JP2015033275A - インバータ一体型モータ - Google Patents

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秀穂 吉田
Hideho Yoshida
秀穂 吉田
鈴木 健太
Kenta Suzuki
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Abstract

【課題】導線間の絶縁性を確保しつつ、大型化を抑制することができるインバータ一体型モータを提供する。
【解決手段】インバータ一体型モータ1は、ステータ11及びロータ12を収容するモータケース10と、軸心方向においてモータケース10と隣接して配置され、ステータコイル14aに電力を出力する複数のパワーモジュール22を収容するインバータケース20と、各ケース10,20の間に配設されるブラケット15と、絶縁材料から形成されてパワーモジュール22の交流端子26とステータコイル14aとの間に配索される複数の導線14を固定する端子台30と、を有している。ここで、パワーモジュール22は、インバータケース20のうちブラケット15と対向する端壁20aに設けられており、端子台30は、ブラケット15の中央部に配設されるとともに、導線14の配索経路となる複数のスリット32が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ一体型モータに関する。
従来より、ステータコイルに電力を供給するパワーモジュールをモータ(ステータコイル)の近傍に設けたインバータ一体型モータが知られている。
例えば特許文献1には、ステータコイルに交流電力を給電するインバータを交流モータと一体化した構造が開示されている。この特許文献1において、インバータはモータの端面に配置されており、ステータコイルとインバータとの間には両者を電気的に接続する導線が複数配索される。導線のそれぞれは、ステータコイルからインバータへと至る際に、スタータコイルが存する外側(軸心から離れた位置)から内側(軸心部)へと集約されるような配索形態となっている。
特開2007−116840号公報
ところで、特許文献1に開示された手法によれば、個々の導線がモータ中心部へと集約されることとなるが、絶縁性を考慮すると各導線間に所定の隙間を確保する必要がある。そのため、軸心周りに集約してもその大きさには限界があり、導線の配索スペースが径方向に大きくなってしまい、結果としてモータ自体が大型化してしまうという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、導線間の絶縁性を確保しつつ、大型化を抑制することができるインバータ一体型モータを提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明に係るインバータ一体型モータは、モータケースとこれに隣接配置されるインバータケースとの間に隔壁が配設される。この隔壁の中央部には、パワーモジュールの出力端子とステータコイルとの間に配索される複数の導線を固定する端子台が設けられている。パワーモジュールは、インバータケースのうち隔壁と対向する端壁に設けられており、端子台には、導線の配索経路となる複数のスリットが形成される。
本発明によれば、スリットにより隣接する導線間の沿面距離を確保できるため、個々の導線間の絶縁性を確保しながら、これらをモータ中心部へと積極的に集約することができる。そのため、小さなスペースにて導線の配索を行うことができる。これにより、導線間の絶縁性を確保しつつ、大型化を抑制したインバータ一体型モータを提供することができる。
第1の実施形態にかかるインバータ一体型モータの構成を模式的に示す説明図 図1に示すインバータ一体型モータにおけるAA断面を模式的に示す説明図 第2の実施形態にかかるインバータ一体型モータの構成を模式的に示す説明図 図3に示すインバータ一体型モータにおけるAA断面を模式的に示す説明図 第3の実施形態にかかるインバータ一体型モータの構成を模式的に示す説明図 図5に示すインバータ一体型モータにおけるAA断面を模式的に示す説明図 第3の実施形態にかかるインバータ一体型モータの構成を模式的に示す説明図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかるインバータ一体型モータ1の構成を模式的に示す説明図であり、図2は、図1に示すインバータ一体型モータ1におけるAA断面を模式的に示す説明図である。インバータ一体型モータ1は、パワーモジュール22をモータ要素の近傍に設けたインバータ一体型構造のモータ(電動機)である。インバータ一体型モータ1は、モータケース10と、インバータケース20とを備え、これらのケース10,20が軸心方向に隣接して配置されている。
