JP2015033276A - 電動機 - Google Patents

電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015033276A
JP2015033276A JP2013162853A JP2013162853A JP2015033276A JP 2015033276 A JP2015033276 A JP 2015033276A JP 2013162853 A JP2013162853 A JP 2013162853A JP 2013162853 A JP2013162853 A JP 2013162853A JP 2015033276 A JP2015033276 A JP 2015033276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
electric motor
motor according
lid
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013162853A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 健太
Kenta Suzuki
健太 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013162853A priority Critical patent/JP2015033276A/ja
Publication of JP2015033276A publication Critical patent/JP2015033276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】結線作業の作業性を確保しつつも、放熱性能の低下を抑制することができる電動機を提供する。【解決手段】機電一体モータ1は、ステータ11及びロータ12を収容するモータケース10と、軸心方向においてモータケース10と隣接して配置されるインバータケース20と、インバータケース20内に収容されてそれぞれがステータコイル14aに電力を出力する複数のパワーモジュール22と、を有している。ここで、複数のパワーモジュール22は、周方向に沿って配設されるとともに、ステータコイル14aと結線される交流端子26をそれぞれ備えている。また、インバータケース20は、筒状の周側壁20bと、軸心方向の端部に位置付けられる端壁20aとを備える筒状体であり、この端壁20aは、その中央部に、ケース内外を貫通するケース開口20dを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機に関する。
従来より、機電一体型の電動機、すなわち、ステータコイルに電力を供給するパワーモジュールを電動機(ステータコイル)の近傍に設けた一体型構造の電動機が知られている。
例えば特許文献1には、電動機とインバータとを軸方向に並設した車両駆動装置が開示されている。この車両駆動装置では、ステータから導出された引出導線、パワーモジュールから導出された出力端子のいずれかの端部(先端部)の導体面にネジ部が一体に形成されている。ネジ部にはボルトが螺合され、重ね合わされた引出導線と出力端子とが締結される。ここで、出力端子と引出導体との締結部と対向する外装ケースの周側壁に、矩形状の1つの開放部が形成されている。開放部は、出力端子と引出導線とを締結するために設けられた作業窓である。
特開2008−211945号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法によれば、出力端子と引出導線との結線数が多い場合には、開放部の数を増やしたり又はその大きさを拡大させたりする必要がある。そのため、外装ケースの面積が減少し、外装ケースにおいて放熱に利用することができる放熱面積が減少してしまうという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、結線作業の作業性を確保しつつも、放熱性能の低下を抑制することができる電動機を提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明に係る電動機は、モータケースと、モータケースと隣接して配置されるモジュールケースと、モジュールケース内に収容されてそれぞれがステータコイルに電力を出力する複数のパワーモジュールと、を有している。ここで、複数のパワーモジュールは、周方向に沿って配設されるとともに、ステータコイルと結線される出力端子をそれぞれ備えている。また、モジュールケースの端部に位置付けられる端壁は、その中央部に、ケース内外を貫通するケース開口を備えている。
本発明によれば、結線数に応じて多数の開口を設けたり、開口の大きさを拡大したりといった必要性もないので、モジュールケースにおいて放熱に利用することができる放熱面積の減少を抑制することができる。その結果、結線作業の作業性を確保しつつも、放熱性能の低下を抑制することができる。
第1の実施形態にかかる機電一体モータの構成を模式的に示す説明図 図1に示す機電一体モータにおけるAA断面を模式的に示す説明図 第2の実施形態にかかる機電一体モータの構成を模式的に示す説明図 図3に示す機電一体モータにおけるAA断面を模式的に示す説明図 蓋体の構成を模式的に示す説明図 第3の実施形態にかかる機電一体モータの構成を模式的に示す説明図 蓋体の構成を模式的に示す説明図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる機電一体モータ1の構成を模式的に示す説明図であり、図2は、図1に示す機電一体モータ1におけるAA断面を模式的に示す説明図である。機電一体モータ1は、パワーモジュール22をモータ要素の近傍に設けた一体型構造のモータ(電動機)である。機電一体モータ1は、モータケース10と、インバータケース20とを備え、これらのケース10,20が軸心方向に隣接して配置されている。
