JP2015031495A - スートブロワ装置およびその運転方法 - Google Patents

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【課題】ボイラ室内の温度が高い場合でも、ボイラ室のスペースを広くとる必要のないスートブロワ装置を提供する。
【解決手段】ボイラ室3の壁部2aに水平方向で挿入されて蒸気を噴出させる蒸気噴出管体5を、蒸気が供給される内管11と、この内管11を円筒状空間部13を有して外嵌された外管14とから構成される二重管構造となし、上記円筒状空間部13を仕切板により上下に仕切ると共にこれら仕切られた両半円筒状空間部13a,13bの先端部同士を連通させ、上記蒸気噴出管体5に、内管11に導かれる蒸気を外管14の表面から噴出させる蒸気噴出路6を多数形成し、上記内管11の基端部に蒸気および空気を供給し得る流体供給手段7を設けると共に、一方の半円筒状空間部13aに冷却水を供給し得る冷却流体供給管48及び他方の半円筒状空間部13bから冷却水を排出し得る冷却流体排出管49を具備したもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばボイラ室内に配置された伝熱管群の表面に付着した煤などの付着物を除去するためのスートブロワ装置に関するものである。
通常、ボイラ装置におけるボイラ室内には、伝熱管群の外面に付着した付着物を除去するためのスートブロワ装置が具備されている。
このスートブロワ装置は、伝熱管群の表面に向かって蒸気(水蒸気)を噴射し得る噴射ノズルが設けられたものである(例えば、特許文献1参照)。
具体的に説明すれば、内管と外管とからなる二重管構造が採用されたもので、内管からは空気が炉内に噴出されるとともに、内管と外管との間の環状空間部に外管を冷却するための蒸気を流すことにより、外管が焼損するのを防止するようにしたものである。しかしながら、蒸気を用いた冷却では、その設置付近での環境ガス温度が高いと、外管の表面温度が500℃以上になり、焼損(高温腐食)を防止できない場合がある。
このように、温度が500℃以上のように高い場合には、長抜差し型が採用されている。この長抜差し型のスートブロワ装置は、蒸気を噴射させながらボイラ室内を移動させるとともに、使用しないときにはボイラ室外に移動させるようにしたものであった。
特開2002−122302号公報
上述したように、ボイラ室内の温度が500℃以上と高い場合、長抜差し型を設置する必要があるが、ボイラ室のスペースを広くとる必要があった。具体的には、ボイラ室と建屋壁体との距離や、ボイラ炉芯間の距離を長くする必要があった。
そこで、本発明は、ボイラ室内の温度が高い場合でも、ボイラ室のスペースを広くとる必要のないスートブロワ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のスートブロワ装置は、ボイラ室内に設けられた伝熱管群の表面に蒸気を噴出させて当該表面に付着した煤などの付着物を落とすためのスートブロワ装置であって、
ボイラ室の壁部に水平方向で挿入されて蒸気を噴出させる蒸気噴出管体を、蒸気が供給される内管と、この内管を円筒状空間部を有して外嵌された外管とから構成される二重管構造となし、且つ上記円筒状空間部を仕切板により上下に仕切るとともにこれら仕切られた両半円筒状空間部の先端部同士を連通させ、
上記蒸気噴出管体に、内管に導かれる蒸気を外管の表面から噴出させる蒸気噴出路を複数形成し、
上記内管の基端部に蒸気および空気を供給し得る流体供給手段を設けるとともに、上記一方の半円筒状空間部に冷却水を供給し得る冷却水供給管および他方の半円筒状空間部から冷却水を排出し得る冷却水排出管を具備したものであり、
また上記スートブロワ装置におけるボイラ室の壁部に、蒸気噴出管体をその管軸心回りで回転自在に支持するとともに、上記蒸気噴出管体と冷却水供給管および冷却水排出管とを回転継手手段を介して接続したものである。