モータケース10は、モータ要素であるステータ11及びロータ12をその内部に収容する筐体である。モータケース10は、一方が開口されて他方に端壁10aが連設された円筒状の周側壁10bを備える筒状体で構成されている。周側壁10bの周囲には、モータケース10内の空気が有する熱を放熱するための放熱フィン10cが形成されている。
モータケース10の開口側には、ブラケット15が設けられており、ブラケット15はモータケース10の端壁10aと対向して配置されている。また、ブラケット15は、モータケース10とインバータケース20との間に位置し、モータケース10によって画定される空間とインバータケース20によって画定される空間とを隔てる隔壁としても機能している。
モータケース10において、周側壁10bの内周面には、周方向に連続する環状のステータ11が固設されている。ステータ11の内側には、所定のエアギャップを介してロータ12が設けられている。ロータ12は、端壁10aに嵌設されたベアリング16、及びブラケット15に嵌設されたベアリング16を介して回転可能に支持されている。
モータケース10の端壁10aには、ロータ12の回転数を検出するためのレゾルバ17が設けられている。レゾルバ17は、レゾルバロータ17aと、レゾルバステータ17bとを主体に構成されている。レゾルバロータ17aは、ロータ12の端部に固着され、ロータ12の回転と同期して回転する。また、レゾルバステータ17bは、モータケース10の端壁10aに形成された凹状の円形溝部に嵌合され固定されており、レゾルバロータ17aを覆うようにその周囲に位置付けられている。
ステータ11には、導線14が巻回されることでステータコイル14aが形成されており、このステータコイル14aは周方向に沿って等ピッチで複数設けられている。個々のステータコイル14aと通じる導線14は、ブラケット15に設けられた貫通孔15aを介してインバータケース20内に挿通され、その末端部(始端部及び終端部)が、インバータ21に接続されている。貫通孔15aは、ステータコイル14aの数及び位置に対応して複数設けられている。また、個々の貫通孔15aには、絶縁体を内接するといったように周知の手法により絶縁処理が施されている。
インバータケース20は、その内部にインバータ21を収容する筐体である。インバー
タケース20は、一方が開口されて他方に端壁20aが連設された円筒状の周側壁20bを備える筒状体で構成されている。このインバータケース20は、その開口側をモータケース10の開口側と突き合わすようして、当該モータケース10と接続されており、インバータケース20の端壁20aは、モータケース10の開口側に設けられたブラケット15と対向する。端壁20a及び周側壁20bの周囲には、インバータケース20内の空気が有する熱を放熱するための放熱フィン20cが形成されている。
インバータ21は、ステータ11に設けられた個々のステータコイル14aに対して電力を供給する電力変換器である。インバータケース20は、インバータ21の構成部品である、パワーモジュール22、バスバー23、コンデンサ24、回路基板25を収容している。
パワーモジュール22は半導体素子からなり、スイッチング動作して直流電流を交流電流に変換し、この交流電流をステータコイル14aに供給する。パワーモジュール22は、ステータコイル14aの数及び位置に対応して複数設けられており、周方向にかけて等間隔で配設されている。個々のパワーモジュール22は、インバータケース20をなす端壁20aに配設されており、当該インバータケース20の端壁20aと熱的に接続されている。
個々のパワーモジュール22には、出力端子としての交流端子26が設けられており、交流端子26にはステータコイル14aに通じる導線14の末端部が接続されている。交流端子26は、モータ中心部(軸心)に近寄った位置に配設されている。すなわち、ブラケット15の貫通孔15aは、ステータコイル14aと対応してモータ外側に位置しているが、交流端子26は、ブラケット15の貫通孔15aよりもモータ中心に近い位置に配設されている。交流端子26と導線14の末端部との結線方法としては、ねじ締結、はんだ付け、ろう付けといった手法が挙げられるが、これ以外にも、レーザ溶接、TIG溶接といった各種の溶接手法でもよい。
コンデンサ24は、パワーモジュール22と対応して複数設けられており、対となるパワーモジュール22のスイッチング動作に伴うサージ電圧やリプル電流などの不要な電流変化を低減する。
バスバー23は、パワーモジュール22同士を電気的に接続するとともに、対となるパワーモジュール22とコンデンサ24とを電気的に接続する。
回路基板25は、インバータ21を駆動する駆動回路を搭載している。
