を基準として、画像取得部6aにより取得された撮像画像Iaの二値化画像Ibに対して射影変換処理を行って、楕円形状をなす印影Siの円環部分Srを真円形状に変換した射影変換済み画像Icを生成する。
具体的には、射影変換部6dは、時計の文字板の0時(12時)、3時、6時及び9時に対応する位置を真円の0°(360°)、90°、180°及び270°の位置とし、目印特定部6cにより特定された四つの切欠部Sm、…の座標位置が真円の0°、90°、180°及び270°の座標位置となるような座標変換式を算出する。つまり、射影変換部6dは、射影変換後の四つの切欠部Sm、…の座標位置により正方形が形成されるような座標変換式を算出する。
そして、射影変換部6dは、算出された座標変換式に従って、外形が楕円形状となる向きで撮像された印影Siの撮像画像Iaの二値化画像Ibに対して射影変換処理を施して、印影Siの円環部分Srの外形が真円形状に変換された射影変換済み画像Icを生成する。
なお、上記の射影変換処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
即ち、情報読取部(読取手段)6eは、目印特定部6cにより特定された複数の切欠部Sm、…の座標位置を基準として、撮像画像Ia内のコード情報Scから所定の情報を読み取る読取処理を行う。
具体的には、情報読取部6eは、射影変換部6dにより生成された印影Siの円環部分Srを真円形状に変換した射影変換済み画像Ic内で四つの切欠部Sm、…の存する座標位置(真円の0°、90°、180°及び270°の位置)を特定する。そして、情報読取部6eは、射影変換済み画像Ic内で、特定された各切欠部Smの座標位置を読取処理の開始位置として円環部分Srの周方向に沿って走査し、画素値「1」の白画素の集合と画素値「0」の黒画素の集合が存する座標位置をそれぞれ特定する。情報読取部6eは、特定された白画素の集合及び黒画素の集合の配列に対して、コード情報Scの符号化方式に応じた復号処理を施して、コード情報Scによって表される元の所定の情報(例えば、URL等)を読み取る。
つまり、情報読取部6eは、読取処理を射影変換済み画像Icの切欠部Smにより区切られているコード情報Scの数に応じた回数(例えば、4回)行って、これらのコード情報Sc、…から元の所定の情報を読み取る。ここで、印影Siの円環部分Srの各円弧部Saには同一のコード情報Scがそれぞれ付加されているので、情報読取部6eは、例えば、元の所定の情報が二箇所以上で検出されて複数読み取られた場合に、当該所定の情報を適正に読み取ることができたと判定するように構成しても良い。
なお、上記の読取処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
即ち、制御処理部(制御手段)6fは、目印特定部6cにより特定された複数の切欠部Sm、…の位置に基づいて、画像取得部6aにより取得された撮像画像Ia内で楕円形状をなす印影Siの円環部分Srを真円形状に変換するための射影変換処理と、撮像画像Ia内のコード情報Scから所定の情報を読み取る読取処理のうち、少なくとも一方の処理の実行を制御する。
例えば、所定の情報としてURLが読み取られた場合には、動作処理部7は、通信制御部11を制御して、取得されたURLに規定されているインターネットにおける特定のページにアクセスする。そして、動作処理部7は、予め設定されている各種の処理(例えば、特定の音声や画像の再生等)の実行指示に従って、表示制御9や送受話部10等を制御して各種の処理を実行させる。
具体的には、表示制御部9は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部1の制御下にてメモリ2から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから所定の再生フレームレート(例えば、30fps)で読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
例えば、表示制御部9は、撮像部3及び撮像制御部4により撮像され画像データ生成部5により生成された複数のフレーム画像、…を所定の表示フレームレートで逐次更新しながら表示部8にライブビュー表示させる。
具体的には、送受話部10は、マイク10a、スピーカ10b、データ変換部10c等を備えている。そして、送受話部10は、マイク10aから入力されるユーザの送話音声をデータ変換部10cによりA/D変換処理して送話音声データを中央制御部1に出力するとともに、中央制御部1の制御下にて、通信制御部11から出力されて入力される受話音声データ等の音声データをデータ変換部10cによりD/A変換処理してスピーカ10bから出力する。
即ち、通信アンテナ11aは、当該携帯端末100が無線基地局(図示略)との通信で採用している所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)方式等)に対応したデータの送受信が可能なアンテナである。そして、通信制御部11は、所定の通信方式に対応する通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間で通信アンテナ11aを介してデータの送受信を行う。つまり、通信制御部11は、中央制御部1から出力されて入力される指示信号に基づいて、通信相手の外部機器に対して、当該外部機器の外部ユーザとの通話中の音声の送受信や、電子メールのデータの送受信を行う。
なお、通信制御部11の構成は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、図示は省略するが、無線LANモジュールを搭載し、アクセスポイント(Access Point)を介して通信ネットワークNにアクセス可能な構成としても良い。
また、通信ネットワークNは、例えば、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
具体的には、操作入力部12は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン、電話の発着信や電子メールの送受信等の実行指示に係る通信関連ボタン、テキストの入力指示に係る数字ボタンや記号ボタン等の各種ボタン(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部12は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部12から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、被写体の撮像、電話の発着信、電子メールの送受信等)を各部に実行させる。
次に、携帯端末100によるコード読取処理について、図2〜図5を参照して説明する。
図2は、印影情報生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下のコード読取処理にて撮像される円形の印影Siは、例えば、葉書等の記録媒体Pの所定位置に押印されているものとする(図3(a)参照)。また、印影Siの円環部分Srの各円弧部Saには同一のコード情報Scがそれぞれ付加されているものとする。
そして、画像データ生成部5は、生成された撮像画像IaのYUVデータをメモリ2に出力し、当該メモリ2に格納させる。
即ち、射影変換部6dは、目印特定部6cにより特定された複数の切欠部Sm、…の座標位置を基準として、画像取得部6aにより取得された撮像画像Iaの二値化画像Ibに対して射影変換処理を行って、楕円形状をなす印影Siの円環部分Srを真円形状に変換した射影変換済み画像Ic(図5(b)参照)を生成する。具体的には、射影変換部6dは、目印特定部6cにより特定された四つの切欠部Sm、…の座標位置が真円の0°、90°、180°及び270°の座標位置となるような座標変換式を算出し、算出された座標変換式に従って射影変換処理を二値化画像Ibに対して施し、印影Siの円環部分Srの外形が真円形状に変換された射影変換済み画像Icを生成する。
即ち、情報読取部6eは、射影変換部6dにより生成された印影Siの円環部分Srを真円形状に変換した射影変換済み画像Ic内で四つの切欠部Sm、…の座標位置を特定し、特定された複数の切欠部Sm、…の座標位置を基準として、各コード情報Scから所定の情報を読み取る読取処理を行う。具体的には、情報読取部6eは、射影変換済み画像Ic内で、特定された各切欠部Smの座標位置を読取処理の開始位置として円環部分Srの周方向に沿って走査し、画素値「1」の白画素の集合と画素値「0」の黒画素の集合が存する位置をそれぞれ特定する。そして、情報読取部6eは、特定された白画素の集合及び黒画素の集合の配列に対して、コード情報Scの符号化方式に応じた復号処理を施して元の所定の情報(例えば、URL等)を読み取る。