さらに、本発明のスートブロワ装置の運転方法は、上述したスートブロワ装置の運転方法であって、
非スートブロー時には、冷却水を一方の半円筒状空間部に供給して他方の半円筒状空間部から排出させることにより蒸気噴出管体の冷却を行い、
スートブロー時には、
冷却水の供給を停止した後、流体供給手段を介して蒸気を内管に供給し蒸気噴出路から噴出させる方法であり、
また上述した運転方法における非スートブロー時には、冷却水を一方の半円筒状空間部に供給して他方の半円筒状空間部から排出させることにより蒸気噴出管体の冷却を行い、
スートブロー時には、
冷却水の供給を停止した後、蒸気噴出管体を回転させるとともに流体供給手段を介して蒸気を内管に供給し蒸気噴出路から噴出させる方法である。
このように、スートブロワ装置における蒸気噴出管体を二重管構造にするとともに、内筒と外筒との間の円筒状空間部に冷却水を供給し得るようにしたので、ボイラ室内が500℃以上の高温であっても、蒸気噴出管体を保護することができる。つまり、ボイラ室内の温度が高い場合には、本来なら、長抜き差し型を配置する必要があったにも拘わらず、定置式のスートブロワ装置を設置することができるので、ボイラ室のスペースを広くする必要がない。
本発明の実施例に係るスートブロワ装置の全体構成を示す模式図である。 同スートブロワ装置の断面図である。 同スートブロワ装置の蒸気噴出管体の要部断面図である。 同スートブロワ装置の冷却流体供給手段の構成を示す要部断面図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。 図4のC−C断面図である。 図4のD−D断面図である。 図2のE−E矢視図である。
以下、本発明の実施例に係るスートブロワ装置およびその運転方法を図1〜図9に基づき説明する。
本実施例に係るスートブロワ装置およびその運転方法は、例えばごみ焼却炉の排ガス通路である煙道に設置されたボイラ部としてのエコノマイザに設けられた伝熱管群のスートブローを行うものとして説明する。
図1および図2に示すように、このスートブロワ装置1には、ごみ焼却炉(図示せず)における煙道2の一部として形成されたボイラ室3内に設けられた伝熱管群4の表面に蒸気を噴出させて当該表面に付着した煤などの付着物を落とすために、ボイラ室3の壁部でもある煙道2の壁部2aに水平方向で挿入されて蒸気を噴出させる蒸気噴出管体5と、この蒸気噴出管体5にスートブロー用の蒸気およびパージ用空気を供給し得る流体供給手段7および冷却水などの冷却流体を供給し得る冷却流体供給手段8とが具備されている。
上記蒸気噴出管体5は、図2〜図8に示すように、壁部2aへの取付側である基端側が開口されるとともにボイラ室3内である先端側が円形の閉塞材12により閉塞されてその基端側開口部11aから蒸気が供給されるようにされた内管11と、この内管11を略全体に亘って覆うように設けられて当該内管11との間で円筒状空間部(環状空間部とも言える)13を有するように外嵌され且つ先端側が円形の閉塞材15により閉塞された外管14とから構成された二重管構造にされている。なお、閉塞材12と外管14との間にはスペーサ16が4箇所に配置されており、また外管14と内管11との間の円筒状空間部13の基端側は環状の閉塞材17により閉塞されている。
そして、上記円筒状空間部13は、その管軸方向で配置される一対の仕切板18により上下に仕切られて一対の半円筒状空間部13a,13bが形成されるとともにこれら仕切られた両半円筒状空間部13a,13bの先端部分が仕切板18が設けられていない連通部13cとされ、両半円筒状空間部13a,13bは互いに連通されている。