また、インバータケース20の端壁20aにおいて、その中心部には開口20dが形成されており、この開口20dによりインバータケース20の内外が貫通されている。開口20dは、パワーモジュール22の配設領域よりも内側に存在し、かつ、当該配設領域の内径よりも小さい開口径に設定されている。
開口20dの存在により、作業者は、個々の導線14の末端部と、これに対応する交流端子26とのそれぞれ結線する結線作業を行うことができる。結線作業後、開口20dは蓋体27によって閉塞される。
本実施形態の特徴の一つとして、ブラケット15には、そのインバータケース20と面する側に端子台30が設けられており、端子台30はブラケット15の中央部に配置されている。端子台30は、ブラケット15の貫通孔15aから延出して交流端子26へと配索される複数の導線14をそれぞれ固定する機能を担っている。端子台30は、樹脂など
の絶縁材料から形成されている。
端子台30は、その本体部の周囲に環状をなす周縁部31が設けられており、当該周縁部31にはスリット32が形成されている。このスリット32は、ステータコイル14a(導線14)の数及び位置に対応して複数設けられている。個々のスリット32は、当該周縁部31の一部を溝状に切欠して構成されており、導線14の配索経路として機能する。また、個々のスリット32は、モータ中心に近づく程、スリット幅が縮小するテーパー形状となっている。
ステータコイル14aに通じる導線14は、ブラケット15の貫通孔15aから延出すると、モータ中心に向けて折り曲げられ、ブラケット15に沿って直線的に配索される。導線14は、端子台30へと到達すると、そのスリット32に沿って配索され、そして、所定の位置で軸心方向へと折り曲げられる。導線14は、端子台30によって固定されつつ軸心方向に沿って直線的に配索され、その末端部が交流端子26と結線される。前述のように個々の交流端子26が、ブラケット15の貫通孔15aよりもモータ中心に近い位置に配設されるため、個々の導線14は半径方向に沿って中心部へと集約され、全体として放射状の配索態様となる。
このように本実施形形態において、インバータ一体型モータ1は、ステータ11及びロータ12を収容するモータケース10と、軸心方向においてモータケース10と隣接して配置され、ステータコイル14aに電力を出力する複数のパワーモジュール22を収容するインバータケース20と、各ケース10,20の間に配設されるブラケット(隔壁)15と、絶縁材料から形成されてパワーモジュール22の交流端子(出力端子)26とステータコイル14aとの間に配索される複数の導線14を固定する端子台30と、を有している。ここで、パワーモジュール22は、インバータケース20のうちブラケット15と対向する端壁20aに設けられており、端子台30は、ブラケット15の中央部に配設されるとともに、導線14の配索経路となる複数のスリット32が形成されている。
かかる構成によれば、個々の導線14がブラケット15の中央部に位置する端子台30へと集約され、また、この際、このスリット32が導線14の配索経路をなし、導線14がその側方から覆われることとなる。このスリット32の存在により隣接する導線14間の沿面距離を確保できるため、個々の導線14について絶縁性を確保しつつモータ中心部へと積極的に集約することができる。これにより、小さなスペースにて導線14の配索を行うことができる。その結果、導線14間の絶縁性を確保しつつ、インバータ一体型モータ1の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態において、複数のスリット32は、モータ中心を基準とする周方向に沿って等間隔で配置されている。
かかる構成によれば、導線14間の沿面距離を限られたスペースで最大限に大きくとることができる。これにより、小さなスペースにて導線14の配索を行うことができる。
また、本実施形態において、複数のスリット32は、モータ中心に近づく程スリット幅が縮小するテーパー形状を有している。
かかる構成によれば、スリット32のテーパー形状がガイドとなり、導線14の組付け性の向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
図3は、本実施形態にかかるインバータ一体型モータ1の構成を模式的に示す説明図で
あり、図4は、図3に示すインバータ一体型モータ1におけるAA断面図である。この第2の実施形態に係るインバータ一体型モータ1が、第1の実施形態のそれと相違する点は、端子台30の形態である。以下、第1の実施形態と重複する構成については説明を省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