モータケース10は、モータ要素であるステータ11及びロータ12をその内部に収容する筐体である。モータケース10は、一方が開口されて他方に端壁10aが連設された円筒状の周側壁10bを備える筒状体で構成されている。周側壁10bの周囲には、モータケース10内の空気が有する熱を放熱するための放熱フィン10cが形成されている。
モータケース10の開口側には、ブラケット15が設けられており、ブラケット15はモータケース10の端壁10aと対向して配置されている。また、ブラケット15は、モータケース10とインバータケース20との間に位置し、モータケース10によって画定される空間とインバータケース20によって画定される空間とを隔てる隔壁としても機能している。
モータケース10において、周側壁10bの内周面には、周方向に連続する環状のステータ11が固設されている。ステータ11の内側には、所定のエアギャップを介してロータ12が設けられている。ロータ12は、端壁10aに嵌設されたベアリング16、及びブラケット15に嵌設されたベアリング16を介して回転可能に支持されている。
ブラケット15には、ロータ12の回転数を検出するためのレゾルバ17が設けられている。レゾルバ17は、レゾルバロータ17aと、レゾルバステータ17bとを主体に構成されている。レゾルバロータ17aは、ブラケット15側に位置づけられるロータ12の端部に固着され、ロータ12の回転と同期して回転する。また、レゾルバステータ17bは、端子台30の裏面部(ブラケット15と対面する部分)において凹状に形成された円形溝部に嵌合固定されており、レゾルバロータ17aを覆うようにその周囲に位置づけられている。
ステータ11には、導線14が巻回されることでステータコイル14aが形成されている。機電一体モータ1は多相モータであり、ステータコイル14aは、相数の整数倍に応じた数だけ用意されており、周方向に沿って等ピッチで設けられている。個々のステータコイル14aと通じる導線14は、ブラケット15に設けられた貫通孔15aを介してインバータケース20内に挿通され、その末端部(始端部及び終端部)が、当該インバータケース20内に収容されるインバータ21に接続されている。貫通孔15aは、ステータコイル14aの数及び位置に対応して複数設けられている。また、個々の貫通孔15aには、絶縁体を内接するといったように周知の手法により絶縁処理が施されている。
インバータケース20は、その内部にインバータ21を収容する筐体である。インバータケース20は、一方が開口されて他方に端壁20aが連設された円筒状の周側壁20bを備える筒状体で構成されている。このインバータケース20は、その開口側をモータケ
ース10の開口側と突き合わすようして、当該モータケース10と接続されており、インバータケース20の端壁20aは、モータケース10の開口側に設けられたブラケット15と対向する。端壁20a及び周側壁20bの周囲には、インバータケース20内の空気が有する熱を放熱するための放熱フィン20cが形成されている。
インバータ21は、ステータ11に設けられた個々のステータコイル14aに対して電力を供給する電力変換器である。インバータケース20は、インバータ21の構成部品である、パワーモジュール22、バスバー23、コンデンサ24、回路基板25を収容している。
パワーモジュール22は半導体素子からなり、スイッチング動作して直流電流を交流電流に変換し、この交流電流をステータコイル14aに供給する。パワーモジュール22は、少なくとも相数に応じた数だけ用意されており、本実施形態では、ステータコイル14aの数及び位置に対応して周方向にかけて等間隔で配設されており、ステータコイル14aに対して一対一になる関係に設定されている。個々のパワーモジュール22は、インバータケース20をなす端壁20aに配設されており、当該インバータケース20の端壁20aと熱的に接続されている。
個々のパワーモジュール22には、出力端子としての交流端子26が設けられており、交流端子26にはステータコイル14aに通じる導線14の末端部が接続されている。交流端子26は、モータ中心部(軸心)に近寄った位置に配設されている。すなわち、ブラケット15の貫通孔15aは、ステータコイル14aと対応してモータ外側に位置しているが、交流端子26は、ブラケット15の貫通孔15aよりもモータ中心に近い位置に配設されている。交流端子26と導線14の末端部との結線方法としては、ねじ締結、はんだ付け、ろう付けといった手法が挙げられるが、これ以外にも、レーザ溶接、TIG溶接といった各種の溶接手法でもよい。
コンデンサ24は、パワーモジュール22と対応して複数設けられており、対となるパワーモジュール22のスイッチング動作に伴うサージ電流やリプル電流などの不要な電流変化を低減する。
バスバー23は、個々のパワーモジュール22同士を電気的に接続するとともに、対となるパワーモジュール22とコンデンサ24とを電気的に接続する。
回路基板25は、インバータ21を駆動する駆動回路を搭載している。
インバータケース20内におけるブラケット15には端子台30が設けられており、端子台30はブラケット15の中央部に配置されている。端子台30は、ブラケット15の貫通孔15aから延出して交流端子26へと配索される複数の導線14を固定する機能を担っている。端子台30は、樹脂などの絶縁材料から形成されている。
ステータコイル14aに通じる導線14は、ブラケット15の貫通孔15aから延出すると、モータ中心に向けて折り曲げられており、ブラケット15に沿って直線的に配索される。導線14は、端子台30へと到達すると、所定の位置で軸心方向へと折り曲げられる。導線14は、端子台30によって固定されつつ軸心方向に沿って直線的に配索され、その末端部が交流端子26と結線される。前述のように個々の交流端子26が、ブラケット15の貫通孔15aよりもモータ中心に近い位置に配設されるため、個々の導線14は半径方向に沿って中心部へと集約され、全体として放射状の配索態様となる。