さらに、この蒸気噴出管体5には、図3に示すように、内管11に導かれた蒸気を外管14の表面から噴出させる蒸気噴出路(蒸気噴出穴ともいえる)6が複数個形成されている。なお、この蒸気噴出路6は、伝熱管群4の管同士の間の位置となるように且つ円周方向で等角度おきに多数(複数個)設けられている。具体的に説明すれば、内管11と外管14との同一の対応箇所にはそれぞれ穴11b,14bが形成されるとともに、これら両穴11b,14b同士が、例えば管状の連通材19により互いに連通されている。なお、この連通材19を設ける替わりに、耐熱合金などの溶接材料により肉盛り溶接により穴部としての蒸気噴出路6を形成してもよい。
ところで、上記蒸気噴出管体5は壁部2aに回転可能に挿通されており、したがって上記流体供給手段7には、蒸気噴出管体5を回転させ得るとともに当該蒸気噴出管体5に蒸気およびパージ用の空気を供給し得る機能(機構)が具備されている。
すなわち、上記流体供給手段7は、図2に示すように、蒸気噴出管体5の内管11の端部に設けられたフランジ20にフランジ22を介して接続されるとともに途中に被動歯車(例えば、平歯車が用いられる)23が取り付けられた短管(接続管、駆動用管ともいえる)21と、蒸気を下方から導き得る鉛直穴25aおよび当該鉛直穴25aに連通され且つ蒸気噴出管体5の内管11に接続される短管21を水平方向で挿入し得る水平穴25bを有する弁箱25と、この弁箱25の水平穴22bに挿入された弁座26と、弁箱25内に棒状ガイド部27aを介して水平方向で移動可能に配置されるとともにその先端に弁座26を開閉自在な弁部27bが設けられた弁体27と、弁体27の棒状ガイド部27aに取り付けられた弁部27bを弁座26に付勢するための付勢部材(図示しないが、例えばばね材などが用いられる)と、上記被動歯車23に噛合する駆動歯車(ピニオンである)28を減速機29を介して回転させる電動機30と、上記被動歯車23の回転に連動して上記弁体27を自動的に開閉させる開閉連動手段(開閉連動機構といえる)31とから構成されている。
この開閉連動手段31は、被動歯車23が一回転した際に、カム機構を介して、その回転している間だけ弁体27を開き、弁箱25の鉛直穴25aに接続された蒸気供給管61からの蒸気を内管11内に供給し得るように構成されたものである。
すなわち、弁箱25の側面には支持軸32を介してL字形状のレバー33が鉛直面内で揺動自在に設けられ、図2および図9に示すように、このレバー33の一端部33aと弁体27の棒状ガイド部27aとがアーム34を介して連結されるとともに、このレバー33の他端部33bには上記被動歯車23の内周部分に形成された円形状のカム面23aに案内されるカムフォロワ35が設けられている。なお、カム面23aには切欠部23bが設けられており、またレバー33の他端側のカムフォロワ35を被動歯車23の外側(図9では下側)に付勢するための付勢部材として例えば引張ばね36が弁箱25とレバー33の中間部とに亘って設けられている。
したがって、被動歯車23が一回転すると、カム面23aの切欠部23bに位置しているカムフォロワ35がカム面23aに乗り上がり(図9の仮想線にて示す)、つまり引張ばね36に抗してカムフォロワ35が被動歯車23の回転中心側に移動するため、レバー33の一端部33aが後方に傾動する。レバー33が後方に傾動すると、アーム34を介して棒状ガイド部27aが後方に移動して弁部27bが開かれ、したがって蒸気供給管61から蒸気が内管11内に流入することになる。なお、図示していないが、被動歯車23すなわち蒸気噴出管体5が一回転すると、電動機30が自動的に停止するように、リミットスイッチが設けられている。例えば、短管21のフランジ22に対応してリミットスイッチが設けられるとともに、フランジ22にリミットスイッチ用の作動片が設けられている。
また、図1および図2に示すように、弁箱25の水平穴25bに対応する側部には空気を供給するための空気供給管62が接続されており、その途中にはチェック弁(逆止弁である)63が配置されて空気の圧力がクラッキング圧以上になると自動的にパージ用の空気が内管11に流入するようにされている。なお、短管21は弁座26内に回転自在に挿入されているとともに、空気供給管62は弁座26内に連通されている。すなわち、短管21が回転した場合でも、弁座26は弁箱25の水平穴25bに固定されており、また空気供給管62からの空気を供給し得るようにされている。