本実施形態に係る端子台30は、スリット32が形成される環状の周縁部31(以下「第1周縁部31」という)よりも外側に、環状をなす第2周縁部33が一体形成されている。第2周縁部33は、ブラケット15の貫通孔15aを基準として、これよりも外側に至る範囲まで拡大して形成されている。
第2周縁部33には、ブラケット15の貫通孔15aと対応する位置に、当該貫通孔15aに挿入される突起部34が一体形成されている。突起部34は、貫通孔15aの数及び位置に対応して複数設けられている。
個々の突起部34には、突起部34及び第2周縁部33を軸心方向に貫通する貫通孔34aが形成されている。この貫通孔34aは、突起部34が挿入されたブラケット15の貫通孔15aに代わり、導線14をインバータケース20内へと挿通するための孔として機能する。
このように本実施形態の構成によれば、突起部34を端子台30と一体化することで、この突起部34の貫通孔34aを経由して導線14が挿通され、導線14の絶縁性を確保することができる。これにより、ブラケット15の貫通孔15a部分についての絶縁処理工程を省くことができ、生産性の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
図5は、本実施形態にかかるインバータ一体型モータ1の構成を模式的に示す説明図であり、図6は、図5に示すインバータ一体型モータ1におけるAA断面図である。この第3の実施形態に係るインバータ一体型モータ1が、第1の実施形態のそれと相違する点は、端子台30の形態である。以下、第1の実施形態と重複する構成については説明を省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
本実施形態において、レゾルバ17は、ブラケット15に配設されている。具体的には、レゾルバロータ17aは、ブラケット15側に位置づけられるロータ12の端部に固着され、ロータ12の回転と同期して回転する。レゾルバステータ17bは、端子台30の本体部の裏面側(ブラケット15と面する側)において凹状に形成された円形溝部に嵌合固定されており、レゾルバロータ17aを覆うようにその周囲に位置付けられている。なお、レゾルバステータ17bは、その一部が端子台30の底部から突出するように設定されており、その突出部位がブラケット15に形成された開口部と嵌合している。
また、端子台30は、複数のスリット32の配設領域よりも内側に、レゾルバステータ17bと電気的に接続する信号線17cを引き出すための貫通孔35を備えている。この信号線17cは、貫通孔35から引き出され、回路基板25と結線されることとなる。この貫通孔34aは、信号線17cの数や配置形態に応じて一つ以上設けることができる。
このように本実施形態によれば、レゾルバステータ17bが端子台30によって固定されている。これにより、レゾルバステータ17bの固定部品を削減できるので、インバータ一体型モータ1の小型化を実現することができる。
なお、本実施形態では、端子台30にレゾルバステータ17bを組み付ける構成としているが、端子台30に、レゾルバステータ17bを一体成型するものであってもよい。こ
れにより、インバータ一体型モータ1の組付け時間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、レゾルバステータ17bの突出部位がブラケット15に形成された開口部と嵌合されている。これにより、レゾルバステータ17bの組付け精度の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、端子台30に、レゾルバ17の信号線17c用の貫通孔35が形成されており、この貫通孔35は、複数のスリット32の配設領域よりも内側に設けられている。これにより、中央部で作業を行うことができるので、信号線17cの組付け作業性の向上を図ることができる。
ここで、図7は、本実施形態にかかるインバータ一体型モータ1の別の形態を模式的に示す説明図である。上述した実施形態では、レゾルバ17と回路基板25との間の電気的な接続を、貫通孔35を設け、信号線17cにて実現している。しかしながら、図7に示すように、端子台30には、複数のスリット32の配設領域よりも内側に、レゾルバステータ17bと電気的に接続するコネクタ17dを一体形成してもよい。このコネクタ17dには、回路基板25に通じる信号線17cの末端に設けられたコネクタが嵌め込まれることとなる。これにより、レゾルバの信号線17cの組付け作業性を向上することができる。