また、インバータケース20の端壁20aにおいて、その中心部にはケース開口20d
が形成されており、このケース開口20dによりインバータケース20の内外が貫通される。ステータコイル14aに通じる導線14の末端部と、交流端子26と結線は、このケース開口20dを通じて行われる。そして、結線作業の終了後、当該ケース開口20dは蓋体27によって閉塞され、これにより、密閉性を確保することができる。
このように本実施形形態において、機電一体モータ1は、ステータ11及びロータ12を収容するモータケース10と、軸心方向においてモータケース10と隣接して配置されるインバータケース(モジュールケース)20と、インバータケース20内に収容されてそれぞれがステータコイル14aに電力を出力する複数のパワーモジュール22と、を有している。ここで、複数のパワーモジュール22は、周方向に沿って配設されるとともに、ステータコイル14aと結線される交流端子(出力端子)26をそれぞれ備えている。また、インバータケース20は、筒状の周側壁20bと、軸心方向の端部に位置付けられる端壁20aとを備える筒状体であり、この端壁20aは、その中央部に、ケース内外を貫通するケース開口20dを備えている。
かかる構成によれば、複数のパワーモジュール22が周方向に沿って配設されており、インバータケース20の中央部(軸心部)から等しい距離に個々の交流端子26が存在することとなる。また、このインバータケース20の中央部には、端壁20aの中央部に形成されたケース開口20dを通じてアクセスすることができ。これにより、個々の交流端子26に対する結線作業を単一のケース開口20dから行うことができる。そのため、結線数に応じて多数の開口を設けたり、開口の大きさを拡大したりといった必要性もないので、インバータケース20の面積が減少するによる放熱面積の減少を抑制することができる。よって、結線作業の作業性を確保しつつも、放熱性能の低下を抑制することができる。
また、周側壁20bに複数のケース開口を設けた場合には、個々の交流端子26に対する結線作業の都度、ケース開口と面するようにモータを回転させて作業位置を変える必要がある。しかしながら、本実施形態によれば、ケース開口20dは一つだけであるため、このような作業位置の変更を要さずとも足りる。
また、本実施形態において、複数のパワーモジュール22は、インバータケース20内において端壁20a側に配置されている。
かかる構成によれば、ケース開口20dに近い位置にパワーモジュール22が存在することとなるので、結線における作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、機電一体モータ1は、多相モータであり、導線14と交流端子26との結線数は相数に応じて複数存在することとなる。このような多数の結線作業を要する場合であっても、端壁20aにケース開口20dが存することで、ケース開口20dは一つだけで足りる。これにより、結線作業の作業性を確保しつつも、放熱性能の低下を抑制することができる。
また、本実施形態において、パワーモジュール22、すなわち、交流端子26はステータコイル14aに対して一対一になる関係に設定されている。このような多数の結線作業を要する場合であっても、端壁20aにケース開口20dが存することで、ケース開口20dは一つだけで足りる。これにより、結線作業の作業性を確保しつつも、放熱性能の低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ケース開口20dよりも内側に交流端子26が存在するため、ケース開口20dから交流端子26を容易に認識することができる。これにより、結
線時の作業性の向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
図6は、本実施形態にかかる機電一体モータ1の構成を模式的に示す説明図であり、図4は、図3に示す機電一体モータ1におけるAA断面図である。また、図5は、インバータケース20の内側から眺めた蓋体27の構成を模式的に示す説明図でる。この第2の実施形態に係る機電一体モータ1が、第1の実施形態のそれと相違する点は、ケース開口20d及び蓋体27の形態である。以下、第1の実施形態と重複する構成については説明を省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
本実施形態において、ケース開口20dは、パワーモジュール22の配設領域の内径よりも小さい開口径に設定されている。ケース開口20dを閉塞する蓋体27には、当該ケース開口20d側に膨出した圧入部27aが一体形成されており、この圧入部27aがケース開口20dに圧入されることで蓋体27がケース開口20dに固定される。また、圧入による一体性を確保するため、ケース開口20d及び圧入部27aは、ケース内側からケース外側にかけてその径が拡大するようなテーパ形状に設定されている。
この蓋体27には、放熱フィン27b,27cが形成されている。この一方の放熱フィン27bは、ケース外側に位置付けられている。この放熱フィン27bは、同一方向に延在する板状フィンであり、互いに並列するように複数設けられている。また、他方の放熱フィン27cは、ケース内側に位置付けられている。この放熱フィン27cは、モータ中心を基準として放射状に形成されている。
このように本実施形態によれば、蓋体27はケース外側に位置付けられる放熱フィン27bを有しているので、この放熱フィン27bを介して、インバータケース20内に滞留する空気の熱を、インバータケース20外へと放熱することができる。