上記冷却流体供給手段8は、図2〜図8に示すように、回転する蒸気噴出管体5に冷却水などを供給するためのもので、外筒14の表面に前後一対の軸受41を介して筒状体42が回転自在に設けられ、この筒状体42の内面の前後位置には環状溝43A,43Bがそれぞれ形成されるとともに、これら各環状溝43A,43Bにそれぞれ連通する穴部44A,44Bが形成されるとともに、これら穴部44A,44Bにはそれぞれ短管部46,47が接続されている。
上記一方の短管46には冷却水および空気を供給し得る冷却流体供給管48が接続され、また他方の短管47には冷却水および空気を排出し得る冷却流体排出管49が接続されている。なお、図1に示すように、冷却流体供給管48は冷却水供給管48aに空気供給管48bが接続されたもので、それぞれ開閉弁50A,50Bが設けられている。
そして、この蒸気噴出管体5によるスートブロー作業を自動的に行うための制御部51が具備されている。
すなわち、この制御部51は、スートブローを開始する際に、まず、空気供給管48bに設けられた開閉弁50Bを操作して空気を円筒状空間部13に供給して冷却水をパージする指令を出力し、または所定時間経過後に、電動機30を回転させる回転指令を出力するものであり、さらには、被動歯車23が一回転したことを検出するリミットスイッチからの信号を検出した際には電動機30を停止させるとともに、この後(スートブローの終了時に)、冷却水供給管48aの開閉弁50Aを開いて円筒状空間部13内に冷却水を供給する供給信号を出力するものである。
なお、流体供給手段7および冷却流体供給手段8は、例えば煙道2の壁部2aに連結材71を介して取り付けられた支持ブラケット72に支持されている。
上記構成において、スートブロワ装置の運転方法、言い換えれば、スートブロー作業について説明する。
スートブロー作業を行わない場合、つまり、非スートブロー作業時においては、冷却流体供給管48より冷却水が円筒状空間部13に供給されている。
すなわち、冷却水供給管48aより冷却水が一方(下方)の半円筒状空間部13aに供給されており、この冷却水は連通部13cを介して他方(上方)の半円筒状空間部13bに供給された後、冷却流体排出管49より排出される。つまり、非スートブロー作業時に、蒸気噴出管体5は冷却され高温から保護されている。
次に、スートブロー作業を行う場合について説明する。
まず、開閉弁50Aを閉じて冷却水の供給を停止した後、開閉弁50Bを開いて空気供給管48bより空気を円筒状空間部13に供給して冷却水を排出する。次に、タイマーにより一定時間経過すると(つまり、蒸気噴出管体5の温度がスートブロー蒸気温度以上に、例えば200℃以上になると)、電動機30により被動歯車23を回転させる。被動歯車23が回転すると、カム機構により弁部27bが開き、蒸気供給管61より蒸気が内管11に供給されて、蒸気噴出路6から外側に噴出される。すなわち、伝熱管群4の表面に付着した煤などの付着物の除去が行われる。
蒸気噴出管体5が一回転すると、カム機構により弁部27bが閉じられる。このとき、内管11内の圧力が低下してチェック弁63のクラッキング圧力よりも低くなると、チェック弁63が開き、空気供給管62より空気が内管11に供給されて蒸気がパージされる。
そして、スートブロー作業が終わると、再び、冷却水が筒状体42に供給され蒸気噴出管体5の冷却が行われる。
このように、スートブロワ装置における蒸気噴出管体5を二重管構造にするとともに、内筒11と外筒14との間の円筒状空間部13に冷却水を供給し得るようにしたので、ボイラ室3内が500℃以上の高温であっても、蒸気噴出管体5を保護することができる。つまり、ボイラ室3内の温度が高い場合には、本来なら、長抜き差し型を配置する必要があったにも拘わらず、定置式のスートブロワ装置を設置することができるので、ボイラ室3のスペースを広くする必要がない。具体的には、ボイラ室と建屋壁体との距離や、ボイラ炉芯間の距離を長くする必要がない。つまり、ボイラ装置(ボイラ部)のコンパクト化を図ることができる。