また、上述した各実施形態では、ステータコイル14aから交流端子26までのすべて経路を導線14にて接続している。しかしながら、端子台30に、例えばインサート成形などの手法により、バスリングを一体形成してもよい。このバスリングは、個々のステータコイル14a毎に、当該ステータコイル14aと交流端子26との電流経路の一部をなす機能を担うことができる。すなわち、バスリングの一方の端部をステータコイル14aと接続し、バスリングの他方の端部について導線14を介して交流端子26と接続することで、ステータコイル14aから交流端子26までの電流経路を形成することができる。
かかる構成によれば、交流端子26、ステータコイル14aに対する結線作業についてその作業性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態にかかるインバータ一体型モータについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
1 インバータ一体型モータ
10 モータケース
10a 端壁
10b 周側壁
10c 放熱フィン
11 ステータ
12 ロータ
14 導線
14a ステータコイル
15 ブラケット
15a 貫通孔
16 ベアリング
17 レゾルバ
20 インバータケース
20a 端壁
20b 周側壁
20c 放熱フィン
20d 開口
21 インバータ
22 パワーモジュール
26 交流端子
30 端子台
31 周縁部
32 スリット

Claims (10)

  1. ステータ及びロータを収容するモータケースと、
    軸心方向において前記モータケースと隣接して配置され、ステータコイルに電力を出力する複数のパワーモジュールを収容するインバータケースと、
    前記モータケースと前記インバータケースとの間に配設される隔壁と、
    絶縁材料から形成されており、前記パワーモジュールの出力端子と前記ステータコイルとの間に配索される複数の導線をそれぞれ固定する端子台と、を有し、
    前記パワーモジュールは、前記インバータケースにおいて前記隔壁と対向する端壁に設けられており、
    前記端子台は、前記隔壁の中央部に配設されるとともに、前記導線の配索経路となる複数のスリットが形成されることを特徴とするインバータ一体型モータ。
  2. 前記複数のスリットは、モータ中心を基準とする周方向に沿って等間隔で配置されることを特徴とする請求項1に記載されたインバータ一体型モータ。
  3. 前記スリットのそれぞれは、前記モータ中心に近づく程スリット幅が縮小するテーパー形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載されたインバータ一体型モータ。
  4. 前記隔壁は、複数の貫通孔を有しており、
    前記端子台は、前記隔壁の複数の貫通孔にそれぞれ挿入される複数の突起部を一体的に備えており、当該突起部のそれぞれには軸心方向に貫通する貫通孔が形成されて、前記複数の導線がそれぞれ挿通されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載されたインバータ一体型モータ。
  5. 前記隔壁は、前記ロータの一方の端部を回転可能に支持しており、
    前記端子台は、前記隔壁と向き合う面にレゾルバステータが配設されて、当該レゾルバステータが前記ロータの一方の端部に配設されるレゾルバロータの周囲に位置づけられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載されたインバータ一体型モータ。
  6. 前記端子台は、前記レゾルバステータが一体成形されることを特徴とする請求項5に記載されたインバータ一体型モータ。
  7. 前記レゾルバステータは、前記端子台から部分的に突出しており、当該突出部位が前記隔壁に形成された開口部と嵌合することを特徴とする請求項5又は6に記載されたインバータ一体型モータ。
  8. 前記端子台は、前記複数のスリットの配設領域よりも内側に、前記レゾルバステータと電気的に接続する信号線を引き出すための貫通孔を備えることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載されたインバータ一体型モータ。
  9. 前記端子台は、前記複数のスリットの配設領域よりも内側に、前記レゾルバステータと電気的に接続するコネクタが一体成形されることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載されたインバータ一体型モータ。
  10. 前記端子台は、バスリングが一体成形されており、当該バスリングが前記パワーモジュールの出力端子とステータコイルとの間の電流経路の一部をなすことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載されたインバータ一体型モータ。
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