また、本実施形態によれば、蓋体27はケース内側に位置付けられる放熱フィン27cを有しているので、この放熱フィン27cを介して、インバータケース20内に滞留する空気の熱を蓋体27及びインバータケース20へと導くことができる。これにより、放熱性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ケース内側の放熱フィン27cを放射状に形成したことで、フィン内部での熱干渉を抑制することができる。また、インバータケース20内に滞留する空気との伝熱面積を多く確保することができるので、放熱性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、蓋体27は、ケース開口20dに圧入して固定されている。これにより、蓋体27とケース開口20dとの密着性が向上し、蓋体27とインバータケース20との間の熱抵抗を低減させることができる。その結果、放熱性能の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ケース開口20d及び蓋体27における圧入部位はテーパ形状に設定されている。これにより、くさび作用により、蓋体27とケース開口20dとの密着性が向上し、蓋体27とインバータケース20との間の熱抵抗を低減させることができる。その結果、放熱性能の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
図6は、本実施形態にかかる機電一体モータ1の構成を模式的に示す説明図であり、図7は、インバータケース20の内側から眺めた蓋体27の構成を模式的に示す説明図でる
。この第3の実施形態に係る機電一体モータ1が、第1の実施形態のそれと相違する点は、ケース開口20d及び蓋体27の形態である。以下、第1の実施形態と重複する構成については説明を省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
本実施形態において、ケース開口20dは、パワーモジュール22の配設領域の内径よりも小さい開口径に設定されている。一方、個々のパワーモジュール22の交流端子26は、軸心方向にかけてケース外部へとそれぞれ延出されて、その少なくとも一部がケース開口20dよりも内側にそれぞれ配置されている。
蓋体27は、交流端子26のそれぞれを包囲するような凹形状を備えている。上述した通り、蓋体27は、絶縁部材から形成されており、その内側には放射形状の壁部27eが形成されている。この壁部27eにより、交流端子26のそれぞれと結線される複数の導線14が各々隔てられることとなる。蓋体27は、熱伝導性を備える接着剤によりインバータケース20に固着されている。
このように本実施形態によれば、ケース開口20dが小さい開口径に設定されているため、インバータケース20の放熱面積が減少するという事態を抑制することができる。これにより放熱性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ケース開口20dよりも内側に交流端子26が存在するため、ケース開口20dから交流端子26を容易に認識することができる。これにより、結線時の作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、交流端子26がケース外部へとそれぞれ延出されているため、インバータケース20の外部で結線作業を行うことができる。また、外部へと導かれた部位は、蓋体27によって覆うことができるので、これを適切にカバーすることができる。
また、本実施形態によれば、蓋体27が絶縁性を備えているため、導線14と交流端子26との結線部位と蓋体27との間の絶縁性を考慮する必要がない。このため、両者の絶縁距離を短縮することができるため、小型化を達成することができる。
また、本実施形態によれば、蓋体27が複数の導線14を各々隔てる壁部27eを備えているので、当該壁部27eにより個々の結線部位の絶縁性が確保される。これにより、結線部位間における絶縁距離を短縮することができるため、小型化を達成することができる。
また、本実施形態によれば、熱伝導性を備える接着剤により蓋体27が固着されるので、蓋体27とインバータケース20との密着性が向上する。また、蓋体27とインバータケース20との間の熱抵抗を低減させることができる。その結果、放熱性能の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態にかかる電動機について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
1 機電一体モータ
10 モータケース
10a 端壁
10b 周側壁
10c 放熱フィン
11 ステータ
12 ロータ
14 導線
14a ステータコイル
15 ブラケット
15a 貫通孔
16 ベアリング
17 レゾルバ
20 インバータケース
20a 端壁
20b 周側壁
20c 放熱フィン
20d ケース開口
21 インバータ
22 パワーモジュール
26 交流端子
27 蓋体
27a 圧入部
27b 放熱フィン
27c 放熱フィン
27e 壁部
30 端子台

Claims (12)

  1. ステータ及びロータを収容するモータケースと、
    軸心方向において前記モータケースと隣接して配置されるモジュールケースと、
    前記モジュールケース内に収容され、ステータコイルに電力を出力する複数のパワーモジュールと、を有し、
    前記複数のパワーモジュールは、周方向に沿って配設されるとともに、前記ステータコイルと結線される出力端子をそれぞれ備えており、
    前記モジュールケースは、筒状の周側壁と、軸心方向の端部に位置付けられる端壁とを備える筒状体であり、
    前記端壁は、当該端壁の中央部に、ケース内外を貫通するケース開口を備えることを特徴とする電動機。