ところで、上記実施例においては、スートブローを開始する際に、冷却水を排出させた後、タイマーを用いて所定時間経過させることにより、蒸気噴出管体5の温度を所定温度に上昇させるように説明したが、例えば蒸気噴出管体5の表面に熱電対などの温度検出器を設けておき、その表面温度が所定温度(例えば、200℃)以上になった場合に、蒸気噴出管体5を回転させるとともに蒸気を供給するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、冷却水を円筒状空間部に下方から上方に流すとともに空気によりパージするように説明したが、逆に、上方から下方に流すようにして冷却水を重力により自然に排出させてパージを行わないようにしてもよい。
1 スートブロワ装置
2 煙道
2a 壁部
3 ボイラ室
4 伝熱管群
5 蒸気噴出管体
6 蒸気噴出路
7 流体供給手段
8 冷却流体供給手段
11 内管
13 円筒状空間部
13a 半円筒状空間部
13b 半円筒状空間部
13c 連通部
14 外管
18 仕切板
23 被動歯車
23a カム面
25 弁箱
26 弁座
27 弁体
28 駆動歯車
30 電動機
31 開閉連動手段
33 レバー
34 アーム
35 カムフォロワ
42 筒状体
48 冷却流体供給管
48a 冷却水供給管
48b 空気供給管
49 冷却流体排出管
51 制御部
61 蒸気供給管
62 空気供給管
63 チェック弁

Claims (4)

  1. ボイラ室内に設けられた伝熱管群の表面に蒸気を噴出させて当該表面に付着した煤などの付着物を落とすためのスートブロワ装置であって、
    ボイラ室の壁部に水平方向で挿入されて蒸気を噴出させる蒸気噴出管体を、蒸気が供給される内管と、この内管を円筒状空間部を有して外嵌された外管とから構成される二重管構造となし、且つ上記円筒状空間部を仕切板により上下に仕切るとともにこれら仕切られた両半円筒状空間部の先端部同士を連通させ、
    上記蒸気噴出管体に、内管に導かれる蒸気を外管の表面から噴出させる蒸気噴出路を複数形成し、
    上記内管の基端部に蒸気および空気を供給し得る流体供給手段を設けるとともに、上記一方の半円筒状空間部に冷却水を供給し得る冷却水供給管および他方の半円筒状空間部から冷却水を排出し得る冷却水排出管を具備したことを特徴とするスートブロワ装置。
  2. ボイラ室の壁部に、蒸気噴出管体をその管軸心回りで回転自在に支持するとともに、上記蒸気噴出管体と冷却水供給管および冷却水排出管とを回転継手手段を介して接続したことを特徴とする請求項1に記載のスートブロワ装置。
  3. 請求項1に記載のスートブロワ装置の運転方法であって、
    非スートブロー時には、冷却水を一方の半円筒状空間部に供給して他方の半円筒状空間部から排出させることにより蒸気噴出管体の冷却を行い、
    スートブロー時には、
    冷却水の供給を停止した後、流体供給手段を介して蒸気を内管に供給し蒸気噴出路から噴出させることを特徴とするスートブロワ装置の運転方法。
  4. 請求項2に記載のスートブロワ装置の運転方法であって、
    非スートブロー時には、冷却水を一方の半円筒状空間部に供給して他方の半円筒状空間部から排出させることにより蒸気噴出管体の冷却を行い、
    スートブロー時には、
    冷却水の供給を停止した後、蒸気噴出管体を回転させるとともに流体供給手段を介して蒸気を内管に供給し蒸気噴出路から噴出させることを特徴とするスートブロワ装置の運転方法。
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