ここで、元の所定の情報が複数回読み取られたと判定されると(ステップS8;YES)、情報読取部6eは、当該所定の情報を適正に読み取ることができたと判定し、動作処理部7は、情報読取部6eにより読み取られた所定の情報(例えば、URL等)に従って所定の動作(例えば、インターネットにアクセスして、特定の音声や画像の再生等)を実行する(ステップS9)。
即ち、複数の切欠部Sm、…の座標位置を基準として、撮像画像Iaの二値化画像Ibに対して射影変換処理を行って、印影Siの楕円形状をなす円環部分Srを真円形状に変換した射影変換済み画像Icを生成するので、円環部分Srが楕円形状をなす画像に対する射影変換処理であっても、円環部分Srに所定の間隔で形成されている複数の切欠部Sm、…を利用することで、当該射影変換処理を適正に行うことができる。また、印影Siの楕円形状をなす円環部分Srを真円形状に変換した射影変換済み画像Icにおける複数の切欠部Sm、…の座標位置を基準として、読取処理を行ってコード情報Scから所定の情報を読み取るので、円環部分Srに付加されている複数のコード情報Scからの元の所定の情報の読取処理にて、円環部分Srに所定の間隔で形成されている複数の切欠部Sm、…を利用することで、各コード情報Scの読み取りの開始位置を特定することができ、当該読取処理を適正に行うことができる。
例えば、上記実施形態では、射影変換処理及び読取処理の両方の処理を実行するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも両方の処理を実行する必要はない。即ち、携帯端末100は、少なくとも読取処理を実行するような構成であれば如何なる構成であっても良い。
また、例えば、図示は省略するが、複数の円弧部どうしを所定の間隔を空けて付加し、当該円弧部どうしの間隙により目印が構成されていても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリに、取得処理ルーチン、特定処理ルーチン、読取処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された画像内で円環部分に形成されている目印を特定する手段として機能させるようにしても良い。また、読取処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、特定された目印に基づいて、取得された画像内のコード情報から所定の情報を読み取る手段として機能させるようにしても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された目印に基づいて、前記取得手段により取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取る読取手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
<請求項2>
前記特定手段により特定された目印の位置を基準として、前記取得手段により取得された画像に対して射影変換処理を行って、前記円環部分を真円形状に変換した画像を生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記円環部分に前記コード情報が複数付加され、前記目印は隣合うコード情報どうしの間に略等しい間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記目印は、前記円環部分の一部分の形状を変更して形成されてなることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記円環部分は、所定の数で等分された複数の円弧部を有してなり、
前記目印は、前記複数の円弧部どうしの間隙により複数形成されてなることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項6>
前記被写体は、コード情報が略円環状の枠に付加された印影であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項7>
画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得するステップと、
取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定するステップと、
特定された目印に基づいて、取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取るステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
<請求項8>
画像処理装置のコンピュータを、
略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された目印に基づいて、前記取得手段により取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取る読取手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 中央制御部
6 コード処理部
6a 画像取得部
6c 目印特定部
6d 射影変換部
6e 情報読取部
6f 制御処理部
7 動作処理部
Claims (8)
- 略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された目印に基づいて、前記取得手段により取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取る読取手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記特定手段により特定された目印の位置を基準として、前記取得手段により取得された画像に対して射影変換処理を行って、前記円環部分を真円形状に変換した画像を生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記円環部分に前記コード情報が複数付加され、前記目印は隣合うコード情報どうしの間に略等しい間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記目印は、前記円環部分の一部分の形状を変更して形成されてなることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 前記円環部分は、所定の数で等分された複数の円弧部を有してなり、
前記目印は、前記複数の円弧部どうしの間隙により複数形成されてなることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像処理装置。 - 前記被写体は、コード情報が略円環状の枠に付加された印影であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得するステップと、
取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定するステップと、
特定された目印に基づいて、取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取るステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置のコンピュータを、
略円環状をなす円環部分に、コード情報が付加されてなる被写体を撮像した画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された画像内で前記円環部分に形成されている目印を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された目印に基づいて、前記取得手段により取得された画像内の前記コード情報から所定の情報を読み取る読取手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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