  2. 前記複数のパワーモジュールは、前記モジュールケース内において前記端壁側に配置されることを特徴とする請求項1に記載された電動機。
  3. 前記複数のパワーモジュールの出力端子は、前記ケース開口よりも内側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載された電動機。
  4. 前記モジュールケースは、前記ケース開口を閉塞する蓋体をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された電動機。
  5. 前記複数のパワーモジュールの出力端子は、軸心方向にかけてケース外部へとそれぞれ延出されており、
    前記蓋体は、前記出力端子のそれぞれを包囲するような凹形状を備えることを特徴とする請求項4に記載された電動機。
  6. 前記蓋体は、ケース外側に位置付けられる放熱フィンが形成されることを特徴とする請求項4に記載された電動機。
  7. 前記蓋体は、ケース内側に位置付けられる放熱フィンが形成されることを特徴とする請求項4に記載された電動機。
  8. 前記ケース内側の放熱フィンは、放射状に形成されることを特徴とする請求項7に記載された電動機。
  9. 前記ケース開口は、前記複数のパワーモジュールの配設領域の内径よりも小さい開口径に設定されることを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載された電動機。
  10. 前記蓋体は、絶縁部材から形成されることを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載された電動機。
  11. 前記蓋体は、前記出力端子のそれぞれと結線される前記複数の導線を各々隔てる壁部を備えることを特徴とする請求項10に記載された電動機。
  12. 前記蓋体は、熱伝導性を備える接着剤により前記モジュールケースに固着されることを特徴とする請求項4から11のいずれかに記載された電動機。
JP2013162853A 2013-08-06 2013-08-06 電動機 Pending JP2015033276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013162853A JP2015033276A (ja) 2013-08-06 2013-08-06 電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013162853A JP2015033276A (ja) 2013-08-06 2013-08-06 電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015033276A true JP2015033276A (ja) 2015-02-16

Family

ID=52518179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013162853A Pending JP2015033276A (ja) 2013-08-06 2013-08-06 電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015033276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210350A1 (ja) * 2022-04-29 2023-11-02 株式会社デンソー 電力変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210350A1 (ja) * 2022-04-29 2023-11-02 株式会社デンソー 電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4688910B2 (ja) 電動パワーステアリング装置用モータ
JP5202573B2 (ja) 車両用制御装置一体型回転電機
CN105322722B (zh) 驱动装置和包括驱动装置的电动助力转向装置
EP3141459B1 (en) Electric power steering device
JP5720958B2 (ja) 回転電機駆動システム
JP6146380B2 (ja) 電子装置
JP5936782B2 (ja) 電子制御装置およびその製造方法、電動パワーステアリング制御装置
EP2840686B1 (en) Electric rotating machine
JP6390089B2 (ja) インバータ一体型モータ
JP2005537775A (ja) 電気モータの電力用電子部品及び制御用電子部品を搭載する装置構造
JP2008148497A (ja) バスバー構造体、バスバー構造、及び電動モータ
JP6129286B1 (ja) 電力供給ユニット一体型回転電機
JP5935788B2 (ja) 駆動装置
JP2018068101A (ja) 電気モータ及びそのアーマチャ
JP2014138489A (ja) インバータ付きモータ
CN107925307B (zh) 旋转电机的端子台
JP2017189052A (ja) インバータ一体形回転電機
JP2007336638A (ja) 制御装置及び制御装置一体型回転電機
JP5449498B1 (ja) 回転電機
JP2015033276A (ja) 電動機
JP5420040B1 (ja) 回転電機
JP5701346B2 (ja) 回転電機
US20240171029A1 (en) Rotary electric machine
JP2015033275A (ja) インバータ一体型モータ
US9525318B2 (en) Vehicular AC generator